JP2003117141A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003117141A
JP2003117141A JP2001316857A JP2001316857A JP2003117141A JP 2003117141 A JP2003117141 A JP 2003117141A JP 2001316857 A JP2001316857 A JP 2001316857A JP 2001316857 A JP2001316857 A JP 2001316857A JP 2003117141 A JP2003117141 A JP 2003117141A
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Kazuhide Takahashi
和秀 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多彩な演出をすることで、遊技の興趣を最大
限に高めた遊技機を提供する。 【解決手段】 図柄表示装置1の各列に設けられ、図柄
表示装置1の表示部2に表示される図柄を遮蔽図柄4に
より遮蔽する図柄遮蔽手段と、図柄遮蔽手段の遮蔽図柄
4で遮蔽する図柄の遮蔽量及び遮蔽するタイミングを制
御する遮蔽制御手段と、を設けた。このように構成する
ことにより、図柄表示装置1の表示部2に表示される図
柄を図柄遮蔽手段で遮蔽する際の遮蔽量及び遮蔽タイミ
ングを、遮蔽制御手段で所要に制御することにより、多
彩な演出をすることが可能となり、遊技の興趣を最大限
に高めた遊技機を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、パチ
スロ機等の遊技機に関し、特に、遊技の興趣を最大限に
向上させる遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、図柄表示装置の表示
領域に可変表示される図柄左、図柄中、図柄右の3つの
図柄が、特定の図柄の組み合わせで停止した場合に大当
たりとなる遊技機が知られている。このような遊技機と
して、特許第3055685号公報には、3つの図柄の
うち最後に変動停止される図柄を、遊技者が視認し難い
ように隠蔽するキャラクタからなる隠蔽手段を設け、該
隠蔽手段を動作させることにより隠蔽手段で図柄が視認
できない状態と、隠蔽手段が視認できずに図柄が視認で
きる状態と、に変化させることにより、隠蔽された図柄
以外の図柄に対する変動表示に対しても遊技者の興趣が
向くと共に、隠蔽された図柄がどのように変動表示され
ているのかが分からず、遊技者の期待感を盛り上げるよ
うにしたパチンコ機が開示されている。特に、最後に変
動停止される図柄以外の図柄の変動表示が停止し、該停
止時の図柄が大当たりとなる可能性がある図柄の組み合
わせである、所謂リーチ状態である場合に、隠蔽手段を
解除して最後に変動停止される図柄の変動表示を遊技者
に視認できるようにすることにより、遊技者に新鮮な期
待感を持たせるように構成されている。
【0003】しかしながら、上記パチンコ機では、隠蔽
手段の変動停止表示される図柄を隠蔽するキャラクタは
単に図柄を隠蔽するだけで、大当たりとなる特定の図柄
を組み合わせを構成する図柄とは無関係であり、遊技者
の興趣及び期待感を効果的に高めるには至らなかった。
また、リーチ時において隠蔽手段を解除することによる
新鮮味も、遊技を続けるにつれて次第に薄れてしまい、
遊技者に飽きを生じさせてしまうこととなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上記
事情に鑑みてなされたもので、遊技者の興趣を最大限に
高めるために、遮蔽手段により、図柄表示装置に変動停
止表示される図柄を効果的に遮蔽する遊技機を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、遊技条件に
基づいて図柄表示装置の複数列の図柄を変動表示させ、
停止した各列の図柄の組み合わせが特定の図柄の組み合
わせである場合に大当たりとなる遊技機であって、図柄
表示装置の各列に設けられ、図柄表示装置に表示される
図柄を遮蔽図柄により遮蔽する図柄遮蔽手段と、図柄遮
蔽手段の遮蔽図柄で遮蔽する図柄の遮蔽量及び遮蔽する
タイミングを制御する遮蔽制御手段と、を具備したこと
を特徴とする。
【0006】本発明は、このように構成することで、遮
蔽制御手段で図柄遮蔽手段を制御することにより、図柄
表示装置に変動停止表示される図柄を、遮蔽図柄で遮蔽
する量及び遮蔽するタイミングを所要に調節することが
できる。
【0007】また、上記目的を達成するために、本発明
のうち請求項2に記載の発明は、遮蔽手段の遮蔽図柄を
図柄表示装置の各列の表示領域の上下又は左右に一対で
配し、各列の表示領域には、一対の遮蔽図柄が全開した
状態の第1の図柄と、一対の遮蔽図柄が全閉した状態の
第2の図柄と、一対の遮蔽図柄が半開した状態の第1の
図柄と第2の図柄とが組合わされた第3の図柄と、が遮
蔽制御手段により選択されて表示されることを特徴とす
る。
【0008】本発明は、このように構成することで、図
柄表示装置の各列の表示領域に、第1の図柄と、第2の
図柄と、第1の図柄と第2の図柄とが組合わされた第3
の図柄と、を遮蔽制御装置で選択して表示することがで
きる。
【0009】また、上記目的を達成するために、本発明
のうち請求項3に記載の発明は、図柄表示装置の各列の
停止した第1の図柄、又は第2の図柄、又は第3の図柄
の組み合わせが、特定の図柄の組み合わせとなった場合
に大当たりとなることを特徴とする。
【0010】本発明は、このように構成することで、大
当たりとなる図柄の組み合わせにバリエーションを持た
せることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態の遊技機を
図1乃至図7に基づいて説明する。なお、以下の説明に
おいて、同一符号は同一部分又は相当部分とする。本遊
技機は、遊技条件に基づいて図柄表示装置1の表示部2
の各表示領域3a,3b,3cの図柄を変動表示させ、
停止した各表示領域3a,3b,3cの図柄の組み合わ
せが特定の図柄の組み合わせである場合に大当たりとな
る遊技機であって、上記図柄表示装置1の表示部2の各
表示領域3a,3b,3cの上下又は左右に、図柄遮蔽
手段の遮蔽図柄4を一対で配しておいて、各表示領域3
a,3b,3cに、変動表示される図柄が遮蔽図柄4で
遮蔽されていない状態(以下、全開状態と称す、図1の
(a)参照)と、変動表示される図柄が遮蔽図柄4で全
て遮断された状態(以下、全閉状態と称す、(図1の
(b)及び図7の(a)参照)と、変動表示される図柄
が遮蔽図柄4で半分のみ遮蔽された状態(以下、半開状
態と称す、(図1の(c)及び図7の(c)参照)と、
の3つの形態で表示する構造になっている。
【0012】これにより、図柄表示装置1の各表示領域
3a,3b,3cには、上記遮蔽図柄4が全開状態にあ
る場合に表示される第1の図柄5と、遮蔽図柄が全閉状
態にある場合に表示される第2の図柄6と、遮蔽図柄が
半開状態にある場合に表示される上記第1の図柄5と第
2の図柄6を組み合わせた第3の図柄7と、が表示可能
となり、多様な形態の図柄を表示することで遊技者の興
趣を向上させることができる。また、本遊技機では、変
動停止表示される図柄を遮蔽図柄4で遮蔽するタイミン
グを多様に変化させると共に、図柄表示装置1の各表示
領域3a,3b,3cの停止した第1の図柄5、又は第
2の図柄6、又は第3の図柄7の組み合わせが、特定の
図柄の組み合わせとなった場合に大当たりとすることに
より、遊技に意外性を持たせることができると共に、大
当たりとなる図柄の組み合わせにバリエーションを持た
せることができ、遊技者の興趣を最大限に高めることが
可能となる。
【0013】
【実施例】次に、本発明における遊技機を具体的に説明
する。
【0014】(実施例1)本遊技機の実施例を説明す
る。なお、以下の説明において、同一符号は同一部分又
は相当部分とする。図1に示すように、本実施例は、遊
技領域(図示せず)の略中央部に、各々が独立して回転
及び停止可能で、且つ外周面に複数の図柄を配したリー
ル左3a、リール中3b、リール右3cを並設し、上記
図柄表示装置1の表示部2に表示された各リール3a,
3b,3cの停止した図柄の組み合わせが、特定の図柄
の組み合わせであった場合に遊技者に有利な特別遊技状
態(大当たり)となるパチンコ機におけるものである。
【0015】図3に示すように、本実施例のパチンコ機
では、各リール3a,3b,3cに、上下一対で配した
上記図柄遮蔽手段としてのシャッター部材8,9を配し
ており、遮蔽制御装置10(図5参照)によりシャッタ
ー部材8,9の開閉量を所要に応じて、全開状態(図4
の(a)参照)、全閉状態(図4の(b)参照)、半開
状態(図4の(c)参照)のいずれかに変化させること
により、各シャッター部材8,9で遮蔽する図柄表示装
置1の表示部2に変動及び停止表示される図柄(各リー
ル3a,3b,3cに描かれた図柄)の遮蔽量を変化さ
せる。これにより、上記シャッター部材8,9が全開状
態の場合には、各リール3a,3b,3cの図柄(第1
の図柄5)を図柄表示装置1の表示部2に変動及び停止
表示し、また、シャッター部材8,9が全閉状態の場合
には、上下のシャッター部材8,9の遮蔽部8a,8b
に描かれた遮蔽図柄4(第2の図柄6)を図柄表示装置
1の表示部2に表示し、さらに、シャッター部材8,9
が全閉状態の場合には、リールに配された図柄(第1の
図柄5)と遮蔽図柄4(第1の図柄6)とが組合わされ
た図柄(第3の図柄7)を図柄表示装置1の表示部2に
表示される。
【0016】次に、上記図柄遮蔽手段としてのシャッタ
ー部材8,9の詳細を説明する。上記シャッター部材
8,9は、上下で略対称形状に形成されており、図2に
示すように、各シャッター部材8,9は、遮蔽図柄4が
描かれた遮蔽部8a,9aが、各リール3a,3b,3
cの両側に配した支点11の回りに回動可能に設けられ
ている。また、上下のシャッター部材8,9は、シャッ
ター部材8,9を閉じる側に付勢する引張りコイルばね
12で連結され、さらに、対向する上下のシャッター部
材8,9の端部の一方が、各シャッター部材8,9と回
動可能で、且つ略H字状に形成された連結部材13を介
して連結されており、連結部材13の後方(図2中の右
側)には、シャフトのストロークが異なるソレノイド1
4,15が上下一対で配設されている。
【0017】そして、遮蔽制御手段としての遮蔽制御装
置10(図5参照)の制御に基づいて、ストロークの長
い側のソレノイド14が作動されると、当該ソレノイド
14のシャフトにより連結部材13が前方(図2中の左
側)に向けて押圧され、これにより、上記引張りコイル
ばね12が伸長されると共に上下一対のシャッター部材
8,9が各々支点11の回りに同期して回動し、図柄遮
蔽手段としてのシャッター部材8,9が全開状態(図1
の(a)及び図4の(a)参照)となる。また、ストロ
ークの短い側のソレノイド15が作動されると、当該ソ
レノイド15のシャフトにより連結部材13が前方(図
2中の左側)に向けて押圧され、これにより図柄遮蔽手
段としてのシャッター部材8,9が半開状態(図1の
(c)及び図4の(c)参照)となる。また、上下に配
したソレノイド14,15の双方が作動していない場合
には、引張りコイルばね12により上下のシャッター部
材8,9が互いに引き寄せられて、図柄遮蔽手段として
のシャッター部材8,9が全閉状態(図1の(b)及び
図4の(b)参照)となる。
【0018】なお、図1では、図柄表示装置1の表示状
態(全開状態、全閉状態、半開状態)が各表示領域3
a,3b,3cで一様の状態である場合を示したが、こ
れらは表示の一例を示したもので、図柄遮蔽手段として
のシャッター部材8,9で遮蔽する各リール3a,3
b,3cの遮蔽量が、各リール3a,3b,3c毎に異
なっていてもよく(図7の(b)参照)、所要に応じて
各リール3a,3b,3c毎のシャッター部材8,9の
遮蔽量を選択すればよい。また、各表示領域(リール)
3a,3b,3cにおけるシャッター部材8,9を開閉
させるタイミングは、遮蔽制御装置(遮蔽制御手段)1
0(図5参照)の制御に基づいて所要に応じて変化させ
ることが可能である。
【0019】また、本実施例では、上記遮蔽制御装置
(遮蔽制御手段)10(図5参照)により、互いにスト
ロークが異なるソレノイド14及びソレノイド15を制
御して、図柄表示装置1の表示状態を全開状態、全閉状
態及び半開状態の3つの状態に変化させたが、図柄表示
装置1の表示状態は、上記3つの態様に限定されるもの
ではなく、例えば、ソレノイド14とソレノイド15と
の中間のストロークを有したソレノイド(図示せず)を
所要位置に追加設置して、全開状態と半開状態との中間
の開度の表示状態を設けてもよい。さらに、本実施例で
は、各リール3a,3b,3cに、図柄遮蔽手段として
のシャッター部材8,9を設けて構成したが、LCDに
図柄を可変表示する図柄表示装置1を備えたパチンコ機
において、シャッター部材8,9でリール3a,3b,
3cを遮蔽する代わりに、表示部2の表示を遊技者に見
えないように隠伏させ、役物からなる図柄を出現させる
ように構成してもよい。また、本実施例では、パチンコ
機を一例に挙げて説明したが、遊技機はこれに限定され
るものではなく、パチスロ機等に応用することが可能で
ある。
【0020】次に、本実施例のパチンコ機の作用を説明
する。例えば、図柄遮蔽手段としてのシャッター部材
8,9が全閉状態の際に、表示部2に表示される第2の
図柄6が「○」である場合に(図1の(b)参照)、図
柄表示装置1の表示部2の各表示領域3a,3b,3c
の図柄がそれぞれ「x」、「/」、「h」で停止したと
する(図1の(a)参照)。この時、図1の(c)に示
すように、図柄遮蔽手段としてのシャッター部材8,9
が半開状態である場合には、各リール3a,3b,3c
に描かれた各図柄「x」、「/」、「h」がそれぞれ遮
蔽図柄4「○」と組合わされることにより、図柄表示装
置1の表示部2の各表示領域3a,3b,3cには、
「8」、「Z」、「6」が表示されることとなる。
【0021】このように、本実施例のパチンコ機は、図
柄表示装置1の表示部2の各表示領域3a,3b,3c
に、図柄遮蔽手段としてのシャッター部材8,9が全開
状態である場合に表示部2に表示される第1の図柄5
と、シャッター部材8,9が全閉状態である場合に表示
部2に表示される第2の図柄6と、シャッター部材8,
9が半開状態である場合に表示部2に表示される上記第
1の図柄5と第2の図柄6とを組み合わせた第3の図柄
7と、のパターンが異なる図柄を表示することができ、
変化に富んだ表示が可能となる。
【0022】(実施例2)図6及び図7に示した本遊技
機の実施例を説明する。なお、以下の説明において、同
一符号は同一部分又は相当部分とする。また、上述した
実施例1の遊技機と構造が同じ部分はその説明を省く。
本遊技機は、各々が独立して回転及び停止可能で、且つ
外周面に複数の図柄を配したリール左3a、リール中3
b、リール右3cを図柄表示装置1の表示部2に臨むよ
うに並設し、上記表示部2に表示された停止した各リー
ル3a,3b,3cの図柄の組み合わせが特定の図柄の
組み合わせである場合に、大当たりとなるパチスロ機に
おけるものである。
【0023】図6及び図7に示すパチスロ機は、各リー
ル3a,3b,3cに、上下一対で配した上記図柄遮蔽
手段としてのシャッター部材8,9を配しており、各リ
ール3a,3b,3cのシャッター部材8,9の開閉量
を所要に応じて、全開状態、全閉状態、半開状態のいず
れかに変化させることにより、図柄表示装置1の表示部
2に変動停止表示される図柄を、各シャッター部材8,
9で遮蔽する遮蔽量を変化させる構造になっている。こ
れにより、上記シャッター部材8,9が全開状態の場合
(図4の(a)参照)には、各リール3a,3b,3c
に描かれた図柄(第1の図柄5)を図柄表示装置1の表
示部2に変動停止表示し、また、シャッター部材8,9
が全閉状態の場合(図4の(b)参照)には、上下のシ
ャッター部材8,9の遮蔽部8a,9aに描かれた遮蔽
図柄4(第2の図柄6)を図柄表示装置1の表示部2に
表示し、さらに、シャッター部材8,9が半開状態の場
合(図4の(c)参照)には、各リール3a,3b,3
cに配された図柄(第1の図柄5)と遮蔽図柄4(第2
の図柄6)とが組合わされた第3の図柄7を図柄表示装
置1の表示部2に表示することが可能となる。
【0024】なお、図柄表示装置1の表示部2の各列に
変動停止表示される図柄をシャッター部材8,9の遮蔽
図柄4で遮蔽するタイミングは、遮蔽制御装置(遮蔽制
御手段)10(図5参照)の制御により所要に応じて変
化させることが可能である。また、本実施例では、パチ
スロ機を一例に挙げて説明したが、遊技機はこれに限定
されるものではなく、パチンコ機等に応用することが可
能である。
【0025】次に、本実施例のパチスロ機の作用を説明
する。ここでは、上下一対のシャッター部材8,9の各
遮蔽部8a,9aに、遮蔽図柄4として「BAR」(図
6参照)が描かれている場合を例に挙げて説明する。図
6の(a)は、図柄表示装置1の表示部2の各表示領域
3a,3b,3cの表示が可変表示された状態から、リ
ール左3aが縦方向に3つの「BAR」が描かれた図柄
で停止した状態を示す。この状態から、リール中3bが
リール左3aと同一の図柄で停止することでリーチ状態
となり(図6の(b)参照)、遊技者はリール右3cが
リール左3a及びリール中3bと同一の図柄、即ち縦方
向に3つの「BAR」が描かれた図柄で停止させること
に集中する。
【0026】そして、リール右3cが1つの「BAR」
が描かれた図柄で停止する(図6の(c)参照)と「は
ずれ」となり、遊技者の興趣は瞬時に次の遊技へと移行
するが、このリール右3cが1つの「BAR」が描かれ
た図柄で停止したタイミングで、遮蔽制御装置(遮蔽制
御手段)10の制御によりシャッター部材8,9を作動
して半開状態にし、図6の(d)に示すように、各シャ
ッター部材8,9の遮蔽部8a,9aに描かれた遮蔽図
柄4としての「BAR」の図柄とリール右3cの停止表
示された「BAR」とを組み合わせることにより、縦方
向に3つの「BAR」が描かれた図柄が形成され、これ
により図柄表示装置1の表示部2に表示された各リール
3a,3b,3cの図柄が揃って「大当たり」となる。
【0027】このように、遮蔽制御装置(遮蔽制御手
段)10により、図柄遮蔽手段としてのシャッター部材
8,9で図柄表示装置1の表示部2に可変停止表示され
る図柄を遮蔽する遮蔽量と遮蔽するタイミングとを所要
に制御することで、遊技に意外性を持たせることができ
ると共に、大当たりとなる図柄の組み合わせにバリエー
ションを持たせることが可能となる。なお、図6に示す
本実施例では、3列に配した各リール3a,3b,3c
のうち、リール右3cに付設したシャッター部材8,9
のみが作動してリール右3cのみが半開状態にある図柄
表示装置1の表示部2の表示態様を示したが、該表示態
様には多様なバリエーションがあり、例えば、図7の
(a)は、シャッター部材8,9が各リール3a,3
b,3cで全閉状態である場合の図柄表示装置1の表示
部2の表示の一例を示し、図7の(b)は、シャッター
部材8,9が各リール3a,3b,3cで異なる状態
(全開状態、全閉状態、半開状態)である場合の図柄表
示装置1の表示部2の表示の一例を示し、図7の(c)
は、シャッター部材8,9が各リール3a,3b,3c
で半閉状態である場合の図柄表示装置1の表示部2の表
示の一例を示す。
【0028】
【発明の効果】本発明のうち請求項1に記載の発明によ
れば、図柄表示装置の各列に設けられ、図柄表示装置に
表示される図柄を遮蔽図柄により遮蔽する図柄遮蔽手段
と、図柄遮蔽手段の遮蔽図柄で遮蔽する図柄の遮蔽量及
び遮蔽するタイミングを制御する遮蔽制御手段と、を具
備したので、多彩な演出をすることが可能となり、遊技
の興趣を最大限に高めた遊技機を提供することができ
る。
【0029】また、本発明のうち請求項2に記載の発明
によれば、各列の表示領域には、一対の遮蔽図柄が全開
した状態の第1の図柄と、一対の遮蔽図柄が全閉した状
態の第2の図柄と、一対の遮蔽図柄が半開した状態の第
1の図柄と第2の図柄とが組合わされた第3の図柄と、
が遮蔽制御手段により選択されて表示されるので、図柄
表示装置の表示部に表示される図柄にバリエーションを
持たせて多彩な演出をすることが可能となり、遊技の興
趣を最大限に高めた遊技機を提供することができる。
【0030】また、本発明のうち請求項3に記載の発明
によれば、図柄表示装置の各列の停止した第1の図柄、
又は第2の図柄、又は第3の図柄の組み合わせが、特定
の図柄の組み合わせとなった場合に大当たりとなるの
で、大当たりとなる図柄の組み合わせにバリエーション
を持たせて多彩な演出をすることが可能となり、遊技の
興趣を最大限に高めた遊技機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の遊技機の実施例1における説明
図で、(a)は図柄表示装置の表示部に第1の図柄が表
示されている状態を示し、(b)は図柄表示装置の表示
部に第2の図柄が表示されている状態を示し、(c)は
図柄表示装置の表示部に第3の図柄が表示されている状
態を示す。
【図2】本実施の形態の遊技機の図柄遮蔽手段としての
シャッター部材の説明図で、(a)は全開状態のシャッ
ター部材を示す斜視図で、(b)は全閉状態のシャッタ
ー部材を示す斜視図である。
【図3】各リールに図柄遮蔽手段としてのシャッター部
材が取り付けられた状態を示す斜視図で、特に、各シャ
ッター部材が全閉状態である状態を示すものである。
【図4】図柄遮蔽手段としてのシャッター部材の説明図
で、(a)は全開状態のシャッター部材を示す側面図
で、(b)は全閉状態のシャッター部材を示す側面図
で、(c)は半開状態のシャッター部材を示す側面図で
ある。
【図5】本実施の形態の遊技機の電気的な接続状態の概
略を示すブロック図である。
【図6】本実施の形態の遊技機の実施例2における説明
図である。
【図7】本実施の形態の遊技機の実施例2における説明
図で、(a)は図柄遮蔽手段としてのシャッター部材が
各リールで全閉状態である場合の図柄表示装置の表示部
の表示の一例を示し、(b)は図柄遮蔽手段としてのシ
ャッター部材が各リールで異なる状態である場合の図柄
表示装置の表示部の表示の一例を示し、(c)は図柄遮
蔽手段としてのシャッター部材が各リールで半閉状態で
ある場合の図柄表示装置の表示部の表示の一例を示す。
【符号の説明】
1 図柄表示装置 2 表示部 4 遮蔽図柄 5 第1の図柄 6 第2の図柄 7 第3の図柄 8 シャッター部材(図柄遮蔽手段) 9 シャッター部材(図柄遮蔽手段) 10 遮蔽制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技条件に基づいて図柄表示装置の複数
    列の図柄を変動表示させ、停止した各列の図柄の組み合
    わせが特定の図柄の組み合わせである場合に大当たりと
    なる遊技機であって、 前記図柄表示装置の各列に設けられ、前記図柄表示装置
    に表示される前記図柄を遮蔽図柄により遮蔽する図柄遮
    蔽手段と、前記図柄遮蔽手段の遮蔽図柄で遮蔽する図柄
    の遮蔽量及び遮蔽するタイミングを制御する遮蔽制御手
    段と、を具備したことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記遮蔽手段の遮蔽図柄を前記図柄表示
    装置の各列の表示領域の上下又は左右に一対で配し、各
    列の前記表示領域には、前記一対の遮蔽図柄が全開した
    状態の第1の図柄と、前記一対の遮蔽図柄が全閉した状
    態の第2の図柄と、前記一対の遮蔽図柄が半開した状態
    の前記第1の図柄と第2の図柄とが組合わされた第3の
    図柄と、が前記遮蔽制御手段により選択されて表示され
    ることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記図柄表示装置の各列の停止した前記
    第1の図柄、又は前記第2の図柄、又は前記第3の図柄
    の組み合わせが、特定の図柄の組み合わせとなった場合
    に大当たりとなることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の遊技機。
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