JP2003119722A - 高架構造物の下面点検装置 - Google Patents

高架構造物の下面点検装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、簡易な装置、簡単な操作でカメラ
を構造物の長さ方向および幅方向にもスムーズに移動で
き、床版下面を連続して撮影できる高架構造物の下面点
検装置を得ることを目的とする。 【解決手段】 構造物の長さ方向に移動可能な台車と、
該台車に、構造物の側部外方にオーバーハングさせて支
持台を設け、該支持台に、軸心回りに回転可能であり、
上下動可能に保持させた垂直支柱と、該垂直支柱の下端
に装着され、構造物の下方で、構造物の軸線と直角方向
に延在配置される水平アームを備え、水平アーム上に、
その元部から先部まで移動可能とした撮影ユニットを搭
載し、該撮影ユニットに上向きに設置したカメラで構造
物の床版下面を撮影して点検するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、橋梁や高架道路な
ど高架構造物の下面の、コンクリートのひび割れや塗料
の剥離など損傷状況を点検する高架構造物の下面点検装
置に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の高架構造物(以下単に構
造物とする)の下面を点検するには、構造物の下に点検
用の足場を設置したり、ハシゴをかけて点検したり、あ
るいは望遠カメラや棒先にカメラを付けて写真撮影する
など、構造物の下に人が下りて点検していた。
【0003】しかし、足場を設置するには多大の時間と
労力を要するし、費用が嵩むことになる。ハシゴをかけ
る場合は広い範囲の点検はできない。また、カメラ撮影
による何枚もの写真を継ぎ合せていくには、何らかの基
準位置を決める必要があり、構造物下面の全面にわたっ
ての安定した結果は得られなかった。しかも、深い谷や
河川を跨ぐ構造物の場合には、構造物の下に下りること
は極めて困難であり、これ等の方法を実施することはで
きなかった。
【0004】このため、構造物上から点検することがで
きるように、構造物上にトラッククレーンを持ち込み、
該トラッククレーンに点検足場となる鉄棚を保持させ、
該鉄棚をクレーン操作により構造物の下に延在配置さ
せ、この鉄棚に作業員が乗って点検するようにした構造
物下面点検車を使用する方法もあった。
【0005】しかし、この方法ではトラッククレーンを
使用するため、多大な設備コストがかかるし、構造物上
にトラッククレーンを停車させて点検作業を行なうこと
になるので、この作業中構造物上の交通を規制しなけれ
ばならないと云う不都合があった。
【0006】さらに、構造物上に設ける簡易設備により
テレビカメラ(以下単にカメラとする)で構造物下面を
撮影し、構造物上で撮像をチェックして、構造物下面を
点検する装置も開発されている(特開2001−202
24号)。
【0007】この装置は、構造物の上部通路上に移動台
車を配置し、該台車から構造物の側部外方に突設され、
昇降可能かつ軸線回りに回動可能な垂下アームを設け、
該垂下アームの下端に水平方向に延在する水平アームを
固定し、該水平アームの先端に上向きに延在する入れ込
みアームを固定し、該入れ込みアームの先端にカメラを
装着した構成になっている。
【0008】しかし、この構成では、カメラは上下方向
の昇降と、垂下アームの軸心回りの回動はできるもの
の、構造物の幅方向への移動はできないため、構造物の
幅方向に連続した床版下面の撮影は不可能である。ま
た、異なる桁間の撮影を行なう度に、垂下アームを昇降
させ、垂下アームを軸心回りに回動させて水平アームを
平面的に回動させ、これによってカメラ位置をセットし
なければならず、撮影のための操作が煩雑であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、叙上のごと
き従来型の欠点に鑑みなされたものであって、簡易な装
置により、簡単な操作でカメラを構造物の長さ方向およ
び幅方向にもスムーズに移動でき、床版下面を整然と連
続して撮影できる構造物下面の点検装置を得ることを目
的とする。また、撮影画像のあおり補正を容易、正確に
行なうことができ、連続して垂直に撮影した構造物下面
全体の撮影画像が得られる構造物下面の点検装置を得る
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】構造物の長さ方向に移動
可能な台車と、該台車に、構造物の側部外方までオーバ
ーハングさせて支持台を設け、該支持台に、軸心回りに
回転可能であり、上下動可能に保持させた垂直支柱と、
該垂直支柱の下端に装着され、構造物の下方で、構造物
の幅方向に延在配置される水平アームを備え、水平アー
ム上に、その元部から先部まで移動可能とした撮影ユニ
ットを塔載し、該撮影ユニットに上向きに設置したカメ
ラで構造物の床版下面を撮影して点検するようにした。
【0011】また、撮影ユニットにはカメラを囲んで方
形四隅に、上方に向けてレーザポインターを装着し、該
レーザポインターにより構造物の床版下面に投射される
レーザポイントを点検写真内に映し込むようにした。さ
らに、支持台に垂直支柱と平行にして、上下動可能に補
助支柱を保持させ、該補助支柱に垂直支柱を通す保持金
物を固定して、垂直支柱の下部をガイドするようにし
た。
【0012】さらにまた、構造物の地覆側面をガイド面
とし、台車にガイド面に当てがうガイドローラを装着
し、構造物の長さ方向のガイドとすると共に、撮影ユニ
ットの、構造物の幅方向への移動の基準位置とした。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図に沿って、本発明の実施の
形態について説明する。図1は本発明による構造物の下
面点検装置の全体側面図であり、図2は図1のX線に沿
った平面図、図3は支持台部分の正面図である。図4は
組立て時の垂直支柱の状態を示す図である。図5は撮影
ユニットの平面図、図6は同正面図、図7は同側面図で
ある。図8は垂直支柱と支持金物の取付け構造を示す部
分拡大図であり、図9は図8のY線に沿った平面図、図
10は図8のZ線に沿った平面図である。
【0014】1は構造物であり、本例では橋梁の幅方向
の断面を示している。2は構造物1上に載置された台車
であり、下面にキャスター3と側面にガイドローラ4と
を備えており、構造物1の地覆側面をガイド面として、
構造物1の長さ方向に沿って移動可能である。そして、
ガイドローラ4がガイド面に接当しているときを、後述
する撮影ユニットの、構造物の幅方向への移動の基準位
置にしている。
【0015】5は台車2の側面に固定され、構造物1の
高欄1′を跨ぎ、構造物1の側部外方までオーバハング
するように設けられた支持台であり、その前面に構成さ
れた支持枠6に、後述する水平アームが垂直支柱を介し
て支持される。7は垂直支柱であって、支持台5の支持
枠6に固定された支持金物8に通され、その軸心回りに
回転可能であり、かつ、上下動可能に保持される構成に
なっている。
【0016】9は垂直支柱7の上端に固定され、支持金
物8に係止される支持抜け止め金具である。10はハン
ドルバーであって、支持抜け止め金具9に水平に形成し
た貫通穴に挿通され、このハンドルバー10の回動によ
って垂直支柱7が軸心回りに回転される。垂直支柱7
は、運搬上搬送可能な長さに、分割体7a、7b、7c
として構成されており、現場で組立てられる。
【0017】図8に示す垂直支柱7は、パイプの外表面
全長にわたって、放射状に縦リブを取付け、その両端に
フランジを固定し、ボルト止めして分割体7a、7b、
7cを繋ぐ構成としているが、パイプ形状の分割体7
a、7b、7cの各端部に凹凸ねじを形成し、ねじ嵌合
して繋ぐ構成としてもよい。
【0018】11は、垂直支柱7を垂直方向にガイドす
るための補助支柱であって、支持台5の支持枠6に固定
された支持金物12に通され、上下動可能に保持される
構成になっている。13は補助支柱11の上端に固定さ
れ、支持金物12に係止される支持抜け止め金具であ
る。
【0019】図8に示すように、前記垂直支柱7の支持
金物8と補助支柱11の支持金物12の上2段のもの
は、支持枠6の部材を挟んで固定されているが、最下段
の支持金物8aと12aは直接連結されており、支持金
物12aは補助支柱11に固定されている。したがっ
て、補助支柱11をセットした際、支持金物8aと12
aは下方に位置され、垂直支柱7の下方部をガイドする
ことになり、垂直支柱7に撓みが生じても、その横方向
の応力は支持金物8a、12aを介し補助支柱11によ
って支持される。
【0020】14は、後述する撮影ユニットを搭載する
水平アームであって、垂直支柱7の下端に固定装着さ
れ、構造物1の下方に延在配置さている。該水平アーム
14も搬送可能な長さの分割体14a、14b、14
c、14dで構成されており、現場で組立てられる。
【0021】また、該水平アーム14は軽量化を図り、
かつ、強度を確保するためアルミパイプなどを使用した
トラス構造にしてある。なお、支持の起点となる水平ア
ーム14の元部の分割体14aと、前記垂直支柱7の下
端の分割体7aとは、あらかじめボルト締結して固定さ
れ、一体的に形成されている。
【0022】15は撮影ユニットであって、水平アーム
14上に移動可能に搭載されており、基本的には方形に
組まれたフレーム16と、フレーム16の中央に支持材
を介して、上向きに設置されたカメラ17と、カメラ1
7を囲んで方形四隅に、上向きに装着されたレーザポイ
ンター18とより構成されている。
【0023】19は撮影ユニット15の移動用の滑車で
あり、水平アーム14の先部と元部とに取付けられてい
る。該滑車19には、両端をフレーム16の前後端部に
元付けされた移動用のロープ20が巻回されており、一
方の滑車19を台車2上に設置した駆動装置(図示せ
ず)によって正逆回転させるようになっている。21は
フレーム16の裏面に取付けられた断面半円弧状の摺動
ベアリングであって、前記水平アーム14のメンバーパ
イプに嵌まっている。
【0024】したがって、台車2上に設置した駆動装置
により滑車19を回転させ、ロープ20を回動させるこ
とによって、撮影ユニット15を、水平アーム14の先
部と元部とに取付けられた滑車19間を、摺動ベアリン
グ21の摺動によってスムーズに移動させることができ
る。滑車19間において、水平アーム14に元部起端
と、先部終端が設定され、該位置に摺動ベアリング21
に対するストッパーが設けられている。
【0025】なお、摺動ベアリングのほか、弾性支持さ
れる複数個のローラを、水平アーム14のメンバーパイ
プを上方と側方から挟むようにしてフレーム16の裏面
に取付け、ローラの転動による移動手段を使用すること
も可能である。この場合、仮りに水平アーム14のメン
バーパイプの表面に凹凸があっても、撮影ユニット15
をスムーズに移動させることができる。
【0026】図中W1は台車2に設置したカウンターウ
エイトであり、W2は水平アーム14の後端部に設置し
たカウンターウエイトである。また、カメラ17および
レーザポインター18は構造物1の上面より操作される
し、カメラ17の映像は構造物1の上面でモニタチェッ
クされるようになっている。そして、これ等の電源線や
信号線は図示していないが、台車2より各機器に配線さ
れている。
【0027】図4には本装置の組立時の垂直支柱7の状
態を示している。まず、台車2を構造物1上に載置し、
支持台5を構造物の高欄1′を跨がせ、構造物1の側部
外方にオーバハングさせて台車2の側面に固定する。そ
して、支持金物8aと12aを固定した補助支柱11
を、支持金物12b、12cに通し、仮り持ちした状態
で保持する。
【0028】次いで、水平アーム14の元部の分割体1
4aを、図示していない架設ウインチ等で保持しなが
ら、分割体14aにあらかじめ固定されている、垂直支
柱7の分割体7aを、支持金物8a、8b、8cに通
す。分割体7aが支持金物8aに通されると、支持金物
8aが分割体7aの補強リブに受けられる状態となり、
補助支柱11も分割体14aと一緒にウインチで保持さ
れるようになる。
【0029】このとき、水平アーム14の分割体14a
は構造物1の長さ方向に沿わせて保持しておき、分割体
14b、14c、14dを順次繋ぐ。そして、撮影ユニ
ット15を水平アーム14上に搭載する。撮影ユニット
15の搭載は、水平アーム14の先部から上面のメンバ
ーパイプに摺動金具21を冠挿して行なわれる。
【0030】水平アーム14が組み立てられ、撮影ユニ
ット15が搭載されたら、移動用のロープ20を滑車1
9に巻回し、必要な電源線および信号線を長さに余裕を
持たせた状態で配線する。このあと、垂直支柱7の分割
体7aに分割体7bを繋ぎ(図4のA)、その長さ分ウ
インチを巻き戻して水平アーム14を降下させ、さらに
分割体7bに分割体7cを繋いで(図4のB)、再び水
平アーム14を降下させる。
【0031】水平アーム14を降下させていくと、分割
体7cに固定した支持抜け止め金具9が支持金物8cに
係止して、水平アーム14は垂直支柱7によって支持さ
れるようになる(図4のC)。補助支柱11は、水平ア
ーム14の降下にともなって降下するが、途中で支持抜
け止め金具13が支持金物12cに係止して支持される
ようになる。
【0032】この状態で、ハンドルバー10を回し、垂
直支柱7を軸心回りに回転させ、水平アーム14を構造
物1の下方で回動させて、構造物1の幅方向に延在配置
する(図1に示す状態)。ハンドルバー10は、水平ア
ーム14を構造物1の幅方向に回動した位置でロックさ
れ、その位置を保持するようになっている。このような
作業は全て構造物1の上面より行なわれる。
【0033】なお、ウインチのロープは、水平アーム1
4が垂直支柱7によって支持されるようになった段階で
外してもよいが、水平アーム14の回動に支障を与えな
いようにして装着しておいてもよい。また、水平アーム
14は分割体14a、14b、14c、14dを構造物
1上で繋ぎ、撮影ユニット15を搭載してから、ウイン
チで構造物1の側部外方に持ち出すようにしてもよい。
【0034】本発明は、このような点検装置で点検する
ので、まず、台車2のガイドローラ4を構造物1の地覆
に押し当てがい、撮影ユニット15を水平アーム14の
元部起端まで戻し、その位置を点検の基準位置として点
検を開始する。撮影ユニット15は台車2上に設置した
操作パネルより操作され、水平アーム14の先部終端ま
でスムーズに移動される。
【0035】このようにして、撮影ユニット15を水平
アーム14上を移動させながら、カメラ17により構造
物1の床版下面を撮影する。その映像は台車2上に設置
したモニタにより、構造物1上でチェックできる。した
がって、カメラ17で点検位置を確認しながら、損傷の
あるところで撮影ユニット15を停止させ、静止画像写
真を撮影することができる。このとき、ズームアップし
て撮影するとより効果的である。
【0036】また、基準位置から所定間隔毎に撮影ユニ
ット15を停止させ、連続した静止画像写真を撮影する
ことができる。この静止画像写真を撮影する際、撮影ユ
ニット15の方形四隅に装着しているレーザポインター
18により、構造物1の床版下面に投射されるレーザポ
イントを写真に映し込む。
【0037】もちろん、床版下面とカメラ17間の距離
およびレーザポインター18の配置間隔L1、L2が分
かっているので、撮影した写真の倍率、撮影角度等が特
定でき、これを利用して写真のあおり補正を行い、垂直
に撮影した床版下面の写真を得ることができる。
【0038】さらに、構造物1の長さ方向には、台車2
をガイドローラ4により構造物1の地覆にガイドさせな
がら、所定ピッチ押し進めて同様に撮影する。なお、構
造物1の幅員が大きい場合には、まず、幅員の縦半分の
面を構造物1の1側方から撮影し、他の半分の面につい
ては、本装置を構造物1の反対側の側方にセットして同
様に撮影する。
【0039】なお、カメラ17としてはビデオカメラを
用い、ビデオ撮影した映像でモニターチェックすると共
に、静止画像写真を撮影して写真点検するのが、より有
効であるが、通常のデジタルカメラを用い、本装置で床
版下面の連続写真を撮影し、静止画像写真だけで点検を
することも可能である。
【0040】
【発明の効果】本発明は、構造物の長さ方向に移動可能
な台車と、該台車からオーバーハングさせて、軸心回り
に回転可能であり、上下動可能に保持させた垂直支柱
と、該垂直支柱の下端に装着され、構造物の下方で、構
造物の幅方向に延在配置される水平アームを備え、水平
アーム上に、その元部から先部まで移動可能とした撮影
ユニットを搭載し、構造物の床版下面をカメラで撮影し
て点検するようにした。
【0041】この構成によれば、簡易な装置で構造物の
上面から安全、容易に点検することができるし、構造物
上の大幅な交通規制をすることなく点検できる。また、
撮影ユニットの、構造物の幅方向への移動の基準位置を
定めて、点検位置を確認しながら、静止画像を撮影で
き、所定間隔で撮影した連続写真により正確に点検でき
る。
【0042】さらに、撮影ユニットに、カメラを囲んで
方形四隅にレーザポインターを装着したので、レーザポ
インターにより投射されるレーザポイントを撮影写真に
映し込むことによって、写真の正確なあおり補正を行な
うことができ、連続して、垂直に撮影した構造物下面全
体の写真により点検できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による構造物の下面点検装置の全体側面
図。
【図2】図1のX線に沿った平面図。
【図3】支持台部分の正面図。
【図4】組立時の垂直支柱の状態を示す図。
【図5】撮影ユニットの平面図。
【図6】同正面図。
【図7】同側面図。
【図8】垂直支柱と支持金物の取付け構造を示す部分拡
大図。
【図9】図8のY線に沿った平面図。
【図10】図8のZ線に沿った平面図。
【符号の説明】
1 構造物 2 台車 3 キャスター 4 ガイドロー
ラ 5 支持台 6 支持枠 7 垂直支柱 8 支持金物 9 支持抜け止め金物 10 ハンドルバ
ー 11 補助支柱 12 支持金物 13 支持抜け止め金物 14 水平アー
ム 15 撮影ユニット 16 フレーム 17 カメラ 18 レーザポ
インター 19 滑車 20 ロープ 21 摺動ベアリング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高架構造物上に、該高架構造物の長さ方向
    に移動可能な台車を載置し、該台車に、高架構造物の側
    部外方にオーバーハングさせて支持台を設け、該支持台
    に、軸心回りに回転可能であり、上下動可能に保持させ
    た垂直支柱と、該垂直支柱の下端に装着され、高架構造
    物の下方で、高架構造物の幅方向に延在配置される水平
    アームを備え、水平アーム上に、その元部から先部まで
    移動可能とした撮影ユニットを塔載し、該撮影ユニット
    に上向きに設置したカメラで、高架構造物の床版下面を
    撮影して点検するようにしたことを特徴とする高架構造
    物の下面点検装置。
  2. 【請求項2】撮影ユニットに、カメラを囲んで方形四隅
    に、上向きにレーザポインターを装着し、該レーザポイ
    ンターにより高架構造物の下面に投射されるレーザポイ
    ントを写真に映し込むようにしたことを特徴とする請求
    項1記載の高架構造物の下面点検装置。
  3. 【請求項3】支持台に、垂直支柱と平行にして、昇降可
    能な補助支柱を保持させ、該補助支柱に垂直支柱を通す
    保持金物を固定して、垂直支柱の下部をガイドするよう
    にしたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の高
    架構造物の下面点検装置。
  4. 【請求項4】台車の側面に、高架構造物の地覆に当てが
    うガイドローラを装着し、高架構造物の長さ方向のガイ
    ドとすると共に、撮影ユニットの、高架構造物の幅方向
    への移動の基準位置としたことを特徴とする請求項1又
    は請求項2又は請求項3記載の高架構造物の下面点検装
    置。
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