JP2003121572A - 載物ステージ - Google Patents

載物ステージ

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JP2003121572A
JP2003121572A JP2001312500A JP2001312500A JP2003121572A JP 2003121572 A JP2003121572 A JP 2003121572A JP 2001312500 A JP2001312500 A JP 2001312500A JP 2001312500 A JP2001312500 A JP 2001312500A JP 2003121572 A JP2003121572 A JP 2003121572A
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stage
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Shinichi Matsuda
信一 松田
Akihiko Chagi
昭彦 茶木
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Fujinon Corp
Central Motor Wheel Co Ltd
Chuo Seiki KK
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Central Motor Wheel Co Ltd
Chuo Seiki KK
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】干渉計などの高精度計測器に用いられる載物ス
テージで、高さが低く、安定した構造の載物ステージを
提供すること。 【解決手段】載物ステージ1では、水平方向のX軸に沿
って移動するXステージ10の上にX軸と直交するZ軸
方向に移動するZステージ20を組込んだ。Zステージ
20の上にはX軸方向及びY軸方向に傾斜する傾斜ステ
ージ30と、Z軸方向の軸心を中心にθ回転する回転ス
テージ50とを積み重ねて構成した。この傾斜ステージ
30ではX軸方向の傾斜とY軸方向の傾斜とを行うと共
に、回転ステージ50の駆動モータが前記傾斜ステージ
30に設けられた開口部31A及びZステージ20内に
垂下するように組込んだ。この構造により高さの低い載
物ステージ1が得られた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は載物ステージに係
り、特に載置物の位置と姿勢を調整することができる載
物ステージに関する。
【0002】
【従来の技術】干渉計により被検体の平面度や厚さのバ
ラツキ等を計測する光学的計測技術において、最近、高
速フーリエ変換による縞解析の速度向上や、干渉縞画像
のCCD出力のデジタル処理や解析に用いるコンピュー
タの高速化が実現され、一連の総合的な干渉縞解析が瞬
時に可能となってきている。この干渉計を用いた計測の
代表的な分野に、半導体シリコンウエーハの平面度や平
行度及び厚さのバラツキ等の計測がある。この半導体ウ
エーハの製造工程においては、研磨後の高速検査が求め
られ、オンマシン計測やインライン計測が進みつつあ
る。このような状況において、干渉計の計測精度が通常
ナノミリメータのオーダであることを考えると、干渉計
本体の安定性はもとより、被検体を載せる載物台も同様
に、極めて安定な構造が必要である。特に振動の影響を
考える場合、載物台は高さが低く安定的な構造であるこ
とが求められている。
【0003】図6に、従来の干渉計による光学的計測に
用いられていた一般的な載物ステージを示す。この従来
の載物ステージ1´は、図6に示すように、Xステージ
10´、回転ステージ50´、Zステージ20´、X軸
傾斜ステージ30´、及びY軸傾斜ステージ40´の各
ユニットから構成されている。この載物ステージ1´で
は、Xステージ10´の上に回転ステージ50´が固定
され、回転ステージ50´の上にZステージ20´が、
Zステージ20´の上にX軸傾斜ステージ30´が、X
軸傾斜ステージ30´の上にY軸傾斜ステージ40´が
夫々積み重ねられて固定されている。Xステージ10´
では、Xステージ駆動モータ14´の回転によりX移動
テーブル15´がX方向に送られる。回転ステージ50
´では回転ステージ駆動モータ53´の駆動によりター
ンテーブル52´が回転され、Zステージ20´では、
Zステージ駆動モータ26´の回転によりラック23´
とピニオン24´を介してZ移動テーブル27´がZ方
向に送られる。また、X軸傾斜ステージ30´ではX軸
傾斜モータ32´によって、X軸傾斜テーブル30´B
がX軸傾斜ステージベース30´Aの円弧部をガイドに
X方向に傾斜され、Y軸傾斜ステージ40´では、Y軸
傾斜モータ42´によってY軸傾斜テーブル40´Bが
Y軸傾斜ステージベース40´Aの円弧部をガイドにY
方向に傾斜される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
載物ステージ1´は図6に示すように、各ステージの駆
動モータが夫々水平に配置されているので、各ステージ
の高さは各ステージの駆動モータの直径より低くするこ
とができず、載物ステージ1´のトータル高さは各ステ
ージの駆動モータ5個分より低くすることができない。
このように従来の載物ステージ1´では高さが高く、振
動に対して不安定であり、干渉計による被検体の高精度
な計測には不都合であった。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、高さが低く、安定した構造の載物ステージを
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、水平方向のX軸に沿って移動するXステー
ジと、X軸と直交するZ軸方向に移動するZステージ
と、X軸方向及びY軸方向に傾斜する傾斜ステージと、
Z軸方向の軸心を中心にθ回転する回転ステージとが積
み重ねられて構成された載物ステージにおいて、前記傾
斜ステージは1つのステージで構成されて前記X軸方向
の傾斜と前記Y軸方向の傾斜とを行うと共に、前記回転
ステージの駆動モータが前記傾斜ステージに設けられた
開口部に垂下するように組込まれていることを特徴とし
ている。更に、前記回転ステージの駆動モータが、前記
Zステージ内にも垂下するように組込まれていることを
特徴とし、前記Xステージ、Zステージ、傾斜ステー
ジ、及び回転ステージが、Xステージ、Zステージ、傾
斜ステージ、及び回転ステージの順に下から積み重ねら
れて構成されていることを特徴としている。
【0007】本発明によれば、載物ステージは、X軸傾
斜ステージとY軸傾斜ステージの両方の機構が1つの傾
斜ステージに組込まれると共に、回転ステージの駆動モ
ータが傾斜ステージに設けられた開口部に垂下するよう
に組込まれているので、高さが低く、振動の影響が少な
い載物ステージが得られる。更に、回転ステージの駆動
モータが、Zステージ内にも垂下するように構成されて
いるので、載物ステージの高さが一層低くできる。ま
た、Xステージ、Zステージ、傾斜ステージ、及び回転
ステージの順に下から積み重ねられているので、剛性の
高い載物ステージが得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係る載物ステージの好ましい実施の形態について詳説す
る。尚、各図において、同一部材には同一の番号を付し
ている。
【0009】図1は、載物ステージの全体断面図であ
る。同図に示すように、載物ステージ1は、Xステージ
10、Zステージ20、傾斜ステージ30、及び回転ス
テージ50の各ユニットで構成されている。Xステージ
10の上にZステージ20が、Zステージ20の上に傾
斜ステージ30が、更に傾斜ステージ30の上に回転ス
テージ50が積み重ねられて固定された構造になってい
る。また、回転ステージ50のターンテーブル52をθ
回転させる回転ステージ駆動モータ53は、傾斜ステー
ジ30の中央部の開口部から下方に吊り下げられ、更に
Zステージ20内にまで垂下した状態で組み込まれてい
る。
【0010】図2は、Xステージ10、Zステージ2
0、傾斜ステージ30、及び回転ステージ50の各ユニ
ットの位置関係を示すと共に、各ステージの構造を表わ
す斜視図である。図1及び図2により各ステージの詳細
構造を説明する。先ず、Xステージ10は、L型のXス
テージベース11に設けられたガイドレール12、12
によってX方向に案内されたX移動テーブル15があ
る。また、Xステージベース11にはモータ取付け枠1
1Aを介してXステージ駆動モータ14が取付けられて
おり、送りネジ13がカップリング18を介してXステ
ージ駆動モータ14の駆動シャフトに連結されている。
この送りネジ13にはX移動テーブル15の送りナット
15Aが螺合され、Xステージ駆動モータ14の回転に
よりX移動テーブル15がX方向に送られるようになっ
ている。図1、図2に示すように、Xステージベース1
1には、X移動テーブル15に取付けられたスリット板
17との対で機能する2個のフォトインタラプタ16、
16がブラケットを介して取付けられており、X移動テ
ーブル15のホームポジション設定、エンドポジション
設定、及びオーバーラン停止信号の生成を行っている。
【0011】次に、Zステージ20は、図2に示すL型
のZステージベース21の縦方向に2本のガイドレール
22、22が設けられ、Z移動テーブル27がこのガイ
ド22、22に沿ってZ方向に移動するようになってい
る。Zステージベース21にはまたブラッケットを介し
てZステージ駆動モータ26が取付けられ、Zステージ
駆動モータ26の回転がギア25、ピニオン24を介し
てZ移動テーブル27に取付けられたラック23の直線
運動に変換され、Z移動テーブル27を上下移動させ
る。また、Zステージベース21の水平部分には開口部
21Bが形成されている。Zステージ20においても、
フォトインタラプタ16、16が設けられており、スリ
ット28との組み合わせによりZ移動テーブル27のホ
ームポジション設定、エンドポジション設定、及びオー
バーラン停止信号の生成を行っている。このZステージ
20は、X移動テーブル15上に載置され、Zステージ
ベース21に形成された4個の座ぐり穴21A、21
A、…を用いてX移動テーブル15の4個のネジ穴15
A、15A、…にネジ止めされる。
【0012】傾斜ステージ30は、後で説明する回転ス
テージ50をX方向に傾斜させるX軸傾斜機構とY方向
に傾斜させるY軸傾斜機構とを有している。図3は図2
におけるA−A矢視図で、X軸傾斜機構を表わしてい
る。図2及び図3に示すように、傾斜ステージベース3
1上面には超硬金属でできた凹面の球面座39が設けら
れ、この球面座39と後で説明する回転ステージ50の
回転ステージベース51の裏面に設けられた3個の球面
座39、39、39の内の1つとの間には支点球40が
挿入されている。また、傾斜ステージベース31の前記
支点球40からX方向に離れた位置に設けられたガイド
孔31Bには、先端が半球状のX軸傾斜ロッド38が挿
入されている。X軸傾斜ロッド38の先端の半球部分
は、回転ステージベース51の裏面に設けられた3個の
球面座39、39、39の内の支点球40が挿入されて
いる球面座39とは別の球面座39に当接し、他端は傾
斜ステージベース31に2個の軸受37、37で支持さ
れた偏心軸36の偏心面に当接している。これによりX
軸傾斜ロッド38は、偏心軸36が回転すると偏心量の
2倍のストロークで上下移動する。偏心軸36の先端に
は従動プーリ34が取付けられている。またX軸駆動モ
ータ32の回転軸には駆動プーリ33が取付けられ、駆
動プーリ33と従動プーリ34とはタイミングベルト3
5でつながっている。偏心軸36の他端にはスリット円
板41、41が取付けられ、フォトインタラプタ16、
16とのセットでホームポジション設定とエンドポジシ
ョン設定を行っている。
【0013】図4は図2におけるB−B矢視図で、Y軸
傾斜機構を表わしている。Y軸傾斜機構もX軸傾斜機構
と全く同じ構成になっている。即ち、図2及び図4に示
すように、傾斜ステージベース31の前記支点球40か
らY方向に離れた位置に設けられたガイド孔31Cに挿
入されたY軸傾斜ロッド43が、別の偏心軸36の偏心
面に当接し、Y軸傾斜モータ42の回転により偏心軸3
6の偏心量の2倍のストロークで上下移動する。フォト
インタラプタ16、16とスリット円板41、41によ
るホームポジション設定とエンドポジション設定も全く
同様である。また、傾斜ステージベース31の中央に形
成された開口部31Aの内側面には、2個のバネ掛け4
4、44が取付けられ、対向する内側面には1 個のバネ
掛け44が取付けられている。各バネ掛け44には夫々
1本の引張りバネ45の一端が掛けられている。引張り
バネ45の他端は、回転ステージベース51に形成され
た3個の孔51A、51A、51A中に夫々設けられて
いるバネ掛けピン56に夫々掛けられている。この3本
の引張りバネ45、45、45の牽引力により、回転ス
テージベース51に設けられた3個の球面座39、3
9、39を傾斜ステージベース31の支点球40、X軸
傾斜ロッド38及びY軸傾斜ロッド43に押付け、3点
支持を形成している。従って、X軸傾斜ロッド38の上
下移動により、回転ステージベース51は支点球40を
支点としてX軸方向に傾き、Y軸傾斜ロッド43の上下
移動によりY軸方向に傾斜する。この傾斜ステージ30
は、Zステージ20上に積み重ねられ、傾斜ステージベ
ース31に形成された2個の座ぐり穴31B、31Bを
利用してZ移動テーブル27上面のネジ穴27A、27
Aにネジ止めされる。
【0014】回転ステージ50は、図1及び図2に示す
ように、前記傾斜ステージベース31上に3点支持され
た回転ステージベース51があり、回転ステージベース
51の裏面には前述したように3個の球面座39、3
9、39を有している。この回転ステージベース51に
は回転ステージ駆動モータ53が下方に吊り下げられて
いる。回転ステージベース51の上面側にはターンテー
ブル52があり、ターンテーブル52の中心部に形成さ
れた軸穴52Aと回転ステージ駆動モータ53の回転軸
53Aとが嵌合し、止めネジ54で両者が固定されてい
る。回転ステージベース51上面にはフォトインタラプ
タ16、16が取付けられていて、ターンテーブル52
に取付けられたスリット板55との組み合わせで、他の
ステージと同様にホームポジション設定及びエンドポジ
ション設定を行っている。また、回転ステージベース5
1に取付けられた回転ステージ駆動モータ53は、傾斜
ステージベース31に形成された開口部31Aを経由し
てZステージ内まで垂下した状態になっている。
【0015】なお、Xステージ10、Zステージ20、
傾斜ステージ30、及び回転ステージ50の各ステージ
で使用されている駆動モータにはステッピングモータが
採用され、夫々のステージでの動作は高精度に制御され
るようになっている。
【0016】以上のように構成された載物ステージ1の
作用について説明する。本発明の載物ステージ1では、
被検体は最上部のターンテーブル52に載置される。タ
ーンテーブル52は回転ステージ駆動モータ53によっ
てZ軸の回りにθ回転される。この時、フォトインタラ
プタ16、16からの信号でホームポジションやエンド
ポジションが設定される。傾斜ステージ30では、X軸
傾斜モータ32が駆動されると、駆動プーリ33、タイ
ミングベルト35、従動プーリ34を介して偏心軸36
が回転される。偏心軸36が回転されるとその回転角度
に応じてX軸傾斜ロッド38が上昇又は下降し、ターン
テーブル52は支点球40を支点としてX軸方向に傾斜
する。同様にしてY軸傾斜モータ42が駆動されると、
駆動プーリ33、タイミングベルト35、従動プーリ3
4を介して偏心軸36が回転され、Y軸傾斜ロッド43
が上昇又は下降し、ターンテーブル52は支点球40を
支点としてY軸方向に傾斜する。この時、X軸傾斜、Y
軸傾斜とも夫々のフォトインタラプタ16、16からの
信号でホームポジションやエンドポジションが設定され
ている。Zステージでは、Zステージ駆動モータ26の
回転によりギア25、ピニオン24、及びラック23を
介してZ移動テーブル27がZ方向に駆動されるので、
ターンテーブル52もZ方向に駆動される。Z移動テー
ブル27が最下端に下降した時でも、Zステージベース
21には開口部21Bが形成されているので、回転ステ
ージ駆動モータ53の下端がZステージベース21と干
渉することがない。また、フォトインタラプタ16、1
6からの信号でホームポジションやエンドポジション及
びオーバーランが検出される。更に、Xステージ10に
おいて、Xステージ駆動モータ14の回転により送りネ
ジ13と送りナット15Aとの螺合からX移動テーブル
15が移動されるので、ターンテーブル52はX方向に
送られる。このようにして、ターンテーブル52上に載
置された被検体は、X方向とZ方向の位置制御と、X軸
方向の傾斜、Y軸方向の傾斜、及びθ回転の姿勢制御と
が正確に行われる。
【0017】次に、本発明の載物ステージ1を用い、干
渉計により光学的に被検体の平面度や平行度を計測する
装置を図5に示す。この装置では載物ステージ1はロボ
ットアーム140によって被検体Wを載置され、干渉計
100の下に移動する。干渉計100では、光源101
からの光がハーフミラー102を透過した後コリメート
レンズ103で平行光になり、参照ミラー104に達す
る。参照ミラー104もハーフミラーになっており、こ
こに到達した光は参照ミラー104の表面で反射する光
と参照ミラー104を透過して被検体Wの表面で反射す
る光とに別れる。この参照ミラー104の表面で反射し
た光と参照ミラー104を透過して被検体Wの表面で反
射した光との干渉光により干渉縞が生成される。この干
渉縞をCCDカメラ110で撮像し、解析用コンピュー
タ120で画像解析を行う。この画像はモニターテレビ
で観察できるようになっている。この場合、被検体Wの
位置ズレ、傾きや厚さ等のバラツキ、表面性状の方向性
などに対応し、被検体Wの表面を干渉計測に最適な状態
に制御することが必要になってくるが、干渉縞の状況を
解析ソフトで分析し、載物ステージ1の各ステージをコ
ンピュータ制御して、被検体Wを最適な状態に位置制御
及び姿勢制御するようになっている。この時、本発明の
載物ステージ1は高さが低いので、振動の影響も少な
く、最適な制御が行われる。
【0018】以上説明した本発明の実施の形態では、各
ステージの駆動機構として、Xステージ10では送りね
じ13と送りナット15Aを、Zステージ20ではラッ
ク23とピニオン24を、傾斜ステージ30では駆動プ
ーリ33と従動プーリ34とタイミングベルト35およ
び偏心軸36を夫々用いたが、これに限らず、種々の公
知の駆動機構を適宜用いてもよい。また、本実施の形態
の他に、Y方向に移動するYステージを追加して組込ん
でもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
X軸方向の傾斜とY軸方向の傾斜とを1つの傾斜ステー
ジで行うと共に、回転ステージの駆動モータが傾斜ステ
ージに設けられた開口部に垂下するように組込まれてい
るので、高さが低く、振動の影響が少ない載物ステージ
が得られる。更に、回転ステージの駆動モータが、Zス
テージ内にも垂下するように構成されているので、載物
ステージの高さが一層低くできる。また、Xステージ、
Zステージ、傾斜ステージ、及び回転ステージの順に下
から積み重ねられているので、剛性の高い載物ステージ
が得られる。このため、干渉計のようなナノミリメータ
のオーダの計測にも十分使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る載物ステージの全体断面図
【図2】各ステージの構造と位置関係を表わす斜視図
【図3】図2におけるA−A矢視図
【図4】図2におけるB−B矢視図
【図5】干渉計測装置の概念図
【図6】従来の載物ステージの全体斜視図
【符号の説明】
1…載物ステージ、10…Xステージ、20…Zステー
ジ、21B、31A…開口部、30…傾斜ステージ、3
6…偏心軸、38…X軸傾斜ロッド、40…支点球、4
3…Y軸傾斜ロッド、50…回転ステージ、53…回転
ステージ駆動モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 茶木 昭彦 東京都千代田区神田淡路町1丁目9番地 中央精機株式会社内 Fターム(参考) 2F065 CC00 FF04 FF51 JJ03 JJ26 QQ31 SS13 2F069 BB40 GG07 MM23 MM34 2F078 CA08 CB12 CC15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平方向のX軸に沿って移動するXステー
    ジと、X軸と直交するZ軸方向に移動するZステージ
    と、X軸方向及びY軸方向に傾斜する傾斜ステージと、
    Z軸方向の軸心を中心にθ回転する回転ステージとが積
    み重ねられて構成された載物ステージにおいて、前記傾
    斜ステージは1つのステージで構成されて前記X軸方向
    の傾斜と前記Y軸方向の傾斜とを行うと共に、前記回転
    ステージの駆動モータが前記傾斜ステージに設けられた
    開口部に垂下するように組込まれていることを特徴とす
    る載物ステージ。
  2. 【請求項2】前記回転ステージの駆動モータが、前記Z
    ステージ内に垂下するように組込まれていることを特徴
    とする、請求項1に記載の載物ステージ。
  3. 【請求項3】前記Xステージ、Zステージ、傾斜ステー
    ジ、及び回転ステージが、Xステージ、Zステージ、傾
    斜ステージ、及び回転ステージの順に下から積み重ねら
    れて構成されていることを特徴とする、請求項1又は請
    求項2に記載の載物ステージ。
JP2001312500A 2001-10-10 2001-10-10 載物ステージ Withdrawn JP2003121572A (ja)

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