JP2003110679A - 携帯情報端末用ケース - Google Patents
携帯情報端末用ケースInfo
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- JP2003110679A JP2003110679A JP2001303748A JP2001303748A JP2003110679A JP 2003110679 A JP2003110679 A JP 2003110679A JP 2001303748 A JP2001303748 A JP 2001303748A JP 2001303748 A JP2001303748 A JP 2001303748A JP 2003110679 A JP2003110679 A JP 2003110679A
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- JP
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- case
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45C—PURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
- A45C11/00—Receptacles for purposes not provided for in groups A45C1/00-A45C9/00
- A45C2011/002—Receptacles for purposes not provided for in groups A45C1/00-A45C9/00 for portable handheld communication devices, e.g. mobile phone, pager, beeper, PDA, smart phone
Landscapes
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】携帯情報端末(PDA)の携行時にはそれを好
適に保護することができ、パソコン等とのデータの同期
を図る際にはPDAを収容したままで好適に接続機器に
セットすることができ、PDAの使い勝手を向上させる
PDA用ケースを提供する。 【解決手段】携帯情報端末(PDA)6を収容した状態
でその背面65側を被覆する背面被覆部21を少なくと
も有するケース本体2と、PDA6を側面65を保持す
るホルダ部3とを備え、背面被覆部21に開口部21a
を設けてPDA6の背面下端部を開放させた。
適に保護することができ、パソコン等とのデータの同期
を図る際にはPDAを収容したままで好適に接続機器に
セットすることができ、PDAの使い勝手を向上させる
PDA用ケースを提供する。 【解決手段】携帯情報端末(PDA)6を収容した状態
でその背面65側を被覆する背面被覆部21を少なくと
も有するケース本体2と、PDA6を側面65を保持す
るホルダ部3とを備え、背面被覆部21に開口部21a
を設けてPDA6の背面下端部を開放させた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使い勝手を向上し
た携帯情報端末用のケースに関するものである。
た携帯情報端末用のケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】昨今におけるパームサイズコンピュータ
に代表される小型の携帯情報端末(以下、PDA;Pers
onal Digital Assistants)の急速な普及に伴って、P
DAを専用のケースに収容した状態で携行することがあ
る。このようなケースにおいては、袋状をなし内部に収
容されるPDAのディスプレイ部を露出させた窓部を形
成したケース本体を備え、そのケース本体の上端部に開
口する開口部を通じてPDAを出し入れするようにした
ものが知られている。
に代表される小型の携帯情報端末(以下、PDA;Pers
onal Digital Assistants)の急速な普及に伴って、P
DAを専用のケースに収容した状態で携行することがあ
る。このようなケースにおいては、袋状をなし内部に収
容されるPDAのディスプレイ部を露出させた窓部を形
成したケース本体を備え、そのケース本体の上端部に開
口する開口部を通じてPDAを出し入れするようにした
ものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、PDAは通
常は外出先で使用されることが多いが、外出先でPDA
に記憶させたデータと、オフィスや家庭等に設置したパ
ーソナルコンピュータ(以下、パソコンと略する)に記
憶させたデータとの同期を図ることが頻繁に行われてい
る。ユーザによってはそれを一日に何度も行う場合もあ
る。このようなデータの同期は、クレードルや専用の接
続用キーボード等の接続端子を有しパソコンに接続され
た接続機器にPDAを立てた状態でセットし、通常PD
Aの底面に設けられている外部接続部と接続機器の前記
接続端子とを接続することによって行われる。
常は外出先で使用されることが多いが、外出先でPDA
に記憶させたデータと、オフィスや家庭等に設置したパ
ーソナルコンピュータ(以下、パソコンと略する)に記
憶させたデータとの同期を図ることが頻繁に行われてい
る。ユーザによってはそれを一日に何度も行う場合もあ
る。このようなデータの同期は、クレードルや専用の接
続用キーボード等の接続端子を有しパソコンに接続され
た接続機器にPDAを立てた状態でセットし、通常PD
Aの底面に設けられている外部接続部と接続機器の前記
接続端子とを接続することによって行われる。
【0004】しかしながら上述した従来のPDA用ケー
スに入れた状態ではPDAの底面がケース本体によって
覆われているため、そのままでは接続機器に接続するこ
とができないので、データの同期をとる度にPDAをケ
ース本体から出し入れしなければならないという不具合
が生じている。また、ケースに入れたままの状態でPD
Aを接続機器にセットできるようにするために、外部接
続部を露出させるようにケース本体の底部に穴を空けた
ケースも考えられているが、ケース本体そのものの生地
の厚みのためにセットしたPDAが接続機器から浮き上
がるなどして接続状態が不良となる不具合がある。さら
に、PDAの背面を覆うケース本体の生地の厚みによっ
ても上述と同様に接続機器にセットしたPDAが浮き上
がる不具合が生じる。また、PDAのディスプレイ部を
露出させるために窓部を設けたケースも考えられている
が、この窓部の存在によりディスプレイ部や操作部の一
部が覆われてしまい、ディスプレイの見づらさや操作の
しにくさが生じるという不具合がある。
スに入れた状態ではPDAの底面がケース本体によって
覆われているため、そのままでは接続機器に接続するこ
とができないので、データの同期をとる度にPDAをケ
ース本体から出し入れしなければならないという不具合
が生じている。また、ケースに入れたままの状態でPD
Aを接続機器にセットできるようにするために、外部接
続部を露出させるようにケース本体の底部に穴を空けた
ケースも考えられているが、ケース本体そのものの生地
の厚みのためにセットしたPDAが接続機器から浮き上
がるなどして接続状態が不良となる不具合がある。さら
に、PDAの背面を覆うケース本体の生地の厚みによっ
ても上述と同様に接続機器にセットしたPDAが浮き上
がる不具合が生じる。また、PDAのディスプレイ部を
露出させるために窓部を設けたケースも考えられている
が、この窓部の存在によりディスプレイ部や操作部の一
部が覆われてしまい、ディスプレイの見づらさや操作の
しにくさが生じるという不具合がある。
【0005】本発明は、以上のような不具合を解消する
ために、PDAの携行時にはそれを好適に保護すること
ができ、パソコン等とのデータの同期を図る際にはPD
Aを収容したままで好適に接続機器にセットすることが
でき、安定した接続状態を実現するようにしたPDA用
ケースを提供するものである。
ために、PDAの携行時にはそれを好適に保護すること
ができ、パソコン等とのデータの同期を図る際にはPD
Aを収容したままで好適に接続機器にセットすることが
でき、安定した接続状態を実現するようにしたPDA用
ケースを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の携帯
情報端末用ケースは、携帯情報端末の背面側上端部を覆
う背面被覆部を少なくとも有するケース本体を構成し、
さらに携帯情報端末の側部を狭持するホルダ部とを具備
し、背面被覆部の下端を携帯情報端末の下端よりも上方
位置に設定し、携帯情報処理端末の下端部全域を開放し
ていることを特徴としている。
情報端末用ケースは、携帯情報端末の背面側上端部を覆
う背面被覆部を少なくとも有するケース本体を構成し、
さらに携帯情報端末の側部を狭持するホルダ部とを具備
し、背面被覆部の下端を携帯情報端末の下端よりも上方
位置に設定し、携帯情報処理端末の下端部全域を開放し
ていることを特徴としている。
【0007】このような構成の携帯情報端末用ケース
(以下、「PDA用ケース」と称する)であれば、PD
Aをケース本体に収容して保護した状態で携行するのに
適しているのは勿論であるが、このケース本体は、PD
Aの背面下端部及び底面を完全に開放させているので、
PDAを収容した状態のままクレードルや接続用キーボ
ード用の接続端末にセットしてもケース本体がクレード
ル等と干渉することなく、良好な接続状態を確保するこ
とができるので、パソコン等との同期を簡単に行うこと
ができる。その結果、頻繁に行われるPDAとパソコン
等とのデータの同期を図る作業のたびに従来品のように
ケース本体からPDAを抜き差しする不便さを解消する
ことができる。また、背面被覆部に設けたホルダ部によ
りPDAの側部を保持することによって、PDAの脱落
防止策が図られているので、持ち運び時にPDAがケー
ス本体から抜け落ちてしまう恐れも生じることがない。
また、ディスプレイ部や操作部がホルダ部に覆われる不
具合を解消することができる。
(以下、「PDA用ケース」と称する)であれば、PD
Aをケース本体に収容して保護した状態で携行するのに
適しているのは勿論であるが、このケース本体は、PD
Aの背面下端部及び底面を完全に開放させているので、
PDAを収容した状態のままクレードルや接続用キーボ
ード用の接続端末にセットしてもケース本体がクレード
ル等と干渉することなく、良好な接続状態を確保するこ
とができるので、パソコン等との同期を簡単に行うこと
ができる。その結果、頻繁に行われるPDAとパソコン
等とのデータの同期を図る作業のたびに従来品のように
ケース本体からPDAを抜き差しする不便さを解消する
ことができる。また、背面被覆部に設けたホルダ部によ
りPDAの側部を保持することによって、PDAの脱落
防止策が図られているので、持ち運び時にPDAがケー
ス本体から抜け落ちてしまう恐れも生じることがない。
また、ディスプレイ部や操作部がホルダ部に覆われる不
具合を解消することができる。
【0008】特に、クレードル等の接続機器との接続時
にPDAがケース本体の生地の厚みによって前方へ浮き
上がることなく安定した接続状態を確保するためには、
背面被覆部の下端部を、PDAを支持して接続させる接
続機器に設けられPDAの背面下端部を支持するバック
アップ部と干渉することのない形状にしておくことが好
ましい。
にPDAがケース本体の生地の厚みによって前方へ浮き
上がることなく安定した接続状態を確保するためには、
背面被覆部の下端部を、PDAを支持して接続させる接
続機器に設けられPDAの背面下端部を支持するバック
アップ部と干渉することのない形状にしておくことが好
ましい。
【0009】具体的に、PDAの前面に設けられたディ
スプレイ部や操作部を完全に露出させて、より使い勝手
の優れたものとするためには、前記ホルダ部を、PDA
の上端側の側部における一部のみを保持させるものとす
ればよい。このような構成であれば、PDAのディスプ
レイ部や操作部がホルダ部によって覆われることがな
く、ディスプレイ部を露出させることができるとともに
操作部の操作性を向上させることができる。
スプレイ部や操作部を完全に露出させて、より使い勝手
の優れたものとするためには、前記ホルダ部を、PDA
の上端側の側部における一部のみを保持させるものとす
ればよい。このような構成であれば、PDAのディスプ
レイ部や操作部がホルダ部によって覆われることがな
く、ディスプレイ部を露出させることができるとともに
操作部の操作性を向上させることができる。
【0010】更に、PDAの着脱を簡便な操作によって
行い得るホルダ部とするには、ホルダ部に、PDAの両
側面に沿って対向する起立壁を設けて、これら起立壁間
を上下方向にスライド移動させることによってPDAを
着脱可能に保持するようにすればよい。
行い得るホルダ部とするには、ホルダ部に、PDAの両
側面に沿って対向する起立壁を設けて、これら起立壁間
を上下方向にスライド移動させることによってPDAを
着脱可能に保持するようにすればよい。
【0011】特に、簡素な構成であってもPDAを保護
するケースとしての機能を十分に発揮させるようにする
ためには、PDAの非使用時にそのディスプレイ部を覆
い得る前面被覆部と、PDAの下端部側において背面被
覆部と着脱可能に係り合う蓋部と、PDAの上面側及び
底面側をそれぞれ覆い得る可撓変形可能な上面被覆部及
び底面被覆部とを設けるようにすればよい。このような
構成であれば、非使用時にはPDAの前面、背面、上面
及び底面を被覆することによってPDAの非使用時に外
部の衝撃からPDAを保護することができる。
するケースとしての機能を十分に発揮させるようにする
ためには、PDAの非使用時にそのディスプレイ部を覆
い得る前面被覆部と、PDAの下端部側において背面被
覆部と着脱可能に係り合う蓋部と、PDAの上面側及び
底面側をそれぞれ覆い得る可撓変形可能な上面被覆部及
び底面被覆部とを設けるようにすればよい。このような
構成であれば、非使用時にはPDAの前面、背面、上面
及び底面を被覆することによってPDAの非使用時に外
部の衝撃からPDAを保護することができる。
【0012】この場合の好ましい実施の態様としては、
背面被覆部、上面被覆部、前面被覆部、底面被覆部及び
蓋部をこの順で連続させて一体のケース本体とすること
が好ましい。このようにすることで、各部が分離するこ
となく一体となってPDAを保護する機能を向上させる
ことができる。そのうえ、各部を個別に形成することな
く製作時の労力を軽減することができ、コスト削減にも
役立つ。
背面被覆部、上面被覆部、前面被覆部、底面被覆部及び
蓋部をこの順で連続させて一体のケース本体とすること
が好ましい。このようにすることで、各部が分離するこ
となく一体となってPDAを保護する機能を向上させる
ことができる。そのうえ、各部を個別に形成することな
く製作時の労力を軽減することができ、コスト削減にも
役立つ。
【0013】更に、ケース本体の適正な保形性を得ると
ともにPDAを容易に覆い得るようにするためには、ケ
ース本体を、PDAの表面と接触し得る位置に配置され
るシート状の内装材と、ケース本体の最下層部の位置に
配置されるシート状の外装材と、これら内装材及び外装
材の間において前記背面被覆部と前面被覆部と蓋部との
位置に配置されるシート状の補強材とから構成し、これ
ら内装材、外装材及び補強材を一体的な層状に形成する
ようにすればよい。
ともにPDAを容易に覆い得るようにするためには、ケ
ース本体を、PDAの表面と接触し得る位置に配置され
るシート状の内装材と、ケース本体の最下層部の位置に
配置されるシート状の外装材と、これら内装材及び外装
材の間において前記背面被覆部と前面被覆部と蓋部との
位置に配置されるシート状の補強材とから構成し、これ
ら内装材、外装材及び補強材を一体的な層状に形成する
ようにすればよい。
【0014】特に、PDAの前面側と背面側に対する外
部からの衝撃からPDAをより安全に保護するために
は、前記背面被覆部と前面被覆部に配置される補強材
を、他の部位に配置される補強材より厚みを持たせたも
のとすることが好ましい。
部からの衝撃からPDAをより安全に保護するために
は、前記背面被覆部と前面被覆部に配置される補強材
を、他の部位に配置される補強材より厚みを持たせたも
のとすることが好ましい。
【0015】また、ホルダ部に収容したPDAがケース
本体からずれることを防止するとともに、PDAをホル
ダ部から着脱する際等にホルダ部に対して生じる力等に
よってホルダ部がケース本体から外れることがないよう
にするためには、ホルダ部をケース本体に一体的に保持
させているようにすることが望ましい。
本体からずれることを防止するとともに、PDAをホル
ダ部から着脱する際等にホルダ部に対して生じる力等に
よってホルダ部がケース本体から外れることがないよう
にするためには、ホルダ部をケース本体に一体的に保持
させているようにすることが望ましい。
【0016】また、PDAに付属しているペン等をケー
ス本体内に無理なく収容し、使い勝手を向上し得るよう
にするには、ホルダ部の側端近傍付近に、ペンホルダ部
を設けるようにすればよい。
ス本体内に無理なく収容し、使い勝手を向上し得るよう
にするには、ホルダ部の側端近傍付近に、ペンホルダ部
を設けるようにすればよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
【0018】図1〜図3に示すこの実施形態は、パーム
サイズの携帯情報端末(以下、PDA)6を収容するこ
とができる携帯情報端末用ケース(以下、PDA用ケー
ス)1である。具体的にこのPDA用ケース1は、図2
に示すように、主として、PDA6を持ち運びする際
に、PDA6の背面65側から前方、下方及び後方に回
し込むことによって内面側にPDA6を収容するケース
本体2と、ケース本体2の基端部2Aに設けられるホル
ダ部3とを備えている。その他の構成としてこのPDA
用ケース1は、ケース本体2の基端部2Aの側端近傍付
近に取り付けられるペンホルダ部4と、ケース本体2の
内面側の所定箇所に取り付けられるカードホルダ材5と
を備えている。
サイズの携帯情報端末(以下、PDA)6を収容するこ
とができる携帯情報端末用ケース(以下、PDA用ケー
ス)1である。具体的にこのPDA用ケース1は、図2
に示すように、主として、PDA6を持ち運びする際
に、PDA6の背面65側から前方、下方及び後方に回
し込むことによって内面側にPDA6を収容するケース
本体2と、ケース本体2の基端部2Aに設けられるホル
ダ部3とを備えている。その他の構成としてこのPDA
用ケース1は、ケース本体2の基端部2Aの側端近傍付
近に取り付けられるペンホルダ部4と、ケース本体2の
内面側の所定箇所に取り付けられるカードホルダ材5と
を備えている。
【0019】まず、PDA6は通常のものであるため簡
単に説明する。このPDA6は、図1に示すように、掌
に乗るサイズの概略直方体の板状をなす本体の前面61
にディスプレイ部61aを備え、その前面61における
ディスプレイ部61aよりも下方位置に電源ボタンや操
作ボタン等を設定した操作部61bを備えている。ま
た、底面62には、外部機器と接続するための外部接続
部62a(いわゆるインタフェースコネクタ)を設けて
いる。その他にも、説明は省略するがPDAとしての一
般的な仕様を有している。このようなPDA6は、いわ
ゆるパソコン(図示省略)とのデータの同期を図るため
に、外部接続機器たるクレードル7にセットするように
されているが、その際には、図3に示すように、PDA
6をクレードル7の受け部71に立てた状態に配置し、
前記外部接続部62aとクレードル7の受け部内71に
設けられたコネクタ71aとを接続するようにしてい
る。なお、クレードル7はその下端部から延びる配線コ
ード73を介してパソコンに接続されている。クレード
ル7の上端部分には、PDA6の背面63の下端部を支
持するバックアップ部72を設けており、さらにバック
アップ部72の上端側略中央部から前方に突出するよう
に突起72aが形成されている。そして、PDA6をク
レードル7に装着した状態では、バックアップ部72に
PDA6の背面63の下端部を支持させるとともに突起
72aにPDA6の背面63に設けた穴部(図示省略)
をはめ込むことによってPDA6を安定的に保持できる
ようにしている。なお、PDA6の外部接続部62aは
この他にも、クレードル7と同様にPDA6を立てた状
態に接続可能なパソコンに接続されたPDA接続用の専
用キーボードや、携帯電話等の接続端子に接続すること
もできるようにされている。
単に説明する。このPDA6は、図1に示すように、掌
に乗るサイズの概略直方体の板状をなす本体の前面61
にディスプレイ部61aを備え、その前面61における
ディスプレイ部61aよりも下方位置に電源ボタンや操
作ボタン等を設定した操作部61bを備えている。ま
た、底面62には、外部機器と接続するための外部接続
部62a(いわゆるインタフェースコネクタ)を設けて
いる。その他にも、説明は省略するがPDAとしての一
般的な仕様を有している。このようなPDA6は、いわ
ゆるパソコン(図示省略)とのデータの同期を図るため
に、外部接続機器たるクレードル7にセットするように
されているが、その際には、図3に示すように、PDA
6をクレードル7の受け部71に立てた状態に配置し、
前記外部接続部62aとクレードル7の受け部内71に
設けられたコネクタ71aとを接続するようにしてい
る。なお、クレードル7はその下端部から延びる配線コ
ード73を介してパソコンに接続されている。クレード
ル7の上端部分には、PDA6の背面63の下端部を支
持するバックアップ部72を設けており、さらにバック
アップ部72の上端側略中央部から前方に突出するよう
に突起72aが形成されている。そして、PDA6をク
レードル7に装着した状態では、バックアップ部72に
PDA6の背面63の下端部を支持させるとともに突起
72aにPDA6の背面63に設けた穴部(図示省略)
をはめ込むことによってPDA6を安定的に保持できる
ようにしている。なお、PDA6の外部接続部62aは
この他にも、クレードル7と同様にPDA6を立てた状
態に接続可能なパソコンに接続されたPDA接続用の専
用キーボードや、携帯電話等の接続端子に接続すること
もできるようにされている。
【0020】次に、本実施形態のPDA用ケース1につ
いて具体的に説明する。
いて具体的に説明する。
【0021】ケース本体2は、図6に示すように、PD
A6を収容した場合にPDA6の表面と接触する位置に
配置される内装材201と外側に露出される位置に配置
される外装材206との間に、内装材201側から順に
補強材202、203、204、205とを一体的な層
状に重ね合わせて構成している。図4〜図6に展開状態
を、また、図2にPDA6の携行時の状態をそれぞれ示
すように、このようなケース本体2には、PDA6をケ
ース本体2に収容した場合にPDA6の背面65を覆う
位置に配置される背面被覆部21と、PDA6の非使用
時にPDA6の上面64を被覆し得る上面被覆部22
と、PDA6のディスプレイ部61a及び操作部61b
を含む前面61全体を被覆し得る前面被覆部23と、P
DA6の底面62を被覆し得る底面被覆部24と、PD
A6の背面65において露出される下端部を被覆すると
ともに背面被覆部21の外側から被される蓋部25とを
連続的に設定している。
A6を収容した場合にPDA6の表面と接触する位置に
配置される内装材201と外側に露出される位置に配置
される外装材206との間に、内装材201側から順に
補強材202、203、204、205とを一体的な層
状に重ね合わせて構成している。図4〜図6に展開状態
を、また、図2にPDA6の携行時の状態をそれぞれ示
すように、このようなケース本体2には、PDA6をケ
ース本体2に収容した場合にPDA6の背面65を覆う
位置に配置される背面被覆部21と、PDA6の非使用
時にPDA6の上面64を被覆し得る上面被覆部22
と、PDA6のディスプレイ部61a及び操作部61b
を含む前面61全体を被覆し得る前面被覆部23と、P
DA6の底面62を被覆し得る底面被覆部24と、PD
A6の背面65において露出される下端部を被覆すると
ともに背面被覆部21の外側から被される蓋部25とを
連続的に設定している。
【0022】内装材201と外装材206とは、ともに
例えばナイロン素材等からなる一枚のシート状の部材か
らなり、略同一形状を有している。展開状態におけるこ
れら内装材201と外装材206の基端部201A、2
06Aには、クレードル7のバックアップ部72を迂回
するように部分円弧状に切り欠いた開放部201a、2
06aをそれぞれ形成している。また、内装材201、
外装材206の先端部201B、206Bは、前面被覆
部23と底面被覆部24との境界部分から先端部201
B、206Bに向かって漸次幅狭となるように形成して
いる。さらに、上面被覆部22となる長手方向中間部に
おける側端部には、後述するペンホルダ部4にペン4a
を挿して装着した際にそのペン4aの上端側と干渉しな
いように一部を切り欠いた側方開放部201b、206
bをそれぞれ形成している。また、内装材201におい
て背面被覆部21を構成する部位の両側端部からやや内
側の位置に相互に平行な縦長スリット部201cをそれ
ぞれ形成し、また、前面被覆部23を構成する部位の基
端部201A側の位置に相互に平行な横長スリット部2
01dをそれぞれ形成している。さらに、内装材201
の上面における先端部201B側の幅方向略中央部と、
外装材206の下面における基端部206A側の幅方向
略中央部に相互に係り合う面ファスナ要素201f、2
06fを縫製又は接着等して取り付けている。
例えばナイロン素材等からなる一枚のシート状の部材か
らなり、略同一形状を有している。展開状態におけるこ
れら内装材201と外装材206の基端部201A、2
06Aには、クレードル7のバックアップ部72を迂回
するように部分円弧状に切り欠いた開放部201a、2
06aをそれぞれ形成している。また、内装材201、
外装材206の先端部201B、206Bは、前面被覆
部23と底面被覆部24との境界部分から先端部201
B、206Bに向かって漸次幅狭となるように形成して
いる。さらに、上面被覆部22となる長手方向中間部に
おける側端部には、後述するペンホルダ部4にペン4a
を挿して装着した際にそのペン4aの上端側と干渉しな
いように一部を切り欠いた側方開放部201b、206
bをそれぞれ形成している。また、内装材201におい
て背面被覆部21を構成する部位の両側端部からやや内
側の位置に相互に平行な縦長スリット部201cをそれ
ぞれ形成し、また、前面被覆部23を構成する部位の基
端部201A側の位置に相互に平行な横長スリット部2
01dをそれぞれ形成している。さらに、内装材201
の上面における先端部201B側の幅方向略中央部と、
外装材206の下面における基端部206A側の幅方向
略中央部に相互に係り合う面ファスナ要素201f、2
06fを縫製又は接着等して取り付けている。
【0023】補強材202、205は、ともに一定の強
度を有するシート状の例えば厚紙等からなり、いずれも
前記内装材201及び外装材206に略対応した形状及
び大きさを有している。内装材201と接する側の補強
材202には、上面被覆部22の大きさと、後述するカ
ードホルダ部4の取付片51との形状に及び大きさにほ
ぼ対応する略矩形状の開口部202aを形成している。
なお、開口部202aの一部には、内装材201及び外
装材206の側端部に設けた側方開放部201b、20
6bに対応して開口部202aの一部を変形させてい
る。また、底面被覆部24となる部位には横長な長方形
状に切り開いた開口部202bを設けている。さらに内
装材の縦長スリット201cに対応する位置に縦長スリ
ット部202cをそれぞれ形成している。一方、外装材
206と接する側に配置される補強材205において
は、前記開口部202a、202bと略対応する位置に
それぞれ開口部205a、205bを形成している。な
お、開口部205aは上面被覆部22に対応する部位に
のみ形成している。
度を有するシート状の例えば厚紙等からなり、いずれも
前記内装材201及び外装材206に略対応した形状及
び大きさを有している。内装材201と接する側の補強
材202には、上面被覆部22の大きさと、後述するカ
ードホルダ部4の取付片51との形状に及び大きさにほ
ぼ対応する略矩形状の開口部202aを形成している。
なお、開口部202aの一部には、内装材201及び外
装材206の側端部に設けた側方開放部201b、20
6bに対応して開口部202aの一部を変形させてい
る。また、底面被覆部24となる部位には横長な長方形
状に切り開いた開口部202bを設けている。さらに内
装材の縦長スリット201cに対応する位置に縦長スリ
ット部202cをそれぞれ形成している。一方、外装材
206と接する側に配置される補強材205において
は、前記開口部202a、202bと略対応する位置に
それぞれ開口部205a、205bを形成している。な
お、開口部205aは上面被覆部22に対応する部位に
のみ形成している。
【0024】補強材203、204は、それぞれ背面被
覆部21、前面被覆部23において、前記補強材20
2、205の間に挟まされる位置に配置され、それらよ
りも厚い例えばポリエチレン等の素材からなる板材であ
る。背面被覆部21に配置される補強材203は平面視
略長方形状であって、その基端部203Aを前記開放部
201a、206aに対応して部分円弧状に変形させて
いる。前面被覆部23に配置される補強材204は、前
面被覆部23の略全域を覆う大きさの平面視長方形状を
なしている。
覆部21、前面被覆部23において、前記補強材20
2、205の間に挟まされる位置に配置され、それらよ
りも厚い例えばポリエチレン等の素材からなる板材であ
る。背面被覆部21に配置される補強材203は平面視
略長方形状であって、その基端部203Aを前記開放部
201a、206aに対応して部分円弧状に変形させて
いる。前面被覆部23に配置される補強材204は、前
面被覆部23の略全域を覆う大きさの平面視長方形状を
なしている。
【0025】そして、これら内装材201、補強材20
2、203、204、205、外装材206を層状に重
ねてそれぞれを接着等により貼り付けるとともに、内装
材201の上面側又は外装材206の下面側から内装材
201、補助材202、205及び外装材206の周縁
部全域を縫製することによりこれら各部材を一体的なも
のとしてケース本体2を形成している。
2、203、204、205、外装材206を層状に重
ねてそれぞれを接着等により貼り付けるとともに、内装
材201の上面側又は外装材206の下面側から内装材
201、補助材202、205及び外装材206の周縁
部全域を縫製することによりこれら各部材を一体的なも
のとしてケース本体2を形成している。
【0026】ホルダ部3は、図6及び図7に示すよう
に、一定の強度を有する例えば金属板等からなる芯材3
aと、その芯材3aの略全面を被覆する一枚の皮革又は
合成皮革素材からなるカバー部3bとを備え、芯材3a
とカバー部3bとを接着等して一体的に形成してなるも
のである。このホルダ部3は、内装材201に設けた縦
長スリット部201c間より若干大きい幅を有する水平
壁31と、水平壁31の両端から上方に延出した一対の
起立壁32とを備えている。起立壁32には、略垂直に
起立させた起立片32aと、起立片32aの上端部から
それぞれ内側に向かって傾斜する傾斜片32bと、傾斜
片32bの上端側から水平に延設した突起片32cと
を、各部を折り曲げて形成している。このようなホルダ
部3をケース本体2に取り付けるには、図6及び図7に
示すように、内装材201、補強材202等を縫製して
ケース本体2を製作する際に、まず、ホルダ部3を補強
材203と補強材202との間に配置して、補強材20
2及び内装材201のそれぞれに形成された縦長スリッ
ト部202c及び201bにホルダ部3の起立壁32を
挿通させた後に、水平壁31を補強材203及び補強材
202の間に接着等することによってホルダ部3をケー
ス本体2に一体的に取り付けるようにしている。
に、一定の強度を有する例えば金属板等からなる芯材3
aと、その芯材3aの略全面を被覆する一枚の皮革又は
合成皮革素材からなるカバー部3bとを備え、芯材3a
とカバー部3bとを接着等して一体的に形成してなるも
のである。このホルダ部3は、内装材201に設けた縦
長スリット部201c間より若干大きい幅を有する水平
壁31と、水平壁31の両端から上方に延出した一対の
起立壁32とを備えている。起立壁32には、略垂直に
起立させた起立片32aと、起立片32aの上端部から
それぞれ内側に向かって傾斜する傾斜片32bと、傾斜
片32bの上端側から水平に延設した突起片32cと
を、各部を折り曲げて形成している。このようなホルダ
部3をケース本体2に取り付けるには、図6及び図7に
示すように、内装材201、補強材202等を縫製して
ケース本体2を製作する際に、まず、ホルダ部3を補強
材203と補強材202との間に配置して、補強材20
2及び内装材201のそれぞれに形成された縦長スリッ
ト部202c及び201bにホルダ部3の起立壁32を
挿通させた後に、水平壁31を補強材203及び補強材
202の間に接着等することによってホルダ部3をケー
ス本体2に一体的に取り付けるようにしている。
【0027】ペンホルダ部4は、図6及び図7に示すよ
うに、例えば一枚のゴム素材等の弾性を有する布片等を
筒状に形成したものであり、その筒状部分をペン挿入部
41としている。そしてそのペンホルダ部5の下端部4
2を、背面被覆部21の上面における前記ホルダ部3の
起立壁32の外側近傍に縫製又は貼り付けることによっ
て、ペンホルダ部4をケース本体2に取り付けている。
これによって、例えばPDA6に付属のペン4a等をペ
ンホルダ部4を利用して有効に装着することができる。
うに、例えば一枚のゴム素材等の弾性を有する布片等を
筒状に形成したものであり、その筒状部分をペン挿入部
41としている。そしてそのペンホルダ部5の下端部4
2を、背面被覆部21の上面における前記ホルダ部3の
起立壁32の外側近傍に縫製又は貼り付けることによっ
て、ペンホルダ部4をケース本体2に取り付けている。
これによって、例えばPDA6に付属のペン4a等をペ
ンホルダ部4を利用して有効に装着することができる。
【0028】カードホルダ部5は、図6に示すように、
長方形状をなす皮革又は合成皮革からなる取付片51
と、2枚のナイロン素材等をその長手方向の略半分で折
り返して袋状に形成し取付片51に取り付けたカードホ
ルダ本体部53とを備えている。取付片51には、内装
材201に形成されている縦長スリット部201dと略
同寸法であって、取付片51を貫通する一対の横長スリ
ット部52を形成しており、この横長スリット部52に
カードホルダ本体部53の端部を対応させて接着等によ
って取り付けている。カードホルダ部5のケース本体2
への取り付け手順は、内装材201、補強材202等を
縫製する前に、まず、カードホルダ本体部53を内装材
201に設けた横長スリット部201dに挿入して取付
片51の下面と内装材201の上面を接着又は縫製によ
り取り付けて、取付片51の両側端部を内装材201の
両側端部に巻き付けるようにしている。そして、内装材
201、補強材202等とともにカードホルダ部5を縫
製することによって、カードホルダ部5をケース本体2
に一体的に取り付けている。このようにすることで、カ
ードホルダ部5の横長スリット部52に図示しないカー
ド類を差し込んでカードホルダ本体部53の空間内で保
持し得るようにしている。
長方形状をなす皮革又は合成皮革からなる取付片51
と、2枚のナイロン素材等をその長手方向の略半分で折
り返して袋状に形成し取付片51に取り付けたカードホ
ルダ本体部53とを備えている。取付片51には、内装
材201に形成されている縦長スリット部201dと略
同寸法であって、取付片51を貫通する一対の横長スリ
ット部52を形成しており、この横長スリット部52に
カードホルダ本体部53の端部を対応させて接着等によ
って取り付けている。カードホルダ部5のケース本体2
への取り付け手順は、内装材201、補強材202等を
縫製する前に、まず、カードホルダ本体部53を内装材
201に設けた横長スリット部201dに挿入して取付
片51の下面と内装材201の上面を接着又は縫製によ
り取り付けて、取付片51の両側端部を内装材201の
両側端部に巻き付けるようにしている。そして、内装材
201、補強材202等とともにカードホルダ部5を縫
製することによって、カードホルダ部5をケース本体2
に一体的に取り付けている。このようにすることで、カ
ードホルダ部5の横長スリット部52に図示しないカー
ド類を差し込んでカードホルダ本体部53の空間内で保
持し得るようにしている。
【0029】以上のような構成からなるPDA用ケース
1は、図7〜図11に示すとおり、背面被覆部21及び
前面被覆部23は5層状に、また、蓋部25は4層状
に、上面被覆部22及び底面被覆部24は2層状にそれ
ぞれ構成される。これによって、PDA6の非使用時に
おいて前面61及び背面65をより安全に保護して、さ
らには操作部61b等の誤作動等も防止できる。また、
上面被覆部22及び底面被覆部23の厚みを薄くして可
撓性を確保しているため、その可撓性を利用してPDA
6の前面61、底面62及び背面63にケース本体2を
回し込んだ状態でケース本体2にPA6を収容すること
ができる。なお、上面被覆部22及び底面被覆部23の
両側端部には補強材202、205を配置しているた
め、適当な保形性が維持されるようにしている。また、
内装材201の上面側及び外装材205の下面側にそれ
ぞれ設けられた面ファスナ要素201f、206fを相
互に係り合わせることによってケース本体2の端部同士
を容易にかつ確実に係合させることができる。更に、開
放部201a、206aの形状を前記バックアップ部7
2の上端部の形状に対応した円弧状に形成しているた
め、ケース本体2の一部がバックアップ部72と干渉す
ることによって生じる接続不良を解消し、安定した接続
状態を確保することができる。
1は、図7〜図11に示すとおり、背面被覆部21及び
前面被覆部23は5層状に、また、蓋部25は4層状
に、上面被覆部22及び底面被覆部24は2層状にそれ
ぞれ構成される。これによって、PDA6の非使用時に
おいて前面61及び背面65をより安全に保護して、さ
らには操作部61b等の誤作動等も防止できる。また、
上面被覆部22及び底面被覆部23の厚みを薄くして可
撓性を確保しているため、その可撓性を利用してPDA
6の前面61、底面62及び背面63にケース本体2を
回し込んだ状態でケース本体2にPA6を収容すること
ができる。なお、上面被覆部22及び底面被覆部23の
両側端部には補強材202、205を配置しているた
め、適当な保形性が維持されるようにしている。また、
内装材201の上面側及び外装材205の下面側にそれ
ぞれ設けられた面ファスナ要素201f、206fを相
互に係り合わせることによってケース本体2の端部同士
を容易にかつ確実に係合させることができる。更に、開
放部201a、206aの形状を前記バックアップ部7
2の上端部の形状に対応した円弧状に形成しているた
め、ケース本体2の一部がバックアップ部72と干渉す
ることによって生じる接続不良を解消し、安定した接続
状態を確保することができる。
【0030】また、PDA6をホルダ部3に着脱する際
には、対向する起立壁32の間を直交する方向にPDA
6をスライド移動させるため、ホルダ部3に対して生じ
る力によってホルダ部3がケース本体2から外れること
を防止することができる。また、ホルダ部3のケース本
体2に対する取付方向と、ホルダ部3に対するPDA6
の着脱方向とが相互に直交することになるため、PDA
6の着脱に際してホルダ部3がケース本体2から外れて
しまうおそれもない。また、PDA6の側部における一
部分のみをホルダ部3によって保持させているので、P
DA6のディスプレイ部61aや操作部61bを完全に
露出させてケース本体2の一部がディスプレイ部61a
等の一部と重なり見え難くなるという不具合を解消する
ことができる。
には、対向する起立壁32の間を直交する方向にPDA
6をスライド移動させるため、ホルダ部3に対して生じ
る力によってホルダ部3がケース本体2から外れること
を防止することができる。また、ホルダ部3のケース本
体2に対する取付方向と、ホルダ部3に対するPDA6
の着脱方向とが相互に直交することになるため、PDA
6の着脱に際してホルダ部3がケース本体2から外れて
しまうおそれもない。また、PDA6の側部における一
部分のみをホルダ部3によって保持させているので、P
DA6のディスプレイ部61aや操作部61bを完全に
露出させてケース本体2の一部がディスプレイ部61a
等の一部と重なり見え難くなるという不具合を解消する
ことができる。
【0031】なお、本発明は上記実施形態に限られるも
のではない。例えば、ケース本体を構成する内装材や補
強材等の各部の素材や寸法、形状は収容されるPDAや
クレードル等の機種や寸法等に合わせて適宜に変更して
も構わない。また、ケース本体の端部同士の係り合わせ
は面ファスナ以外にも例えばボタン等適切な種々の構成
を採用することができる。また、補強材の枚数や配箇所
等も適宜変更が可能である。その他、各部の具体的構成
についても上記実施形態に限られるものではなく、本発
明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
のではない。例えば、ケース本体を構成する内装材や補
強材等の各部の素材や寸法、形状は収容されるPDAや
クレードル等の機種や寸法等に合わせて適宜に変更して
も構わない。また、ケース本体の端部同士の係り合わせ
は面ファスナ以外にも例えばボタン等適切な種々の構成
を採用することができる。また、補強材の枚数や配箇所
等も適宜変更が可能である。その他、各部の具体的構成
についても上記実施形態に限られるものではなく、本発
明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0032】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0033】すなわち、本発明の携帯情報端末用ケース
(PDA用ケース)は、携帯情報端末(PDA)を収容
した状態でPDAの背面側を覆う背面被覆部を少なくと
も有するケース本体と、その背面被覆部に設けられPD
Aの側部を保持するホルダ部とから構成するものであ
り、背面被覆部の下端をPDAの下端よりも上方位置に
設定しPDAの下端部全域を開放している。
(PDA用ケース)は、携帯情報端末(PDA)を収容
した状態でPDAの背面側を覆う背面被覆部を少なくと
も有するケース本体と、その背面被覆部に設けられPD
Aの側部を保持するホルダ部とから構成するものであ
り、背面被覆部の下端をPDAの下端よりも上方位置に
設定しPDAの下端部全域を開放している。
【0034】このような構成のものであるため、PDA
の背面下端部の全体が開放されているため、ケース本体
にPDAを収容したままPDAの外部接続部とクレード
ルや接続用のキーボード等の接続端子にセットしてパソ
コン等との同期を図ることができるのみならず、その際
に、クレードルとPDAとの間にケース本体の一部が干
渉することなく良好な接続状態を容易に維持することが
できる。したがって、頻繁に行われるPDAとパソコン
等とのデータの同期を図る作業の度にケース本体からP
DAを抜き差しする必要がないのでPDAの使い勝手を
格段に向上することができ、特に携行時には、ホルダ部
によってPDAのケース本体に対する相対移動が抑制さ
れるのでケース本体からPDAの脱落の恐れを解消する
ことができる。また、PDAの側部における一部分のみ
をホルダ部によって保持させているため、PDAのディ
スプレイ部や操作部を完全に露出させてケース本体の一
部がディスプレイ部等の一部と重なり見え難くなるとい
う不具合を解消することができる。
の背面下端部の全体が開放されているため、ケース本体
にPDAを収容したままPDAの外部接続部とクレード
ルや接続用のキーボード等の接続端子にセットしてパソ
コン等との同期を図ることができるのみならず、その際
に、クレードルとPDAとの間にケース本体の一部が干
渉することなく良好な接続状態を容易に維持することが
できる。したがって、頻繁に行われるPDAとパソコン
等とのデータの同期を図る作業の度にケース本体からP
DAを抜き差しする必要がないのでPDAの使い勝手を
格段に向上することができ、特に携行時には、ホルダ部
によってPDAのケース本体に対する相対移動が抑制さ
れるのでケース本体からPDAの脱落の恐れを解消する
ことができる。また、PDAの側部における一部分のみ
をホルダ部によって保持させているため、PDAのディ
スプレイ部や操作部を完全に露出させてケース本体の一
部がディスプレイ部等の一部と重なり見え難くなるとい
う不具合を解消することができる。
【図1】本発明の一実施形態にPDAを収容した展開状
態を示す斜視図。
態を示す斜視図。
【図2】同実施形態にPDAを収容した携行時の状態を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図3】同実施形態に収容したPDAをクレードルに装
着した状態を示す概略側面図。
着した状態を示す概略側面図。
【図4】同実施形態の展開状態を示す斜視図。
【図5】同実施形態の平面図。
【図6】同実施形態の分解斜視図。
【図7】図5におけるA−A線断面図。
【図8】同図におけるB−B線断面図。
【図9】同図におけるC−C線断面図。
【図10】同図におけるD−D線断面図。
【図11】同図におけるE−E線断面図。
1…携帯情報端末用ケース(PDA用ケース)
2…ケース本体
21…背面被覆部
22…上面被覆部
23…前面被覆部
24…底面被覆部
25…蓋部
201…内装材
202、203、204、205…補強材
206…外装材
3…ホルダ部
32…起立壁
4…ペンホルダ部
6…携帯情報端末(PDA)
61a…ディスプレイ部
72…バックアップ部
Claims (10)
- 【請求項1】携帯情報端末の背面側を覆う背面被覆部を
少なくとも有するケース本体と、その背面被覆部に設け
られ携帯情報端末の側部を保持するホルダ部とを具備
し、背面被覆部の下端を携帯情報端末の下端よりも上方
位置に設定し、且つ携帯情報処理端末の下端部全域を開
放していることを特徴とする携帯情報端末用ケース。 - 【請求項2】背面被覆部の下端部における形状を、携帯
情報端末を支持して接続させる接続機器に設けられ携帯
情報端末の背面下端部を支持するバックアップ部を迂回
した形状に形成していることを特徴とする請求項1記載
の携帯情報端末用ケース。 - 【請求項3】ホルダ部が、携帯情報端末の側部における
一部のみを保持するものであることを特徴とする請求項
1又は2記載の携帯情報端末用ケース。 - 【請求項4】ホルダ部が、携帯情報端末の両側面に沿っ
て起立する一対の起立壁を具備し、これら起立壁間を上
下方向にスライド移動させることによって携帯情報端末
を着脱可能に保持するものであることを特徴とする請求
項3記載の携帯情報端末用ケース。 - 【請求項5】ケース本体が、携帯情報端末の非使用時に
その前面側に設けられたディスプレイ部を覆い得る前面
被覆部と、携帯情報端末の下端部側において前記背面被
覆部と着脱可能に係り合う蓋部と、前記背面被覆部と前
面被覆部との間及び前面被覆部と蓋部との間に設けられ
携帯情報端末の上面側及び底面側をそれぞれ覆い得る可
撓変形可能な上面被覆部及び底面被覆部とを更に具備し
ていることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の
携帯情報端末用ケース。 - 【請求項6】背面被覆部、上面被覆部、前面被覆部、底
面被覆部及び蓋部がこの順で連続して一体をなすケース
本体を構成していることを特徴とする請求項5記載の携
帯情報端末用ケース。 - 【請求項7】ケース本体が、携帯情報端末の表面と接触
し得る内側に配置されるシート状の内装材と、外側に配
置されるシート状の外装材と、これら内装材及び外装材
の間において前記背面被覆部と前面被覆部と蓋部とに配
置されるシート状の補強材とを備え、これら内装材、外
装材及び補強材を一体的な層状に形成していることを特
徴とする請求項6記載の携帯情報端末用ケース。 - 【請求項8】前記背面被覆部と前面被覆部に配置される
補強材が、他の部位に配置される補強材よりも厚み寸法
が大きいものであることを特徴とする請求項7記載の携
帯情報端末用ケース。 - 【請求項9】ホルダ部が、前記ケース本体に一体的に保
持されていることを特徴とする請求項6、7又は8記載
の携帯情報端末用ケース。 - 【請求項10】背面被覆部の側端部に沿う位置に、ペン
ホルダ部を設けていることを特徴とする請求項1、2、
3、4、5、6、7、8又は9記載の携帯情報端末用ケ
ース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001303748A JP2003110679A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 携帯情報端末用ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001303748A JP2003110679A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 携帯情報端末用ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003110679A true JP2003110679A (ja) | 2003-04-11 |
Family
ID=19123788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001303748A Pending JP2003110679A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 携帯情報端末用ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003110679A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100633553B1 (ko) | 2005-07-11 | 2006-10-13 | 주식회사 아트랑 | 휴대기기 악세사리와 휴대기기 거치대 겸 휴대기기악세사리 |
DE102006023306A1 (de) * | 2006-05-18 | 2008-01-03 | Jens Goldenstein | Umschließende Tasche für Mobiltelefone |
JP6286593B1 (ja) * | 2017-03-21 | 2018-02-28 | エレコム株式会社 | 携帯電子機器用のケース |
CN107874421A (zh) * | 2017-11-16 | 2018-04-06 | 佛山职业技术学院 | 一种多功能钥匙卡套 |
JP2022035747A (ja) * | 2020-08-21 | 2022-03-04 | 勉 田中 | 携帯型端末ケース |
JP7485572B2 (ja) | 2020-08-28 | 2024-05-16 | 株式会社アイ・オー・データ機器 | スティック型製品の帯状保護部材および帯状保護部材付きスティック型製品。 |
-
2001
- 2001-09-28 JP JP2001303748A patent/JP2003110679A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100633553B1 (ko) | 2005-07-11 | 2006-10-13 | 주식회사 아트랑 | 휴대기기 악세사리와 휴대기기 거치대 겸 휴대기기악세사리 |
DE102006023306A1 (de) * | 2006-05-18 | 2008-01-03 | Jens Goldenstein | Umschließende Tasche für Mobiltelefone |
JP6286593B1 (ja) * | 2017-03-21 | 2018-02-28 | エレコム株式会社 | 携帯電子機器用のケース |
CN107874421A (zh) * | 2017-11-16 | 2018-04-06 | 佛山职业技术学院 | 一种多功能钥匙卡套 |
CN107874421B (zh) * | 2017-11-16 | 2024-03-19 | 佛山职业技术学院 | 一种多功能钥匙卡套 |
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JP7076931B2 (ja) | 2020-08-21 | 2022-05-30 | 勉 田中 | 携帯型端末ケース |
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