JP2003115463A - Cvdによる金属窒化物基板上への高密着性銅薄膜形成方法 - Google Patents
Cvdによる金属窒化物基板上への高密着性銅薄膜形成方法Info
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- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C16/00—Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
- C23C16/06—Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the deposition of metallic material
- C23C16/18—Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the deposition of metallic material from metallo-organic compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C23C16/02—Pretreatment of the material to be coated
- C23C16/0272—Deposition of sub-layers, e.g. to promote the adhesion of the main coating
- C23C16/0281—Deposition of sub-layers, e.g. to promote the adhesion of the main coating of metallic sub-layers
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 金属窒化物基板上に高密着性銅薄膜を形成す
る方法を提供すること。 【解決手段】 金属窒化物基板上に高密着性銅薄膜を形
成する方法であって、その一部に形成された金属窒化物
バリア層を有する基板を調製するステップと、約1分
間、160℃から250℃までの間の温度に、化学蒸着
法チャンバ中で基板を加熱し、同時に、0.1ml/m
in未満の初流量で、銅プリカーサを化学蒸着法チャン
バへ導入し、かつ同時に、5sccmより大きい流量
で、化学蒸着法チャンバ中に初期高ウェットヘリウムガ
スフローを提供するステップと、化学蒸着法チャンバ中
のウェットヘリウムガスフローを5sccm以下まで減
少させるステップと、銅プリカーサのフローを約0.1
ml/minから0.6ml/minまでの間に増加さ
せるステップとを含む方法を用いる。
る方法を提供すること。 【解決手段】 金属窒化物基板上に高密着性銅薄膜を形
成する方法であって、その一部に形成された金属窒化物
バリア層を有する基板を調製するステップと、約1分
間、160℃から250℃までの間の温度に、化学蒸着
法チャンバ中で基板を加熱し、同時に、0.1ml/m
in未満の初流量で、銅プリカーサを化学蒸着法チャン
バへ導入し、かつ同時に、5sccmより大きい流量
で、化学蒸着法チャンバ中に初期高ウェットヘリウムガ
スフローを提供するステップと、化学蒸着法チャンバ中
のウェットヘリウムガスフローを5sccm以下まで減
少させるステップと、銅プリカーサのフローを約0.1
ml/minから0.6ml/minまでの間に増加さ
せるステップとを含む方法を用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属窒化物基板上
に高密着性銅薄膜を形成する方法に関する。
に高密着性銅薄膜を形成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】銅金属薄膜の化学蒸着法(CVD)にお
いて、大きな関心が寄せられている。その理由は、銅は
抵抗率が低く(1.7μΩ・cm)、電気移動抵抗が高
いからである。銅金属薄膜は、集積回路デバイスにおけ
る金属相互接続として用いる理想的な金属であると考え
られている。
いて、大きな関心が寄せられている。その理由は、銅は
抵抗率が低く(1.7μΩ・cm)、電気移動抵抗が高
いからである。銅金属薄膜は、集積回路デバイスにおけ
る金属相互接続として用いる理想的な金属であると考え
られている。
【0003】しかし、銅薄膜の金属窒化物基板上への密
着を達成することは困難であり、一般には、乏しい密着
品質や純銅の伝導率より低い伝導率を示す膜を生じる。
銅相互接続線は、銅を二重のダマシンのトレンチまたは
一重のダマシンのトレンチのいずれかの上に堆積するこ
とにより形成される。ここで、トレンチは、金属窒化物
(すなわち、窒化チタンまたは窒化タンタル)のような
バリア金属を有する線である。層は、典型的には化学的
機械的研磨法(CMP)により平滑化される。堆積方法
は、物理蒸着法(PVD)、金属有機化学気相成長法
(MOCVD)、および電気化学的蒸着法(ECD)を
含み得るが、PVDは有効範囲が乏しく、ECDは銅シ
ード層の初期堆積を必要とし、この初期堆積はもちろん
PVDまたはMOCVDにより堆積される必要がある。
PVD法は有効範囲が乏しいために、PVDは、非常に
狭い(すなわち、100nm未満)トレンチが相互接続
を形成するために使用される用途には適切ではない。M
OCVDは、銅を充填することにより、サブミクロンの
トレンチに銅を堆積するために適切であり、そしてEC
D用のシード層を提供するために適切であるが、公知の
MOCVDプロセスは、銅層と金属バリア層(例えば窒
化物層)との間の適切な密着を有する銅層を生成しな
い。一つの解決策は、CVDまたはMOCVDの前に非
常に薄いシード層を形成するためにフラッシュPVDを
使用するか、またはバリア金属窒化物化合物に少量のシ
リコンを添加することである。このようなプロセスは銅
層の適切な密着および伝導性特性を提供するが、プロセ
スの複雑さが非常に増加し、より高い製造コストおよび
少ない処理量をもたらし、そしてバリア金属−銅間の接
触抵抗を増加し得る。
着を達成することは困難であり、一般には、乏しい密着
品質や純銅の伝導率より低い伝導率を示す膜を生じる。
銅相互接続線は、銅を二重のダマシンのトレンチまたは
一重のダマシンのトレンチのいずれかの上に堆積するこ
とにより形成される。ここで、トレンチは、金属窒化物
(すなわち、窒化チタンまたは窒化タンタル)のような
バリア金属を有する線である。層は、典型的には化学的
機械的研磨法(CMP)により平滑化される。堆積方法
は、物理蒸着法(PVD)、金属有機化学気相成長法
(MOCVD)、および電気化学的蒸着法(ECD)を
含み得るが、PVDは有効範囲が乏しく、ECDは銅シ
ード層の初期堆積を必要とし、この初期堆積はもちろん
PVDまたはMOCVDにより堆積される必要がある。
PVD法は有効範囲が乏しいために、PVDは、非常に
狭い(すなわち、100nm未満)トレンチが相互接続
を形成するために使用される用途には適切ではない。M
OCVDは、銅を充填することにより、サブミクロンの
トレンチに銅を堆積するために適切であり、そしてEC
D用のシード層を提供するために適切であるが、公知の
MOCVDプロセスは、銅層と金属バリア層(例えば窒
化物層)との間の適切な密着を有する銅層を生成しな
い。一つの解決策は、CVDまたはMOCVDの前に非
常に薄いシード層を形成するためにフラッシュPVDを
使用するか、またはバリア金属窒化物化合物に少量のシ
リコンを添加することである。このようなプロセスは銅
層の適切な密着および伝導性特性を提供するが、プロセ
スの複雑さが非常に増加し、より高い製造コストおよび
少ない処理量をもたらし、そしてバリア金属−銅間の接
触抵抗を増加し得る。
【0004】銅プリカーサの組成は、銅薄膜の密着を改
善しようとする試みで改変される。CupraSele
ctブレンドは、微量のH(hfac)・2H2O(約
0.4%)を添加することで純粋なCupraSele
ct(Cu(hfac)(tmvs))を置換するため
に使用されてきた。CupraSelectブレンド
(Cu(hfac)(tmvs)+H(hfac)・2
H2O)を使用することにより、TiN基板上への銅薄
膜の密着は改善されるが、TaN基板上への密着は改善
されなかった。略語‘hfac’は、ヘキサフルオロア
セチルアセトネート(hexafluoroacety
lacetonate)を表し、‘tmvs’は、トリ
メチルビニルシラン(trimethylvinyls
ilane)を表す。
善しようとする試みで改変される。CupraSele
ctブレンドは、微量のH(hfac)・2H2O(約
0.4%)を添加することで純粋なCupraSele
ct(Cu(hfac)(tmvs))を置換するため
に使用されてきた。CupraSelectブレンド
(Cu(hfac)(tmvs)+H(hfac)・2
H2O)を使用することにより、TiN基板上への銅薄
膜の密着は改善されるが、TaN基板上への密着は改善
されなかった。略語‘hfac’は、ヘキサフルオロア
セチルアセトネート(hexafluoroacety
lacetonate)を表し、‘tmvs’は、トリ
メチルビニルシラン(trimethylvinyls
ilane)を表す。
【0005】1994年6月21日にNormanらに
付与された米国特許第5,322,712号“Proc
ess for Improved Quality
ofCVD Copper Films”は、有機メタ
ル銅プリカーサ、および揮発性リガンドの蒸気状銅錯体
または水和物を記載する。
付与された米国特許第5,322,712号“Proc
ess for Improved Quality
ofCVD Copper Films”は、有機メタ
ル銅プリカーサ、および揮発性リガンドの蒸気状銅錯体
または水和物を記載する。
【0006】1998年4月28日にNguyenらに
付与された米国特許第5,744,192号“Meth
od of Using Water Vapor t
oIncrease the Conductivit
y of CopperDoposited with
Cu(hfac)(tmvs)”は、0.3%〜3%
のH2O(g)を使用し、銅層の伝導度を増加させるこ
とを記載する。
付与された米国特許第5,744,192号“Meth
od of Using Water Vapor t
oIncrease the Conductivit
y of CopperDoposited with
Cu(hfac)(tmvs)”は、0.3%〜3%
のH2O(g)を使用し、銅層の伝導度を増加させるこ
とを記載する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、金属
窒化物基板上に高密着性銅薄膜を形成する方法を提供す
ることである。
窒化物基板上に高密着性銅薄膜を形成する方法を提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による方法は、金
属窒化物基板上に高密着性銅薄膜を形成する方法であっ
て、その一部に形成された金属窒化物バリア層を有する
基板を調製するステップと、約1分間、160℃から2
50℃までの間の温度に、化学蒸着法チャンバ中で該基
板を加熱し、同時に、0.1ml/min未満の初流量
で、銅プリカーサを該化学蒸着法チャンバへ導入し、か
つ同時に、5sccmより大きい流量で、該化学蒸着法
チャンバ中に初期高ウェットヘリウムガスフローを提供
するステップと、該化学蒸着法チャンバ中の該ウェット
ヘリウムガスフローを5sccm以下まで減少させるス
テップと、該銅プリカーサのフローを約0.1ml/m
inから0.6ml/minまでの間に増加させるステ
ップとを包含し、それにより上記目的が達成される。
属窒化物基板上に高密着性銅薄膜を形成する方法であっ
て、その一部に形成された金属窒化物バリア層を有する
基板を調製するステップと、約1分間、160℃から2
50℃までの間の温度に、化学蒸着法チャンバ中で該基
板を加熱し、同時に、0.1ml/min未満の初流量
で、銅プリカーサを該化学蒸着法チャンバへ導入し、か
つ同時に、5sccmより大きい流量で、該化学蒸着法
チャンバ中に初期高ウェットヘリウムガスフローを提供
するステップと、該化学蒸着法チャンバ中の該ウェット
ヘリウムガスフローを5sccm以下まで減少させるス
テップと、該銅プリカーサのフローを約0.1ml/m
inから0.6ml/minまでの間に増加させるステ
ップとを包含し、それにより上記目的が達成される。
【0009】金属窒化物基板上に高密着性銅薄膜を形成
する方法であって、前記初期高ウェットヘリウムガスフ
ローを提供するステップは、約10mmHgから300
mmHgまでの間の圧力で、約5sccmから400s
ccmまでの間のウェットヘリウムフローを提供するス
テップを包含してもよい。
する方法であって、前記初期高ウェットヘリウムガスフ
ローを提供するステップは、約10mmHgから300
mmHgまでの間の圧力で、約5sccmから400s
ccmまでの間のウェットヘリウムフローを提供するス
テップを包含してもよい。
【0010】金属窒化物基板上に高密着性銅薄膜を形成
する方法であって、前記ウェットヘリウムガスフローを
減少させるステップは、約10mmHgから300mm
Hgまでの間の圧力で、約0.05sccmから5sc
cmまでの間のウェットヘリウムフローを提供するステ
ップを包含してもよい。
する方法であって、前記ウェットヘリウムガスフローを
減少させるステップは、約10mmHgから300mm
Hgまでの間の圧力で、約0.05sccmから5sc
cmまでの間のウェットヘリウムフローを提供するステ
ップを包含してもよい。
【0011】金属窒化物基板上に高密着性銅薄膜を形成
する方法であって、前記銅プリカーサを導入するステッ
プは、CupraSelect、CupraSelec
tブレンド、および50容量%の1−ペンテンと混合さ
れた(1−ペンテン)Cu(I)(hfac)からなる
銅プリカーサの群から銅プリカーサを選択するステップ
を包含してもよい。
する方法であって、前記銅プリカーサを導入するステッ
プは、CupraSelect、CupraSelec
tブレンド、および50容量%の1−ペンテンと混合さ
れた(1−ペンテン)Cu(I)(hfac)からなる
銅プリカーサの群から銅プリカーサを選択するステップ
を包含してもよい。
【0012】金属窒化物基板上に高密着性銅薄膜を形成
する方法であって、初流量で、前記銅プリカーサを前記
化学蒸着法チャンバへ導入するステップは、銅プリカー
サ供給ラインから該化学蒸着法チャンバへ残余の銅プリ
カーサを導入するステップを包含してもよい。
する方法であって、初流量で、前記銅プリカーサを前記
化学蒸着法チャンバへ導入するステップは、銅プリカー
サ供給ラインから該化学蒸着法チャンバへ残余の銅プリ
カーサを導入するステップを包含してもよい。
【0013】本発明による方法は、金属窒化物基板上に
高密着性銅薄膜を形成する方法であって、その一部に形
成された金属窒化物バリア層を有する基板を調製するス
テップと、約1分間、160℃から250℃までの間の
温度に、化学蒸着法チャンバ中で該基板を加熱し、同時
に、0.1ml/min未満の初流量で、銅プリカーサ
を該化学蒸着法チャンバへ導入し、かつ同時に、5sc
cmより大きい流量で、該化学蒸着法チャンバ中に初期
高ウェットヘリウムガスフローを提供するステップであ
って、該銅プリカーサを導入するステップは、Cupr
aSelect、CupraSelectブレンド、お
よび50容量%の1−ペンテンと混合された(1−ペン
テン)Cu(I)(hfac)からなる銅プリカーサの
群から銅プリカーサを選択するステップを包含するステ
ップと、該化学蒸着法チャンバ中の該ウェットヘリウム
ガスフローを5sccm以下まで減少させるステップ
と、該銅プリカーサのフローを約0.1ml/minか
ら0.6ml/minまでの間に増加させるステップと
を包含し、それにより上記目的が達成される。
高密着性銅薄膜を形成する方法であって、その一部に形
成された金属窒化物バリア層を有する基板を調製するス
テップと、約1分間、160℃から250℃までの間の
温度に、化学蒸着法チャンバ中で該基板を加熱し、同時
に、0.1ml/min未満の初流量で、銅プリカーサ
を該化学蒸着法チャンバへ導入し、かつ同時に、5sc
cmより大きい流量で、該化学蒸着法チャンバ中に初期
高ウェットヘリウムガスフローを提供するステップであ
って、該銅プリカーサを導入するステップは、Cupr
aSelect、CupraSelectブレンド、お
よび50容量%の1−ペンテンと混合された(1−ペン
テン)Cu(I)(hfac)からなる銅プリカーサの
群から銅プリカーサを選択するステップを包含するステ
ップと、該化学蒸着法チャンバ中の該ウェットヘリウム
ガスフローを5sccm以下まで減少させるステップ
と、該銅プリカーサのフローを約0.1ml/minか
ら0.6ml/minまでの間に増加させるステップと
を包含し、それにより上記目的が達成される。
【0014】金属窒化物基板上に高密着性銅薄膜を形成
する方法であって、前記初期高ウェットヘリウムガスフ
ローを提供するステップは、約10mmHgから300
mmHgまでの間の圧力で、約5sccmから400s
ccmまでの間のウェットヘリウムフローを提供するス
テップを包含してもよい。
する方法であって、前記初期高ウェットヘリウムガスフ
ローを提供するステップは、約10mmHgから300
mmHgまでの間の圧力で、約5sccmから400s
ccmまでの間のウェットヘリウムフローを提供するス
テップを包含してもよい。
【0015】金属窒化物基板上に高密着性銅薄膜を形成
する方法であって、前記ウェットヘリウムガスフローを
減少させるステップは、約10mmHgから300mm
Hgまでの間の圧力で、約0.05sccmから5sc
cmまでの間のウェットヘリウムフローを提供するステ
ップを包含してもよい。
する方法であって、前記ウェットヘリウムガスフローを
減少させるステップは、約10mmHgから300mm
Hgまでの間の圧力で、約0.05sccmから5sc
cmまでの間のウェットヘリウムフローを提供するステ
ップを包含してもよい。
【0016】金属窒化物基板上に高密着性銅薄膜を形成
する方法であって、初流量で、前記銅プリカーサを前記
化学蒸着法チャンバへ導入するステップは、銅プリカー
サ供給ラインから該化学蒸着法チャンバへ残余の銅プリ
カーサを導入するステップを包含してもよい。
する方法であって、初流量で、前記銅プリカーサを前記
化学蒸着法チャンバへ導入するステップは、銅プリカー
サ供給ラインから該化学蒸着法チャンバへ残余の銅プリ
カーサを導入するステップを包含してもよい。
【0017】本発明による方法は、金属窒化物基板上に
高密着性銅薄膜を形成する方法であって、その一部に形
成された金属窒化物バリア層を有する基板を調製するス
テップと、約1分間、160℃から250℃までの間の
温度に、化学蒸着法チャンバ中で該基板を加熱し、同時
に、0.1ml/min未満の初流量で、銅プリカーサ
を該化学蒸着法チャンバへ導入し、かつ同時に、約10
mmHgから300mmHgまでの間の圧力で、約5s
ccmから400sccmまでの間の該化学蒸着法チャ
ンバに初期高ウェットヘリウムガスフローを提供するス
テップと、約10mmHgから300mmHgまでの間
の圧力で、約0.05sccmから5sccmまでの間
に該化学蒸着法チャンバ中の該ウェットヘリウムガスフ
ローを減少させるステップと、約0.1ml/minか
ら0.6ml/minまでの間に該銅プリカーサのフロ
ーを増加させるステップとを包含し、それにより上記目
的が達成される。
高密着性銅薄膜を形成する方法であって、その一部に形
成された金属窒化物バリア層を有する基板を調製するス
テップと、約1分間、160℃から250℃までの間の
温度に、化学蒸着法チャンバ中で該基板を加熱し、同時
に、0.1ml/min未満の初流量で、銅プリカーサ
を該化学蒸着法チャンバへ導入し、かつ同時に、約10
mmHgから300mmHgまでの間の圧力で、約5s
ccmから400sccmまでの間の該化学蒸着法チャ
ンバに初期高ウェットヘリウムガスフローを提供するス
テップと、約10mmHgから300mmHgまでの間
の圧力で、約0.05sccmから5sccmまでの間
に該化学蒸着法チャンバ中の該ウェットヘリウムガスフ
ローを減少させるステップと、約0.1ml/minか
ら0.6ml/minまでの間に該銅プリカーサのフロ
ーを増加させるステップとを包含し、それにより上記目
的が達成される。
【0018】金属窒化物基板上に高密着性銅薄膜を形成
する方法であって、前記銅プリカーサを導入するステッ
プは、CupraSelect、CupraSelec
tブレンド、および50容量%の1−ペンテンと混合さ
れた(1−ペンテン)Cu(I)(hfac)からなる
銅プリカーサの群から銅プリカーサを選択するステップ
を包含してもよい。
する方法であって、前記銅プリカーサを導入するステッ
プは、CupraSelect、CupraSelec
tブレンド、および50容量%の1−ペンテンと混合さ
れた(1−ペンテン)Cu(I)(hfac)からなる
銅プリカーサの群から銅プリカーサを選択するステップ
を包含してもよい。
【0019】金属窒化物基板上に高密着性銅薄膜を形成
する方法であって、初流量で、前記銅プリカーサを前記
化学蒸着法チャンバへ導入するステップは、銅プリカー
サ供給ラインから該化学蒸着法チャンバへ残余の銅プリ
カーサを導入するステップを包含してもよい。
する方法であって、初流量で、前記銅プリカーサを前記
化学蒸着法チャンバへ導入するステップは、銅プリカー
サ供給ラインから該化学蒸着法チャンバへ残余の銅プリ
カーサを導入するステップを包含してもよい。
【0020】金属窒化物基板上に高密着性銅薄膜を形成
する方法は、その一部に形成された金属窒化物バリア層
を有する基板を調製するステップと、約1分間、160
℃から250℃までの間の温度に、化学蒸着法チャンバ
中で該基板を加熱し、同時に、0.1ml/min未満
の非常に遅い初流量で、銅プリカーサを反応チャンバへ
導入し、かつ同時に、5sccmより大きい流量で、反
応チャンバ中に初期高ウェットヘリウムガスフローを提
供するステップと、反応チャンバ中のウェットヘリウム
ガスフローを5sccm以下まで減少させるステップ
と、銅プリカーサのフローを約0.1ml/minから
0.6ml/minまでの間に増加させるステップとを
包含する。
する方法は、その一部に形成された金属窒化物バリア層
を有する基板を調製するステップと、約1分間、160
℃から250℃までの間の温度に、化学蒸着法チャンバ
中で該基板を加熱し、同時に、0.1ml/min未満
の非常に遅い初流量で、銅プリカーサを反応チャンバへ
導入し、かつ同時に、5sccmより大きい流量で、反
応チャンバ中に初期高ウェットヘリウムガスフローを提
供するステップと、反応チャンバ中のウェットヘリウム
ガスフローを5sccm以下まで減少させるステップ
と、銅プリカーサのフローを約0.1ml/minから
0.6ml/minまでの間に増加させるステップとを
包含する。
【0021】本発明の上記の要旨および目的は、本発明
の本質を迅速に理解するために提供される。本発明のよ
り完全な理解は、図面と関連させて、以下の本発明の好
ましい実施形態の詳細な説明を参照することで得ること
ができる。
の本質を迅速に理解するために提供される。本発明のよ
り完全な理解は、図面と関連させて、以下の本発明の好
ましい実施形態の詳細な説明を参照することで得ること
ができる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、化学蒸着法(CVD)シ
ステムを一般に10で示しており、これは、銅薄膜のC
VDに適する。システム10は、化学蒸着法チャンバ
(反応チャンバ)12、気化チャンバ14、および気化
チャンバ14用の供給システム(一般に16で示され
る)を備える。供給システム16は、ヘリウム供給ライ
ン18、プリカーサ供給ライン20、ならびにライン1
8および20に接続され、そこから出る混合ガスライン
24を有する三方混合バルブ22を備えている。システ
ム10の別の部分にウェットヘリウムガスシステム26
がある。このウェットヘリウムガスシステム26は、ヘ
リウムガスライン28、圧力制御バルブ30、および水
源(バブラー)32を備えている。この水源(バブラ
ー)32を通ってヘリウムガスがバブリングされ、本発
明の方法に使用されるウェットヘリウムが生成される。
ウェットヘリウムは、ライン34によってチャンバ12
中へ導入される。ウェットヘリウムのフローは、ニード
ルバルブ36およびマスフローコントローラ38によっ
て制御される。ウェハがチャンバ12中のチャック40
に設置され、チャンバ12中のガスはポンプ42によっ
て排気される。これによりさらに、チャンバ12中に大
気圧より低い状態が生成し、チャンバ12中へプリカー
サとヘリウムとを導入するように機能する。
ステムを一般に10で示しており、これは、銅薄膜のC
VDに適する。システム10は、化学蒸着法チャンバ
(反応チャンバ)12、気化チャンバ14、および気化
チャンバ14用の供給システム(一般に16で示され
る)を備える。供給システム16は、ヘリウム供給ライ
ン18、プリカーサ供給ライン20、ならびにライン1
8および20に接続され、そこから出る混合ガスライン
24を有する三方混合バルブ22を備えている。システ
ム10の別の部分にウェットヘリウムガスシステム26
がある。このウェットヘリウムガスシステム26は、ヘ
リウムガスライン28、圧力制御バルブ30、および水
源(バブラー)32を備えている。この水源(バブラ
ー)32を通ってヘリウムガスがバブリングされ、本発
明の方法に使用されるウェットヘリウムが生成される。
ウェットヘリウムは、ライン34によってチャンバ12
中へ導入される。ウェットヘリウムのフローは、ニード
ルバルブ36およびマスフローコントローラ38によっ
て制御される。ウェハがチャンバ12中のチャック40
に設置され、チャンバ12中のガスはポンプ42によっ
て排気される。これによりさらに、チャンバ12中に大
気圧より低い状態が生成し、チャンバ12中へプリカー
サとヘリウムとを導入するように機能する。
【0023】CVDによる銅堆積の間、ウェハはチャン
バ12中の熱いチャック40上に移され、バルブ22が
経路B〜Cに設定されてヘリウム雰囲気中で約1分間加
熱される。ウェハを加熱すると、経路B〜Cが閉にさ
れ、そして経路A〜Cが開にされ、銅プリカーサが反応
チャンバ12中へ注入されることが可能となる。銅堆積
の間、三方バルブ22は経路A〜Cに対して開にされ、
液体の銅プリカーサが反応チャンバ12中へ注入される
ことが可能となる。従来のCVDプロセスでは、銅薄膜
が堆積されると、バルブ22が経路B〜Cに切り換えら
れ、ヘリウムキャリアガスがライン24中に残留してい
るプリカーサを反応器中に押し出すことが可能となる。
水が、バブラー32を介するヘリウムガスのバブリング
により、反応器12に供給される。
バ12中の熱いチャック40上に移され、バルブ22が
経路B〜Cに設定されてヘリウム雰囲気中で約1分間加
熱される。ウェハを加熱すると、経路B〜Cが閉にさ
れ、そして経路A〜Cが開にされ、銅プリカーサが反応
チャンバ12中へ注入されることが可能となる。銅堆積
の間、三方バルブ22は経路A〜Cに対して開にされ、
液体の銅プリカーサが反応チャンバ12中へ注入される
ことが可能となる。従来のCVDプロセスでは、銅薄膜
が堆積されると、バルブ22が経路B〜Cに切り換えら
れ、ヘリウムキャリアガスがライン24中に残留してい
るプリカーサを反応器中に押し出すことが可能となる。
水が、バブラー32を介するヘリウムガスのバブリング
により、反応器12に供給される。
【0024】銅薄膜の密着は、銅の核またはシード層の
形成に依存する。銅シード層を形成するために、上に高
密着性銅薄膜が堆積されてもよく、銅薄膜堆積速度は、
初期の銅シード層形成の間は極端に遅い必要がある。こ
れは、シード層の形成中に大量の水蒸気を導入すること
により促進され得る。銅薄膜の堆積中に反応チャンバに
導入される水蒸気の量は得られる銅薄膜の抵抗率に大き
く影響するので、水蒸気の量は銅薄膜層の形成中は低減
される必要があり、そうでなければ、得られた銅薄膜の
抵抗率は受け入れ難いほど高くなる。
形成に依存する。銅シード層を形成するために、上に高
密着性銅薄膜が堆積されてもよく、銅薄膜堆積速度は、
初期の銅シード層形成の間は極端に遅い必要がある。こ
れは、シード層の形成中に大量の水蒸気を導入すること
により促進され得る。銅薄膜の堆積中に反応チャンバに
導入される水蒸気の量は得られる銅薄膜の抵抗率に大き
く影響するので、水蒸気の量は銅薄膜層の形成中は低減
される必要があり、そうでなければ、得られた銅薄膜の
抵抗率は受け入れ難いほど高くなる。
【0025】先に記載したように、高密着性を有する銅
薄膜を形成するために、銅シード層を形成する必要があ
る。銅シード層として使用可能なプリカーサ源は、その
前のウェハ上への銅堆積の後のライン24中に残留する
銅プリカーサである。このことを達成するために、本発
明の方法は、ライン24中の残留銅プリカーサを使用し
て、銅シード層のための銅を提供する。ライン24中に
残留する銅プリカーサの量は、高密着性銅薄膜の形成に
重要である。本発明の方法は、非生産的サイクル(すな
わち、高密着性銅シード層を受け入れないダミーウェ
ハ)を用いることを必要とし得るが、引き続く銅薄膜は
非常に良好な密着性を示す。
薄膜を形成するために、銅シード層を形成する必要があ
る。銅シード層として使用可能なプリカーサ源は、その
前のウェハ上への銅堆積の後のライン24中に残留する
銅プリカーサである。このことを達成するために、本発
明の方法は、ライン24中の残留銅プリカーサを使用し
て、銅シード層のための銅を提供する。ライン24中に
残留する銅プリカーサの量は、高密着性銅薄膜の形成に
重要である。本発明の方法は、非生産的サイクル(すな
わち、高密着性銅シード層を受け入れないダミーウェ
ハ)を用いることを必要とし得るが、引き続く銅薄膜は
非常に良好な密着性を示す。
【0026】本発明の方法は、図2のブロック図の形で
一般に41で示される。ウェハは、チャンバ圧力約0.
5Torrで、反応チャンバ12中へ移される(ブロッ
ク43)。次いで、比較的高い初期水蒸気圧が、約10
mmHgから300mmHgまでの間の圧力、約5sc
cmから400sccmまでの間のガス流量で、ウェッ
トヘリウムガスによってチャンバ12中へ導入される
(ブロック44)。ヘリウムは周囲温度で供給され、チ
ャンバ12中の大気圧より低い圧力でバブラー32によ
って引かれる。この時、ウェハは約160℃から250
℃までの間の銅堆積温度に1分間加熱され(ブロック4
6)、そして銅シード層は、その前の銅薄膜堆積に由来
するライン24中に残留する銅プリカーサ源(これは、
低い圧力を誘発する0.1ml/min未満の流量を有
する)から形成される。ウェハ加熱が終了すると(ブロ
ック48)、バルブ22は経路A〜Cに切り換えられて
プリカーサの注入が開始し(ブロック50)、そしてウ
ェットヘリウムガス流量が、そのままの圧力で、約0.
05sccmから5sccmまでの間の低い流量に直ち
に低減される(ブロック52)。銅プリカーサの流量
は、約0.1ml/minと0.6ml/minとの間
の高流量に増加される。その結果、良好な密着性と受け
入れ可能な抵抗率とを有する所望の銅薄膜が得られる
(ブロック54)。ライン24のサイズおよび長さは、
選択された銅プリカーサに依存して、ライン中に銅プリ
カーサを適量に維持するように調節される。本発明の方
法の好ましい実施形態では、銅プリカーサとしてCup
raSelect、または50容量%の1−ペンテンと
混合された(1−ペンテン)Cu(I)(hfac)を
使用する場合、ライン24の長さは16インチであり、
直径は1/16インチである。
一般に41で示される。ウェハは、チャンバ圧力約0.
5Torrで、反応チャンバ12中へ移される(ブロッ
ク43)。次いで、比較的高い初期水蒸気圧が、約10
mmHgから300mmHgまでの間の圧力、約5sc
cmから400sccmまでの間のガス流量で、ウェッ
トヘリウムガスによってチャンバ12中へ導入される
(ブロック44)。ヘリウムは周囲温度で供給され、チ
ャンバ12中の大気圧より低い圧力でバブラー32によ
って引かれる。この時、ウェハは約160℃から250
℃までの間の銅堆積温度に1分間加熱され(ブロック4
6)、そして銅シード層は、その前の銅薄膜堆積に由来
するライン24中に残留する銅プリカーサ源(これは、
低い圧力を誘発する0.1ml/min未満の流量を有
する)から形成される。ウェハ加熱が終了すると(ブロ
ック48)、バルブ22は経路A〜Cに切り換えられて
プリカーサの注入が開始し(ブロック50)、そしてウ
ェットヘリウムガス流量が、そのままの圧力で、約0.
05sccmから5sccmまでの間の低い流量に直ち
に低減される(ブロック52)。銅プリカーサの流量
は、約0.1ml/minと0.6ml/minとの間
の高流量に増加される。その結果、良好な密着性と受け
入れ可能な抵抗率とを有する所望の銅薄膜が得られる
(ブロック54)。ライン24のサイズおよび長さは、
選択された銅プリカーサに依存して、ライン中に銅プリ
カーサを適量に維持するように調節される。本発明の方
法の好ましい実施形態では、銅プリカーサとしてCup
raSelect、または50容量%の1−ペンテンと
混合された(1−ペンテン)Cu(I)(hfac)を
使用する場合、ライン24の長さは16インチであり、
直径は1/16インチである。
【0027】銅薄膜CVDの後のライン24中に残留す
る銅プリカーサは次のウェハの銅シード層の源として使
用されるが、他の技術が、シード層形成中に、必須であ
る少量の銅プリカーサと高水蒸気圧とを提供するために
用いられてもよい。銅プリカーサおよび水蒸気の正確な
量は、他の機構(例えば、アンプルからパージされた反
応チャンバ中へ必須量の銅プリカーサを注入すること、
またはチャンバ中へ銅プリカーサおよび水蒸気を導入す
る他の機械的手段)により制御され得る。
る銅プリカーサは次のウェハの銅シード層の源として使
用されるが、他の技術が、シード層形成中に、必須であ
る少量の銅プリカーサと高水蒸気圧とを提供するために
用いられてもよい。銅プリカーサおよび水蒸気の正確な
量は、他の機構(例えば、アンプルからパージされた反
応チャンバ中へ必須量の銅プリカーサを注入すること、
またはチャンバ中へ銅プリカーサおよび水蒸気を導入す
る他の機械的手段)により制御され得る。
【0028】ライン24中には銅プリカーサが無いの
で、このプロセスによる最初のウェハは、シード層形成
中に非常に高い堆積速度でその上に銅薄膜を形成し(こ
れは、銅薄膜のCVDにおいて、実際に連続して起こ
る)、その薄膜は非常に乏しい密着性を示す。ライン2
4の長さはファクターであり、非常に長い場合、非常に
多くの銅プリカーサを提供し、提供される銅プリカーサ
の量が過剰であるために低密着性の銅薄膜を生じること
になる。銅薄膜の堆積後、バルブ22が閉にされると、
次のウェハの前にライン24に残留する銅プリカーサは
事実上皆無になり、銅薄膜の密着性はなくなる。従っ
て、高水蒸気圧で低濃度の銅プリカーサを提供すると、
良好な密着性および良好な抵抗率を有する銅薄膜が得ら
れる。
で、このプロセスによる最初のウェハは、シード層形成
中に非常に高い堆積速度でその上に銅薄膜を形成し(こ
れは、銅薄膜のCVDにおいて、実際に連続して起こ
る)、その薄膜は非常に乏しい密着性を示す。ライン2
4の長さはファクターであり、非常に長い場合、非常に
多くの銅プリカーサを提供し、提供される銅プリカーサ
の量が過剰であるために低密着性の銅薄膜を生じること
になる。銅薄膜の堆積後、バルブ22が閉にされると、
次のウェハの前にライン24に残留する銅プリカーサは
事実上皆無になり、銅薄膜の密着性はなくなる。従っ
て、高水蒸気圧で低濃度の銅プリカーサを提供すると、
良好な密着性および良好な抵抗率を有する銅薄膜が得ら
れる。
【0029】50容量%の1−ペンテンと混合された
(1−ペンテン)Cu(I)(hfac)である純粋な
銅プリカーサが使用され得る。これは、基板への顕著な
密着性を示さない銅薄膜となり、確かに水蒸気が銅CV
Dの間に導入される必要がある。さらに、ほんの少量の
水蒸気が銅薄膜CVDの間に導入されると、銅薄膜はほ
んの少しの密着性を有し、このような薄膜の抵抗率は、
少量の水蒸気の添加の結果として減少する。従って、銅
シード層の形成のためにライン24中に残留する残留銅
プリカーサを使用することで、および1分間のウェハの
加熱中に反応チャンバ12中の水蒸気の量を増加させ、
次いで、銅プリカーサの注入のためにバルブ22が経路
A〜Cに開にされる場合に水蒸気の量を減少させること
で、銅シード層は1分間のウェハの加熱中に形成され、
次いで、銅プリカーサおよびより低い水蒸気圧でのCV
Dの間に銅薄膜堆積物で覆われ、高密着性銅薄膜を形成
する。1分間のウェハの加熱期間中において、銅堆積は
ライン24中に残留する銅プリカーサのみに由来し、非
常に遅い銅薄膜堆積速度(100Å未満)が得られる。
この期間中に高い水蒸気圧を導入すると、銅シード層が
形成され、金属窒化物基板に対して高い密着性を有す
る。
(1−ペンテン)Cu(I)(hfac)である純粋な
銅プリカーサが使用され得る。これは、基板への顕著な
密着性を示さない銅薄膜となり、確かに水蒸気が銅CV
Dの間に導入される必要がある。さらに、ほんの少量の
水蒸気が銅薄膜CVDの間に導入されると、銅薄膜はほ
んの少しの密着性を有し、このような薄膜の抵抗率は、
少量の水蒸気の添加の結果として減少する。従って、銅
シード層の形成のためにライン24中に残留する残留銅
プリカーサを使用することで、および1分間のウェハの
加熱中に反応チャンバ12中の水蒸気の量を増加させ、
次いで、銅プリカーサの注入のためにバルブ22が経路
A〜Cに開にされる場合に水蒸気の量を減少させること
で、銅シード層は1分間のウェハの加熱中に形成され、
次いで、銅プリカーサおよびより低い水蒸気圧でのCV
Dの間に銅薄膜堆積物で覆われ、高密着性銅薄膜を形成
する。1分間のウェハの加熱期間中において、銅堆積は
ライン24中に残留する銅プリカーサのみに由来し、非
常に遅い銅薄膜堆積速度(100Å未満)が得られる。
この期間中に高い水蒸気圧を導入すると、銅シード層が
形成され、金属窒化物基板に対して高い密着性を有す
る。
【0030】このように、CVDによる金属窒化物基板
上への高密着性銅薄膜を形成する方法が開示されてき
た。本発明のさらなる変形および変更が特許請求の範囲
に規定される本発明の範囲内でなされ得ることが理解さ
れる。
上への高密着性銅薄膜を形成する方法が開示されてき
た。本発明のさらなる変形および変更が特許請求の範囲
に規定される本発明の範囲内でなされ得ることが理解さ
れる。
【0031】
【発明の効果】金属窒化物基板上に高密着性銅薄膜を形
成する方法であって、その一部に形成された金属窒化物
バリア層を有する基板を調製し、約1分間、160℃か
ら250℃までの間の温度に、化学蒸着法チャンバ中で
基板を加熱し、同時に、0.1ml/min未満の初流
量で、銅プリカーサを化学蒸着法チャンバへ導入し、か
つ同時に、5sccmより大きい流量で、化学蒸着法チ
ャンバ中に初期高ウェットヘリウムガスフローを提供す
ることにより、ライン24中に銅プリカーサを残留させ
ることができ、化学蒸着法チャンバ中のウェットヘリウ
ムガスフローを5sccm以下まで減少させ、銅プリカ
ーサのフローを約0.1ml/minから0.6ml/
minまでの間に増加させることにより、金属窒化物基
板上に高密着性銅薄膜を形成することが可能になる。
成する方法であって、その一部に形成された金属窒化物
バリア層を有する基板を調製し、約1分間、160℃か
ら250℃までの間の温度に、化学蒸着法チャンバ中で
基板を加熱し、同時に、0.1ml/min未満の初流
量で、銅プリカーサを化学蒸着法チャンバへ導入し、か
つ同時に、5sccmより大きい流量で、化学蒸着法チ
ャンバ中に初期高ウェットヘリウムガスフローを提供す
ることにより、ライン24中に銅プリカーサを残留させ
ることができ、化学蒸着法チャンバ中のウェットヘリウ
ムガスフローを5sccm以下まで減少させ、銅プリカ
ーサのフローを約0.1ml/minから0.6ml/
minまでの間に増加させることにより、金属窒化物基
板上に高密着性銅薄膜を形成することが可能になる。
【図1】図1は、銅金属薄膜堆積のためのCVDシステ
ムの図である。
ムの図である。
【図2】図2は、本発明の方法のブロック図である。
10 化学蒸着法(CVD)システム
12 化学蒸着法チャンバ(反応チャンバ)
14 気化チャンバ
16 供給システム
18 ヘリウム供給ライン
20 プリカーサ供給ライン
22 三方混合バルブ
24 混合ガスライン
26 ウェットヘリウムガスシステム
28 ヘリウムガスライン
30 圧力制御バルブ
32 水源(バブラー)
34 ライン
36 ニードルバルブ
38 マスフローコントローラ
40 チャック
42 ポンプ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 デビット ラッセル エバンス
アメリカ合衆国 オレゴン 97007, ビ
ーバートン, エスダブリュー 179ティ
ーエイチ ストリート 7574
(72)発明者 シェン テン スー
アメリカ合衆国 ワシントン 98607,
ケイマス, エヌダブリュー トラウト
コート 2216
Fターム(参考) 4K030 AA11 BA01 FA10 JA05 JA06
JA09 JA10
4M104 BB04 DD45
Claims (12)
- 【請求項1】 金属窒化物基板上に高密着性銅薄膜を形
成する方法であって、 その一部に形成された金属窒化物バリア層を有する基板
を調製するステップと、 約1分間、160℃から250℃までの間の温度に、化
学蒸着法チャンバ中で該基板を加熱し、同時に、0.1
ml/min未満の初流量で、銅プリカーサを該化学蒸
着法チャンバへ導入し、かつ同時に、5sccmより大
きい流量で、該化学蒸着法チャンバ中に初期高ウェット
ヘリウムガスフローを提供するステップと、 該化学蒸着法チャンバ中の該ウェットヘリウムガスフロ
ーを5sccm以下まで減少させるステップと、 該銅プリカーサのフローを約0.1ml/minから
0.6ml/minまでの間に増加させるステップとを
包含する、方法。 - 【請求項2】 前記初期高ウェットヘリウムガスフロー
を提供するステップは、約10mmHgから300mm
Hgまでの間の圧力で、約5sccmから400scc
mまでの間のウェットヘリウムフローを提供するステッ
プを包含する、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記ウェットヘリウムガスフローを減少
させるステップは、約10mmHgから300mmHg
までの間の圧力で、約0.05sccmから5sccm
までの間のウェットヘリウムフローを提供するステップ
を包含する、請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】 前記銅プリカーサを導入するステップ
は、CupraSelect、CupraSelect
ブレンド、および50容量%の1−ペンテンと混合され
た(1−ペンテン)Cu(I)(hfac)からなる銅
プリカーサの群から銅プリカーサを選択するステップを
包含する、請求項1に記載の方法。 - 【請求項5】 初流量で、前記銅プリカーサを前記化学
蒸着法チャンバへ導入するステップは、銅プリカーサ供
給ラインから該化学蒸着法チャンバへ残余の銅プリカー
サを導入するステップを包含する、請求項1に記載の方
法。 - 【請求項6】 金属窒化物基板上に高密着性銅薄膜を形
成する方法であって、 その一部に形成された金属窒化物バリア層を有する基板
を調製するステップと、 約1分間、160℃から250℃までの間の温度に、化
学蒸着法チャンバ中で該基板を加熱し、同時に、0.1
ml/min未満の初流量で、銅プリカーサを該化学蒸
着法チャンバへ導入し、かつ同時に、5sccmより大
きい流量で、該化学蒸着法チャンバ中に初期高ウェット
ヘリウムガスフローを提供するステップであって、該銅
プリカーサを導入するステップは、CupraSele
ct、CupraSelectブレンド、および50容
量%の1−ペンテンと混合された(1−ペンテン)Cu
(I)(hfac)からなる銅プリカーサの群から銅プ
リカーサを選択するステップを包含する、ステップと、 該化学蒸着法チャンバ中の該ウェットヘリウムガスフロ
ーを5sccm以下まで減少させるステップと、 該銅プリカーサのフローを約0.1ml/minから
0.6ml/minまでの間に増加させるステップとを
包含する、方法。 - 【請求項7】 前記初期高ウェットヘリウムガスフロー
を提供するステップは、約10mmHgから300mm
Hgまでの間の圧力で、約5sccmから400scc
mまでの間のウェットヘリウムフローを提供するステッ
プを包含する、請求項6に記載の方法。 - 【請求項8】 前記ウェットヘリウムガスフローを減少
させるステップは、約10mmHgから300mmHg
までの間の圧力で、約0.05sccmから5sccm
までの間のウェットヘリウムフローを提供するステップ
を包含する、請求項6に記載の方法。 - 【請求項9】 初流量で、前記銅プリカーサを前記化学
蒸着法チャンバへ導入するステップは、銅プリカーサ供
給ラインから該化学蒸着法チャンバへ残余の銅プリカー
サを導入するステップを包含する、請求項6に記載の方
法。 - 【請求項10】 金属窒化物基板上に高密着性銅薄膜を
形成する方法であって、 その一部に形成された金属窒化物バリア層を有する基板
を調製するステップと、 約1分間、160℃から250℃までの間の温度に、化
学蒸着法チャンバ中で該基板を加熱し、同時に、0.1
ml/min未満の初流量で、銅プリカーサを該化学蒸
着法チャンバへ導入し、かつ同時に、約10mmHgか
ら300mmHgまでの間の圧力で、約5sccmから
400sccmまでの間の該化学蒸着法チャンバに初期
高ウェットヘリウムガスフローを提供するステップと、 約10mmHgから300mmHgまでの間の圧力で、
約0.05sccmから5sccmまでの間に該化学蒸
着法チャンバ中の該ウェットヘリウムガスフローを減少
させるステップと、 約0.1ml/minから0.6ml/minまでの間
に該銅プリカーサのフローを増加させるステップとを包
含する、方法。 - 【請求項11】 前記銅プリカーサを導入するステップ
は、CupraSelect、CupraSelect
ブレンド、および50容量%の1−ペンテンと混合され
た(1−ペンテン)Cu(I)(hfac)からなる銅
プリカーサの群から銅プリカーサを選択するステップを
包含する、請求項10に記載の方法。 - 【請求項12】 初流量で、前記銅プリカーサを前記化
学蒸着法チャンバへ導入するステップは、銅プリカーサ
供給ラインから該化学蒸着法チャンバへ残余の銅プリカ
ーサを導入するステップを包含する、請求項10に記載
の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/929,709 | 2001-08-13 | ||
US09/929,709 US6576292B2 (en) | 2001-08-13 | 2001-08-13 | Method of forming highly adhesive copper thin films on metal nitride substrates via CVD |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003115463A true JP2003115463A (ja) | 2003-04-18 |
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ID=25458318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002211629A Pending JP2003115463A (ja) | 2001-08-13 | 2002-07-19 | Cvdによる金属窒化物基板上への高密着性銅薄膜形成方法 |
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Country | Link |
---|---|
US (1) | US6576292B2 (ja) |
JP (1) | JP2003115463A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008024978A (ja) * | 2006-07-20 | 2008-02-07 | Tokyo Electron Ltd | 成膜方法、成膜装置及び記憶媒体 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2833410B1 (fr) * | 2001-12-10 | 2004-03-19 | Commissariat Energie Atomique | Procede de realisation d'un dispositif d'imagerie |
US8389054B2 (en) * | 2008-08-14 | 2013-03-05 | Schlumberger Technology Corporation | Fabrication technique for metallic devices with embedded optical elements, optical devices, or optical and electrical feedthroughs |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US5891513A (en) * | 1996-01-16 | 1999-04-06 | Cornell Research Foundation | Electroless CU deposition on a barrier layer by CU contact displacement for ULSI applications |
US5744192A (en) | 1996-11-08 | 1998-04-28 | Sharp Microelectronics Technology, Inc. | Method of using water vapor to increase the conductivity of cooper desposited with cu(hfac)TMVS |
US6090705A (en) * | 1998-01-20 | 2000-07-18 | Tokyo Electron Limited | Method of eliminating edge effect in chemical vapor deposition of a metal |
US6245261B1 (en) * | 1998-12-11 | 2001-06-12 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Substituted phenylethylene precursor and synthesis method |
US6281377B1 (en) * | 2000-02-11 | 2001-08-28 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Substituted cycloalkene new copper precursors for chemical vapor deposition of copper metal thin films |
US6423201B1 (en) * | 2000-08-23 | 2002-07-23 | Applied Materials, Inc. | Method of improving the adhesion of copper |
-
2001
- 2001-08-13 US US09/929,709 patent/US6576292B2/en not_active Expired - Fee Related
-
2002
- 2002-07-19 JP JP2002211629A patent/JP2003115463A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008024978A (ja) * | 2006-07-20 | 2008-02-07 | Tokyo Electron Ltd | 成膜方法、成膜装置及び記憶媒体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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