JP2003117290A - ランドリー機器の制御装置 - Google Patents

ランドリー機器の制御装置

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JP2003117290A
JP2003117290A JP2002300118A JP2002300118A JP2003117290A JP 2003117290 A JP2003117290 A JP 2003117290A JP 2002300118 A JP2002300118 A JP 2002300118A JP 2002300118 A JP2002300118 A JP 2002300118A JP 2003117290 A JP2003117290 A JP 2003117290A
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Japan
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door
state
switch
solenoid
locked state
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JP2002300118A
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English (en)
Inventor
Sadayuki Tamae
貞之 玉江
武人 ▲高▼橋
Taketo Takahashi
Hisashi Hagiwara
久 萩原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器本体の開口部を開閉するドアをロックす
る機構を備えたランドリー機器の制御装置において、使
用者の特定のスイッチ操作によりドアをロック状態にし
て、電源スイッチをオフして電源の供給を遮断してもロ
ック状態を保持し、かつ、この状態を容易に解除できな
いようにする。 【解決手段】 洗濯物を出し入れするためのドアが開閉
したことをドア開閉検知手段55により検知し、ソレノ
イド39によりドアを閉状態にロックし、保持手段によ
りロック状態を保持し、ドアがロック状態またはロック
解除状態であるかをロック状態検知手段43により検知
する。制御手段45は、一連の行程を自動運転させ、1
個または複数の特定のスイッチの所定時間の連続同時押
しにより、ソレノイド39を駆動しドアをロック状態に
し保持するとともに、以後入力設定手段49の受付をす
べて禁止するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器本体の開口部
を開閉するドアをロックする機構を備えたランドリー機
器の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のドアロック装置を備えた
ランドリー機器は図12および図13に示すように構成
していた。以下、その構成について説明する。
【0003】図12に示すように、回転ドラム1は、外
周部に多数の通水孔2を全面に設け、外槽3内に回転自
在に配設している。回転ドラム1の回転中心に回転軸4
の一端を固定し、回転軸4の他端にドラムプーリー5を
固定している。モータ6は、ベルト7によりドラムプー
リー5と連結し、回転ドラム1を回転駆動する。機器本
体8の開口部にドア9を開閉自在に設け、ロック装置
(図示せず)によりドア9を閉状態に保持するように構
成している。
【0004】外槽3は、機器本体8よりばね体10で吊
り下げ、防振ダンパー11により脱水時の振動が機器本
体8に伝達されないように防振支持するとともに、脱水
時の振動を低減する重り12を設けている。ヒータ13
は、外槽3内の洗濯水を加熱するものである。制御手段
14は、モータ6、ヒータ13、熱風供給手段(図示せ
ず)などの動作を制御し、入力設定手段(図示せず)に
より異なる洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を有する
「標準コース」、「スピーディー」コース、「毛布」コ
ース、「ウール」コースなどの洗濯行程と、乾燥行程と
を設定可能とし、設定したコースを逐次制御する。
【0005】ドア9を閉状態に保持するロック装置15
は、図13に示すように構成しており、ドア9のフック
の爪部(図示せず)が挿入されたとき、右に移動する爪
挿入板16と、この爪部を爪挿入板16とともにロック
するロック用ピン17と、爪挿入板16をドア開時に左
に押し戻すバネ18と、ロック用ピン17に接続された
ドア可動接点19と、このドア可動接点19と対をな
し、モータ6、ヒータ13等の負荷に直列に接続される
ドア固定接点20と、ドア可動接点19とわずかな距離
を得てロック用ピン17に接続されたバイメタル21
と、このバイメタル21に接続しこれを加熱するための
セラミックヒータ22とで構成されている。なお、セラ
ミックヒータ22は制御手段14でドア可動接点19、
固定接点20を介さずに制御される。
【0006】上記構成において動作を説明すると、ドア
9を開いて回転ドラム1内に洗濯物を投入し、ドア9を
閉じ、スタート・一時停止スイッチ(図示せず)を押し
運転を開始すると、制御手段14はセラミックヒータ2
2に通電し、バイメタル21を加熱する。この数分経過
後、加熱されたバイメタル21はその温度変位特性から
接続されたロック用ピン17を上方に押し上げ、これに
より爪挿入板16およびドア9のフックの爪部がロック
される。
【0007】同時に、ロック用ピン17に接続されたド
ア可動接点19が上方に押し出され、ドア固定接点20
に接続する。これによりこの接点に直列に接続されたモ
ータ6、ヒータ13等の負荷に通電され、一連の洗い・
すすぎ・脱水・乾燥運転が開始される。運転中はセラミ
ックヒータ22には常時通電しているので、バイメタル
21は加熱されたままである。したがって、ドア9はロ
ック状態を保持される。
【0008】洗い行程では、回転ドラム1はモータ6に
よって低速で回転駆動され、回転ドラム1内の洗濯物は
持ち上げられて水面上に落下される。こうして「洗い」
が進行する。「すすぎ」においても「洗い」と同様の動
作を行う。「脱水」では、回転ドラム1は高速で回転駆
動され、洗濯物は遠心脱水される。また、入力設定手段
により洗濯行程と乾燥行程とを設定すると、洗濯物を洗
濯、すすぎ、脱水した後、熱風供給手段より回転ドラム
1に熱風を供給し、回転ドラム1内の洗濯物を乾燥す
る。
【0009】あらかじめ設定された洗い行程、乾燥行程
等がすべて終了すると、制御手段14はセラミックヒー
タ22の通電を遮断し、バイメタル21は自然冷却され
る。この数分経過後、冷却されたバイメタル21はその
温度変位特性から接続されたロック用ピン17を下方に
押し戻し、これにより爪挿入板16およびドア9のフッ
クの爪部のロックが解除される。
【0010】同時に、ロック用ピン17に接続されたド
ア可動接点19が下方に押し戻され、ドア可動接点19
とドア固定接点20が開放する。これによりこの接点に
直列に接続されたモータ6、ヒータ13等の負荷の通電
は遮断される。ここに至って、ドア9のロックが解除さ
れ、洗濯物を取り出すことが可能になる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このようなランドリー
機器は、一般的にドア9の間口が大きく、小さい子供で
あれば簡単に入ることが可能であり、かつ回転ドラム1
内からはドア9は開けられない構成となっている。した
がって、安全性の面から小さい子供のいる家庭では機器
を使用しないときは、ドア9が開けられないようにロッ
ク状態にしておくことが望ましい。
【0012】しかしながら従来の構成では、ロック装置
15をロック状態にしておくには、バイメタル21を加
熱するためのセラミックヒータ22に常に通電し続けな
ければならず、別の面での安全性に問題が生じ、また、
電源スイッチをオフして電源の供給を遮断すれば、バイ
メタル21が自然冷却され、簡単にロックがはずれてし
まうという問題を有していた。
【0013】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、使用者の特定のスイッチ操作によりドアをロック状
態にして、電源スイッチをオフして電源の供給を遮断し
てもロック状態を保持し、かつ、この状態(以下手動ロ
ック状態と称する)を容易に解除できないようにするこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、洗濯物を出し入れするためのドアが開閉し
たことをドア開閉検知手段により検知し、ソレノイドに
よりドアを閉状態にロックし、保持手段によりロック状
態を保持し、ドアがロック状態またはロック解除状態で
あるかをロック状態検知手段により検知する。制御手段
は、一連の行程を自動運転させ、1個または複数の特定
のスイッチの所定時間の連続同時押しにより、ソレノイ
ドを駆動しドアをロック状態にし保持するとともに、以
後入力設定手段の受付をすべて禁止するように構成した
ものである。
【0015】これにより、ドアをロック状態にして、電
源スイッチをオフして電源の供給を遮断してもロック状
態を保持し、かつ、手動ロック状態を容易に解除できな
いようにすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、洗濯物を出し入れするためのドアと、前記ドアが開
閉したことを検知するドア開閉検知手段と、前記ドアを
閉状態にロックするソレノイドと、前記ドアがロック状
態またはロック解除状態であるかを検知するロック状態
検知手段と、ロック状態を保持する保持手段と、スイッ
チを有する入力設定手段と、前記入力手段の設定内容を
表示する表示手段と、電源を供給、遮断する電源スイッ
チと一連の行程を自動運転させる制御手段とを備え、前
記制御手段は、1個または複数の特定のスイッチの所定
時間の連続同時押しにより、前記ソレノイドを駆動し前
記ドアをロック状態にし保持するとともに、以後前記入
力設定手段の受付をすべて禁止するように構成したもの
であり、特定のスイッチ操作によりソレノイドを短時間
(1〜3秒)駆動し、ドアをロック状態にし保持するこ
とから、使用者が通常のスイッチ操作において、間違っ
て操作して手動ロック状態にすることが防ぐことがで
き、一旦手動ロック状態になれば、通常のスイッチ操作
ができないことから手動ロック状態は容易に解除するこ
とができず、かつ、電源スイッチをオフして電源の供給
を遮断してもドアのロック状態は機械的に保持される。
【0017】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、制御手段は、電源スイッチにより
電源が供給されたときにソレノイドを駆動し、ドアをロ
ック解除状態にし保持するように構成したものであり、
手動ロック状態を解除することができる。
【0018】請求項3に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、制御手段は、1個または複数の特
定のスイッチの所定時間の連続同時押しによりソレノイ
ドを駆動し、ドアをロック状態にし保持するとともに、
以後前記ドアのロック状態を解除するスイッチ操作以外
の入力設定手段の受付を禁止するように構成したもので
あり、入力設定スイッチの一部を受付け可能として、入
力設定スイッチにて手動ロック状態を解除することがで
きる。
【0019】請求項4に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、制御手段は、1個または複数の特
定のスイッチの所定時間の連続同時押しによりソレノイ
ドを駆動し、ドアをロック解除状態にし保持するととも
に、以後入力設定手段の受付をすべて許可するように構
成したものであり、1個または複数の特定のスイッチの
所定時間の連続同時押しによりソレノイドを駆動し、ロ
ック状態にし保持したドアの手動ロック状態を解除する
ことができる。
【0020】請求項5に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、書き込み読み出し可能な記憶手段
を備え、制御手段は、電源スイッチにより電源が供給さ
れたときに、前記記憶手段の情報により、特定のスイッ
チ操作以外の入力設定手段の受付を禁止するように構成
したものであり、1個または複数の特定のスイッチの所
定時間の連続同時押しによりソレノイドを駆動し、手動
ロック状態にした場合に、記憶手段にこの情報を記憶し
ておき、一旦、電源スイッチをオフして電源が遮断され
電源スイッチをオンして再度電源が供給された場合に
も、この記憶手段の情報に基づき、特定のスイッチ操作
以外の入力設定手段の受付を禁止するため、通常のスイ
ッチ操作ができず手動ロック状態を継続することができ
る。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
【0022】(実施例1)図2および図3に示すよう
に、第1のモータ23は、回転ドラム1を低速N1(た
とえば、53rpm)で回転させるものであり、第2の
モータ24は、回転ドラム1を高速N2(たとえば、1
000rpm)で回転させる。これら第1のモータ23
および第2のモータ24は、インダクションモータで構
成し、それぞれベルト25、26を介して従動プーリー
27に連結している。
【0023】従動プーリー27は、2種の減速比を有し
ており、第1のモータ23をベルト25を介して減速比
が大きい従動プーリー27aと連結し、第2のモータ2
4をベルト26を介して減速比が小さい従動プーリー2
7と連結し、回転ドラム1の回転中心に一端を固定した
回転軸4の他端に固定している。
【0024】送風ファン28は、温風ヒータ29ととも
に温風供給手段30を構成するもので、ファンモータ3
1により駆動され、一端を熱交換器32を通して回転ド
ラム1に連通し、他端を送風ダクト33を通して回転ド
ラム1に連通している。
【0025】ドア9は、図4に示すように、機器本体8
の開口部を開閉自在に設け、フック34をドア開閉レバ
ー35を介して矢印A方向に移動自在に装着し、このフ
ック34を機器本体8に設けたロック装置36にてドア
9を閉状態にロックできるようにしている。
【0026】ロック装置36は、図5に示すように、ば
ね37により左右方向に移動自在としており、ドア9を
閉じると、フック34がばね37のばね力に抗して爪挿
入板38を右方に押しながら開口部に矢印B方向に入
り、フック34の爪部34aがある位置より奥に入る
と、ソレノイド39およびモータ23等の負荷に接続さ
れたドア接点40が閉じる。この状態で、ソレノイド3
9を駆動するとこれに接続された操作板41が上方に押
し出され、操作板41の一部が爪挿入板38の一部と嵌
合し爪挿入板38が係止されてドア9を閉状態にロック
する。
【0027】保持手段42は、ドア9をロック状態また
はロック解除状態に保持するもので、操作板41を係止
するハート形のカム42a(操作板41の裏側)とバネ
42bとで係止装置を構成しており、ソレノイド39の
通電を遮断してもカム42aの働きで操作板41をその
位置に係止する。再度、ソレノイド39に通電すると操
作板41の係止位置を変更して、操作板41の一部と爪
挿入板38の一部との嵌合が外れてロックがかからない
ようになる。
【0028】この状態では、ドア開閉レバー35を矢印
C方向に操作することにより、フック34を左方に回動
させて、ドア9を開くことができる。なお、マイクロス
イッチ43は、操作板41の係止位置によりオン、オフ
し、操作板41がロック位置かロック解除位置かどちら
の状態かを検出するものである。
【0029】制御装置44は、第1のモータ23、第2
のモータ24などを制御するもので、図1に示すように
構成している。制御手段45は、マイクロコンピュータ
で構成し、双方向性サイリスタまたはリレーなどで構成
したパワースイッチング手段46を介して、ヒータ1
3、第1のモータ23、第2のモータ24、温風ヒータ
29、ファンモータ31、ソレノイド39、給水弁4
7、排水ポンプ48などを制御し、一連の洗濯・すすぎ
・脱水・乾燥行程を逐次制御する。ヒータ13は、外槽
3内の洗濯水を加熱し、給水弁47は外槽3内に給水
し、排水ポンプ48は外槽3内の洗濯水を排水するもの
である。
【0030】入力設定手段49は、使用者が必要な設定
コース、動作のスタートなどを入力するもので、制御手
段45に入力している。表示手段50は、入力設定手段
49による設定内容、運転終了までの残り時間などを表
示する。水位検知手段51は、給水弁47によって供給
される外槽3内水位を検知するものである。水温検知手
段52は、温水ヒータ29によって暖められる外槽3内
の水温を検知し、温度検知手段53はヒータ13によっ
て暖められた、熱交換器32内の温風の温度を検知する
ものである。
【0031】回転数検知手段54は、第1のモータ23
の回転数を検知することで回転ドラム1の回転数を検知
している。ロック状態検知手段43は、ロック装置36
内に組み込まれたドアのロック状態を検知するマイクロ
スイッチで構成し、ロック状態ではオフとしている。ド
ア開閉検知手段55は、ロック装置36内に組み込まれ
れたドア接点40の開閉状態を検知するものである。
【0032】ブザー56は、入力設定手段49でスイッ
チを受け付けた確認音および運転終了時の終了報知など
を行うものである。記憶手段57は、書き込み読み出し
可能な不揮発性メモリで一連の制御に必要な情報および
運転中に生じた異常の種類などを電源が供給されなくて
も記憶を保持している。なお、58は電源スイッチで制
御手段45および第1のモータ23、第2のモータ24
などの負荷に商用電源59を供給、遮断するものであ
る。
【0033】入力設定手段49は、図6に示すように、
「洗濯行程と乾燥行程とを運転」、「洗濯行程を運
転」、「乾燥行程を運転」を設定する洗濯・乾燥設定ス
イッチ49aと、洗濯行程での異なる洗い時間、すすぎ
回数、脱水時間を有する「標準コース」、「スピーディ
ー」コース、「毛布」コース、「ウール」コースなどを
設定するコース設定スイッチ49bと、動作のスタート
・一時停止を入力するスタート・一時停止スイッチ49
cと、洗い時間、すすぎ回数、脱水時間、乾燥時間をそ
れぞれ個別に設定する洗い時間設定スイッチ49d、す
すぎ回数設定スイッチ49e、脱水時間設定スイッチ4
9f、乾燥時間設定スイッチ49gとで構成している。
【0034】表示手段50は、洗濯・乾燥設定スイッチ
49aにより設定された行程と動作状態を表示する行程
表示ランプ50aと、コース設定スイッチ49bにより
設定されたコースを表示するコース表示ランプ50b
と、洗い時間設定スイッチ49d、すすぎ回数設定スイ
ッチ49e、脱水時間設定スイッチ49f、乾燥時間設
定スイッチ49gにより個別に設定された洗い時間、す
すぎ回数、脱水時間、乾燥時間を表示する洗い時間表示
ランプ50c、すすぎ回数表示ランプ50d、脱水時間
表示ランプ50e、乾燥時間表示ランプ50fと、運転
終了までの残り時間を表示する残時間表示ランプ50g
と、ドア9のロック状態を表示するドアロック表示ラン
プ50hとで構成している。
【0035】上記構成における制御手段45の動作を図
7のフローチャートを参照しながら説明する。使用者が
故意的にランドリー機器のドア9を手動ロック状態にす
る場合、ドア9を閉じランドリー機器の電源スイッチ5
8をオンし、入力設定手段49を操作する。図7のフロ
ーチャートはその時のもので、まず、ステップ60で
は、すでに手動ロック状態が設定されているかを判定
し、設定されていなければステップ61に移行し、各ス
イッチが押された場合にはそれに対応した処理を行う。
例えば、コーススイッチ49bが押されればコースが切
り換わり、それに応じて洗い・すすぎ・脱水・乾燥の時
間、動作内容も変更する。ステップ60で手動ロック状
態が設定されていればステップ61以下の処理を行わな
い。
【0036】次に、ステップ62以降は手動ロック状態
の設定操作を説明するもので、ステップ62で脱水スイ
ッチ49f、ステップ63では乾燥スイッチ49gがそ
れぞれオン状態かを判定し、どちらか一方のスイッチで
もオフ状態であれば、それぞれステップ61に戻る。両
方ともオン状態であればステップ64に移行し、所定時
間(3秒)経過したかを判定し、経過していなければス
テップ62に戻る。すなわち、ステップ62、63、6
4までで脱水スイッチ49fと乾燥スイッチ49gが連
続して所定時間(3秒)オン状態かを判定し、オン状態
であればステップ65に移行する。
【0037】次に、ステップ66以降は手動ロック状態
にする動作を説明するもので、ステップ65では、ドア
接点40が閉じているかどうかを判定し、開いている場
合ばドアをロック状態にすることができないのでステッ
プ62に戻る。ドア接点40が閉じていれば、ステップ
66に移行し、ソレノイド39をオン(駆動)する。
【0038】次に、ステップ67でマイクロスイッチ4
3がオン状態(ロック解除状態)であれば、ステップ6
8でソレノイド39に接続された操作板41およびマイ
クロスイッチ43が十分動作する時間(1秒)オンし続
け、ステップ67、68を繰り返す。マイクロスイッチ
43が所定時間(1秒)経過してもオフ状態にならなけ
ればステップ69でソレノイド39をオフし、ロック装
置36の故障と判断し残時間表示ランプ50gに異常表
示を行う。
【0039】ステップ67に戻ってマイクロスイッチ4
3がオフ状態になればドア9がロック状態になったと判
定し、ステップ70でソレノイド39をオフし、ステッ
プ71で手動ロック状態設定とし、ステップ72で手動
ロック状態になったことを使用者に知らせるために残時
間表示ランプ50gに「Loc」の特殊表示を行い、ス
テップ60に戻る。ステップ60では手動ロック状態と
なっているため、ステップ61以降の各スイッチの受付
処理を行わない。ここに至り、この状態では電源スイッ
チ58をオフし電源を遮断されても機械的にドア9のロ
ックが保持するためロック状態のままである。
【0040】以上のように本実施例によれば、制御手段
45は、1個または複数の特定のスイッチの所定時間の
連続同時押しにより、ソレノイド39を駆動しドア9を
ロック状態にし保持するとともに、以後入力設定手段4
9の受付をすべて禁止するように構成したから、特定の
スイッチ操作によりソレノイド39を短時間(1〜3
秒)駆動し、ドア9をロック状態にし保持しすることが
でき、使用者が通常のスイッチ操作において、間違って
操作して手動ロック状態にするのを防止でき、一旦手動
ロック状態になれば、通常のスイッチ操作ができないこ
とから手動ロック状態は容易に解除することができず、
かつ電源スイッチ58をオフして電源を遮断してもドア
9のロック状態は機械的に保持される。
【0041】なお、以上の説明では、ステップ62、6
3では2個の特定のスイッチが同時にオン状態であるこ
とを判定したが、スイッチの数は1個または3個でもよ
い。
【0042】また、ステップ72では残時間表示ランプ
50gに「Loc」の特殊表示をしたが、必ずしも特殊
表示する必要はない。
【0043】(実施例2)図1における制御手段45
は、電源スイッチ58により電源が供給された時に、ソ
レノイド39を駆動し、ドア9をロック解除状態にし保
持するように構成している。他の構成は上記実施例1と
同じである。
【0044】図1における制御手段45の動作を図8の
フローチャートを参照しながら説明する。図8は実施例
1の操作を行い、ドア9を手動ロック状態にし電源スイ
ッチ58をオフした場合、またはランドリー機器の運転
途中(ドアはロック状態)で電源スイッチ58をオフし
た場合にドア9のロック状態を解除する時のものであ
る。
【0045】まず、電源スイッチ58をオンした後、ス
テップ73で各スイッチが押された場合にはそれに対応
した処理を行う。例えば、コーススイッチ49bが押さ
れればコースが切り換わり、それに応じて洗い・すすぎ
・脱水・乾燥の時間、動作内容も変更する。次に、ステ
ップ74ではドア接点40が閉じているかを判定し、開
いていると判断すれば、ドア9が開いているのでステッ
プ73に戻り、通常のスイッチ受付処理を行う。ドア接
点40が閉じていればステップ75に移行し、ここで、
マイクロスイッチ43がオン状態(ロック解除状態)で
あればステップ74と同様にステップ73に戻る。マイ
クロスイッチ43がオフ状態(ロック状態)であればス
テップ76へ移行する。
【0046】ステップ76以降はドアのロック状態の解
除動作で、ステップ76でソレノイド39をオン(駆
動)する。次に、ステップ77でマイクロスイッチ43
がオフ状態(ロック状態)であれば、ステップ78でソ
レノイドに接続された操作板41およびマイクロスイッ
チが十分動作する時間(1秒)オンし続け、ステップ7
7、78を繰り返す。
【0047】マイクロスイッチ43が所定時間(1秒)
経過してもオン状態にならなければステップ79でソレ
ノイド39をオフし、ロック装置36の故障と判断し残
時間表示ランプ50gに異常表示を行う。ステップ77
に戻ってマイクロスイッチ43がオン状態になればドア
9がロック解除状態になったと判定し、ステップ80で
ソレノイド39をオフし、ステップ73にもどる。この
ステップ76以降の動作で電源スイッチ58をオンした
時に自動的にドア9のロック状態を解除できる。
【0048】以上のように本実施例によれば、制御手段
45は、電源スイッチ58により電源が供給されたとき
に、ソレノイド39を駆動しドア9をロック解除状態に
し保持するように構成したから、手動ロック状態を解除
することができる。
【0049】(実施例3)図1における制御手段45
は、1個または複数の特定のスイッチの所定時間の連続
同時押しにより、ソレノイド39を駆動しドア9をロッ
ク状態にし保持すると共に、以後、ドア9のロック状態
を解除するスイッチ操作以外の入力設定手段49の受付
を禁止するように構成している。他の構成は上記実施例
1と同じである。
【0050】図1における制御手段45の動作を図9の
フローチャートを参照しながら説明する。上記実施例1
と同様に、使用者が故意的にランドリー機器のドア9を
手動ロック状態にする場合、ドア9を閉じランドリー機
器の電源スイッチ58をオンし、入力設定手段49を操
作する。図9のフローチャートはその時のものである。
【0051】まず、ステップ81では手動ロック状態が
設定されているかを判定し、設定されていればステップ
82に移行し、手動ロック状態の解除操作待ちの状態に
なり、ステップ83以降の処理を行わない。この時、解
除操作により手動ロック状態が解除されれば、ステップ
83以降の処理に移行する。ステップ81に戻り手動ロ
ック状態が設定されていなければステップ83に移行
し、各スイッチが押された場合にはそれに対応した処理
を行う。例えば、コーススイッチ49bが押されればコ
ースが切り換わり、それに応じて洗い・すすぎ・脱水・
乾燥の時間、動作内容も変更する。
【0052】次に、ステップ84以降は手動ロック状態
の設定操作を説明するもので、ステップ84で脱水スイ
ッチ49f、ステップ85では乾燥スイッチ49gがそ
れぞれオン状態かを判定し、どちらか一方のスイッチで
もオフ状態であれば、それぞれステップ83に戻る。両
方ともオン状態であればステップ86に移行し、所定時
間(3秒)経過したかを判定し、経過していなければス
テップ84に戻る。すなわち、ステップ84、85、8
6までで脱水スイッチ49fと乾燥スイッチ49gが連
続して所定時間(3秒)オン状態かを判定し、オン状態
であればステップ87に移行する。
【0053】次に、ステップ87以降は手動ロック状態
の設定動作を説明するもので、ステップ87ではドア接
点40が閉じているかどうかを判定し、開いている場合
ばドア9をロック状態にすることができないのでステッ
プ84に戻る。ドア接点40が閉じていれば、ステップ
88に移行し、ソレノイド39をオン(駆動)する。次
に、ステップ89でマイクロスイッチ43がオン状態
(ロック解除状態)であれば、ステップ90でソレノイ
ド39に接続された操作板41およびマイクロスイッチ
43が十分動作する時間(1秒)オンし続け、ステップ
89、90を繰り返す。
【0054】マイクロスイッチ43が所定時間(1秒)
経過してもオフ状態にならなければステップ91でソレ
ノイド39をオフし、ロック装置36の故障と判断し残
時間表示ランプ50gに異常表示を行う。ステップ89
に戻ってマイクロスイッチ43がオフ状態になればドア
9がロック状態になったと判定し、ステップ92でソレ
ノイド39をオフし、ステップ93で手動ロック状態設
定とし、ステップ94で手動ロック状態になったことを
使用者に知らせるために残時間表示ランプ50gに「L
oc」の特殊表示を行う。
【0055】次に、ステップ95で不揮発性メモリ(記
憶手段)57に手動ロック状態になった情報を書き込み
記憶させステップ81に戻る。ステップ81ではすでに
手動ロック状態となっているため、ステップ83以降の
各スイッチの受付処理を行わず、ステップ82に移行す
る。ここに至り、この状態では電源スイッチ58をオフ
し電源を遮断されても機械的にドア9のロックが保持す
るためロック状態のままである。
【0056】以上のフローチャートから実施例1との違
いは、実施例3では一旦、手動ロック状態設定した場合
でも、この状態を解除するための解除スイッチ操作を許
可している点である。
【0057】以上のように本実施例によれば、制御手段
45は、1個または複数の特定のスイッチの所定時間の
連続同時押しによりソレノイド39を駆動し、ドア9を
ロック状態にし保持するとともに、以後ドア9のロック
状態を解除するスイッチ操作以外の入力設定手段49の
受付を禁止するように構成したから、入力設定スイッチ
の一部を受付け可能として、入力設定スイッチにて手動
ロック状態を解除することができる。
【0058】なお、以上の説明では、ステップ84、8
5では2個の特定のスイッチが同時にオン状態であるこ
とを判定したが、スイッチの数は1個または3個でもよ
い。
【0059】また、ステップ94では残時間表示ランプ
50gに「Loc」の特殊表示をしたが、必ずしも特殊
表示する必要はない。同様に、ステップ95では不揮発
性メモリ(記憶手段)57に手動ロック状態の情報を記
憶させたが、必ずしも記憶する必要はない。
【0060】(実施例4)図1における制御手段45
は、1個または複数の特定のスイッチの所定時間の連続
同時押しにより、ソレノイド39を駆動しドア9をロッ
ク解除状態にし保持すると共に、以後、入力設定手段4
9の受付をすべて許可するように構成している。他の構
成は上記実施例1と同じである。
【0061】図1における制御手段45の動作を図10
のフローチャートを参照しながら説明する。図10は上
記実施例3の操作を行い、ドア9を手動ロック状態にし
た場合の解除操作を説明するものである。
【0062】まず、ステップ96では手動ロック状態が
設定されているかを判定し、設定されていなければ通常
の処理(例えば実施例3のステップ83以降の処理)に
移行する。手動ロック状態が設定されていれば、ステッ
プ97以降の解除操作待ちの状態になる。ステップ97
では脱水スイッチ49f、ステップ98では乾燥スイッ
チ49gがそれぞれオン状態かを判定し、どちらか一方
のスイッチでもオフ状態であれば、それぞれステップ9
7に戻る。
【0063】両方ともオン状態であればステップ99に
移行し、所定時間(3秒)経過したかを判定し、経過し
ていなければステップ97に戻る。すなわち、ステップ
97、98、99までで脱水スイッチ49fと乾燥スイ
ッチ49gが連続して所定時間(3秒)オン状態かを判
定し、オン状態であればステップ100に移行する。
【0064】次に、ステップ100以降は手動ロック状
態の解除動作を説明するもので、ステップ100ではド
ア接点40が閉じているかどうかを判定し、開いている
場合ば、ドアをロック解除状態にすることができないの
でステップ97に戻る。通常、ドア9がロック状態では
ドア接点40は必ず閉じているので、ステップ101に
移行し、ソレノイド39をオン(駆動)する。次に、ス
テップ102でマイクロスイッチ43がオフ状態(ロッ
ク状態)であれば、ステップ103でソレノイド39に
接続された操作板41およびマイクロスイッチ43が十
分動作する時間(1秒)オンし続け、ステップ102、
103を繰り返す。
【0065】マイクロスイッチ43が所定時間(1秒)
経過してもオン状態にならなければステップ104でソ
レノイド39をオフし、ロック装置36の故障と判断し
残時間表示ランプ50gに異常表示を行う。ステップ1
02に戻ってマイクロスイッチ43がオン状態になれば
ドア9がロック解除状態になったと判定し、ステップ1
05でソレノイドをオフし、ステップ106で手動ロッ
ク状態設定を解除し、ステップ107で残時間表示ラン
プ50gに通常の残時間等の表示を行う。
【0066】次に、ステップ108で不揮発性メモリ
(記憶手段)57に手動ロック状態を解除した情報を書
き込み記憶させステップ81に戻る。ステップ81では
すでに手動ロック状態が解除しているため、通常の処理
に移行する。
【0067】以上のように本実施例によれば、制御手段
45は、1個または複数の特定のスイッチの所定時間の
連続同時押しによりソレノイド39を駆動し、ドア9を
ロック解除状態にし保持するとともに、以後入力設定手
段49の受付をすべて許可するように構成したから、1
個または複数の特定のスイッチの所定時間の連続同時押
しによりソレノイド39を駆動し、ロック状態にし保持
したドア9の手動ロック状態を解除することができる。
【0068】なお、以上の説明では、ステップ98、9
9では2個の特定のスイッチが同時にオン状態であるこ
とを判定したが、スイッチの数は1個または3個でもよ
いし、手動ロック状態の解除操作をするスイッチは手動
ロック状態の設定操作を行うスイッチと同一でなくても
よい。
【0069】また、ステップ108では不揮発性メモリ
(記憶手段)57に手動ロック状態の解除情報を記憶さ
せたが、必ずしも記憶する必要はない。
【0070】(実施例5)図1における制御手段45
は、電源スイッチ58により電源が供給された時に、記
憶手段57の情報により、特定のスイッチ操作以外の入
力設定手段49の受付を禁止するように構成している。
他の構成は上記実施例1と同じである。
【0071】図1における制御手段45の動作を図11
のフローチャートを参照しながら説明する。図11は実
施例3に示すような操作を行い、ドア9を手動ロック状
態にし電源スイッチ58をオフした場合、またはランド
リー機器の運転途中(ドアはロック状態)で電源スイッ
チ58をオフした場合に、ドア9のロック状態を解除す
る時のものである。
【0072】まず、電源スイッチ58をオンした後、ス
テップ109で不揮発性メモリ(記憶手段)56から情
報を読み込む。この情報からステップ110にて、手動
ロック状態が設定されていたがどうかを判定する。設定
されていればステップ111に移行し、実施例4のステ
ップ97以降に示すような手動ロック状態の解除操作待
ちの状態になり、ステップ112以降の処理を行わな
い。
【0073】この時、解除操作により手動ロック状態が
解除されれば、ステップ112以降の処理に移行する。
手動ロック状態が設定されていなければ、ステップ11
2に移行し、各スイッチが押された場合にはそれに対応
した処理を行う。例えば、コーススイッチ49bが押さ
れればコースが切り換わり、それに応じて洗い・すすぎ
・脱水・乾燥の時間、動作内容も変更する。
【0074】次に、ステップ114以降の処理は、ラン
ドリー機器の運転途中(ドアはロック状態)で電源スイ
ッチ58をオフした場合に、ドア9のロック状態を解除
するための処理である。ステップ113ではドア接点4
0が閉じているかを判定し、開いていると判断すれば、
ドア9が開いているのでステップ112に戻り通常のス
イッチ受付処理を行う。ドア接点40が閉じていればス
テップ114に移行し、ここで、マイクロスイッチ43
がオン状態(ロック解除状態)であればステップ113
と同様にステップ112に戻る。マイクロスイッチ43
がオフ状態(ロック状態)であればステップ115へ移
行する。
【0075】ステップ115以降はドア9のロック状態
の解除動作で、ステップ115でソレノイド39をオン
(駆動)する。次に、ステップ116でマイクロスイッ
チ43がオフ状態(ロック状態)であれば、ステップ1
17でソレノイド39に接続された操作板41およびマ
イクロスイッチ43が十分動作する時間(1秒)オンし
続け、ステップ116、117を繰り返す。
【0076】マイクロスイッチ43が所定時間(1秒)
経過してもオン状態にならなければステップ118でソ
レノイド39をオフし、ロック装置36の故障と判断
し、残時間表示ランプ50gに異常表示を行う。ステッ
プ116に戻ってマイクロスイッチ43がオン状態にな
ればドア9がロック解除状態になったと判定し、ステッ
プ119でソレノイド39をオフし、ステップ112に
戻る。このステップ115以降の動作で電源スイッチ5
8をオンした時に自動的にドア9のロック状態を解除で
きる。
【0077】また、ドア9を手動ロック状態にし電源ス
イッチ58をオフし、その後オンした場合には、ステッ
プ110でメモリ(記憶手段)の情報から判断し、ステ
ップ111に移行するため、手動ロック状態は継続する
ことができる。
【0078】以上のように本実施例によれば、制御手段
45は、電源スイッチ58により電源が供給されたとき
に、記憶手段57の情報により、特定のスイッチ操作以
外の入力設定手段49の受付を禁止するように構成した
から、1個または複数の特定のスイッチの所定時間の連
続同時押しにより、手動ロック状態にした場合に、記憶
手段57にこの情報を記憶しておき、一旦、電源スイッ
チ58をオフして電源が遮断され電源スイッチ58をオ
ンし再度供給された場合にも、この記憶手段57の情報
に基づき、特定のスイッチ操作以外の入力設定手段49
の受付を禁止するため、通常のスイッチ操作ができず、
手動ロック状態を継続することができる。
【0079】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、制御手段は、1個または複数の特定のス
イッチの所定時間の連続同時押しにより、ソレノイドを
駆動し前記ドアをロック状態にし保持するとともに、以
後入力設定手段の受付をすべて禁止するように構成した
から、特定のスイッチ操作によりソレノイドを短時間
(1〜3秒)駆動し、ドアをロック状態にし保持しする
ことができ、使用者が通常のスイッチ操作において、間
違って操作して手動ロック状態にするのを防止でき、一
旦手動ロック状態になれば、通常のスイッチ操作ができ
ないことから手動ロック状態は容易に解除することがで
きず、かつ電源スイッチをオフして電源を遮断してもド
アのロック状態は機械的に保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の制御装置を備えたラン
ドリー機器のブロック回路図
【図2】同制御装置を備えたランドリー機器の断面図
【図3】同制御装置を備えたランドリー機器の一部切欠
した斜視図
【図4】同ランドリー機器の制御装置のドアとドアロッ
ク装置のの関係を示す一部切欠した斜視図
【図5】(a)同ランドリー機器の制御装置のドアロッ
ク装置の正面図(b)同ランドリー機器の制御装置のド
アロック装置の側断面図
【図6】同制御装置を備えたランドリー機器の操作表示
部の拡大正面図
【図7】同ランドリー機器の制御装置の動作フローチャ
ート
【図8】本発明の第2の実施例の制御装置の動作フロー
チャート
【図9】本発明の第3の実施例の制御装置の動作フロー
チャート
【図10】本発明の第4の実施例の制御装置の動作フロ
ーチャート
【図11】本発明の第5の実施例の制御装置の動作フロ
ーチャート
【図12】従来の制御装置を備えたランドリー機器の断
面図
【図13】同ランドリー機器のドアロック装置の断面図
【符号の説明】
1 回転ドラム 4 回転軸 9 ドア 39 ソレノイド 42 保持手段 43 ロック状態検知手段 45 制御手段 49 入力設定手段 50 表示手段 55 ドア開閉検知手段 58 電源スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D06F 37/10 D06F 37/10 58/02 58/02 Q (72)発明者 萩原 久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B155 AA10 AA25 BA01 BA29 CA02 CB07 CB49 CB52 CB53 DA09 HB09 HB12 JB03 JB13 JC12 KA31 LA03 LA13 LC07 LC28 LC33 MA01 MA02 MA06 MA08 MA10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯物を出し入れするためのドアと、前
    記ドアが開閉したことを検知するドア開閉検知手段と、
    前記ドアを閉状態にロックするソレノイドと、前記ドア
    がロック状態またはロック解除状態であるかを検知する
    ロック状態検知手段と、ロック状態を保持する保持手段
    と、スイッチを有する入力設定手段と、前記入力設定手
    段の設定内容を表示する表示手段と、電源を供給、遮断
    する電源スイッチと、一連の行程を自動運転させる制御
    手段とを備え、前記制御手段は、1個または複数の特定
    のスイッチの所定時間の連続同時押しにより、前記ソレ
    ノイドを駆動し前記ドアをロック状態にし保持するとと
    もに、以後前記入力設定手段の受付をすべて禁止するよ
    うに構成したランドリー機器の制御装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、電源スイッチにより電源が
    供給されたときにソレノイドを駆動し、ドアをロック解
    除状態にし保持するように構成した請求項1記載のラン
    ドリー機器の制御装置。
  3. 【請求項3】 制御手段は、1個または複数の特定のス
    イッチの所定時間の連続同時押しによりソレノイドを駆
    動し、ドアをロック状態にし保持するとともに、以後前
    記ドアのロック状態を解除するスイッチ操作以外の入力
    設定手段の受付を禁止するように構成した請求項1記載
    のランドリー機器の制御装置。
  4. 【請求項4】 制御手段は、1個または複数の特定のス
    イッチの所定時間の連続同時押しによりソレノイドを駆
    動し、ドアをロック解除状態にし保持するとともに、以
    後入力設定手段の受付をすべて許可するように構成した
    請求項1記載のランドリー機器の制御装置。
  5. 【請求項5】 書き込み読み出し可能な記憶手段を備
    え、制御手段は、電源スイッチにより電源が供給された
    ときに、前記記憶手段の情報により、特定のスイッチ操
    作以外の入力設定手段の受付を禁止するように構成した
    請求項1記載のランドリー機器の制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004099484A1 (ja) * 2003-05-07 2004-11-18 Kabushiki Kaisha Toshiba ドラム式洗濯機
JP2009061162A (ja) * 2007-09-07 2009-03-26 Toshiba Corp 洗濯機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004099484A1 (ja) * 2003-05-07 2004-11-18 Kabushiki Kaisha Toshiba ドラム式洗濯機
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