JP2003119824A - 排土装置付き建設機械 - Google Patents

排土装置付き建設機械

Info

Publication number
JP2003119824A
JP2003119824A JP2001310311A JP2001310311A JP2003119824A JP 2003119824 A JP2003119824 A JP 2003119824A JP 2001310311 A JP2001310311 A JP 2001310311A JP 2001310311 A JP2001310311 A JP 2001310311A JP 2003119824 A JP2003119824 A JP 2003119824A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation lever
earth
seat
driver
hydraulic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001310311A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3961803B2 (ja
Inventor
Tsutomu Fukumoto
務 福本
Shingo Kishimoto
新吾 岸本
Tomoyuki Tanaka
友幸 田中
Fumimasa Saeki
文将 佐伯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2001310311A priority Critical patent/JP3961803B2/ja
Publication of JP2003119824A publication Critical patent/JP2003119824A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3961803B2 publication Critical patent/JP3961803B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 排土用操作レバー装置を独立して設けた場合
でも、オペレータの足場を確保し、作業環境を良好にす
る。 【解決手段】 排土用操作レバー装置25の油圧パイロ
ット弁26と各油圧パイロットホース27とを覆うカバ
ー部材29を設け、このカバー部材29は、上側部位を
左,右方向に広幅な広幅部33とし、下側部位を狭幅な
狭幅部34としている。従って、カバー部材29は、上
側の広幅部33にかさばる油圧パイロット弁26を収容
することができる。しかも、下側の狭幅部34は、カバ
ー部材29を設置するときに床板17上で占める面積を
小さくすることができるから、運転席15に着座したオ
ペレータとカバー部材29との間の足場面積を広くで
き、作業環境を良好にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧ショベ
ル等の建設機械に関し、特に、土砂の排土作業、地均し
作業を行なう排土装置を備えた排土装置付き建設機械に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、建設機械としての油圧ショベル
は、走行モータによって自走可能な下部走行体と、該下
部走行体上に旋回装置を介して旋回可能に搭載された上
部旋回体と、該上部旋回体の前側に俯仰動可能に設けら
れた作業装置とによって大略構成されている。
【0003】また、下部走行体の前側には土砂の排土作
業、地均し作業等を行なうための排土装置が上,下方向
に揺動可能に取付けられている。さらに、上部旋回体
は、旋回フレームと、該旋回フレーム上に設けられた運
転席と、前記旋回フレームの後側に搭載され、油圧ポン
プを駆動するエンジンと、前記旋回フレーム上に搭載さ
れ、前記油圧ポンプからの圧油を各アクチュエータに給
排する制御弁群と、前記旋回フレーム上を覆うように設
けられた床板と、前記運転席の前側に配設され、前記下
部走行体を走行させる走行用操作レバー装置と、前記運
転席の前側または左,右両側に配設され、前記作業装
置、旋回装置を操作する作業用操作レバー装置と、前記
運転席の前側に配設され、前記排土板を操作する排土用
操作レバー装置とによって大略構成されている。
【0004】そして、排土作業等を行なう排土装置と、
この排土装置を操作する排土用操作レバー装置とを有す
る油圧ショベルは、例えば特開2001−115494
号公報等によって知られている。
【0005】この種の従来技術による油圧ショベルは、
運転席の前側に位置して床板上にレバースタンドを立設
し、このレバースタンドの左,右方向の中央に2本の走
行用操作レバー装置を配置し、左,右方向の両側に作業
用操作レバー装置を配置している。また、レバースタン
ドの右側面には、上,下方向のほぼ中間位置から上側に
延びて排土用操作レバー装置が配置されている。ここ
で、排土用操作レバー装置は、コントロールケーブルを
介して制御弁群の排土用制御弁のパイロット部に接続さ
れている。
【0006】そして、このように構成された従来技術に
よる油圧ショベルでは、運転席に着座したオペレータ
は、走行用操作レバー装置の操作レバーを前,後方向に
傾転操作することにより下部走行体を走行させる。ま
た、作業用操作レバー装置の操作レバーを前,後方向と
左,右方向に傾転操作することにより作業装置を俯仰動
させ、上部旋回体を旋回動作させる。さらに、排土用操
作レバー装置の操作レバーを前,後方向に傾転操作する
ことにより、例えば排土装置の排土板を下側に揺動して
地面に付ける。この状態で下部走行体を走行させること
により、排土作業、地均し作業を行なうことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による油圧ショベルは、排土用操作レバー装置と
排土用制御弁のパイロット部とをコントロールケーブル
を用いて接続している。このコントロールケーブルを用
いた接続構造は、コンパクトに形成することができるた
め、レバースタンドのように限られたスペース内の接続
構造に適している。
【0008】しかし、コントロールケーブルは、排土用
操作レバー装置の操作レバーを操作したときの排土用制
御弁の反応が悪く、操作性の点で劣るという問題があ
る。また、排土用操作レバー装置とコントロールケーブ
ルとの接続部分、コントロールケーブルと排土用制御弁
との接続部分には隙間(がたつき)が形成されるから、
これらの接続部分で調整作業が必要となり、また調整機
構に関連する部品も多くなる等の問題がある。
【0009】そこで、昨今では、排土用操作レバー装置
を操作したときの排土用制御弁の反応が良好で、調整作
業を必要としない油圧パイロットを用い、排土用操作レ
バー装置と排土用制御弁とを接続することが望まれてい
る。
【0010】まず、油圧パイロットを用いて排土用操作
レバー装置と制御弁とを接続するためには、該操作レバ
ー装置側に油圧パイロット弁を設ける必要があり、今ま
でよりも大きな取付けスペースを必要とする。
【0011】しかし、既存のレバースタンドは、走行用
操作レバー装置、作業用操作レバー装置も配設されてい
るから、大きな取付スペースを確保するのが困難であ
る。このために、既存のレバースタンドには、排土用操
作レバー装置を取付けることができないという問題があ
る。
【0012】また、排土用操作レバー装置をレバースタ
ンドと独立して床板上に立設することも考えられるが、
この場合には、オペレータの足元空間、即ち足場として
使用できる床板の面積が狭くなってしまうから、作業環
境が悪化し、作業性が低下するという問題がある。
【0013】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明の目的は、排土用操作レバー装置
を独立して設けた場合でも、オペレータの足場を確保す
ることにより、作業環境を良好にして作業性を向上する
ことができるようにした排土装置付き建設機械を提供す
ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による排土装置付
き建設機械は、前側に掘削作業を行なう作業装置と土砂
の排土作業を行なう排土装置とが設けられた車体と、該
車体上に設けられた運転席と、該運転席の前側に位置し
て設けられ前記排土装置を操作する排土用操作レバー装
置とを備えている。
【0015】そして、上述した課題を解決するために、
請求項1の発明が採用する構成の特徴は、排土用操作レ
バー装置は、運転席よりも前側の側方に位置して車体上
に設けられ油圧ホースが接続された油圧パイロット弁
と、該油圧パイロット弁に取付けられた操作レバーとに
よって構成し、車体には排土用操作レバー装置の油圧パ
イロット弁と油圧ホースを覆うカバー部材を設け、該カ
バー部材はその下側部位を運転席に着座したオペレータ
との間に足場を確保すべく狭幅に形成したことにある。
【0016】このように構成したことにより、カバー部
材の下側部位が狭幅に形成されているから、排土用操作
レバー装置を運転席よりも前側の側方に独立して設けた
場合でも、排土用操作レバー装置(カバー部材)が占め
る面積を小さくすることができ、運転席に着座したオペ
レータにとって足を置く足場を確保することができる。
また、カバー部材は、排土用操作レバー装置の油圧パイ
ロット弁と油圧ホースを覆い隠しているから、外観上の
見栄えを良好にすることができる。
【0017】請求項2の発明によると、カバー部材は、
油圧パイロット弁を支持する支持フレームと、油圧パイ
ロット弁と油圧ホースを覆って該支持フレームに取付け
られ上側が広幅部となり下側が狭幅部となったカバーと
により構成したことにある。
【0018】このように構成したことにより、カバー
は、上側の広幅部で油圧パイロット弁を覆うことがで
き、下側の狭幅部によって設置するときの占有面積を小
さくすることができる。
【0019】請求項3の発明によると、車体には運転席
に着座したオペレータを保護するために作業装置との間
に側面板を有するキャブまたはキャノピを設け、排土用
操作レバー装置は、該キャブまたはキャノピの側面板に
沿わせて運転席の前側の側方に位置して設けたことにあ
る。
【0020】このように構成したことにより、排土用操
作レバー装置は、キャブまたはキャノピの側面板によっ
て制限された足場スペース内の側方の端部に配置される
から、限られた足場スペース内で運転席に着座したオペ
レータとカバー部材との間に広い足場を確保することが
できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
排土装置付き建設機械として排土装置付き油圧ショベル
を例に挙げ、図1ないし図6に従って詳細に説明する。
【0022】1は油圧ショベルの下部走行体、2は該下
部走行体1上に旋回装置3を介して旋回可能に搭載さ
れ、該下部走行体1と共に車体を構成する上部旋回体
で、該上部旋回体2の前部には土砂の掘削作業等を行な
う作業装置4が設けられ、前記下部走行体1の前部には
排土作業、地均し作業等を行なう排土装置5が設けられ
ている。
【0023】ここで、下部走行体1は、左,右両側にサ
イドフレーム6A(左側のみ図示)を有するトラックフ
レーム6と、該トラックフレーム6のサイドフレーム6
Aの一端部に設けられた遊動輪7と、サイドフレーム6
Aの他端部に設けられた駆動輪8と、前記遊動輪7と駆
動輪8とに亘って巻回された履帯9とによって大略構成
され、前記駆動輪8は、走行モータ8Aによって回転駆
動されるものである。
【0024】また、作業装置4は、後述する旋回フレー
ム10の前側に俯仰動可能に取付けられたロアブーム4
Aと、該ロアブーム4Aの先端部に左,右方向に揺動可
能に取付けられたアッパブーム4Bと、該アッパブーム
4Bの先端部に左,右方向に揺動可能に取付けられたア
ームリテーナ4Cと、該アームリテーナ4Cに俯仰動可
能に取付けられたアーム4Dと、該アーム4Dの先端部
に回動可能に取付けられたバケット4Eと、これらを作
動するリンクロッド4F、シリンダ4G,4H,4J,
4Kとによって大略構成されている。
【0025】ここで、前記リンクロッド4Fは、ロアブ
ーム4A、アッパブーム4B、アームリテーナ4Cと共
に平行リンクを構成し、ロアブーム4Aに対してアーム
4D(アームリテーナ4C)を常時平行状態に保持する
ものである。さらに、オフセットシリンダ4Kは、例え
ば側溝掘り作業を行なうときに、後述のオフセットペダ
ル23が操作されることにより、伸縮動作してアーム4
Dをロアブーム4Aに対し左,右方向に平行移動させる
ものである。
【0026】一方、排土装置5は、図2に示すように、
下部走行体1の前方で左,右方向に延びて設けられた排
土板5Aと、該排土板5Aをトラックフレーム6に上,
下方向に揺動可能に取付ける2本のステー5B,5B
と、前記排土板5Aを上,下方向に移動する排土シリン
ダ5Cとによって大略構成されている。
【0027】次に、上部旋回体2は、後述する旋回フレ
ーム10、カウンタウエイト11、エンジン12、作動
油タンク13、制御弁群14、運転席15、床板17、
走行用操作レバー装置21、作業用操作レバー装置2
2、排土用操作レバー装置25、カバー部材29等によ
って大略構成されている。
【0028】10は上部旋回体2の支持構造体を形成す
る旋回フレームで、該旋回フレーム10は、平板状の底
板10Aと、該底板10Aに立設され、前,後方向に延
びた左縦板10B、右縦板10Cとによって大略構成さ
れ、各縦板10B,10Cの前側には、ロアブーム4A
とブームシリンダ4Gが取付けられている。
【0029】11は旋回フレーム10の後端部に取付け
られたカウンタウエイトで、該カウンタウエイト11
は、作業装置4との重量バランスをとるもので、旋回半
径に応じた円弧状に形成されている。
【0030】12は旋回フレーム10上に搭載されたエ
ンジンで、該エンジン12は、旋回フレーム10の後側
に左,右方向に延在する横置き状態に配設されている。
また、エンジン12の右側にはラジエータ、オイルクー
ラが対面するように配設され、左側には油圧ポンプ(い
ずれも図示せず)が取付けられている。
【0031】13は旋回フレーム10の右縦板10Cの
右側に位置してエンジン12の前側に配設された作動油
タンクで、該作動油タンク13は、油圧ポンプに供給す
る作動油を貯えるものである。
【0032】14は作動油タンク13の前側に位置して
旋回フレーム10上に設けられた制御弁群で、該制御弁
群14は、下部走行体1の走行モータ8A、旋回装置3
の旋回モータ(図示せず)、作業装置4の各シリンダ4
G〜4K、排土装置5の排土シリンダ5Cを制御する複
数個の制御弁によって構成されている。
【0033】15はオペレータが着座する運転席で、該
運転席15は、旋回フレーム10の左側寄りに位置して
台座15A上に設けられている。また、運転席15の右
側には、台座15Aに隣接してコントロールボックス1
6が設けられ、該コントロールボックス16には、運転
時に用いられる表示器、スイッチ類(いずれも図示せ
ず)等が設けられている。
【0034】17は運転席15の周囲を含み前側に広が
る床板で、該床板17は、運転席15に着座したオペレ
ータの足元で旋回フレーム10の上側を覆うように該旋
回フレーム10上に取付けられている。また、床板17
は、左側から前側にかけて円弧状に形成され、右側は旋
回フレーム10の左縦板10Bに沿って前,後方向に直
線状に形成されている。
【0035】18は運転席15の後側、左側、右側を囲
むように旋回フレーム10上に設けられた外装カバー
で、該外装カバー18は、運転席15の後側に位置して
エンジン12等を覆った後カバー18Aと、該後カバー
18Aの左側から前側に延びた左カバー18Bと、前記
後カバー18Aの右側から前側に延び作動油タンク1
3、制御弁群14等を覆った右カバー18Cとによって
大略構成されている。
【0036】19は運転席15の上方を覆うように旋回
フレーム10に取付けられたキャノピで、該キャノピ1
9は、運転席15に着座したオペレータを保護するもの
である。ここで、キャノピ19は、右前柱19A、左後
柱19B、右後柱19C、該各柱19A,19B,19
Cの上側に取付けられた天井板19D、作業装置4との
間を仕切るために右前柱19Aと右後柱19Cとの間の
右側面下側寄りに設けられた側面板19E、該側面板1
9Eと天井板19Dとの間に取付けられた側面ガラス1
9F等によって大略構成されている。
【0037】ここで、側面板19E、側面ガラス19F
は、作業装置4のバケット4Eを持上げたときに、該バ
ケット4Eからこぼれ落ちる土砂等からオペレータを保
護する働きを有している。また、側面板19Eは、床板
17の右端部に沿って設けられ、運転席15に着座した
オペレータが足を置く足場スペースの右側を制限してい
る。
【0038】20は運転席15の前側に位置して旋回フ
レーム10上に設けられたレバースタンドで、該レバー
スタンド20は、床板17から上方に延びるように立設
されている。
【0039】21,21はレバースタンド20の上部に
位置して左,右方向の中央に取付けられた左,右の走行
用操作レバー装置で、該各走行用操作レバー装置21
は、前,後方向に傾転操作可能な操作レバーを有してい
る。そして、各走行用操作レバー装置21は、下部走行
体1を走行させるときに操作されるものである。
【0040】22,22はレバースタンド20の上部に
位置して左,右方向の両側に取付けられた左,右の作業
用操作レバー装置で、該各作業用操作レバー装置22
は、前,後方向と左,右方向に傾転操作可能な操作レバ
ーを有している。そして、各作業用操作レバー装置22
は、旋回装置3を旋回駆動したり、作業装置4を俯仰動
するときに操作されるものである。
【0041】23はレバースタンド20の右側に位置し
て床板17上に設けられたオフセットペダルで、該オフ
セットペダル23は、作業装置4のアーム4D、バケッ
ト4Eを左,右方向に平行移動させるときに操作される
ものである。
【0042】24はレバースタンド20の左側に位置し
て床板17上に設けられた足置きペダルで、該足置きペ
ダル24は、オペレータの左足を乗せるものである。ま
た、足置きペダル24は、例えば作業装置4のバケット
4Eに換えてブレーカ等の他の作業具を取付けた場合
に、この作業具を操作するためのペダル、即ちオフセッ
トペダル23と同様の構成を有するペダルに交換するこ
とができる。
【0043】次に、25は排土装置5を操作する排土用
操作レバー装置で、該排土用操作レバー装置25は、運
転席15よりも前側の右側方、詳しくはキャノピ19に
よって保護された運転スペース内で、該キャノピ19の
側面板19Eに沿った右側方の端部に設けられている。
そして、排土用操作レバー装置25は、図4ないし図6
に示す如く、後述する油圧パイロット弁26、操作レバ
ー28等によって大略構成されている。
【0044】26は後述する支持フレーム30に支持さ
れた油圧パイロット弁で、該油圧パイロット弁26は、
スプール(図示せず)等を内蔵したほぼ直方体状の弁本
体26Aと、該弁本体26Aの上部に設けられ、前記ス
プールを操作する操作部26Bとによって構成されてい
る。
【0045】また、27,27,…は油圧パイロット弁
26の弁本体26Aに接続された4本の油圧パイロット
ホースで、該各ホース27は、後述する支持フレーム3
0の開口部30Fを通って床板17の下側に延びてい
る。そして、4本の油圧パイロットホース27のうち、
2本は油圧ポンプと作動油タンク13に接続され、2本
は制御弁群14の排土用制御弁のパイロット部に接続さ
れている。
【0046】28はオペレータによって傾転操作される
操作レバーで、該操作レバー28は、ほぼL字形状に折
曲げられている。そして、操作レバー28は、基端側が
油圧パイロット弁26の操作部26Bに取付けられ、先
端側が後述するカバー32のレバー開口32Eから外部
に突出し、左側に傾斜しながら上側に延びている。
【0047】このように構成された排土用操作レバー装
置25は、操作レバー28を傾転操作することにより、
油圧パイロット弁26から油圧パイロットホース27を
介して制御弁群14の排土用制御弁にパイロット圧を供
給し、該排土用制御弁を作動させて排土装置5を操作す
る。
【0048】一方、29は排土用操作レバー装置25の
油圧パイロット弁26と各油圧パイロットホース27を
覆うカバー部材で、該カバー部材29は、後述の支持フ
レーム30とカバー32とによって構成されている。
【0049】30は強度部材として形成され、油圧パイ
ロット弁26を支持する支持フレームで、該支持フレー
ム30は、運転席15よりも前側の右側方に位置して床
板17上に立設されている。また、支持フレーム30
は、下側が床板17に固定され、上側に油圧パイロット
弁26を支持する枠状体として形成されている。
【0050】そして、支持フレーム30の形状について
述べると、該支持フレーム30は、図5、図6に示す如
く、略長方形状の縦板部30Aと、該縦板部30Aの下
端縁からほぼ直角に延びた下板部をなす取付板部30
B,30Bと、前記縦板部30Aの上端縁からほぼ直角
に延びた上板部30Cと、前記縦板部30Aの側端縁か
らほぼ直角に延びた側板部30D,30Eとによって構
成されている。また、縦板部30Aの下側には、各油圧
パイロットホース27が通る開口部30Fが形成されて
いる。
【0051】このように形成された支持フレーム30
は、縦板部30Aがキャノピ19の側面板19Eに沿っ
て前,後方向に配置されている。この状態で取付板部3
0B,30Bが床板17にボルト31,31によって固
定されている。また、上板部30Cには油圧パイロット
弁26の弁本体26Aがボルト止めされている。
【0052】32は支持フレーム30に取付けられたカ
バーで、該カバー32は、油圧パイロット弁26と各油
圧パイロットホース27を覆って支持フレーム30に取
付けられている。また、カバー32は、例えば薄鋼板等
を折曲げたり、溶接したりすることによって所定の形状
をなしている。
【0053】そして、カバー32の形状について述べる
と、該カバー32は、図4に示す如く、上側寄りに位置
して支持フレーム30の縦板部30Aに対面するように
設けられた垂直面部32Aと、該垂直面部32Aの下端
縁から下向きに延び、後退するようにキャノピ19の側
面板19Eに向けて漸次傾斜した傾斜面部32Bと、前
記垂直面部32Aの上端縁から支持フレーム30を上側
から覆うようにほぼ直角に延びた上面部32Cと、前記
垂直面部32A、傾斜面部32B、上面部32Cの前側
を覆った側面部32Dとによって構成されている。ま
た、側面部32Dの上側には、操作レバー28が通るレ
バー開口32Eが形成されている。さらに、傾斜面部3
2Bの下部と側面板19Eとの間隔寸法は、4本の油圧
パイロットホース27を取り回すことができる最小限の
寸法に設定されている。
【0054】ここで、カバー32は、垂直面部32Aの
下側に傾斜面部32Bを設け、該傾斜面部32Bは、下
側に向けて左,右方向の右側に漸次傾斜させる構成とし
ているから、カバー部材29は、垂直面部32Aがある
上側部位が左,右方向に広幅な広幅部33となり、傾斜
面部32Bがある下側部位が狭幅な狭幅部34となって
いる。
【0055】これにより、カバー部材29は、上側の広
幅部33にかさばる油圧パイロット弁26を収容するこ
とができる。しかも、下側の狭幅部34は、カバー部材
29を設置するときに床板17上で占める面積を、図4
中にS1で示す部位、即ち非常に小さな設置面積とする
ことができる。これにより、広幅部33と狭幅部34と
の差の分の面積S2だけ、運転席15に着座したオペレ
ータの足を置くための足場(図4中に斜線で示す場所)
を広くすることができる。
【0056】なお、35はカバー部材29とコントロー
ルボックス16との間に設けられた化粧カバーで、該化
粧カバー35は、カバー32と一体または別体の板材に
よって形成されている。そして、化粧カバー35は、カ
バー32の垂直面部32A、傾斜面部32Bから後方に
延びてコントロールボックス16まで達している。
【0057】本実施の形態による油圧ショベルは、上述
の如き構成を有するもので、次に、その動作について説
明する。
【0058】まず、オペレータは運転席15に着座し、
レバースタンド20に設けられた各走行用操作レバー装
置21を操作することにより、下部走行体1を走行させ
る。また、各作業用操作レバー装置22を操作すること
によって上部旋回体2を旋回動作させたり、作業装置4
を俯仰動させたりし、例えば土砂の掘削作業等を行な
う。このときに右足でオフセットペダル23を操作し、
作業装置4のバケット4E等を左,右方向に平行移動す
ることにより側溝掘り作業を行なうことができる。さら
に、排土用操作レバー装置25を操作することにより、
排土装置5を上,下方向に揺動し、例えば排土板5Aを
地面に付けた状態で下部走行体1を走行させることによ
って、土砂の排土作業、地均し作業を行なうことができ
る。
【0059】ここで、オペレータの足元に位置する床板
17には、レバースタンド20、オフセットペダル2
3、足置きペダル24等が設けられ、さらに、運転席1
5の右側方には排土用操作レバー装置25を設けてい
る。この排土用操作レバー装置25は、油圧パイロット
弁26を備えており、操作レバー28の操作を制御弁群
14側に応答性よく伝えることができ、操作性を向上す
ることができる。
【0060】このように、本実施の形態によれば、排土
用操作レバー装置25に油圧パイロット弁26を設け、
該油圧パイロット弁26を油圧パイロットホース27を
介して制御弁群14に接続しているから、排土用操作レ
バー装置25を操作したときの応答性を良好にすること
ができ、操作性、作業性を向上することができる。ま
た、油圧パイロット式は、従来技術で述べたコントロー
ルケーブル式のように調整作業を必要としないから、組
立作業性を向上することができる。
【0061】しかも、排土用操作レバー装置25の油圧
パイロット弁26と各油圧パイロットホース27を覆う
カバー部材29は、上側部位を左,右方向に広幅な広幅
部33とし、下側部位を狭幅な狭幅部34としている。
従って、カバー部材29は、上側の広幅部33にかさば
る油圧パイロット弁26を収容することができる。しか
も、下側の狭幅部34は、カバー部材29を設置すると
きに床板17上で占める面積をS1と小さくしているか
ら、面積S2の分だけ運転席15に着座したオペレータ
とカバー部材29との間の足場面積を広くすることがで
きる。この結果、オペレータの足元を広くすることによ
り、オペレータは足を作業し易い場所に置くことがで
き、また周囲の部材との干渉もなくなるから、作業環境
を良好にすることができ、作業性を向上することができ
る。
【0062】また、カバー部材29は、そのカバー32
によって排土用操作レバー装置25の油圧パイロット弁
26、油圧パイロットホース27を覆い隠すことができ
るから、外観上の見栄えを良好にすることができる。
【0063】さらに、足場の右側のスペースは、作業装
置4のバケット4Eを持上げたときに該バケット4Eか
らこぼれ落ちる土砂等からオペレータを保護するための
キャノピ19の側面板19Eによって制限されている。
然るに、排土用操作レバー装置25、カバー部材29
は、前記側面板19Eに沿わせて設けているから、限ら
れた足場スペースの右端に配設することができる。これ
により、運転席15に着座したオペレータとカバー部材
29との間には、下側が狭幅部34となったカバー部材
29を足場スペースの右端に配設したことにより、より
広い足場を確保することができる。
【0064】なお、実施の形態では、運転席15の前側
にレバースタンド20を設け、該レバースタンド20に
走行用操作レバー装置21と作業用操作レバー装置22
を設けた油圧ショベルを例に挙げて説明した。しかし、
本発明はこれに限るものではなく、例えば図7に示す第
1の変形例のように、運転席15の前側に床板17から
上側に延びる走行用操作レバー装置41,41を有し、
運転席15の左,右方向両側に作業用操作レバー装置4
2,42を有する油圧ショベルに適用してもよい。
【0065】また、実施の形態では、薄鋼板に折曲げ加
工、溶接作業を施してカバー32を形成することによ
り、該カバー32の垂直面部32A、傾斜面部32Bを
平坦面として形成している。しかし、本発明はこれに限
らず、例えば図8に示す第2の変形例のように、カバー
51は、垂直面部51A、傾斜面部51B、上面部32
C、側面部32Dから形成し、前記傾斜面部51Bは凹
円弧面として形成してもよい。また、カバー32,51
は樹脂材料等の他の材料を用いて形成してもよい。
【0066】一方、実施の形態では、運転席15の上方
を覆うキャノピ19を備えた油圧ショベルに適用した場
合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例
えば図9に示す第3の変形例のように、運転席15の周
囲を覆うことにより該運転席15に着座したオペレータ
を保護するキャブ61を備えた油圧ショベルに適用して
もよい。
【0067】また、実施の形態では、アーム4Dを左,
右方向に平行移動するオフセット式の作業装置4を備え
た油圧ショベルを例示したが、本発明はこれに限るもの
ではなく、スイングポストによって左,右方向に揺動す
るスイング式の作業装置を備えた油圧ショベルに適用し
てもよい。また、オフセット機構、スイング機構を備え
ていない一般的な油圧ショベルに適用してもよい。
【0068】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の発明によ
れば、排土用操作レバー装置は、運転席よりも前側の側
方に位置して車体上に設けられ油圧ホースが接続された
油圧パイロット弁と、該油圧パイロット弁に取付けられ
た操作レバーとによって構成し、車体には排土用操作レ
バー装置の油圧パイロット弁と油圧ホースを覆うカバー
部材を設け、該カバー部材はその下側部位を運転席に着
座したオペレータとの間に足場を確保すべく狭幅に形成
している。従って、カバー部材の下側部位は狭幅に形成
されているから、排土用操作レバー装置を運転席よりも
前側の側方に独立して設けた場合でも、排土用操作レバ
ー装置(カバー部材)を設置するときに占める面積を小
さくすることができ、運転席に着座したオペレータにと
って足を置く足場を確保することができる。
【0069】この結果、オペレータの足元を広くするこ
とにより、足を作業し易い場所に置くことができ、周囲
の部材との干渉も防止できるから、作業環境を良好にす
ることができ、作業性を向上することができる。また、
カバー部材は、排土用操作レバー装置の油圧パイロット
弁と油圧ホースを覆い隠すことができるから、外観上の
見栄えを良好にすることができる。
【0070】請求項2の発明によれば、カバー部材は、
油圧パイロット弁を支持する支持フレームと、油圧パイ
ロット弁と油圧ホースを覆って該支持フレームに取付け
られ上側が広幅部となり下側が狭幅部となったカバーと
により構成している。従って、カバーは、上側の広幅部
で油圧パイロット弁を覆うことができ、下側の狭幅部に
よって設置するときの占有面積を小さくすることができ
る。
【0071】請求項3の発明によれば、車体には運転席
に着座したオペレータを保護するために作業装置との間
に側面板を有するキャブまたはキャノピを設け、排土用
操作レバー装置は、該キャブまたはキャノピの側面板に
沿わせて運転席の前側の側方に位置して設けている。従
って、排土用操作レバー装置は、キャブまたはキャノピ
の側面板によって制限された足場スペース内の側方の端
部に配置することができ、限られた足場スペース内で運
転席に着座したオペレータとカバー部材との間に広い足
場を確保することができ、作業環境、作業性を向上する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に適用される油圧ショベル
を示す正面図である。
【図2】図1の油圧ショベルを作業装置、キャノピの上
部を省略した状態で拡大して示す平面図である。
【図3】図1の油圧ショベルを作業装置の一部、排土装
置を省略した状態で拡大して示す左側面図である。
【図4】排土用操作レバー装置、カバー部材を運転席、
床板、キャノピ等の一部と一緒に示す要部拡大の斜視図
である。
【図5】排土用操作レバー装置、カバー部材を図4中の
矢示V−V方向からみた断面図である。
【図6】排土用操作レバー装置、カバー部材を図5中の
矢示VI−VI方向からみた正面図である。
【図7】本発明の第1の変形例による油圧ショベルを示
す平面図である。
【図8】本発明の第2の変形例によるカバー部材を図4
と同様位置からみた斜視図である。
【図9】本発明の第3の変形例に適用されるキャブを備
えた油圧ショベルを示す正面図である。
【符号の説明】
1 下部走行体(車体) 2 上部旋回体(車体) 4 作業装置 5 排土装置 15 運転席 17 床板 19 キャノピ 19E 側面板 25 排土用操作レバー装置 26 油圧パイロット弁 27 油圧パイロットホース 28 操作レバー 29 カバー部材 30 支持フレーム 32,51 カバー 33 広幅部 34 狭幅部 61 キャブ
フロントページの続き (72)発明者 田中 友幸 滋賀県甲賀郡水口町笹ヶ丘1−2 株式会 社日立建機ティエラ滋賀工場内 (72)発明者 佐伯 文将 滋賀県甲賀郡水口町笹ヶ丘1−2 株式会 社日立建機ティエラ滋賀工場内 Fターム(参考) 2D015 BA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前側に掘削作業を行なう作業装置と土砂
    の排土作業を行なう排土装置とが設けられた車体と、該
    車体上に設けられた運転席と、該運転席の前側に位置し
    て設けられ前記排土装置を操作する排土用操作レバー装
    置とを備えてなる排土装置付き建設機械において、 前記排土用操作レバー装置は、前記運転席よりも前側の
    側方に位置して前記車体上に設けられ油圧ホースが接続
    された油圧パイロット弁と、該油圧パイロット弁に取付
    けられた操作レバーとによって構成し、 前記車体には前記排土用操作レバー装置の油圧パイロッ
    ト弁と油圧ホースを覆うカバー部材を設け、 該カバー部材はその下側部位を前記運転席に着座したオ
    ペレータとの間に足場を確保すべく狭幅に形成したこと
    を特徴とする排土装置付き建設機械。
  2. 【請求項2】 前記カバー部材は、前記油圧パイロット
    弁を支持する支持フレームと、前記油圧パイロット弁と
    油圧ホースを覆って該支持フレームに取付けられ上側が
    広幅部となり下側が狭幅部となったカバーとにより構成
    してなる請求項1に記載の排土装置付き建設機械。
  3. 【請求項3】 前記車体には前記運転席に着座したオペ
    レータを保護するために前記作業装置との間に側面板を
    有するキャブまたはキャノピを設け、前記排土用操作レ
    バー装置は、該キャブまたはキャノピの側面板に沿わせ
    て前記運転席の前側の側方に位置して設けてなる請求項
    1または2に記載の排土装置付き建設機械。
JP2001310311A 2001-10-05 2001-10-05 排土装置付き建設機械 Expired - Fee Related JP3961803B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001310311A JP3961803B2 (ja) 2001-10-05 2001-10-05 排土装置付き建設機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001310311A JP3961803B2 (ja) 2001-10-05 2001-10-05 排土装置付き建設機械

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003119824A true JP2003119824A (ja) 2003-04-23
JP3961803B2 JP3961803B2 (ja) 2007-08-22

Family

ID=19129306

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001310311A Expired - Fee Related JP3961803B2 (ja) 2001-10-05 2001-10-05 排土装置付き建設機械

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3961803B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006233643A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006233643A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械
JP4550623B2 (ja) * 2005-02-25 2010-09-22 日立建機株式会社 建設機械

Also Published As

Publication number Publication date
JP3961803B2 (ja) 2007-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4550623B2 (ja) 建設機械
JP2007205100A (ja) 建設機械の車体フレームおよび建設機械
WO2014076763A1 (ja) 油圧ショベル
JP2012017553A (ja) 建設機械
JP4504283B2 (ja) 建設機械
JP5865313B2 (ja) 建設機械
JP4387893B2 (ja) 建設機械用キャブ
JP4504277B2 (ja) 建設機械
JP2001090116A (ja) 旋回式建設機械
JP6097979B2 (ja) 小型の油圧ショベル
JP4044314B2 (ja) 建設機械
JP4256219B2 (ja) 建設機械
JP2004338686A (ja) 建設機械用キャブ
JP4611844B2 (ja) 建設機械
JP4199173B2 (ja) 旋回式建設機械
JP2003119824A (ja) 排土装置付き建設機械
JP2002227249A (ja) 旋回式建設機械
JP7236942B2 (ja) 作業車両
JP4188799B2 (ja) 建設機械
JP5086212B2 (ja) 建設機械
KR101144760B1 (ko) 건설 기계
JP2002061229A (ja) 旋回式建設機械
JP2005014642A (ja) 建設機械
JP4291219B2 (ja) 建設機械
JP2002115267A (ja) 旋回式建設機械

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060418

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060616

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070306

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070515

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070517

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110525

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees