JP2003120786A - ボールねじ装置およびボールねじ用転がり軸受 - Google Patents
ボールねじ装置およびボールねじ用転がり軸受Info
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- JP2003120786A JP2003120786A JP2001319766A JP2001319766A JP2003120786A JP 2003120786 A JP2003120786 A JP 2003120786A JP 2001319766 A JP2001319766 A JP 2001319766A JP 2001319766 A JP2001319766 A JP 2001319766A JP 2003120786 A JP2003120786 A JP 2003120786A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コストの低減及び精度の向上を図ることがで
き、かつボールねじ溝の有効ストロークを大きく確保す
ることのできるボールねじ装置を提供する。 【解決手段】 ボールねじ軸11を支持する転がり軸受
15Aとボールねじ溝12の切り通し面12aとの間に
設けられたカラー部16は、転がり軸受15A,15B
がボールねじ軸11の軸方向に傾かないようにするため
のものであり、転がり軸受15Aの内輪155と一体に
形成されている。
き、かつボールねじ溝の有効ストロークを大きく確保す
ることのできるボールねじ装置を提供する。 【解決手段】 ボールねじ軸11を支持する転がり軸受
15Aとボールねじ溝12の切り通し面12aとの間に
設けられたカラー部16は、転がり軸受15A,15B
がボールねじ軸11の軸方向に傾かないようにするため
のものであり、転がり軸受15Aの内輪155と一体に
形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、XYテーブル装置
などで使用されるボールねじ装置およびボールねじ用転
がり軸受に関し、特に、ボールねじ軸の外周面にボール
ねじ溝の切り通し面を有するボールねじ装置に関する。
などで使用されるボールねじ装置およびボールねじ用転
がり軸受に関し、特に、ボールねじ軸の外周面にボール
ねじ溝の切り通し面を有するボールねじ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のボールねじ装置は、図2に示さ
れるように、外周面にボールねじ溝12を有するボール
ねじ軸11と、このボールねじ軸11のボールねじ溝1
2に多数のボール13を介して係合するボールナット1
4とからなり、ボールねじ軸11を軸回りに回転させる
とボール13がボールねじ溝12を転動し、これに伴い
ボールナット14がボールねじ軸11の軸方向に直線運
動するようになっている。
れるように、外周面にボールねじ溝12を有するボール
ねじ軸11と、このボールねじ軸11のボールねじ溝1
2に多数のボール13を介して係合するボールナット1
4とからなり、ボールねじ軸11を軸回りに回転させる
とボール13がボールねじ溝12を転動し、これに伴い
ボールナット14がボールねじ軸11の軸方向に直線運
動するようになっている。
【0003】このようなボールねじ装置は、ボールねじ
軸11を軸回りに回転させて使用されるため、ボールね
じ軸11の両端部を玉軸受やテーパころ軸受などの転が
り軸受で支持する必要がある。しかし、転がり軸受をボ
ールねじ溝12の切り通し面12aに接触させてボール
ねじ軸11を支持すると、ボールねじ溝12の切り通し
面12aによって転がり軸受がボールねじ軸11の軸方
向に傾いてしまうことがある。そして、このような状態
でボールねじ軸11を転がり軸受で支持すると、ボール
ねじ軸11の回転時に回転振れが生じ、XYテーブルの
位置決め精度を低下させる要因となる。
軸11を軸回りに回転させて使用されるため、ボールね
じ軸11の両端部を玉軸受やテーパころ軸受などの転が
り軸受で支持する必要がある。しかし、転がり軸受をボ
ールねじ溝12の切り通し面12aに接触させてボール
ねじ軸11を支持すると、ボールねじ溝12の切り通し
面12aによって転がり軸受がボールねじ軸11の軸方
向に傾いてしまうことがある。そして、このような状態
でボールねじ軸11を転がり軸受で支持すると、ボール
ねじ軸11の回転時に回転振れが生じ、XYテーブルの
位置決め精度を低下させる要因となる。
【0004】そこで、従来では、図3に示すように、ボ
ールねじ溝12の切り通し面12aと転がり軸受15と
の間にカラー16を介在させ、このカラー16で転がり
軸受15がボールねじ軸11の軸方向に傾くのを防止す
るようにしている。
ールねじ溝12の切り通し面12aと転がり軸受15と
の間にカラー16を介在させ、このカラー16で転がり
軸受15がボールねじ軸11の軸方向に傾くのを防止す
るようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術では、転がり軸受15がボールねじ軸11の
軸方向に傾かないようにするためには、カラー16の端
面や内径面を精度よく加工しなければならないため、カ
ラー16の製作に多くのコストを要するという問題があ
った。
た従来技術では、転がり軸受15がボールねじ軸11の
軸方向に傾かないようにするためには、カラー16の端
面や内径面を精度よく加工しなければならないため、カ
ラー16の製作に多くのコストを要するという問題があ
った。
【0006】また、高精度が要求されるものについて
は、カラー16をボールねじ軸11に装着した後、カラ
ー16の軸受側端面を高精度に研削加工しなければなら
ないため、カラー16の加工に多くのコストを要すると
いう問題があった。さらに、カラー16は傾きを押える
ため、ある程度の幅が必要であり、カラー16の軸方向
幅を大きくとる必要があるため、ボールねじ溝12の有
効ストロークが制限され、ボールねじ軸11の長さに対
してボールねじ溝12の有効ストロークが短いという問
題があった。
は、カラー16をボールねじ軸11に装着した後、カラ
ー16の軸受側端面を高精度に研削加工しなければなら
ないため、カラー16の加工に多くのコストを要すると
いう問題があった。さらに、カラー16は傾きを押える
ため、ある程度の幅が必要であり、カラー16の軸方向
幅を大きくとる必要があるため、ボールねじ溝12の有
効ストロークが制限され、ボールねじ軸11の長さに対
してボールねじ溝12の有効ストロークが短いという問
題があった。
【0007】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
もので、コストの低減及び精度の向上を図ることがで
き、かつボールねじ溝の有効ストロークを大きく確保す
ることのできるボールねじ装置を提供することを目的と
するものである。また、本発明はボールねじ装置のボー
ルねじ軸を支持する軸受として好適なボールねじ用転が
り軸受を提供することを目的とするものである。
もので、コストの低減及び精度の向上を図ることがで
き、かつボールねじ溝の有効ストロークを大きく確保す
ることのできるボールねじ装置を提供することを目的と
するものである。また、本発明はボールねじ装置のボー
ルねじ軸を支持する軸受として好適なボールねじ用転が
り軸受を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明のボールねじ装置は、外周面に
ボールねじ溝と該ボールねじ溝の切り通し面とを有する
ボールねじ軸と、このボールねじ軸の前記ボールねじ溝
に多数のボールを介して係合するボールナットと、前記
ボールねじ軸の両端部を支持する転がり軸受と、前記ボ
ールねじ溝の切り通し面と前記転がり軸受との間に設け
られたカラーとを備えたボールねじ装置において、前記
カラーを前記転がり軸受の内輪と一体に形成したことを
特徴とする。
に、請求項1に係る発明のボールねじ装置は、外周面に
ボールねじ溝と該ボールねじ溝の切り通し面とを有する
ボールねじ軸と、このボールねじ軸の前記ボールねじ溝
に多数のボールを介して係合するボールナットと、前記
ボールねじ軸の両端部を支持する転がり軸受と、前記ボ
ールねじ溝の切り通し面と前記転がり軸受との間に設け
られたカラーとを備えたボールねじ装置において、前記
カラーを前記転がり軸受の内輪と一体に形成したことを
特徴とする。
【0009】請求項2に係る発明のボールねじ用転がり
軸受は、ボールねじ軸の一端部に外嵌する内輪と、この
内輪の外周に同軸に設けられた外輪と、この外輪と前記
内輪との間に転動自在に配設された複数の転動体とを備
えたボールねじ用転がり軸受において、前記内輪の一端
を該内輪の軸方向に延設し、その延出部を円筒カラー部
としたことを特徴とする。
軸受は、ボールねじ軸の一端部に外嵌する内輪と、この
内輪の外周に同軸に設けられた外輪と、この外輪と前記
内輪との間に転動自在に配設された複数の転動体とを備
えたボールねじ用転がり軸受において、前記内輪の一端
を該内輪の軸方向に延設し、その延出部を円筒カラー部
としたことを特徴とする。
【0010】請求項1の発明によると、カラーを転がり
軸受の内輪と一体に形成したことにより、カラーの製作
や加工に多くのコストを要することがないので、コスト
の低減及び精度の向上を図ることができる。また、カラ
ーの軸方向幅を大きくとる必要がないので、ボールねじ
軸の長さに対しボールねじ溝のストロークを有効に確保
することができる。さらに、転がり軸受がシールを内蔵
していても、取付けスぺースに影響を与えることがな
い。
軸受の内輪と一体に形成したことにより、カラーの製作
や加工に多くのコストを要することがないので、コスト
の低減及び精度の向上を図ることができる。また、カラ
ーの軸方向幅を大きくとる必要がないので、ボールねじ
軸の長さに対しボールねじ溝のストロークを有効に確保
することができる。さらに、転がり軸受がシールを内蔵
していても、取付けスぺースに影響を与えることがな
い。
【0011】請求項2の発明によると、内輪の一端を該
内輪の軸方向に延設し、その延出部を円筒カラー部とし
たことにより、ボールねじ溝の切り通し面と転がり軸受
との間に別部品としてのカラーを介在させる必要がない
ので、ボールねじ装置のボールねじ軸を支持する軸受と
して好適に使用することができる。
内輪の軸方向に延設し、その延出部を円筒カラー部とし
たことにより、ボールねじ溝の切り通し面と転がり軸受
との間に別部品としてのカラーを介在させる必要がない
ので、ボールねじ装置のボールねじ軸を支持する軸受と
して好適に使用することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、図2および図3に示したも
のと同一の部分には同一符号を付し、その詳細な説明は
割愛する。図1は、本発明の一実施形態に係るボールね
じ装置の要部を示す断面図である。同図において、ボー
ルねじ軸11の両端部(図では一端部のみ図示)には、
ボールねじ軸11を支持する転がり軸受15A,15B
がそれぞれ設けられている。これらの転がり軸受15
A,15Bのうち転がり軸受15Bはボールねじ軸11
の端部寄りに位置している。一方、転がり軸受15Aは
ボールねじ軸11の中央寄りに位置している。
に基づいて説明する。なお、図2および図3に示したも
のと同一の部分には同一符号を付し、その詳細な説明は
割愛する。図1は、本発明の一実施形態に係るボールね
じ装置の要部を示す断面図である。同図において、ボー
ルねじ軸11の両端部(図では一端部のみ図示)には、
ボールねじ軸11を支持する転がり軸受15A,15B
がそれぞれ設けられている。これらの転がり軸受15
A,15Bのうち転がり軸受15Bはボールねじ軸11
の端部寄りに位置している。一方、転がり軸受15Aは
ボールねじ軸11の中央寄りに位置している。
【0013】転がり軸受15A,15Bはボールねじ軸
11の外周面端部に圧入固定された内輪155,151
と、この内輪155,151の外周に同軸に設けられた
外輪156,152と、この外輪156,152と内輪
155,151との間に転動自在に配設された複数個の
球状転動体153とからなり、外輪156,152の外
周面には、複数のボルト17により基台18に固定され
た外輪固定用スリーブ19の内周面が固定されている。
また、転がり軸受15Aには内輪155と外輪156と
の間隙をシールするシール154が設けられている。そ
して、転がり軸受15Aの内輪155には、ボールねじ
溝12の切り通し面12aに向けて延出された円筒カラ
ー部16が設けられている。
11の外周面端部に圧入固定された内輪155,151
と、この内輪155,151の外周に同軸に設けられた
外輪156,152と、この外輪156,152と内輪
155,151との間に転動自在に配設された複数個の
球状転動体153とからなり、外輪156,152の外
周面には、複数のボルト17により基台18に固定され
た外輪固定用スリーブ19の内周面が固定されている。
また、転がり軸受15Aには内輪155と外輪156と
の間隙をシールするシール154が設けられている。そ
して、転がり軸受15Aの内輪155には、ボールねじ
溝12の切り通し面12aに向けて延出された円筒カラ
ー部16が設けられている。
【0014】前記円筒カラー部16は転がり軸受15
A,15Bがボールねじ軸11の軸方向に傾かないよう
にするためのものであり、転がり軸受15Aの内輪15
5と一体に形成されている。つまり、転がり軸受15A
は内輪155の一端を該内輪155の軸方向に延設し、
その延出部分を円筒カラー部16としている。なお、ボ
ールねじ軸11は両端部にねじ部11aを有しており、
転がり軸受15A,15Bはねじ部11aに螺嵌された
ナット20によりボールねじ溝12の切り通し面12a
とカラー21との間に締結固定されている。
A,15Bがボールねじ軸11の軸方向に傾かないよう
にするためのものであり、転がり軸受15Aの内輪15
5と一体に形成されている。つまり、転がり軸受15A
は内輪155の一端を該内輪155の軸方向に延設し、
その延出部分を円筒カラー部16としている。なお、ボ
ールねじ軸11は両端部にねじ部11aを有しており、
転がり軸受15A,15Bはねじ部11aに螺嵌された
ナット20によりボールねじ溝12の切り通し面12a
とカラー21との間に締結固定されている。
【0015】このように構成されるボールねじ装置10
では、円筒カラー部16が転がり軸受15Aの内輪15
5と一体に形成されているので、ボールねじ溝12の切
り通し面12aと転がり軸受15Aとの間に別部品とし
てのカラーを介在させる必要がない。これにより、転が
り軸受15A,15Bがボールねじ軸11の軸方向に傾
かないようにカラー16の軸受側端面を精度よく研削加
工する必要がないので、コストの低減と精度の向上を図
ることができる。
では、円筒カラー部16が転がり軸受15Aの内輪15
5と一体に形成されているので、ボールねじ溝12の切
り通し面12aと転がり軸受15Aとの間に別部品とし
てのカラーを介在させる必要がない。これにより、転が
り軸受15A,15Bがボールねじ軸11の軸方向に傾
かないようにカラー16の軸受側端面を精度よく研削加
工する必要がないので、コストの低減と精度の向上を図
ることができる。
【0016】さらに、円筒カラー部16が転がり軸受1
5Aの内輪155と一体に形成されているので、転がり
軸受15Aがシール154を有していても取付けスぺー
スに影響を与えることがない。また、ボールねじ溝12
の切り通し面12aと転がり軸受15Aとの間に別部品
としてのカラーを介在させる必要がないので、部品点数
を低減することができる。さらに、ボールねじ軸11の
両端部にカラーを圧入する工程が不要となるので、ボー
ルねじ装置の組立を容易に行うことができる。
5Aの内輪155と一体に形成されているので、転がり
軸受15Aがシール154を有していても取付けスぺー
スに影響を与えることがない。また、ボールねじ溝12
の切り通し面12aと転がり軸受15Aとの間に別部品
としてのカラーを介在させる必要がないので、部品点数
を低減することができる。さらに、ボールねじ軸11の
両端部にカラーを圧入する工程が不要となるので、ボー
ルねじ装置の組立を容易に行うことができる。
【0017】また、本実施形態に係る転がり軸受におい
ては、内輪151の一端が該内輪151の軸方向に延出
され、その延出部分が円筒カラー部16となっているの
で、ボールねじ溝12の切り通し面12aと転がり軸受
15Aとの間に別部品としてのカラーを介在させる必要
がなく、ボールねじ軸11を支持する軸受として好適に
使用できる。
ては、内輪151の一端が該内輪151の軸方向に延出
され、その延出部分が円筒カラー部16となっているの
で、ボールねじ溝12の切り通し面12aと転がり軸受
15Aとの間に別部品としてのカラーを介在させる必要
がなく、ボールねじ軸11を支持する軸受として好適に
使用できる。
【0018】なお、本発明は上述した実施形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
の変更が実施可能である。
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
の変更が実施可能である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、カラーを転がり軸受と一体に形成したの
で、コストの低減及び精度の向上を図ることができ、か
つボールねじ溝の有効ストロークを大きく確保すること
のできるボールねじ装置を提供できる。請求項2記載の
発明によれば、ボールねじ装置のボールねじ軸を支持す
る軸受として好適なボールねじ用転がり軸受を提供でき
る。
明によれば、カラーを転がり軸受と一体に形成したの
で、コストの低減及び精度の向上を図ることができ、か
つボールねじ溝の有効ストロークを大きく確保すること
のできるボールねじ装置を提供できる。請求項2記載の
発明によれば、ボールねじ装置のボールねじ軸を支持す
る軸受として好適なボールねじ用転がり軸受を提供でき
る。
【図1】本発明の一実施形態に係るボールねじ装置の要
部を示す断面図である。
部を示す断面図である。
【図2】ボールねじ装置の概略構成を示す図である。
【図3】ボールねじ軸を転がり軸受で支持する場合の従
来例を示す断面図である。
来例を示す断面図である。
11 ボールねじ軸
11a ねじ部
12 ボールねじ溝
12a 切り通し面
13 ボール
14 ボールナット
15,15A,15B 転がり軸受
16 カラー部
17 ボルト
18 基台
19 外輪固定用スリーブ
20 ナット
151,155 内輪
152,156 外輪
153 転動体
154 シール
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 3J062 AA22 AB22 AC07 BA12 BA14
CD02 CD22 CD45
3J101 AA02 AA03 AA42 AA54 AA62
BA51 BA53 FA44 GA31
Claims (2)
- 【請求項1】 外周面にボールねじ溝と該ボールねじ溝
の切り通し面を有するボールねじ軸と、このボールねじ
軸の前記ボールねじ溝に多数のボールを介して直動可能
に係合するボールナットと、前記ボールねじ軸の両端部
を支持する転がり軸受と、前記ボールねじ溝の切り通し
面と前記転がり軸受との間に設けられたカラーとを備え
たボールねじ装置において、 前記カラーを前記転がり軸受の内輪と一体に形成したこ
とを特徴とするボールねじ装置。 - 【請求項2】 ボールねじ軸の一端部に外嵌する内輪
と、この内輪の外周に同軸に設けられた外輪と、この外
輪と前記内輪との間に転動自在に配設された複数の転動
体とを備えたボールねじ用転がり軸受において、 前記内輪の一端を該内輪の軸方向に延設し、その延出部
を円筒カラー部としたことを特徴とするボールねじ用転
がり軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001319766A JP2003120786A (ja) | 2001-10-17 | 2001-10-17 | ボールねじ装置およびボールねじ用転がり軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001319766A JP2003120786A (ja) | 2001-10-17 | 2001-10-17 | ボールねじ装置およびボールねじ用転がり軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003120786A true JP2003120786A (ja) | 2003-04-23 |
Family
ID=19137274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001319766A Pending JP2003120786A (ja) | 2001-10-17 | 2001-10-17 | ボールねじ装置およびボールねじ用転がり軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003120786A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005121176A (ja) * | 2003-10-20 | 2005-05-12 | Ntn Corp | ボールねじアクチュエータ |
JP2010043664A (ja) * | 2008-08-11 | 2010-02-25 | Miyano:Kk | ボールねじ装置の製造方法およびボールねじ装置 |
WO2015129163A1 (ja) * | 2014-02-25 | 2015-09-03 | 日本精工株式会社 | ボールねじ装置 |
JP2015215035A (ja) * | 2014-05-09 | 2015-12-03 | 日本精工株式会社 | ボールねじ装置及びその製造方法 |
CN109611453A (zh) * | 2018-11-27 | 2019-04-12 | 慈兴集团有限公司 | 一种微型滚珠丝杠集成轴承总成 |
-
2001
- 2001-10-17 JP JP2001319766A patent/JP2003120786A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005121176A (ja) * | 2003-10-20 | 2005-05-12 | Ntn Corp | ボールねじアクチュエータ |
JP2010043664A (ja) * | 2008-08-11 | 2010-02-25 | Miyano:Kk | ボールねじ装置の製造方法およびボールねじ装置 |
WO2015129163A1 (ja) * | 2014-02-25 | 2015-09-03 | 日本精工株式会社 | ボールねじ装置 |
CN106030154A (zh) * | 2014-02-25 | 2016-10-12 | 日本精工株式会社 | 滚珠丝杠装置 |
JPWO2015129163A1 (ja) * | 2014-02-25 | 2017-03-30 | 日本精工株式会社 | ボールねじ装置 |
JP2015215035A (ja) * | 2014-05-09 | 2015-12-03 | 日本精工株式会社 | ボールねじ装置及びその製造方法 |
TWI572799B (zh) * | 2014-05-09 | 2017-03-01 | Nsk Ltd | Ball screw device and manufacturing method thereof |
CN109611453A (zh) * | 2018-11-27 | 2019-04-12 | 慈兴集团有限公司 | 一种微型滚珠丝杠集成轴承总成 |
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