JP2003113334A - インクジェット記録用水性インクセット - Google Patents

インクジェット記録用水性インクセット

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JP2003113334A
JP2003113334A JP2001305336A JP2001305336A JP2003113334A JP 2003113334 A JP2003113334 A JP 2003113334A JP 2001305336 A JP2001305336 A JP 2001305336A JP 2001305336 A JP2001305336 A JP 2001305336A JP 2003113334 A JP2003113334 A JP 2003113334A
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water
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晶彦 谷口
Masayuki Tsuda
政之 津田
Masaya Fujioka
昌也 藤岡
Shunichi Higashiyama
俊一 東山
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アニオン性染料を含むインクとカチオン性染
料を含むインクとを併用した場合においても、ヘッド吐
出部で目詰まりの発生がなく安定した吐出が可能で、高
信頼性、高精度で鮮明かつ色バランスのよい記録ができ
るインクジェット記録用水性インクセットを提供する。 【解決手段】 複数色のインクから構成されるインクジ
ェット記録用水性インクセットであって、アニオン性染
料を含むインク及びカチオン性染料を含むインクを少な
くともそれぞれ1種ずつ含むものであり、前記アニオン
性染料を含むインク及び/又は前記カチオン性染料を含
むインクは、ジエチレングリコール、トリエチレングリ
コール及びポリエチレングリコールからなる群より選択
される少なくとも2種のグリコール、ポリビニルピロリ
ドン、並びに、水を含むものであるインクジェット記録
用水性インクセット。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録装置に使用するインクジェット記録用水性インクセッ
トに関する。 【0002】 【従来の技術】インクジェット記録方式とは、急激に加
熱することで発生した気泡の作用で微細ノズルからイン
クを吐出するバブル方式、電圧印加により変形する圧電
素子の作用で微細ノズルからインクを吐出するピエゾ方
式等のインク吐出方式により、基本色である数色のイン
クを、数ピコリットル〜数十ピコリットルの微小液滴に
して選択的に紙面上に着弾させることにより画像を形成
する記録方式である。 【0003】上記インクジェット記録方式は、微小液滴
の吐出を高精度で制御することによって、フルカラーに
近い色の再現及び粒状感のない画像の形成を可能とし、
高い印字品質及び高い印画品質を実現できる点において
優れている。しかしながら、そのような高精度で微小液
滴の吐出を行うためには充分に細い吐出ノズルを用いた
高精度の着弾制御技術が必要であり、インク中のゴミ、
不純物は除去される必要がある。そのためインクジェッ
ト記録用水性インクには精密濾過がなされ、インクに接
する全ての部品には充分に洗浄された材料が使用される
必要がある。 【0004】ブラック、イエロー、マゼンタ及びシアン
の4色のインクからなるインクセットを用いる一般的な
フルカラーインクジェットプリンタは、紙への着色性及
び毒性の観点からその多くがアニオン性染料を含むイン
クを使用している。しかしながら、アニオン性染料を含
むインクは、特にイエロー等の色において鮮明さが不充
分であり、より鮮明な画像に対する要望がある。この要
望を満たすためには、マーカーペン等に使用されてお
り、鮮明な発色性を有するカチオン性染料を使用するこ
とが好ましい。一方、カチオン性染料を含むインクは、
それぞれ単色での鮮明さはあるが、全てのインクに使用
した場合は、色のバランスの面から好適とは言いがた
い。したがって、鮮明かつ色バランスのよい画像を得る
には、アニオン性染料を含むインクとカチオン性染料を
含むインクとを併用した方が好ましい。 【0005】しかしながら、アニオン性染料を含むイン
クとカチオン性染料を含むインクとを併用した場合、イ
ンクジェットプリンタの各色のヘッド吐出部は同じ面に
近接して配置されており、また上記ヘッド吐出部を清掃
するためのワイパは各色のヘッド吐出部で同じワイパが
使用されるため、そのヘッド吐出部においてインク同士
が混合し、不溶性無機塩の生成又は染料析出による析出
物を生じるおそれがある。析出物の生成量は、染料の種
類及び濃度、並びに、溶剤の種類及び濃度等によって異
なるが、析出物が生成することで、ヘッド吐出部で目詰
まりが発生したり、高精度の吐出の着弾制御ができなく
なる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した問
題点を解決するためになされたものであり、アニオン性
染料を含むインクとカチオン性染料を含むインクとを併
用した場合においても、ヘッド吐出部で目詰まりの発生
がなく安定した吐出が可能で、高信頼性、高精度で鮮明
かつ色バランスのよい記録ができるインクジェット記録
用水性インクセットを提供することを目的とするもので
ある。 【0007】 【発明を解決するための手段】本発明は、複数色のイン
クから構成されるインクジェット記録用水性インクセッ
トであって、アニオン性染料を含むインク及びカチオン
性染料を含むインクを少なくともそれぞれ1種ずつ含む
ものであり、前記アニオン性染料を含むインク及び/又
は前記カチオン性染料を含むインクは、ジエチレングリ
コール、トリエチレングリコール及びポリエチレングリ
コールからなる群より選択される少なくとも2種のグリ
コール、ポリビニルピロリドン、並びに、水を含むもの
であるインクジェット記録用水性インクセットである。
以下に本発明を詳述する。 【0008】 【発明の実施の形態】本発明のインクジェット記録用水
性インクセットは、複数色のインクから構成されるもの
であり、上記アニオン性染料を含むインク及び上記カチ
オン性染料を含むインクを少なくともそれぞれ1種ずつ
含むものである。 【0009】上記アニオン性染料としては特に限定され
ず、例えば、C.I.ダイレクトイエロー 8、11、
12、27、28、33、39、44、50、58、8
5、86、87、88、89、98、100、110、
132;C.I.アシッドイエロー 1、3、7、1
1、17、23、25、29、36、38、40、4
2、44、76、98、99;C.I.リィアクティブ
イエロー 2、3、17、25、37、42;C.I.
フードイエロー 3;C.I.ダイレクトレッド 2、
4、9、11、20、23、24、31、39、46、
62、75、79、80、83、89、95、197、
201、218、220、224、225、226、2
27、228、229、230;C.I.アシッドレッ
ド 6、8、9、13、14、18、26、27、3
2、35、42、51、52、80、83、87、8
9、92、106、114、115、133、134、
145、158、198、249、265、289;
C.I.リィアクティブレッド 7、12、13、1
5、17、20、23、24、31、42、45、4
6、59;C.I.フードレッド 87、92、94;
C.I.ダイレクトブルー 1、15、22、25、4
1、76、77、80、86、90、98、106、1
08、120、158、163、168、199、22
6;C.I.アシッドブルー 1、7、9、15、2
2、23、25、29、40、43、59、62、7
4、78、80、90、100、102、104、11
7、127、138、158、161;C.I.リィア
クティブブルー 4、5、7、13、14、15、1
8、19、21、26、27、29、32、38、4
0、44、100;C.I.ダイレクトバイオレット1
07;C.I.ダイレクトブラック 17、19、2
2、31、32、51、62、71、74、112、1
13、154、168、195;C.I.アシッドブラ
ック 2、48、51、52、110、115、15
6;C.I.フードブラック1、2等を挙げることがで
きる。これらのアニオン性染料は、単独で用いられても
よく、2種以上が併用されてもよい。上記アニオン性染
料の配合量は、上記アニオン性染料を含むインク全量に
対して0.1〜20重量%が好ましく、より好ましくは
0.3〜15重量%、更に好ましくは0.5〜10重量
%である。 【0010】上記カチオン性染料としては特に限定され
ず、例えば、C.I.ベーシックイエロー1、2、1
1、13、14、19、21、25、32、33、3
6、51;C.I.ベーシックオレンジ2、15、2
1、22;C.I.ベーシックレッド1、2、9、1
2、13、37、38、39、92;C.I.ベーシッ
クバイオレット1、3、7、10、14;C.I.ベー
シックブルー1、3、5、7、9、19、24、25、
26、28、29、45、54、65;C.I.ベーシ
ックグリーン1、4;C.I.ベーシックブラウン1、
12;C.I.ベーシックブラック2、8等を挙げるこ
とができる。これらのカチオン性染料は、単独で用いら
れてもよく、2種以上が併用されてもよい。上記カチオ
ン性染料の配合量は、上記カチオン性染料を含むインク
全量に対して0.1〜10重量%が好ましく、より好ま
しくは0.2〜3重量%である。 【0011】上記アニオン性染料を含むインク及び/又
は上記カチオン性染料を含むインクの少なくとも一方
は、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール及
びポリエチレングリコールからなる群より選択される少
なくとも2種のグリコールを含むものである。上記ジエ
チレングリコール、トリエチレングリコール及びポリエ
チレングリコールからなる群より選択される少なくとも
2種のグリコールは、アニオン性染料を含むインクに含
まれていることが好ましい。 【0012】本発明のインクジェット記録用水性インク
セットを構成するインクに含まれているアニオン性染料
及びカチオン性染料は、水溶液中においてそれぞれカチ
オンとアニオンとに解離する。したがって、アニオン性
染料を含む水性インクとカチオン性染料を含む水性イン
クとを混合した場合、混合したインク中でアニオン性染
料中のアニオンとカチオン性染料中のカチオンとが引き
合い、染料の母体同士が結合することによって析出物を
生じると考えられる。一般的にアニオンとカチオンは互
いに引き合いやすく、析出物の生成を防ぐことは困難で
あるが、染料に起因する析出物は染料溶解性の悪い有機
溶媒から発生しやすく、染料溶解性と析出物の発生しや
すさは、反比例するものと考えられる。これは、溶媒に
よって染料の周りを取り囲む強さが異なるためであると
考えられる。 【0013】そこで、本発明者は、析出物の生成を抑制
できる染料溶解性の高い溶媒について鋭意検討を重ねた
結果、アニオン性染料及びカチオン性染料に対する溶解
性が非常に良好な溶媒として、ジエチレングリコール、
トリエチレングリコール、及び、ポリエチレングリコー
ルを見出した。これらのグリコールが持つ炭化水素基及
び水酸基の割合、並びに、分子の大きさが、上記染料を
取り囲むのに好適であると考えられ、更に量体が異なる
2種以上の上記グリコールを含むことでより大きな効果
が得られることを見出した。上記グリコールが、アニオ
ン性染料及びカチオン性染料のどちらに対してより好適
に効果を示すかは定かでないが、アニオン性染料とカチ
オン性染料とが混合されたときは、どちらか一方又は双
方の染料に作用し、インクからの析出物の生成を著しく
抑制できる。 【0014】上記ジエチレングリコール、トリエチレン
グリコール及びポリエチレングリコールからなる群より
選択される2種のグリコールの配合量は、上記アニオン
性染料を含むインク及び/又は上記カチオン性染料を含
むインク全量に対して10〜45重量%が好ましい。1
0重量%未満であると、上記アニオン性染料を含むイン
クと上記カチオン性染料を含むインクとを混合した際又
はインク中の揮発成分が蒸発した際に析出が発生するお
それがあり、45重量%を超えると、揮発成分の蒸発後
の粘度が高粘度となるため、吐出性、メンテナンス性の
面で不具合が生じることがある。上記ポリエチレングリ
コールを選択する場合は、ポリエチレングリコールの平
均分子量は200〜600が好ましい。平均分子量が2
00未満であると、染料を取り囲む強さが低下すると考
えられ、上記アニオン性染料を含むインクと上記カチオ
ン性染料を含むインクとを混合した際に析出物が発生す
ることがあり、平均分子量が600を超えると、揮発成
分蒸発後の粘度が高粘度となるため、吐出性、メンテナ
ンス性の面で不具合が生じることがある。より好ましく
は200〜300である。 【0015】上記アニオン性染料を含むインク及び/又
は上記カチオン性染料を含むインクは、ポリビニルピロ
リドンを含むものである。なかでも上記ポリビニルピロ
リドンは、アニオン性染料を含むインクに含まれること
が好ましい。本発明者は、上記グリコールを用いること
で、インクからの析出物を抑制できることを見出した
が、染料の種類によっては効果が不充分であった。本発
明者は更に鋭意検討を重ねた結果、インク溶媒に更に水
溶性高分子、特にポリビニルピロリドンを加えた場合
に、より効果的に析出を抑制できることを見出し、本発
明を完成させるに至った。上記ポリビニルピロリドン
が、インク中の水分子との水和現象によりクラスターを
形成し、上記グリコールに取り囲まれたアニオン性染料
とカチオン性染料は更に結合が困難になるものと思われ
る。 【0016】上記ポリビニルピロリドンの配合量は、上
記アニオン性染料を含むインク及び/又は上記カチオン
性染料を含むインク全量に対して0.1〜5重量%が好
ましい。0.1重量%未満であると、染料を取り囲む強
さが低下すると考えられ、上記アニオン性染料を含むイ
ンクと上記カチオン性染料を含むインクとを混合した際
に析出物が発生することがあり、5重量%を超えると、
揮発成分蒸発後の粘度が高粘度となるため、吐出性、メ
ンテナンス性の面で不具合が生じることがある。より好
ましくは0.3〜3重量%、更に好ましくは0.5〜
1.5重量%である。上記ポリビニルピロリドンの平均
分子量は2000〜20000が好ましい。2000未
満であると、染料を取り囲む強さが低下すると考えら
れ、上記アニオン性染料を含むインクと上記カチオン性
染料を含むインクとを混合した際に析出物が発生するこ
とがあり、20000を超えると、揮発成分蒸発後の粘
度が高粘度となるため、吐出性、メンテナンス性の面で
不具合が生じることがある。より好ましくは2000〜
3000である。 【0017】上記水は特に限定されないが、脱イオン水
(純水)を使用することが好ましい。上記水の配合量
は、インク粘度を正常に吐出できるよう低く保つため
に、上記アニオン性染料を含むインク及び/又は上記カ
チオン性染料を含むインク全量に対して40重量%以上
であることが好ましい。 【0018】本発明のインクジェット記録用水性インク
セットに用いられるインクは、湿潤剤及び浸透剤を含有
するものであってもよい。上記湿潤剤は、主にインクジ
ェットヘッドの先端部におけるインク成分の析出及びイ
ンクの乾固を防止する目的で添加される。上記湿潤剤と
しては特に限定されず、例えば、ポリアルキレングリコ
ール類;エチレングリコール、プロピレングリコール、
ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプ
ロピレングリコール、1,2,6−ヘキサントリオー
ル、チオジグリコール、1,3−ブタンジオール、1,
5−ペンタンジオール、ヘキシレングリコール等のアル
キレングリコール類;グリセリン;2−ピロリドン、N
−メチル−2−ピロリドン等のピロリドン類を挙げるこ
とができる。これらの湿潤剤は、単独で用いられてもよ
く、2種以上が併用されてもよい。 【0019】上記のジエチレングリコール、トリエチレ
ングリコール及びポリエチレングリコールからなる群よ
り選択されるグリコールは、湿潤剤としての性質を有し
ており、上記グリコールを含むインクには、上記湿潤剤
が併用される必要はないが、併用することも可能であ
る。上記グリコールと上記湿潤剤とが併用されたときの
上記グリコールと上記湿潤剤の配合量は、インク全量に
対して10〜45重量%が好ましい。10重量%未満で
は、湿潤作用が不充分となり、インク成分の析出及びイ
ンクの乾固等の問題を生じることがあり、45重量%を
超えると、インクが必要以上に増粘し、インクの吐出性
に悪影響を与えることがある。上記グリコールを含まな
いインクに上記湿潤剤を添加する場合、その配合量は、
インク全量に対して5〜50重量%が好ましい。5重量
%未満であると、湿潤作用が不充分となり、インク成分
の析出及びインクの乾固等の問題を生じることがあり、
50重量%を超えると、インクが必要以上に増粘し、イ
ンクを吐出できなくなったり、記録紙上でのインクの乾
燥が極端に遅くなる等の問題を生じることがある。より
好ましくは10〜40重量%である。 【0020】上記浸透剤は、記録紙へのインクの浸透速
度を速めることにより、紙面上でのインクの乾燥を速
め、ブリーディング及びフェザリングを防止する目的で
添加される。なお、ブリーディングとは、記録紙上での
異なる色の境界でのにじみを意味し、フェザリングと
は、インクの浸透に伴う紙の繊維に沿ったヒゲ状のにじ
みを意味する。上記浸透剤としては、低臭気性で蒸気圧
の低い多価アルコールモノアルキルエーテルを使用する
ことが好ましい。上記多価アルコールモノアルキルエー
テルとしては特に限定されないが、例えば、ジエチレン
グリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコール
モノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノイソブ
チルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエー
テル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル、
ジプロピレングリコールモノイソプロピルエーテル、ジ
プロピレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレ
ングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコ
ールモノブチルエーテル、トリプロピレングリコールモ
ノメチルエーテル、トリプロピレングリコールモノブチ
ルエーテル等が好適に使用される。 【0021】上記多価アルコールアルキルエーテルの配
合量は、本発明で用いられるインクのインク全量に対し
て2〜20重量%が好ましい。2重量%未満であると、
記録紙へのインクの浸透速度が遅いため、インクの記録
紙上での乾燥時間及びにじみの問題を生じることがあ
り、20重量%を超えると、記録紙へのインクの浸透が
過剰となるため、記録紙の裏までインクが達してしまっ
たり、にじみの問題を生じることがある。 【0022】本発明で用いられるインクには、記録紙へ
のインクの浸透性及び乾燥性を制御する目的で、エタノ
ール、イソプロピルアルコール等の1価アルコールを使
用することもできる。更に必要に応じて従来公知の樹脂
バインダー、ポリビニルピロリドン以外の水溶性高分
子、界面活性剤、粘度調整剤、表面張力調整剤、pH調
整剤、染料溶解剤、防腐防カビ剤等を使用することもで
きる。本発明で用いられるインクを、熱エネルギーの作
用によってインクを吐出させるタイプのインクジェット
記録方式に適用する場合には、例えば、比熱、熱膨張係
数及び熱電導率等の熱的な物性値が調整されることもあ
る。 【0023】なお、本発明のインクジェット記録用水性
インクセットは、フルカラーの画像を得る場合には、一
般にブラック、イエロー、マゼンタ及びシアンの4色の
インクから構成されるが、5色以上であっても、3色以
下であってもよい。 【0024】以上のように、本発明のインクジェット記
録用水性インクセットは、従来技術の問題点が充分に解
決されており、アニオン染料を含むインクとカチオン性
染料を含むインクとが混合しても、染料の析出等の問題
を発生しない。 【0025】 【実施例】以下に実施例を掲げて本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるも
のではない。下記の各々の組成のインクを調製し、これ
らをインクジェット記録用インクセットとした。 【0026】 (実施例1) <ブラックインク組成> C.I.フードブラック2 1.0重量% ポリエチレングリコール(重量平均分子量200) 19.0重量% ジエチレングリコール 9.0重量% ポリビニルピロリドン(重量平均分子量2500) 1.0重量% トリエチレングリコールモノブチルエーテル 5.0重量% 純水 65.0重量% <イエローインク組成> C.I.ベーシックイエロー40 0.8重量% ポリエチレングリコール(重量平均分子量200) 14.0重量% 2−ピロリドン 17.0重量% ジエチレングリコールモノメチルエーテル 3.0重量% 純水 65.2重量% <マゼンタインク組成> C.I.アシッドレッド52 1.0重量% ポリエチレングリコール(重量平均分子量200) 12.0重量% トリエチレングリコール 14.0重量% ポリビニルピロリドン(重量平均分子量2500) 1.0重量% トリエチレングリコールモノブチルエーテル 2.0重量% 純水 70.0重量% <シアンインク組成> C.I.ベーシックブルー3 0.8重量% グリセリン 14.0重量% ポリエチエレングリコール(重量平均分子量200) 10.0重量% トリエチレングリコールモノブチルエーテル 6.0重量% 純水 69.2重量% 【0027】 (実施例2) <ブラックインク組成> C.I.フードブラック2 0.8重量% ポリエチレングリコール(重量平均分子量300) 20.0重量% トリエチレングリコール 5.0重量% ジエチレングリコール 5.0重量% ポリビニルピロリドン(重量平均分子量2500) 0.6重量% ジエチレングリコールモノイソブチルエーテル 3.0重量% 純水 65.6重量% <イエローインク組成> C.I.ベーシックイエロー19 0.5重量% ポリエチレングリコール(重量平均分子量200) 14.0重量% 2−ピロリドン 17.0重量% ジエチレングリコールモノイソブチルエーテル 3.0重量% 純水 65.5重量% <マゼンタインク組成> C.I.ベーシックレッド1 0.5重量% ポリエチレングリコール(重量平均分子量200) 14.0重量% 2−ピロリドン 17.0重量% トリエチレングリコールモノブチルエーテル 4.0重量% 純水 64.5重量% <シアンインク組成> C.I.ベーシックブルー9 1.0重量% ポリエチレングリコール(重量平均分子量200) 15.0重量% ジエチレングリコール 8.0重量% ポリビニルピロリドン(重量平均分子量2500) 1.4重量% トリエチレングリコールモノブチルエーテル 4.0重量% 純水 70.6重量% 【0028】 (実施例3) <ブラックインク組成> C.I.フードブラック2 0.5重量% ポリエチレングリコール(重量平均分子量300) 12.0重量% ジエチレングリコール 15.0重量% ポリビニルピロリドン(重量平均分子量2500) 0.7重量% ジエチレングリコールモノイソブチルエーテル 2.0重量% 純水 69.8重量% <イエローインク組成> C.I.ベーシックイエロー2 0.5重量% ポリエチレングリコール(重量平均分子量200) 14.0重量% 2−ピロリドン 17.0重量% ジエチレングリコールモノイソブチルエーテル 4.0重量% 純水 64.5重量% <マゼンタインク組成> C.I.アシッドレッド52 1.0重量% ポリエチレングリコール(重量平均分子量200) 19.2重量% トリエチレングリコール 9.0重量% ポリビニルピロリドン(重量平均分子量2500) 0.9重量% トリエチレングリコールモノブチルエーテル 5.0重量% 純水 64.9重量% <シアンインク組成> C.I.アシッドブルー9 1.5重量% ポリエチレングリコール(重量平均分子量300) 17.0重量% ジエチレングリコール 12.0重量% ポリビニルピロリドン(重量平均分子量2500) 0.5重量% トリエチレングリコールモノブチルエーテル 4.0重量% 純水 65.0重量% 【0029】 (実施例4) <ブラックインク組成> C.I.ベーシックブラック2 0.6重量% グリセリン 16.0重量% 2−ピロリドン 12.0重量% ジエチレングリコールモノイソブチルエーテル 5.0重量% 純水 66.4重量% <イエローインク組成> C.I.ベーシックイエロー1 0.5重量% グリセリン 16.0重量% 2−ピロリドン 12.0重量% トリエチレングリコールモノブチルエーテル 4.0重量% 純水 67.5重量% <マゼンタインク組成> C.I.ダイレクトバイオレット107 1.0重量% ポリエチレングリコール(重量平均分子量300) 23.0重量% トリエチレングリコール 6.0重量% ポリビニルピロリドン(重量平均分子量2500) 1.2重量% ジエチレングリコールモノイソブチルエーテル 2.0重量% 純水 66.8重量% <シアンインク組成> C.I.ベーシックブルー1 0.4重量% ポリエチレングリコール(重量平均分子量200) 14.0重量% 2−ピロリドン 17.0重量% トリエチレングリコールモノブチルエーテル 3.0重量% 純水 65.6重量% 【0030】 (比較例1) <ブラックインク組成> C.I.ダイレクトブラック154 0.5重量% ポリエチレングリコール(重量平均分子量300) 19.2重量% グリセリン 6.0重量% ポリビニルピロリドン(重量平均分子量2500) 0.9重量% ジエチレングリコールモノイソブチルエーテル 3.0重量% 純水 70.4重量% <イエローインク組成> C.I.ベーシックイエロー1 0.4重量% グリセリン 19.0重量% ジエチレングリコール(重量平均分子量200) 10.0重量% トリエチレングリコールモノブチルエーテル 5.0重量% 純水 75.6重量% <マゼンタインク組成> C.I.アシッドレッド289 1.0重量% ポリエチレングリコール(重量平均分子量200) 19.2重量% ジエチレングリコール 9.0重量% グリセリン 0.9重量% ジエチレングリコールモノイソブチルエーテル 3.0重量% 純水 66.9重量% <シアンインク組成> C.I.アシッドブルー9 1.5重量% グリセリン 19.2重量% トリエチレングリコール 6.0重量% ポリビニルピロリドン(重量平均分子量2500) 0.3重量% ジエチレングリコールモノイソブチルエーテル 2.0重量% 純水 68.0重量% 【0031】 (比較例2) <ブラックインク組成> C.I.ベーシックブラック2 0.6重量% グリセリン 16.0重量% 2−ピロリドン 12.0重量% ジエチレングリコールモノメチルエーテル 5.0重量% 純水 66.4重量% <イエローインク組成> C.I.ベーシックイエロー1 0.4重量% ポリエチレングリコール(重量平均分子量200) 14.0重量% 2−ピロリドン 17.0重量% ジエチレングリコールモノイソブチルエーテル 3.0重量% 純水 65.6重量% <マゼンタインク組成> C.I.アシッドレッド52 1.0重量% ポリエチレングリコール(重量平均分子量200) 19.0重量% ジエチレングリコール 8.0重量% トリエチレングリコールモノブチルエーテル 5.0重量% 純水 67.0重量% <シアンインク組成> C.I.ダイレクトブルー199 1.5重量% 2−ピロリドン 19.2重量% ジエチレングリコール 9.0重量% ポリビニルピロリドン(重量平均分子量2500) 0.9重量% ジエチレングリコールモノイソブチルエーテル 2.0重量% 純水 64.4重量% 【0032】 (比較例3) <ブラックインク組成> C.I.ベーシックブラック2 0.6重量% グリセリン 16.0重量% 2−ピロリドン 12.0重量% トリエチレングリコールモノブチルエーテル 4.0重量% 純水 67.4重量% <イエローインク組成> C.I.ベーシックイエロー2 0.6重量% グリセリン 16.0重量% 2−ピロリドン 12.0重量% トリエチレングリコールモノブチルエーテル 3.0重量% 純水 68.4重量% <マゼンタインク組成> C.I.アシッドレッド52 1.0重量% ポリエチレングリコール(重量平均分子量300) 19.2重量% 2−ピロリドン 9.0重量% ポリビニルピロリドン(重量平均分子量2500) 0.9重量% ジエチレングリコールモノイソブチルエーテル 2.0重量% 純水 67.9重量% <シアンインク組成> C.I.ベーシックブルー9 0.4重量% グリセリン 16.0重量% 2−ピロリドン 12.0重量% ジエチレングリコールモノイソブチルエーテル 3.0重量% 純水 68.6重量% 【0033】(性能評価)実施例1〜4及び比較例1〜
3で作製したインクセットそれぞれについて、各インク
材料を充分に混合攪拌した後、0.2μmのメンブラン
フィルタで濾過して評価に使用した。 【0034】評価1:吐出評価 吐出装置には、記録ヘッド内のインクにピエゾ素子振動
による圧力を与えて液滴を発生させて記録を行うオンデ
マンドタイプのマルチヘッド(吐出オリフィス径40μ
m、駆動電圧30ボルト、周波数10kHz)を使用し
た。評価試験は、カートリッジ内のインクがなくなるま
で4色同時に記録を続け、インクが吐出されない不吐出
及び吐出方向にずれを生じた曲がりが認められた場合
は、パージ(インク吐出部に負圧をかけてそのインクを
強制排出する)を行い、その回復具合を確認した。 以下の基準にしたがって評価した。 ○…不吐出及び曲がりが最後まで全くなかった。 △…不吐出及び曲がりがわずかに生じたが、パージによ
り回復した。 ×…不吐出及び曲がりが生じ、パージにより回復しなか
った。 【0035】評価2:プリンター吐出部の顕微鏡観察 上記吐出評価を実施した後、プリンタ吐出部の顕微鏡観
察を行った。以下の基準にしたがって評価した。 ○…析出物は見られなかった。 ×…析出物が確認された。 表1に結果を示した。 【0036】 【表1】 【0037】表1に示した通り、各実施例で作製したイ
ンクセットにおいて、析出物の生成による吐出部での目
詰まりは発生しなかった。また、顕微鏡観察の結果、吐
出評価で×となったインクセットを用いたプリンタにお
いて吐出部で析出物が確認されたが、それ以外のプリン
タにおいて析出物は見られなかった。 【0038】 【発明の効果】本発明は、上述の構成よりなるので、ア
ニオン性染料を含むインクとカチオン性染料を含むイン
クとを併用した場合においても、ヘッド吐出部の目詰ま
りの発生がなく安定した吐出が可能で、高信頼性、高精
度で鮮明かつ色バランスのよい記録ができるインクジェ
ット記録用水性インクセットを提供することができる。
フロントページの続き (72)発明者 藤岡 昌也 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 (72)発明者 東山 俊一 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 Fターム(参考) 2C056 FC02 2H086 BA56 BA57 BA59 4J039 AD23 BC09 BE03 BE04 BE05 BE12 CA03 EA15 EA16 EA17 EA19 EA41 EA44 GA24

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数色のインクから構成されるインクジ
    ェット記録用水性インクセットであって、アニオン性染
    料を含むインク及びカチオン性染料を含むインクを少な
    くともそれぞれ1種ずつ含むものであり、前記アニオン
    性染料を含むインク及び/又は前記カチオン性染料を含
    むインクは、ジエチレングリコール、トリエチレングリ
    コール及びポリエチレングリコールからなる群より選択
    される少なくとも2種のグリコール、ポリビニルピロリ
    ドン、並びに、水を含むものであることを特徴とするイ
    ンクジェット記録用水性インクセット。
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