JP2003122192A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003122192A
JP2003122192A JP2001311458A JP2001311458A JP2003122192A JP 2003122192 A JP2003122192 A JP 2003122192A JP 2001311458 A JP2001311458 A JP 2001311458A JP 2001311458 A JP2001311458 A JP 2001311458A JP 2003122192 A JP2003122192 A JP 2003122192A
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Hideki Fujita
秀樹 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両面画像出力を高速で且つ連続して行なった
場合でも、現像装置及び該現像装置を備える画像形成装
置内部の温度上昇による出力画像品位の低下を防止する
ことにより、高品位な出力画像を長期間にわたり得るこ
とができる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 記録材の両面に画像形成を可能としてい
る画像形成装置であって、現像装置4が、感光ドラム1
に近接して配設されトナーを担持する回転可能な現像ス
リーブ42と、現像スリーブ42に接触若しくは近接し
て配設され現像スリーブ42上のトナー量を所定量に規
制する規制ブレード43とを有している画像形成装置に
おいて、現像装置4周辺の温度を検知し、その検知され
た温度に対応して単位時間当りの画像形成回数を設定す
るよう制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式或い
は静電記録方式を採用し、潜像を担持する潜像担持体に
現像剤を付与することにより上記潜像を現像剤像として
可視化する現像装置を備える画像形成装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、データ通信用ネットワークによる
デジタル情報伝達及びその情報のハード出力機としての
画像形成装置が盛んに提案されている。
【0003】この種の装置として複写機、プリンタ、フ
ァクシミリ装置等がある。
【0004】かかる従来の画像形成装置の一例たるデジ
タルプリンタの概略構成を図12に示し、その要部の概
略構成を図12に示す。
【0005】潜像担持体としての感光ドラム1は、円筒
状の導電基体上に光導電層を設けたもので、図中の矢印
A方向に回転自在に軸支されている。
【0006】そして、感光ドラム1の周周には、A方向
に治って順に、感光ドラム1の表面を均一に帯電させる
一次帯電装置2、原稿を読み取り画像の濃度に応じた画
像信号に基づいて感光ドラム1を露光し静電潜像を形成
する露光装置3、該静電潜像にトナーを付着させてトナ
ー像を形成する現像装置4、感光ドラム1上に形成され
たトナー像をシート状の記録材s上に転写しトナー像が
転写された記録材sを感光ドラム1から分離する転写手
段たる転写分離帯電装置5、トナー像を転写した後に感
光ドラム1上の残留トナーを除去する清掃装置6、感光
ドラム1の残留電荷を除去する前露光装置7等が配置さ
れている。
【0007】又、トナー像が転写された記録材sは、感
光ドラム1から分離された後に定着手段たる定着装置8
に搬送され、ここにおいて表面のトナー像が定着され、
所望のプリント画像が形成されて画像形成装置本体の外
部に搬出される。
【0008】リーダー部91は、原稿ガラス台911上
に載置されている原稿dを照明ランプ912により光照
射し、その反射光を1ライン光電素子の光電変換素子9
13上に結像させることによって画像情報に応じた電気
信号に変換する(図13参照)。ここで照明ランプ91
2によって光照射された原稿dからの反射光は、ミラー
914a、914cに導かれてレンズ916により、光
電変換素子913上に結像される。
【0009】この光電変換素子913によって出力され
た電気信号は、A/D変換器915によりA/D変換し
8ビットのデジタル画像データとし、その後で黒色信号
生成回路917にて輝度情報を濃度情報にするためにl
og変換して画像濃度データとされる。
【0010】上記のように生成した8ビットのデジタル
画像データ信号をレーザ駆動回路301に入力し、レー
ザ駆動回路301は、周知のPWM回路であって入力さ
れた画像濃度信号の大きさに応じて、半導体レーザ素子
304の発光時間を変調することにより、1画素内で面
積階調をさせることで濃淡を実現している。
【0011】又、このレーザ駆動方式は大別すると上述
したPWM回路と2値でのレーザ駆動回路がある。PW
M回路では上述したように入力した画像濃度信号の大き
さに応じて、半導体レーザ素子304の発光を行う時間
に相当するパルス幅信号に変調するものであり、一方2
値化回路では画素サイズに応じた特定のオン発光信号と
オフ信号の2段階信号に変換されレーザ駆動回路301
に入力され、半導体レーザ素子304をオンオフする。
【0012】上記のように画像信号に応じて駆動され発
光したレーザ光を高速回転するポリゴンミラースキャナ
302、ミラー303を介して感光ドラム1にラスタ走
査書き込みし、画像情報としてデジタル静電潜像を形成
する。
【0013】従来、電子写真方式としては、米国特許第
2,297,961号、特公昭42−23910号及び
特公昭43−24748号に係る発明等、多数の方法が
知られている。一般には、光電物質を利用した感光ドラ
ム上に種々の手段により電気的潜像を形成し、次いで潜
像をトナー(現像剤)を用いて現像し、得られたトナー
像を必要に応じて紙等の記録材上に転写し、このトナー
像を加熱或いは溶剤蒸気等により記録材に定着して、画
像出力を得るものである。
【0014】又、電気的潜像を現像剤によって可視化す
る現像方法にも種々のものが知られている。例えば、米
国特許第2,874,063号に係る磁気ブラシ現像方
法、同221,776号に係るパウダークラウド方法、
更にはファーブラシ現像法、液体現像法等の多数の方法
がある。これらの現像方法において、特にトナー及びキ
ャリアを主体とする二成分現像剤を用いる磁気ブラシ現
像法が広く実用化されているが、この方法は、比較的安
定に良好な画像が得られる反面、キャリアの劣化、トナ
ーとキャリアの混合比の変動という二成分現像剤にまつ
わる欠点を有する。
【0015】このような欠点を回避するために、トナー
のみからなる一成分現像剤を用いる現像方法が各種提案
されている。この現像方法によれば、キャリアに対する
トナーの混合比を制御する必要がなくなるため、装置が
簡略化されるという利点がある。
【0016】かかる一成分現像方法においては、静電潜
像を担持するための感光ドラム1に対し、現像装置4の
現像剤担持体たる現像スリーブ42を非接触に対向配置
し、電源49により両者間に現像バイアス電圧Edev
を印加することにより潜像担持体上の静電潜像の現像を
行っていた。
【0017】上記現像を行うために、現像スリーブ42
上に現像剤層を形成する方法として、図14に示すよう
に、現像剤量規制部材としての規制ブレード43を現像
スリーブ42に適切な圧力pを以て接触させるか、若し
くは、図15に示すように、現像スリーブ42と適切な
距離G1を以て配設し、現像剤担持体のB方向への回転
によって現像剤を規制ブレードとの近接部に送り込むこ
とが広く行われてきたが、高速の画像形成装置に適して
いるのは後者である。
【0018】一般的には現像剤担持体の回転速度Vsl
vは、潜像担持体の回転速度V1よりも大きく設定さ
れ、更には1.4〜2.2倍とすることがより一般的で
ある。
【0019】又、1枚のシート状の記録材の両面に画像
形成する両面モード、或いは同一面に複数の画像を重ね
て形成する多重モードを備えた画像形成装置は、中間収
容手段たる中間トレーの有無より2種に大別される。
【0020】図16は、中間トレーを有しない画像形成
装置の概略構成一例を示す断面図である。
【0021】この種の画像形成装置では、第一面に画像
を形成されたシート状の記録材は、定着装置8を通過し
た後、フラッパ部材921によって排出経路PEから第
一の両面経路PD1に導かれる。そして、途中で奇数回
反転してから、そのまま給送部PFに送られる。この
時、第一面に記録すべき画像は、上述の画像記憶部に記
憶しておく。そして、第二面に記憶すべき画像の原稿
は、第一面の画像を担持した記録材が再び給送部PFに
戻ってくる前に、原稿搬送装置93により原稿ガラス台
911上に載置される。第二面には、原稿ガラス台91
1上の原稿の画像を直接読み込んで画像形成を行う。
【0022】次のサイクルからは、これを繰り返すこと
により行う。即ち、第一面は画像記憶部の画像情報を用
いて画像形成を行い、第二面は、原稿ガラス台911上
の原稿を直接読み込んで画像形成を行なう。尚、両面の
画像を画像記憶部に記憶させても良い。
【0023】この方法は、画像記憶部を設けたデジタル
複写装置に特有の方法であり、中間トレーが不要になる
上に、両面プリントの生産性が飛躍的に向上するという
利点がある。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来の技術に係る画像形成装置、特に高速のデジタル
方式のものにおいては、適度な休止間隔を設けずに画像
出力を連続して行った場合、画像濃度低下を中心とする
種々の出力画像品位低下を招くという問題があった。
【0025】ここで、図17、図18に、常温常湿(2
3℃、50%RH。以下同じ)において、A4サイズの
標準画像比率(6%)の両面画像出力を、起動時から連
続して2万頁行なった際の、それぞれ規制ブレード温度
Tdb及び画像反射濃度Drmaxの推移を示す。
【0026】この主な原因は、磁界発生手段42aを内
蔵する場合における現像スリーブ42の回転による渦電
流による熱や、現像剤との摩擦熱によって、現像装置近
傍(周辺)の温度が上昇することにより、樹脂を主体と
する現像剤の変質が起こったためと考えられる。
【0027】図20は、常温常湿において、10時間連
続して出力した際の現像装置の規制ブレードの温度Td
bと画像反射濃度の関係を示したものである。
【0028】図20から、温度Tdbが上昇すると逆に
画像反射濃度Drmaxは低下してゆくことがわかる。
【0029】ここで、画像反射濃度Drmaxとは、米
国MacBeth社製の画像反射濃度計RD−914を
用いて、画像反射濃度1.2を有する直径5mmの円形
の原稿が複写画像上に現われた部分の5点を測定した値
の平均値である(以下同じ)。
【0030】かかる問題は、ネットワーク環境の発展等
に伴う画像出力速度の高速化、処理部数の大量化等が要
求される今日にあってはますます深刻になっている。
【0031】確かに、ペルチェ素子(電流を流すと片側
が低温になり,片側が高温になるデバイス。半導体ヒー
トポンプとも呼ばれる。温度に敏感な半導体レーザ素子
等の温度補償用として利用される。)を使用する方法も
あるが、この素子は高価であり、且つ、高温側から放出
された熱を搬送するための気流を発生させる必要がある
等の欠点がある。
【0032】又、省資源の観点から両面プリントの重要
性も増してきているが、この場合、定着装置8を通過し
た直後の、即ち、第1面のプリントが終了した直後の温
度の高い記録材が、再度転写部Ztに戻る際に放射され
た熱が現像装置近傍温度を上昇させるためである。
【0033】中間トレーで所定枚数の記録材が蓄積され
る間に温度の低下を期待できないこともあり、図16に
示すような中間トレーを有しない方式では、第1面のプ
リントが終了した直後の記録材の温度は、中間トレーを
有する方式におけるよりも、高く、現像装置近傍の温度
上昇幅も大きい(図19参照)。
【0034】そこで,本発明は、両面画像出力を高速で
且つ連続して行なった場合でも、現像装置及び該現像装
置を備える画像形成装置内部の温度上昇による出力画像
品位の低下を防止することにより、高品位な出力画像を
長期間にわたり得ることができる画像形成装置の提供を
目的とする。
【0035】
【課題を解決するための手段】本出願によれば、上記目
的は、潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体に現
像剤を付与することにより上記潜像を現像剤像として可
視化する現像装置と、該現像装置によって可視化された
現像剤像を記録材に転写させる転写手段と、該転写手段
によって上記記録材に転写された上記現像剤像を上記記
録材に定着させる定着手段と、一方の面に該定着手段に
よって上記現像剤像の定着処理を施された後の記録材を
表裏反転して再び転写手段による現像剤像転写領域に向
けて搬送する反転手段を備えて、記録材の両面に画像形
成を可能としている画像形成装置であって、上記現像装
置は、上記潜像担持体に接触若しくは近接して配設され
現像剤を担持する回転可能な現像剤担持体と、該現像剤
担持体に接触若しくは近接して配設され上記現像剤担持
体上の現像剤量を所定量に規制する現像剤量規制部材と
を有している画像形成装置において、現像装置周辺の温
度を検知する温度検知手段と、該温度検知手段によって
検知された温度に対応して単位時間当りの画像形成回数
を設定するよう制御する制御手段とを備えているという
第一の発明によって達成される。
【0036】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明において、制御手段は、温度検知手段によって検知
された温度に対応して、画像形成速度を設定することに
より、単位時間当りの画像形成回数を制御するようにな
っているという第二の発明によっても達成される。
【0037】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明又は第二の発明において、制御手段は、温度検知
手段によって検知された温度に対応して、複数枚の記録
材の連続画像形成時における連続する二つの記録材間の
距離を設定することにより、単位時間当りの画像形成回
数を制御するようになっているという第三の発明によっ
ても達成される。
【0038】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明乃至第三の発明のいずれかにおいて、温度検知手段
は、現像剤量規制部材の温度を検知することにより現像
装置近傍の温度を検知するようになっているという第四
の発明によっても達成される。
【0039】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明乃至第四の発明のいずれかにおいて、現像剤担持
体は、回転速度が660mm/s以上に設定されている
という第五の発明によっても達成される。
【0040】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明乃至第五の発明のいずれかにおいて、現像剤は、磁
性トナーのみからなるという第六の発明によっても達成
される。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に関し
て、添付図面に基づき説明する。
【0042】(第一の実施形態)先ず、本発明の第一の
実施形態について説明する。
【0043】図1は、本実施形態にかかる画像形成装置
の概略構成を示す図であり、図2は、その要部の構成を
示す概略構成図である。
【0044】本実施形態の画像形成装置は、感光体とし
て外径108mmのa−Si(アモルファスシリコン)
の潜像担持体たるドラム感光体1を備えており、標準画
像形成速度450mm/秒、A4サイズプリントの標準
片面出力速度Nprs毎分85頁、標準両面出力速度毎
分85頁の白黒デジタル複写機である。a−SiはOP
C(有機感光体)に比べ比誘電率が10程度大きいこと
や帯電電位が比較的低いため、OPCに比べて潜像電位
が十分にとれないが、耐久性に優れ,寿命は300万頁
以上であり高速機に適しているという特徴がある。
【0045】感光ドラム1は、一次帯電装置2により約
+400Vに一様帯電された後、600dpiの密度で
画像露光がなされる。
【0046】画像露光は半導体レーザ素子304を光源
として、露光部の表面電位を例えば+50Vに減衰させ
ることにより感光ドラム1上に潜像を形成する(図1参
照)。画像露光の波長は680nmである。
【0047】このとき、CCDである光電変化素子91
3に結像した原稿からの反射光はA/D変換回路915
にてA/D変換されて密度600dpi、8ビット=2
56階調の画像の輝度信号に変換され、イメージプロセ
ッサ部である黒色信号生成回路917に送られる。この
イメージプロセッサ部では、公知の輝度−濃度変換(l
og変換)を行い、画像信号を濃度信号に変換した後、
必要ならばエッジ強調やスムージングや高周波成分の除
去等のフィルター処理を通し、その後濃度補正処理(い
わゆるγ変換)をかけてから、例えば誤差拡散方等の2
値化処理や、ドット集中型のディザマトリックスによる
スクリーン化処理を通して2値化(1ビット)される。
【0048】その後、画像信号はレーザドライバである
レーザ駆動回路301に送られ、レーザ駆動回路301
が上記画像信号に応じて(8ビット画像であればPWM
変調方式で、1ビットであればレーザのオン/オフを行
い)半導体レーザ素子304を駆動する。そのレーザ光
はコリメータレンズ、ポリゴンミラースキャナ302、
fθレンズ、折り返しミラー303、防塵ガラス等を介
して感光ドラム1上に照射される。
【0049】感光ドラム1上でのスポット経は600d
piの1画素の大きさ42.3μmよりも若干大きい5
5μm程度のスポット径で感光ドラム1上に結像し、画
像部を先に述べたように、+50V程度に除電して、静
電潜像を形成し、その後、現像を行う。
【0050】トナー補給の動作は、図2のF付近のトナ
ーがなくなると、圧電素子45aの信号によりマグロー
ル46を回転させるような信号を発し、マグロール46
の回転によりトナーバッファ容器47よりトナーが現像
容器40に補給される。
【0051】次に、本実線形態に係る現像装置4につい
て詳しく説明する。
【0052】現像装置4は、樹脂製の容器である現像容
器40、現像剤担持体たる現像スリーブ42も、現像剤
量規制部材たる規制ブレード43、撹拌搬送部材44等
を有して構成され、現像容器40内には、定常状態で約
250gの現像剤が収容される。
【0053】現像剤としては、磁性粒子を樹脂中に分散
した一成分磁性トナーが使用される。
【0054】ここでトナーは、正帯電性を有し、重量平
均粒径は8.0μmである。
【0055】トナーの粒度分布は種々の方法により測定
できるが、ここでは、米国coulter社のカウンタ
TA−II型を用いた。電解液として1%NaCl水溶液
中に界面活性剤を数滴加えたのもに、数mgの試料を数
分間、超音波分散させ100μmのアパーチャーを通し
て、2〜40μmの粒子の粒度分布を計数した。
【0056】トナーの結着樹脂は、一般的にはステレン
系のステレンアクリル共立合体、ステレンブタジエン共
立合体等や、フェノール樹脂、ポリエステル等が挙げら
れる。ここでは、ステレンアクリル共重合体とステレン
ブタジエン共立合体を8:2の割合で用いた。
【0057】電荷制御剤(通常はトナーに内添されてい
るが外添も可能)にはニグロシン、4級アンモニウム
塩、トリフェニルメタン、イミダゾール等がポジトナー
用に用いられる。
【0058】ここではトリフェニルメタンを(樹脂成分
100に対して)2部内添した。
【0059】又、加熱定着用トナーの場合、いわゆるワ
ックスを内添分散させるが、例えばポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリエステル、パラフィン等が挙げられ
る。
【0060】磁性トナーであるためマグネタイト、フェ
ライト等の酸化鉄を分散させるが、量は60〜100部
程度が一般的である。
【0061】トナーに対する外添剤は主には、流動性付
与のためのシリカで0.1〜5重量部程度外添する。こ
のシリカは、トナー粒子と現像スリーブとの間に介在し
現像スリーブの摩耗を軽減する働きももつ。又、トナ一
同志の凝集を防ぎ現像スリーブに接しているトナーと接
していないトナーの入れ替わりを促進する役割もある。
【0062】更に、トナーにはチタン酸ストロンチウ
ム、酸化セリウム、酸化プラセオジム、酸化ランタン、
酸化ネオジウム等を外添する場合もある。これらは、ド
ラムに対する研磨剤の役割を果たし、ドラムにフィルム
状に付着するトナーを研磨除去する効果がある。
【0063】常温常湿での現像スリーブ上トナーの初期
平均帯電量は、+6〜+12μC/g、塗布量は0.7
〜0.9mg/cm2である。
【0064】現像剤は、撹拌搬送部材81,82を内蔵
した樹脂製の現像剤収容容器80に約1700g充填さ
れた状態でユーザ等へ供給される。
【0065】画像形成装置の現像剤収容容器交換指示に
基づいて、第一の現像剤補給装置に装填されている空の
現像剤収容容器80を、ユーザ等が、現像剤が充填され
た新品と交換することにより画像形成装置への現像剤補
給がなされる。
【0066】本実施形態のような高速機の潜像担持体と
してa−Siドラムを用いた場合には、起動時の画像流
れやa−Siが温度特性をもつため、これを防止し、安
定に保つ目的でa−Siドラムは、可攘性を有する面状
のヒータ12を内蔵している。
【0067】ここで、現像スリーブ42の材質としてス
テンレス鋼を用いると、熱伝導率が小さいためにヒータ
12の熱による変形が生じやすくなる。そのため現像ス
リーブ材質としては、熱伝導率が大きく、ドラムヒータ
による熱変形の小さいアルミニウム合金を使用すると良
いが、アルミニウム合金はステンレス鋼に比べて耐磨耗
性が劣る。
【0068】そこで、耐磨耗性を向上させるためにアル
ミニウムの表面を樹脂により被覆する方法があるが、正
極性の磁性トナーに対して、フェノール等の樹脂系材料
による被覆をすると、耐電極性が本来トナーを負に帯電
させるものであるため、所望の極性に帯電しづらく、画
像濃度が初期より低い。
【0069】それに対し、アルミニウムの表面にNi、
Cr、Cu等の金属メッキ層を設けることにより、現像
スリーブ周期で発生するゴースト画像を防止するととも
に現像スリーブ42表面の耐磨耗性を高めることができ
る。
【0070】現像スリーブ42の内部には、6つの磁極
を有する固定された永久磁石ローラ41を備えている
(図2参照)。現像スリーブ42は、駆動手段(図示せ
ず)により、ドラム回転速度Vprsより大きな速度で
回転する。トナーは、磁性金属製の規制ブレード43で
所定の層厚に規制され、G1を240μmとした。
【0071】規制ブレード43の画像形成装置奥側に
は、温度検知手段たる温度センサ49が取着されてお
り、規制ブレード43の奥側の温度Tdbrが測定され
る(図3参照)。
【0072】温度Tdbrを奥側で測定するのは、長手
全域でこの部分が最も温度が上昇する部分だからである
(図4参照)。
【0073】更に、この理由は、画像形成装置奥側に、
モータや電源回路基板等多量の熱を発生する部品等が配
置されていること等によるものである。
【0074】現像スリーブ42と感光ドラム1との間の
距離G1は215μmとし、現像バイアス電圧は、振幅
Vpp=1000V、周波数f=1/T=2.7kH
z、デューティー比ηdevac=Tdev/T=0.
4の交流電圧にVm=280Vの直流電圧を重畳させた
ものを感光ドラム1と現像スリーブ42との間に印加し
ている。交流のバイアス波形は図5に示すとおりであ
る。従って、現像コントラストVdevは230V、か
ぶり除去コントラストVdefが120Vとなる。
【0075】本実施形態の画像形成装置では、上述のV
prsは、Tdbrに応じて制御される。
【0076】即ち、Tdbrが高くなるほど、Vprs
を低くする(表1参照)。特に、現像スリーブの回転に
より生ずる熱の発生を抑制し、画像品位の低下を防止す
るためである。
【0077】Vprsを低くすることにより、Vslv
も低下し、現像装置の温度低域に寄与するところ大であ
る。
【0078】但し、この場合、Nprも低下することは
勿論である(表2参照)。逆に、Tdbrが低くなる
と、Vprsを高める(表l参照)。
【0079】
【表1】
【0080】
【表2】 温度センサ49の出力は制御手段たる制御装置990へ
伝えられ、制御装置990は、ドラム駆動モータ99
1、定着駆動モータ992の駆動速度を5段階に制御す
る(図6参照)。但し、これらモータの駆動速度の切り
換えは、現像工程中には行わないのは勿論である。
【0081】一つのジョブ(一の出力命令であって、何
枚出力するか、記録剤には何を使用するか、原稿の種類
は何か、ステープルはどの位置にするか等についての指
定を合むもの)が終了した後に行うことにより、プリン
ト間の画像品位の変動を回避するためである。
【0082】ここで、単に駆動速度を低めると、現像部
Zdへ単位時間あたりに搬送されるトナー量も低下し、
ひいては現像能カの低下を招くため、更に、次のような
制御を行う。
【0083】即ち、Tdbrが高くなるほど、Vmを低
くする。感光ドラム方向への電界強度を増加させること
により、現像効率を高めるためである。逆に、Tdbr
が低くなると、Vmを高める(表3参照)。
【0084】
【表3】 感光ドラム1は、直径108mm、軸線方向での長さ3
60mmである。
【0085】感光ドラム1のシリンダ部は、純アルミニ
ウム製の導電性支持体と、該導電性支持体の表面上に順
次堆積された感光層(電荷注入阻止層及び香典製を示す
光導電層)と表面層とからなり、最大厚さは5mmであ
る。
【0086】ここで、電荷注入阻止層は導電性支持体か
ら光導電層への電荷の注入を阻止するためのものであ
り、必要に応じて設けられる。
【0087】又、光導電層は少なくとも珪素原子を含む
非晶質材料で構成され、光導電性を示すものである。更
に、表面層は珪素原子と炭素原子(更に、必要により水
素原子或いはハロゲン族原子又はその両方の原子)を含
み、電子写真装置における建造を保持する機能を有す
る。
【0088】図7及び図8は、本実施形態にかかる画像
形成装置で、常温常湿環境においてA4サイズの標準画
像比率(6%)の両面出力を起動時から連続して4時間
約2万頁行った際の、それぞれ規制ブレードの温度Td
br及び画像反射濃度Drmaxの推移を示すものであ
る。
【0089】これらの図によれば、その昇温抑制による
画像品位安定効果が、従来技術に比較して顕著であるこ
とがわかる。
【0090】(第二の実施形態)次に、本発明の第二の
実施形態について説明する。尚、第一の実施形態と同様
の構成に関しては、同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0091】本実施形態では、昇温時には、Vprsを
低減するのではなく、Nprを低減することにより、昇
温を抑制しようとする。
【0092】つまり、Vprsは一定のまま、複数の記
録材の連続出力時における連続する二つの記録材間(以
下、紙間という)を増加させるのである。
【0093】例えば、Tdbrが常温の時には、連続す
る2枚のA4サイズのシート状記録材の空間的距離Di
ntは、108mmであり、時間的間隔Tintは0.
24sであるところ、Tdbrが45℃の場合は、それ
ぞれ、130mm,0.29secとする(表4参
照)。
【0094】
【表4】 これにより、特に、両面画像出力時における昇温したシ
ート状記録材の通過頻度が減少し、特に現像装置の昇温
を抑制できる。
【0095】図9及び図10は、本実施形態にかかる画
像形成装置で、常温常湿においてA4サイズの標準画像
比率(6%)の両面出力を、起動時から連続して2万頁
行った際の、それぞれ規制ブレードの温度Tdbr及び
画像反射濃度Drmaxの推移を示すものである。
【0096】これらの図によれば、その昇温抑制による
画像品位安定効果が、従来技術に比較して顕著であるこ
とがわかる。
【0097】(第三の実施形態)次に、本発明の第三の
実施形態について説明する。尚、第一の実施形態と同様
の構成に関しては、同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0098】本実施形態では、現像装置近傍の温度とし
て、規制ブレード奥側ではなく、回転速度Vslvの低
減による現像能カの低下の補償手段として、レーザ光量
ILを制御する点等が、上述の第一の実施形態と異なる
が、それ以外の点については同様であるので、説明を割
愛する。
【0099】温度センサ48の出力は、制御装置990
へ伝えられ、制御装置990は、半導体レーザ素子30
4から出力レーザ光量ILを5段階に制御する(図11
参照)。
【0100】即ち、Tdbrが高くなるほど、ILを高
くする。
【0101】レーザ照射部のドラム電位を低減すること
により、感光ドラム方向への電界強度を増加させ、現像
効率を高めるためである。逆に、Tdbrが低くなる
と、ILを高める(表5参照)。
【0102】
【表5】 本実施形態の画像形成装置においても、常温常湿環境に
おいてA4サイズの標準画像比率(6%)の両面出力
を、起動時から連続して2万頁行った際の、それぞれ規
制ブレードの温度Tdbr及び画像反射濃度Drmax
の推移によれば、その昇温抑制による画像安定効果が従
来例に比べて顕著であることがわかる。
【0103】尚、上述の第一の実施形態乃至第三の実施
形態にて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は、
これらに限定されるものではない。
【0104】即ち、現像装置とては、現像剤担持体のみ
ならず、該現像剤担持体に内包される磁界発生手段が共
に回転するもの、2個以上の現像剤担持体を有するも
の,円柱状の現像剤量規制部材を有するもの、トナー及
びキャリアから構成される2成分現像剤を使用するも
の、非磁性トナーのみから構成される現像剤を使用する
もの、現像剤担持体が潜像担持体に接触して配設されて
いるもの並びに現像剤担持体がベルト形状を呈するもの
でもよい。
【0105】現像剤担持体の外周面の移動速度として
も、低速から高速までいろいろな値が想定しうる。
【0106】現像剤層規制部材としても、現像剤担持体
に非接触なものだけでなく、弾性材料で構成された接触
型をも使用可能なことは、上述のとおりである。
【0107】又、感光体としては、例えばアモルファス
セレン、酸化亜鉛、酸化チタン及び有機光導電体(OP
C)等製のものも合まれる。
【0108】特に、有機光導電体(OPC)製のもの
は、画像流れの懸念が少ないため、ドラムヒータを省略
できる場合が多く、装置の簡略化が容易であり、毒性も
極めて低いという利点を有する。
【0109】感光体の形状としても、ドラム状のみなら
ず、柔軟構造によるベルト状のものでもよく、その外周
面の移動速度としても、画像形成装置の性格に応じて低
速から高速までいろいろな値が想定しうる。
【0110】又、帯電手段としては、上述した実施形態
では所謂非接触方法を用いたが、上記のローラ型以外に
も、ブレード型(帯電ブレード)、パッド型、ブロック
型、ロッド型、ワイヤ型等のものでも良い。
【0111】更に、感光ドラムに残存するトナーのクリ
ーニング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁気
ブラシ等を用いてクリーニング手段を構成しても良い。
【0112】現像装置近傍の温度と画像出力頻度との関
係についても、より細かな制御を行ったり、温度センサ
の数を増したり、配設位置を変えすることは、勿論可能
であり、好ましい。
【0113】換言すると、本発明の趣旨に鑑みれば小さ
な変更と認められるすべての変更は、本発明の技術的範
囲に属するものというべきである。
【0114】
【発明の効果】以上説明したように、本出願にかかる第
一の発明によれば、温度検知手段が、現像装置周辺の温
度を検知し、制御手段が、該温度検知手段によって検知
された温度に対応して単位時間当りの画像形成回数を設
定するようになっているので、両面画像出力を高速で且
つ連続して行なった場合でも、現像装置及び該現像装置
を備える画像形成装置内部の温度上昇による出力画像品
位の低下を防止することにより、高品位な出力画像を長
期間にわたり得ることができる。
【0115】又、本出願にかかる第二の発明によれば、
温度検知手段が、現像装置周辺の温度を検知し、制御手
段が、該温度検知手段によって検知された温度に対応し
て画像形成速度を設定することにより単位時間当りの画
像形成回数を設定するようになっているので、両面画像
出力を高速で且つ連続して行なった場合でも、現像装置
及び該現像装置を備える画像形成装置内部の温度上昇に
よる出力画像品位の低下を防止することにより、高品位
な出力画像を長期間にわたり得ることができる。
【0116】更に、本出願にかかる第三の発明によれ
ば、温度検知手段が、現像装置周辺の温度を検知し、制
御手段が、該温度検知手段によって検知された温度に対
応して複数枚の記録材の連続画像形成時における連続す
る二つの記録材間の距離を設定することにより単位時間
当りの画像形成回数を設定するようになっているので、
両面画像出力を高速で且つ連続して行なった場合でも、
現像装置及び該現像装置を備える画像形成装置内部の温
度上昇による出力画像品位の低下を防止することによ
り、高品位な出力画像を長期間にわたり得ることができ
る。
【0117】又、本出願にかかる第四の発明によれば、
温度検知手段が、現像剤量規制部材の温度を検知するこ
とにより現像装置周辺の温度を検知し、制御手段が、該
温度検知手段によって検知された温度に対応して単位時
間当りの画像形成回数を設定するようになっているの
で、両面画像出力を高速で且つ連続して行なった場合で
も、現像装置及び該現像装置を備える画像形成装置内部
の温度上昇による出力画像品位の低下を防止することに
より、高品位な出力画像を長期間にわたり得ることがで
きる。
【0118】更に、本出願にかかる第五の発明によれ
ば、温度検知手段が、現像装置周辺の温度を検知し、制
御手段が、該温度検知手段によって検知された温度に対
応して単位時間当りの画像形成回数を設定するようにな
っているので、両面画像出力を高速で且つ連続して行な
った場合でも、現像装置及び該現像装置を備える画像形
成装置内部の温度上昇による出力画像品位の低下を防止
することにより、高品位な出力画像を長期間にわたり得
ることができる。
【0119】又、本出願にかかる第六の発明によれば、
温度検知手段が、現像装置周辺の温度を検知し、制御手
段が、該温度検知手段によって検知された温度に対応し
て単位時間当りの画像形成回数を設定するようになって
いるので、両面画像出力を高速で且つ連続して行なった
場合でも、現像装置及び該現像装置を備える画像形成装
置内部の温度上昇による出力画像品位の低下を防止する
ことにより、高品位な出力画像を長期間にわたり得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態にかかる画像形成装置
の概略構成を示す図である。
【図2】図1の画像形成装置の要部の概略構成を示す図
である。
【図3】図2に示す現像装置の概略構成を示す正面図で
ある。
【図4】本発明の第一の実施形態における現像剤量規制
部材の長手方向における各部でのそれぞれの温度と画像
形成回数との関係を示す図である。
【図5】本発明の第一の実施形態における潜像担持体と
現像剤担持体との間に印加される電圧の波形を説明する
ための図である。
【図6】本発明の第一の実施形態における温度検知手段
及び制御手段を説明するための図である。
【図7】本発明の第一の実施形態における現像剤量規制
部材の温度と画像形成回数との関係を示す図である。
【図8】本発明の第一の実施形態における画像反射濃度
と画像形成回数との関係を示す図である。
【図9】本発明の第二の実施形態における現像剤量規制
部材の温度と画像形成回数との関係を示す図である。
【図10】本発明の第二の実施形態における画像反射濃
度と画像形成回数との関係を示す図である。
【図11】本発明の第一の実施形態における温度検知手
段及び制御手段を説明するための図である。
【図12】従来の画像形成装置の概略構成の一例を示す
図である。
【図13】図12の画像形成装置の要部の概略構成を示
す図である。
【図14】従来における現像装置の概略構成の一例を示
す正面図である。
【図15】従来における現像装置の概略構成の他の一例
を示す正面図である。
【図16】従来の画像形成装置の概略構成の他の一例を
示す図である。
【図17】従来における現像剤量規制部材の温度と画像
形成回数との関係を示す図である。
【図18】従来における画像反射濃度と画像形成回数と
の関係を示す図である。
【図19】従来における現像剤量規制部材の温度と画像
形成回数との関係を示す図である。
【図20】従来における画像反射濃度と画像形成回数と
の関係を示す図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム(潜像担持体) 4 現像装置 5 転写分離帯電装置(転写手段) 8 定着装置(定着手段) 42 現像スリーブ(現像剤担持体) 43 規制ブレード(現像剤量規制部材) 48 温度センサ(温度検知手段) 990 制御装置(制御手段) PD1 両面経路(反転手段) s 記録材 Zt 転写部(現像剤像転写領域)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/08 507 G03G 15/08 507K 507L

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担
    持体に現像剤を付与することにより上記潜像を現像剤像
    として可視化する現像装置と、該現像装置によって可視
    化された現像剤像を記録材に転写させる転写手段と、該
    転写手段によって上記記録材に転写された上記現像剤像
    を上記記録材に定着させる定着手段と、一方の面に該定
    着手段によって上記現像剤像の定着処理を施された後の
    記録材を表裏反転して再び転写手段による現像剤像転写
    領域に向けて搬送する反転手段を備えて、記録材の両面
    に画像形成を可能としている画像形成装置であって、上
    記現像装置は、上記潜像担持体に接触若しくは近接して
    配設され現像剤を担持する回転可能な現像剤担持体と、
    該現像剤担持体に接触若しくは近接して配設され上記現
    像剤担持体上の現像剤量を所定量に規制する現像剤量規
    制部材とを有している画像形成装置において、現像装置
    周辺の温度を検知する温度検知手段と、該温度検知手段
    によって検知された温度に対応して単位時間当りの画像
    形成回数を設定するよう制御する制御手段とを備えてい
    ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、温度検知手段によって検知
    された温度に対応して、画像形成速度を設定することに
    より、単位時間当りの画像形成回数を制御するようにな
    っていることとする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 制御手段は、温度検知手段によって検知
    された温度に対応して、複数枚の記録材の連続画像形成
    時における連続する二つの記録材間の距離を設定するこ
    とにより、単位時間当りの画像形成回数を制御するよう
    になっていることとする請求項1又は請求項2に記載の
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 温度検知手段は、現像剤量規制部材の温
    度を検知することにより現像装置近傍の温度を検知する
    ようになっていることとする請求項1乃至請求項3のい
    ずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 現像剤担持体は、回転速度が660mm
    /s以上に設定されていることとする請求項1乃至請求
    項4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 現像剤は、磁性トナーのみからなること
    とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の画
    像形成装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007225736A (ja) * 2006-02-21 2007-09-06 Fuji Xerox Co Ltd 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像用トナーの製造方法、画像形成装置及び画像形成方法
US7505710B2 (en) 2005-09-13 2009-03-17 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus featuring pull-out developing and sheet feeding devices
JP2013195817A (ja) * 2012-03-21 2013-09-30 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2015200859A (ja) * 2014-04-10 2015-11-12 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP7380086B2 (ja) 2019-10-31 2023-11-15 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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