JP2003116441A - 害虫防除用容器 - Google Patents

害虫防除用容器

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使いやすく、害虫防除剤等の安定性が良く、
高い害虫防除性能を有する害虫防除用容器を提供する。 【解決手段】 害虫防除用容器10は、害虫防除剤及び
/又は害虫誘引剤を収容した容器本体11と、容器本体
11に設けられた把持部13と、容器本体11に設けら
れた切除部15とを有している。把持部13を固定した
状態で切除部15を容器本体11から切除することで、
害虫防除剤と外気とを連通する開口が容器本体11に形
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蟻、ゴキブリ、ダ
ニ、ダンゴムシ、ゲジゲジ等のほふく害虫や、ガ、ハエ
等の飛翔害虫の防除に用いられる害虫防除用容器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、害虫防除用容器として、開閉蓋を
有する容器本体に害虫の出入口を設け、密閉袋に収容し
た害虫防除剤をこの容器本体に付属させたものがある。
この害虫防除用容器は、密閉袋を開封して、害虫防除剤
を、開閉蓋を開けた容器本体内に入れた後、開閉蓋を閉
じることで、使用可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の害虫防除用
容器では、密閉袋を開封したり、容器本体内に害虫防除
剤を入れたり、容器本体の開閉蓋を開閉したりするのが
煩雑で、使い勝手が悪かった。また、従来の害虫防除用
容器には、害虫防除性能の向上が望まれていた。本発明
は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、使いやすく、高い害虫防除性能を有する害虫防除用
容器を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、害虫防
除剤及び/又は害虫誘引剤を収容した容器本体と、前記
容器本体に設けられた把持部と、前記容器本体に設けら
れた切除部とを有し、前記把持部を固定した状態で前記
切除部を前記容器本体から切除することで前記害虫防除
剤と外気とを連通する開口が前記容器本体に形成される
害虫防除用容器によって達成される。
【0005】上記構成の害虫防除用容器によれば、使用
直前まで、容器本体内の害虫防除剤等を完全密封でき、
害虫防除剤等を安定に保つことができる。そして、ユー
ザーが切除部を切除する際に、把持部を手指などで把持
して固定することで、切除部を切除するための力がかけ
やすくなり、切除部を容易に切除できる。そして、切除
部を切除することで、害虫防除剤と外気とを連通する開
口が容器本体に形成されて、害虫防除用容器が使用可能
となる。別に封入された害虫防除剤を容器本体に入れた
り、容器本体の開閉蓋を開閉したりする手間が省けるた
め、使い勝手が良い。なお、本明細書においていう「切
除」には、切除部が容器本体に対して単に折られた状態
であって切除部が容器本体から完全には切り離されてい
ない状態も、切除部が押し破られた状態も、その意味に
含むものとする。
【0006】上記構成において、前記切除部は、前記容
器本体の前記把持部が設けられた側とは反対側に設けら
れることが好ましい。こうすれば、切除部を切除するた
めの力が一層かけやすくなり、切除部をより容易に切除
できる。また、上記構成において、前記切除部を前記容
器本体から切除することで、複数の開口が前記容器本体
に形成されることが好ましい。こうすれば、複数の害虫
防除剤等を収容することが可能となり、多種多様の害虫
に対して高い害虫防除効果が得られる。また、上記構成
において、前記容器本体が害虫防除剤を収容する複数の
室を有し、該複数の室のそれぞれに、前記開口が形成さ
れることが好ましい。こうすれば、害虫防除剤の収容量
を増やすことができるし、複数の室に異なる害虫防除剤
又は防除剤と誘引剤を組み合わせて入れておくことも可
能となるため、高い害虫防除効果が得られる。なお、室
内に粘着シートや粘着剤を配して、害虫を室内に粘着捕
獲するようにしてもよい。また、上記構成において、前
記容器本体の、前記把持部との接続箇所が凹状又は凸状
に形成されて、前記把持部が、前記容器本体の凹部又は
凸部の全域にわたって接続されていることが好ましい。
こうすれば、容器本体と把持部との接続面積を広くとる
ことができ、把持部が容器本体から折れたり外れたりす
るのを確実に防止できる。また、上記構成において、前
記切除部と前記容器本体との接続箇所に、前記切除部の
切除を円滑に行うための切除導入部が設けられているこ
とが好ましい。こうすれば、切除部を切除するのが容易
になり、使い勝手が一層向上する。また、上記構成にお
いて、容器本体に形成される開口は、対象とする害虫が
出入りできるものであればよく、例えば1個の大きさが
0.1〜5cm2であることが好ましく、0.2〜2c
2であることがより好ましい。こうすれば、長期にわ
たって高い害虫防除効果が得られる。開口が複数の場
合、それら開口の大きさを異ならせてもよい。
【0007】害虫防除剤としては、例えば、ホウ酸、ホ
ウ酸塩、アミジノヒドラゾン系殺虫剤をはじめ、有機リ
ン系、カーバメート系、ピレスロイド系などの殺虫剤が
挙げられ、これらのなかから一種または二種以上を混合
して用いられる。前記ホウ酸塩の具体例としては、例え
ば四ホウ酸ナトリウム(ホウ砂)、メタホウ酸ナトリウ
ム、過ホウ酸ナトリウム、ホウ酸アンモニウム、ホウ酸
カリウム、ホウ酸マグネシウムなどが挙げられ、また前
記アミジノヒドラゾン系殺虫剤の具体例としては、例え
ばテトラヒドロ−5,5−ジメチル−2(IH)−ピリ
ミジノイン{3−[4−(トリフルオロメチル)フェニ
ル]−1−{2−[4−(トリフルオロメチル)フェニ
ル]エテニル}−2−プロペニリデン}ヒドラゾンなど
が挙げられる。さらに、上記以外の殺虫剤としては、フ
ェニトロチオン、トリクロルホン、ピリダフェンチオ
ン、ダイアジノン、フェンチオンなどの有機リン系殺虫
剤、セビン、プロポクサーなどのカーバメート系殺虫
剤、レスメトリン、d−T80−レスメトリン、フェノ
トリン、ペルメトリン、フタルスリン、d−T80−フ
タルスリン、シフェノトリン、シペルメトリン、フェン
バレレート、エトフォンプロックス、プラレスリン、フ
ェンフルスリン、トランスフルトリンなどのピレスロイ
ド系殺虫剤、オキサジアゾール系殺虫剤のメトキサジア
ゾン、フィプロニル等のフェニルピラゾール系殺虫剤な
どが挙げられる。
【0008】害虫誘引成分としては、例えば、動植物エ
キス、カゼインなどの蛋白質類、繊維素粉、木粉、樹皮
などの動植物粉末、トウモロコシ油、ヒマシ油、オリー
ブ油、大豆油、ナタネ油、ピーナッツ油、米ぬか油など
の植物油、その他(3S,4R,6E,10Z)−3,
4,7,11−テトラメチル−トリデカ−6,10−ジ
エナール、(Z)−9−ヘキサデセナール、2,5−ジ
メチルピラジン、3−メチル−2,5−ジメチルピラジ
ン、Z,E−またはE,E−α−フラネセンなどの道し
るべフェロモン、カプリル酸、カプロン酸、カプリン
酸、ラウリル酸、オレイン酸などの有機酸、オクチルア
ルコール、ドデシルアルコール、オレインアルコールな
どの高級アルコール類、トリエチルアミン、エチルアミ
ンなどのアルキルアミン類、オニオンフレーバー、ミル
クフレーバー、バターフレーバー、ストロベリーフレー
バー、コーヒーフレーバーなどの食品用フレーバーなど
が挙げられる。
【0009】害虫防除剤の形態は、顆粒、粉粒体や、ゲ
ル、ペースト、ゼリー、液体など、容器本体の内部に収
容できる形態であればどのような形態であってもよい。
また、容器内壁に塗布する形態であってもよい。さら
に、害虫防除剤の効能は、速効性であっても、遅効性で
あってもよい。害虫防除剤が速効性である場合には、そ
の害虫防除剤を食した害虫は容器本体内もしくはその周
囲で死に至る。害虫防除剤が遅効性である場合には、そ
の害虫防除剤を食した害虫が害虫防除剤を巣に持ち帰れ
ば、その持ち帰った害虫防除剤を食した害虫または接触
した害虫も防除することができる。
【0010】さらに、幼若ホルモン剤、摂食物質、酸化
防止剤、防腐剤、誤食防止剤、着色剤などが用いられ
る。幼若ホルモン剤としては、例えば、メトプレン、ハ
イドロプレン、ピリプロキシフェンなどの昆虫幼若ホル
モン剤、プレコセンなどの抗幼若ホルモン剤、エクダイ
ソンなどの脱皮ホルモン剤などが挙げられる。摂食物質
としては、例えば、小麦粉、米粉、米糖、とうもろこし
粉などの穀粉、ポテトスターチ、コーンスターチなどの
スターチ類、グラニュー糖、麦芽糖、アラビノース、ガ
ラクトース、ラクトース、フルクトース、ソルビトー
ル、廃糖蜜、蜂蜜などの糖類、および糖蜜類やグリセリ
ンなどが挙げられる。酸化防止剤としては、例えば、
2,6−ジ−タ−シャリ−ブチル−4−メチルフェノー
ル、2,2−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチ
ル)フェノールなどのフェノール誘導体が挙げられる。
防腐剤としては、例えば、ソルビン酸、ソルビン酸塩、
パラオキシ安息香酸エステル類などが挙げられる。誤食
防止剤としては、例えば、トウガラシ粉、トウガラシエ
ッセンスなどが挙げられる。着色剤としては、例えば、
赤色2号、赤色3号、赤色102号、赤色201号、黄
色4号、黄色5号、青色1号、青色2号、カーボンブラ
ックなどの色素、顔料が挙げられる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の一例を
図面に基づいて詳しく説明する。図1に示す害虫防除用
容器10は、容器本体11と、容器本体11に設けられ
た把持部13と、容器本体11の、把持部13が設けら
れた側とは反対側に設けられた切除部15とを有してい
る。
【0012】容器本体11は、ここでは、底壁に周壁を
立設してなる本体下部11aに、天壁となる本体上部1
1bを組み合わせて構成されているが、特にこれに限定
はされず、一部品から構成されてもよい。本体下部11
aには仕切り壁11cが設けられており、容器本体11
は、仕切り壁11cによって仕切られた二つの室12
a,12bを有している。各室12a,12bには、異
なる種類の害虫防除剤を収容することができ、例えば、
一方の室12aにはヒドラメチルノン顆粒を収容し、他
方の室12bにはホウ酸ゼリーを収容することができ
る。しかしこれに限定されず、同種類の害虫防除剤を二
つの室12a,12bに収容してもよい。また、複数の
室12a,12bを、仕切り壁11cで仕切る代わり
に、互いに離して設置してもよい。また、図示しない
が、室を一つにして、その一つの室に後述するような開
口を複数形成するようにしてもよい。
【0013】本体上部11bは、室12a,12b内に
収容された害虫防除剤の残量を視認できるように、少な
くともその一部を透明ないし半透明にしておくことがで
きる。しかしこれに限定されず、本体上部11bの代わ
りに本体下部11aに透明な部分を設けてもよいし、本
体上部11b及び本体下部11aの両方に透明な部分を
設けてもよい。
【0014】把持部13は、ここでは、その上面が本体
上部11bの上面とほぼ面一になるように板状に形成さ
れて、本体下部11aの周壁の所定箇所(略四角筒状の
周壁の一面)に設けられている。把持部13は、本体下
部11aに一体成形されている。把持部13の高さ(厚
み)は、容器本体11の高さより低くなっている。本体
下部11aの周壁の、把持部13が接続される箇所は、
凹部(三角形状凹部)11dになっている。把持部13
は、本体下部11aの凹部11dの全域にわたって接続
されるとともに、凹部11dに隣接する、本体下部11
a周壁の平坦な部分にも接続されている。こうして、把
持部13と容器本体11との接続面積を広くして、把持
部13が容器本体11から折れたり外れたりしないよう
にしている。
【0015】切除部15は、本体下部11aの周壁の、
把持部13が設けられた側とは反対側の箇所に設けられ
ている。切除部15は、本体下部11aに一体成形され
たものでもよいし、後付けされたものでもよい。平面視
において、切除部15は、容器本体11の外周から突出
している。切除部15は、ここでは、板状に形成され
て、本体下部11aの周壁に接続される複数の(ここで
は二つの)脚部15a,15aを有している。各脚部1
5aの、本体下部11aの周壁との接続箇所には、切除
導入部としての溝15bが設けられている。図示しない
が、切除導入部として、切欠きを設けたり、切除部15
と本体下部11aとを接続する破断可能な部材を設けた
りすることもできる。切除部15の表面には、滑り止め
機能を奏する凸部(凸条)及び/又は凹部(凹条)が設
けられている。
【0016】本実施形態の使用方法を説明する。使用開
始前は、害虫防除剤又は害虫誘引剤は各室12a,12
b内に完全密封されている。使用時には、ユーザーは、
例えば一方の手指で把持部13を把持固定し、他方の手
指で切除部15を把持するとともに切除部15を切除す
るような(折るような)力をかける。切除部15の対向
する位置に把持部13が設けられているので、切除部1
5を切除するような力をかけやすい。例えば、把持部1
3の上面を手の親指で支持し、把持部13の下面を、折
り曲げた人差し指の側面で支持することができる。この
とき、折り曲げた人差し指が凹部11d内に入り込み、
その人差し指の一部により凹部11d内で本体下部11
aの周壁を支持することができる。こうして、容器本体
11をしっかりと把持固定できる。
【0017】切除部15を容器本体11から切除した様
子を図2に示す。容器本体11には、その本体下部11
aの周壁に、複数の(ここでは二つの)開口16a,1
6bが形成されている。これら開口16a,16bは、
使用開始前には切除部15の脚部15a,15aによっ
て塞がれていた。開口16a,16bは、それぞれ各室
12a,12b内の害虫防除剤と外気とを連通する。開
口16a,16bを通じて、害虫誘引成分等が外気に発
散される。本体下部11aの周壁の、開口16a,16
bが設けられた箇所は、底壁下面から開口16a,16
bに向かう傾斜面17a,17bになっている。蟻など
の害虫は、この傾斜面17a,17bを昇ったり降りた
りして、容器本体11の各室12a,12bに入出す
る。
【0018】以上のような害虫防除用容器10によれ
ば、使用直前まで、容器本体11内の害虫防除剤または
害虫誘引剤を完全密封できる。そして、ユーザーが切除
部15を切除する際に、切除部15に対向配置された把
持部13を手などで把持固定することで、切除部15を
切除するための力がかけやすくなり、切除部15を容易
に切除できる。そして、切除部15を切除することで、
害虫防除剤と外気とを連通する開口16a,16bが容
器本体11に形成されて、害虫防除用容器を使用可能と
なる。本実施形態によれば、把持部13が容器本体11
から折れたり外れたりすることがなく、かつ、脚部15
aに溝15bを設けたことで切除部15を容易に切除で
きるので、使い勝手が良い。
【0019】なお、本発明は、前述した実施形態に限定
されるものではなく、適宜な変形、改良等が可能であ
る。例えば、図3(A)に示すように、容器本体11
の、把持部13との接続箇所に凸部(四角形状凸部)1
1dが形成されてもよい。なお、この凸部11dや、図
1及び2に示した凹部11dの形状は、三角形状や四角
形状のものに限らず、半円形状や楕円形状、花びら状な
ど、丸みを帯びたものであってもよい。例えば、図3
(B)に示すように、容器本体11の、周壁ではなく上
面に、把持部13が形成されてもよい。
【0020】また、図4(A)に示すような構成とする
こともできる。この害虫防除用容器20は、中空直方体
状の容器本体21の長手方向中央に、凹状の把持部23
を備えている。把持部23は、容器本体21の一方の長
辺に設けられ、短辺の方向に沿って容器本体21の内部
へ延びている。この把持部23に手指を挿入して、容器
本体21をしっかりと把持固定することができる。容器
本体21の他方の長辺には、複数の(ここでは2個の)
切除片25,25が設けられている。切除片25は、把
持部23を境とした一方側と他方側とにそれぞれ1個ず
つ設けられている。図4(A)におけるB−B断面図で
ある図4(B)に示すように、切除片25は、断面L字
状に形成されている。切除片25の、一方の端部は上方
に向かって延び、他方の端部は天壁となる本体上部21
bに平行に延びるとともに本体下部21aの周壁に接続
されている。切除片25の上方に延びた部分と、本体下
部21aの周壁との間の隙間に手指を引掛けることで、
切除片25にモーメント力を作用させて、切除片25を
本体下部21aから切除する(折り取る)ことができ
る。このとき、本体下部21aの周壁に開口が形成され
る。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
使いやすく、高い害虫防除性能を有する害虫防除用容器
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す概略斜視図である。
【図2】一実施形態の使用状態を説明する図である。
【図3】本発明の変形例を示す図である。
【図4】本発明の他の変形例を示す図である。
【符号の説明】
10,20 害虫防除用容器 11,21 容器本体 12a,12b 室 13,23 把持部 15,25 切除部 16a,16b 開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A01N 59/14 A01N 59/14 Fターム(参考) 2B121 AA12 AA14 AA16 AA17 BA09 BA36 BA42 CA02 CA15 CA44 CC02 CC27 CC28 CC29 CC31 EA01 FA02 4H011 AC01 AC07 BA01 BA06 BA08 BB09 BB18 BB22 BC22 DA02 DB01 DB02 DD05 DD06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 害虫防除剤及び/又は害虫誘引剤を収容
    した容器本体と、前記容器本体に設けられた把持部と、
    前記容器本体に設けられた切除部とを有し、前記把持部
    を固定した状態で前記切除部を前記容器本体から切除す
    ることで前記害虫防除剤と外気とを連通する開口が前記
    容器本体に形成される害虫防除用容器。
  2. 【請求項2】 前記切除部が、前記容器本体の前記把持
    部が設けられた側とは反対側に設けられた請求項1に記
    載の害虫防除用容器。
  3. 【請求項3】 前記切除部を前記容器本体から切除する
    又は押し破ることで、複数の開口が前記容器本体に形成
    される請求項1又は2に記載の害虫防除用容器。
  4. 【請求項4】 前記容器本体が害虫防除剤を収容する複
    数の室を有し、該複数の室のそれぞれに、前記開口が形
    成される請求項3に記載の害虫防除用容器。
  5. 【請求項5】 前記容器本体の、前記把持部との接続箇
    所が凹状又は凸状に形成されて、前記把持部が、前記容
    器本体の凹部又は凸部の全域にわたって接続されている
    請求項1〜4のいずれかに記載の害虫防除用容器。
  6. 【請求項6】 前記切除部と前記容器本体との接続箇所
    に、前記切除部の切除を円滑に行うための切除導入部が
    設けられている請求項1〜5のいずれかに記載の害虫防
    除用容器。
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