JP2003110725A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP2003110725A
JP2003110725A JP2001295452A JP2001295452A JP2003110725A JP 2003110725 A JP2003110725 A JP 2003110725A JP 2001295452 A JP2001295452 A JP 2001295452A JP 2001295452 A JP2001295452 A JP 2001295452A JP 2003110725 A JP2003110725 A JP 2003110725A
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Takashi Kondo
隆 近藤
Kazushi Ikeguchi
一志 池口
Atsuko Kido
敦子 紀戸
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マーク・ビーバー
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Kyocera Mita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】送信者が,従来公知の通信装置を用いて,公用
語の異なる地域にいる受信者にデータの送信を行う際
に,送信者と受信者の間に,送信者の使用する言語を理
解できない作業者が介在する場合,本来の受信者に受信
データが届くまでに時間を要したり,最悪の場合紛失す
る場合がある。 【解決手段】送受信されるデータを指定した言語に翻訳
する翻訳機能を有してなる通信装置において,通信を行
う際には恒常的に使用される相手先電話番号,或いはメ
ールアドレス等の通信相手を特定可能な通信相手に関す
る情報と,該通信相手に対応する翻訳言語とを記憶した
データテーブルに基づいて,翻訳言語を自動的に決定す
る言語決定手段を具備してなるものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,データを送受信す
る通信装置に係り,特に翻訳機能を有する通信装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】離れた場所にいる相手先と,画像データ
等を効率良く,高速に送受信可能な通信装置として,フ
ァクシミリ装置,或いはインターネットファックス等が
広く利用されている。例えば,従来のファクシミリ装置
を用いて海外に駐在している日本人にデータの送信を行
う場合,送信装置側で読み取ったデータを,通信回線を
通じて相手先受信装置へ送信し,相手先受信装置側では
受け取ったデータに基づいて画像形成を行う。しかし,
相手先受信装置側に受信データの仕分け,配布等を行う
日本語を理解できない作業者が介在する場合,本来の受
信者である日本人の手元に受信データが届くまでに時間
を要したり,最悪の場合紛失することが問題となる。そ
こで,特開2000−324325号公報においては,
相手先受信装置が宣言する使用言語に関する言語情報を
該相手先受信装置から取り込み,データを該言語情報に
基づいた言語に翻訳した後に送信する自動翻訳送信機能
を有するファクシミリ装置が提案されている。これによ
り,上述した日本語圏外の国にいる日本人に対して文書
を送信する際に,相手先受信装置から取得可能な上記情
報に基づいて,日本語から現地公用語に自動的に翻訳し
た後に送信することが可能となり,日本語を理解できな
い人間が最初に受信文書を受け取った場合にも,該受信
文書の宛先,及び内容を識別可能となるため,そのまま
放置されたり,誤送信と誤解されたりすることが防止さ
れ,本来の受信者である日本人に確実に送信できる。ま
た,自動翻訳装置としては,特開2001−5813号
公報において,データ入力から翻訳,出力処理までを,
指定された種々のモードに従って一括処理する自動翻訳
装置が提案されている。該自動翻訳装置では,操作表示
部において選択されたモード,即ち翻訳後の言語毎の集
まりを一括して出力するグループモードと,翻訳後の各
言語を一つづつ含んだ異なる言語同士の集まりとして出
力するソートモードと,複数の言語が混在するデータを
一つの言語に翻訳するユニフィケーションモードとに従
って,入力部より入力されたデータを,単一の言語から
複数の他国言語に同時翻訳することに加えて,翻訳後デ
ータをユーザ所望の形態として出力部より出力すること
が可能となる。これにより,種々の翻訳作業を一括処理
することが可能となるため,相手先受信装置側で受信デ
ータの仕分け,配布等を行う作業者の翻訳の手間を省略
することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記特
開2000−324325号公報にかかるファクシミリ
装置においては,翻訳言語が相手先受信装置によって決
定されるため,例えばアメリカに設置されている相手先
受信装置に対する送信であれば,自動的に英語が翻訳言
語として選択され,英語へと翻訳された後に送信される
ため,例えば在米のドイツ人に対してドイツ語に翻訳し
たデータを送信したい場合等,送信元が翻訳言語の指定
を希望する際,若しくは相手先受信装置の設置された地
域の公用語以外の言語に翻訳したデータでの送信を希望
する際に不都合が生じることに加え,言語情報を宣言す
る機能を具備していない相手先受信機間におけるデータ
通信には適用できるものではない。また,特開2001
−5813号公報にかかる自動翻訳装置については,翻
訳すべき言語を自動的に選択する機能は有しておらず,
通信装置と接続して利用した場合,受信データ毎に翻訳
すべき言語を,操作表示部等を用いて設定する必要があ
り,大量のデータを処理する作業者にとっては大きな負
担となる。そこで,本発明は上記課題を鑑みて成された
ものであり,その目的とするところは,データを送受信
する際に恒常的に使用されうる相手先電話番号,或いは
メールアドレス等の通信相手を特定可能な通信相手情報
に基づいて,上記データを翻訳する言語を自動的に決定
する言語決定手段を具備してなることを特徴とする通信
装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は,送受信されるデータを指定した言語に翻訳
する翻訳機能を有してなる通信装置において,通信相手
に関する情報と,該通信相手に対応する翻訳言語とを記
憶したデータテーブルに基づいて,翻訳言語を自動的に
決定する言語決定手段を具備してなることを特徴とする
通信装置として構成されている。このように構成するこ
とによって,送信元が特定の翻訳言語による翻訳を希望
する,若しくは送信先の公用語以外の翻訳言語による翻
訳を希望する場合にも,上記データベースに記憶されて
いる通信相手に対応する翻訳言語に基づく,任意の翻訳
言語に翻訳した文書データを通信することができる。即
ち,相手先受信装置が宣言する言語情報に基づいて一意
に翻訳言語を決定している従来の通信装置と比較して,
利便性が著しく向上する。
【0005】この場合,上記データテーブルにおける通
信相手に関する情報が,電話番号,メールアドレス,宛
先名称のいずれか,若しくは複数を含んでも良い。これ
により,データ通信の際に恒常的に設定される上記情報
に基づいて通信相手を特定可能となるため,新たな制御
手段,制御コマンド等を付加する手間,コスト等を抑制
できると共に,従来公知の通信装置とのデータ通信の際
にも適用できるために汎用性に優れる。
【0006】また,データ送信時には,送信者側で通信
相手に関する情報を指定し,上記データテーブルから上
記翻訳言語を自動的に決定できるようにしても良い。上
述の通り,データ送信時には,電話番号,メールアドレ
ス,宛先名称等が恒常的に設定されているため,特に相
手先受信装置からの情報を取得することなく,送信側だ
けで通信相手を指定することが可能であり,通信相手に
応じて翻訳言語を速やかに決定することができる。
【0007】また,データ受信時には,送信者から送ら
れてきた情報に基づいて受信者側で通信相手に関する情
報を指定し,上記データテーブルから上記翻訳言語を自
動的に決定できるようにすることも可能である。データ
受信においても,上述したデータ送信の場合と同様に,
受信した情報に含まれる電話番号,メールアドレス,宛
先名称等から通信相手を判断することが可能であるた
め,通信相手に適した翻訳言語を正確に決定することが
できる。
【0008】また,上記送受信されるデータが,翻訳前
と翻訳後の両方のデータを含んでも良い。このように構
成することによって,例えば,口語調に書かれた文や,
専門用語等を含む論文等,翻訳精度が低くなる恐れのあ
る翻訳前のデータを翻訳する場合にも,受信者による再
翻訳,或いは翻訳前と翻訳後のデータとの比較検討が可
能となるため,利便性に優れる。
【0009】また,上記言語決定手段によって決定され
た言語が英語以外の際に,上記送受信される上記データ
が,更に英語翻訳後データを含んでも良い。これによ
り,受信者が受信データを再利用する場合等において,
公用語としての認知度の高い英語翻訳後のデータを用い
ることが可能となり,利便性に優れる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照しながら,本
発明の実施の形態及び実施例について説明し,本発明の
理解に供する。尚,以下の実施の形態及び実施例は,本
発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を
限定する性格のものではない。ここに,図1は本実施の
形態に係る通信装置の概略構成図,図2は本実施の形態
に係る通信装置を用いたデータ送信時の翻訳言語決定の
処理手順を示すフローチャート,図3は本実施の形態に
係る通信装置を用いたデータ受信時の翻訳言語決定の処
理手順を示すフローチャートである。
【0011】本実施の形態に係る通信装置は,例えばフ
ァクシミリ装置,或いはインターネットファクシミリ装
置として具現化されるものである。図1を用いて,通信
装置Aの概略構成の一例を説明する。通信装置Aは,デ
ータ入力部1と,操作表示部2と,制御部3と,記憶装
置4と,データ出力部5と,ネットワーク制御部6とに
より概略構成されている。ここで,データ入力部1は,
送信するデータを読み込むものであって,例えば送信す
る原稿から画像データを読み込む画像読み取り装置によ
り構成されている。また,制御部3は,不図示のMPU
およびその周辺機器により構成され,上記入力部1より
取得した画像データを翻訳前のデータに変換するデータ
変換機能と,該翻訳前のデータを翻訳する翻訳言語を自
動的に決定する言語決定機能と,該翻訳言語によって翻
訳前のデータを翻訳する翻訳機能と,上記各部を制御す
る制御機能とを有している。また,上記翻訳前のデー
タ,及び翻訳後のデータは,該制御部3に内蔵されてい
る記憶装置4に一時的に記憶される。更に,記憶装置4
では,予めユーザによって登録される通信相手のデータ
テーブル(以下略してデータテーブル(通信相手)と称
す)と,通信相手情報と言語との対応を示すデータテー
ブル(以下略してデータテーブル(翻訳言語)と称す)
等を記憶している。また,出力部5は,制御部3にて翻
訳された翻訳後のデータを電子データとして,或いは印
刷物として出力する機能を有する。また,操作表示部2
では,ユーザによる宛先の入力及び,各種の設定がなさ
れると共に,動作状況の報知を行うものである。また,
ネットワーク制御部6は,公衆回線への接続を可能とす
ると共に,インターネットへのダイヤルアップ接続機能
を備えている。
【0012】次に,図2を用いて,通信装置Aにおける
データ送信の手順について説明する。以下,S101,
S102,,は処理手順(ステップ)の番号を表す。図
2の処理が開始される前に,送信すべきデータは,上記
データ入力部1から制御部3に入力され,且つ翻訳前の
データとして処理された後に制御部3に内蔵されてなる
記憶装置4に格納されているものとし,上記操作表示部
2より所定のデータ送信開始操作が行われることによ
り,図2の処理が開始される。上記データ送信開始操作
が行われると,先ずS101にて,送信先の通信相手情
報を入力する。これは,上記操作表示部2から入力して
も良いし,上記記憶装置4に予め登録されている上記デ
ータテーブル(通信相手)から選択する構造としても良
い。続いて,S102へ移行し,上記記憶装置4に予め
登録されている上記データテーブル(翻訳言語)を参照
し,データの送信先が該データテーブル(翻訳言語)に
登録された特定の通信相手であると判断した場合(S1
02のYes側)には,通信相手に対応した特定の登録
言語を翻訳言語として自動的に設定する(S103)。
一方,通信相手が上記データテーブル(翻訳言語)に登
録されていない未知の通信相手である場合(S102の
No側)には,上記宛先情報に含まれる電話番号の国番
号,或いはメールアドレスの拡張子等から送信先の地域
(国)を推定し,該地域(国)の公用語を翻訳言語とし
て自動設定する(S104)。次に,S105では,記
憶装置4に格納されている上記翻訳前のデータを読み出
し,OCR処理した後,上記S103,或いはS104
によって設定された上記翻訳言語に翻訳して翻訳後のデ
ータを作成する。その後,上記翻訳前のデータは,上記
翻訳後のデータと共に再び上記記憶装置4に格納され
る。次に,S106へ移行し,上記翻訳言語が英語以外
の言語であった場合(S106のNo側)には,再び上
記翻訳前のデータ読み出して英語訳し,英語訳データを
作成した(S107)後,上記記憶装置4に格納する。
最後に,S108では,上記記憶装置4から,上記翻訳
前のデータ,上記翻訳後のデータ,及び上記翻訳言語が
英語以外の言語の場合には上記英語訳データを読み出す
と共に,上記ネットワーク制御部6によって接続された
ネットワークを介し,上記S102で入力された通信相
手に対して,データ送信する。このように,通信装置A
によって送信されるデータは,予め上記データテーブル
(翻訳言語)に登録されている通信相手応じた翻訳言語
に自動的に翻訳された後に送信可能となる。これは,送
信元が翻訳言語の指定を希望する際,若しくは相手先受
信装置の設置された地域の公用語以外の言語に翻訳した
データでの送信を希望する際等に有効であり,上記デー
タテーブル(翻訳言語)の設定に応じた任意の翻訳言語
に翻訳されたデータを送信可能となる。これにより,相
手先通信装置の宣言する言語情報によって,翻訳言語を
一意に決定している従来の通信装置に比較してデータ通
信の利便が著しく向上する。また,登録していない相手
に送信する場合であっても,データを送信する際には恒
常的に使用されうる相手先電話番号,或いはメールアド
レス等の通信相手を特定可能な通信相手情報に基づいて
推定した該通信相手がいる地域の公用語に自動的に翻訳
した後に送信することが可能であり,通信装置としての
利便が著しく向上する。また,送信されるデータも翻訳
前と翻訳後の両方のデータを含ませることにより,通信
相手側で上記翻訳前のデータを自由に再利用可能となる
ため利便性に優れる。また,英語以外の言語に翻訳して
送信されるデータには,上記翻訳後のデータに加えて,
公用語としての認知度の高い上記英語訳データを添付す
ることにより,通信相手側でデータを再利用する際に,
利便性が更に向上する。
【0013】次に,図3を用いて,通信装置Aにおける
データ受信の手順について説明する。以下,S201,
S202,,は処理手順(ステップ)の番号を表す。図
2の処理が開始される前に,受信するデータは,ネット
ワークを介して制御部3に入力され,且つ翻訳前のデー
タとして処理された後に制御部3に内蔵されてなる記憶
装置4に格納されているものとする。データの受信が確
認されると,先ずS201にて,送信元の通信相手情報
を確認する。続いて,S202へ移行し,上記記憶装置
4に予め登録されている上記データテーブル(翻訳言
語)を参照し,上記送信元の通信相手情報との照合によ
りデータの送信元が該データテーブル(翻訳言語)に登
録された特定の通信相手であると判断した場合(S20
2のYes側)には,通信相手に対応した特定の登録言
語を翻訳言語として自動的に設定する(S203)。一
方,通信相手が上記データテーブル(翻訳言語)に登録
されていない未知の通信相手である場合(S202のN
o側)には,上記宛先情報に含まれる電話番号の国番
号,或いはメールアドレスの拡張子等から送信元の地域
(国)を推定し,該地域(国)の公用語を翻訳言語とし
て自動設定する(S204)。次に,S205では,記
憶装置4に格納されている上記翻訳前のデータを読み出
し,OCR処理した後,上記S203,或いはS204
によって設定された翻訳言語に翻訳して上記翻訳後のデ
ータを作成する。その後,上記翻訳前のデータは,上記
翻訳後のデータと共に再び上記記憶装置4に格納され
る。次に,S206へ移行し,上記翻訳言語が英語以外
の言語であった場合(S206のNo側)には,再び上
記翻訳前のデータ読み出して英語訳し,英語訳データを
作成した(S207)後,上記記憶装置4に格納する。
最後に,S208では,上記記憶装置4から,上記翻訳
前のデータ,上記翻訳後のデータ,及び上記翻訳言語が
言語の場合には上記英語訳データを読み出すと共に,上
記データ出力部5からデータ出力する。このように,通
信装置Aによって受信するデータは,予め上記データテ
ーブル(翻訳言語)に登録されている通信相手に応じた
翻訳言語に自動的に翻訳された後に受信可能となる。こ
れにより,受信者側で宣言した言語に一方的に翻訳する
従来の通信装置に比較してデータ通信の利便が著しく向
上する。また,登録されていない相手から受信する場合
であっても,データを受信する際には恒常的に使用され
ている相手先電話番号,或いはメールアドレス等の通信
相手を特定可能な上記通信相手情報に基づいて推定した
該通信相手がいる地域の公用語に自動的に翻訳した後に
受信することが可能であり,通信装置としての利便が著
しく向上する。また,上述したデータ送信の場合と同様
に,受信するデータに翻訳前と翻訳後の両方のデータを
含ませる,或いは英語以外の言語に翻訳して受信される
データには,上記翻訳後のデータに加えて,公用語とし
ての認知度の高い上記英語訳データを添付することによ
り,通信装置としての利便性が更に向上する。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように,本発明は,送受信
されるデータを指定した言語に翻訳する翻訳機能を有し
てなる通信装置において,通信相手に関する情報と,該
通信相手に対応する翻訳言語とを記憶したデータテーブ
ルに基づいて,翻訳言語を自動的に決定する言語決定手
段を具備してなることを特徴とする通信装置として構成
されている。このように構成するので,送信元が特定の
翻訳言語による翻訳を希望する,若しくは送信先の公用
語以外の翻訳言語による翻訳を希望する場合にも,上記
データベースに記憶されている通信相手に対応する翻訳
言語に基づく,任意の翻訳言語に翻訳した文書データを
通信することができる。即ち,相手先受信装置が宣言す
る言語情報に基づいて一意に翻訳言語を決定している従
来の通信装置と比較して,利便性が著しく向上する。
【0015】この場合,上記データテーブルにおける通
信相手に関する情報が,電話番号,メールアドレス,宛
先名称のいずれか,若しくは複数を含んでも良い。これ
により,データ通信の際に恒常的に設定される上記情報
に基づいて通信相手を特定可能となるため,新たな制御
手段,制御コマンド等を付加する手間,コスト等を抑制
できると共に,従来公知の通信装置とのデータ通信の際
にも適用できるために汎用性に優れる。
【0016】また,データ送信時には,送信者側で通信
相手に関する情報を指定し,上記データテーブルから上
記翻訳言語を自動的に決定できるようにしても良い。上
述の通り,データ送信時には,電話番号,メールアドレ
ス,宛先名称等が恒常的に設定されているため,特に相
手先受信装置からの情報を取得することなく,送信側だ
けで通信相手を指定することが可能であり,通信相手に
応じて翻訳言語を速やかに決定することができる。
【0017】また,データ受信時には,送信者から送ら
れてきた情報に基づいて受信者側で通信相手に関する情
報を指定し,上記データテーブルから上記翻訳言語を自
動的に決定できるようにすることも可能である。データ
受信においても,上述したデータ送信の場合と同様に,
受信した情報に含まれる電話番号,メールアドレス,宛
先名称等から通信相手を判断することが可能であるた
め,通信相手に適した翻訳言語を正確に決定することが
できる。
【0018】また,上記送受信されるデータが,翻訳前
と翻訳後の両方のデータを含んでも良い。このように構
成するので,例えば,口語調に書かれた文や,専門用語
等を含む論文等,翻訳精度が低くなる恐れのある翻訳前
のデータを翻訳する場合にも,受信者による再翻訳,或
いは翻訳前と翻訳後のデータとの比較検討が可能となる
ため,利便性に優れる。
【0019】また,上記言語決定手段によって決定され
た言語が英語以外の際に,上記送受信される上記データ
が,更に英語翻訳後データを含んでも良い。これによ
り,受信者が受信データを再利用する場合等において,
公用語としての認知度の高い英語翻訳後のデータを用い
ることが可能となり,利便性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る通信装置の概略構成図。
【図2】本実施の形態に係る通信装置を用いたデータ送
信時の翻訳言語決定の処理手順を示すフローチャート。
【図3】本実施の形態に係る通信装置を用いたデータ受
信時の翻訳言語決定の処理手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
A …通信装置 1 …データ入力部 2 …操作表示部 3 …制御部 4 …記憶装置 5 …データ出力部 6 …ネットワーク制御部 S101,102,,…処理手順(ステップ)の番号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 紀戸 敦子 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラ ミタ株式会社内 (72)発明者 マーク・ビーバー 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラ ミタ株式会社内 Fターム(参考) 5B091 AA01 AA03 CD15 DA02 5K101 KK02 KK15 LL00 NN21 UU19 UU20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送受信されるデータを指定した言語に翻
    訳する翻訳機能を有してなる通信装置において,通信相
    手に関する情報と,該通信相手に対応する翻訳言語とを
    記憶したデータテーブルに基づいて,翻訳言語を自動的
    に決定する言語決定手段を具備してなることを特徴とす
    る通信装置。
  2. 【請求項2】 上記データテーブルにおける通信相手に
    関する情報が,電話番号,メールアドレス,宛先名称の
    いずれか,若しくは複数を含む請求項1に記載の通信装
    置。
  3. 【請求項3】 データ送信時には,送信者側で通信相手
    に関する情報を指定し,上記データテーブルから上記翻
    訳言語を自動的に決定する請求項1あるいは2のいずれ
    かに記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 データ受信時には,送信者から送られて
    きた情報に基づいて受信者側で通信相手に関する情報を
    指定し,上記データテーブルから上記翻訳言語を自動的
    に決定する請求項1あるいは2のいずれかに記載の通信
    装置。
  5. 【請求項5】 上記送受信されるデータが,翻訳前と翻
    訳後の両方のデータを含んでなる請求項1〜4のいずれ
    かに記載の通信装置。
  6. 【請求項6】 上記言語決定手段によって決定された言
    語が英語以外の際に,上記送受信される上記データが,
    更に英語翻訳後のデータを含んでなる請求項1〜5のい
    ずれかに記載の通信装置。
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