JP2003119428A - エアゾール組成物 - Google Patents

エアゾール組成物

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JP2003119428A
JP2003119428A JP2002228172A JP2002228172A JP2003119428A JP 2003119428 A JP2003119428 A JP 2003119428A JP 2002228172 A JP2002228172 A JP 2002228172A JP 2002228172 A JP2002228172 A JP 2002228172A JP 2003119428 A JP2003119428 A JP 2003119428A
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Japan
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charcoal
aerosol composition
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mass
stock solution
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Application number
JP2002228172A
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English (en)
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Nobuo Saito
信夫 齋藤
Hajime Koizumi
一 小泉
Akira Motoshio
彰 本塩
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DAINIPPON AEROSOL KOGYO KK
Original Assignee
DAINIPPON AEROSOL KOGYO KK
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗膜機能が優れた、操作性がよく、安定噴射
が可能な木炭をはじめとする植物由来の炭粉末含有のエ
アゾール組成物を提供すること。 【解決手段】 木炭、竹炭、わら炭、実炭等の植物由来
の炭の粉末、アクリル系ポリマーエマルション等のポリ
マーエマルション及びエタノール等の有機溶剤を含有す
る原液と、噴射剤とを含有することを特徴とするエアゾ
ール組成物。植物由来の炭粉末の粒子径は0.3〜74
μmであり、かつメディアン径が2〜11μmであるこ
とが好ましい。エアゾール組成物は植物由来の炭塗料と
して用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、植物由来の炭含有
のエアゾール組成物に関する。さらに詳しくは、塗膜機
能が優れた、操作性がよく、安定噴射が可能な植物由来
の炭含有のエアゾール組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】木炭は、カビ、ダニ、シロアリ等の発生
を防ぐ防黴・防虫作用、アンモニア、ホルムアルテヒド
等の不快臭を吸着する脱臭作用、家電製品から発生する
電磁波の除去作用及び空気中のプラスイオンを捕捉して
マイナスイオン濃度を高める空気の浄化作用等の優れた
機能を有していることが知られており、木炭をヒトの健
康や生活環境の改善のために幅広く利用することが検討
されている。
【0003】また、木炭を粉末化して活用を図ろうとす
る試みも行われており、木炭を含有した塗料組成物が、
建築用として応用されている(特開平11−29742
公報)。
【0004】これらの塗料は缶などに収納されており、
使用に当たっては刷毛等で塗布する方法がとられてい
た。一方、一般的に塗布の手段として簡易型であるエア
ゾール・スプレーが知られており、木炭粉末を含有した
塗料においても使い勝手のよいエアゾール・スプレータ
イプにすることが望まれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたもので、その目的は、塗膜機能が優れた、
操作性がよく、安定噴射が可能な木炭をはじめとする植
物由来の炭粉末含有のエアゾール組成物を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決するために鋭意研究を行った結果、植物由来の炭粉
末を特定のバインダーとともにエアゾール化することに
より上記課題が解決されることを見出し、本発明を完成
するに至った。
【0007】すなわち、本発明は、植物由来の炭粉末、
ポリマーエマルション及び有機溶剤を含有する原液と、
噴射剤とを含有することを特徴とするエアゾール組成物
である。
【0008】前記植物由来の炭粉末は、木炭、竹炭、わ
ら炭及び実炭からなる群から選ばれた一種又は二種以上
であることが好ましい。また、白炭、又は白炭と黒炭の
混合物であることが好ましい。また、植物由来の炭粉末
の粒子径は0.3〜74μmであり、かつメディアン径
が2〜11μmであることが好ましい。さらに、植物由
来の炭粉末の含有量は原液全量中1〜35質量%である
ことが好ましい。
【0009】また、前記ポリマーエマルションはアクリ
ル系ポリマーエマルションが好ましく、該アクリル系ポ
リマーは、アクリル酸エステル及び/又はメタクリル酸
エステルを主成分とするモノマーの重合物であることが
好ましい。また、エアゾール組成物中のポリマーの含有
量は、原液全量中0.5〜10質量%であることが好ま
しい。
【0010】さらに、前記有機溶剤はエタノールである
ことが好ましく、有機溶剤の含有量は原液全量中40〜
80質量%であることが好ましい。
【0011】本発明におけるエアゾール組成物は植物由
来の炭塗料用として有用である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
詳述する。
【0013】本発明におけるエアゾール組成物は原液
と、噴射剤とを含有し、かつ前記原液は植物由来の炭か
らなる粉末、ポリマーエマルション及び有機溶剤を含有
することを特徴とする。
【0014】本発明において用いられる植物由来の炭
(以下、単に炭ともいう。)としては、特に限定され
ず、植物を空気を遮断して、加熱・乾留する一般の方法
で得られる。炭の原料となる植物としては、カシ、ナ
ラ、クヌギ、赤松、ゴムの木、マングローブ等の木、ヤ
シ、椿油のしぼり粕(殻)等の実、竹、わら等が挙げら
れるが、これらに限定されるものではない。
【0015】炭は製造方法(焼成温度)の相違により白
炭及び黒炭等に大別される。白炭は、1000℃以上の
高温で焼き、窯から掻き出した炭に適量の水に灰と土を
混合した「スバイ」をかけて急冷することにより製造し
たものである。白炭の代表としてウバメガシ(姥目樫)
や竹等から得られる備長炭がある。一方、黒炭はナラ、
クヌギ、赤松、竹等を400〜700℃で焼き、自然に
冷却して窯から取り出したものである。
【0016】本発明においては、白炭、黒炭のいずれを
も用いることができるが、特に、効果の点から白炭単独
か、又は白炭と黒炭を混合して用いることが好ましい。
白炭と黒炭の配合比は目的に応じて任意に設定すること
ができる。本発明では、炭の中から1種又は2種以上が
任意に選択されて用いることができる。
【0017】炭粉末は、炭を粉砕等により粉末化するこ
とにより得られるが、炭粉末の粒子径は200メッシュ
の篩を通過する74μm以下のものが好ましく、実用的
には0.3〜74μmの範囲のものであることが好まし
い。さらに、上記範囲内に入る炭粉末のうち、メディア
ン径が2〜11μmのものが好ましく、さらに好ましく
は4〜9μmのものである。
【0018】炭粉末の配合量は、原液全量中1〜35質
量%が好ましい。配合量が1質量%未満では塗膜の炭の
機能が充分でなくなってくる傾向にあり、また、35質
量%を超えて配合するとエアゾールの噴射性が悪くなる
傾向にあり、また塗布対象物への付着性が充分でなくな
ってくる傾向がある。特に好ましい配合量は、10〜3
0質量%である。
【0019】本発明において用いられるポリマーエマル
ションとしては、ポリマーが水に分散したエマルション
であれば特に制限されないが、重合性モノマーを乳化重
合して得られるポリマーエマルションが好ましい。乳化
重合は一般的な公知の方法で行われる。
【0020】ポリマーエマルションのポリマーを生成す
るモノマーとしては、例えばアクリル酸エステル、メタ
クリル酸エステル、アクリル酸、メタクリル酸等のアク
リル系モノマー、酢酸ビニル等が挙げられる。また、前
記アクリル系モノマー中のアクリル酸エステルとして
は、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸
ブチル、アクリル酸ヘキシル、アクリル酸オクチル、ア
クリル酸2−エチルヘキシル等が挙げられ、メタクリル
酸エステルとしては、メタクリル酸メチル、メタクリル
酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸ヘキシ
ル、メタクリル酸オクチル、メタクリル酸2−エチルヘ
キシル等が挙げられる。本発明においては、モノマーを
重合することによって得られるポリマーは、ホモポリマ
ーでもコポリマーでも構わない。また、ホモポリマーの
混合物やコポリマーの混合物であっても構わない。
【0021】本発明においては、ポリマーエマルション
のポリマーのうちでもアクリル系ポリマーが好ましく、
特にアクリル酸エステル及び/又はメタクリル酸エステ
ルを主成分とするモノマーの重合物が好ましい。アクリ
ル酸エチル及び/又はメタクリル酸エチルを主成分とす
るモノマーの重合物が最も好ましい。アクリル系ポリマ
ーが含まれると塗布対象物への優れた付着性が発揮さ
れ、また塗膜の炭の機能がよく発揮される。
【0022】ポリマーエマルションのポリマー濃度は任
意に選定できるが、20〜70質量%が使い易く、エマ
ルションが安定しているので好ましい。特に、30〜6
0質量%が好ましい。本発明のポリマーエマルション
は、市販品を用いることが可能であり、市販品の例とし
ては、例えばアクリル系ポリマーエマルションである、
ダイトゾール5000AD、同5000SJ(以上、大
東化成工業社製)等が挙げられる。
【0023】ポリマーエマルションの配合量は、エマル
ションのポリマー濃度によって変わってくるが、50質
量%ポリマー濃度のポリマーエマルション(以下、50
%ポリマーエマルションともいう。)として原液全量中
1〜20質量%が好ましい。なお、この範囲はポリマー
の含有量としては0.5〜10質量%である。50%ポ
リマーエマルションの配合量が1質量%未満では塗布対
象物への付着性が充分でなくなってくる傾向にあり、ま
た、20質量%を超えて配合するとエアゾールの噴射性
が悪くなる傾向にあり、また塗膜の炭の機能低下傾向に
あり好ましくない。特に好ましい50%ポリマーエマル
ションの配合量は、原液全量中3〜10質量%である。
これはポリマーの含有量としては1.5〜5質量%であ
る。さらに、50%ポリマーエマルションは炭粉末に対
して20質量%〜2質量倍の範囲で配合することが好ま
しい。さらに好ましくは20質量%〜1質量倍である。
特に、20〜50質量%が好ましい。
【0024】本発明において用いられる有機溶剤として
は、メタノール、エタノール、n−プロパノール、i−
プロパノール、n−ブタノール、i−ブタノール、ベン
ジルアルコール、アセトン等が挙げられる。これらの
中、メタノール、エタノール、プロパノール等の炭素数
1〜3の脂肪族1価アルコールが好ましく、特にエタノ
ールが好ましい。有機溶剤は、1種または2種以上が任
意に選択され用いられる。
【0025】有機溶剤の含有量は、原液全量中40〜8
0質量%が好ましい。特に好ましくは45〜70質量%
である。
【0026】また、塗膜の乾燥速度を調節する助有機溶
剤として一分子中に1〜2個のエーテル結合を有する一
価アルコールであって、適度な揮発性を有するもの、例
えばメチルセロソルブ、エチルセロソルブ、プロピルセ
ロソルブ(ノルマル、イソ、第二又は三級)、ブチルセロ
ソルブ、メチルカルビトール、エチルカルビトール、ジ
エチレングリコールモノメチルエーテル等を用いること
ができる。また、水で調整することもできる。
【0027】本発明においては、原液中に、さらにセル
ロース系の水溶性高分子を配合することが好ましい。セ
ルロース系水溶性高分子の配合により、エアゾール化後
の炭の分散性を向上させることができ、保存安定性が向
上し、安定な噴射が得られる。セルロース系水溶性高分
子の例としては、メチルセルロース、エチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピル
セルロース等の他、セルロースのメチル及びヒドロキシ
プロピルの混合エーテルのように複数の置換基がついた
セルロース等が挙げられる。セルロース系水溶性高分子
の中では、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
ロース、セルロースのメチル及びヒドロキシプロピルの
混合エーテル(以下、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ースともいう。)が好ましく、ヒドロキシプロピルメチ
ルセルロースが特に好ましい。セルロース系水溶性高分
子は、市販品を用いることが可能であり、市販品の例と
しては、例えばメチルセルロースであるメトローズSM
−15、同−25、同−100、同−400、同−15
00、同−4000、同−8000(以上、信越化学工
業社製)、ヒドロキシプロピルメチルセルロースである
メトローズ60SH−50、同−4000、同−100
00、同65SH−50、同−400、同−1500、
同−4000、同−15000、同90SH−04、同
−100、同−400、同−4000、同−15000
(以上、信越化学工業社製)等が挙げられる。セルロー
ス系水溶性高分子は、1種または2種以上が任意に選択
され用いられる。セルロース系水溶性高分子の配合量
は、原液全量中0.6質量%以下の配合が好ましく、好
ましくは、0.1〜0.6質量%、さらに好ましくは
0.1〜0.5質量%である。
【0028】本発明エアゾール組成物の原液中には、必
要に応じて、本発明の効果を損なわない範囲で上記した
成分の他の成分を適宜配合することができる。例えば、
界面活性剤、増粘剤、上記以外の水溶性高分子、木酢
液、竹酢液等の植物性タール、粉末、顔料、多価アルコ
ール、紫外線吸収剤、金属イオン封鎖剤、酸化防止剤、
抗菌剤、防腐剤、香料等が配合される。
【0029】本発明エアゾール組成物において用いられ
る噴射剤としては、エアゾール組成物に配合できる噴射
剤であれば特に制限されない。噴射剤の例を挙げれば、
例えば、液化石油ガス、ジメチルエーテル、トリクロル
モノフルオルメタン、ジクロルテトラフルオルエタン、
トリクロルトリフルオルメタン、炭酸ガス、窒素、空気
等を挙げることができる。これらの中で、ジメチルエー
テルが特に好ましい。
【0030】噴射剤の含有量は、原液量と相対的に決め
られるものであるが、エアゾール組成物全量中20〜7
0容量%(原液の含有量30〜80容量%)が好まし
い。含有量が前記20容量%未満では噴射性が充分でな
くなってくる傾向にあり、また、70容量%を超えて含
有すると原液との相溶性が悪く、保存安定性が悪くなる
傾向がある。さらに好ましい含有量は、エアゾール組成
物全量中35〜65容量%(原液の含有量35〜65容
量%)である。
【0031】本発明のエアゾール組成物は前記成分を配
合して常法にしたがって処理することにより得ることが
できる。本発明のエアゾール組成物は、炭含有塗料に好
ましく適用することができるが、エアゾールの剤形が適
用できるものであれば特に制限されるものではない。
【0032】本発明で好適に適用できる炭含有塗料は、
簡便に塗布でき、炭の有する種々の効用を発揮させるこ
とができるので非常に有用なものである。活用例として
は数多くあるが、例えば建築、建築補修、鉄骨階段等の
サビ止め、電触防止(アルミと鉄の接着する部分、銅と
鉄の接着部分)、接合金物の下地(サビ止め)、白蟻防
除、フェンス(サビ止め)、排水口の臭い消し、排水口
の網(脱臭)、受水槽等のタンク、下水、表札、植木鉢
(内側;防虫、植物の活性化)、押し入れ、襖の枠、網
戸、家具補修、家具等のVOC、ホルムアルデヒド対
策、タンス、下駄箱、収納ケース、パソコンデスクの棚
板の下、コンセント、スイッチ、電気器具(電磁波防
止)、電化製品のコード、扇風機(金網)、換気・給気
のフィルター、換気扇の給気ダクト、エアコンのフィル
ター、エアコンの内側(プラスチックカバーの部分)、
掃除機のゴミ袋、
【0033】キッチン流し台キャビネットの下収納、台
所の三角コーナー(脱臭)、魚焼きグリル、バーベキュ
ーコンロ(内側)、バーベキュー後の炭、米びつ(防
虫、鮮度保持)、廃棄物、野菜袋、野菜・果物の鮮度保
持、冷蔵庫の中敷、冷蔵庫の野菜室、絨毯、ラグマッ
ト、ゴザ等、カーテン(ユニットバスのシャワーカーテ
ンを含む)、電話の受話器、灰皿(臭い取り)、携帯灰
皿、靴の下敷き、ネクタイ、カバン敷き、ぬいぐるみの
臭い防止、カレンダー、絵、自動車(ドアの静電気防
止、シートの下)、電車(座席の下、網棚)、自転車の
サビ止め、郵便ポスト(サビ止め)、ベンチ(マイナス
イオン効果)、ヘルメット(内側)、剣道の防具、帽子
中敷、ペット尿の臭い取り、鳥かごの金網、髪染め、体
臭対策、習字、習字セット、絵の具セットのバッグの
中、脱臭シート等が挙げられるが、これらに限定される
ものではない。
【0034】
【実施例】以下実施例を挙げて本発明を具体的に説明す
る。配合量は特に断りのあるものを除いて質量%であ
る。実施例の説明に先立ち本発明で用いた効果試験方法
について説明する。
【0035】試験・評価方法: (1)保存安定性 透明エアゾール瓶に原液及び噴射剤を充填し、よく振と
う後、常温で6ヵ月放置後のエアゾール組成物の状態を
観察し、下記評価基準に基づいて評価した。 (評価基準) ○:分離凝集がほとんどなく安定性良好である。 ×:分離凝集が認められ安定性不良である。
【0036】(2)噴射性 エアゾール容器に原液及び噴射剤を充填し、白い紙にス
プレーしたときの噴射状態及び紙への付着状態等を観察
し、下記評価基準に基づいて評価した。 (評価基準) ○:均一、かつ安定に噴射され、噴射性良好である。 ×:噴射が不均一、又は不安定であり、噴射性不良であ
る。
【0037】(3)目詰まり 40℃、25℃、5℃の各条件にエアゾール組成物サン
プルを10本ずつ合計30本を保存し、全サンプルを2
日おきに4秒間、半開噴射し、10秒以内に噴射すると
きの状態を下記評価基準に基づいて評価した。 (評価基準) ○:全てのサンプルが噴射され、目詰まりがない。 ×:目詰まりしたサンプルが1本以上あった。
【0038】(4)付着性 エアゾール容器に原液及び噴射剤を充填し、造花に一定
量塗布し、乾燥後手で擦って炭の手への付き具合を観察
し、下記評価基準に基づいて評価した。 (評価基準) ○:炭の粒子が付かなかった。 ×:炭の粒子が付いた。
【0039】(5)脱臭効果 280mm×135mm×110mm(W×D×H)の
密閉可能なポリエチレン製容器の容器内低部中央付近に
置いた抗菌活性測定用ペーパーディスク(φ:8mm、
アドバンテック社製)に、0.1質量%アンモニア水1
00μLを添加し、直ちに前記容器を密閉した。その
後、容器内のアンモニアガス濃度を2分、12分、32
分、62分と経時的に求め、15、20、20、20各
p.p.m.の値を得た。この結果から平衡値である12分後
の20p.p.m.をブランク値(C)とした。次いで、エ
アゾール容器に原液及び噴射剤を充填し、前記容器の内
面(容器、蓋とも)に均一に噴射、塗布し、乾燥(乾燥
後の塗布質量として27.7g)した容器を用いて同様
の実験を行い、12分後のアンモニアガス濃度(C)を
測定した。なお、用いたアンモニアガスの検知器はガス
テック社製モデル801で、ガス検知管はNo.3L
(目盛範囲;1〜30p.p.m.、ガステック社製)であっ
た。上記C及びCの値から、[(C−C)/C
×100(%)を計算し、その値を脱臭能力(脱臭効
果)とした。
【0040】(6)通気性 縦、横、高さが107mm、150mm、148mmの
プラスチック容器の内部に50mmの厚さのALC板を
容器の下30mmの位置になるように設置し、隙間をシ
リコーンシーラントでシーリングした。容器正面の下1
5mmの位置に6φの孔をあけ、設置した。エアゾール
容器に原液及び噴射剤を充填し、前記ALC板表面に3
0g相当を均一に塗布した。塗膜が乾燥した後、容器の
上部空間の約半分まで水を入れ、前記容器下部に孔にビ
ニールパイプを挿入し、エアポンプで空気を送入するこ
とにより、ALC板を通過してALC板表面から発生す
る気泡を観察し、下記評価基準に基づいて評価した。 (評価基準) ○:エアポンプ起動後直ちに(1分未満)気泡が発生し
た。 ×:エアポンプ起動後、気泡発生までに1分以上時間が
かかったか、発生しなかった。
【0041】(7)耐水性 原液約0.2gをスライドガラス(4cm×2.5c
m)上に均一に塗布し、4日間乾燥後、水を満たした容
器に入れ剥離状態を観察し、下記評価基準に基づいて評
価した。 (評価基準) ○:水に浸漬後24時間経過しても剥離せず、耐水性が
良好である。 ×:水に浸漬後24時間以内に剥離し、耐水性が不良で
ある。
【0042】(実施例1〜8)表1及び2に示す処方の
原液の各成分を混合し原液を調製し、この原液を噴射剤
と共に耐圧容器内に充填して、エアゾール組成物を調製
した。評価結果を同じ表1及び2に示した。なお、用い
た木炭粉末は白炭(ウバメガシ;備長炭)(粒子径;
0.3〜74μm、メディアン径;6.7μm)であ
る。また、アクリル系ポリマーエマルションはダイトゾ
ール5000AD(50質量%ポリマー濃度)である。
また、ヒドロキシプロピルメチルセルロースはメトロー
ズ60SH−10000である。
【0043】
【表1】
【0044】
【表2】
【0045】表1及び表2から分かるように、本発明の
エアゾール組成物はいずれも優れた効果が得られた。
【0046】以下、さらに本発明エアゾール組成物の実
施例を示す。なお、上記の効果試験をこれらにおいて行
ったところ、いずれにおいても優れた結果が得られた。
【0047】 〔実施例9〕 成分 配合量 原液 (1)木炭粉末 29.0 (白炭(ウバメガシ;備長炭)、粒子径;0.3〜74μm、メディアン 径;6.9μm) (2)アクリル系ポリマーエマルション(注1) 8.0 (3)ヒドロキシプロピルメチルセルロース(注2) 0.1 (4)エタノール 54.8 (5)水 7.9 (6)イソプロピルメチルフェノール 0.1 (7)珪酸ナトリウム 0.1 組成物 原液 40.0(容量%) 噴射剤(ジメチルエーテル) 60.0(容量%) (注1)ダイトゾール5000AD(50質量%ポリマー濃度) (注2)メトローズ60SH−10000
【0048】 〔実施例10〕 成分 配合量 原液 (1)木炭粉末 30.0 (白炭(ウバメガシ;備長炭):黒炭(ナラ、クヌギ)=5:5、粒子径 ;0.3〜74μm、メディアン径;5.0μm) (2)アクリル系ポリマーエマルション(注1) 8.3 (3)エタノール 53.3 (4)水 8.3 (5)イソプロピルメチルフェノール 0.1 組成物 原液 40.0(容量%) 噴射剤(ジメチルエーテル) 60.0(容量%) (注1)ダイトゾール5000AD(50質量%ポリマー濃度)
【0049】 〔実施例11〕 成分 配合量 原液 (1)木炭粉末 26.5 (白炭(ウバメガシ;備長炭)、粒子径;0.3〜74μm、メディアン 径;8.8μm) (2)アクリル系ポリマーエマルション(注1) 7.2 (3)ヒドロキシプロピルメチルセルロース(注2) 0.2 (4)エタノール 57.2 (5)水 8.8 (6)イソプロピルメチルフェノール 0.1 組成物 原液 40.0(容量%) 噴射剤(ジメチルエーテル) 60.0(容量%) (注1)ダイトゾール5000AD(50質量%ポリマー濃度) (注2)メトローズ60SH−10000
【0050】 〔実施例12〕 成分 配合量 原液 (1)木炭粉末 23.0 (白炭(ウバメガシ;備長炭):黒炭(ナラ)=5:5、粒子径;0.3 〜74μm、メディアン径;6.7μm) (2)アクリル系ポリマーエマルション(注1) 7.5 (3)ヒドロキシプロピルメチルセルロース(注2) 0.2 (4)エタノール 59.7 (5)水 9.4 (6)イソプロピルメチルフェノール 0.1 (7)珪酸ナトリウム 0.1 組成物 原液 40.0(容量%) 噴射剤(ジメチルエーテル) 60.0(容量%) (注1)ダイトゾール5000AD(50質量%ポリマー濃度) (注2)メトローズ60SH−10000
【0051】 〔実施例13〕 成分 配合量 原液 (1)木炭粉末 30.0 (白炭(ウバメガシ;備長炭)、粒子径;0.3〜74μm、メディアン 径;4.0μm) (2)アクリル系ポリマーエマルション(注1) 3.0 (3)アクリル系ポリマーエマルション(注2) 4.0 (4)ヒドロキシプロピルメチルセルロース(注3) 0.2 (5)メチルセルロース(注4) 0.1 (6)エタノール 49.7 (7)水 12.9 (8)イソプロピルメチルフェノール 0.1 組成物 原液 40.0(容量%) 噴射剤(ジメチルエーテル) 60.0(容量%) (注1)ダイトゾール5000AD(50質量%ポリマー濃度) (注2)ダイトゾール5000SJ(50質量%ポリマー濃度) (注3)メトローズ60SH−10000 (注4)メトローズSM−8000
【0052】 〔実施例14〕 成分 配合量 原液 (1)木炭粉末 10.0 (白炭(ウバメガシ;備長炭)、粒子径;0.3〜74μm、メディアン 径;6.6μm) (2)わら炭粉末 5.0 (黒炭(わら)、粒子径;0.3〜74μm、メディアン径;6.7μm ) (3)アクリル系ポリマーエマルション(注1) 5.0 (4)ヒドロキシプロピルメチルセルロース(注2) 0.4 (5)エタノール 69.6 (6)水 9.9 (7)イソプロピルメチルフェノール 0.1 組成物 原液 50.0(容量%) 噴射剤(ジメチルエーテル) 50.0(容量%) (注1)ダイトゾール5000AD(50質量%ポリマー濃度) (注2)メトローズ60SH−10000
【0053】 〔実施例15〕 成分 配合量 原液 (1)木炭粉末 25.0 (白炭(ウバメガシ;備長炭):黒炭(ナラ、クヌギ)=6:4、粒子径 ;0.3〜74μm、メディアン径;7.0μm) (2)アクリル系ポリマーエマルション(注1) 7.5 (3)ヒドロキシプロピルメチルセルロース(注2) 0.3 (4)エタノール 44.2 (5)水 22.9 (6)イソプロピルメチルフェノール 0.1 組成物 原液 40.0(容量%) 噴射剤(ジメチルエーテル) 60.0(容量%) (注1)ダイトゾール5000SJ(50質量%ポリマー濃度) (注2)メトローズ60SH−10000
【0054】 〔実施例16〕 成分 配合量 原液 (1)木炭粉末 15.0 (黒炭(黒松)、粒子径;0.3〜74μm、メディアン径;6.6μm ) (2)アクリル系ポリマーエマルション(注1 5.0 (3)ヒドロキシプロピルメチルセルロース(注2) 0.3 (4)エタノール 69.7 (5)水 9.9 (6)イソプロピルメチルフェノール 0.1 組成物 原液 40.0(容量%) 噴射剤(ジメチルエーテル) 60.0(容量%) (注1)ダイトゾール5000AD(50質量%ポリマー濃度) (注2)メトローズ60SH−10000
【0055】 〔実施例17〕 成分 配合量 原液 (1)竹炭粉末 15.0 (白炭(竹;備長炭)、粒子径;0.3〜74μm、メディアン径;6. 7μm) (2)アクリル系ポリマーエマルション(注1) 5.0 (3)ヒドロキシプロピルメチルセルロース(注2) 0.2 (4)エタノール 69.8 (5)水 9.9 (6)イソプロピルメチルフェノール 0.1 組成物 原液 40.0(容量%) 噴射剤(ジメチルエーテル) 60.0(容量%) (注1)ダイトゾール5000AD(50質量%ポリマー濃度) (注2)メトローズ60SH−10000
【0056】 〔実施例18〕 成分 配合量 原液 (1)木炭粉末 29.0 (白炭(ウバメガシ;備長炭)、粒子径;0.3〜74μm、メディアン 径;6.9μm) (2)アクリル系ポリマーエマルション(注1) 8.0 (3)ヒドロキシプロピルメチルセルロース(注2) 0.1 (4)ヒドロキシプロピルセルロース 0.2 (日本曹達株式会社製) (5)エタノール 54.0 (6)水 7.9 (7)イソプロピルメチルフェノール 0.1 (8)界面活性剤(注3) 0.7 組成物 原液 40.0(容量%) 噴射剤(ジメチルエーテル) 60.0(容量%) (注1)ダイトゾール5000AD(50質量%ポリマー濃度) (注2)メトローズ60SH−10000 (注3)イオネットRAP−400(三洋化成工業株式会社製)
【0057】 〔実施例19〕 成分 配合量 原液 (1)木炭粉末 25.0 (白炭(ウバメガシ;備長炭):黒炭(ナラ)=5:5、粒子径;0.3 〜74μm、メディアン径;6.7μm) (2)アクリル系ポリマーエマルション(注1) 8.0 (3)ヒドロキシプロピルメチルセルロース(注2) 0.2 (4)エタノール 55.7 (5)水 10.0 (6)イソプロピルメチルフェノール 0.1 (7)界面活性剤(注3) 1.0 組成物 原液 40.0(容量%) 噴射剤(ジメチルエーテル) 60.0(容量%) (注1)ダイトゾール5000AD(50質量%ポリマー濃度) (注2)メトローズ60SH−10000 (注3)イオネットLEC(三洋化成工業株式会社製)
【0058】 〔実施例20〕 成分 配合量 原液 (1)木炭粉末 20.0 (白炭(ウバメガシ;備長炭)、粒子径;0.3〜74μm、メディアン 径;6.9μm) (2)アクリル系ポリマーエマルション(注1) 8.0 (3)ヒドロキシプロピルメチルセルロース(注2) 0.1 (4)エタノール 61.3 (5)水 10.0 (6)イソプロピルメチルフェノール 0.1 (7)界面活性剤(注3) 0.5 組成物 原液 40.0(容量%) 噴射剤(ジメチルエーテル) 60.0(容量%) (注1)ダイトゾール5000AD(50質量%ポリマー濃度) (注2)メトローズ60SH−10000 (注3)ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル(TMGO15、日光ケ ミカルズ株式会社製)
【0059】 〔実施例21〕 成分 配合量 原液 (1)木炭粉末 23.0 (白炭(ウバメガシ;備長炭):黒炭(ナラ)=5:5、粒子径;0.3 〜74μm、メディアン径;6.7μm) (2)アクリル系ポリマーエマルション(注1) 7.5 (3)ヒドロキシプロピルメチルセルロース(注2) 0.2 (4)エタノール 58.0 (5)水 9.4 (6)イソプロピルメチルフェノール 0.1 (7)シリカ 1.0 (8)界面活性剤(注3) 0.8 組成物 原液 40.0(容量%) 噴射剤(ジメチルエーテル) 60.0(容量%) (注1)ダイトゾール5000AD(50質量%ポリマー濃度) (注2)メトローズ60SH−10000 (注3)イオネットRAP−400(三洋化成工業株式会社製)
【0060】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
塗膜機能が優れた、操作性がよく、安定噴射が可能な木
炭をはじめとする植物由来の炭粉末含有のエアゾール組
成物が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 5/00 C09D 5/00 Z 5/14 5/14 5/16 5/16 7/12 7/12 133/00 133/00 C09K 3/30 C09K 3/30 Z (72)発明者 小泉 一 東京都墨田区東墨田2−1−9 大日本エ アゾール工業株式会社内 (72)発明者 本塩 彰 東京都墨田区東墨田2−1−9 大日本エ アゾール工業株式会社内 Fターム(参考) 4C080 AA05 BB02 CC01 HH04 HH05 JJ01 JJ06 KK06 KK08 LL03 LL04 MM05 NN15 NN26 4H011 AC01 AC04 AC06 BA01 BB22 BC03 BC19 DA21 DB05 DE16 DH02 4J038 CG001 CG141 HA026 JA17 KA06 MA08 MA10 MA11 NA05 PB02 PB05

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植物由来の炭粉末、ポリマーエマルショ
    ン及び有機溶剤を含有する原液と、噴射剤とを含有する
    ことを特徴とするエアゾール組成物。
  2. 【請求項2】 植物由来の炭が木炭、竹炭、わら炭及び
    実炭からなる群から選ばれた一種又は二種以上である請
    求項1記載のエアゾール組成物。
  3. 【請求項3】 植物由来の炭が白炭、又は白炭と黒炭の
    混合物である請求項1又は2記載のエアゾール組成物。
  4. 【請求項4】 植物由来の炭粉末の粒子径が0.3〜7
    4μmであり、かつメディアン径が2〜11μmである
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載のエアゾール組成
    物。
  5. 【請求項5】 植物由来の炭粉末の含有量が原液全量中
    1〜35質量%である請求項1乃至4のいずれか一項に
    記載のエアゾール組成物。
  6. 【請求項6】 ポリマーエマルションがアクリル系ポリ
    マーエマルションである請求項1乃至5のいずれか一項
    に記載のエアゾール組成物。
  7. 【請求項7】 アクリル系ポリマーがアクリル酸エステ
    ル及び/又はメタクリル酸エステルを主成分とするモノ
    マーの重合物である請求項6記載のエアゾール組成物。
  8. 【請求項8】 ポリマーの含有量が原液全量中0.5〜
    10質量%である請求項1乃至7のいずれか一項に記載
    のエアゾール組成物。
  9. 【請求項9】 有機溶剤がエタノールである請求項1乃
    至8のいずれか一項に記載のエアゾール組成物。
  10. 【請求項10】 有機溶剤の含有量が原液全量中40〜
    80質量%である請求項1乃至9のいずれか一項に記載
    のエアゾール組成物。
  11. 【請求項11】 植物由来の炭塗料用である請求項1乃
    至10のいずれか一項に記載のエアゾール組成物。
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