JP2003112878A - エレベータのかご内映像記録装置 - Google Patents

エレベータのかご内映像記録装置

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Publication number
JP2003112878A
JP2003112878A JP2001311467A JP2001311467A JP2003112878A JP 2003112878 A JP2003112878 A JP 2003112878A JP 2001311467 A JP2001311467 A JP 2001311467A JP 2001311467 A JP2001311467 A JP 2001311467A JP 2003112878 A JP2003112878 A JP 2003112878A
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JP
Japan
Prior art keywords
car
television camera
elevator
elevator car
side plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001311467A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Hayashi
孝志 林
Yoshio Matsuzaki
義夫 松崎
達法 ▲高▼橋
Tatsunori Takahashi
Kengo Fujimori
健吾 藤森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority to JP2001311467A priority Critical patent/JP2003112878A/ja
Publication of JP2003112878A publication Critical patent/JP2003112878A/ja
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  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビカメラの死角を極力少なくし、乗りか
ご内全体を撮影することができるエレベータのかご内映
像記録装置を提供することにある。 【解決手段】 トランク室10上部の空きスペースに追
加側板2a、2b、2c、追加天井3a、さらに傾斜付
き側板11からなる凹形状の第2かご室を形成し、第2
かご室の後側板2cの角部近傍にテレビカメラ7を配置
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータのかご
内映像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、エレベータの乗りかごにテレ
ビカメラ等を設置して該乗りかご内の状況を把握すると
いう技術が、種々提案されている。例えば、特開平10
−77178号公報などには、そのようなエレベータの
かご内映像記録装置に関する記載がなされている。
【0003】この種のかご内映像記録装置には、一般
に、乗りかご内を撮影するテレビカメラと、このテレビ
カメラが撮影した映像を記録するビデオデッキ等の記録
装置とが備えられており、乗りかご内で犯罪が発生した
際には、その映像記録を再生することによって犯人の特
定が可能となるので、乗りかご内での犯罪を抑止する効
果もある。
【0004】この従来技術の一例を図4、図5を用いて
説明する。
【0005】図4はかご内映像記録装置を採用したエレ
ベータの乗りかごの側面図、図5は図4に示したエレベ
ータの乗りかごの平面図である。
【0006】図において、1は側板2、天井3、床4な
どからなる乗りかご、5はかご戸、6は行き先階登録な
どの操作を行うための操作盤、7は乗かご内を撮影する
テレビカメラ、8は乗客、θ1′、θ3′はテレビカメ
ラ7の画角、θ2′、θ4′はテレビカメラ7の映像の
死角である。
【0007】テレビカメラ7は、乗りかご1の出入口に
対向する奥側の角部近傍の側板2に取り付け、また、テ
レビカメラ7の画角θ3′の中心を出入口に合わせて調
整している。このため、テレビカメラ7は、エレベータ
利用者8が乗りかご1に乗り込んだ時の映像、すなわち
乗客の正面斜め上方から捉えることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、乗客8
が乗りかご内に乗り込み、乗りかご1の奥側の角部に立
った場合、テレビカメラ7の死角θ2′、θ4′の中に
入ってしまい、もしもこの時に悪戯等が行われても、そ
の瞬間の映像が記録されないといった問題点があった。
【0009】本発明の目的は、上記のような問題点に鑑
みてなされたもので、テレビカメラの死角を極力少なく
し、乗りかご内全体を撮影することができるエレベータ
のかご内映像記録装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、エレベータ
の乗りかご内を撮影するテレビカメラと、このテレビカ
メラからの画像を記録するビデオデッキとを備えたエレ
ベータのかご内映像記録装置において、前記乗りかごの
側板上方に凹部を形成し、前記凹部に前記テレビカメラ
を配置したことにより達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0012】図1はエレベータ乗りかごの側面図、図2
は図1に示したエレベータ乗りかごの平面図、図3は図
1に示したエレベータ乗りかごの正面図である。尚、図
4、図5と同一個所には同一符号を付してある。
【0013】図において、1は側板2、天井3、床4な
どからなる乗りかご、5はかご戸、6は行き先階登録な
どの操作を行うための操作盤、7は乗りかご内を撮影す
るテレビカメラ、8は乗客、θ1、θ3はテレビカメラ
7の画角、θ2、θ4はテレビカメラ7の映像の死角で
ある。担架や棺などを運搬するためのトランク室10を
除く既設の後側板(図示せず)を撤去し、トランク室1
0上部の空きスペースに追加側板2a、2b、2C、追
加天井3a、さらに傾斜付き側板11からなる凹形状の
第2かご室を形成する。ここで、建設省告示により必要
時以外はトランク室10は施錠され、人や物が入り込む
ことを禁じていることから、傾斜付き側板11を設けた
ことにより、乗客がトランク室10の上部に上ることを
阻止できる。
【0014】第2かご室の後側板2cの角部近傍にテレ
ビカメラ7を配置することによって、乗りかご1の床4
よりも外側にテレビカメラ7が位置することから、エレ
ベータ利用者8が乗りかご1に乗り込んだときの映像、
すなわち乗客の正面斜め上方から捉えることができると
ともに、死角θ2、θ4を最小限にでき、乗りかご1全
体を撮影できるため、乗客8が乗りかご1内に乗り込
み、乗りかご1の奥側の角部に立った場合でも、テレビ
カメラ7の画角θ1、θ3の中に入る。
【0015】ここで、本実施形態ではトランク付きエレ
ベータの改修に限定して述べたが、昇降路面積や他機器
とのレイアウト上の問題がなければ、トランクの無いエ
レベータや、新規に建物に納入するエレベータでも乗り
かご1の側板2上方に床4よりも外側に位置する凹部を
形成し、この凹部にテレビカメラ7を配置しても良い。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上のように、エレベータの乗
りかご内を撮影するテレビカメラと、このテレビカメラ
からの画像を記録するビデオデッキとを備えたエレベー
タのかご内映像記録装置において、前記乗りかごの側板
上方に凹部を形成し、前記凹部に前記テレビカメラを配
置したため、テレビカメラの死角を極力少なくし、乗り
かご内全体を撮影することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における一実施形態に係るエレベータの
乗りかごを示す側面図である。
【図2】図1に示されたエレベータの乗りかごの平面図
である。
【図3】図1に示されたエレベータの乗りかごの正面図
である。
【図4】従来技術による一実施形態に係るエレベータの
乗りかごを示す側面図である。
【図5】図4に示されたエレベータの乗りかごの平面図
である。
【符号の説明】
1 乗りかご 2 側板 2a、2b、2c 追加側板 3 天井 3a 追加天井 7 テレビカメラ 8 乗客 10 トランク室 11 傾斜側板 θ1 テレビカメラの画角 θ2 テレビカメラの死角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲高▼橋 達法 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 藤森 健吾 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 Fターム(参考) 3F303 BA06 CB31 3F306 AA09 CA11 CB05 CB34 CB48

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータの乗りかご内を撮影するテレ
    ビカメラと、このテレビカメラからの画像を記録するビ
    デオデッキとを備えたエレベータのかご内映像記録装置
    において、前記乗りかごの側板上方に凹部を形成し、前
    記凹部に前記テレビカメラを配置したことを特徴とする
    エレベータのかご内映像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記凹部は、担架や棺の運搬を行うため
    のトランク室を備えたエレベータ乗りかごの前記トラン
    ク上部に形成したことを特徴とする請求項1記載のエレ
    ベータのかご内映像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記凹部と、前記トランク室との間に、
    傾斜付きの側板を設けたことを特徴とする請求項1記載
    のエレベータのかご内映像記録装置。
JP2001311467A 2001-10-09 2001-10-09 エレベータのかご内映像記録装置 Pending JP2003112878A (ja)

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JP2001311467A JP2003112878A (ja) 2001-10-09 2001-10-09 エレベータのかご内映像記録装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019076917A1 (de) * 2017-10-17 2019-04-25 View Promotion Gmbh Verfahren zur überwachung einer aufzugskabine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019076917A1 (de) * 2017-10-17 2019-04-25 View Promotion Gmbh Verfahren zur überwachung einer aufzugskabine

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