JP2003115847A - 制御システム及び冗長系信号処理装置 - Google Patents

制御システム及び冗長系信号処理装置

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JP2003115847A
JP2003115847A JP2001311419A JP2001311419A JP2003115847A JP 2003115847 A JP2003115847 A JP 2003115847A JP 2001311419 A JP2001311419 A JP 2001311419A JP 2001311419 A JP2001311419 A JP 2001311419A JP 2003115847 A JP2003115847 A JP 2003115847A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 互いに異なった回路構成を有し、ネットワー
クを介して相互接続され、連係して各種制御を実行する
複数の信号処理装置からなる制御システムにおいて、全
ての信号処理装置を2重化することなく、全ての信号処
理装置に冗長性を持たせ、高い信頼性を得ることができ
るようにする。 【解決手段】 現用系ECUと共に車内LANに接続さ
れる冗長系ECU10では、異常検出部25が現用系E
CUの異常を検出すると、設定制御部26が、ダウンロ
ード制御部18に、FPGAからなる信号処理部14を
異常が検出された対象ECUと同等な回路構成に設定す
るハードウェアデータを、データROM群16から信号
処理部14にダウンロードさせ、対象ECUに対応する
制御プログラムが格納されたプログラムROMへのアク
セスが可能となるようROM切替スイッチ22を設定し
た後、リセット信号Rにより信号処理部14を起動す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに異なった回
路構成を有し、ネットワークを介して相互接続され、連
係して各種制御を実行する複数の信号処理装置からなる
制御システム、及び該制御システムにて使用される冗長
系信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両制御を行う電子制御ユニ
ット(ECU)等、装置の故障が直ちに安全性の低下に
つながるおそれがあり、高い信頼性が要求される装置で
は、装置を2重化する等して冗長性のある構成とするこ
とが行われている。 即ち、装置を2重化すれば、一方
(現用系)が故障しても、他方(冗長系)に切り替える
ことにより、装置が停止してしまうことを防止してい
る。
【0003】ところで、車両に搭載されるECUには、
図10に示すように、エンジン制御ECU102,ステ
アリング制御ECU104,ブレーキ制御ECU10
6,エアコン制御ECU108の他、トランスミッショ
ン制御ECU,サスペンション制御ECUなどといった
非常に多くの種類があり、しかもこれらのECUはネッ
トワークを介して相互接続され、いわゆる車内LANを
構成している。
【0004】そして、各ECUは、それぞれが異なった
機能を有しており、互いに連係して車両制御を行ってい
る。従って、これらのECUのうち一つでも故障する
と、他のECUも影響を受けてしまうため、全てのEC
Uが冗長性のある構成を有していることが望ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
に車両には多くのECUが搭載されているため、これら
全てのECUを2重化することは、スペース的にも、重
量的にも、コスト的にも非常に困難であるという問題が
あった。
【0006】また、複数のECUが同時に故障する可能
性は低いため、全てのECUを2重化した場合、全く使
用されることのない冗長系を多数持つことにもなり、装
置構成に無駄が多いという問題もあった。本発明は、上
記問題点を解決するために、互いに異なった回路構成を
有し、ネットワークを介して相互接続され、連係して各
種制御を実行する複数の信号処理装置からなる制御シス
テムにおいて、全ての信号処理装置を2重化することな
く、全ての信号処理装置に冗長性を持たせ、高い信頼性
を得ることができるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の発明である請求項1記載の制御システムでは、互いに
異なった回路構成を有し、連係して各種制御を実行する
複数の信号処理装置がネットワークを介して相互接続さ
れており、このネットワークには、更に、回路構成を任
意に設定できるよう構成された冗長系信号処理装置が接
続されている。
【0008】そして、信号処理装置のいずれかに異常が
生じた場合、異常が生じた信号処理装置を対象装置とし
て、この対象装置と同等の機能を実現するような回路構
成に設定された冗長系信号処理装置が、その対象装置に
成り代わって動作する。このように、本発明の制御シス
テムによれば、冗長系信号処理装置が、どの信号処理装
置にも成り代わることが可能であるため、全ての信号処
理装置を2重化することなく、全ての信号処理装置に冗
長性を持たせることができ、必要最小限の構成の追加
で、高い信頼性を得ることができる。
【0009】なお、冗長系信号処理装置は、制御システ
ム内に一つだけ設けてもよいが、ネットワークに接続さ
れる信号処理装置の数が多い場合には、制御システム内
に複数設けるようにしてもよい。また、冗長系信号処理
装置を複数設けた場合には、どの信号処理装置にも成り
代われるものを複数備えてもよいが、信号処理装置をグ
ループ分けして、各グループ毎に一つ或いは複数の信号
処理装置を設けるようにしてもよい。例えば、入出力さ
れる信号線が共通する信号処理装置でグループを構成す
れば、冗長系信号処理装置は、各グループ毎に異なった
構成となるが、各冗長系信号処理装置の装置構成を簡易
化できる。また、物理的に近い位置にある信号処理装置
でグループを構成すれば、冗長系に切り替わる前後で、
各種信号の遅延が大きく変化することがなく、厳しいタ
イミングで信号処理を実行している場合にも、信頼性が
低下してしまうことを防止できる。
【0010】なお、このような制御システムは、例え
ば、請求項2記載のように、ネットワークが車内LA
N、信号処理装置が車両制御を分担して実行する電子制
御ユニット(ECU)からなるものに適用できる。次
に、請求項3記載の冗長系信号処理装置は、上述の制御
システムで用いられるものであり、ダウンロードされた
ハードウェアデータ(コンフィグレーションデータとも
いう)に従って回路構成が規定されるプログラマブルロ
ジックデバイス(PLD)からなる信号処理手段を備え
ている。そして、異常検出手段が、ネットワークに接続
された信号処理装置の異常を検出すると、異常が検出さ
れた信号処理装置を対象装置として、ダウンロード制御
手段が、対象装置と同等の機能を実現するためのハード
ウェアデータを信号処理手段にダウンロードし、そのハ
ードウェアデータがダウンロードされた信号処理手段を
起動手段が起動する。
【0011】このように、本発明の冗長系信号処理装置
では、信号処理手段としてPLDを用いているため、対
象装置に対応するハードウェアデータをダウンロードす
るだけで、信号処理手段の回路構成を、対象装置と同等
の機能を実現するように簡単に設定できる。しかも、P
LDを用いることにより、対応すべき信号処理装置の数
が増加しても、ハードウェアデータを増やすだけで簡単
に対応することができ、制御システムの構成の変更(信
号処理装置の増減や変更)に対して、極めて柔軟に対応
することができる。
【0012】なお、PLDには、フィールドプログラマ
ブルゲートアレー(FPGA)やフィールドプログラマ
ブルロジックアレー(FPLA)が含まれるものとす
る。PLDは、ハードウェアデータの書込が一度だけし
か許容されないものでもよいが、繰り返し書き替えるこ
とのできるものが好ましい。この場合、例えば故障した
信号処理装置を修理した後に、PLDを無機能状態に戻
すことにより、PLDを取り替えることなく冗長系処理
装置を繰り返し使用することが可能となる。
【0013】なお、ダウンロード制御手段は、例えば請
求項4記載のように、データ記憶手段に、各信号処理装
置のそれぞれに対応するハードウェアデータを予め記憶
させておき、データ読出手段が、異常検出手段での検出
結果に従って、データ記憶手段に記憶されたハードウェ
アデータのうち、対象装置に対応するハードウェアデー
タを読み出し、このようにしてデータ記憶手段から読み
出せれたハードウェアデータを、信号処理手段にダウン
ロードするように構成することができる。
【0014】また、信号処理手段にて実現される回路構
成に、制御プログラムに従って処理を実行する演算処理
部が含まれている場合には、請求項5記載のように、プ
ログラム供給手段が、この演算処理部の動作に必要な制
御プログラムを供給するように構成すればよい。
【0015】このプログラム供給手段は、例えば請求項
6記載のように、プログラム記憶手段に、各信号処理装
置のそれぞれに対応する制御プログラムを予め記憶させ
ておき、供給プログラム選択手段が、異常検出手段での
検出結果に従って、プログラム記憶手段に記憶された制
御プログラムのうち、対象装置に対応する制御プログラ
ムを演算処理部からのアクセスが可能となるよう設定す
るように構成することができる。
【0016】また、プログラム供給手段は、例えば請求
項7記載のように、供給プログラム取得手段が、異常検
出手段での検出結果に従って、対象装置に対応する制御
プログラムをネットワークを介して取得し、演算処理部
からのアクセスが可能なプログラム記憶手段に格納する
ように構成してもよい。
【0017】この場合、プログラム記憶手段は、一つの
信号処理装置についての制御プログラムを格納できる容
量を備えていればよく装置を小型化できる。また、この
ようにネットワークを介して制御プログラムを取得する
場合、請求項8記載のように、プログラム取得手段は、
対象装置以外の信号処理装置から、対象装置に対応した
制御プログラムを取得することが好ましい。これは、異
常が検出された信号処理装置(即ち対象装置)が、制御
プログラムの送出を正常に行うことができるとは限らな
いためである。従って、この場合、全ての信号処理装置
は、自装置用の制御プログラムの他に、冗長系信号処理
装置に送信する他の信号処理装置の制御プログラムを互
いに重複することのないように一つずつ持つようにすれ
ばよい。
【0018】また、プログラム取得手段は、請求項9記
載のように、信号処理手段が実現する回路構成に含まれ
ていてもよい。この場合、プログラム取得手段のため
に、信号処理手段以外の専用のハードウェアを設ける必
要がなく、冗長系信号処理装置の構成を簡易化できる。
【0019】ところで、異常検出手段は、例えば請求項
10記載のように、各信号処理装置から定期的にネット
ワーク上に送出され、少なくとも送出元の信号処理装置
を識別する識別情報が含まれたハートビート信号を監視
することで、信号処理装置の異常を検出するように構成
することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面と
共に説明する。 [第1実施形態]図1は、本発明が適用された制御シス
テムの概略構成図である。
【0021】本実施形態の制御システムは、図1に示す
ように、TCP/IPプロトコルを用いて通信を行うバ
ス状伝送路からなるネットワーク(以下「車内LAN」
という)を介して、信号処理装置としてのエンジン制御
ECU2,ステアリング制御ECU4,ブレーキ制御E
CU6,エアコン制御ECU8(以下、総称する場合
「現用系ECU」という)が相互接続されているのに加
えて、これら現用系ECU2,4,6,8のいずれの代
用としても使用可能な冗長系信号処理装置としての冗長
系ECU10が接続されている。
【0022】なお、現用系ECUとしては、上述したも
の以外に、例えば、トランスミッション制御ECU,サ
スペンション制御ECU等、多くのものがあるが、ここ
では説明や図面を簡単にして理解を容易にするために、
上述の4個のECUのみが車内LANに接続されている
ものとする。
【0023】現用系ECU2,4,6,8は、それぞれ
がセンサからの入力信号や、制御対象となるアクチュエ
ータへの出力信号等を入出力するための信号線が設けら
れており、これら入力信号や、車内LANを介した他の
ECUとの通信により得られる各種情報に基づいて、そ
れぞれが決められた制御を分担して実行するように構成
されている。なお、各現用系ECU2,4,6,8に
は、それぞれ固有のIP番号が付与されており、車内L
ANを介した通信では、このIP番号により送信元EC
Uや送信先ECUの識別を行うようにされている。
【0024】また、現用系ECU2,4,6,8は、い
ずれも定期的(例えば100ms)にハートビート信号
を、バス上に送出するように構成されている。ここで、
ハートビート信号は、図2に示すように、送信元ECU
を識別するための識別情報(本実施形態ではIP番
号)、フレームがハートビート信号であることを示すた
めの識別コード、各ECU2,4,6,8にてそれぞれ
独立に付与され、ハートビート信号の送出毎にインクリ
メントされる出力カウント値とからなる。
【0025】つまり、このハートビート信号の出力カウ
ント値を、ECU識別情報に従って各ECU2,4,
6,8毎に監視することにより、各ECU2,4,6,
8が正常に動作しているか否かを個別に判断することが
可能となる。次に、冗長系ECU10は、図3に示すよ
うに、現用系ECU2,4,6,8に配線されている全
ての入出力信号線が配線され、これら信号線のそれぞれ
に対応して設けられたデジタル入力I/F(インタフェ
ース),デジタル出力I/F,アナログ入力I/F,ア
ナログ出力I/F,シリアル入力I/F,シリアル出力
I/F等からなるI/Fポート群12と、ダウンロード
されるハードウェア(HW)データに従って回路構成が
規定されるフィールドプログラマブルゲートアレー(F
PGA)からなる信号処理手段としての信号処理部14
と、信号処理部14にダウンロードするハードウェアデ
ータが格納されたデータ記憶手段としてのデータROM
群16と、データROM群16を構成するデータROM
16a〜16dのうち、選択信号Sdに従って指定され
たデータROMからハードウェアデータを読み出して、
信号処理部14にダウンロードするデータ読出手段とし
てのダウンロード制御部18と、信号処理部14の一部
としてFPGA上に構成されるCPUを動作させるため
の制御プログラムが格納されたプログラム記憶手段とし
てのプログラムROM群20と、プログラムROM群2
0を構成するプログラムROM20a〜20dのうち、
選択信号Spに従って指定されたプログラムROMを、
信号処理部14のCPUからアクセス可能となるように
設定する供給プログラム設定手段としてのROM切替ス
イッチ22と、バス上のハートビート信号を監視して、
いずれかの現用系ECUの異常を検出した場合に、異常
のある現用系ECU(以下「対象ECU」という)特定
し、その対象ECUに対応する選択信号Sd,Spを生
成すると共に、選択信号Sdを受けたダウンロード制御
部18によってハードウェアデータがダウンロードされ
た信号処理部14に対してリセット信号Rを出力するこ
とにより、信号処理部14を起動する監視制御部24
と、当該冗長系ECU10の各部への電源供給を行う電
源部28とを備えている。
【0026】なおデータROM群16を構成するデータ
ROM16a〜16dには、エンジン制御(E制御)E
CU2,ステアリング制御(S制御)ECU4,ブレー
キ制御(B制御)ECU6、エアコン制御(E制御)E
CU8に対応して、各ECUと同等の機能を信号処理部
14にて実現するためのハードウェアデータがそれぞれ
格納されている。
【0027】また、プログラムROM群20を構成する
プログラムROM20a〜20dにも、同様に、各EC
U2,4,6,8に設けられたCPUが使用するものと
同じ制御プログラムがそれぞれ格納されている。ここで
は、ハードウェアデータ及び制御プログラムが、いずれ
も各ECU2,4,6,8毎にそれぞれ異なっている
が、例えば、ハードウェアデータが共通で、制御プログ
ラムのみが異なっているものがあってもよい。その場
合、データROM群16を構成するデータROMの数を
減らすことが可能となる。
【0028】次に、監視制御部24は、ハートビート信
号を監視することにより、現用系ECUの異常を検出す
る異常検出手段としての異常検出部25と、異常検出部
25にて異常が検出された場合に、その検出結果に応じ
て信号処理部14の設定及び起動を行う設定制御部26
とからなる。
【0029】このうち、異常検出部25は、車内LAN
に接続された現用系ECU2,4,6,8のそれぞれに
対応して、これと同数(本実施形態では4個)のカウン
タを備えており、ハートビート信号を受信する毎に、受
信したハートビート信号のECU識別情報にて識別され
るECUに対応したカウンタの値と、そのハートビート
信号の出力カウント値とを比較する。そして、両者が一
致している場合には、カウンタをインクリメントして次
の受信に備え、一方、両者が一致していない(値の抜け
や同一値の連続)か、決められた一定期間(例えば20
0ms)以上カウンタがインクリメントされなかった場
合に、そのカウンタに対応するECUに異常が発生した
ものとして、設定制御部26に通知する。
【0030】ここで、設定制御部26が実行する処理
を、図4に示すフローチャートに沿って説明する。本処
理が起動すると、まず、異常検出部25にて現用系EC
Uの異常が検出されたか否かを判断し(S110)、異
常が検出されていなければ、検出されるまで待機する。
そして、現用系ECUの異常が検出されると、異常が検
出されたECUを対象ECUとして、この対象ECUに
対応する選択信号Sdを出力することにより、ダウンロ
ード制御部18に、対象ECUに対応するハードウェア
データの信号処理部14へのダウンロードを実行させる
(S120)。なお、FPGAは、ダウンロードが終了
するまでの間、ダウンロードに関連しない全ての入出力
端子がハイインピーダンスとなるようにされており、ダ
ウンロード中に、FPGAの入出力端子に接続された信
号線を介して、他の構成部分(現用系ECU,センサ,
アクチュエータ等)に悪影響を与えることがないように
されている。
【0031】続けて、上述の対象ECUに対応する選択
信号Spを出力することにより、ROM切替スイッチ2
2を、対象ECUに対応する制御プログラムが信号処理
部14からアクセス可能となるように設定する(S13
0)。そして、信号処理部14へのハードウェアデータ
のダウンロードと、信号処理部14からのアクセスを可
能とする制御プログラムの設定とが完了すると、信号処
理部14に対してリセット信号Rを出力することによ
り、ハードウェアデータのダウンロードによって、対象
ECUと同等の機能を有するように設定された信号処理
部14を起動して(S140)、本処理を終了する。な
お、リセット信号Rは、信号処理部14を起動するだけ
でなく、対象ECUをバスから切り離すための信号とし
て用いてもよい。
【0032】なお、データROM群16,ダウンロード
制御部18及びS120がダウンロード制御手段に相当
し、プログラムROM群20,ROM切替スイッチ22
及びS130がプログラム供給手段に相当し、S140
が起動手段に相当する。上述のように構成された冗長系
ECU10では、例えば、異常が検出された対象ECU
が、エンジン制御ECU2である場合、図5に示すよう
に、ダウンロード制御部18によって、データROM1
6aに格納されたエンジン制御用ハードウェアデータ
が、信号処理部14を構成するFPGAにダウンロード
される。すると、FPGA上に、I/Fポート群12を
介して入出力される信号のうち、エンジン制御ECU2
にて使用されているものと同じ信号のみを有効とするポ
ート、ポートを介して入力される信号をデジタル値に変
換するA/D変換器、ポートを介して出力される信号を
アナログ値に変換するD/A変換器等の他、CPU,R
AM,バスステートコントローラ,DMAコントロー
ラ,割込コントローラ,タイマ等が構成され、エンジン
制御ECUと同等の機能を有する回路構成が実現され
る。
【0033】またこの時、ROM切替スイッチ22によ
って、プログラムROM20aが信号処理部14からの
アクセス可能とされることにより、信号処理部14にリ
セット信号Rが入力されると、信号処理部14を構成す
るCPUは、プログラムROM20aに格納されたエン
ジン制御用の制御プログラムに従って処理を実行する。
これにより、冗長系ECU10は、異常が検出されたエ
ンジン制御ECU2に成り代わって、エンジン制御EC
Uとしての機能を果たすことになる。
【0034】なお、図6は、異常が検出された対象EC
Uが、エアコン制御ECU8である場合の状態を表して
おり、ダウンロード制御部18によって、データROM
16dに格納されたエアコン制御用ハードウェアデータ
が、信号処理部14を構成するFPGAにダウンロード
されることにより、FPGA上に、ポート,CPU,R
AM,バスコントローラ,シリアル制御回路(SC
I),割込コントローラ等からなり、エアコン制御EC
U8と同等の機能を有する回路構成が実現される。
【0035】またこの時、ROM切替スイッチ22によ
って、プログラムROM20dが信号処理部14からの
アクセス可能とされることにより、信号処理部14にリ
セット信号Rが入力されると、信号処理部14を構成す
るCPUは、プログラムROM20dに格納されたエア
コン制御用の制御プログラムに従って処理を実行する。
これにより、冗長系ECU10は、異常が検出されたエ
アコン制御ECU8に成り代わって、エアコン制御EC
Uとしての機能を果たすことになる。
【0036】ここでは、エンジン制御ECU2及びエア
コン制御ECU8が対象ECUとなった場合についての
み示したが、他のECU4,6が対象ECUとなった場
合も全く同様である。以上詳述したように、本実施形態
の制御システムでは、現用系ECU2,4,6,8のい
ずれの代用も可能な冗長系ECU10を備えており、現
用系ECU2,4,6,8のいずれかの異常が検出され
た場合には、冗長系ECU10が、異常の検出された対
象ECUに成り代わって動作するようにされている。
【0037】従って、本実施形態の制御システムによれ
ば、全ての現用系ECU2,4,6,8を2重化するこ
となく、全ての現用系ECU2,4,6,8に冗長性を
持たせることができ、単一の冗長系ECU10という必
要最小限の構成の追加で、高い信頼性を得ることができ
る。
【0038】しかも、本実施形態では、冗長系ECU1
0の信号処理部14を、FPGAを用いて構成し、ハー
ドウェアデータをダウンロードすることにより、信号処
理部14の回路構成を、任意に且つ簡単に設定できるよ
うにされている。 [第2実施形態]次に、第2実施形態について説明す
る。
【0039】図7に示すように、本実施形態の制御シス
テムでは、第1実施形態と同様に、現用系ECU2a,
4a,6a,8aと、冗長系ECU10aとが車内LA
Nを介して接続されている。このうち、現用系ECU2
a,4a,6a,8aは、エンジン制御ECU2aにス
テアリング制御ECU用の制御プログラム、ステアリン
グ制御ECU4aにエンジン制御ECU用の制御プログ
ラム、ブレーキ制御ECU6aにエアコン制御ECU用
の制御プログラム、エアコン制御ECU8aにブレーキ
制御ECU用の制御プログラムがそれぞれ搭載され、車
内LANを構成するバスを介して、冗長系ECU10a
からの要求に応じた制御プログラムの提供が可能なよう
に構成されている以外は、第1実施形態のものと全く同
様に構成されている。
【0040】一方、冗長系ECU10aは、信号処理部
14を構成するCPUに制御プログラムを供給するため
の構成が第1実施形態のものとは異なっているだけであ
るため、この構成が相異する部分を中心に説明する。即
ち、本実施形態における冗長系ECU10aは、図8に
示すように、プログラムROM群20及びROM切替ス
イッチ22に代わりに、後述する起動用プログラムが格
納された起動ROM30と、制御プログラムが格納され
るプログラムRAM32とが設けられている。これら起
動ROM30とプログラムRAM32とは、いずれも信
号処理部14を構成するCPUからのアクセスが可能な
ように構成されている。
【0041】また、データROM群16を構成する各デ
ータROM16a〜16dには、第1実施形態と同様の
回路構成を実現するためのハードウェアデータに加え
て、車内LANを介して他のECUから制御プログラム
を取得するために必要な回路(例えば要求フレームの生
成回路)を信号処理部14を構成するFPGA上に実現
するためのハードウェアデータが組み込まれている。
【0042】次に、監視制御部24は、上述の構成の変
更に応じて設定制御部26aでの処理が図4に示すフロ
ーチャートからS130を省略したものに変更されてお
り、この設定制御部26aが実行する処理を、図9
(a)に示すフローチャートに沿って説明する。
【0043】即ち、本処理が起動すると、まず、異常検
出部25にて現用系ECUの異常が検出されたか否かを
判断し(S210)、異常が検出されていなければ、検
出されるまで待機する。そして、現用系ECUの異常が
検出されると、異常が検出されたECUを対象ECUと
して、この対象ECUに対応する選択信号Sdを出力す
ることにより、ダウンロード制御部18に、対象ECU
に対応するハードウェアデータの信号処理部14へのダ
ウンロードを実行させる(S220)。
【0044】そして、信号処理部14へのハードウェア
データのダウンロードが完了すると、信号処理部14に
対してリセット信号Rを出力することにより、ハードウ
ェアデータのダウンロードによって、対象ECUと同等
の機能を有するように設定された信号処理部14を起動
して(S230)、本処理を終了する。なお、リセット
信号Rは、信号処理部14を起動するだけでなく、対象
ECUをバスから切り離すための信号として用いてもよ
い。
【0045】このように、ハードウェアデータがダウン
ロードされた信号処理部14では、リセット信号Rが入
力されると、FPGA上に構成されたCPUは、最初に
起動ROM30に格納された起動用プログラムに従って
処理を実行する。この起動用プログラムの処理内容を、
図9(b)に示すフローチャートに沿って説明する。
【0046】本処理が起動すると、まず、車内LANを
介して、対象ECUの制御プログラムを保有しているE
CUに対し制御プログラムの提供要求を出力し、提供さ
れた制御プログラムを、プログラムRAM32に格納す
る(S310)。例えば、対象ECUがブレーキ制御E
CU6である場合、エアコン制御ECU8に対して制御
プログラムの提供要求を出力する(図7参照)。
【0047】次に、このようにしてプログラムRAM3
2に格納された対象ECUの制御プログラムを起動して
(S320)、本処理を終了する。これにより、冗長系
ECU10aは、異常が検出された対象ECUに成り代
わって、対象ECUとしての機能を果たすことになる。
【0048】なお、本実施形態において、プログラムR
AM32がプログラム記憶手段、FPGA上に構成され
た他のECUから制御プログラムを取得するための回路
及びS310が供給プログラム取得手段に相当する。以
上詳述したように、本実施形態の制御システムでは、現
用系ECU2a,4a,6a,8aのいずれの代用も可
能な冗長系ECU10aを備えており、現用系ECU2
a,4a,6a,8aのいずれかの異常が検出された場
合には、冗長系ECU10aが、異常の検出された対象
ECUに成り代わって動作するようにされており、ま
た、冗長系ECU10aはFPGAを用いて構成されて
いる。
【0049】従って、本実施形態の制御システムによれ
ば、第1実施形態の制御システムと同様の効果を得るこ
とができる。しかも、本実施形態では、冗長系ECU1
0aに実行させる制御プログラムを、現用系ECU2
a,4a,6a,8aが分担して保有し、冗長系ECU
10aからの要求に応じて、制御プログラムを提供する
ようにされている。
【0050】このため、冗長系ECU10aでは、第1
実施形態のものと比較して、制御プログラムの格納のた
めに必要なメモリ容量を大幅に削減でき、装置を安価に
構成できる。 [他の実施形態]以上本発明の実施形態について説明し
たが、本発明は上記実施形態に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において様々な態様
にて実施することが可能である。
【0051】例えば、上記実施形態では、冗長系ECU
10,10aは、全てのECUに対応できるように、全
ての信号に対応したI/Fポート群12が用意されてい
るが、このI/Fポート群12も信号処理部14を構成
するFPGA上に実現することが可能である場合には、
I/Fポート群12を設けることなく、必要な信号線の
配線のみを行っておけばよい。
【0052】また、上記実施形態では、制御システム内
に冗長系ECU10,10aを一つだけ設けたが、現用
系ECUが多数ある場合には、制御システム内に冗長系
ECU10,10aを複数設けるようにしてもよい。ま
た、このように冗長系ECU10,10aを複数設けた
場合には、現用系ECUをグループ分けして、各グルー
プ毎に冗長系ECU10,10aを一個或いは複数個ず
つ設けるようにしてもよい。その場合、配線される信号
が共通するもの毎にECUのグループ分けをすれば、冗
長系のECUを小型化でき、また、物理的に近いもの同
士でECUのグループ分けをすれば、信号の遅延が問題
になることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の制御システムの全体構成図で
ある。
【図2】 ハートビート信号の構成を示す説明図であ
る。
【図3】 第1実施形態における冗長系ECUの構成を
表すブロック図である。
【図4】 設定制御部が実行する処理の内容を表すフロ
ーチャートである。
【図5】 エンジン制御ECUに異常が発生した場合の
冗長系ECUの設定状態を表す説明図である。
【図6】 エアコン制御ECUに異常が発生した場合の
冗長系ECUの設定状態を表す説明図である。
【図7】 第2実施形態の制御システムの全体構成図で
ある。
【図8】 第2実施形態における冗長系ECUの構成を
表すブロック図である。
【図9】 設定制御部が実行する処理の内容、及び起動
用プログラムの処理の内容を表すフローチャートであ
る。
【図10】 従来の制御システムの問題点を示すための
説明図である。
【符号の説明】
2,2a…エンジン制御ECU 4,4a…ステアリ
ング制御ECU 6,6a…ブレーキ制御ECU 8,8a…エアコン
制御ECU 10,10a…冗長系ECU 12…I/Fポート群
14…信号処理部 16…データROM群 16a〜16d…デー
タROM 18…ダウンロード制御部 20…プロ
グラムROM群 20a〜20d…プログラムROM 22…RO
M切替スイッチ 24…監視制御部 25…異常検出部 26,26
a…設定制御部 28…電源部 30…起動ROM 32…プロ
グラムRAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J042 BA01 BA08 BA11 CA20 DA04 5K014 AA01 CA02 FA01 5K033 AA05 BA06 DA01 DB12 DB20

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに異なった回路構成を有し、ネット
    ワークを介して相互接続され、連係して各種制御を実行
    する複数の信号処理装置からなる制御システムにおい
    て、 回路構成を任意に設定できるよう構成され、前記信号処
    理装置のいずれかに異常が生じた場合、異常の生じた信
    号処理装置を対象装置として、該対象装置と同等の機能
    を実現する回路構成に設定され、該対象装置に成り代わ
    って動作する冗長系信号処理装置を備えることを特徴と
    する制御システム。
  2. 【請求項2】 前記ネットワークは車内LANであり、
    前記信号処理装置は、車両制御を分担して実行する電子
    制御ユニット(ECU)からなることを特徴とする請求
    項1記載の制御システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の制御システ
    ムにて使用される冗長系信号処理装置であって、 ネットワークに接続された信号処理装置の異常を検出す
    る異常検出手段と、 ダウンロードされたハードウェアデータに従って回路構
    成が規定されるプログラマブルロジックデバイス(PL
    D)からなる信号処理手段と、 前記異常検出手段により異常が検出された信号処理装置
    を対象装置として、該対象装置と同等の機能を実現する
    ためのハードウェアデータを、前記信号処理手段にダウ
    ンロードするダウンロード制御手段と、 該ダウンロード制御手段によりハードウェアデータがダ
    ウンロードされた信号処理手段を起動する起動手段と、 を備えることを特徴とする冗長系信号処理装置。
  4. 【請求項4】 前記ダウンロード制御手段は、 前記ネットワークに接続された各信号処理装置のそれぞ
    れに対応するハードウェアデータが予め記憶されたデー
    タ記憶手段と、 前記異常検出手段での検出結果に従って、前記データ記
    憶手段に記憶されたハードウェアデータのうち、前記対
    象装置に対応するハードウェアデータを、前記信号処理
    手段へのダウンロードのために読み出すデータ読出手段
    と、 を備えることを特徴とする請求項3記載の冗長系信号処
    理装置。
  5. 【請求項5】 前記信号処理手段にて実現される回路構
    成に、制御プログラムに従って処理を実行する演算処理
    部が含まれており、 該演算処理部の動作に必要な制御プログラムを供給する
    プログラム供給手段を備えることを特徴とする請求項3
    又は請求項4記載の冗長系信号処理装置。
  6. 【請求項6】 前記プログラム供給手段は、 各信号処理装置のそれぞれに対応する制御プログラムが
    予め記憶されたプログラム記憶手段と、 前記異常検出手段での検出結果に従って、前記プログラ
    ム記憶手段に記憶された制御プログラムのうち、前記対
    象装置に対応する制御プログラムを前記演算処理部から
    のアクセスが可能となるよう設定する供給プログラム設
    定手段と、 を備えることを特徴とする請求項5記載の冗長系信号処
    理装置。
  7. 【請求項7】 前記プログラム供給手段は、 前記演算処理部からのアクセスが可能なプログラム記憶
    手段と、 前記異常検出手段での検出結果に従って、前記対象装置
    に対応する制御プログラムを前記ネットワークを介して
    取得し、前記プログラム記憶手段に格納する供給プログ
    ラム取得手段と、 を備えることを特徴とする請求項5記載の冗長系信号処
    理装置。
  8. 【請求項8】 前記供給プログラム取得手段は、前記対
    象装置以外の信号処理装置から、該対象装置に対応した
    制御プログラムを取得することを特徴とする請求項7記
    載の冗長系信号処理装置。
  9. 【請求項9】 前記供給プログラム取得手段は、前記信
    号処理手段が実現する回路構成に含まれていることを特
    徴とする請求項7又は請求項8記載の冗長系信号処理装
    置。
  10. 【請求項10】 前記異常検出手段は、各信号処理装置
    から定期的にネットワーク上に送出され、少なくとも送
    出元の信号処理装置を識別する識別情報が含まれたハー
    トビート信号を監視することで、各信号処理装置の異常
    を検出することを特徴とする請求項3ないし請求項9い
    ずれか記載の冗長系信号処理装置。
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