JPH04159399A - ハス様香料組成物 - Google Patents
ハス様香料組成物Info
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- JPH04159399A JPH04159399A JP12225690A JP12225690A JPH04159399A JP H04159399 A JPH04159399 A JP H04159399A JP 12225690 A JP12225690 A JP 12225690A JP 12225690 A JP12225690 A JP 12225690A JP H04159399 A JPH04159399 A JP H04159399A
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- Cosmetics (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は香料組成物、特にハス様の優れた香りを有する
ハス様香料組成物に関する。
ハス様香料組成物に関する。
［従来の技術１
ハスは、夏の代表的な水性植物で、花は太きく、色彩優
美で日本では昔から鑑賞され、インドでは古代から母胎
や美女の象徴として扱われ、仏教的に極めて崇高なをな
る花として用いられていた。
美で日本では昔から鑑賞され、インドでは古代から母胎
や美女の象徴として扱われ、仏教的に極めて崇高なをな
る花として用いられていた。
そして、ハスの花に香りのあることは知られていたが、
鑑賞が主な目的であったため、香りの成分などについて
はまったく知られていなか）た。
鑑賞が主な目的であったため、香りの成分などについて
はまったく知られていなか）た。
し発明が解決しようとする課題］
しかし、最近の香りブームにより人々の間では花の香り
が求められる傾向にあり、その一つとしてハスの花の香
りもその傾向が起こってきた。
が求められる傾向にあり、その一つとしてハスの花の香
りもその傾向が起こってきた。
本発明は前記従来技術の課題に鑑みなされたものであり
、その目的は従来より熱望されていながら開発されなか
ったハス様香料組成物を提供することにある。
、その目的は従来より熱望されていながら開発されなか
ったハス様香料組成物を提供することにある。
前記目的を達成するため本発明者らが鋭意検討した結果
、１，４−ジメトキシベンゼンがハスの香りの主成分で
あることを見出し、本発明を完成するに至った。
、１，４−ジメトキシベンゼンがハスの香りの主成分で
あることを見出し、本発明を完成するに至った。
尚、１，４−ジメトキシベンゼンを含有するハ□ス様の
香りについては従来全く認識され得ながったもので、全
く報告がない。
香りについては従来全く認識され得ながったもので、全
く報告がない。
［課題を解決するための手段］
すなわち、本出願の請求項１記載のハス様香料組成物は
１，４−ジメトキシベンゼンを含有することを特徴とす
る。
１，４−ジメトキシベンゼンを含有することを特徴とす
る。
また、請求項２記載のハス様香料組成物は、請求項１記
載のハス様香料組成物にジイソブチルアジペートおよび
／またはトリエチルシトレートを５〜２０重量％含有す
ることを特徴とする。
載のハス様香料組成物にジイソブチルアジペートおよび
／またはトリエチルシトレートを５〜２０重量％含有す
ることを特徴とする。
以下本発明の構成について詳述する。
本発明者らは、従来行なわれていた溶媒抽出法に加え、
少量の生花そのものから発散する香気成分を長時間捕集
するヘッドスペース香気分析法を用い約５０種類のハス
の香りを分析した結果、全品種に共通してその主成分が
１．４−ジメトキシベンゼンであることを発見した。
少量の生花そのものから発散する香気成分を長時間捕集
するヘッドスペース香気分析法を用い約５０種類のハス
の香りを分析した結果、全品種に共通してその主成分が
１．４−ジメトキシベンゼンであることを発見した。
１．４−ジメトキシベンゼンの配合量に関しては特に限
定はしないが、ハス様香料組成物全量中１０重量％以上
含有することが好ましく、２０１ｉ量％以上含有するこ
とが更に好ましい。
定はしないが、ハス様香料組成物全量中１０重量％以上
含有することが好ましく、２０１ｉ量％以上含有するこ
とが更に好ましい。
ざらに本発明のハス様香料組成物は、特にジイソブチル
アジペートおよび／またはトリエチルシトレートを５〜
２０Ｍ量％配合することにより、前記１，４−ジメトキ
シベンゼンと相乗作用を持って、優れたハス様香気を呈
することが出来る。
アジペートおよび／またはトリエチルシトレートを５〜
２０Ｍ量％配合することにより、前記１，４−ジメトキ
シベンゼンと相乗作用を持って、優れたハス様香気を呈
することが出来る。
尚、本発明にかかる香料組成物には、そのハス様の香り
を阻害しない範囲で、グルカム Ｐ−２０，１，２−ジ
（ベンゾイルオキシ）プロパン、ジエチルフタレート、
ジブロビ１ソングリコール、プロピレングリコール、ジ
ェヂレングυコールモノエチルエーテル、トリアセチン
、中鎖脂肪酸トリグリセリド等の香料調整剤が配合可能
である。
を阻害しない範囲で、グルカム Ｐ−２０，１，２−ジ
（ベンゾイルオキシ）プロパン、ジエチルフタレート、
ジブロビ１ソングリコール、プロピレングリコール、ジ
ェヂレングυコールモノエチルエーテル、トリアセチン
、中鎖脂肪酸トリグリセリド等の香料調整剤が配合可能
である。
また、本発明にかかる香料組成物は、香水、オーデコロ
ンの他、例えば室内芳香剤等にも応用可能である。
ンの他、例えば室内芳香剤等にも応用可能である。
［本発明の効果１
以上説明したように本出願の請求項１記載のハス様香料
組成物は、１，４−ジメトキシベンゼンを含むこととし
たので、優れたハス様の香りを醸し出すことができる。
組成物は、１，４−ジメトキシベンゼンを含むこととし
たので、優れたハス様の香りを醸し出すことができる。
また、本出願の請求項２記載のハス様香料組成物は、ジ
イソブチルアジペートおよび／またはトリエチルシトレ
ートを配合することとしたので、ざらに優れたバランス
のハス様の香りを醸し出すことができる。
イソブチルアジペートおよび／またはトリエチルシトレ
ートを配合することとしたので、ざらに優れたバランス
のハス様の香りを醸し出すことができる。
［実施例］
次に実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。尚、本
発明はこれらにより限定されるものではない。また配合
量は重量％で示す。
発明はこれらにより限定されるものではない。また配合
量は重量％で示す。
実施例に先立ち、本発明で用いる評価法について説明す
る。
る。
香りの評価については、下記を基準に行なった。
香り評価
０：優れたハス様香気を有する。
Ｏ：ハス様香気を有する。
△：やや、ハス様香気を有する。
×：全くハス様香気を有しない。
実施例 １〜５
下記処方の香料組成物の香り評価について検討した。
表−１の結果より、１，４−ジメトキシベンゼンを配合
した実施例１〜５はハス様の香りを醸し出すことが示唆
され、その香り評価は、配合量が１０重景％以上で更に
優れ、２０重量％以上でより優れている。
した実施例１〜５はハス様の香りを醸し出すことが示唆
され、その香り評価は、配合量が１０重景％以上で更に
優れ、２０重量％以上でより優れている。
実施例 ５〜１１
実施例５〜１１に基づき１．４−ジメトキシベンゼンと
ジイソブチルアジペート、トリエチルシトレートとの関
係について調べた。
ジイソブチルアジペート、トリエチルシトレートとの関
係について調べた。
その結果を表−２に示す。
表−２
表−２の結果より、ジイソブチルアジペート及び／また
はトリエチルシトレートを５〜２０重量％配合すること
により、特に香り評価が向上し、優れたハス様の香りが
得られた。
はトリエチルシトレートを５〜２０重量％配合すること
により、特に香り評価が向上し、優れたハス様の香りが
得られた。
なお、ジイソブチルアジペート及び／またはトリエチル
シトレートを２０重量％より多く配合すると、香りのバ
ランスが崩る傾向が見られた。
シトレートを２０重量％より多く配合すると、香りのバ
ランスが崩る傾向が見られた。
Claims (2)
- （１）１，４−ジメトキシベンゼンを含有することを特
徴とするハス様香料組成物。 - （２）請求項１記載の組成物において、ジイソブチルア
ジペートおよび／またはトリエチルシトレートを５〜２
０重量％含有することを特徴とするハス様香料組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12225690A JP3287359B2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | ハス様香料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12225690A JP3287359B2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | ハス様香料組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04159399A true JPH04159399A (ja) | 1992-06-02 |
| JP3287359B2 JP3287359B2 (ja) | 2002-06-04 |
Family
ID=14831451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12225690A Expired - Fee Related JP3287359B2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | ハス様香料組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3287359B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006045571A (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-16 | Takasago Internatl Corp | 香料香質保持剤およびそれを含有する香料組成物 |
| US7425529B1 (en) * | 1999-08-26 | 2008-09-16 | Lvmh Recherche | Non-ethanol perfume compositions comprising hydrofluoroether |
| US20090069443A1 (en) * | 2005-04-13 | 2009-03-12 | Shiseido Co., Ltd. | Sedative Effect-Imparting Agent And Sedative Perfume Composition Containing The Same |
-
1990
- 1990-05-11 JP JP12225690A patent/JP3287359B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7425529B1 (en) * | 1999-08-26 | 2008-09-16 | Lvmh Recherche | Non-ethanol perfume compositions comprising hydrofluoroether |
| JP2006045571A (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-16 | Takasago Internatl Corp | 香料香質保持剤およびそれを含有する香料組成物 |
| US20090069443A1 (en) * | 2005-04-13 | 2009-03-12 | Shiseido Co., Ltd. | Sedative Effect-Imparting Agent And Sedative Perfume Composition Containing The Same |
| EP1875902A4 (en) * | 2005-04-13 | 2010-10-06 | Shiseido Co Ltd | MEDIUM SUSPENSIONING EFFECT AND THIS CONTAINING MOISTURIZING FRUIT COMPOSITION |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3287359B2 (ja) | 2002-06-04 |
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