JP2003118934A - 光ファイバケーブルを巻き取りドラムに巻き付ける方法と、該方法により巻き取りドラムに巻き付けられた光ファイバケーブル - Google Patents

光ファイバケーブルを巻き取りドラムに巻き付ける方法と、該方法により巻き取りドラムに巻き付けられた光ファイバケーブル

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JP2003118934A
JP2003118934A JP2001315253A JP2001315253A JP2003118934A JP 2003118934 A JP2003118934 A JP 2003118934A JP 2001315253 A JP2001315253 A JP 2001315253A JP 2001315253 A JP2001315253 A JP 2001315253A JP 2003118934 A JP2003118934 A JP 2003118934A
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optical fiber
fiber cable
winding drum
winding
tape
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Application number
JP2001315253A
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Hiroto Watanabe
裕人 渡邊
Yoshio Hashimoto
佳夫 橋本
Michio Suematsu
道雄 末松
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特定の溝に収められているテープ状光ファイバ
心線の反転中心部だけが巻き取りドラムの外側に向くこ
とがないように光ファイバケーブルを前記ドラムに巻き
付けるようにして、テープ状光ファイバ心線の破断確率
を低くすること。 【解決手段】外周面に所定反転角で交互に螺旋の向きが
反転する螺旋状溝(I〜V)が複数条刻設されたSZス
ロット13と、この複数条の螺旋状溝に収納されたテー
プ状光ファイバ心線(14−I〜14−V)とで構成さ
れた光ファイバケーブルを巻き取りドラム17に巻き付
ける方法において、各螺旋状溝(I〜V)に収納されて
いる複数のテープ状光ファイバ心線(14−I〜14−
V)の反転中心部のスロット断面における円周角度位置
が、スロットの長さ方向において常に同一の角度位置に
存在しないように、光ファイバケーブルを巻き取りドラ
ム17に巻き付けながら光ファイバケーブル10自身を
周期的に捻回させること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、外周面に所定反転角
で交互に螺旋の向きが反転する螺旋状溝が複数条刻設さ
れたSZスロットと、前記複数条の螺旋状溝に収納され
たテープ状光ファイバ心線とで構成された光ファイバケ
ーブルを巻き取りドラムに巻き付ける方法と、該方法に
より巻き取りドラムに巻き付けられた光ファイバケーブ
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のSZスロットを有する光フ
ァイバケーブルの断面図であり、図5は螺旋の向きが反
転するSZスロット構造概略図、図6は光ファイバケー
ブルを巻き取りドラムに巻き付けた状態を示す説明図で
ある。図4において光ファイバケーブル1は中心に単鋼
線や鋼撚線等から成るテンションメンバ2を備えた熱可
塑性樹脂から構成されたスロット3の外周面に、所定反
転角θで交互に螺旋の向きが反転する螺旋状溝4(溝I
〜溝V)が5条刻設され、この5条の螺旋状溝4に5枚
のテープ状光ファイバ心線5を収納し、最外周に押さえ
巻き層6を介してシース7が被覆されている。
【0003】螺旋状溝4は図5に示すように、S字の螺
旋状溝が所定の反転角θをもって、反転中心部Oから次
の反転中心部O’に刻設された後、Z字の螺旋状溝が反
転中心部O’から反転し、反転角θをもって再びS字の
螺旋状溝に周期的に繰り返されるもので、テープ状光フ
ァイバ心線5の取り出し容易性とケーブルの曲げに対す
る歪みが大きくならないことを考慮して、一般的に反転
角は230度から330度の範囲の中から所定の反転角
を選択し、また、反転ピッチP(図5において反転中心
部OからO’までの距離)はおよそ125mmから30
0mm程度として螺旋状溝が形成される。
【0004】図5において、反転角を例えば280度と
した場合、SからZに反転する反転中心部Oはスロット
断面における円周角度位置として点Aから右回りに測っ
て常に40度の角度位置に存在し、ZからSに反転する
反転中心部O’は同様に常に320度の角度位置に存在
することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のSZス
ロットを有する光ファイバケーブル1は図6に示すよう
に、ドラム8に巻き付けて収納しているが、SZスロッ
ト3に刻設された溝I〜溝Vから成る5つの溝のうち例
えば溝Iの反転中心部(O又はO’)がドラム8の外側
に向いた状態で巻き始めると、前述の如く反転中心部は
スロット断面における円周角度位置がスロットの長さ方
向において常に同一の角度位置にあるから、巻き終わる
まで溝Iの反転中心部がドラム8の外側に向くことにな
る。これは溝Iに収められているテープ状光ファイバ心
線5−Iだけが、常に大きな曲げ応力による引張歪を反
転中心部において受けることになり、この溝Iに収めら
れているテープの破断確率が高くなるという問題を有し
ていた。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、特定の溝に収められ
ているテープ状光ファイバ心線の反転中心部だけが巻き
取りドラムの外側に向くことがないように光ファイバケ
ーブルを巻き取りドラムに巻き付けるようにして、テー
プ状光ファイバ心線の破断確率を低くする光ファイバケ
ーブルを巻き取りドラムに巻き付ける方法及び該方法に
より巻き取りドラムに巻き付けられた光ファイバケーブ
ルを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の光ファイバケーブルを巻き取りドラムに巻
き付ける方法は、外周面に所定反転角で交互に螺旋の向
きが反転する螺旋状溝が複数条刻設されたSZスロット
と、前記複数条の螺旋状溝に収納されたテープ状光ファ
イバ心線とで構成された光ファイバケーブルを巻き取り
ドラムに巻き付ける方法であって、前記各螺旋状溝に収
納されている複数のテープ状光ファイバ心線の反転中心
部のスロット断面における円周角度位置が、スロットの
長さ方向において常に同一の角度位置に存在しないよう
に、前記光ファイバケーブルを前記巻き取りドラムに巻
き付けながら該光ファイバケーブル自身を周期的に捻回
させることを特徴としている。この特徴によれば、光フ
ァイバケーブルを巻き取りドラムに巻き付けながら光フ
ァイバケーブル自身を周期的に捻回させることで、テー
プ状光ファイバ心線の反転中心部のスロット断面におけ
る円周角度位置が、スロットの長さ方向においてずれて
くるので、一つの光ファイバ心線だけに引張歪がかから
ないようにできる。
【0008】本発明の光ファイバケーブルを巻き取りド
ラムに巻き付ける方法は、前記光ファイバケーブルの捻
回は、該光ファイバケーブルの所定長さにわたり漸次捻
回角度を変化させ、その後捻回角度を0度に戻すことを
周期的に繰り返されるようにすることが好ましい。この
ようにすることにより、光ファイバ心線の反転中心部の
SZスロットにおける円周角度位置が漸次変更されるの
で、特定の溝に収納されているテープ状光ファイバ心線
の引張歪を漸次減少させることができる。
【0009】本発明の光ファイバケーブルを巻き取りド
ラムに巻き付ける方法は、前記捻回の捻回角度量は、少
なくとも360度÷溝の条数以上、360度以下とする
ことが好ましい。このようにすることにより、少なくと
も所定の溝とその隣の溝に収納されているテープ状光フ
ァイバ心線で、曲げによる引張歪を分担して受け持つこ
とができる。
【0010】本発明の光ファイバケーブルを巻き取りド
ラムに巻き付ける方法は、前記所定反転角をおよそ23
0度から330度の範囲とすることが好ましい。このよ
うにすることにより、曲げに対してのテープ状光ファイ
バ心線に生じる歪みが小さく後分岐性がよい。
【0011】本発明の巻き取りドラムに巻き付けられた
光ファイバケーブルは、中心にテンションメンバを備
え、外周面に所定反転角で交互に螺旋の向きが反転する
螺旋状溝が複数条刻設されたSZスロットと、前記複数
条の螺旋状溝に収納されたテープ状光ファイバ心線と、
最外周を被覆したシースから成る巻き取りドラムに巻き
付けられた光ファイバケーブルであって、ある特定のテ
ープ状光ファイバ心線の反転中心部のみが巻き取りドラ
ムの外側に向くことがないように光ファイバケーブル自
体を捻回しながら巻き取りドラムに巻き付けたことを特
徴としている。この特徴によれば、ある特定のテープ状
光ファイバ心線の反転中心部のみが巻き取りドラムの外
側に向くことがないように光ファイバケーブル自体を捻
回しながら巻き取りドラムに巻き付けられているので、
特定の光ファイバ心線だけに強い引張歪が作用すること
なく、ケーブルの長期保管が可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図3に基づ
いて説明する。図1は本発明のSZスロットを有する光
ファイバケーブルの断面図であり、図2は光ファイバケ
ーブルを巻き取りドラムに巻き付けた状態を示す説明
図、図3は光ケーブルの巻き取りに対する光ファイバ心
線の歪みの変化を表した図であり、(a)が従来の光ケ
ーブルの歪み変化図であり(b)が本発明の歪み変化図
である。
【0013】図1において、本発明の光ファイバケーブ
ル10は、中心に単鋼線や鋼撚線等から成るテンション
メンバ12を備えた熱可塑性樹脂で構成されたSZスロ
ット13の外周面に、所定反転角θが250度で交互に
螺旋の向きが反転する5つの螺旋状溝Iから溝Vが刻設
され、この5条の螺旋状溝Iから溝Vに4心のテープ状
光ファイバ心線14(14−Iから14−V)がそれぞ
れ5枚づつ積層状態で収納され、最外周に押さえ巻き層
15を介してシース16が被覆されている。
【0014】なお、テープ状光ファイバ心線14の取り
出し容易性(後分岐性)とケーブルの曲げに対する歪み
強度の観点から、一般的に反転角は230度から330
度の範囲の中から所定の反転角を選択する。
【0015】本発明では、反転角が250度である5条
のSZスロット13にテープ状光ファイバ心線14が収
納された光ファイバケーブル10をドラム胴形600m
mφの巻き取りドラム17に巻き付けていくが、例え
ば、図2に示すように、溝Iの反転中心部が外側に向く
ように普通に巻き付けたのでは、従来例で説明したよう
に、巻き終わりまで溝Iの反転中心部が巻き取りドラム
の外側に向いてしまうので、光ファイバケーブル10を
巻き付けながらケーブル自身を捻回させている。
【0016】捻回の角度量は、光ファイバケーブル10
を40m巻き付けるまでに80度捻回するように漸次増
加させて、その後、光ファイバケーブルを40m巻き付
けるまでに80度捻回を戻すサイクルを繰り返す。
【0017】このようにすると、図2に示すように、最
初に巻き取りドラム17に溝Iの反転中心部が外側に向
くように巻き付けても、光ファイバケーブル10自体を
捻回させているので、反転中心部は次第にずれていき、
40m巻き取ったところで80度ずれて隣の溝Vに収め
られているテープ心線14−Vの反転中心部が巻き取り
ドラム17の外側に向くようになり、これが光ケーブル
全長(約1000m)にわたって繰り返され、大きな曲
げ応力は溝Iと溝Vに収められたテープ心線14−I、
14−Vで分担することになる。これにより溝Iに収め
られたテープ心線14−Iのみに引張歪が強く作用する
ことが回避できる。
【0018】図3に基づき、光ケーブルの巻き取りに対
する光ファイバ心線の歪みの変化を従来の光ファイバと
本発明の光ファイバとで比較してみると、図3(a)に
示すように、反転角250度のSZ螺旋状溝を有する光
ファイバケーブルを、溝Iの反転中心部が巻き取りドラ
ムの外側に向くように巻き始めると、巻き終わりまで溝
Iの反転中心部が巻き取りドラムの外側を向いているの
で、溝Iに納められている光テープ心線は、光ファイバ
の巻き取り距離にかかわらず常にファイバ歪みが0.6
%の高い状態にあり、溝Vに納められている光テープ心
線のファイバ歪みが0.2%程度であり、溝IVに納めら
れている光テープ心線のファイバ圧縮歪みが0.5%で
あるのと比べ、破断確率が高い。
【0019】一方、図3(b)に示すように、本発明の
光ファイバケーブルにあっては、光ファイバケーブルを
40m巻き取るまでに80度捻回させているので、最初
に溝Iの反転中心部が巻き取りドラム17の外側に向く
ように巻き始められたものが、溝Vの反転中心部が巻き
取りドラムの外側に向くようになり、溝Iに収納されて
いるファイバ心線14−Iは40m巻き取られたところ
で、ファイバ歪みが巻き始めの0.6%に対し0.12
%程度に減少し、代わりに溝Vに収納されているファイ
バ心線14−Vはファイバ歪みが0.2%から0.6%
程度に増加している。
【0020】このように、従来の光ファイバケーブルで
は、ある溝の反転中心部が巻き取りドラム17の外側に
向くように巻き始められると、常にその溝の反転中心部
が巻き取りドラムの外側を向くようになり、その特定溝
に納められているファイバ心線の反転中心部において、
大きな曲げ応力による引張歪を受けることになるが、本
発明では、光ファイバケーブル自身を捻回させているの
でテープ心線の反転中心部が巻き取りドラム17の外側
に向いていたものをずらすことができ、特定の光ファイ
バテープ心線だけが破断確率が高くなることを防止でき
る。
【0021】捻回の角度量としては、360度÷螺旋条
数以上(5条であれば72度以上)、360度以下あれ
ば、少なくとも隣の溝に納められているテープ心線の反
転中心部が巻き取りドラムの外側を向くようになる。
【0022】上述のようにして巻き取りドラム17に巻
き取られた光ファイバケーブル10は、特定のテープ心
線だけに引張歪がかかることなく分散されるので、長期
に保管しても断線したりする恐れがない。
【0023】以上、本発明の実施例を図面により説明し
てきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるもの
ではなく、例えば、捻回の角度量を変更する方法とし
て、実施例では、光ケーブルのある長さ(80m)の間
で漸次捻回角度量を増加させその後減少させたものを例
示したが、もちろんこの反対に漸次減少させてから、そ
の後増加させるようにしても良い。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
【0025】(a)請求項1記載の発明によれば、光フ
ァイバケーブルを巻き取りドラムに巻き付けながら光フ
ァイバケーブル自身を周期的に捻回させることで、テー
プ状光ファイバ心線の反転中心部のスロット断面におけ
る円周角度位置が、スロットの長さ方向においてずれて
くるので、一つの光ファイバ心線だけに引張歪がかから
ないようにできる。
【0026】(b)請求項2記載の発明によれば、光フ
ァイバ心線の反転中心部のSZスロットにおける円周角
度位置が漸次変更されるので、特定の溝に収納されてい
るテープ状光ファイバ心線の引張歪を漸次減少させるこ
とができる。
【0027】(c)請求項3記載の発明によれば、少な
くとも所定の溝とその隣の溝に収納されているテープ状
光ファイバ心線で、曲げによる引張歪を分担して受け持
つことができる。
【0028】(d)請求項4記載の発明によれば、曲げ
に対してのテープ状光ファイバ心線に生じる歪みが小さ
く後分岐性がよい。
【0029】(e)請求項5記載の発明によれば、ある
特定のテープ状光ファイバ心線の反転中心部のみが巻き
取りドラムの外側に向くことがないように光ファイバケ
ーブル自体を捻回しながら巻き取りドラムに巻き付けら
れているので、特定の光ファイバ心線だけに強い引張歪
が作用することなく、ケーブルの長期保管が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバケーブルの断面図である。
【図2】本発明の光ファイバケーブルを巻き取りドラム
に巻き付けた状態を示す説明図である。
【図3】光ケーブルの巻き取りに対する光ファイバ心線
の歪みの変化を表した図であり、(a)が従来の光ケー
ブルの歪み変化図であり(b)が本発明の歪み変化図で
ある。
【図4】従来のSZスロットを有する光ファイバケーブ
ルの断面図である。
【図5】螺旋の向きが反転する従来のSZスロットの構
造概略図である。
【図6】従来の光ファイバケーブルを巻き取りドラムに
巻き付けた状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10 ・・・光ファイバケーブル 12 ・・・テンションメンバ 13 ・・・SZスロット 14(14−I〜14−V)・・・テープ状光ファイバ
心線 15 ・・・押さえ巻き層 16 ・・・シース 17 ・・・巻き取りドラム I〜V ・・・螺旋状溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 末松 道雄 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 Fターム(参考) 2H001 BB03 BB10 BB23 MM01 3F056 AA00 AB01 AC00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周面に所定反転角で交互に螺旋の向きが
    反転する螺旋状溝が複数条刻設されたSZスロットと、
    前記複数条の螺旋状溝に収納されたテープ状光ファイバ
    心線とで構成された光ファイバケーブルを巻き取りドラ
    ムに巻き付ける方法であって、前記各螺旋状溝に収納さ
    れている複数のテープ状光ファイバ心線の反転中心部の
    スロット断面における円周角度位置が、スロットの長さ
    方向において常に同一の角度位置に存在しないように、
    前記光ファイバケーブルを前記巻き取りドラムに巻き付
    けながら該光ファイバケーブル自身を周期的に捻回させ
    ることを特徴とする光ファイバケーブルを巻き取りドラ
    ムに巻き付ける方法。
  2. 【請求項2】前記光ファイバケーブルの捻回は、該光フ
    ァイバケーブルの所定長さにわたり漸次捻回角度を変化
    させ、その後捻回角度を0度に戻すことを周期的に繰り
    返すようにした請求項1記載の光ファイバケーブルを巻
    き取りドラムに巻き付ける方法。
  3. 【請求項3】前記捻回の捻回角度量は、少なくとも36
    0度÷溝の条数以上、360度以下とする請求項1また
    は2記載の光ファイバケーブルを巻き取りドラムに巻き
    付ける方法。
  4. 【請求項4】前記所定反転角をおよそ230度から33
    0度の範囲とする請求項1ないし3のいずれかに記載の
    光ファイバケーブルを巻き取りドラムに巻き付ける方
    法。
  5. 【請求項5】中心にテンションメンバを備え、外周面に
    所定反転角で交互に螺旋の向きが反転する螺旋状溝が複
    数条刻設されたSZスロットと、前記複数条の螺旋状溝
    に収納されたテープ状光ファイバ心線と、最外周を被覆
    したシースから成る巻き取りドラムに巻き付けられた光
    ファイバケーブルであって、ある特定のテープ状光ファ
    イバ心線の反転中心部のみが巻き取りドラムの外側に向
    くことがないように光ファイバケーブル自体を捻回しな
    がら巻き取りドラムに巻き付けたことを特徴とする巻き
    取りドラムに巻き付けられた光ファイバケーブル。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108750799A (zh) * 2018-06-22 2018-11-06 中国工程物理研究院激光聚变研究中心 一种光纤盘绕结构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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