JPH0138137Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0138137Y2
JPH0138137Y2 JP1768384U JP1768384U JPH0138137Y2 JP H0138137 Y2 JPH0138137 Y2 JP H0138137Y2 JP 1768384 U JP1768384 U JP 1768384U JP 1768384 U JP1768384 U JP 1768384U JP H0138137 Y2 JPH0138137 Y2 JP H0138137Y2
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JP
Japan
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conveyance path
passenger conveyor
switch
entrance
escalator
Prior art date
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Expired
Application number
JP1768384U
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English (en)
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JPS60130274U (ja
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Publication date
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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は乗降口では搬送路の全体が見渡せな
い乗客コンベアの運転管理装置に関するものであ
る。
〔従来技術〕
従来の乗客コンベアの運転管理装置は、例えば
特公昭58−34393号公報に示されているように、
乗客コンベアの乗降口近傍に起動スイツチ、休止
スイツチのような操作スイツチを固定していた。
しかし、このような操作スイツチを、近年開発さ
れた傾斜部が水平投影面半円状などに湾曲してい
る曲線エスカレータや、中間部が高くその両側に
傾斜部が連続しているオーバパスエスカレータな
どの乗降口では搬送路の全体が見渡せない乗客コ
ンベアに設けて、その運転を管理すると、乗客が
搬送路の乗降口部から見えない位置にいる場合
に、これに気付かずに休止スイツチを押して運転
を休止させ、乗客が転倒する危険があるなどの欠
点があつた。
〔考案の概要〕
この考案は、搬送路の見えない部分を確認する
映像装置による像を見ながら起動スイツチ、休止
スイツチのような乗客コンベアに設けた操作スイ
ツチを操作することにより、上述した従来のもの
の欠点を解消して、乗降口では搬送路の全体が見
渡せない乗客コンベアの起動、休止が安全にでき
る運転管理装置を提供することを目的としてい
る。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の実施例を図面によつて説明す
る。
第1図はこの考案を曲線エスカレータに実施し
た一実施例を示す。第1図中、1は曲線エスカレ
ータであり、この曲線エスカレータ1は中間傾斜
部1aが水平投影面半円状に湾曲し、上記傾斜部
1aの両端に上、下水平部1b,1cが連続して
いる。2は曲線エスカレータ1の搬送路であり、
搬送路2の左右両側に欄干3が立設されている。
1,42は操作スイツチ装置であり操作スイツチ
装置41,42は搬送路2の両端に設けた乗降口近
傍に配置されて欄干3に設けられている。また、
操作スイツチ装置41,42には上昇、下降用起動
スイツチ4a,4bと休止スイツチ4cとが設け
られている。5,6は建物の上、下階であり、搬
送路2の乗降口部からは見えない部分を含む搬送
路2全体を撮影するテレビジヨンのカメラ7が上
階5上方の建物側に設けられ、上記カメラ7で撮
影した映像のモニタ81,82が上階5、下階6の
乗降口部から見える位置に配置されて建物側に設
けられている。
この実施例の動作について説明する。搬送路2
の一方の乗降口部から見えない部分をカメラ7で
撮影し、モニタ81またはモニタ82に映つた像を
見ながら、操作スイツチ装置41または42の一方
を操作することで曲線エスカレータ1の起動や休
止を行なう。すなわち、モニタ81または82の映
像によつて乗客などが搬送路2にいないことを確
認して、起動スイツチ4a,4b、休止スイツチ
4cのうちの必要なものを押すことにより、駆動
装置を運転させ階段を上昇または下降させ、ある
いは駆動装置を停止させて踏段の上昇または下降
を休止させる。したがつて、この実施例では操
作、管理をする人が1人でも、乗客コンベアの起
動、休止を安全に行なうことができる。
第2図はこの考案をオーバパスエスカレータに
実施した他の実施例を示す。第2図中、第1図と
同一符号は同一または相当部分を示し、9はオー
バパスエスカレータを示し、このオーバパスエス
カレータ9は高所に位置する中間部9aの両側が
低く傾斜する傾斜部9bが連続し、傾斜部9bの
低所に位置する水平な端部9cが連続している。
1,72は傾斜部9b、水平な端部9c上を確認
するテレビジヨンのカメラであり、これらのカメ
ラ71,72で撮影した映像のモニタ81,82が反
対側の水平な端部9cの乗降口部から見えるよう
にそれぞれ配設されている。そして、搬送路2の
一方の乗降口部から見えない部分をカメラ71
2の一方で撮影し、対応するモニタ81または8
で見るとともに一方の乗降口部から見える部分
を直接見ながら操作スイツチ装置41,42の一方
を操作することで、オーバパスエスカレータ9の
上昇、下降運転およびその休止を行なうものであ
る。なお、この実施例の上述した以外の構成は、
第1図に示すものと同様である。
第3図はこの考案のさらに他の実施例を示す。
第3図中、第1図と同一符号は同一または相当部
分を示し、10は一般道路などに使用されて死角
を確認するものと同様な球面鏡であり、球面鏡1
0は上階の下面に取り付けられて、搬送路2の全
体に渡る像を上、下の乗降口部のいずれでも確認
できるように配置されている。そして、この実施
例では、搬送路2の一方の乗降口部で、球面鏡1
0に映つた像を見ながら操作スイツチ装置41
2の一方を操作することで、曲線エスカレータ
9の上昇、下降運転およびその休止を行なうもの
である。尚、この実施例の上述した以外の構成は
第1図に示すものと同様である。
したがつて第2図、第3図に示す実施例は、第
1図に示すものと同様な効果が得られる。また、
第3図に示す実施例は第1図に示すものに比べて
構造が簡単であり、低コストである。
〔考案の効果〕
以上説明したとおり、この考案による運転管理
装置は、曲線エスカレータやオーバパスエスカレ
ータのような乗降口では搬送路の全体が見渡せな
い乗客コンベアにおいて、搬送路の見えない部分
をテレビジヨン、球面鏡のような映像装置による
像を見ながら乗客コンベアに設けた操作スイツチ
装置を操作することにより、乗客コンベアを起
動、休止させるようにしたので、従来の装置に映
像装置を付加した簡単な構造によつて、搬送路に
乗客が乗つたままの状態で乗客コンベアを起動ま
たは休止させて乗客が転倒するという事故を防止
でき、起動、休止時の安全性を向上させ得るとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す正面図、第
2図はこの考案の他の実施例を示す構成説明図、
第3図はこの考案のさらに他の実施例を示す正面
図である。 1……曲線エスカレータ、2……搬送路、41
2……操作スイツチ装置、4a,4b……起動
スイツチ、4c……休止スイツチ、7,71,72
……テレビジヨンのカメラ、81,82……モニタ
(映像装置)、9……オーバパスエスカレータ、1
0……球面鏡(映像装置)。なお、図中同一符号
は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 乗降口では搬送路の全体が見渡せない乗客コン
    ベアにおいて、搬送路の見えない部分を確認する
    映像装置と、この映像装置による像が見える位置
    に配置して乗客コンベアに設けた起動スイツチ、
    休止スイツチのような操作スイツチとを備えたこ
    とを特徴とする乗客コンベアの運転管理装置。
JP1768384U 1984-02-10 1984-02-10 乗客コンベアの運転管理装置 Granted JPS60130274U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1768384U JPS60130274U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 乗客コンベアの運転管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1768384U JPS60130274U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 乗客コンベアの運転管理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60130274U JPS60130274U (ja) 1985-08-31
JPH0138137Y2 true JPH0138137Y2 (ja) 1989-11-15

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ID=30505614

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JP1768384U Granted JPS60130274U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 乗客コンベアの運転管理装置

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CN112189339B (zh) * 2018-06-01 2023-01-31 三菱电机楼宇解决方案株式会社 自动扶梯的图像监视系统

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JPS60130274U (ja) 1985-08-31

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