JP2003118584A - 折り畳み式ベビーカーのロック機構 - Google Patents

折り畳み式ベビーカーのロック機構

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JP2003118584A JP2001317362A JP2001317362A JP2003118584A JP 2003118584 A JP2003118584 A JP 2003118584A JP 2001317362 A JP2001317362 A JP 2001317362A JP 2001317362 A JP2001317362 A JP 2001317362A JP 2003118584 A JP2003118584 A JP 2003118584A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 進行方向と反対方向に向かって折り畳んだ状
態を維持するロック機構を設けることで、いわゆる二つ
折りに畳んだだけでも展開することなく容易に持ち運ぶ
ことができる折り畳み式ベビーカーのロック機構を提供
する。 【解決手段】 肘掛け部に回動可能に設けた後脚杆1
と、肘掛け部に回動可能に設けた手押し杆5と、手押し
杆5と後脚杆1とを連結するブラケット4と、ブラケッ
ト4の反対側において手押し杆5にシャフト70を介し
て回動可能に取り付けた保持部材10と、ブラケット4
に係合されるロック部材6とを備え、ロック部材6にベ
ビーカーの展開状態を保持する第一係合部6aと、ベビ
ーカーの折り畳み状態を保持する第二係合部6bとを形
成し、第二係合部6bを保持部材10の係止部10aと
係合させることにより、ベビーカーを二つ折りに折り畳
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、折り畳み式ベビー
カーのロック機構に関し、特に、車体を進行方向に対し
て内側に二つに折り畳んだ状態でロック状態を維持する
ことができる折り畳み式ベビーカーのロック機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ベビーカー本体(車体)の前後方
向を接近させることにより車体前後方向の長さをコンパ
クトに折り畳み可能とするタイプ(以下、このように折
り畳む形式のものを二つ折りタイプという)のベビーカ
ーが一般に知られている。また、持ち運びの利便性をさ
らに向上させるため、前述のように前後方向に二つ折り
に折り畳まれたべビーカーを更に内側に折り曲げること
により平面コ字状になるように、車体幅方向のサイズを
コンパクトに折り畳み可能とするタイプ(以下、このよ
うに折り畳む形式のものを三つ折りタイプという)のベ
ビーカーも知られている。
【0003】図9は、この三つ折りタイプのベビーカー
の一例を示す展開図、即ち使用状態の外観斜視図であ
り、図10は、三つ折りに折り畳んだ状態とそのロック
機構を示す図である。以下、図9に示す展開状態、即ち
使用状態から図10に示す三つ折りに折り畳む際の折り
畳み動作を図面を参照して説明する。
【0004】まず、図9に示す展開状態において、手押
し杆5に設けた開閉操作部7から操作用ワイヤー(図示
せず)が案内されており、この操作用ワイヤーの摺動に
連動してスライダー(図示せず)を昇降させることによ
りロック部材6を上昇させて、ロック部材6と折り畳み
操作用のブラケット4の係合による車体の開状態のロッ
クを解放させる。次に、手押し杆5の両端部Cを持って
前輪を持ち上げ、あるいは、肘掛杆Aを車体進行方向と
反対方向に向かって持ち上げることにより、背もたれB
方向へ倒伏するように第1の折り畳み操作を行う(矢印
X参照)。このようないわゆる二つ折りにより、車体前
後方向の寸法を縮小することができる。続いて、手押し
杆5の両端部Cを内側に押し曲げるようにして、第2の
折り畳み操作を行う(矢印Y参照)。このようないわゆ
る三つ折りにより、さらに、車体幅方向の寸法を縮小す
ることができる。このようにして折り畳まれたベビーカ
ーは、図10に示すように、座板の両側先端に互いに嵌
合する係止機構(ロック機構)Dがそれぞれ設けられ、
第2の操作による折り畳み動作に連動して、上記係止機
構Dが互いに嵌合することにより、三つ折りでの折り畳
み状態を維持することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の折り畳み式ベビーカーのロック機構によれば、
三つ折りの状態で初めてロックされて折り畳み状態を維
持することができるようになっており、二つ折りの状態
ではロック機構が設けられていないため折り畳み状態を
維持し得ることができなかった。
【0006】このため、例えば、片手で子供を抱えた状
態での折り畳み操作が困難であると共に、階段の上り下
りなどの一時的な持ち運びの際に、二つ折り状態で持ち
運ぼうとすると、ロック機構が存在しないために、突
然、車体が展開状態となるおそれがあった。
【0007】従って、本発明の目的は、二つ折りあるい
は三つ折りタイプのベビーカーにおいて、二つ折りに折
り畳んだ状態を維持するためのロック機構を設けること
により、二つ折りに折り畳んだ状態でも簡易に且つ安定
して持ち運ぶことのできる折り畳み式ベビーカーのロッ
ク機構を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、平面視略矩形状に枠組みされた複数の
構成杆と、前記複数の構成杆のうち後脚杆をなす一組の
構成杆に結合部材を介して結合される手押し杆とを有
し、この手押し杆と平行方向に配置された構成杆とが杆
略中途部から平面視進行方向内側に向かって折り畳み可
能に構成される折り畳み式ベビーカーのロック機構であ
って、手押し杆の端部に、前記構成杆を前記平面視進行
方向と反対方向に倒伏させた状態でこの倒伏状態を維持
する係止手段を有することを特徴とする折り畳み式ベビ
ーカーのロック機構を提供するものである。
【0009】以上の構成において、前記係止手段は、前
記手押し杆の端部に遊嵌される被係止部と、前記構成杆
を保持する保持部に設けられこの保持部の所定方向への
回転により前記被係止部に係止する係止部と、から構成
されることが望ましい。
【0010】この場合、前記係止部は、前記保持部の所
定方向への回転により前記被係止部を上方へ押し上げる
摺動面を有することが望ましい。
【0011】また、上記の目的を達成するために、本発
明のベビーカーのロック機構は、肘掛け部と、この肘掛
け部に回動可能に設けられた前脚杆と、この前脚杆に設
けられた前輪と、上記肘掛け部に回動可能に設けられた
後脚杆と、この後脚杆に設けられた後輪と、上記肘掛け
部に回動可能に設けられた手押し杆と、この手押し杆と
上記後脚杆とを連結する連結部材と、この連結部材に係
合されるロック部材とを備え、このロック部材にはベビ
ーカーの展開状態を保持する第一係合部と、ベビーカー
の折り畳み状態を保持する第二係合部とが形成されてい
ることを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態による折り畳み式ベビーカーのロッ
ク機構を詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の実施の形態による折り畳
み式ベビーカーのロック機構が適用される三つ折りタイ
プのベビーカーの全体概略図であり、展開状態、即ち使
用状態を示している。図中、符号1は後脚杆であり、左
右に一対配設されている。この後脚杆1の一端部には後
輪2,2が回転可能に設けられており、この後輪2,2
にはそれぞれにストッパ(図示せず)が備えられてい
る。このストッパは、後輪2自体の回転を規制するもの
であり、ベビーカーを一定時間、所定の場所で停止させ
ることができる。また、この後脚杆1の他端部は、肘掛
け部3,3のほぼ中央部に回動可能に接続されている。
【0014】一方、図2において、後脚杆1のほぼ中央
部外側には、く字形状を呈するブラケット(結合部材)
4,4の一端部がシャフト60を介して回転可能に設け
られており、このブラケット4の他端部には逆U字形状
を呈した手押し杆5の端部がシャフト70を介して回転
可能に設けられている。このブラケット4には所定の角
度だけずれた位置で2つの係止部4a,4b(図8)が
形成されている。一方の係止部4aは、手押し杆5に摺
動可能に設けられたロック部材(被係止部)6の係止部
6aと係合するように構成されている。このとき、この
係止部4aと係止部6aとが係合することにより、ベビ
ーカーの開状態が保持される。他方の係止部4bはブラ
ケット4に凹部として凹設されている。
【0015】また、図1において、上記ロック部材6
は、手押し杆5の上部中央部に形成された開閉操作部7
と手押し杆5内に収納されたワイヤー(図示せず)を介
して連結されており、開閉操作部7を操作することによ
り、ロック部材6が手押し杆5の長手方向上方へ移動
し、ロック部材6の係止部6aがブラケット4の係止部
4aとの係合が解除されるように構成されている。な
お、このロック部材6は手押し杆5管内に設けられたば
ね(図示せず)によって、常時ブラケット4に係合する
方向に付勢されている。
【0016】また、手押し杆5には肘掛け部3の一端部
が回転可能に設けられており、この肘掛け部3の他端部
側には前脚杆8が回転可能に設けられている。この前脚
杆8の先端部には、キャスター機構部(図示せず)を介
して、前輪9が設けられている。この前輪9側にキャス
ター機構部(図示せず)を設けたことにより、ベビーカ
ーを押す際の、方向転換をスムーズに行うことができ
る。なお、このキャスター機構部は、キャスター機能の
ON,OFFを所望に応じて行うことができるように構
成されている。
【0017】一方、図3において、手押し杆5の先端部
でブラケット4の反対側(内側)には、シャフト70を
介して、本発明の保持部を構成する保持部材10が設け
られている。この保持部材10には上記ロック部材6の
係止部6aと反対側に形成された係止部6bと係合可能
な係止部10aが形成されている。図4はこのロック部
材6の二つの係止部6a及び6bを示した斜視図であ
り、これらはロック部材6の底縁部から上方へ一定幅で
切り取られた切欠部として形成されている。
【0018】また、図3において、この保持部材10に
は座床枠杆11の一端部が固定されている。一方、図1
に示すように、左右それぞれの前脚杆8の中間適所に
は、係止フック12、係止環13とが回転可能に設けら
れており、上記座床枠杆11の他端部がこの係止フック
12、係止環13に固定されている。この係止フック1
2と係止環13とは、ベビーカーをいわゆる3つ折り状
態に折り畳んだ際に、係止フック12が係止環13に係
合することにより、3つ折り状態を保持することができ
るように構成されている。
【0019】また、一対の前脚杆8、一対の座床枠杆1
1、一対の後脚杆1間には、連結杆14a,14b,1
4cがそれぞれに架け渡されている。これらの連結杆1
4a, 14b, 14cは、その長さ方向をほぼ3等分す
る位置で枢着されている。さらに、手押し杆5の中央部
において、連結杆14a, 14b, 14cと同様に中央
部の長さ方向をほぼ3等分する位置で回動可能に構成さ
れている。このため、手押し杆5と連結杆14a, 14
b, 14cとの回動位置をほぼ揃えた状態で、ベビーカ
ー本体を平面コ字状に折り畳むことができる。上記一対
の前脚杆8、一対の座床枠杆11、一対の後脚杆1、肘
掛け部3、連結杆14a,14b,14cは、平面視略
矩形状に枠組みされており、本実施の形態によるベビー
カーの基本的な構成杆を形成している。なお、一対の肘
掛け部3の先端部には、保護ガード15が架け渡されて
おり、乳幼児の前方への抜け出しを防止している。
【0020】このように構成されたベビーカーを折り畳
む際の作用について、以下に説明する。図5はベビーカ
ーの線図を示した概略側面図であり、図5(a)はその
展開状態を、また、図5(b)は二つ折りに折り畳んだ
状態を示している。開閉操作部7を操作して、ロック部
材6を手押し杆5に沿って上昇させることにより、ブラ
ケット4とロック部材6との係合状態を解除した状態
で、肘掛け部3を手押し杆5に対して点aを中心として
矢印A方向に回転させる。すると、この回転に伴い、ブ
ラケット4が点bを中心として矢印B方向に回転するこ
ととなる。ブラケット4のB方向への回転により、前脚
杆8は上方へ移動しつつ座床枠杆11を介して点cを中
心として矢印C方向に回転することになる。この一連の
動作により、ベビーカーは手押し杆5の略中途部から平
面視進行方向内側に向かっていわゆる二つ折りの状態と
なる(図5(b))。
【0021】以下、図6〜図8を参照しながら、本発明
の実施の形態による折り畳み式ベビーカーのロック機構
のロック動作を説明する。図6は、ベビーカーの車体が
展開している状態におけるロック機構を示す図であり、
図7は、図6に示す車体展開状態から略30°回動させ
た際の保持部材10の当接部10bによるロック部材6
の押し上げ状況を示す図であり、図8は、この折り畳み
式ベビーカーが車体閉状態(折り畳み時)になった時の
ロック状態を示す図である。
【0022】まず、図6に示す状態(車体展開状態)に
おいて、ブラケット4の一端に設けられた係止部4aが
ロック部材6の係止部6aに係合されている。これによ
り、ベビーカーの車体本体の自在な折り畳みが規制され
る。なお、図中、線100はベビーカーにおける座床枠
杆11の位置・角度を示すものである。
【0023】この状態で、手押し杆5に設けられた開閉
操作部7を所定の動作で操作、例えばボタンを押し込む
ことによって、ロック部材6を上方へスライドさせる。
これにより、ロック部材6とブラケット4の係止が解か
れ、後脚杆1が回動可能となる。そこで、従来の二つ折
りの動作と同様に、手押し杆5の両端部を持って前輪9
を持ち上げ、あるいは、肘掛け部3を車体進行方向と反
対方向に向かって持ち上げる。すると、図7に示すよう
に、回動し始めた後脚杆1に連動してブラケット4が回
動し、その回動に伴い、シャフト70を共通にする保持
部材10もあわせて回動する。
【0024】ロック部材6が保持部材10の当接部10
bにより押し上げられ、保持部材10の係止部10aが
所定位置までくると、図8に示すように、ロック部材6
はばね(図示せず)の付勢力により下方へ降下する。こ
れにより、ロック部材6の係止部6bと保持部材10の
係止部10aとが係合する。このようにして、ベビーカ
ーが二つ折りに折り畳まれる。同時に、ロック部材6の
係止部6bと保持部材10の係止部10aとの係合及び
ブラケット4の係止部4bにロック部材6の本体の一部
が嵌まり込むことにより、ブラケット4及び保持部材1
0の手押し杆5に対しての回転が規制されるので、ベビ
ーカーを二つ折りに折り畳んだ状態で、その折り畳み状
態がロックされることになる。これらロック部材6の係
止部6bと保持部材10の係止部10aとで本発明の係
止手段を構成する。
【0025】この状態からベビーカー1をさらに平面コ
字状に三つに折り畳むには、図1における手押し杆5の
両端部をそれぞれ車体進行方向内側に折り曲げる。手押
し杆5および3本の連結杆14a,14b,14cは、
前述したように、何れもその長さをほぼ三等分する位置
で枢着されているので、ベビーカーを二つに折り畳んだ
状態では、各杆の枢着部分は略同一線上に整列する。そ
こで、手押し杆5の両端部をそれぞれ車体進行方向内側
に折り曲げると、手押し杆5以外の枢着部分が手押し杆
5の折り曲げにあわせてそれぞれ折り曲げられる。これ
により、図10に示すように、ベビーカー全体が幅方向
に平面コ字状に折り畳むことができる。
【0026】ベビーカーが幅方向にコ字状に折り畳まれ
ると、その折り畳み操作に連動して、前脚杆8と保持部
材10との間に差し渡した座床枠杆11の先端部が互い
に接近する。また、左右の一方の座床枠杆11の基端部
には、前述したように先端に鉤状の係止部材を有する係
止フック12が起伏自在に枢着されており、左右の他方
の座床枠杆11の基端部には、係止環13が起伏自在に
枢着されているので、係止フック12先端の鉤状の係止
部材が、係止環13に自動的に嵌合し三つ折りの折り畳
み状態が正確に保持される。
【0027】なお、三つ折りに折り畳まれたベビーカー
を展開したい時は、係止フック12と係止環13との嵌
合を手動で解除してから、図6〜図8に述べた動作を逆
にすれば良い。
【0028】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、保持部材10に係止部10aを形成し、これとロッ
ク部材6とを係合させてロックさせるようにしたので、
簡単な操作で二つ折りに折り畳んだ状態を維持すること
ができる。また、これにより、二つ折りでベビーカーが
ロックされるので、二つ折りに折り畳んだ状態で簡易に
持ち運ぶことができる。
【0029】なお、本実施の形態においては、いわゆる
三つ折りタイプの折り畳み式ベビーカーを例に挙げて説
明したが、これに限られるものではなく、いわゆる二つ
折りタイプの折り畳み式ベビーカーについても、本ロッ
ク機構が適用できることは言うまでもない。また、上記
実施形態においては、ブラケット4に形成される係止部
4bにロック部材6が嵌まり込むことにより、いわゆる
二つ折りの状態を確実に保持することができる構造とし
たが、ブラケット4は係止部4bを備えずに構成されて
いてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の折り畳み
式ベビーカーのロック機構によれば、平面視略矩形状に
枠組みされた複数の構成杆と、これら複数の構成杆のう
ち一組の構成杆に結合部材を介して結合される手押し杆
とを有し、手押し杆と平行方向の構成杆とが杆略中途部
から平面視進行方向内側に向かって折り畳み可能に構成
される折り畳み式ベビーカーのロック機構であって、手
押し杆の基部に、構成杆を平面視進行方向と反対方向に
倒伏させた状態でこの倒伏状態を維持する係止手段を有
するように構成したので、ベビーカーの進行方向内側に
向かって二つ折りに折り畳んだ状態でのロック機構を設
けることにより、一時的な折り畳み操作を簡易にすると
共に、持ち運び時における突発的な車体の開動作を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による折り畳み式ベビーカ
ーのロック機構が適用されるベビーカーの展開状態(使
用状態)の全体概略図である。
【図2】本発明の実施の形態による折り畳み式ベビーカ
ーのロック機構を示す図で、このロック機構を車体外部
側から見た斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態による折り畳み式ベビーカ
ーのロック機構を示す図で、このロック機構を車体内側
から見た斜視図である。
【図4】ロック部材の構造を説明するための図である。
【図5】(a)及び(b)は、それぞれ本発明の実施の
形態に係る折り畳み式ベビーカーを示す概略側面図であ
る。
【図6】本発明の実施の形態による折り畳み式ベビーカ
ーのロック機構のロック動作を説明するための図で、車
体の展開状態を示す。
【図7】本発明の実施の形態による折り畳み式ベビーカ
ーのロック機構のロック動作を説明するための図で、係
止具によるロック部材の押し上げ状況を示している。
【図8】本発明の実施の形態による折り畳み式ベビーカ
ーのロック機構のロック動作を説明するための図で、車
体閉状態を示す。
【図9】従来の三つ折りタイプの折り畳み式ベビーカー
の外観斜視図である。
【図10】ベビーカーを折り畳んだ際の正面図及び係止
機構の拡大図である。
【符号の説明】
1 後脚杆 2 後輪 3 肘掛け部 4 ブラケット 4a,4b,6a,6b,10a 係止部 5 手押し杆 6 ロック部材 7 開閉操作部 8 前脚杆 9 前輪 10 保持部材 11 座床枠杆 12 係止フック 13 係止環 14a,14b,14c 連結杆 15 保護ガード 60,70 シャフト

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面視略矩形状に枠組みされた複数の構
    成杆と、前記複数の構成杆のうち後脚杆をなす一組の構
    成杆に結合部材を介して結合される手押し杆とを有し、
    前記手押し杆と平行方向に配置された構成杆とが杆略中
    途部から平面視進行方向内側に向かって折り畳み可能に
    構成される折り畳み式ベビーカーのロック機構であっ
    て、 前記手押し杆の端部に、前記構成杆を前記平面視進行方
    向と反対方向に倒伏させた状態でこの倒伏状態を維持す
    る係止手段を有することを特徴とする折り畳み式ベビー
    カーのロック機構。
  2. 【請求項2】 前記係止手段は、前記手押し杆の端部に
    遊嵌される被係止部と、前記構成杆を保持する保持部に
    設けられ該保持部の所定方向への回転により前記被係止
    部に係止する係止部と、から構成されることを特徴とす
    る、請求項1に記載の折り畳み式ベビーカーのロック機
    構。
  3. 【請求項3】 前記係止部は、前記保持部の所定方向へ
    の回転により前記被係止部を上方へ押し上げる摺動面を
    有することを特徴とする、請求項2に記載の折り畳み式
    ベビーカーのロック機構。
  4. 【請求項4】 肘掛け部と、この肘掛け部に回動可能に
    設けられた前脚杆と、この前脚杆に設けられた前輪と、
    上記肘掛け部に回動可能に設けられた後脚杆と、この後
    脚杆に設けられた後輪と、上記肘掛け部に回動可能に設
    けられた手押し杆と、この手押し杆と上記後脚杆とを連
    結する連結部材と、この連結部材に係合されるロック部
    材とを備え、 このロック部材にはベビーカーの展開状態を保持する第
    一係合部と、 ベビーカーの折り畳み状態を保持する第二係合部とが形
    成されていることを特徴とするベビーカーのロック機
    構。
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