JP2003112405A - スクリ−ン印刷装置の裏拭き用スキ−ジ - Google Patents
スクリ−ン印刷装置の裏拭き用スキ−ジInfo
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- JP2003112405A JP2003112405A JP2001307759A JP2001307759A JP2003112405A JP 2003112405 A JP2003112405 A JP 2003112405A JP 2001307759 A JP2001307759 A JP 2001307759A JP 2001307759 A JP2001307759 A JP 2001307759A JP 2003112405 A JP2003112405 A JP 2003112405A
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Abstract
リ−ン6に当接する先端部のカケを生じないようにした
スクリ−ン印刷装置の裏拭きスキ−ジを提供する。 【解決手段】スクリ−ン6面に当接しスクリ−ン面上を
走行するスキ−ジの先端部の角部を面取りし、平坦な面
取り面2を形成し、座屈によるスキ−ジの先端部のカケ
の発生を無くす。
Description
れたスクリ−ンを基板上に敷き該スクリ−ン上部からぺ
−ストを盛り上げてから均して前記基板に前記パタ−ン
を転写した後、前記スクリ−ンの幅方向にわたって伸び
前記スクリ−ン面に当接し走行し前記スクリ−ンに付着
する残留した前記ぺ−ストを除去する棒状体であるスク
リ−ン印刷装置の裏拭き用スキ−ジに関する。
どに回路パタ−ンを作製するのにスクリ−ン印刷装置が
用いられていた。このスクリ−ン印刷装置は、スクリ−
ンに所望のパタ−ンが形成された部分を基板上に敷き、
スクリ−ンの上にぺ−ストを盛り込み、この盛り上げら
れたスクリ−ン上のぺ−ストをスキ−ジなどで均し、基
板にパタ−ンを転写していた。
−ンに設けられた開口部を通じてスクリ−ンの裏面にぺ
−ストがはみ出すという問題があった。このぺ−ストの
はみ出しのまま印刷すると、パタ−ンの欠陥が生じ印刷
不良をもたらす。これら問題を解消するのに、スクリ−
ン印刷装置の多くは、スクリ−ンの裏面の残留ぺ−スト
を除去するスクリ−ン裏拭き装置を備えていた。
て、例えば、特開2001−18367号公報に開示さ
れている。図3(a)〜(d)および図4(a)〜
(d)は従来のスクリ−ン裏拭き装置の一例を説明する
ための動作順に示す図である。このスクリ−ン裏拭き装
置5の動作は、図3(a)に示すように、基板がスクリ
−ン印刷され、基板がスクリ−ン6から退避した状態か
ら開始する。まず、巻き取りロ−ル13のブレ−キが解
除され、サポ−トロ−ル7がスクリ−ン6に沿って移動
し始める。このとき、引き出しロ−ル8は、サポ−トロ
−ル7に連結されており、粘着フィルム9はスクリ−ン
6に貼られるように引き出される。
ロ−ル8がスクリ−ン6のおよそ半分の位置まで来たと
き、粘着フィルムロ−ル10のブレ−キを解除する。そ
して、巻き取りロ−ル13の制動部のブレ−キを作動さ
せることにより、係わるブレ−キの切替え後は、粘着フ
ィルムロ−ル10より粘着フィルム9が引き出される。
ロ−ル8とサポ−トロ−ル7とがスクリ−ン6の裏面に
接する位置まで上昇し、サポ−トロ−ル7は、裏拭き用
のスキ−ジ12が設置される裏拭き開始位置まで駆動す
る。また、スキ−ジ12は、スクリ−ン6に接するよう
に移動する。
ロ−ル7とスキ−ジ12がスクリ−ン6を挟んだ状態の
まま補助ロ−ル15が設置される方向に移動する。この
ことにより、スクリ−ン6の裏面に粘着フィルム9が貼
り付けられる。
ロ−ル7とスキ−ジ12は、粘着フィルムの貼り合わせ
が完了する位置まで移動する。また、図4(b)に示す
ように、サポ−トロ−ル7とスキ−ジ12は、粘着フィ
ルム9の貼り合わせが完了する位置まで移動すると、上
昇しスクリ−ン9より離れる。そして、図4(b)に示
すように、スキ−ジ12は上昇して裏拭き開始位置に移
動し始める。
12とサポ−トロ−ル7が裏拭き開始位置すなわちスク
リ−ン枠11の近くに戻ると、サポ−トロ−ル7に連結
された引き出しロ−ル8は、補助ロ−ル15が設置され
ている方向に移動を始める。同時に巻き取りロ−ル13
のブレ−キが解除され粘着フィルム9を巻き取る。この
とき、粘着フィルムロ−ル10の回転軸は最大にし回転
しないようにする。スクリ−ン6の裏面から引き出しロ
−ル8のロ−ル接線方向に均一に粘着フィルム9が引き
剥がされていく。
るぺ−ストを粘着性のシ−ト11に移し取り、スクリ−
ン9の裏面の汚れを除去していた。そして、図4(d)
に示すように、スクリ−ン裏拭き装置5は、スクリ−ン
枠11外に退避する。
−ジは、図5に示すように、スクリ−ン6面を横切るよ
うに配置され、ホルダ14に固定されている。そして、
上述したように、スキ−ジ12とサポ−トロ−ル7とで
スクリ−ン6に粘着フィルム9を挟みこむように移動し
スクリ−ン6に粘着フィルム9を貼り付けていた。
鋭利な角をもつスキ−ジ12は、スクリ−ン6を清掃中
に、接触しているスキ−ジ12の先端部の座屈力の弱い
部分が座屈しカケbが生じることがある。このカケ片1
2aがスクリ−ン6に落ち、新たに基板に印刷するとき
に成膜されるパタ−ンにカケによる転写されたパタ−ン
に傷を付け印刷に重大な欠陥をもたらすという問題があ
る。
複数のカケが発生することがある。対策として先端部を
光学顕微鏡でカケ目を見つけることが困難である。
着するペ−スト残量を除去する際に、スクリ−ンへ当接
するスキ−ジの先端部にカケを発生させないスクリ−ン
印刷装置の裏拭きスキ−ジを提供することにある。
ンが形成されたスクリ−ンを基板上に敷き該スクリ−ン
の上部からぺ−ストを盛り上げるとともに前記ぺ−スト
の盛り上げを均して前記基板に前記パタ−ンを転写した
後、前記スクリ−ンの幅方向にわたって伸び前記スクリ
−ン面に先端部を当接させ前記スクリ−ン上を走行し前
記スクリ−ンに付着する残留した前記ぺ−ストを除去す
る棒状体であるスクリ−ン印刷装置の裏拭き用スキ−ジ
において、弾性材料で製作されるとともに前記スクリ−
ン面に当接する前記棒状体の断面は矩形でありかつ前記
スクリ−ンに当接する角部が面取りされているスクリ−
ン印刷装置の裏拭き用スキ−ジである。
望ましい。さらに、前記面取り面は、平坦な面である
か、または、円弧面であることが望ましい。ここで、前
記面取り面が平坦な面のとき、前記平坦な面における幅
方向に直交する辺の長さは、80乃至150ミクロンメ
−タであることが好ましい。また、前記面取り面が円弧
面のとき、前記円弧面の円弧の半径は、小さくとも10
0ミクロンメ−タであることが好ましい。
して説明する。
リ−ン印刷装置の裏拭きスキ−ジを説明するための図で
ある。このスクリ−ン印刷装置の裏拭きスキ−ジは、図
1に示すように、スクリ−ン6の幅方向(紙面に垂直方
向)伸びるとともにその先端部の角部に面取りされた面
取り面2がスクリ−ン6の表面に当接する矩形断面をも
つ棒状体1である。
性体で製作されている。そして、耐溶剤性のあるポリウ
レタンで製作することが望ましい。さらに、そのゴム硬
度は、60〜80度あることが望ましい。
スクリ−ン6面に対して60度から75度の傾斜角度が
望ましい。そして、スクリ−ン6の幅方向に垂直な方向
の辺の長さLは、ゴムの硬度および座屈強度から考慮す
ると、短くても80ミクロンメ−タが必要である。ま
た、サポ−トロ−ル7と共同して粘着フィルム9を挟み
込む力は、エアシリンダによって得られるが、工場で使
用する空圧から必然的に挟み力が決定される。一方、粘
着フィルム9に必要な圧接力を考慮すると、面取り面2
の辺の長さLは150ミクロンメ−タ迄である。
ている内、棒状体1の面取り面2が摩耗してくる。この
とき面取り面2の辺の長さLが、例えば、500ミクロ
ンメ−タになったら、スキ−ジの寿命と判定し、棒状体
1をホルダ14から取り外し、未使用の角部がスキ−ジ
の当接面になるようにホルダ14に取付け直す。
クリ−ン印刷装置の裏拭きスキ−ジを説明するための図
である。このスキ−ジは、図2に示すように、棒状体1
の先端部の角の面取り面3を円弧状であるR面に形成し
たことである。また、この棒状体は、前述したように、
ゴム硬度が60〜80度あるポリウレタンで製作するこ
とが望ましい。
より、スクリ−ン6に対し線接触でありながら座屈によ
る曲がりなどの力の作用せず、カケが発生することはな
い。また、円弧Rの寸法Rは、ゴムの硬度と必要な押圧
力並びにスクリ−ン6との摩擦力など考慮すると、小さ
くとも100ミクロンメ−タあることが必要である。
面との摩擦をより少なくするのに、棒状体1の先端部
に、商品名がテフロン(登録商標)コ−トであるポリテ
トラフルオロエチレンコ−トを施しても良い。この場
合、基体でる棒状体1であるゴムの硬度を低くする必要
がある。
ン面に当接しスクリ−ン面上を走行するスキ−ジの先端
部の角部を面取りし、平坦面または円弧面をもたせるこ
とによって、座屈によるスキ−ジの先端部のカケが無く
なり、カケによる転写パタ−ンに傷を発生することが無
く、印刷の品質が向上するという効果がある。
装置の裏拭きスキ−ジを説明するための図である。
刷装置の裏拭きスキ−ジを説明するための図である。
ための動作順に示す図である。
ための動作順に示す図である。
一例を説明するための図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 パタ−ンが形成されたスクリ−ンを基板
上に敷き該スクリ−ンの上部からぺ−ストを盛り上げる
とともに前記ぺ−ストの盛り上げを均して前記基板に前
記パタ−ンを転写した後、前記スクリ−ンの幅方向にわ
たって伸び前記スクリ−ン面に先端部を当接させ前記ス
クリ−ン上を走行し前記スクリ−ンに付着する残留した
前記ぺ−ストを除去する棒状体であるスクリ−ン印刷装
置の裏拭き用スキ−ジにおいて、弾性材料で製作される
とともに前記スクリ−ン面に当接する前記棒状体の断面
は矩形でありかつ前記スクリ−ンに当接する角部が面取
りされていることを特徴とするスクリ−ン印刷装置の裏
拭き用スキ−ジ。 - 【請求項2】 前記弾性材料は、ゴムであることを特徴
とする請求項1記載のスクリ−ン印刷装置の裏拭き用ス
キ−ジ。 - 【請求項3】 前記面取り面は、平坦な面であることを
特徴とする請求項1または請求項2記載のスクリ−ン印
刷装置の裏拭き用スキ−ジ。 - 【請求項4】 前記面取り面は、円弧面であることを特
徴とする請求項1または請求項2記載のスクリ−ン印刷
装置の裏拭き用スキ−ジ。 - 【請求項5】 前記面取り面が平坦な面のとき、前記平
坦な面における幅方向に直交する辺の長さは、80乃至
150ミクロンメ−タであることを特徴とする請求項4
記載のスクリ−ン印刷装置の裏拭き用スキ−ジ。 - 【請求項6】 前記面取り面が円弧面のとき、前記円弧
面の円弧の半径は小さくとも100ミクロンメ−タであ
ることを特徴とする請求項5記載のスクリ−ン印刷装置
の裏拭きスキ−ジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001307759A JP2003112405A (ja) | 2001-10-03 | 2001-10-03 | スクリ−ン印刷装置の裏拭き用スキ−ジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001307759A JP2003112405A (ja) | 2001-10-03 | 2001-10-03 | スクリ−ン印刷装置の裏拭き用スキ−ジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003112405A true JP2003112405A (ja) | 2003-04-15 |
Family
ID=19127174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001307759A Pending JP2003112405A (ja) | 2001-10-03 | 2001-10-03 | スクリ−ン印刷装置の裏拭き用スキ−ジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003112405A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102991163A (zh) * | 2011-09-08 | 2013-03-27 | 浚鑫科技股份有限公司 | 一种用于丝网印刷工艺的刮胶 |
WO2014013592A1 (ja) * | 2012-07-19 | 2014-01-23 | 富士機械製造株式会社 | スキージ、スキージ装置およびスクリーン印刷装置 |
JP2015229306A (ja) * | 2014-06-06 | 2015-12-21 | 株式会社ボンマーク | 印刷用スキージ |
CN112707219A (zh) * | 2020-12-25 | 2021-04-27 | 江苏宏芯亿泰智能装备有限公司 | 清洁装置及其控制方法 |
JP7482455B2 (ja) | 2018-12-28 | 2024-05-14 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 半田ペースト回収装置およびスクリーン印刷装置 |
-
2001
- 2001-10-03 JP JP2001307759A patent/JP2003112405A/ja active Pending
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WO2014013592A1 (ja) * | 2012-07-19 | 2014-01-23 | 富士機械製造株式会社 | スキージ、スキージ装置およびスクリーン印刷装置 |
JP2015229306A (ja) * | 2014-06-06 | 2015-12-21 | 株式会社ボンマーク | 印刷用スキージ |
JP7482455B2 (ja) | 2018-12-28 | 2024-05-14 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 半田ペースト回収装置およびスクリーン印刷装置 |
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