JP2003116011A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法

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JP2003116011A
JP2003116011A JP2001307053A JP2001307053A JP2003116011A JP 2003116011 A JP2003116011 A JP 2003116011A JP 2001307053 A JP2001307053 A JP 2001307053A JP 2001307053 A JP2001307053 A JP 2001307053A JP 2003116011 A JP2003116011 A JP 2003116011A
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Satoshi Noda
野田  聡
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 読み取り倍率がどのように変化しても、AC
S処理での判定精度を良好に維持できるようにする。 【解決手段】 画像処理装置のACS処理部16の構成
として、読取光学部で読み取られた原稿の画像データを
構成する各々の画素がカラー画素か白黒画素かを判定す
る画素色判定部24と、画像データを複数のブロックに
分割するとともに、各々のブロックに含まれる画素のう
ち、画素色判定部24でカラー画素と判定された画素数
とブロック色判定用の閾値とを比較し、この比較結果に
基づいて各々のブロックがカラーブロックか白黒ブロッ
クかを判定するブロック色判定部25と、読取光学部に
よる画像の読み取り倍率に応じて、ブロック色判定部2
5で分割されるブロックのサイズとブロック色判定用の
閾値とを可変する可変手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿の画像を読み
取ってその画像データを処理するデジタル複写機、イメ
ージスキャナ、ファクシミリ装置等の画像処理装置とそ
の画像処理方法に関し、特に、読み取り対象の原稿がカ
ラー原稿か白黒原稿かを自動的に選別するACS(Auto
Color Selection)処理機能を備えた画像処理装置とその
画像処理方法に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、デジタルカラー複写機等の画像
処理装置においては、読み取り対象の原稿がカラー原稿
か白黒原稿かに応じて画像形成モード(カラーモード/
白黒モード)を切り換えるようにしている。こうした画
像形成モードの切り換えは、消費電力の節減や生産性の
向上などを目的として行われる。また、読み取り対象の
原稿がカラー原稿か白黒原稿かの判断は、ユーザがその
都度指定しなくても、画像処理装置が備えるACS処理
機能によって自動的に行うものが公知となっている。
【0003】画像処理装置におけるACS処理は主に3
つの処理ステップで行われる。第1の処理ステップで
は、これに先立つ原稿画像の読み取り走査(読み取り処
理に係る動作)によって得られた画像データを用いて、
その画像データを構成する各々の画素がカラー画素か白
黒画素かを判定する処理(以下、画素色判定処理)を行
う。第2の処理ステップでは、読み取り走査によって得
られた原稿の画像データを複数のブロックに分割すると
ともに、各々のブロックごとに上記第1の処理ステップ
でカラー画素(又は白黒ブロック)と判定された画素数
とブロック色判定用の閾値とを比較し、この比較結果に
基づいて各々のブロックがカラーブロックか白黒ブロッ
クかを判定する処理(以下、ブロック色判定処理)を行
う。第3の処理ステップでは、上記第2の処理ステップ
でカラーブロック(又は白黒ブロック)と判定されたブ
ロック数と原稿色判定用の閾値とを比較し、この比較結
果に基づいて原稿がカラー原稿か白黒原稿かを判定する
処理(以下、原稿色判定処理)を行う。
【0004】また、ACS処理機能を用いた画像処理装
置の動作方式には2つの方式がある。一つは、原稿の画
像を予備的に読み取り走査(プレスキャン)し、この読
み取り走査によって得られた画像データを用いてACS
処理を行った後、原稿の画像を再び読み取り走査(本ス
キャン)する方式(以下、プレスキャン方式という)で
ある。もう一つは、少なくとも原稿1枚分(1ページ
分)の画像データを記憶(スプール)し得るページメモ
リを装置内に設け、原稿の画像を読み取り走査(本スキ
ャン)して得られる画像データをページメモリに記憶し
つつ、当該ページメモリ内の画像データを用いてACS
処理を行う方式(以下、プレスキャンレス方式という)
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記2
つの動作方式には次のような不具合があった。即ち、プ
レスキャン方式を採用した場合は、1枚の原稿の画像を
読み取るにあたって、画像の読み取り走査を2回(プレ
スキャン→本スキャン)行う必要があるため、生産性が
著しく低下(実質1/2程度に低下)してしまう。
【0006】また、プレスキャンレス方式を採用した場
合は、上述のような生産性の低下を回避できるものの、
原稿の画像を読み取るときの条件(以下、読み取り条
件)が基準となる条件と異なる場合にACS処理の判定
精度が悪化する恐れがある。例えば、原稿の画像を読み
取るときの倍率(以下、読み取り倍率)が変わると、こ
れに応じて読み取り走査時のキャリッジ移動速度(副走
査方向の読み取り走査速度)が変化する。これに対し
て、画像処理装置で行われるACS処理では、読み取り
倍率が等倍のときを基準に各種の処理条件が設定されて
いる。そのため、読み取り倍率が等倍以外のときはAC
S処理の処理条件が不適切になって判定精度の悪化を招
いてしまう。
【0007】ちなみに、読み取り倍率は、デジタル複写
機などで拡大縮小処理(変倍処理)を行う際に指定され
るコピー倍率に相当するもので、パーセント(%)で表
される。よって、読み取り倍率が等倍とは、読み取り倍
率が100%の場合をいう。
【0008】以上のことから従来の画像処理装置では、
ACS処理での判定精度の悪化を回避するために、画像
の読み取り条件が基準となる条件と異なるときはプレス
キャン方式を適用してACS処理を行うようにしてい
る。具体例として、読み取り倍率が等倍以外のときは、
等倍時に対応した走査速度でプレスキャンを行ってAC
S処理を実行した後、実際の読み取り倍率に対応した走
査速度で本スキャンを行う方式(上記のプレスキャン方
式)を適用している。そのため、読み取り条件が基準の
条件と異なるときは(例えば、読み取り倍率が等倍以外
のときは)生産性の低下が避けられない状況となってい
る。
【0009】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、読み取り倍率な
どの条件がどのように変化しても、ACS処理での判定
精度を良好に維持することができる画像処理装置及び画
像処理方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像処理装
置は、原稿の画像を読み取る画像読取手段と、この画像
読取手段で読み取られた原稿の画像データを構成する各
々の画素がカラー画素か白黒画素かを判定する画素色判
定手段と、画像データを複数のブロックに分割するとと
もに、各々のブロックに含まれる画素のうち、画素色判
定手段でカラー画素又は白黒画素と判定された画素数と
ブロック色判定用の閾値とを比較し、この比較結果に基
づいて各々のブロックがカラーブロックか白黒ブロック
かを判定するブロック色判定手段と、画像読取手段によ
る画像の読み取り倍率に応じて、ブロック色判定手段で
分割されるブロックのサイズとブロック色判定用の閾値
とを可変する可変手段とを備えた構成となっている。
【0011】上記構成の画像処理装置においては、画像
読取手段による画像の読み取り倍率に応じて、ブロック
色判定手段で分割されるブロックのサイズとブロック色
判定用の閾値とを可変することにより、読み取り倍率が
どのような値に設定された場合でも、ブロック色判定手
段で同様の判定結果を得ることが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像処理装置
を、例えばイメージスキャナ等の画像読取装置に適用し
た場合の実施の形態につき、図面を参照しつつ詳細に説
明する。なお、本発明に係る画像処理装置は画像読取装
置に限らず、デジタルカラー複写機、ファクシミリ装置
等の画像形成装置などにも適用可能である。
【0013】図1は本発明が適用される画像読取装置の
構成を示す概略図である。図示した画像読取装置1は、
読み取り対象の原稿2を予め設定された読取位置に自動
的に送り込む自動原稿送り装置(ADF)付きの原稿押
さえカバー3を備えた構成となっている。原稿押さえカ
バー3は、装置本体4上でヒンジ機構等により開閉自在
に支持され、ユーザにより開閉操作されるものである。
装置本体4の上面部には、原稿台となるプラテンガラス
5が設けられている。読み取り対象となる原稿2は、自
動原稿送り装置によってプラテンガラス5上に搬送され
るか、ユーザの手作業によってプラテンガラス5上にセ
ット(載置)される。
【0014】一方、装置本体4の内部には、原稿の画像
を読み取る画像読取手段としての読取光学部が設けられ
ている。この読取光学部は、フルレートキャリッジ6及
びハーフレートキャリッジ7を有する光学走査系と、結
像レンズ8と、光電変換素子9とを備えて構成されてい
る。フルレートキャリッジ6にはランプ(光源)10と
第1ミラー11が搭載され、ハーフレートキャリッジ7
には第2ミラー12と第3ミラー13が搭載されてい
る。結像レンズ8及び光電変換素子9は、第3ミラー1
3による光の反射方向に順に配置されている。
【0015】フルレートキャリッジ6及びハーフレート
キャリッジ7は、共通のキャリッジ移動用モータを駆動
源として副走査方向(図の左右方向)に移動可能に設け
られている。この副走査方向への移動に際して、ハーフ
レートキャリッジ7はフルレートキャリッジ6の1/2
の移動量(移動速度)をもって移動し、これによって副
走査方向のいずれの位置にキャリッジ6,7が移動した
状態でも、プラテンガラス5上の原稿面から光電変換素
子9の受光部までの光学距離が常に一定に維持される構
成となっている。
【0016】ランプ10は、原稿2の被読み取り面に向
けて光を照射するものである。第1ミラー11、第2ミ
ラー12及び第3ミラー13は、ランプ10から原稿2
に向けて光を照射した際に、原稿面からの反射光を順に
反射するものである。結像レンズ8は、第3ミラー13
によって反射された光を所定の縮小倍率で光電変換素子
9の受光面に結像させるものである。光電変換素子9
は、原稿画像を読み取るためのイメージセンサで、例え
ばR(赤),G(緑),B(青)の各色に対応した3ラ
イン固体撮像素子(CCD等)によって構成されてい
る。この光電変換素子9は、原稿からの反射光を各色の
ラインごとに画素単位で光電変換して、R,G,Bのア
ナログ画像信号(以下、RGB信号と記す)を出力す
る。
【0017】図2は本発明が適用される画像読取装置の
制御構成を示すブロック図である。図2において、光電
変換素子9から入力されるRGB信号は、アナログ/シ
ェーディング補正部14に与えられる。このアナログ/
シェーディング補正部14は、光電変換素子9から与え
られるRGB信号に対して、自動ゲイン制御(AG
C)、自動オフセット制御(AOC)等の処理を実施し
た後、A/D変換を施す。このA/D変換により、RG
B信号はアナログ値からデジタルの多値情報に変換され
るため、このデジタル化されたRGB信号に対し、アナ
ログ/シェーディング補正部14がシェーディング補正
を施す。
【0018】こうして補正されたRGB信号(多値情
報)は画像処理部15へ送られる。画像処理部15は、
前述したプレスキャンレス方式に対応するためのページ
メモリを備えるとともに、アナログ/シェーディング補
正部14から与えられたRGB信号に対して種々の画像
処理を施すものである。この画像処理部15での処理形
態の一つとして、RGB→L*a*b*の変換処理がある。こ
の変換処理では、RGB信号が明度を表すL*と色度(色
相及び彩度)を表すa*,b*の多値情報に変換される。こ
の変換処理によって生成されたL*a*b*信号はACS処理
部16に送られる。このACS処理部16は、読み取り
対象となった原稿がカラー原稿か白黒原稿かを判別する
処理を行うものである。
【0019】一方、主制御部17は、例えばCPU(中
央演算処理装置)等によって構成され、ROM(Read-On
ly Memory)18に格納された制御プログラムに従って本
装置全体の処理動作を統括的に制御するものである。主
制御部17には、ユーザインタフェースとなる操作パネ
ル19が接続され、この操作パネル19を介して各種の
設定情報が入力される構成となっている。ADF制御部
20、照明制御部21及び走査制御部22は、それぞれ
主制御部17からの命令に従って制御対象部の動作を制
御するものである。即ち、ADF制御部20は、先述の
原稿押さえカバー3に装備された自動原稿送り装置の動
作を制御し、照明制御部21は先述のフルレートキャリ
ッジ6に搭載されたランプ10のオンオフ動作を制御
し、走査制御部22は、キャリッジ移動用モータ(ステ
ッピングモータ等)23の回転動作を制御する。
【0020】図3はACS処理部16の内部構成を示す
ブロック図である。図示のようにACS処理部16は、
画素色判定部24、ブロック色判定部25及び原稿色判
定部26によって構成されている。画素色判定部24
は、光学走査系を用いて読み取り走査された原稿の画像
データ(二次元的な配列をなす多数の画素データ)を用
いて、当該画像データを構成する各々の画素がカラー画
素か白黒画素かを判定するものである。この画素色判定
部24における画素色(カラー/白黒)の判定処理に
は、画像処理部15から与えられる色度信号(a*,b*信
号)が用いられる。また、画素色判定部24による画素
色(カラー/白黒)の判定結果はブロック色判定部25
に送られる。
【0021】ブロック色判定部25は、読み取り走査に
よって得られた画像データを複数のブロックに分割する
とともに、各々のブロックがカラーブロックか白黒ブロ
ックかを判定するものである。このブロック色判定部2
5におけるブロック色(カラー/白黒)の判定処理に
は、画素色判定部24から送られる画素色の判定結果が
用いられる。また、ブロック色判定部25によるブロッ
ク色の判定結果は原稿色判定部26に送られる。
【0022】原稿色判定部26は、画像の読み取り対象
となった原稿がカラー原稿か白黒原稿かを判定するもの
である。この原稿色判定部26における原稿色(カラー
/白黒)の判定処理には、ブロック色判定部25から送
られるブロック色の判定結果が用いられる。また、原稿
色判定部26による原稿色の判定結果は主制御部17に
送られて、例えば画像形成装置等で画像を形成(出力)
する際に利用される。
【0023】次に、画素色判定部24、ブロック色判定
部25及び原稿色判定部26における各々の処理内容の
具体例について説明する。
【0024】先ず、画素色判定部24では、図4に示す
ように、L*a*b*表色系の均等色空間で色相及び彩度を表
す色度平面上(a*b*平面上)に、a*の最小閾値THa1及
び最大閾値THa6と、b*の最小閾値THb1及び最大閾値
THb6とを用いて画素色判定領域を設定し、判定対象の
画素(注目画素)がもつ色度値(a*b*の値)が画素色判
定領域に含まれるか否かに応じて画素色(カラー/白
黒)を判定する。この場合、色度平面上に設定される画
素色判定領域は無彩色に近い色度範囲で規定されるた
め、この画素色判定領域を白黒領域とし、この白黒領域
に含まれる色度値をもつ画素を白黒画素、それ以外の画
素(即ち、白黒領域に含まれない色度値をもつ画素)を
カラー画素と判定する。こうした画素色判定は画素ごと
に行われる。
【0025】一方、ブロック色判定部25では、先ず、
図5に示すように、読み取り走査によって得られた原稿
の画像データを、主走査方向(光電変換素子の画素列方
向)にm画素、副走査方向(キャリッジの移動方向)に
nラインの大きさで複数のブロックに分割する。このブ
ロック分割は、原稿読み取り領域の全領域にわたって行
われる。次いで、先に分割した各々のブロックごとに、
画素色判定部24でカラー画素と判定された画素数をカ
ウントするとともに、このカウント値と予め設定された
ブロック色判定用の閾値とを比較する。そして、カウン
ト値が閾値よりも多い場合はカラーブロック、閾値以下
の場合は白黒ブロックと判定する。
【0026】また、原稿色判定部26では、上述のよう
に分割された複数のブロックのうち、ブロック色判定部
25でカラーブロックと判定されたブロック数をカウン
トするとともに、このカウント値と予め設定された原稿
色判定用の閾値とを比較する。そして、カウント値が閾
値よりも多い場合はカラー原稿、閾値以下の場合は白黒
原稿と判定する。
【0027】なお、上記の例では、ブロック色判定部2
5での処理内容として、カラー画素と判定された画素数
をカウントしてブロック色判定用の閾値と比較するとし
たが、ブロック色判定用の閾値を白黒画素数に対応して
設定しておけば、白黒画素と判定された画素数をカウン
トして閾値と比較することでも同様のブロック色判定結
果を得ることが可能である。これと同様に、原稿色判定
部26での処理内容として、原稿色判定用の閾値を白黒
ブロック数に対応して設定しておけば、白黒ブロックと
判定されたブロック数をカウントして閾値と比較するこ
とでも同様の原稿色判定結果を得ることが可能である。
【0028】ここで、原稿の画像を読み取る際の読み取
り倍率をk(%)とし、この読み取り倍率kが等倍(1
00%)のときにブロック色判定部26で分割される各
々のブロックが主走査方向にm画素、副走査方向にnラ
インの大きさで設定されるものとすると、等倍時におけ
るブロックのサイズ(m×n)は、ACS処理部16で
の原稿色(カラー原稿/白黒原稿)の選別が最も安定的
にかつ的確に行われるような条件(最適条件)で予め設
定される。具体的には、例えば、原稿の種別(テキス
ト、写真、グラフィックなど)の出現頻度やテキスト原
稿で使用される文字のフォント、サイズなどの出現頻度
などの経験則や統計的データに基づいて等倍時における
ブロックのサイズが最適条件に設定される。
【0029】これに対して、副走査方向の読み取り走査
速度となるフルレートキャリッジ6の移動速度(以下、
キャリッジ移動速度という)は、読み取り倍率に応じて
主制御部17により可変制御される。その際、読み取り
倍率が等倍時におけるキャリッジ移動速度をv(mm/sec)
とすると、読み取り倍率が等倍以外のとき(つまり、縮
小拡大時)のキャリッジ移動速度は“v×(100/
k)”となるように制御される。したがって、例えば読
み取り倍率kが200%のときのキャリッジ移動速度は
等倍時に比較して1/2倍の速度(低速)になり、読み
取り倍率kが50%のときのキャリッジ移動速度は等倍
時に比較して2倍の速度(高速)になる。
【0030】このように読み取り倍率に応じてキャリッ
ジ移動速度(読み取り走査速度)が変化すると、原稿の
画像を読み取り走査した際に得られる画像データの量
(読み取り画素数)も変化する。例えば、あるサイズの
原稿を読み取り対象とした場合、読み取り倍率が200
%のときに得られる画像データの量は等倍時に比較して
2倍の量(多量)となり、読み取り倍率が50%のとき
に得られる画像データの量は等倍時に比較して1/2倍
の量(少量)となる。
【0031】そこで本実施形態に係る画像読取装置1に
おいては、画像読取手段による読み取り倍率(kの値)
に応じて、ブロック色判定部25で分割されるブロック
のサイズとブロック色判定用の閾値とを可変する機能を
持たせている。
【0032】具体的には、操作パネル19を用いてユー
ザにより選択(又は入力)された読み取り倍率(kの
値)を主制御部17で認識し、この認識した読み取り倍
率をACS処理部16に通知する。これに対して、AC
S処理部16では、主制御部17から通知された読み取
り倍率に応じて、ブロック色判定時に適用すべきブロッ
クのサイズとブロック色判定用の閾値とを設定し、この
設定条件に基づいてブロック色の判定を行う。
【0033】ちなみに、ブロックサイズ及びブロック色
判定用閾値の設定についてはブロック色判定部25の代
わりに主制御部17で行い、この主制御部17での設定
条件に基づいてブロック色判定部25がブロック色の判
定を行うものとしてもよい。
【0034】読み取り倍率に応じたブロックサイズの設
定条件としては、上述のように読み取り倍率kが等倍
(100%)のときに適用されるブロックサイズが主走
査方向にm画素、副走査方向にnラインの大きさ(m×
n)で設定されるものとすると、縮小拡大時に適用され
るブロックサイズは“m×{n×(k/100)}”で
設定される。
【0035】上記の設定条件にしたがってブロックサイ
ズを可変することにより、読み取り倍率が100%を超
える拡大時には等倍時よりも大きなブロックサイズで画
像データが分割され、読み取り倍率が100%未満の縮
小時には等倍時よりも小さなブロックサイズで画像デー
タが分割される。つまり、読み取り倍率が大きくなれば
(画像データの量が多くなれば)、それに応じてブロッ
クサイズも大きくなり、逆に、読み取り倍率が小さくな
れば(画像データの量が少なくなれば)、それに応じて
ブロックサイズも小さくなる。具体例として、読み取り
倍率が200%のときに適用されるブロックサイズは図
6に示すように等倍(100%)時に比較して2倍の大
きさとなり、読み取り倍率が50%のときに適用される
ブロックサイズは等倍時に比較して1/2倍の大きさと
なる。
【0036】これにより、読み取り倍率に応じてキャリ
ッジ移動速度(読み取り走査速度)が変化しても、ブロ
ック色判定部25で画像データを複数のブロックに分割
した場合に、一つのブロックに含まれる画像の範囲が常
に一定となる。換言すると、あるサイズの原稿を読み取
り対象とした場合、読み取り倍率がどのように変わって
も、ブロック色判定部25で分割されるブロックの総数
は常に同じ数となる。したがって、ブロック色判定部2
5では常に読み取り倍率に適した大きさで画像データを
分割することができる。
【0037】一方、読み取り倍率に応じたブロック色判
定用閾値の設定条件としては、読み取り倍率kが等倍
(100%)のときに適用されるブロック色判定用の閾
値が“Bth”で設定されるものとすると、縮小拡大時に
適用されるブロック色判定用の閾値は“Bth×(k/1
00)”で設定される。
【0038】上記の設定条件にしたがってブロック色判
定用の閾値を可変することにより、先述のブロックサイ
ズの可変によって一つのブロックに含まれる画素数が変
化(増減)しても、これに応じてブロック色判定用の閾
値が適切の変更されるようになる。具体例として、読み
取り倍率が200%のときに適用されるブロックサイズ
で画像データを分割した場合は、一つのブロックに含ま
れる画素数が2倍となり、これに応じてブロック色判定
用の閾値も等倍時の2倍に設定される。また、読み取り
倍率が50%のときに適用されるブロックサイズで画像
データを分割した場合は、一つのブロックに含まれる画
素数が1/2倍となり、これに応じてブロック色判定用
の閾値も等倍時の1/2に設定される。そのため、ブロ
ックサイズとブロック色判定用閾値との整合性が維持さ
れる。
【0039】その結果、ACS処理部16においては、
読み取り倍率が等倍時以外の縮小拡大時でも、等倍時と
同等の安定度及び的確度をもって原稿色(カラー原稿/
白黒原稿)を判定することが可能となる。以上のことか
ら、ACS処理機能を用いた画像読取装置の動作方式と
しては、全ての読み取り倍率でプリスキャンレス方式を
適用してACS処理を行うことが可能となる。
【0040】ところで、上記画像読取装置1を備えるデ
ジタル複写機等の画像処理装置では、読取光学部による
画像読み取りモードの一つとして、原稿の画像を部分的
に読み取るモード(以下、部分読み取りモード)を有
し、この部分読み取りモードで読み取られた画像データ
を用紙等に出力(複写)する機能を備えたものがある。
部分読み取りモードでは、原稿のコーナ部を原点とし、
この原点を基準に読み取り領域を設定する場合のほか、
原稿内の任意の位置を読み取り領域に設定する場合があ
る。
【0041】上記部分読み取りモードを利用した画像の
出力機能は、例えば装置で取り扱い可能な最大原稿サイ
ズが定形のA3サイズであって、このA3サイズの原稿
の全領域にうち、1/4部分の画像を読み取って、その
画像データをA4サイズの用紙に出力する場合などに利
用される。また、これ以外にも、上述のようにA3サイ
ズの原稿の1/4部分の画像を読み取って、その画像デ
ータをA3サイズの用紙に拡大して出力する場合、或い
はA3サイズの原稿の1/2部分の画像を読み取って、
その画像データをB5サイズの用紙に縮小して出力する
場合などに利用される。さらに、上記最大原稿サイズ以
外の原稿を読み取り対象とする場合も利用される。
【0042】このような機能を実際に利用した場合(読
取光学部が原稿の画像を部分的に読み取った場合)は、
原稿の全領域を読み取る場合に比較して画像データの量
が少なくなる。これに対して一般に、原稿色判定部26
での判定処理に用いられる原稿色判定用の閾値は、原稿
の全領域を読み取ることを前提に設定されている。その
ため、原稿の画像を部分的に読み取った場合は、原稿色
判定部26で用いられる原稿色判定用の閾値が不適切な
ものとなってしまう。
【0043】そこで本発明の他の実施形態においては、
読取光学部が原稿の画像を部分的に読み取った場合に、
原稿の全領域に対する読み取り領域の面積比に応じて原
稿色判定用の閾値を可変する機能を持たせることとし
た。
【0044】具体的には、操作パネル19を用いてユー
ザにより部分読み取りモードが選択(又は設定)された
場合に、これを主制御部17で認識して部分読み取りモ
ードを実行する旨をACS処理部16に通知する。これ
に対して、ACS処理部16では、主制御部17から部
分読み取りモードの実行が通知されると、この部分読み
取り動作モードに応じて原稿色判定用の閾値を設定し、
この設定条件に基づいて原稿色の判定を行う。
【0045】ちなみに、原稿色判定用の閾値の設定につ
いては原稿色判定部26の代わりに主制御部17で行
い、この主制御部17での設定条件に基づいて原稿色判
定部26が原稿色の判定を行うものとしてもよい。
【0046】部分読み取りモードに応じた原稿色判定用
の閾値の設定条件としては、原稿の全領域を読み取る場
合(通常の読み取りモードの場合)に適用される原稿色
判定用の閾値が“Dth”で設定されるものとすると、部
分読み取りモード時に適用される原稿色判定用の閾値
は、原稿の全領域に対する読み取り領域の面積比“S”
に応じて“Dth×S”に設定される。面積比Sは、原稿
の全領域に対して実際に読み取りが行われる領域の面積
比を表すもので、例えば、図7に示すようにA3サイズ
の原稿の1/4部分(右上がりのハッチング部分)を読
み取る場合は“S=1/4”となり、1/16部分(ク
ロスのハッチング部分)を読み取る場合は“S=1/1
6”となる。
【0047】上記の設定条件にしたがって原稿色判定用
の閾値を可変することにより、部分読み取りモードで原
稿の画像を読み取る場合に、これに応じて原稿色判定用
の閾値が適切に変更されるようになる。具体例として、
原稿の1/4部分を読み取る場合は、原稿色判定用の閾
値が原稿の全領域を読み取る場合の1/4となるように
変更され、原稿の1/16部分を読み取る場合は、原稿
色判定用の閾値が原稿の全領域を読み取る場合の1/1
6となるように変更される。その結果、ACS処理部1
6においては、部分読み取りモードが実行された場合で
も、原稿色(カラー原稿/白黒原稿)を安定的にかつ的
確に判定することが可能となる。
【0048】また、部分読み取りモードの実行に際し
て、読み取り倍率が等倍以外で設定された場合は、先述
の実施形態と同様に読取光学部による読み取り倍率に応
じてブロックサイズとブロック色判定用の閾値とを可変
し、且つ、後述の実施形態と同様に原稿の全領域に対す
る読み取り領域の面積比に応じて原稿色判定用の閾値を
可変することにより、ACS処理部16において、原稿
色(カラー原稿/白黒原稿)を安定的にかつ的確に判定
することが可能となる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像読取手段による画像の読み取り倍率に応じて、ブロッ
ク色判定手段で分割されるブロックのサイズとブロック
色判定用の閾値とを可変することにより、読み取り倍率
がどのような値に設定された場合でも、ブロック色判定
手段で同様の判定結果を得ることができる。これによ
り、ACS処理に際しては、読み取り倍率が等倍以外の
ときでも、等倍時と同等の安定度及び的確度をもって原
稿色(カラー原稿/白黒原稿)を判定することが可能と
なる。その結果、ACS処理機能を用いた画像読取装置
の動作方式としては、全ての読み取り倍率でプリスキャ
ンレス方式を適用してACS処理を行うことが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用される画像読取装置の構成を示
す概略図である。
【図2】 本発明が適用される画像読取装置の制御構成
を示すブロック図である。
【図3】 ACS処理部の内部構成を示すブロック図で
ある。
【図4】 画素色判定に係る処理内容を説明する図であ
る。
【図5】 ブロック色判定に係る処理内容を説明する図
である。
【図6】 ブロックサイズの具体的な変更例を示す図で
ある。
【図7】 原稿内での読み取り領域の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…画像読取装置、2…原稿、5…プラテンガラス、6
…フルレートキャリッジ、7…ハーブレートキャリッ
ジ、8…結像レンズ、9…光電変換素子、10…ラン
プ、11〜13…ミラー、15…画像処理部、16…A
CS処理部、17…主制御部、19…操作パネル、24
…原稿色判定部、15…ブロック色判定部、16…原稿
色判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 AA11 BA11 BA24 BA30 CE16 DB05 DB06 DC25 5C077 MM03 MP01 MP08 PP32 PP36 PP61 PQ20 RR11 SS01 5C079 HB01 HB08 LA02 LA03 NA29 5L096 AA02 BA07 FA15 GA19 JA11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像を読み取る画像読取手段と、 前記画像読取手段で読み取られた原稿の画像データを構
    成する各々の画素がカラー画素か白黒画素かを判定する
    画素色判定手段と、 前記画像データを複数のブロックに分割するとともに、
    各々のブロックに含まれる画素のうち、前記画素色判定
    手段でカラー画素又は白黒画素と判定された画素数とブ
    ロック色判定用の閾値とを比較し、この比較結果に基づ
    いて各々のブロックがカラーブロックか白黒ブロックか
    を判定するブロック色判定手段と、 前記画像読取手段による画像の読み取り倍率に応じて、
    前記ブロック色判定手段で分割されるブロックのサイズ
    と前記ブロック色判定用の閾値とを可変する可変手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 原稿の画像を読み取る画像読取手段と、 前記画像読取手段で読み取られた原稿の画像データを構
    成する各々の画素がカラー画素か白黒画素かを判定する
    画素色判定手段と、 前記画像データを複数のブロックに分割するとともに、
    前記画素色判定手段の判定結果に基づいて各々のブロッ
    クがカラーブロックか白黒ブロックかを判定するブロッ
    ク色判定手段と、 前記ブロック色判定手段でカラーブロック又は白黒ブロ
    ックと判定されたブロック数と原稿色判定用の閾値とを
    比較し、この比較結果に基づいて前記原稿がカラー原稿
    か白黒原稿かを判定する原稿色判定手段と、 前記画像読取手段が原稿の画像を部分的に読み取った場
    合に、当該原稿の全領域に対する読み取り領域の面積比
    に応じて前記原稿色判定用の閾値を可変する可変手段と
    を具備することを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記ブロック色判定手段でカラーブロッ
    ク又は白黒ブロックと判定されたブロック数と原稿色判
    定用の閾値とを比較し、この比較結果に基づいて前記原
    稿がカラー原稿か白黒原稿かを判定する原稿色判定手段
    と、 前記画像読取手段が原稿の画像を部分的に読み取った場
    合に、当該原稿の全領域に対する読み取り領域の面積比
    に応じて前記原稿色判定用の閾値を可変する第2の可変
    手段とを具備することを特徴とする請求項1記載の画像
    処理装置。
  4. 【請求項4】 原稿の画像を読み取る画像読取ステップ
    と、 前記画像読取ステップで読み取られた原稿の画像データ
    を構成する各々の画素がカラー画素か白黒画素かを判定
    する画素色判定処理ステップと、 前記画像データを複数のブロックに分割するとともに、
    各々のブロックに含まれる画素のうち、前記画素色判定
    処理ステップでカラー画素又は白黒画素と判定された画
    素数とブロック色判定用の閾値とを比較し、この比較結
    果に基づいて各々のブロックがカラーブロックか白黒ブ
    ロックかを判定するブロック色判定処理ステップとを含
    み、 前記画像読取ステップで原稿の画像を読み取る際の読み
    取り倍率に応じて、前記ブロック色判定処理ステップで
    分割されるブロックのサイズと前記ブロック色判定用の
    閾値とを可変することを特徴とする画像処理方法。
  5. 【請求項5】 原稿の画像を読み取る画像読取ステップ
    と、 前記画像読取ステップで読み取られた原稿の画像データ
    を構成する各々の画素がカラー画素か白黒画素かを判定
    する画素色判定処理ステップと、 前記画像データを複数のブロックに分割するとともに、
    前記画素色判定処理ステップの判定結果に基づいて各々
    のブロックがカラーブロックか白黒ブロックかを判定す
    るブロック色判定処理ステップと、 前記ブロック色判定処理ステップでカラーブロック又は
    白黒ブロックと判定されたブロック数と原稿色判定用の
    閾値とを比較し、この比較結果に基づいて前記原稿がカ
    ラー原稿か白黒原稿かを判定する原稿色判定処理ステッ
    プとを含み、 前記画像読取ステップで原稿の画像を部分的に読み取っ
    た場合に、当該原稿の全領域に対する読み取り領域の面
    積比に応じて前記原稿色判定用の閾値を可変することを
    特徴とする画像処理方法。
  6. 【請求項6】 前記ブロック色判定処理ステップでカラ
    ーブロック又は白黒ブロックと判定されたブロック数と
    原稿色判定用の閾値とを比較し、この比較結果に基づい
    て前記原稿がカラー原稿か白黒原稿かを判定する原稿色
    判定処理ステップを含み、 前記画像読取ステップで原稿の画像を部分的に読み取っ
    た場合に、当該原稿の全領域に対する読み取り領域の面
    積比に応じて前記原稿色判定用の閾値を可変することを
    特徴とする請求項4記載の画像処理方法。
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