JP2003111920A

JP2003111920A - 遊技機

Info

Publication number: JP2003111920A
Application number: JP2002190166A
Authority: JP
Inventors: Masahiro Takeuchi; 正博竹内; Yoshio Wakana; 芳生若菜; Makoto Tayui; 誠田結; Hidekatsu Takeuchi; 英勝竹内; Seiichi Yanagawa; 誠市梁川
Original assignee: Takeya Co Ltd
Current assignee: Takeya Co Ltd
Priority date: 2002-06-28
Filing date: 2002-06-28
Publication date: 2003-04-15

Abstract

(57)【要約】【課題】所定の始動条件成立時になされる図柄の変動
に意外性を持たせて、遊技機の娯楽性を良好に向上させ
ること。【解決手段】始動入賞口に入賞すると、裸の王様５１
が表示され、その王様５１の周囲には、次のような各種
アイテムが表示されて王様５１の周囲を回動する。すな
わち、王様５１の正しい衣装としての王冠６１，王様の
服７１，王様の杖８１の他に、間違った衣装として、チ
ョンマゲ６３，シルクハット６５，水着７３，ワンピー
ス７５，魔女の杖８３，ツアーの旗８５等が表示され
る。大当たり抽選乱数に基づいて、王様５１に上記アイ
テムが装着され、アイテムが正しく装着されると特別遊
技へ移行する。ミスマッチのアイテムが装着されると意
外性のある珍妙な図柄が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、所定の始動条件成
立時に図柄を変動表示した後確定し、その確定後の図柄
に応じて特別遊技を提供する遊技機に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来より、この種の遊技機の一例として
種々のパチンコ機が知られている。例えば、始動入賞口
に遊技球が入賞するなどして始動条件が成立すると特別
図柄表示手段（例えば液晶表示装置）における特別図柄
が所定時間変動した後確定し、その確定後の図柄が大当
たり図柄となったとき、大入賞口を開くなどの特別遊技
を実行するものが考えられている。

【０００３】従来のパチンコ機では、１〜９の数字や
○，△，□，☆等の図柄をスロットマシンのようにスク
ロール表示した後停止し、「７７７」，「☆☆☆」のよ
うに３列とも同じ図柄（大当たり図柄）となった場合
に、可変入賞装置（大入賞口）の開閉扉を開くなどの特
別遊技を提供している。また、左右両端の図柄を停止し
て「７↓７」，「☆↓☆」（↓はスクロール中であるこ
とを示す）のように表示し、上記大当たり図柄が発生す
る可能性の高いことを示唆する予告図柄（いわゆるリー
チ図柄）の表示を行うことも考えられている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ところが、これらのパ
チンコ遊技機では、最終的に同じ図柄に揃うか否かが遊
技者の関心事となるだけであって、いずれの遊技機もこ
の点に関して大きな差異はないので、次第に飽きられ、
遊技がマンネリ化する状況であった。また、近年では、
物語風に図柄を変動表示してマンネリ化を防止しようと
する動きもあるが、この場合、物語が最終的にハッピー
エンド（例えば宝物を発見する等）となるか否かが遊技
者の関心事となるだけである。このため、物語の意外性
がなく、遊技機の娯楽性を充分に向上させることはでき
なかった。

【０００５】そこで、本発明は、所定の始動条件成立時
になされる図柄の変動に意外性を持たせて、遊技機の娯
楽性を良好に向上させることを目的としてなされた。

【０００６】

【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達するためになされた請求項１記載の発明は、所定の
始動条件成立時に図柄を物語風に変動表示し、続いて上
記図柄を確定させる図柄表示手段と、上記図柄表示手段
が上記確定によって表示する上記図柄が所定の大当たり
図柄であるとき、遊技者にとって有利な特別遊技を提供
する特別遊技提供手段と、を備えた遊技機であって、上
記図柄表示手段が、上記図柄の変動中に上記物語の主体
として動作する主体を表示する主体表示手段と、上記物
語の中で上記主体に装着されるアイテムを表示するアイ
テム表示手段と、を備え、上記アイテムが上記主体に予
め定められたように装着されたとき、その装着後の図柄
が、上記大当たり図柄が発生する可能性の高いことを示
唆する予告図柄、または上記大当たり図柄となることを
特徴とする。

【０００７】このように構成された本発明では、図柄表
示手段は、所定の始動条件成立時に図柄を物語風に変動
表示し、続いて上記図柄を確定させる。そして、図柄表
示手段が上記確定によって表示する図柄が所定の大当た
り図柄であるとき、特別遊技提供手段は、遊技者にとっ
て有利な特別遊技を提供する。

【０００８】ここで、図柄表示手段は、上記図柄の変動
中に物語の主体として動作する主体を主体表示手段によ
って表示し、上記物語の中で主体に装着されるアイテム
をアイテム表示手段によって表示する。そして、上記ア
イテムが上記主体に予め定められたように装着されたと
き、その装着後の図柄が、上記大当たり図柄が発生する
可能性の高いことを示唆する予告図柄、または上記大当
たり図柄となる。

【０００９】このため、本発明では、主体とは全く対応
しないアイテムが選択されてその主体に装着されたり、
正規の位置とは全く異なる位置にアイテムが装着された
りして、意外性のある珍妙な図柄が表示される場合が生
じる。従って、本発明では、図柄の変動自体を意外性の
ある娯楽性に富んだものとし、延いては遊技機の娯楽性
を良好に向上させることができる。

【００１０】請求項２記載の発明は、請求項１記載の構
成に加え、上記アイテムが衣服、道具、または武器であ
って、上記アイテム表示手段は、上記主体に選択的に装
着される複数種類の上記アイテムを表示し、上記アイテ
ムが予め定められたように選択されたとき、上記アイテ
ム装着後の図柄が、上記予告図柄または上記大当たり図
柄となることを特徴とする。

【００１１】本発明では、上記アイテムが衣服、道具、
または武器であって、アイテム表示手段は、主体に選択
的に装着される複数種類のアイテムを表示する。そし
て、上記アイテムが予め定められたように選択されたと
き、アイテム装着後の図柄が上記予告図柄または大当た
り図柄となる。このため、アイテムの選択が予め定めら
れたものとは異なっている場合、その図柄は極めて意外
性に富み、珍妙な図柄となる。従って、本発明では、請
求項１記載の発明の効果に加えて、図柄の変動を一層意
外性のある娯楽性に富んだものとし、延いては遊技機の
娯楽性を一層良好に向上させることができるといった効
果が生じる。

【００１２】請求項３記載の発明は、請求項１または２
記載の構成に加え、上記予告図柄または上記大当たり図
柄としての上記アイテムの装着状態が、予め表示される
ことを特徴とする。本発明では、予告図柄または大当た
り図柄としてのアイテムの装着状態が予め表示されるの
で、遊技者は現在装着されているアイテムが予告図柄ま
たは大当たり図柄に対応するものか否かを良好に判断す
ることができる。このため、予め表示された図柄に沿っ
て徐々にアイテムが装着されていく場合、大当たりがで
るかもしれないといった遊技者の期待感がどんどん高ま
っていく。従って、本発明では、請求項１または２記載
の発明の効果に加えて、遊技者の期待感を一層高めて遊
技機の娯楽性を一層良好に向上させることができるとい
った効果が生じる。

【００１３】請求項４記載の発明は、請求項１または２
記載の構成に加え、上記予告図柄または上記大当たり図
柄としての上記アイテムの装着状態が、上記アイテムの
装着完了後に表示されることを特徴とする。本発明で
は、予告図柄または大当たり図柄としてのアイテムの装
着状態がアイテムの装着完了後に表示されるので、遊技
者はアイテムの装着が完了するまで現在装着されている
アイテムが予告図柄または大当たり図柄に対応するもの
か否か判断できない。例えば、最も適切なアイテムが装
着されたように遊技者が思っていても実ははずれであっ
たり、珍妙なアイテムが装着されたように遊技者が思っ
ていても実は大当たりであったりする場合がある。この
ため、遊技者は自分が大当たりを引き当てつつあるのか
否か、最後まで分からない。従って、本発明では、請求
項１または２記載の発明の効果に加えて、遊技のスリル
を高めて遊技機の娯楽性を一層良好に向上させることが
できるといった効果が生じる。

【００１４】請求項５記載の発明は、請求項１または２
記載の構成に加え、上記各アイテムに識別マークが添付
して表示され、その識別マークの揃い具合から、上記ア
イテム装着後の図柄が上記予告図柄または上記大当たり
図柄か否かを判断可能なことを特徴とする。

【００１５】本発明では、アイテムに添付された識別マ
ークの揃い具合から、そのアイテム装着後の図柄が予告
図柄または大当たり図柄か否かを判断することができ
る。このため、同じ識別マークを有するアイテムが徐々
に装着されていく場合、大当たりがでるかもしれないと
いった遊技者の期待感がどんどん高まっていく。また、
識別マークのみに着目すれば、従来のように数字等がス
クロールするタイプの遊技機と同様の感覚で遊技を行う
こともできる。従って、本発明では、請求項１または２
記載の発明の効果に加えて、遊技者の期待感を一層高め
て遊技機の娯楽性を一層良好に向上させることができる
と共に、不慣れな遊技者にも違和感を与えないといった
効果が生じる。

【００１６】

【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。図１は、本発明が適用された遊技機と
してのパチンコ機の、遊技盤中央部の構成を概略的に表
す説明図である。図１に示すように、本実施の形態のパ
チンコ機は、遊技盤の中央に大型の液晶表示装置からな
る特別図柄表示装置１（図柄表示手段に相当）を備え、
その下方には、特別図柄表示装置１に表示された特別図
柄を変動表示させる図柄変動信号を、遊技球の入賞時に
発生する始動入賞口５（単なるスルーチェッカーとして
もよい）を備えている。また、始動入賞口５の更に下方
には、開かれると遊技球を極めて入賞し易くする大入賞
口７が設けられている。

【００１７】図２に示すように、特別図柄表示装置１，
始動入賞口５（厳密には内部に設けられた遊技球検出用
センサ），及び大入賞口７（厳密には開閉用のソレノイ
ドまたはモータ）は、電子制御回路９に接続されてい
る。この電子制御回路９はＣＰＵ９ａ，ＲＯＭ９ｂ，Ｒ
ＡＭ９ｃを備えたマイクロコンピュータとして構成さ
れ、以下の処理を実行する。

【００１８】先ず、ＣＰＵ９ａは、ＲＯＭ９ｂに格納さ
れたプログラムに基づき、始動入賞口５に遊技球が入賞
して図柄変動信号が発生される毎に、大当たり抽選乱数
を発生してＲＡＭ９ｃに記録する周知の処理を実行す
る。本実施の形態では、ＣＰＵ９ａは０〜７００の大当
たり抽選乱数を発生するものとし、７，８が大当たり
に、０〜６及び９〜５０がリーチに、５１〜７００がノ
ーマルに、それぞれ対応するものとする。

【００１９】更に、ＣＰＵ９ａは、ＲＯＭ９ｂに格納さ
れたプログラムに基づき、上記記録された大当たり抽選
乱数に応じて図３に示す処理を実行する。なお、ＣＰＵ
９ａは、パチンコ機の稼働中、所定タイミングでこの処
理を繰り返し実行する。処理を開始するとＣＰＵ９ａ
は、Ｓ１（Ｓはステップを表す：以下同様）にて、ＲＡ
Ｍ９ｃに記録されている最古の大当たり抽選乱数を入力
する。続くＳ３では、特別図柄表示装置１に、図４に示
すように裸の王様５１を表示する。

【００２０】図４に示すように、主体としての王様５１
が表示されると、その王様５１は道路５３を手前に行進
してくるように、道路５３及びバックグランドが奥に向
けて移動表示される。また、画面の上方には王様５１の
正しい衣装５５が点線で表示され、王様５１の周囲に
は、次のような各種アイテムが表示されて王様５１の周
囲を回動する。

【００２１】すなわち、アイテムとしては、王様５１の
正しい衣装としての王冠６１，王様の服７１，王様の杖
８１の他に、間違った衣装として、チョンマゲ６３，シ
ルクハット６５，水着７３，ワンピース７５，魔女の杖
８３，ツアーの旗８５等が表示される。このように、本
実施の形態では、アイテムは服，杖，帽子の３項目に大
別され、各項目毎に正誤合わせて種々のものが用意され
ている。また、各アイテムには数字からなる識別マーク
が添付して表示され、正しいアイテム（王冠６１，王様
の服７１，王様の杖８１）には同一の識別マーク「７」
が添付されている。

【００２２】なお、アイテムは図４に図示されたものが
全てではなく、例えば後述の図５に示すように、帽子と
しては三角帽６７やカーボーイハット６９も備えてい
る。すなわち、これらのアイテムは一度に全て表示され
る必要はなく、消えたり現れたりしながら入れ替わって
表示されてもよい。また、図４では上記３項目のアイテ
ムを同時に表示しているが、王様５１が行進しながら１
種類ずつアイテムを装着していくのに伴ってアイテムが
項目毎に表示されてもよい。

【００２３】図３へ戻って、Ｓ３に続くＳ５では、Ｓ１
にて入力した大当たり抽選乱数が０〜５０のいずれか、
すなわち大当たりまたはリーチに対応する値であるか否
かを判断する。大当たり抽選乱数が５１〜７００でノー
マルに対応する場合は（Ｓ５：ＮＯ）、Ｓ７へ移行し
て、服，杖，帽子を少なくともいずれかのアイテムを間
違えて順次装着し、前述のＳ１へ移行する。このよう
に、アイテムが間違えて装着された場合は外れであるか
ら、Ｓ７でアイテム装着後の王様５１を表示した後は、
何もせずそのままＳ１へ移行して次の大当たり抽選乱数
に対する処理を行うのである。

【００２４】一方、大当たり抽選乱数が０〜５０のいず
れかである場合は（Ｓ５：ＹＥＳ）、Ｓ９へ移行して、
王様の服７１及び王様の杖８１を順次正しく装着する。
続くＳ１１では、図５に示すように、帽子のアイテム
（すなわち、王冠６１，チョンマゲ６３，シルクハット
６５，三角帽６７，及びカーボーイハット６９）を激し
く入れ替えながら表示する。これが、本実施の形態にお
けるリーチ表示である。

【００２５】続くＳ１３では、乱数が７または８（すな
わち大当たり乱数）であるか否かを判断する。７でも８
でもない場合は（Ｓ１３：ＮＯ）、王様５１に間違った
帽子（チョンマゲ６３，シルクハット６５，三角帽６
７，またはカーボーイハット６９）を装着し（Ｓ１
５）、リーチ表示を終了してそのままＳ１へ移行する。

【００２６】一方、乱数が７または８である場合は（Ｓ
１３：ＹＥＳ）、王様５１に王冠６１を正しく装着し
（Ｓ１７）、図６に示すような王様５１の画像を完成さ
せてＳ１９へ移行する。Ｓ１９では、大入賞口７を開く
などの周知の特別遊技を別ルーチンにて実行した後、再
びＳ１へ移行する。なお、図２には図示しなかったが、
ＲＯＭ９ｂには王様５１の動画ファイル（主体表示手段
に相当）及び上記各アイテムの動画ファイル（アイテム
表示手段に相当）が記憶され、上記処理はこれらの動画
ファイルを用いて実行される。

【００２７】このように、本実施の形態のパチンコ機で
は、主体としての王様５１とは全くミスマッチのアイテ
ム（例えば、水着７３とチョンマゲ６３とツアーの旗８
５との組み合わせ等）が王様５１に装着されて意外性の
ある極めて珍妙な図柄が表示される場合が生じる。この
ため、図柄の変動自体を意外性のある娯楽性に富んだも
のとし、延いてはパチンコ遊技機の娯楽性を良好に向上
させることができる。

【００２８】また、本実施の形態では、大当たり図柄と
しての正しい衣装５５が予め表示され、しかも各アイテ
ムに識別マークが添付されているので、遊技者は順次装
着されていくアイテムが大当たり図柄に対応するもので
あるか否かを良好に判断することができる。このため、
衣装５５に沿って徐々にアイテムが装着されていく場
合、大当たりがでるかもしれないといった遊技者の期待
感がどんどん高まっていく。従って、本実施の形態で
は、遊技者の期待感を一層高めて遊技機の娯楽性を一層
良好に向上させることができる。更に、アイテムに添付
された識別マークのみに着目すれば、従来のように数字
等がスクロールするタイプのパチンコ機と同様の感覚で
遊技を行うこともでき、不慣れな遊技者にも違和感を与
えない。

【００２９】なお、本発明は上記実施の形態に何等限定
されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々の形態で実施することができる。例えば、主体，ア
イテムの例は上記の他にも次のような種々の例を考える
ことができる。先ず、主体としての少女が出てきて、服
やアクセサリを身につけるといった例が考えられる。

【００３０】また、ロールプレーイングゲーム風で主体
としての主人公がアイテムを手に入れ、そのアイテムが
機能したら大当たりにするといった例も考えられる。具
体的には、主人公がアイテムとしての鍵を手に入れ、鍵
穴に入れて開いた扉の中に、大当たりを表す画像やはず
れを表す画像が入っているといった例が考えられる。

【００３１】更に、合体ロボットの画像で主体としての
胴体（または頭部）にアイテムとしての腕や脚等が合体
していき、更に、武器等のアイテムを装着するといった
例も考えられる。この場合、どのアイテムを選択するか
だけではなく、アイテムの装着位置が正しくない図柄も
表示できる。例えば、腕と脚とが逆に装着された図柄等
である。また、この場合、ロボットが完成したら大当た
りとしてもよく、ロボットが完成したらリーチで、所定
の戦闘強度があったり、戦闘して勝ったら大当たりとし
てもよい。

【００３２】また更に、上記実施の形態では、大当たり
図柄としての正しい衣装５５を予め表示しているが、リ
ーチ図柄または大当たり図柄は主体に全てのアイテムが
装着された後に表示してもよい。この場合、遊技者はア
イテムの装着が完了するまで現在装着されているアイテ
ムがリーチ図柄または大当たり図柄に対応するものか否
か判断できない。例えば、最も適切なアイテムが装着さ
れたように遊技者が思っていても実ははずれであった
り、珍妙なアイテムが装着されたように遊技者が思って
いても実は大当たりであったりする場合がある。このた
め、遊技者は自分が大当たりを引き当てつつあるのか否
か、最後まで分からない。従って、この場合、遊技のス
リルを高めて遊技機の娯楽性を良好に向上させることが
できる。また、この場合、各アイテムには識別マークを
添付しないのが望ましい。

【００３３】更に、本発明はパチンコ機に限らず、パチ
スロやファミコン等、種々の遊技機に適用できることは
言うまでもない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明が適用されたパチンコ機の遊技盤中央
部の構成を概略的に表す説明図である。

【図２】そのパチンコ機の制御系の構成を表すブロッ
ク図である。

【図３】その制御系で実行される処理を表すフローチ
ャートである。

【図４】その処理における裸の王様の表示状態を例示
する説明図である。

【図５】その処理におけるリーチ図柄の表示状態を例
示する説明図である。

【図６】その処理における大当たり図柄の表示状態を
例示する説明図である。

【符号の説明】

１…特別図柄表示装置５…始動入賞口
７…大入賞口９…電子制御回路９ａ…ＣＰＵ９ｂ…ＲＯ
Ｍ９ｃ…ＲＡＭ５１…王様５５…正しい衣装６１…王冠
６３…チョンマゲ６５…シルクハット６７…三角帽６
９…カーボーイハット７１…王様の服７３…水着７
５…ワンピース８１…王様の杖８３…魔女の杖８
５…ツアーの旗

フロントページの続き (72)発明者竹内英勝愛知県春日井市東野町西二丁目14番地の15 (72)発明者梁川誠市愛知県春日井市美濃町２丁目102番地Ｆターム(参考） 2C088 AA42 BC22 EB58

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】所定の始動条件成立時に図柄を物語風に
変動表示し、続いて上記図柄を確定させる図柄表示手段
と、上記図柄表示手段が上記確定によって表示する上記図柄
が所定の大当たり図柄であるとき、遊技者にとって有利
な特別遊技を提供する特別遊技提供手段と、を備えた遊技機であって、上記図柄表示手段が、上記図柄の変動中に上記物語の主体として動作する主体
を表示する主体表示手段と、上記物語の中で上記主体に装着されるアイテムを表示す
るアイテム表示手段と、を備え、上記アイテムが上記主体に予め定められたように装着さ
れたとき、その装着後の図柄が、上記大当たり図柄が発
生する可能性の高いことを示唆する予告図柄、または上
記大当たり図柄となることを特徴とする遊技機。
【請求項２】上記アイテムが衣服、道具、または武器
であって、上記アイテム表示手段は、上記主体に選択的に装着され
る複数種類の上記アイテムを表示し、上記アイテムが予め定められたように選択されたとき、
上記アイテム装着後の図柄が、上記予告図柄または上記
大当たり図柄となることを特徴とする請求項１記載の遊
技機。
【請求項３】上記予告図柄または上記大当たり図柄と
しての上記アイテムの装着状態が、予め表示されること
を特徴とする請求項１または２記載の遊技機。
【請求項４】上記予告図柄または上記大当たり図柄と
しての上記アイテムの装着状態が、上記アイテムの装着
完了後に表示されることを特徴とする請求項１または２
記載の遊技機。
【請求項５】上記各アイテムに識別マークが添付して
表示され、その識別マークの揃い具合から、上記アイテ
ム装着後の図柄が上記予告図柄または上記大当たり図柄
か否かを判断可能なことを特徴とする請求項１または２
記載の遊技機。