JP2003117400A - 担体、その製造方法およびそれを用いてなる水素精製触媒 - Google Patents

担体、その製造方法およびそれを用いてなる水素精製触媒

Info

Publication number
JP2003117400A
JP2003117400A JP2001316300A JP2001316300A JP2003117400A JP 2003117400 A JP2003117400 A JP 2003117400A JP 2001316300 A JP2001316300 A JP 2001316300A JP 2001316300 A JP2001316300 A JP 2001316300A JP 2003117400 A JP2003117400 A JP 2003117400A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carrier
powder
zeolite
catalyst
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001316300A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekatsu Kawazu
英勝 河津
Osamu Yamanishi
修 山西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP2001316300A priority Critical patent/JP2003117400A/ja
Publication of JP2003117400A publication Critical patent/JP2003117400A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Industrial Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 炭化水素の水蒸気改質により得られる、水素
を主成分とし、COを含むガスを、メタンの生成を抑制
しながら、COを効率的に低減する水素精製触媒に好適
に用いられる担体およびその製造方法ならびにこの担体
を用いてなる水素精製触媒を提供する。 【解決手段】 水酸基を有するアルミニウム化合物(例
えば、結晶相がρ、η、γ、χ、θである遷移アルミナ
など)とゼオライト(例えば、A型ゼオライト、X型ゼ
オライト、Y型ゼオライト、ZSM−5など)とを含む
成形体からなり、水素と一酸化炭素と水蒸気とを含むガ
ス中の一酸化炭素を低減する水素精製触媒用であること
を特徴とする担体、その製造方法およびそれを用いてな
る水素精製触媒。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、担体、その製造方
法およびそれを用いてなる水素精製触媒に関するもので
あり、詳細には、炭化水素を改質して得られる水素を主
成分とし、一酸化炭素(CO)を含むガス、いわゆる改
質ガスを精製してCOを低減した水素を得るための水素
精製触媒、ならびにその触媒に好適に用いられる担体お
よびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】燃料電池などの水素源として、メタン、
プロパン、メタノール、エタノール、エ−テルのような
炭化水素を改質して得られる水素を主成分とする改質ガ
スを用いることが検討されている。
【0003】しかし、上記改質ガスには、COが含まれ
ており、このガスをそのまま燃料電池に供給すると、燃
料電池の白金電極触媒がCOによって被毒され、燃料電
池内での水素の電気化学反応が阻害されて、燃料電池の
発電効率が低下する問題があった。そのため、改質ガス
中のCOを低減することが必要であった。
【0004】ここで燃料としてメタノ−ルを用いるとき
の水蒸気改質反応を例に、改質ガス中にCOが存在する
理由を概説する。
【0005】 CH3OH → CO + 2H2 (1) CO + H2O → CO2 + H2 (2) CH3OH + H2O → CO2 + 3H2 (3) メタノ−ルの水蒸気改質反応は、式(1)に示すメタノ-
ル分解反応と、式(2)に示すCOの変成反応とが同時
に進行し、全体として(3)式の反応がおこって二酸化
炭素を含有する水素が生成されると考えられている。こ
れらの反応が完全におこなわれるならば最終的にCOが
生じることはない。しかし、実際にこの水蒸気改質反応
を行うと、式(2)の反応が完全に進行しないでCOが
残存するため、COを含んだ改質ガスが得られることに
なる。
【0006】したがってこの改質ガスは、通常、CO変
成のための触媒を設置した反応器に送られ、ガス中のC
Oと水蒸気がシフト反応によって二酸化炭素と水素に転
換されCO濃度が低減された後、燃料電池に送られて使
用される。CO変性のための触媒として、例えば、酸化
銅−酸化アルミニウムスピネル構造型触媒(特開昭56-1
58147号公報)、金属酸化物に白金を担持した触媒(特
開2000-302410号公報)が知られている。
【0007】しかし、酸化銅−酸化アルミニウムスピネ
ル構造型触媒では、反応器内で触媒である酸化銅が還元
されることにより、触媒活性が低下する問題があった。
また金属酸化物に白金を担持した触媒では、反応選択性
が十分ではなく、副反応によってメタンが生成する問題
があった。この副反応は下式(4)、(5) CO2 + 4H2 → CH4 + 2H2O (4) CO + 3H2 → CH4 + H2O (5) によるものと考えられ、特に450℃以上の高温ではメ
タンの生成が顕著となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明では、炭
化水素などの水蒸気改質により得られる、水素を主成分
とし、COを含むガスを、メタンの生成を抑制しなが
ら、COを効率的に低減する触媒(以下、水素精製触
媒)に好適に用いられる担体およびその製造方法を提供
することを目的とする。また本発明は、この担体を用い
てなる水素精製触媒を提供することも目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、十分な活
性を示し、かつメタンの生成を抑制することが可能な水
素精製触媒の担体について検討した結果、特定の無機化
合物からなる担体が見出され、本発明を完成するに至っ
た。
【0010】すなわち本発明は、水酸基を有するアルミ
ニウム化合物とゼオライトとを含む成形体からなり、水
素と一酸化炭素と水蒸気とを含むガス中の一酸化炭素を
低減する水素精製触媒用であることを特徴とする担体を
提供するものである。
【0011】また本発明は、再水和性アルミナ粉末とゼ
オライト粉末と燃焼性粉末とからなる混合粉末を成形
し、これを再水和処理した後、加熱することを特徴とす
る担体の製造方法を提供するものである。
【0012】さらに本発明は、前記担体に触媒成分を担
持してなる水素精製触媒を提供するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の担体は、水素と一酸化炭素と水蒸気とを含むガ
ス中の一酸化炭素を低減する水素精製触媒に用いられる
ものであり、水酸基を有するアルミニウム化合物とゼオ
ライトを含む成形体からなる。
【0014】本発明の担体の構成成分であるアルミニウ
ム化合物は、水酸基を有するものであればよく、例え
ば、結晶相がρ、η、γ、χ、θである遷移アルミナ、
結晶相がベーマイトである水酸化アルミニウムなどであ
る。これらの水酸基を有するものの中でも、表面水酸基
の割合が高い遷移アルミナが好ましい。水酸基を有する
アルミニウム化合物からなる担体を用いることによっ
て、何故、高いCO転化活性(以下、単に活性というこ
とがある)を示す水素精製触媒が得られるのか、その理
由は必ずしも明らかではないが、アルミニウム化合物が
有する水酸基が水蒸気との親和性を高くし、前記式(2)
に示す反応に必要となる水蒸気の供給に影響しているの
ではないかと推察される。なお、アルミニウム化合物が
有する水酸基の量は、例えば、担体を1000℃以上に
加熱したときの重量減少率を測定することによって求め
ることができる。
【0015】本発明の担体のもう一つの構成成分である
ゼオライトには、天然ゼオライト、合成ゼオライトのい
ずれも用いることができる。その結晶相としては、例え
ば、A型ゼオライト、X型ゼオライト、Y型ゼオライ
ト、ZSM−5などがある。これらの中でもA型ゼオラ
イトの1種である4A型ゼオライトの適用が推奨され
る。これらのゼオライトは結晶質であり、その結晶中に
微細な細孔をもつものである。ゼオライトを用いること
なく、上で示したアルミニウム化合物のみからなる担体
に触媒成分(例えば、白金)を担持した触媒では、改質
ガス中のCOを低減する反応を行うとき、メタンの生成
を抑制することが困難である。このメタンの生成は、特
に反応温度500℃のときに顕著である。
【0016】上で示した水酸基を有するアルミニウム化
合物とゼオライトの混合比は、通常、前者が10〜50
重量%、後者が90〜50重量%であり、好ましくは前
者が25〜50重量%、後者が75〜50重量%であ
る。水酸基を有するアルミニウム化合物の割合が高く、
ゼオライトの割合が低い担体では、改質ガス中のCOを
短時間で下げることが可能とする高活性を示す水素精製
触媒を得ることが困難である。
【0017】本発明の担体は、細孔を有するものである
ことが好ましく、例えば、細孔半径1.8〜10nmの
細孔容積が0.15mL/g以上、好ましくは0.3m
L/g以上、0.6mg/L以下である。また本発明の
担体は、200℃の空気中で2時間乾燥したものを11
00℃の空気中で2時間焼成したときの重量の減少率
(以下、灼熱減量)が1重量%、さらには3重量%以上
であることが好ましい。担体の灼熱減量を1重量%以上
とすることにより、優れた活性を示す水素精製触媒が得
られる。
【0018】また本発明の担体は、鉄化合物を含むもの
であることが好ましい。鉄化合物としては、例えば、2
価鉄の酸化物であるウスタイト(FeO)、3価鉄の酸
化物であるヘマタイト(Fe23)、2価鉄の酸化物と
3価鉄の酸化物の混合物と考えられているマグネタイト
(Fe34)のような酸化鉄、または反応温度において
酸化鉄になり得る水酸化鉄などが挙げられる。鉄化合物
の量は、上で示した水酸基を有するアルミニウム化合物
とゼオライトの合計量100重量部に対して、2.5重
量部以上、20重量部以下である。水酸基を有するアル
ミニウム化合物とゼオライトに加えて鉄化合物を含む担
体を用いることにより、改質ガス中のCOを低減する反
応を高温で行うときにでも、メタンの生成を抑制するこ
とができる。COを低減する反応において、担体に含ま
れる酸化鉄は、繰り返し酸化還元されることになり、こ
の酸化または還元されて得られた酸化鉄がCOの酸化反
応および水蒸気の還元反応に影響していると考えられ
る。
【0019】本発明の担体は、反応器の形状、方式など
に応じて、球状、柱状、ハニカム、ヌードル状、スポン
ジ状など各種形状をもつ成形体として用いられる。通
常、球状品は、直径0.5〜5mmのものであり、柱状
品は、断面が直径1〜20mmの円またはリングで、長
さ1〜20mmのものであり、ハニカムは、開孔1cm
2当たり50〜1000個であり、開孔の断面が円状、
六角状、四角状のものなどである。
【0020】上で示した水酸基を有するアルミニウム化
合物とゼオライトを含む成形体からなる担体は、例え
ば、再水和性アルミナ粉末とゼオライト粉末と燃焼性粉
末とを含む混合粉末を成形し、これを再水和処理した
後、加熱する方法で得ることができる。
【0021】このときに用いられる再水和性アルミナ粉
末は、室温〜200℃の温度で、水または水蒸気と接触
させたとき反応して水酸化アルミニウムになる性質をも
つアルミナ粉末であればよく、通常、結晶相がχまたは
ρであり、BET比表面積が100m2/g以上であ
る。この再水和性アルミナ粉末は、温度500〜120
0℃、線速度約5〜50m/sの高温気流中にギブサイ
ト型水酸化アルミニウム粉末を導入し、約0.1〜10
秒間保持して、粉末の灼熱減量が3〜10重量%となる
ように加熱処理する方法で調製することができる。ゼオ
ライト粉末には、通常、担体を構成するゼオライトと同
じ結晶相をもつゼオライト粉末を用いる。再水和性アル
ミナ粉末とこのゼオライト粉末の量比は、担体のアルミ
ナ含有量、ゼオライト含有量に見合った量を混合すれば
よい。
【0022】鉄化合物を含む担体を得るときには、再水
和性アルミナ粉末、ゼオライト粉末に加えて、組成式F
eO、Fe23、Fe34で表される酸化鉄粉末、また
は反応温度において酸化鉄になり得る水酸化鉄粉末など
が用いられる。この鉄化合物粉末は、担体の鉄化合物含
有量に見合った量を混合すればよい。
【0023】再水和性アルミナ粉末、ゼオライト粉末、
および任意に用いられる鉄化合物粉末と混合される燃焼
性粉末には、後述の加熱操作によって焼失する有機物ま
たは無機物などを適用することができ、例えば、木屑、
コルク粒、石炭末、活性炭、木炭、結晶性セルロ−ス粉
末、澱粉、または蔗糖、グルコン酸、ポリエチレングリ
コ−ル、ポリビニルアルコ−ル、ポリアクリルアミド、
ポリエチレン、ポリスチレンのような有機物粉末などが
ある。これらは1種または2種以上組み合わせて用いる
ことができる。このような燃焼性粉末を用いることによ
り、担体の細孔分布を調節することができる。燃焼性粉
末の混合量は、再水和性アルミナ粉末とゼオライト粉末
の合計量100重量部に対して、通常、1重量部以上で
ある。燃焼性粉末の量は多いほど得られる担体の細孔容
積が大きくなり好ましいが、あまり多くなると担体の強
度が低下することがあるので、10重量%以下であるこ
とが好ましい。
【0024】担体の製造に用いる混合粉末には、再水和
性アルミナ粉末、ゼオライト粉末および鉄化合物粉末の
ほか、例えば、シリカ、粘土、タルク、ベントナイト、
クレー、ケイソウ土、コージェライト、チタニア、ジル
コニア、シリカゾル、アルミナゾル、ムライト、ガラ
ス、結晶相がα型であるアルミナ、水酸化アルミニウム
などを混合してもよい。このようなものを混合すること
によって、混合粉末を成形するときの成形性を向上させ
ることができる場合がある。またセラミックスからなる
繊維やウィスカーを混合してもよく、これらを混合する
ことによって、得られる担体の機械的強度を向上させる
ことができる場合がある。
【0025】再水和性アルミナ粉末、ゼオライト粉末、
燃焼性粉末および任意に用いられる鉄化合物粉末などを
含む混合粉末は、成形される。成形は、押出成形機、転
動造粒機、攪拌造粒機、打錠成形機、スプレードライヤ
ーなどを用いて行うことができ、好ましく押出成形機ま
たは転動造粒機を用いて行うことである。
【0026】押出成形機を用いる方法では、混合粉末
に、この混合粉末中の再水和性アルミナ粉末を被覆する
ための添加剤(以下、再水和防止剤)を添加する。この
再水和防止剤は、再水和性アルミナ粉末と可塑性をもた
せるために添加される水性媒体との接触を減らす作用を
して、押出成形機の中で再水和性アルミナ粉末の再水和
が進行して混合粉末が硬化することにより成形が困難に
なることを防止できるものであればよく、例えば、カプ
ロン酸、パルミチン酸、オレイン酸、グルコ−ル酸、カ
プリル酸、ステアリン酸、サルチル酸、トリメチル酢
酸、ラウリル酸のような脂肪酸もしくはその塩類、ラウ
リルアルコ−ル、ステアリルアルコ−ルのようなアルコ
−ル類、アミン類、芳香族化合物または天然高分子化合
物などがある。この再水和防止剤による再水和性アルミ
ナ粉末の被覆は、混合粉末に再水和防止剤を添加、混合
する方法、ゼオライト粉末と混合される前の再水和性ア
ルミナ粉末に再水和防止剤を添加、混合する方法などで
行うことができる。この被覆は、再水和性アルミナ粉末
の表面全体であることが好ましいが、成形に支障がない
範囲であれば、部分的であってもよい。被覆のときの添
加、混合には、混合機、粉砕機、混練機などが使用でき
る。再水和防止剤を添加された混合粉末には、水性媒体
が添加される。この水性媒体は、混合粉末とともに混練
したとき、可塑性坏土を形成するものであればよく、例
えば、水またはポリビニルアルコール、澱粉、セルロー
スのような成形助剤を含む水などが挙げられるが、その
他の流体であってもよい。得られた可塑性坏土は押出成
形機に送られ、押出成形機の排出口に設けられたダイス
により所定の形状が付与されて、例えばハニカム形状を
もつ成形体となる。ハニカム形状のものを作製するとき
には、例えば、特開昭48-55960号公報記載の装置などが
適用できる。
【0027】また転動造粒機を用いる方法では、例え
ば、混合粉末は、噴霧装置を備えた皿型造粒機の原料供
給口へ供給され、噴霧装置から噴霧される所定量の水性
媒体の造粒作用により、球状の成形体となる。
【0028】このようにして得られた成形体は、再水和
処理される。再水和処理により、得られる担体の機械的
強度を向上させることができる。この機構は、成形体を
構成する水和性アルミナ粉末の表面がベーマイト型水酸
化アルミニウムになり、この水酸化アルミニウムがゼオ
ライト粉末などの間隙に浸透して、一種の結合剤の作用
を示すことが考えられる。再水和処理は、通常80℃以
上、200℃以下の水蒸気存在下で行われる。また再水
和防止剤を用いる成形を行ったときには、再水和処理を
水系溶媒中で行うことによって、再水和しながら再水和
防止剤を溶出させることができる。再水和の処理温度が
80℃未満であると、十分な機械的強度をもつ担体が得
られないことがある。この処理温度は高いほど、得られ
る担体の機械的強度が向上するが、処理温度があまり高
くなると、高い耐圧性をもつ反応容器が必要となり経済
的ではない。再水和処理時間は、処理温度により異なり
一義的ではないが、通常10分〜1週間、好ましくは1
〜10時間である。
【0029】再水和処理された成形体は、加熱されて担
体となる。加熱では、再水和処理された成形体の付着す
る水分を除くとともに、灼熱減量の調節が行われる。加
熱温度は、担体の目標とする灼熱減量、細孔分布により
異なるが、通常、300℃以上、好ましくは400℃以
上であり、また1000℃以下、好ましくは700℃以
下である。加熱は、例えば箱型電気炉、トンネル炉、遠
赤外線炉、マイクロ波加熱炉、シャフト炉、反射炉など
を用いて行うことができる。
【0030】本発明の水素精製触媒は、上で示した担体
に、触媒成分を担持してなる。
【0031】触媒成分としては、Ni、Pd、Pt、C
o、Rh、Ir、Fe、Ru、Osのような8属元素、
Cu、Ag、Auのような1B族元素、Zn,Cd,H
gのような2B族元素などが挙げられ、これらの元素の
うち、少なくとも1種元素の酸化物などであってもよ
く、またはこれらの金属元素、酸化物のうち、2種以上
を組み合わせたものであってもよい。中でも、Cuもし
くはその酸化物またはZnもしくはその酸化物の適用が
推奨される。触媒成分としてCuまたはZnを含むもの
は、200℃から500℃までの広い温度範囲におい
て、メタンの生成を抑制するとともに優れた活性を示
す。
【0032】触媒成分の担持は、例えば、担体に触媒成
分を含む水溶液をスプレーする方法、触媒成分を含む水
溶液中に担体を浸漬する方法、または成形において押出
成形機に可塑性坏土とともに触媒成分を導入する方法な
どで行うことができる。
【0033】
【実施例】以下、本発明について実施例を用いて、さら
に詳細に説明するが、本発明はかかる実施例によりその
範囲を制限されるものではない。 灼熱減量:JIS−H1901に準拠し、予め200℃
の空気中で2時間乾燥した試料を1100℃の空気中で
2時間焼成したときの重量減少により求めた。 結晶相: 試料をX線回折装置(商品名“RAD−RB
RU-200"、理学電機製)により分析し、得られたX
線回折スペクトルのピークデータから結晶相を同定し
た。細孔分布測定装置(商品名“オートスキャン33
型”、カンタクローム製)を用いて、水銀圧入法により
試料の細孔分布を測定した。そして、横軸を細孔半径と
し、縦軸を累積細孔容積とする累積細孔分布曲線から細
孔半径1.8〜10nmの細孔の累積容積を求めた。
【0034】実施例1 〔再水和性アルミナ粉末の調製〕アルミン酸ナトリウム
溶液を加水分解することにより得られた水酸化アルミニ
ウムを700℃の加熱ガス中に投入して仮焼し、この仮
焼物を粉砕することによりアルミナ粉末を得た。このア
ルミナ粉末は、灼熱減量が7%、結晶相がχ,ρである
再水和性アルミナであった。
【0035】〔担体の製造〕上で得られた再水和性アル
ミナ粉末100重量部と4A型ゼオライト粉末(日本ビ
ルダ−製)200重量部を混合して混合粉末を調製し
た。皿の直径が1600mmであって、17rpmで回
転する皿型造粒機を用い、その原料供給口へ上で調製し
た混合粉末を供給するとともに、噴霧装置により混合粉
末100重量部に対して水50重量部を噴霧して転動造
粒を行い、1mm〜3mmの球状成形体とし、この成形
体をガラス製ビ−カ−に入れた。ステンレス製5Lオー
トクレーブ内に水を入れた後、成形体を入れたビーカー
を置き、密閉した後、105℃の飽和水蒸気雰囲気下に
4時間保持して再水和処理を行った。
【0036】再水和処理した成形体を、電気炉に入れ
て、500℃まで100℃/時で昇温した後、2時間保
持して担体を得た。この担体は、結晶相がγである遷移
アルミナと4A型ゼオライトからなるものであった。こ
の担体の物性は表1に示す。
【0037】〔水素精製触媒の製造〕上で得られた担体
の吸水率を求めた。白金の担持量が、白金元素として、
担体1L当たり3gになるように、白金濃度を調節した
塩化白金酸水溶液を調製した。上で得られた担体に、こ
の担体の吸水率に見合う量のこの塩化白金酸水溶液を噴
霧して、白金を担持した。白金を担持した担体を150
℃の空気中で2時間乾燥した後、空気中で200℃/時
の昇温速度で500℃まで昇温し、そのまま2時間保持
して、水素精製触媒を得た。
【0038】〔水素精製触媒の評価〕断面が13mm×
13mmであり、中央部に熱電対を有する柱状反応器
に、上で得られた水素精製触媒を充填した後、水素流通
下で、反応器内の温度を500℃で30分間保持して、
触媒を還元した後、一酸化炭素8%、二酸化炭素9%、
水蒸気24%、水素30%、窒素残部からなるガスを、
標準状態で空間速度4000L/時の条件で導入した。
反応器内温度500℃、400℃の2水準について、C
O転化率およびCH4生成率を測定した。その結果を表
1に示す。
【0039】なお、CO転化率およびCH4生成率は、
反応器入口ガスのCO濃度Aと、反応器出口ガスのCO
濃度BおよびCH4濃度Cを測定して、下式より求め
た。 CO転化率(%) =(A−B)/A ×100 CH4生成率(%)= C/A ×100
【0040】実施例2 実施例1の〔再水和性アルミナ粉末の調製〕と同じ操作
を行って得られた再水和性アルミナ粉末100重量部に
ステアリン酸2重量部を加え、擂潰機を用いて2時間混
合して、再水和性アルミナ粉末の表面をステアリン酸で
被覆した。このステアリン酸被覆再水和性アルミナ粉末
と4A型ゼオライト粉末(日本ビルダー製)200重量
部、セラミック繊維14重量部、さらにメチルセルロ−
ス10重量部を添加し、ついで押出成形ができるよう水
を添加した後、混練機を用いて20分間混練した。この
混練物をスクリュ−型押出成形機に供給して、壁厚0.
4mmで1辺2mmの正方形のセルユニットを有する7
0mm×70mmで長さ約50mmの成形体を得た。
【0041】得られた成形体を約90℃の温水に2時間
浸漬した。この操作後、成形体に含まれていたと思われ
るステアリン酸が温水の表面にみられた。つぎに、ステ
ンレス製5Lオ−トクレ−ブ内に水を入れた後、浸漬処
理した成形体を入れたガラス製ビーカーを置き、密閉し
た後、105℃の飽和水蒸気雰囲気下に4時間保持して
再水和処理を行った。
【0042】再水和処理した成形体を、電気炉に入れ
て、500℃まで100℃/時で昇温した後、2時間保
持して担体を得た。この担体は、結晶相がγである遷移
アルミナと4A型ゼオライトからなるものであった。こ
の担体の物性を表1に示す。
【0043】上で得られた担体を反応器に装填できるよ
うに切断して、縦12mm、横12mm、長さ50mm
(7.2cm3)のハニカム担体を得た。このハニカム
担体の吸水率を求めた。白金の担持量が、白金元素とし
て、ハニカム担体1L当たり3gになるように、白金濃
度を調節した塩化白金酸水溶液を調製した。このハニカ
ム担体の吸水率に見合う量の塩化白金酸水溶液を入れた
時計皿に、ハニカム担体を浸漬して、白金を担持した
後、150℃の空気中で2時間乾燥し、ついで空気中で
200℃/時の昇温速度で500℃まで昇温し、そのま
ま2時間保持して、水素精製触媒を得た。
【0044】この水素精製触媒について、実施例1の
〔水素精製触媒の評価〕と同様の条件で、CO転化率お
よびCH4生成率を測定した。その結果を表1に示す。
【0045】実施例3 実施例1の〔担体の製造〕と同じ操作を行って、担体を
得た。つぎに、硝酸銅と硝酸亜鉛を水に溶解して、銅濃
度1.5モル/L、亜鉛濃度1.5モル/Lの水溶液を
調製した。この水溶液に上で得られた担体を浸漬し、液
きりした後、150で2時間乾燥した。浸漬および乾燥
の操作を合計5回繰り返し行い、ついで、空気中で20
0℃/時の昇温速度で300℃まで昇温し、そのまま2
時間保持して、水素精製触媒を得た。この触媒は、銅が
元素換算で160g/L、亜鉛が元素換算で150g/
L担持されたものであった。
【0046】この水素精製触媒について、実施例1の
〔水素精製触媒の評価〕と同様の条件で、CO転化率お
よびCH4生成率を測定した。その結果を表1に示す。
【0047】実施例4 実施例1の〔再水和性アルミナ粉末の調製〕と同じ操作
を行って得られた再水和性アルミナ粉末100重量部と
4A型ゼオライト粉末(日本ビルダー製)80重量部を
混合したものにステアリン酸2重量部を加え、擂潰機を
用いて2時間混合して、混合粉末の表面をステアリン酸
で被覆した。このステアリン酸被覆混合粉末に酸化第一
鉄(戸田工業製)10重量部、セラミック繊維5.6重
量部、さらにメチルセルロ−ス8重量部を添加し、つい
で押出成形ができるよう水を添加した後、混練機を用い
て30分間混練した。この混練物をスクリュ−型押出成
形機に供給し、押し出して棒状物を得、これをピアノ線
を用いて切断して、直径3mm、長さ約3mmの断面が
リングである柱状成形体を得た。
【0048】得られた柱状成形体を約90℃の温水に1
時間浸漬した。この操作後、成形体に含まれていたと思
われるステアリン酸が温水の表面にみられた。つぎに、
ステンレス製5Lオ−トクレ−ブ内に水を入れた後、浸
漬処理した成形体を入れたガラス製ビーカーを置き、密
閉した後、105℃の飽和水蒸気雰囲気下に4時間保持
して再水和処理を行った。
【0049】再水和処理した成形体を、電気炉に入れ
て、500℃まで100℃/時で昇温した後、2時間保
持して担体を得た。この担体は、結晶相がγである遷移
アルミナと4A型ゼオライトとウスタイト(FeO)と
からなるものであった。この担体の物性を表1に示す。
【0050】この担体に〔水素精製触媒の製造〕と同じ
操作を施して、水素精製触媒を得た。
【0051】この水素精製触媒について、実施例1の
〔水素精製触媒の評価〕と同様の条件で、CO転化率お
よびCH4生成率を測定した。その結果を表1に示す。
【0052】
【表1】
【0053】
【発明の効果】本発明の担体によれば、水素を主成分と
し、COを含有するガスを精製して、CO含有量の少な
い水素を得るための水素精製触媒に好適な担体およびそ
の製造方法が提供される。また本発明の水素精製触媒に
よれば、燃料電池の白金電極触媒を被毒を低減できる水
素燃料が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C01B 3/16 C01B 3/16 3/32 3/32 A 3/48 3/48 C10K 3/04 C10K 3/04 Fターム(参考) 4G040 EA02 EA03 EA06 EB31 4G069 AA01 AA03 AA08 BA01A BA01B BA07A BA07B BA21C BA22A BA29C BB02A BB02B BB04A BB04B BC30A BC31A BC31B BC32A BC33A BC34A BC35A BC35B BC36A BC37A BC65A BC66A BC66B BC67A BC68A BC70A BC72A BC73A BC74A BC75B CC17 CC25 CC32 EA04Y EA19 EB11 EB14Y EB18Y EC06X EC06Y EC13X EC13Y EC14X EC14Y EC27 FA01 FB07 FB35 FB62 FB67 FB80 FC03 FC08 ZA01A ZA02A ZA02B ZA03A ZA04A ZA11A 4H060 AA04 BB12 BB33 DD01 EE03 FF02 GG02

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水酸基を有するアルミニウム化合物とゼ
    オライトとを含む成形体からなり、水素と一酸化炭素と
    水蒸気とを含むガス中の一酸化炭素を低減する水素精製
    触媒用であることを特徴とする担体。
  2. 【請求項2】 水酸基を有するアルミニウム化合物が遷
    移アルミナである請求項1記載の担体。
  3. 【請求項3】 水酸基を有するアルミニウム化合物とゼ
    オライトの量比が、前者10〜50重量%、後者90〜
    50重量%である請求項1または2記載の担体。
  4. 【請求項4】 成形体は、水酸基を有するアルミニウム
    化合物、ゼオライトに加えて鉄化合物を含む請求項1〜
    3のいずれか1項に記載の担体。
  5. 【請求項5】 鉄化合物の量が、水酸基を有するアルミ
    ニウム化合物とゼオライトの合計量100重量部に対し
    て、2.5重量部以上、20重量部以下である請求項4
    記載の触媒。
  6. 【請求項6】 成形体は、細孔を有し、その細孔半径
    1.8〜10nmの細孔容積が0.15mL/g以上で
    ある請求項1〜5のいずれか1項に記載の担体。
  7. 【請求項7】 成形体は、灼熱減量が1重量%以上であ
    る請求項1〜6のいずれか1項に記載の担体。
  8. 【請求項8】 再水和性アルミナ粉末とゼオライト粉末
    と燃焼性粉末とを含む混合粉末を成形し、これを再水和
    処理した後、加熱することを特徴とする担体の製造方
    法。
  9. 【請求項9】 混合粉末は、再水和性アルミナ粉末、ゼ
    オライト粉末に加えて鉄化合物粉末を含む、請求項8記
    載の方法。
  10. 【請求項10】 燃焼性粉末が、木屑、コルク、石炭、
    活性炭、木炭、結晶性セルロ−ス、澱粉、蔗糖、グルコ
    ン酸、ポリエチレングリコ−ル、ポリビニルアルコ−
    ル、ポリアクリルアミド、ポリエチレンおよびポリスチ
    レンから選ばれる請求項8または9記載の方法。
  11. 【請求項11】 請求項1〜7のいずれか1項に記載の
    担体に触媒成分を担持してなる水素精製触媒。
  12. 【請求項12】 触媒成分が、8族元素、1B族元素、
    2B族元素およびこれらのうち少なくとも1種元素の酸
    化物から選ばれる請求項11記載の触媒。
  13. 【請求項13】 触媒成分が、銅、酸化銅、亜鉛、酸化
    亜鉛から選ばれる請求項11記載の触媒。
JP2001316300A 2001-10-15 2001-10-15 担体、その製造方法およびそれを用いてなる水素精製触媒 Pending JP2003117400A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001316300A JP2003117400A (ja) 2001-10-15 2001-10-15 担体、その製造方法およびそれを用いてなる水素精製触媒

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001316300A JP2003117400A (ja) 2001-10-15 2001-10-15 担体、その製造方法およびそれを用いてなる水素精製触媒

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003117400A true JP2003117400A (ja) 2003-04-22

Family

ID=19134335

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001316300A Pending JP2003117400A (ja) 2001-10-15 2001-10-15 担体、その製造方法およびそれを用いてなる水素精製触媒

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003117400A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005254237A (ja) * 2004-03-12 2005-09-22 Chevron Oronite Co Llc Y型ゼオライトアルキル化触媒
JP2007209976A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Samsung Sdi Co Ltd 燃料電池システムの改質装置用水性ガス転換酸化触媒とその製造方法および燃料電池システム
JP2007297230A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Sumitomo Chemical Co Ltd 酸化アルミニウム−酸化チタン混合成形焼成体の製造方法
JP2010179268A (ja) * 2009-02-07 2010-08-19 Kosei:Kk 担体製造プラント
JP2010227923A (ja) * 2008-05-20 2010-10-14 Ibiden Co Ltd ハニカム構造体
JP2010279849A (ja) * 2008-05-20 2010-12-16 Ibiden Co Ltd ハニカム構造体
JP2011056328A (ja) * 2008-05-20 2011-03-24 Ibiden Co Ltd ハニカム構造体
JP2011056327A (ja) * 2008-05-20 2011-03-24 Ibiden Co Ltd ハニカム構造体

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005254237A (ja) * 2004-03-12 2005-09-22 Chevron Oronite Co Llc Y型ゼオライトアルキル化触媒
JP2007209976A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Samsung Sdi Co Ltd 燃料電池システムの改質装置用水性ガス転換酸化触媒とその製造方法および燃料電池システム
JP4686486B2 (ja) * 2006-02-10 2011-05-25 三星エスディアイ株式会社 燃料電池システムの改質装置用水性ガス転換酸化触媒とその製造方法および燃料電池システム
JP2007297230A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Sumitomo Chemical Co Ltd 酸化アルミニウム−酸化チタン混合成形焼成体の製造方法
JP2010227923A (ja) * 2008-05-20 2010-10-14 Ibiden Co Ltd ハニカム構造体
JP2010279849A (ja) * 2008-05-20 2010-12-16 Ibiden Co Ltd ハニカム構造体
JP2011056328A (ja) * 2008-05-20 2011-03-24 Ibiden Co Ltd ハニカム構造体
JP2011056327A (ja) * 2008-05-20 2011-03-24 Ibiden Co Ltd ハニカム構造体
JP2010179268A (ja) * 2009-02-07 2010-08-19 Kosei:Kk 担体製造プラント

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2631497C2 (ru) Содержащий гексаалюминат катализатор риформинга углеводородов и способ риформинга
JP4414951B2 (ja) 炭化水素の接触部分酸化用の触媒及び合成ガスの製造方法
KR101511075B1 (ko) N2o 분해를 위한 촉매, 이의 제조방법 및 이의 용도
JP4635197B2 (ja) 排ガス浄化用酸化触媒及びその製造方法
US4260524A (en) Hollow catalyst carrier and hollow catalyst made of transition-alumina and process for production thereof
JPH04501974A (ja) 高表面積コージエライト触媒担体構造体
JP5105420B2 (ja) 希土類元素で変性された酸化物担体を有する水−ガスシフト貴金属触媒
RU2258030C2 (ru) Катализатор для разложения n2o его применение, а также способ его получения
Sharma et al. Synthesis of mesoporous bimetallic Ni–Cu catalysts supported over ZrO 2 by a homogenous urea coprecipitation method for catalytic steam reforming of ethanol
JP2003117400A (ja) 担体、その製造方法およびそれを用いてなる水素精製触媒
JP4724973B2 (ja) ジメチルエーテル改質触媒および該触媒を用いる水素含有ガス製造方法
JP6933144B2 (ja) 不均一系触媒構造体及びその製造方法
Isupova et al. Cordierite-like mixed oxide monolith for ammonia oxidation process
JPS63248444A (ja) 炭化水素の水蒸気改質および/または部分酸化用触媒
JP4163302B2 (ja) 炭化水素の改質用触媒の調製方法及びその触媒担体形成用酸化マグネシウム成形体
JPH0810619A (ja) オゾン分解用触媒及びオゾン分解方法
JP4013689B2 (ja) 炭化水素改質用触媒、炭化水素分解装置、及び燃料電池用改質器
JPS6377548A (ja) 触媒またはその前駆物質及びその製法
JPH0275341A (ja) 耐熱性触媒坦体成型体、及びそれからなる触媒
SI20471A (sl) Postopek za katalitično, selektivno oksidacijo ogljikovega monoksida v plinskih mešanicah, ki vsebujejo prebitni vodik, katalizator in postopek za njegovo pripravo
JP2003012303A (ja) 水素精製装置と水素精製用触媒及びその担体、この担体の製造法
JPS642423B2 (ja)
JP4168230B2 (ja) ジメチルエーテル改質触媒および該触媒を用いる水素含有ガス製造方法
WO2023199557A1 (ja) 液化石油ガス合成用触媒および液化石油ガスの製造方法
JP2005021726A (ja) ジメチルエーテル製造用触媒およびそれを用いるジメチルエーテルの製造方法