JP2003118560A - 作動液リザーバ - Google Patents

作動液リザーバ

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JP2003118560A
JP2003118560A JP2001318974A JP2001318974A JP2003118560A JP 2003118560 A JP2003118560 A JP 2003118560A JP 2001318974 A JP2001318974 A JP 2001318974A JP 2001318974 A JP2001318974 A JP 2001318974A JP 2003118560 A JP2003118560 A JP 2003118560A
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hydraulic fluid
reservoir
opening
wall
peripheral side
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Toshiyuki Takahashi
俊幸 高橋
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Bosch Automotive Systems Corp
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  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】内部開口からのエアの吸込みの可能性をさらに
小さくした作動液リザーバの提供。 【解決手段】リザーバ本体の外周側壁80の内周側に位
置する底壁60部分に、底壁60を貫く開口60hを設
け、その開口60hを内部開口として用いる。その上、
リザーバ本体の外周側壁80と内部のフロートガイド壁
50との間に液流ガイド壁250を設け、その液流ガイ
ド壁250によって、底壁60を貫く開口60hを含む
内部開口の近傍に常に作動液を溜める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両のマスタシ
リンダ(ブレーキマスタシリンダあるいはクラッチマス
タシリンダ)とは別の個所に配置する、いわゆるセパレ
ートタイプの作動液リザーバに関し、特に、外部機器で
あるマスタシリンダ側へのエアの吸込みをより確実に防
止するようにした技術に関する。
【0002】
【発明の背景】この種のセパレートタイプの作動液リザ
ーバは、ホース等の配管によってマスタシリンダに連絡
される。そのため、配管接続のための接続部、すなわ
ち、内部の作動液をマスタシリンダに出力する出力ポー
ト部が、リザーバ本体の下部に備わっている。出力ポー
ト部には、リザーバ本体の内部空間に開く内部開口があ
り、通例、その内部開口は、リザーバ本体の最下部に配
置される(たとえば、実公平3−27014号や実開平
3−19763号の各公報参照)。それによって、内部
の作動液量が低下し、しかもまた、車両が傾き作動液面
が傾斜したときに、内部開口からエアを吸い込まないよ
うにする。
【0003】しかし、今までの出力ポート部の内部開口
は、リザーバ本体の外周側壁からリザーバ本体の内部空
間に開いており、作動液量が低下した状態で、車両が大
きく傾いた場合、内部開口からマスタシリンダ側にエア
を吸い込むおそれがある。このエアの吸込みの問題は、
高さが低い作動液リザーバ、別にいうと、リザーバ本体
の横あるいは水平方向の大きさに比べてリザーバ本体の
垂直方向の高さが小さい作動液リザーバにおいてより顕
著である。
【0004】
【発明の解決すべき課題】エアの吸込みの問題を解決す
るため、出力ポート部の内部開口をリザーバ本体の径方
向のより内側に配置することが考えられる。発明者は、
そのための方法として、リザーバ本体の外周側壁の内周
側に位置する底壁部分に、底壁を貫く開口を設け、その
開口を内部開口の少なくとも一部とすることを考えた。
しかし、マスタシリンダを搭載する車両は、単に傾くだ
けでなく、揺れや振動も生じるため、内部開口からのエ
アの吸込みをより確実にかつより有効になくすために
は、さらなる改良が必要である。
【0005】そこで、この発明は、内部開口からのエア
の吸込みの可能性をさらに小さくした作動液リザーバを
提供することを第1の目的とする。また、この発明の第
2の目的は、車両が傾くとき、内部開口の近傍に作動液
を溜める溜り空間をもつ作動液リザーバを提供すること
である。さらに、この発明の第3の目的は、車両が前後
方向に傾くとき、内部の作動液の流れをできるだけスム
ーズにガイドすることができる作動液リザーバを提供す
ることである。この発明のさらに他の目的は、以下の説
明から明らかになるであろう。
【0006】
【発明の解決手段】この発明では、リザーバ本体の外周
側壁の内周側に位置する底壁部分に、底壁を貫く開口を
設け、その開口を内部開口の少なくとも一部とすること
を前提とする。そして、リザーバ本体の外周側壁と内部
のフロートガイド壁との間に特定の液流ガイド壁を設
け、その液流ガイド壁によって、底壁を貫く開口を含む
内部開口の近傍に常に作動液を溜めるようにする。した
がって、この発明の作動液リザーバの基本的な特徴は、
次の3点に集約される。 A フロートガイド壁と外周側壁との間に、底壁を貫く
開口があり、その開口が、出力ポート部の内部開口の少
なくとも一部を構成する B 底壁上、フロートガイド壁と開口との間に、リザー
バ本体の内部の作動液の流れをガイドする液流ガイド壁
がある C 液流ガイド壁は、フロートガイド壁の内周側から見
るとき、開口を隠す構成であり、しかもまた、作動液リ
ザーバが第1の方向に沿って前後の高さを変えるとき、
液流ガイド壁は、第1の方向に移動する作動液の流れを
ガイドするとともに、外周側壁と相俟って内部開口をふ
さぐに足りるだけの作動液を溜める溜り空間を区画する
【0007】この作動液リザーバを車両に取り付けると
き、作動液リザーバは、第1の方向を車両の前後方向に
合わせ、しかも、出力ポート部のある側を車両の後方に
向け、車両に取り付ける。したがって、エアの吸込み
は、特に、車両が前下がりに傾斜するときに生じやす
い。そこで、車両がそうした傾斜をし、その傾斜に応じ
てリザーバ内部の作動液が後方から前方に移動すると
き、エアの吸込みを防止する点からすれば、その作動液
の移動をよりゆっくりとし、しかも、その移動する作動
液の量をより少なくすると良い。それに応える手法の一
つとして、底壁の構成を車両の前後方向で違える方法が
ある。開口があり車両の後方に近い後方側の底壁の半分
を水平にするのに対し、車両の前方に近い前方側の半分
を、車両の前方側に向かって前上がりに傾斜させる方法
である。作動液の移動量が少なく、ゆっくりであれば、
作動液の波立ちなども少なく、過剰な作動液が移動し内
部開口を露出するに至ることもなくなる。
【0008】また、作動液リザーバは、車両への取付け
のため、リザーバ本体の下面部あるいは側面部に取付け
用フランジを備える。スペースの制約の点から、取付け
用フランジはリザーバ本体の外周側壁の外面の一方側に
だけ設けるのが好ましい。その取付け用フランジは、車
両の前後方向に沿う第1の方向に対して直交する方向に
延びる。作動液リザーバは、取付け用フランジを利用し
て車両に取り付けた後で、内部にブレーキ液などの作動
液を充填される。充填の作業のとき、通常、リザーバ本
体の上部の注油口に圧送器具を押しつけ取り付ける。そ
のため、圧送器具の取付け時にリザーバが破壊されない
ようにするため、取付けフランジのある側のリザーバ本
体の機械的強度を取付けフランジのない反対側に比べて
補強するのが良い。補強の手段として、取付けフランジ
のある側に補強リブを設けることができる。
【0009】リザーバ本体の外周側壁と内部のフロート
ガイド壁との間に位置する液流ガイド壁は、作動液の流
れをガイドする第1の作用と、流れ出そうとする作動液
を溜める第2の作用とを受けもつ。第2の作用のため
に、液流ガイド壁は、車両の前後方向に沿う第1の方向
に対してクロスするが、作動液の流れを乱さないように
し、第1の作用をスムーズに行うため、液流ガイド壁は
開口に向かって凸曲面をなす部分を含む。凸曲面は、凸
面鏡が光を散乱させるように、流れを散乱させ流れのぶ
つかり合いを低減し、液面の無用な波立ちを小さくす
る。好ましくは、凸曲面の部分をフロートガイド壁に沿
わせ、それら両者間に同じ幅の流れ通路を区画するのが
良い。
【0010】この発明は、シングル型、あるいはタンデ
ム型のマスタシリンダ用として有効に適用することがで
きる。タンデム型のマスタシリンダ用として適用すると
き、リザーバ本体の内部空間は、プライマリ用およびセ
カンダリ用の互いに独立した2つの区分域をもつ。タン
デム型では、通常は各区分域に応じて出力ポート部があ
り、出力ポート部は2つになるが、マスタシリンダ側に
補助的なリザーバを含む場合(たとえば、実公平8−2
007号公報参照)、出力ポート部は1つになる。
【0011】
【実施例】図1は、この発明の一実施例である作動液リ
ザーバ10を縦方向に切った断面図、図2は、図1の2
−2線より下方の下部本体を上方から見た図であり、一
部を切り欠いて示している。また、図3は、図2の3−
3線に沿う断面図、図4は、下部本体の斜視図である。
作動液リザーバ10は、上部に注油口23をもつリザー
バ本体20と、その注油口23を被うキャップ30とを
備える。キャップ30は合成樹脂製のキャップ本体32
のほか、ダイヤフラム34等を含む公知のものである。
また、リザーバ本体20は合成樹脂製であり、注油口2
3を区画する上部本体210と、出力ポート部24およ
びリードスイッチ収容部26をもつ下部本体220とを
溶着した構成物である。下部本体220と上部本体21
0とは、溶着の結果、内部に作動液を入れる内部空間を
区画し、しかも、リザーバ本体20のほぼ真中の高さ部
分に一周にわたる溶着ライン200を形作っている。注
油口23は、リザーバ本体10の内部へ作動液を入れる
ための開口であり、作動液の充填時には、キャップ30
を外し、そこに圧送器具を取り付ける。リードスイッチ
収容部26は、中にリードスイッチ(図示しない)を収
容する部分であり、リザーバ本体10の中の磁石42付
きフロート40と相俟って、作動液の液面を検出し、液
量不足を警報する役割を果たす
【0012】リザーバ本体20は、断面形状が円形状で
あり、内部空間を区画する部分の直径が80〜85m
m、高さが50〜60mmほどである。したがって、リ
ザーバ本体20は、横あるいは水平方向の大きさに比べ
て垂直方向の高さが小さい。リザーバ本体20の内部に
は、ほぼ中央部分に液面検出フロート40の上下動をガ
イドするフロートガイド壁50が下部の底壁60から起
立している。円筒形状のフロートガイド壁50は、フロ
ート40をガイドするためのガイドリブ52、およびフ
ロートガイド壁50の内外を連通するためのスリット5
4を含む。また、フロートガイド壁50は、リザーバ本
体20の内部空間を互いに独立した2つの区分域に区画
する隔壁70と一体化している。隔壁70は、作動液リ
ザーバ10を搭載する車両の前後方向(別にいうと、第
1の方向)に沿ってリザーバ本体20のほぼ中央部を横
断するように延びている。
【0013】ここで、作動液リザーバ10を車両に取り
付けるための関連部材について言及しよう。作動液リザ
ーバ10は、リザーバ本体20の外周側壁80の外面、
もう少し正確には、下部本体220の外面部分に、前記
の第1の方向に対して直交する取付けフランジ90を備
える。取付けフランジ90は、水平に走るフランジ本体
92と、フランジ本体92の上面に立った補強部94と
からなり、両者が共に下部本体220と一体化してい
る。このような取付けフランジ90は、取付けスペース
の制約から、リザーバ本体20の片方の側だけにある。
そこで、その取付けフランジ90のある側の機械的な強
度を補強するため、リザーバ本体20の下部本体220
の内周側に補強リブ230を複数設けている。
【0014】さて、作動液リザーバ10においては、エ
アの吸込みをなくすため、フロートガイド壁50と外周
側壁80との間に、底壁60を貫く開口60hを設け、
その開口60hを用いて出力ポート部24の内部開口を
構成している。リザーバ本体20の内部の2つの区分域
のそれぞれに対し、出力ポート部24および底壁60を
貫く開口60hがそれぞれある。各開口60hは、出力
ポート部24の内周の連絡通路24cを通して、外周側
壁80の外側の外部開口24oに連絡する。外部開口2
4oを含む出力ポート部24は、ニップル部分248と
なり、その外周にホース等の配管が接続され、その配管
の他端がマスタシリンダ側に連絡される。配管の接続部
であるニップル部分248の外径は、配管接続を容易に
するため、外周側壁80寄りの他の部分246のそれに
比べて径が小さくなっている。各出力ポート部24がそ
れぞれ第1の方向に対して平行しているため、リザーバ
本体20の外周側壁80の外側に位置する出力ポート部
24のすべての部分の径が他より小さいわけではない。
径が大きな他の部分246は、外周側壁80の内外にわ
たっている。したがって、出力ポート部24は、リザー
バ本体20に対して強固に一体化されている。
【0015】出力ポート部24の径の大きな他の部分2
46は、底壁60の内面に位置する断面アーチ状の部分
246aのほか、底壁60の外面に位置する断面逆さア
ーチ状の部分246bを含む。底壁60を貫く開口60
hについては、その開口60hの一端が断面アーチ状の
部分246aの端に位置するように(つまり、断面アー
チ状の部分246aに隣り合うように)設けることもで
きるし、開口60hの一端が断面アーチ状の部分246
aの下に位置するように設けることもできる。その点、
リザーバ本体20の機械的な強度を維持し、しかもま
た、開口60hを通る作動液の流れ抵抗を小さくするこ
とを考えれば、開口60hの一端を断面アーチ状の部分
246aの下方ではあるが、その近傍に配置するように
するのが好ましい。開口60hに続く連絡通路24cの
少なくとも一部は、底壁60の外面高さよりも低いとこ
ろを通る。また、底壁60に注目すると、開口60hお
よび出力ポート部24がある側の半分60r(つまり、
車両の後方に近い後方側の半分)が水平であるのに対
し、それと反対側の半分60f(車両の前方に近い前方
側の半分)が、車両の前方側に向かって前上がりに傾斜
(たとえば、5度程度)している。
【0016】さらに、作動液リザーバ10は、底壁60
上、フロートガイド壁50と各開口60hとの間に液流
ガイド壁250をそれぞれ備える。各液流ガイド壁25
0は、リザーバ本体20の内部の作動液の流れをガイド
する壁であり、それぞれ第1の方向に沿う隔壁70に対
して対称の配置および構成である。なお、厳密なことを
いえば、フロートガイド壁50の両側に位置する隔壁7
0は、隔壁70による区分域の容積を均等化するため、
両側に位置する隔壁70の一方(図示のものでは、車両
後方側の隔壁部分)が他の隔壁とはわずかだけオフセッ
トしている。各液流ガイド壁250は、第1の方向に対
して直交する直線壁250sと、その直線壁250sの
一端につながる曲線壁250cとからなる。フロートガ
イド壁50の内周側から見るとき、各液流ガイド壁25
0は、各開口60hを隠す構成である。しかもまた、作
動液リザーバ10が第1の方向に沿って前後の高さを変
えるとき、各液流ガイド壁250は、第1の方向に移動
する作動液の流れをガイドするとともに、外周側壁80
と相俟って開口60hの周りををふさぐに足りるだけの
作動液を溜める溜り空間を区画する。特に、液流ガイド
壁250の曲線壁250cは、開口60hに臨む側が開
口60hに向かって凸曲面2500となり、しかも、フ
ロートガイド壁50との間に同じ幅の通路3000を区
画している。それらの特徴的な構成により、作動液リザ
ーバ10においては、車両が前後方向に傾くとき、内部
の作動液の流れをできるだけスムーズにガイドすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例である作動液リザーバ1
0を縦方向に切った断面図である。
【図2】 図1の2−2線より下方の下部本体を上方か
ら見た図である。
【図3】 図2の3−3線に沿う断面図である。
【図4】 下部本体の斜視図である。
【符号の説明】
10 作動液リザーバ 20 リザーバ本体 210 上部本体 220 下部本体 230 補強リブ 24 出力ポート部 250 液流ガイド壁 2500 凸曲面 3000 通路 40 液面検出フロート 50 フロートガイド壁 60 底壁 60h 開口 70 隔壁 80 外周側壁 90 取付けフランジ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方に位置する底壁、およびその底壁の
    外周部に起立した外周側壁を含み、内部に作動液を貯え
    る内部空間を区画するリザーバ本体と、そのリザーバ本
    体の内部空間の中に、前記リザーバ本体の外周側壁との
    間に距離をおきつつ前記底壁から起立し、内周の液面検
    出フロートの動きをガイドするフロートガイド壁と、前
    記リザーバ本体の下部に位置し、前記底壁の広がり方向
    に沿う第1の方向に延び、前記リザーバ本体の内部の作
    動液を外部機器に出力する出力ポート部とを備える作動
    液リザーバであって、次の各点を特徴とする、作動液リ
    ザーバ。 A 前記フロートガイド壁と外周側壁との間に、前記底
    壁を貫く開口があり、その開口が、前記出力ポート部の
    内部開口の少なくとも一部を構成する B 前記底壁上、前記フロートガイド壁と前記開口との
    間に、前記リザーバ本体の内部の作動液の流れをガイド
    する液流ガイド壁がある C 前記液流ガイド壁は、前記フロートガイド壁の内周
    側から見るとき、前記開口を隠す構成であり、しかもま
    た、前記作動液リザーバが前記第1の方向に沿って前後
    の高さを変えるとき、前記液流ガイド壁は、前記第1の
    方向に移動する作動液の流れをガイドするとともに、前
    記外周側壁と相俟って前記内部開口をふさぐに足りるだ
    けの作動液を溜める溜り空間を区画する
  2. 【請求項2】 前記作動液リザーバは、前記第1の方向
    を車両の前後方向に合わせ、しかも、前記出力ポート部
    のある側を車両の後方に向け、車両に取り付ける、請求
    項1の作動液リザーバ。
  3. 【請求項3】 前記底壁は、前記開口があり車両の後方
    に近い後方側の半分が水平であるのに対し、車両の前方
    に近い前方側の半分が、車両の前方側に向かって前上が
    りに傾斜している、請求項2の作動液リザーバ。
  4. 【請求項4】 前記リザーバ本体の外周側壁の外面に、
    前記第1の方向に対して直交する取付けフランジがあ
    る、請求項2の作動液リザーバ。
  5. 【請求項5】 前記取付けフランジは、前記外面の一方
    側にだけあり、その取付けフランジのある側の内面に補
    強リブがあリ、その補強リブによって前記リザーバ本体
    の取付けフランジ側の機械的強度が、取付けフランジの
    ない反対側のそれに比べて大きくなっている、請求項4
    の作動液リザーバ。
  6. 【請求項6】 前記液流ガイド壁は、前記第1の方向に
    対してクロスし、しかも、前記開口に向かって凸曲面を
    なす部分を含む、請求項1の作動液リザーバ。
  7. 【請求項7】 前記作動液は、タンデム型マスタシリン
    ダに作動液を出力するためのものであり、前記リザーバ
    本体の内部空間は互いに独立した2つの区分域をもち、
    各区分域に応じて前記出力ポート部がある、請求項1の
    作動液リザーバ。
  8. 【請求項8】 前記液流ガイド壁の凸曲面の部分は、前
    記フロートガイド壁に沿い、それら両者間に同じ幅の通
    路を区画している、請求項6の作動液リザーバ。
  9. 【請求項9】 前記リザーバ本体の内部を区分するた
    め、前記第1の方向に平行する隔壁があり、前記液流ガ
    イド壁の凸曲面の部分の一端が、その隔壁に近接してい
    る、請求項7の作動液リザーバ。
  10. 【請求項10】 前記出力ポート部は、前記外周側壁の
    内周側に位置する前記開口のほか、その開口に連絡し、
    前記底壁より下方に位置する連絡通路、およびその連絡
    通路に連絡し、前記外周側壁よりも径方向外側に位置す
    る外部開口を備える、請求項1の作動液リザーバ。
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