JP2003111228A - 高所作業車の活線仮支持装置 - Google Patents

高所作業車の活線仮支持装置

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JP2003111228A
JP2003111228A JP2001294492A JP2001294492A JP2003111228A JP 2003111228 A JP2003111228 A JP 2003111228A JP 2001294492 A JP2001294492 A JP 2001294492A JP 2001294492 A JP2001294492 A JP 2001294492A JP 2003111228 A JP2003111228 A JP 2003111228A
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winch
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亨 坂本
Teru Sasaki
輝 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 仮腕木が無段階に水平に調整可能となると共
に、重量物を動かす力作業を廃止することができる、活
線仮支持装置を提供する。 【解決手段】 高所作業車のブームの先端に起伏自在な
サブブーム1を有するウインチ22を設け、サブブーム
1の先端に仮腕木3を支持可能な揺動ブラケット51を
サブブーム1に対し揺動可能に取付け、サブブーム1先
端と揺動ブラケット51の間に油圧アクチュエータ11
を設け、油圧アクチュエータ11を伸縮作動させること
により仮腕木3をサブブーム1に対し任意の角度に揺動
可能とした。また、ブーム先端のウインチブラケット6
と揺動ブラケット51との間に脱着自在に絶縁材料製の
ロッド2を設け、サブブーム1の起伏角度に対応して、
仮腕木3を所定角度に保持した状態で、昇降可能とした
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は高所電気工事にお
いて、活線を仮支持するための装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の技術では同一高さに平行に並んだ
活線を下から持ち上げる時、仮腕木を水平にするために
図5と図6に示した、高所作業車に装着されたサブブー
ムの先端の仮腕木及び揺動ブラケットを、手動で動かし
て穴にピン差しをして角度調整作業を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述の従来の構
造では、ピン差しで角度調整を行うため決められた角度
にしか固定することができず、更に手動で動かす仮腕木
などの重量が作業者に相当過酷な作業を強いるものであ
り、また高所という悪条件なども加わり、作業環境か悪
い。こうした不具合をなくすことがこの発明の課題であ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用効果】この発明は
上記の課題に対処するためになされたもので、請求項1
記載の発明は高所作業車のブームの先端に起伏自在なサ
ブブームを有するウインチを設け、サブブームの先端に
仮腕木を支持可能な揺動ブラケットをサブブームに対し
揺動可能に取付け、サブブーム先端と揺動ブラケットの
間に油圧アクチュエータを設け、油圧アクチュエータを
伸縮作動させることにより仮腕木をサブブームに対し任
意の角度に揺動可能としたものである。
【0005】上述の構成を有することにより、活線の下
側へ仮腕木を平行に挿入するように揺動ブラケットを油
圧アクチュエータで無段階に作動させることが可能にな
り、作業者は過酷な作業を強いられずに手動操作バルブ
により調整作業を行うことができる。
【0006】請求項2記載の発明は、ブーム先端のウイ
ンチブラケットと揺動ブラケットとの間に脱着自在に絶
縁材料製のロッドを設け、サブブームの起伏角度に対応
して、仮腕木を所定角度に保持した状態で、昇降可能と
したものである。
【0007】この構成によると、揺動ブラケットに取り
付けた仮腕木の水平維持が、平行リンクの働きで油圧ア
クチュエータなしで可能となると共に、ロッドを取り外
すことで通常のウインチ作業にも容易に対応でき、活線
仮支持作業と通常のウインチ作業の両用に使用可能なサ
ブブームとなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施例について、
図面により説明する。図1はこの発明による仮支持装置
の第1実施例を示す側面図、図2は仮支持装置の第2実
施例のサブブームを水平状態とした側面図、図3は仮支
持装置の第2実施例のサブブームを垂直状態とした側面
図、図4は仮支持装置を装着したサブブームを途中まで
上げた状態の側面図である。
【0009】図1の第1実施例においては、仮腕木3に
は3本の活線を持ち上げ、支持案内できる左右上下の四
面ローラ21が碍子で絶縁されて取り付けられており、
活線を挟み込むために上ローラはヒンジにより開閉する
ことができるようになっている。
【0010】高所作業車のブーム先端に起伏自在なサブ
ブーム1を有するウインチ22が設けてある。またサブ
ブーム1の起伏角度に対応して仮腕木3を水平にするた
めの角度調整装置5の揺動ブラケット51がサブブーム
1の先端に揺動可能に取り付けられていて、その調整角
度は油圧アクチュエータ11により無段階に調整でき
る。
【0011】仮支持装置では通常仮腕木3が、荷重検出
装置4を介して揺動ブラケット51に取り付けられて活
線仮支持荷重の検知ができるようになっている。
【0012】サブブーム1の基底部にはウインチ22が
ウインチブラケット6に設置されており、ブーム24の
先端部に取り付けられた垂直ポスト23に、作業台バケ
ット25と一緒に支持固定されている。
【0013】サブブーム1先端と揺動ブラケット51の
間には油圧アクチュエータ11を設け、油圧アクチュエ
ータ11を作動させることにより仮腕木3をサブブーム
1に対し任意の角度に揺動可能となっている。
【0014】更に、作業台バケット25には油圧アクチ
ュエータ11を作動するための手動操作バルブ12が設
けられており、車両のアタッチメント用油圧源14を用
い、圧力制御弁13を組合せた油圧回路が導かれていて
いるので、作業者は力作業をすることなく、仮腕木3が
活線を支持している状態を目視しつつ、角度調整を無段
階に行って活線仮支持作業が遂行できるようになる。
【0015】図2と図3に示した第2実施例は、上述の
第1実施例で使用した車両のアタッチメント用油圧源1
4などと油圧アクチュエータ11に代えて、絶縁材料で
製作したロッド2により揺動ブラケット51とウインチ
ブラケット6を連結して、サブブーム1との間で平行リ
ンクを形成するようにしたものである。
【0016】即ち、図2に示すサブブーム1の水平状態
から、図3に示したサブブーム1の垂直状態までの動き
の過程で、揺動ブラケット51の回転中心52と、ウイ
ンチブラケット6の回転中心61とを結ぶ中心線と、平
行に取り付けたロッド2とで平行リンクが形成されてい
る。
【0017】この平行リンクの作用により、サブブーム
1がウインチ22により起伏動作を行うのに連れて、サ
ブブーム1の先端に取り付けられている仮腕木3は、常
に水平状態を維持することができるようになり、作業者
の手動操作なしに活線仮支持作業が遂行できるようにな
る。
【0018】また、平行リンクを形成している絶縁材料
製のロッド2は、ピン差しにして脱着自在に設けられて
いるので、取り外せばサブブーム1は、通常のウインチ
としての作業に使用できるようになり、利便性に富むも
のとなっている。
【0019】図4は仮支持装置を装着したサブブーム1
を途中まで上げた状態の側面図で、低圧電線と高圧電線
の狭い線間にアプローチして仮腕木3を挿入した後、四
面ローラ21に高圧電線を挟み込んで案内支持しながら
持ち上げている状態を説明する側面図で、ウインチ22
によるウインチ起伏動作で、電線移動も可能となる。
【0020】以上説明したこの発明による二つの仮支持
装置のいずれを使用しても、従来決められた角度にしか
調整できなかった仮腕木3が、無段階に水平に調整可能
となると共に、作業者の負担となっていた重量物を動か
す力作業を廃止することができ、作業環境の改善と安全
に役立つことはもちろん能率向上に大きな貢献をもたら
すものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による仮支持装置の第1実施例を示す
側面図である。
【図2】仮支持装置の第2実施例のサブブームを水平状
態とした側面図である。
【図3】仮支持装置の第2実施例のサブブームを垂直状
態とした側面図である。
【図4】仮支持装置を装着したサブブームを途中まで上
げた状態の側面図である。
【図5】従来のピン差しで角度調整する仮支持装置の側
面図である。
【図6】仮支持装置を装備した高所作業車の作業状態を
示す全体説明図である。
【符号の説明】
1 サブブーム 2 ロッド 3 仮腕木 5 角度調整装置 51 揺動ブラケット 6 ウインチブラケット 11 油圧アクチュエータ 22 ウインチ 24 ブーム
フロントページの続き (72)発明者 佐々木 輝 埼玉県上尾市大字領家字山下1152番地の10 株式会社アイチコーポレーション上尾工 場内 Fターム(参考) 3F333 AA09 AB04 AE39 BA12 BA23 DA07 DA09 DB10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高所作業車のブーム(24)の先端に起伏自
    在なサブブーム(1)を有するウインチ(22)を設け、サブ
    ブーム(1)の先端に仮腕木(3)を支持可能な揺動ブラケッ
    ト(51)をサブブーム(1)に対し揺動可能に取付け、サブ
    ブーム(1)先端と揺動ブラケット(51)の間に油圧アクチ
    ュエータ(11)を設け、油圧アクチュエータ(11)を伸縮作
    動させることにより仮腕木(3)をサブブーム(1)に対し任
    意の角度に揺動可能としたことを特徴とする高所作業車
    の活線仮支持装置。
  2. 【請求項2】 ブーム先端のウインチブラケット(6)と
    揺動ブラケット(51)との間に脱着自在に絶縁材料製のロ
    ッド(2)を設け、サブブーム(1)の起伏角度に対応して、
    仮腕木(3)を所定角度に保持した状態で、昇降可能とし
    たことを特徴とする高所作業車の活線仮支持装置。
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