JP5051022B2 - 非接触icカードリードライト装置 - Google Patents

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本発明は、非接触ICカードを読み取りすることが可能なものであって、旅客機の機内販売において使用することが可能な非接触ICカードリードライト装置に関する。
旅客機の機内販売においては、乗務員は、機内販売する各種の商品をカート毎(乗務員毎)に管理している。そして、乗務員は、メモリカード等を用いて販売履歴情報を携帯端末間で共有化して販売数量を確認しながら、客が所持するクレジットカード、即ち、磁気カードや接触ICカードを携帯端末で読み取って決済することにより、商品の販売業務を行なっている。
特開2007−15775号公報
近年、非接触ICカードからなる電子マネーカードを使用して小額決済運用が行なわれるようになっており、機内販売においても、非接触ICカードを使用した決済が利用できることが要望されている。これに対応するためには、携帯端末に、非接触ICカードとの通信に必要な13.56MHzの電磁波出力機能を組み込む必要がある。
しかし、旅客機の安全運航のために、旅客機の客室内(機内)で使用可能な機器の電磁波出力が規制されており、非接触ICカードを読み取るための電磁波をほとんど出力できない程度に規制されている。このため、機内で非接触ICカードを読み取り可能な携帯端末を使用するには、電磁波が外部に漏れないように完全にシールドできるシールドボックスを用意し、このシールドボックス内に携帯端末と非接触ICカードを収容した状態で携帯端末を動作させる必要がある。
この場合、機内では、携帯端末を誤って操作しても電磁波を出力させないような構成の端末にする必要がある。しかし、非接触ICカードを読み取り可能な携帯端末を単純にシールドボックス内に収容する構成では、誤操作や、落下衝撃による電気的導通などにより携帯端末が誤動作して、電磁波を出力してしまうおそれがあった。
そこで、本発明の目的は、非接触ICカードを読み取り可能な端末が誤操作等により誤動作して電磁波を出力してしまうことを確実に防止できる非接触ICカードリードライト装置を提供することにある。
請求項1の発明によれば、電波を遮断する機能を有し、端末収納部とこの端末収納部の出し入れ口を開閉する蓋とから構成されたシールドボックスと、前記端末収納部内に収容された非接触ICカードリードライト端末と、前記蓋の内部に配設され、前記蓋の内部に収容された非接触ICカードと通信するアンテナと、前記アンテナを前記非接触ICカードリードライト端末に接続するものであって、前記蓋が前記端末収納部の出し入れ口を閉塞したときに接続状態となり、閉塞していないときには非接続状態となる接続装置とを備えたので、非接触ICカードを読み取る端末が誤操作等により誤動作して電磁波を出力してしまうことを確実に防止できる。
上記構成の場合、請求項2の発明のように、前記接続装置は、前記蓋に設けられ前記アンテナに接続された蓋側接点と、前記端末収納部に設けられ前記非接触ICカードリードライト端末に接続された端末収納部側接点とを備え、前記蓋が前記端末収納部の出し入れ口を閉塞したときに前記蓋側接点と前記端末収納部側接点が接触し、閉塞していないときには前記2つの接点が離間するように構成されていることが好ましい。
請求項3の発明によれば、前記蓋が前記端末収納部の出し入れ口を閉塞した状態を保持するロックピンを備えたので、蓋が衝撃力等により誤って開放してしまうことを極力防止できる。
また、請求項4の発明のように、前記接続装置は、前記非接触ICカードリードライト端末に設けられた本体コネクタと、この本体コネクタに差し込み接続されるものであって前記端末収納部側接点に接続されたコネクタとを備え、前記本体コネクタに前記コネクタが差し込み接続されたときに、前記非接触ICカードリードライト端末内のリードライト部に前記端末収納部側接点が接続され、前記本体コネクタから前記コネクタが取り外されたときに、前記リードライト部と前記非接触ICカードリードライト端末内に設けられた内部アンテナとが非接続となるように構成されていることがより一層好ましい。
請求項5の発明によれば、前記本体コネクタに差し込み接続されたときに、前記リードライト部と前記内部アンテナとを接続するアダプタを備えるように構成したので、非接触ICカードリードライト端末を単体で汎用端末として使用することが可能である。
以下、本発明を機内販売用の非接触ICカードリードライト装置に適用した一実施例について、図面を参照しながら説明する。まず、図1及び図2は、本実施例の非接触ICカードリードライト装置1の全体構成を概略的に示す図である。図1及び図2に示すように、非接触ICカードリードライト装置1は、端末収納部2とこの端末収納部2の出し入れ口2aを開閉する蓋3とから構成されたシールドボックス4と、端末収納部2内に収容された非接触ICカードリードライト端末5と、蓋3の内部に配設されたアンテナ6と、アンテナ6を非接触ICカードリードライト端末5に接続する接続装置7とを備えて構成されている。
シールドボックス4は、シールド材である例えば金属部材で形成されており、図2に示すように、その端末収納部2は有底円筒状に構成され、その上端部2bの外径寸法は他の部分の外径寸法よりも少し小さく構成されている。蓋3は、有底短円筒状に構成されており、端末収納部2の上端部2bの外周部に嵌合されることにより、端末収納部2の出し入れ口2aを閉塞している。
端末収納部2の上端部2bの外周面部には、図2に示すように、ロックピン7が出没可能に突設されている。このロックピン7は、図示しないばねにより突出方向に付勢されている。蓋3の周壁部には、図2に示すように、ロックピン7を案内するL字状のピン案内溝8が形成されている。蓋3を端末収納部2の上端部2bに嵌合させる場合、図3(a)、(b)、(c)に示すように、ロックピン7をピン案内溝8の縦溝部8a内に案内させた後、蓋3を回転させて、ロックピン7をピン案内溝8の横溝部8b内に案内させる。そして、図3(d)に示すように、ロックピン7を沈み込ませながら横溝部8bの幅狭部8cを通して、ロックピン7を横溝部8bの最奥部8dに位置させる。この場合、多少の外力が作用しても、ロックピン7が最奥部8dに位置したままとなるので、蓋3が開放方向へ移動することがない。
尚、端末収納部2の外周部の段部2cには、図1に示すように、スプリングシールド9が配設されている。また、蓋3の内底部の最外周部にも、図1に示すように、スプリングシールド10が配設されている。蓋3を端末収納部2の上端部2bに嵌合させて上述したようにして閉塞すると、蓋3の下端が端末収納部2の段部2cのスプリングシールド9に当接すると共に、端末収納部2の上端部2bの上端が蓋3の内底部のスプリングシールド10に当接する構成となっている。これにより、蓋3と端末収納部2とが電気的に接続されるように構成されている。
蓋3の内底部には、アンテナ基板11が固定されており、このアンテナ基板11上にアンテナ6(図6参照)が設けられている。アンテナ基板11の図1中の左端部には、突片部13が下方へ向けて突設されており、この突片部13上には、2個の蓋側接点14、14が配設されている。これら2個の蓋側接点14、14は、リード線(図示しない)を介してアンテナ6の両端に接続されている。
また、蓋3の内底部(のアンテナ基板11上)には、図4及び図5に示すように、非接触ICカード16を出し入れ可能に収容するカード収容袋17の一端部が取り付けられている。カード収容袋17は、上記一端部を支点として回動させることが可能なように構成されている。カード収容袋17のうちのアンテナ基板11に当接する側の面と、アンテナ基板11の上面とには、マジックテープ(登録商標)18、18が設けられており、非接触ICカード16を収容したカード収容袋17をアンテナ基板11に当接させた状態を保持できるように構成されている。
さて、端末収納部2内の上端部2bの内周面部には、蓋3の閉塞状態で該蓋3の突片部13と対向するように、突片部19が内方へ向けて突設されている。この突片部19上には、2個の端末収納部側接点20、20が配設されており、これら2個の端末収納部側接点20、20は、リード線21、21を介してインピーダンスマッチング回路22に接続されている。
この構成の場合、蓋3を端末収納部2の上端部2bに嵌合させて、図3(a)、(b)に示すように、ロックピン7をピン案内溝8の縦溝部8a内に案内させると、蓋3の突片部13と端末収納部2の突片部19とが対向する。この後、蓋3を回転させて、図3(c)、(d)に示すように、ロックピン7をピン案内溝8の横溝部8b内に案内させてから、ロックピン7を横溝部8bの最奥部8dに位置させると、即ち、蓋3で端末収納部2の出し入れ口2aを閉塞すると、蓋3の突片部13の蓋側接点14と端末収納部2の突片部19の端末収納部側接点20とが接続する。この場合、接点14、20間の接続性を向上させるために、接点14、20のうちの少なくとも一方の接点として、ばね付き接点を使用することが好ましい。
上記構成の場合、蓋側接点14を有する突片部13、並びに、端末収納部側接点20を有する突片部19等から接続装置23が構成されている。この接続装置23は、蓋3が端末収納部2の出し入れ口2aを閉塞したときに接続状態(オン状態)となり、閉塞していないときには非接続状態(オフ状態)となるように構成されている。
また、非接触ICカードリードライト端末5は、端末収納部2内にマジックベルト24により着脱可能に固定されている。非接触ICカードリードライト端末5とインピーダンスマッチング回路22との間は、ケーブル25を介して接続されている。尚、端末収納部2内には、クッション材26が設けられている。
上記非接触ICカードリードライト端末5は、非接触ICカード16に対して情報を読み書きする機能を有する携帯情報端末で構成されており、その具体的構成について、図6及び図7を参照して説明する。
図6に示すように、非接触ICカードリードライト端末5の本体27内には、メイン制御回路28、内部アンテナ29等が設けられている。本体12の側面の図6中の左端部には、蓋3のアンテナ6(外部アンテナ)接続用の本体コネクタ30が設けられている。本体コネクタ30は、例えば汎用回転式ロックオン/オフコネクタや、汎用プッシュ式ロックオン/オフコネクタで構成されている。尚、本体27の上面には、各種の操作キーや液晶ディスプレイ等が設けられている。
メイン制御回路28は、キー入力を処理する機能、液晶ディスプレイを表示制御する機能、ブザーを鳴動制御する機能、バイブレータを駆動制御する機能、外部通信I/F機能、バッテリーを制御する機能、メモリをリード/ライト処理する機能、送受信デコード処理する機能、メイン処理部通信制御する機能、ICカードデータ処理する機能等を備えている。内部アンテナ28は、ワイヤコイルアンテナや基板パターンアンテナ等で構成されており、電子マネーやクレジットカード等の非接触ICカードと通信可能なアンテナである。
ここで、図7に示すように、メイン制御回路28と内部アンテナ29との間には、本体コネクタ30並びにインピーダンスマッチング回路31が設けられている。本体コネクタ30に対して、何も接続していない状態では、図7に示すように、メイン制御回路28とインピーダンスマッチング回路22(即ち、内部アンテナ29)との間は、非接続状態になっている。この非接続状態では、非接触ICカードリードライト端末5を操作しても、内部アンテナ29から電磁波が出力されることはなく、非接触ICカードを読み取ることができない。
一方、端末収納部2内において、非接触ICカードリードライト端末5とインピーダンスマッチング回路22との間を接続するケーブル25のうちの非接触ICカードリードライト端末5側の端部には、非接触ICカードリードライト端末5の本体コネクタ30に接続可能なコネクタ32が設けられている。このコネクタ32は、図9に示すように、プリント配線基板33とピン34から構成されている。
上記コネクタ32を、非接触ICカードリードライト端末5の本体コネクタ30に接続すると、図8に示すように、本体コネクタ30の接点(c−a)間がオンし、メイン制御回路28とインピーダンスマッチング回路22との間が接続状態になる。この状態で、蓋3が端末収納部2の出し入れ口2aを閉塞していれば、メイン制御回路28とインピーダンスマッチング回路22と蓋3側のアンテナ6との間が接続状態になる。この接続状態では、非接触ICカードリードライト端末5を動作させて、アンテナ6から電磁波を出力させることにより、蓋3内の非接触ICカード16を読み取ることができる。この構成の場合、前記した接続装置23は、ケーブル25と、コネクタ32と、非接触ICカードリードライト端末5の本体コネクタ30とを含めて構成されている。
次に、図11に示すような、プリント配線基板35とピン36とから構成されたアダプタ37を、上記非接触ICカードリードライト端末5の本体コネクタ30に接続すると、図10に示すように、本体コネクタ30の接点(c−b)間がオンし、メイン制御回路28とインピーダンスマッチング回路31(即ち、内部アンテナ29)との間が接続状態になる。この接続状態では、非接触ICカードリードライト端末5を操作して、内部アンテナ29から電磁波を出力させることにより、非接触ICカードを読み取ることができる。つまり、アダプタ37を本体コネクタ30に接続すると、非接触ICカードリードライト端末5を単体で汎用の携帯情報端末として使用することができる。
次に、上記した構成の動作を、図12のフローチャートも参照しながら説明する。尚、図12のフローチャートは、非接触ICカードリードライト端末5の制御及び作業者の手順を示すフローチャートである。
まず、図12のステップS10において、非接触ICカードリードライト端末5(携帯端末)の本体コネクタ30にアダプタ37が接続されておれば、そのアダプタ37を取り外し(シールドボックス4のケーブル25のコネクタ32を接続可能な状態として)、カードアクセス処理を開始する。
続いて、ステップS20へ進み、アンテナ接続判定の処理を行ない、ステップS30へ進み、アンテナが未接続であるか否かを判断する。ここで、アンテナの接続判定は、例えば次のようにして行なわれる。接続判定用の電波信号をメイン制御回路28から送出した後、その電波信号を入力許可すると、アンテナが接続されているときには、電波信号(送信データノイズ)有りとなり、アンテナが接続されていないときには、電波信号(送信データノイズ)無しとなる。従って、電波信号(送信データノイズ)が検出されたときには、アンテナが接続されていると判断し、電波信号(送信データノイズ)が検出されないときには、アンテナが接続されていないと判断する。
さて、今の場合、アンテナが未接続であるから、ステップS30において「YES」へ進み、ステップS40へ進む。尚、ステップS30において、何らかの異常で、アンテナが接続されていると判断されたら、ステップS30にて「NO」へ進み、ステップS60へ進み、異常処理を実行する、例えば非接触ICカードリードライト端末5内に設けられたバイブレータを異常報知用の振動態様で駆動する。そして、ステップS20へ戻る。
さて、ステップS40へ進むと、ここで、非接触ICカードリードライト端末5(携帯端末)の本体コネクタ30に、シールドボックス4のケーブル25のコネクタ32を接続すると共に、非接触ICカードリードライト端末5を端末収納部2内に収容しマジックベルト24で固定する。続いて、ステップS50へ進み、読み取る非接触ICカード16をシールドボックス4の蓋3内にセットする。具体的には、非接触ICカード16を蓋3のカード収容袋17内に収容し、このカード収容袋17を蓋3の内底面(アンテナ6上)にマジックテープ18を介して貼り付ける。
そして、ステップS70へ進み、シールドボックス4の蓋3により端末収納部2の出し入れ口2aを閉塞する。この蓋3の閉塞完了により、蓋3内のアンテナ6が非接触ICカードリードライト端末5(のメイン制御回路28)に接続される。次いで、ステップS80へ進み、アンテナ接続判定の処理(ステップS20と同様の処理)を行ない、ステップS90へ進み、アンテナが接続されているか否かを判断する(ステップS30と同様の判断)。ここで、アンテナが接続されていると判断されたら、「YES」へ進み、ステップS100へ進み、非接触ICカード16にアクセスする処理(非接触ICカード16に対して読み書きする処理)を実行する。
続いて、ステップS110へ進み、アクセス処理が終了したか否かを判断し、終了したと判断されたときには、「YES」へ進み、ステップS120へ進み、正常完了処理を行なう。この場合、例えば非接触ICカードリードライト端末5内に設けられたバイブレータを正常報知用の振動態様で駆動する。
一方、ステップS110において、処理が終了していないと判断されたときには、「NO」へ進み、ステップS150へ進み、リトライ処理するか否かを判断する。ここで、リトライする場合には、「YES」へ進み、ステップS100へ戻り、上述した処理を繰り返す。また、ステップS150において、リトライしない場合には、「NO」へ進み、ステップS160へ進み、異常処理を実行する、例えば非接触ICカードリードライト端末5内に設けられたバイブレータを異常報知用の振動態様で駆動する。
また、ステップS90において、アンテナが接続されていないと判断されたら、「NO」へ進み、ステップS130へ進み、異常処理を実行する、例えば非接触ICカードリードライト端末5内に設けられたバイブレータを異常報知用の振動態様で駆動する。そして、ステップS140へ進み、リトライ処理するか否かを判断し、ここで、リトライする場合には、「YES」へ進み、ステップS70へ戻り、上述した処理を繰り返す。また、ステップS140において、リトライしない場合には、「NO」へ進み、ステップS160へ進み、異常処理を実行する。
このような構成の本実施例によれば、非接触ICカードリードライト端末5をシールドボックス4内に収容し、蓋3を完全に閉塞した状態でのみ、非接触ICカード16にアクセスすることが可能なように構成したので、蓋3が開放されているときには、アンテナ6と非接触ICカードリードライト端末5とが非接続状態となる。従って、非接触ICカードリードライト端末5が誤操作されたり、誤動作したとしても、アンテナ6から電磁波が出力されることを確実に防止できる。
また、上記実施例では、接続装置23は、蓋3に設けられアンテナ6に接続された蓋側接点14と、端末収納部2に設けられ非接触ICカードリードライト端末5に接続された端末収納部側接点20とを備え、蓋3が端末収納部2の出し入れ口2aを閉塞したときに蓋側接点14と端末収納部側接点20が接触し、閉塞していないときには前記2つの接点14、20が離間するように構成されている。この構成によれば、接続装置23を簡単な構成にて容易に実現することができる。
更に、上記実施例においては、蓋3が端末収納部2の出し入れ口2aを閉塞した状態を保持するロックピン7を設けたので、蓋3が衝撃力等により誤って開放されてしまうことを極力防止できる。
また、上記実施例では、非接触ICカードリードライト端末5の本体コネクタ30からシールドボックス4のケーブル25のコネクタ32が取り外されたときに、メイン制御回路28(リードライト部)と非接触ICカードリードライト端末5内に設けられた内部アンテナ29とが非接続となるように構成したので、機内で誤ってシールドボックス4から非接触ICカードリードライト端末5を取り出して単体で使用しようとしたとしても、電磁波が内部アンテナ29から出力されることを防止できる。
更に、上記実施例では、アダプタ37を非接触ICカードリードライト端末5の本体コネクタ30に差し込み接続することにより、メイン制御回路28と内部アンテナ29とを接続するように構成したので、非接触ICカードリードライト端末5を単体で汎用情報端末として使用することが可能である。
ところで、シールドボックスに非接触ICカードを読み取り可能な機能を組み込むと共に、誤動作が生じないように構成した機内専用端末を開発することが考えられる。しかし、このような構成の機内専用端末は、製造コストがかなり高くなるという問題点があった。
これに対して、上記実施例によれば、汎用情報端末に本体コネクタ30を設けると共に、メイン制御回路28に組み込む制御プログラムを図12の制御を実現するように構成するだけで済むので、端末の製造コストを大幅に低減することができる。
本発明の一実施例を示す非接触ICカードリードライト装置(蓋を外した状態)の縦断面図 非接触ICカードリードライト装置(蓋を外した状態)の斜視図 蓋を閉塞するときの動作を説明する図 蓋の内面図 蓋の断面図 非接触ICカードリードライト端末の側面図 非接触ICカードリードライト端末の電気的構成を示す図 非接触ICカードリードライト装置の電気的構成を示す図 コネクタの側面図 アダプタを接続した非接触ICカードリードライト端末の電気的構成を示す図 アダプタの側面図 非接触ICカードリードライト端末の制御及び作業者の手順を示すフローチャート
符号の説明
図面中、1は非接触ICカードリードライト装置、2は端末収納部、3は蓋、4はシールドボックス、5は非接触ICカードリードライト端末、6はアンテナ、7はロックピン、8はピン案内溝、9、10はスプリングシールド、11はアンテナ基板、12はアンテナ、13は突片部、14は接点、15はリード線、16は非接触ICカード、17はカード収容袋、18はマジックテープ、19は突片部、20は接点、21はリード線、22はインピーダンスマッチング回路、23は接続装置、24はマジックベルト、25はケーブル、27は本体、28はメイン制御回路、29は内部アンテナ、30は本体コネクタ、31はインピーダンスマッチング回路、32はコネクタ、33はプリント配線基板、34はピン、35はプリント配線基板、36はピン、37はアダプタを示す。

Claims (5)

  1. 電波を遮断する機能を有し、端末収納部とこの端末収納部の出し入れ口を開閉する蓋とから構成されたシールドボックスと、
    前記端末収納部内に収容された非接触ICカードリードライト端末と、
    前記蓋の内部に配設され、前記蓋の内部に収容された非接触ICカードと通信するアンテナと、
    前記アンテナを前記非接触ICカードリードライト端末に接続するものであって、前記蓋が前記端末収納部の出し入れ口を閉塞したときに接続状態となり、閉塞していないときには非接続状態となる接続装置とを備えてなる非接触ICカードリードライト装置。
  2. 前記接続装置は、前記蓋に設けられ前記アンテナに接続された蓋側接点と、前記端末収納部に設けられ前記非接触ICカードリードライト端末に接続された端末収納部側接点とを備え、前記蓋が前記端末収納部の出し入れ口を閉塞したときに前記蓋側接点と前記端末収納部側接点が接触し、閉塞していないときには前記2つの接点が離間するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の非接触ICカードリードライト装置。
  3. 前記蓋が前記端末収納部の出し入れ口を閉塞した状態を保持するロックピンを備えたことを特徴とする請求項1または2記載の非接触ICカードリードライト装置。
  4. 前記接続装置は、前記非接触ICカードリードライト端末に設けられた本体コネクタと、この本体コネクタに差し込み接続されるものであって前記端末収納部側接点に接続されたコネクタとを備え、前記本体コネクタに前記コネクタが差し込み接続されたときに、前記非接触ICカードリードライト端末内のリードライト部に前記端末収納部側接点が接続され、前記本体コネクタから前記コネクタが取り外されたときに、前記リードライト部と前記非接触ICカードリードライト端末内に設けられた内部アンテナとが非接続となるように構成されていることを特徴とする請求項2記載の非接触ICカードリードライト装置。
  5. 前記本体コネクタに差し込み接続されたときに、前記リードライト部と前記内部アンテナとを接続するアダプタを備えたことを特徴とする請求項4記載の非接触ICカードリードライト装置。
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