JP2003119935A - 間仕切における支柱へのパネルの結合構造 - Google Patents

間仕切における支柱へのパネルの結合構造

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JP2003119935A
JP2003119935A JP2001320046A JP2001320046A JP2003119935A JP 2003119935 A JP2003119935 A JP 2003119935A JP 2001320046 A JP2001320046 A JP 2001320046A JP 2001320046 A JP2001320046 A JP 2001320046A JP 2003119935 A JP2003119935 A JP 2003119935A
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JP
Japan
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panel
elastic body
fitting groove
strut
partition
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Application number
JP2001320046A
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English (en)
Inventor
Shinji Okamura
信治 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 支柱とパネルとのがたつきを、簡単かつ確実
に防止しうるとともに、がた止め作業を、支柱とパネル
との組み付け完了後においても行うことができるように
した、間仕切における支柱へのパネルの結合構造を提供
する。 【解決手段】 支柱2の側面に、開口部に内向き突部5
aを設けることにより、奥部の幅を開口幅より大とした
上下方向の嵌合溝5を設け、この嵌合溝5にパネル1の
側端部を嵌合するとともに、嵌合溝5内のいずれか一方
の側面とそれに対向するパネル1の側面との間の空隙S
に、パネル1のがたつき防止用の弾性体6を嵌合し、弾
性体6の一部を内向き突部5aの内側に係合させること
により、弾性体6を嵌合溝5より抜け止めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1枚または複数枚
のパネルを、床面に立設した支柱により支持して、室内
を仕切るようにした間仕切において、支柱にパネルを結
合する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のものの従来例としては、例えば
特開平11−190085号公報に開示されているよう
に、支柱に設けた上下方向を向く嵌合溝の奥端面に、緩
衝材を接着しておき、その後に、嵌合溝にパネルの側端
部を、その側端が緩衝材に当接するようにして嵌合し、
パネルのがたつきを防止しうるようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の構
成では、嵌合溝の奥端面に緩衝材を貼着する作業が面倒
であり、手間が掛かるだけでなく、間仕切完成後等に、
緩衝材を貼着し忘れていることに気付いたような場合に
は、間仕切を解体して、緩衝材を貼着した後、再度組み
付け直さなければならない。
【0004】本発明は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑み、支柱とパネルとのがたつきを、簡単か
つ確実に防止しうるとともに、がた止め作業を、支柱と
パネルとの組み付け完了後においても行うことができる
ようにした、間仕切における支柱へのパネルの結合構造
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は次のようにして解決される。 (1) 支柱の側面に、開口部に内向き突部を設けること
により、奥部の幅を開口幅より大とした上下方向の嵌合
溝を設け、この嵌合溝にパネルの側端部を嵌合するとと
もに、嵌合溝内のいずれか一方の側面とそれに対向する
パネルの側面との間の空隙に、パネルのがたつき防止用
の弾性体を嵌合し、弾性体の一部を前記内向き突部の内
側に係合させることにより、弾性体を嵌合溝より抜け止
めする。
【0006】(2) 上記(1)項において、弾性体を平面
視V字状とし、その尖先部を嵌合溝の奥部に配設し、二
股となった一方の側片の先端を内向き突部の内側に係止
させる。
【0007】(3) 上記(1)または(2)項において、弾
性体を、透明材料により形成する。
【0008】(4) 上記(1)または(2)項において、弾
性体を、支柱と同色とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、添
付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形
態を備える間仕切を示すもので、(1)はパネル、(2)
は、各パネル(1)を連結する支柱、(3)は幅木、(4)は
笠木である。
【0010】図2に示すように、各支柱(2)は、ほぼ角
管状をなし、両側面中央部には、上下方向を向く嵌合溝
(5)が全長にわたって設けられている。なお、支柱(2)
の4面のすべてに嵌合溝(5)、またはそれより寸法を若
干異ならせた嵌合溝(図示略)を設けることもある。
【0011】各嵌合溝(5)は、開口部に、互いに対向す
る1対の内向き突部(5a)(5a)を設けることにより、奥部
の幅を開口幅より大としてある。
【0012】支柱(2)の各嵌合溝(5)には、パネル(1)
の側端部が、嵌合溝(5)の奥端面に当接するまで嵌合さ
れ、嵌合溝(5)の内側面と、それに対向するパネル(1)
の側面との間に形成される空隙(S)(S)のいずれか一方
には、パネル(1)のがたつき防止用の弾性体(6)が嵌合
されている。
【0013】弾性体(6)は、この例では、透明の硬質合
成樹脂材料により、平面視V字状に形成されており、そ
の尖先部(6a)から、パネル(1)と嵌合溝(5)の開口縁と
の間に押し込んで、二股となっている2枚の両側片(6b)
(6b)同士を互いに接する程度まで押し縮めつつ、内向き
突部(5a)を通過させ、一方の側片(6b)が他方の側片(6b)
に対して弾性復元力によりV字状に開いて、その先端が
内向き突部(5a)の内側に係合するようにして、空隙(S)
内に配設される。
【0014】このとき、弾性体(6)の尖先部(6a)は、嵌
合溝(5)の奥端面に当接するか、または近接するよう
に、各部の寸法を定めておくのがよい。
【0015】また、他方の側片(6b)が嵌合溝(5)の開口
縁とパネル(1)との間隙から多少露呈しても、その側片
(6b)は透明であるので、外観が悪くなることはない。
【0016】弾性体(6)の上下方向の長さは、10〜2
0cm程度とし、それを、支柱(2)の上部、中位部、及
び下部の3個所程度において、上記空隙(S)内に配設す
るのが好ましいが、弾性体(6)を長寸とし、それを支柱
(2)のほぼ全長にわたって空隙(S)内に配設してもよ
い。
【0017】図2に示すような構造とすると、各パネル
(1)の側端部は、弾性体(6)の復元しようとする際の付
勢力により、嵌合溝(5)のいずれか一方の開口縁に押圧
され、がたつきや振動が簡単かつ確実に防止される。
【0018】また、弾性体(6)の一部、すなわち一方の
側片(6b)の先端が、内向き突部(5a)の内側に係合してい
るので、弾性体(6)が空隙(S)から妄りに抜け外れるこ
とはない。
【0019】さらに、弾性体(6)は、連続するすべての
パネル(1)及び支柱(2)の組み付けが完了した後におい
ても、簡単に装着することができるという利点がある。
【0020】図3及び図4は、本発明の第2の実施形態
を示す。なお、第1の実施形態におけるのと同一の部材
には、同一の符号を付して図示するに止め、詳細な説明
は省略する。
【0021】図2の実施形態においては、弾性体(10)
を、図4に示すように、平面視ほぼ楔状とし、その拡幅
端部の一側縁に、楔の一側面と連続するように突片(11)
を連設するとともに、支柱(2)と同色のゴムまたは軟質
合成樹脂材料製のものとしてある。
【0022】この弾性体(10)は、その尖先部(10a)か
ら、パネル(1)と嵌合溝(5)の開口縁との間に押し込ん
で、突片(11)と反対側の拡幅端部の角部(10b)が、内向
き突部(5a)の内側に係合し、かつ突片(11)がパネル(1)
と嵌合溝(5)の開口縁との間に残存するようにして支柱
(2)に装着され、パネル(1)のがたつきを、楔状の部分
と突片(11)との2個所で防止することができる。
【0023】また、突片(11)の先端が露呈しても、突片
(11)は支柱(2)と同色であるので、見苦しくはならな
い。
【0024】
【発明の効果】本発明によると、次のような効果を奏す
ることができる。 (a) 請求項1記載の発明によると、弾性体を支柱の嵌
合溝の一方の開口縁と、それに対向するパネルとの間に
挿入するだけで、支柱とパネルとのがたつきを簡単かつ
確実に防止しうるとともに、がた止め作業、すなわち弾
性体の挿入作業を、支柱とパネルとの組み付け完了後に
おいても行うことができるので、従来のように、万一が
た止め作業を忘れていたとしても、パネルと支柱とを解
体する必要がない。
【0025】(b) 請求項2記載の発明によると、嵌合
溝の開口縁と、それに対向するパネルとの間隙がわずか
であっても、弾性体をそのわずかな間隙から空隙内に挿
入することができるとともに、空隙内に入ると、V字状
に拡がるので、空隙寸法に多少のばらつきがあっても、
そのほとんどに対応できる利点がある。
【0026】(c) 請求項3及び4記載の発明による
と、万一弾性体が外部に露呈したとしても、弾性体が目
立たず、間仕切の外観を損なうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を備える間仕切の正面
図である。
【図2】図1のII−II線に沿う拡大横断平面図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施形態における、図2と同様
の部分の横断平面図である。
【図4】同じく、弾性体の平面図である。
【符号の説明】
(1)パネル (2)支柱 (3)幅木 (4)笠木 (5)嵌合溝 (5a)内向き突部 (6)弾性体 (6a)尖先部 (6b)側片 (10)弾性体 (10a)尖先部 (10b)角部 (11)突片 (S)空隙

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱の側面に、開口部に内向き突部を設
    けることにより、奥部の幅を開口幅より大とした上下方
    向の嵌合溝を設け、この嵌合溝にパネルの側端部を嵌合
    するとともに、嵌合溝内のいずれか一方の側面とそれに
    対向するパネルの側面との間の空隙に、パネルのがたつ
    き防止用の弾性体を嵌合し、弾性体の一部を前記内向き
    突部の内側に係合させることにより、弾性体を嵌合溝よ
    り抜け止めしたことを特徴とする間仕切における支柱へ
    のパネルの結合構造。
  2. 【請求項2】 弾性体を平面視V字状とし、その尖先部
    を嵌合溝の奥部に配設し、二股となった一方の側片の先
    端を内向き突部の内側に係止させた請求項1記載の間仕
    切における支柱へのパネルの結合構造。
  3. 【請求項3】 弾性体を、透明材料により形成した請求
    項1または2記載の間仕切における支柱へのパネルの結
    合構造。
  4. 【請求項4】 弾性体を、支柱と同色とした請求項1ま
    たは2記載の間仕切における支柱へのパネルの結合構
    造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108204131A (zh) * 2016-12-16 2018-06-26 李聪 一种预制隔墙建造法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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