JP2021068123A - 保護具 - Google Patents

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奈央 高濱
Nao Takahama
奈央 高濱
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Abstract

【課題】持ち運びが容易な保護具を提供する。【解決手段】タブレット型携帯端末用カバー1は、基体部2と、第1〜3の突出部(3A〜3C)と、第1〜4のフレーム(4A〜4D)と、フラップ5とを備える。第1〜3の突出部(3A〜3C)の一方の部分は基体部2の一方の表面の、略四角形の三辺に対応する領域に取付けられ、第1〜3の突出部(3A〜3C)の他方の部分は第1〜3のフレーム(4A〜4C)と接続される。フラップ5は折り曲げ可能に基体部2に取付けられ、フラップ5には互いに略平行な第1の帯領域5Cと第2の帯領域5Dが形成され、これら帯領域は折り曲げ可能である。フラップ5の第1の領域5Eと第2の領域5Fそれぞれに第1の貫通穴5Hと第2の貫通穴5Iが形成される。第1の帯領域5Cが折り曲げられ、重なった第1の貫通穴5Hと第2の貫通穴5Iに指を通してフラップ5を把持する。【選択図】図1

Description

本発明は保護具に関する。詳しくは、例えばタブレット型携帯端末を保護する保護具に係るものである。
スマートフォンと同じく板状である、「タブレット」と呼ばれる携帯電子機器が普及している。
この携帯電子機器は、板状の筐体の中に、パーソナルコンピュータの機能に加えて、入力機器としてのタッチパネル、表示装置としてのディスプレイやスピーカーなどが内蔵されており、単体で情報処理能力、及び直感的で操作し易いインターフェイスやアプリケーションを備える。
そのため、この携帯電子機器は、インターネットを含むコンピュータネットワークを利用するための端末としての性格から、「タブレット型携帯端末」とも呼ばれている。
また、動画を楽しんだり、ドラマや映画のコンテンツを見たりする人が増えるにつれて、スマートフォンが大型化しているが、スマートフォンの大型化には限界があり、スマートフォンよりも大画面の携帯端末として注目を集めているのがタブレット型携帯端末である。
こうした中、スマートフォンを保護するためにスマートフォンに装着される保護具である、「スマホカバー」あるいは「スマホケース」と呼ばれる容器と同様に、タブレット型携帯端末を保護するためにタブレット型携帯端末に装着される保護具である、「タブレットカバー」あるいは「タブレットケース」と呼ばれる容器が販売されており、従来、タブレットカバーについて様々な技術が提案されている。
例えば特許文献1には、図8に示すようなタブレットカバーが記載されている。
すなわち、特許文献1に記載のタブレットカバー101は、タブレット端末102の正面及び背面を覆う2つ折りの手帳型のカバーである。
タブレットカバー101は、カバー本体103及び弾性シート104を備える。
また、カバー本体103は、板状であり、U字状に折り畳むことができる。
カバー本体103は、カバー本体103を折り曲げるための第1の折曲線137及び第2の折曲線138により、背面板部134、側面板部135及び正面板部136に区分される。
また、背面板部134は、カバー本体103におけるタブレット端末102の背面を覆う部分である。
また、側面板部135は、カバー本体103におけるタブレット端末102の側面を覆う部分である。
また、正面板部136は、カバー本体103におけるタブレット端末102の正面を覆う部分である。
また、弾性シート104は、背面対向面134Aに固定された弾性を有するシートであり、この弾性シート104が略X字状になるように突出した、第1の突出部141と、第2の突出部142と、第3の突出部143と、第4の突出部144とを有する。
また、各突出部には、タブレット端末102の各角部が挿入される複数の孔が形成されており、各突出部に形成された孔にタブレット端末102の各角部が挿入されて、タブレット端末102が固定される。
また、正面板部136におけるタブレット端末102の正面と対向する面である正面対向面136Aには、2本の溝である支持溝(461、462)が形成されている。
タブレット端末102の一端を支持溝461または支持溝462に差し込むことで、タブレット端末102が正面板部136の上に立てた状態で支持される。
特開2017−058921号公報
ところで、特許文献1に記載のタブレットカバーを含め従来のタブレット型携帯端末用カバーは、タブレット型携帯端末に装着された状態で持ち運ばれる場合、一般的にはタブレット型携帯端末用カバーの縁部に手のひらを当て、そしてタブレット型携帯端末用カバーの一方の面に親指以外の四本の指を当てると共に一方の面とは反対側の他方の面に母指球及び小指球を当てる。
しかし、このようにしてタブレット型携帯端末用カバーを持つと、手の大部分が使われるため、例えばタブレット型携帯端末用カバー以外にも持ち運ぶ物品が多い場合には、タブレット型携帯端末用カバーを持った方の手は、さらに別の物品を持つために使用し難かった。
そのため、例えば指一本でも持ち運ぶことができるほど持ち運びが容易なタブレット型携帯端末用カバーが要望されていた。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであり、持ち運びが容易な保護具を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の保護具は、平板状の基体部と、該基体部の表面の、略四角形の少なくとも三辺に対応する領域に同じ方向へ突出して設けられた突出部と、該突出部の前記基体部とは反対側の部分に接続されており、かつ、一方の表面と該一方の表面とは反対側の他方の表面との間を貫通した貫通開口部が形成された抑え部と、前記基体部に設けられており、かつ、把持されることが可能な把持部とを備える。
ここで、平板状の基体部と、基体部の表面の、略四角形の少なくとも三辺に対応する領域に同じ方向へ突出して設けられた突出部と、突出部の基体部とは反対側の部分に接続されており、かつ、一方の表面と一方の表面とは反対側の他方の表面との間を貫通した貫通開口部が形成された抑え部とによって、基体部と抑え部との間に、突出部に囲まれた空間を形成して、対角線上に角部を有する平板状の物体をこの空間に収容することができるので、物体の大部分を保護でき、また、抑え部の貫通開口部を通して物体に触れることができる。
また、基体部に設けられており、かつ、把持されることが可能な把持部によって、一般的な平板状の物体の持ち方で本発明の保護具を持たなくても、本発明の保護具を持ち運ぶことができる。
また、本発明の保護具において、把持部は、基体部に折り曲げ可能に接続された第1の領域と、第1の領域の基体部とは反対側に折り曲げ可能に接続された第2の領域と、第2の領域の第1の領域とは反対側に折り曲げ可能に接続され、基体部に対して解除可能に固定できる第3の領域を有する構成とすることができる。
この場合、第1〜3の領域が並んだ方向に対して略直交する方向から把持部を見たときの把持部の形を、第1の領域と第2の領域の接続部分を頂点とした略三角形と成すことができ、基体部を支持して基体部の起立した状態を維持するスタンドとしての機能を把持部が発揮することができる。
さらに、本発明の保護具において、第1の領域は、一方の表面と一方の表面とは反対側の他方の表面との間を貫通した第1の貫通穴が形成されており、第2の領域は、一方の表面と一方の表面とは反対側の他方の表面との間を貫通する第2の貫通穴が形成されており、第1の貫通穴の形状と第2の貫通穴の形状は、第1の領域と第2の領域の接続部分を挟んで線対称である構成とすることができる。
この場合、第1の領域と第2の領域とを重ね合わせることで第1の貫通穴と第2の貫通穴が互いに重なるので、第1の貫通穴と第2の貫通穴に指を通して把持部を把持でき、把持部が略三角形を成してスタンドとしての機能を発揮できる上に、把持され易くなる。
また、本発明の保護具において、基体部の外形及び抑え部の外形は略四角形であると共に、貫通開口部の貫通方向から見た場合に、抑え部は、基体部の四隅に対応する位置に設けられた張出部を有し、基体部の縁部は、少なくとも張出部を除く抑え部の外側縁部よりも外方に位置している構成とすることができる。
この場合、基体部と抑え部との間の、複数の突出部に囲まれた空間に収容された平板状の物体の縁部や角部は、外部の物体に直接当たり難いので衝撃を受け難い。
また、本発明の保護具は、把持部が設けられた箇所に対応する、基体部の表面の領域である出し入れ領域と、基体部の出し入れ領域に対向する抑え部の部分とを解除可能に連結可能な連結部を備える構成とすることができる。
この場合、連結部の連結を解除することで、連結部によって連結される、基体部の出し入れ領域と、この基体部の出し入れ領域に対向する抑え部の部分との間の空間である出し入れ口を通して、基体部と抑え部との間の突出部に囲まれた空間である収容空間に平板状の物体を収容したり、収容空間から平板状の物体を取出したりすることができる。
また、この場合、連結部によって連結しておくことで、収容空間に収容された平板状の物体は、連結部によって連結された抑え部の部分を鉛直方向下向きにしても、連結部によって支持されるので、収容された物体が出し入れ口からはみ出ることを抑制できる。
また、この場合、把持部を把持するときには、出し入れ領域が鉛直方向上向きになる、すなわち出し入れ口が鉛直方向上向きになるので、収容空間に収容された平板状の物体は落下し難い。
また、本発明の保護具において、基体部には、把持部を着脱可能に取付可能な複数の箇所が設けられた構成とすることができる。
この場合、把持部の位置を自由に変えることができる。
本発明に係る保護具は、持ち運びが容易である。
フラップが展開された、本発明を適用したタブレット型携帯端末用カバーの正面側の形態の一例を示す概略斜視図である。 フラップが展開された、本発明を適用したタブレット型携帯端末用カバーの背面側の形態の一例を示す概略斜視図である。 フラップが折り曲げられて持ち運びに適した形態になった、本発明を適用したタブレット型携帯端末用カバーの背面側の形態の一例を示す概略斜視図である。 フラップが折り曲げられてスタンドとして機能する形態となった、本発明を適用したタブレット型携帯端末用カバーの背面側の形態の一例を示す概略斜視図である。 フラップが把持されないときの本発明を適用したタブレット型携帯端末用カバーの背面側の形態の一例を示す概略斜視図である。 タブレット型携帯端末に装着された本発明を適用したタブレット型携帯端末用カバーのフラップがスタンドとして機能している状態の一例を示す概略斜視図である。 タブレット型携帯端末に装着された本発明を適用したタブレット型携帯端末用カバーが持ち運ばれている状態の一例を示す概略図である。 従来のタブレットカバーを示す概略図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
図1は、フラップが展開された、本発明を適用したタブレット型携帯端末用カバーの正面側の形態の一例を示す概略斜視図である。また、図2は、フラップが展開された、本発明を適用したタブレット型携帯端末用カバーの背面側の形態の一例を示す概略斜視図である。
図1に示す本発明のタブレット型携帯端末用カバー1は、平板状の基体部2を備える。
ここで、タブレット型携帯端末用カバーは、保護具の一例である。
また、基体部2の外形は略四角形すなわち長方形である。
なお、基体部の外形は必ずしも長方形でなくてもよいが、長方形の外形を有するタブレット型携帯端末が多いため、基体部の外形は長方形であることが好ましい。
また、基体部2の一つの角部に近い位置には、基体部2の一方の面と、この一方の面とは反対側の他方の面との間を貫通したカメラレンズ用穴4Lが形成されている。
このカメラレンズ用穴4Lは、本発明のタブレット型携帯端末用カバー1をタブレット型携帯端末に装着したときに、カメラを備えるタブレット型携帯端末が、本発明のタブレット型携帯端末用カバー1を装着されたまま撮影できるようにするための穴である。
また、基体部2の外形は長方形であるため、基体部2は長い方の縁部と短い方の縁部を有する。
そして、カメラレンズ用穴4Lを通ると共に基体部2の短い方の縁部が延びた方向と同じ方向に延びた直線の略中央に対応する基体部2の位置には、基体部2の一方の面と、この一方の面とは反対側の他方の面との間を貫通したスピーカー用穴4Mが形成されている。
このスピーカー用穴4Mは、本発明のタブレット型携帯端末用カバー1をタブレット型携帯端末に装着したときに、タブレット型携帯端末が、本発明のタブレット型携帯端末用カバー1を装着されていても、タブレット型携帯端末から発せられる音を遮らないようにするための穴である。
また、本発明のタブレット型携帯端末用カバー1は、第1の突出部3Aと、第2の突出部3Bと、第3の突出部3Cとを備える。
ここで、第1の突出部3Aと、第2の突出部3Bと、第3の突出部3Cは、基体部2の一方の表面の、略四角形の三辺に対応する領域に互いに同じ方向へ突出して取付けられている。
すなわち、第1の突出部3Aは、基体部2の短い方の一方の縁部が延びた方向と同じ方向に延びた領域に突出して取付けられている。
また、第2の突出部3Bは、基体部2の長い方の一方の縁部が延びた方向と同じ方向に延びた領域に突出して取付けられている。
さらに、第3の突出部3Cは、基体部2の短い方の一方の縁部と対向する他方の短い方の縁部が延びた方向と同じ方向に延びた領域に突出して取付けられている。
また、第1〜3の突出部が基体部とは別体である場合を説明しているが、第1〜3の突出部すなわち突出部と基体部は一体物とすることもできる。
また、本発明のタブレット型携帯端末用カバー1は、抑え部4を備える。
ここで、抑え部4の外形は長方形である。
また、抑え部4は、第1の突出部3Aの基体部2に取付けられた部分とは反対側の部分と、第2の突出部3Bの基体部2に取付けられた部分とは反対側の部分と、第3の突出部3Cの基体部2に取付けられた部分とは反対側の部分にそれぞれ接続されている。
また、抑え部4には、抑え部4の一方の表面と、この一方の表面とは反対側の他方の表面との間を貫通した貫通開口部4Eが形成されている。
また、貫通開口部4Eの形状は長方形である。
すなわち、抑え部4は、一方向に延びた第1のフレーム4Aと、第1のフレーム4Aが延びた方向に対して略直交する方向に延びた第2のフレーム4Bと、第2のフレーム4Bが延びた方向に対して略直交する方向に延びた第3のフレーム4Cと、第3のフレーム4Cが延びた方向に対して略直交する方向に延びた第4のフレーム4Dとを有する。
また、貫通開口部4Eの形状は、第1〜4のフレーム(4A〜4D)の内側縁部4Kによって定められている。
また、第1のフレーム4Aは、基体部2の短い方の一方の縁部が延びた方向と同じ方向に延びており、かつ、内側縁部4Kとは反対側の外側縁部4Jに第1の突出部3Aが接続されている。
また、第2のフレーム4Bは、基体部2の長い方の一方の縁部が延びた方向と同じ方向に延びており、かつ、一端が第1のフレーム4Aの一端に接続されており、かつ、内側縁部4Kとは反対側の外側縁部4Jに第2の突出部3Bが接続されている。
また、第3のフレーム4Cは、基体部2の短い方の一方の縁部と対向する他方の短い方の縁部が延びた方向と同じ方向に延びており、かつ、一端が第2のフレーム4Bの他端に接続されており、かつ、内側縁部4Kとは反対側の外側縁部4Jに第3の突出部3Cが接続されている。
また、第4のフレーム4Dは、基体部2の長い方の一方の縁部と対向する他方の長い方の縁部が延びた方向と同じ方向に延びており、かつ、一端が第3のフレーム4Cの他端に接続されている。
このように、基体部2の表面の略四角形の三辺に対応する領域に突出部が取付けられているが、残りの一辺に対応する基体部2の表面の領域には突出部は取付けられていない。
すなわち、第4のフレーム4Dと対向する基体部2の表面の領域には突出部は取付けられていない。
また、第1〜3の突出部(3A〜3C)それぞれの突出長さは、タブレット型携帯端末の厚みと略同じである。
従って、第1のフレーム4Aと、第2のフレーム4Bと、第3のフレーム4Cと、第4のフレーム4Dはそれぞれ基体部2の表面から離れて配置されている。
また、第1〜3の突出部(3A〜3C)はそれぞれ、第1〜3のフレーム(4A〜4C)それぞれの外側縁部4Jに接続されている。
その結果、基体部2と第1〜4のフレーム(4A〜4D)すなわち抑え部4との間に空間が形成されていると共に、基体部2と第1〜3のフレーム(4A〜4C)それぞれとの間に、第1〜3の突出部(3A〜3C)に囲まれた空間が形成されている。
また、この空間にタブレット型携帯端末は収容されるが、第1〜3の突出部(3A〜3C)がそれぞれ、第1〜3のフレーム(4A〜4C)それぞれの外側縁部4Jに接続されているので、第1〜3の突出部(3A〜3C)に邪魔されることなく第1〜3のフレーム(4A〜4C)は、タブレット型携帯端末の表面に当接してタブレット型携帯端末を抑えることができ、貫通開口部4Eからタブレット型携帯端末が抜け落ちることはない。
また、第1〜3の突出部(3A〜3C)はタブレット型携帯端末の側面に当接するので、基体部2と第1〜3のフレーム(4A〜4C)それぞれとの間からタブレット型携帯端末が抜け落ちることはない。
また、貫通開口部4Eの貫通方向から見た場合に、抑え部4は、基体部2の四隅に対応する位置に設けられた、第1の張出部4Fと、第2の張出部4Gと、第3の張出部4Hと、第4の張出部4Iとを有する。
また、貫通開口部4Eの貫通方向から見た場合に、基体部2の縁部は、少なくとも第1〜4の張出部(4F〜4I)を除く第1〜4のフレーム(4A〜4D)の外側縁部4Jすなわち抑え部4の外側縁部4Jよりも外方に位置している。
また、貫通開口部4Eの貫通方向から見た場合に、第1の張出部4Fと、第2の張出部4Gと、第3の張出部4Hと、第4の張出部4Iそれぞれの縁部は、基体部2の縁部よりも外方に位置してはいない。
また、本発明のタブレット型携帯端末用カバー1は、フラップ5を備える。フラップは把持部の一例である。
ここで、フラップ5は、基体部2に折り曲げ可能に取付けられている。
また、フラップ5の外形は略四角形であり、かつ、フラップ5は平板状である。
また、フラップが基体部とは別体である場合を説明しているが、フラップすなわち把持部と基体部は一体物とすることもできる。
また、フラップ5には第1の帯領域5Cが形成されている。
ここで、第1の帯領域5Cは、基体部2に取付けられたフラップ5の縁部である取付縁部5Aに対して略直角に延びたフラップ5の一方の縁部と、この一方の縁部とは反対側の他方の縁部とを結んで延びた領域であると共に取付縁部5Aから離れている。
また、フラップ5には第2の帯領域5Dが形成されている。
ここで、第2の帯領域5Dは、第1の帯領域5Cが結んだ一方の縁部と他方の縁部とを結んで延びた領域であり、かつ、第1の帯領域5Cよりも取付縁部5Aから遠く離れており、かつ、第1の帯領域5Cに対して略平行に延びている。
また、第1の帯領域5C及び第2の帯領域5Dは、フラップ5の他の領域すなわち、取付縁部5Aと第1の帯領域5Cとの間の領域である第1の領域5Eや、第1の帯領域5Cと第2の帯領域5Dとの間の領域である第2の領域5Fよりも軟らかい領域である。
従って、第1の帯領域5C及び第2の帯領域5Dは折り曲げられることができる。
また、第2の帯領域5Dは、フラップ5の取付縁部5Aとは反対側の縁部である自由縁部5Bから離れている。
そして、第2の帯領域5Dと自由縁部5Bとの間のフラップ5の領域である第3の領域5Gの内部には、第2の帯領域5Dあるいは自由縁部5Bが延びた方向と同じ方向に延びたN極磁石6が取付けられている。
一方、フラップ5の第3の領域5Gが、基体部2の、第1〜3の突出部(3A〜3C)が取付けられた表面とは反対側の表面を含む領域に対して磁力によって解除可能に固定可能であるようにするため、図2に示すように基体部2の内部にS極磁石7が取付けられている。
ここで、S極磁石7は、それぞれ複数の磁石が一列に並べて配置された、第1のS極磁石群7Aと、第2のS極磁石群7Bと、第3のS極磁石群7Cとを構成する。
すなわち、第1のS極磁石群7Aは、フラップ5の取付縁部5Aが取付けられた基体部2の縁部に対して略平行に複数のS極磁石7が一列に並べて配置されて構成されている。
また、第2のS極磁石群7Bは、第1のS極磁石群7Aが延びた方向と同じ方向に、S極磁石7が一列に並べて配置されて構成されている。
さらに、第3のS極磁石群7Cは、第1のS極磁石群7Aあるいは第2のS極磁石群7Bが延びた方向と同じ方向に、S極磁石7が一列に並べて配置されて構成されている。
従って、N極磁石6と、第1のS極磁石群7Aと、第2のS極磁石群7Bと、第3のS極磁石群7Cは互いに同じ方向に延びている。
また、第1〜3のS極磁石群(7A〜7C)の中で、第1のS極磁石群7Aがフラップ5の取付縁部5Aに一番近い位置に配置されており、第2のS極磁石群7Bが2番目にフラップ5の取付縁部5Aに近い位置に配置されており、そして第3のS極磁石群7Cがフラップ5の取付縁部5Aから一番遠い位置に配置されている。
このようなN極磁石6及びS極磁石7の磁力によって、フラップ5の第3の領域5Gは、基体部2に対して解除可能に固定可能である。
ここで、N極磁石とS極磁石は互いに逆に取付けられていてもよいことは勿論である。
すなわち、第1の領域5Eは、基体部2に折り曲げ可能に接続されている。
また、第2の領域5Fは、第1の領域5Eの基体部2とは反対側に折り曲げ可能に接続されている。
そして、第3の領域5Gは、第2の領域5Fの第1の領域5Eとは反対側に折り曲げ可能に接続され、基体部2に対して解除可能に固定できる。
また、フラップ5の第1の領域5Eには、一方の表面と一方の表面とは反対側の他方の表面との間を貫通した第1の貫通穴5Hが形成されている。
また、フラップ5の第2の領域5Fには、一方の表面と一方の表面とは反対側の他方の表面との間を貫通した第2の貫通穴5Iが形成されている。
また、第1の貫通穴5Hの形状と第2の貫通穴5Iの形状は、第1の帯領域5Cすなわち第1の領域5Eと第2の領域5Fの接続部分を挟んで線対称である。
従って、第1の帯領域5Cが折り曲げられて、第1の領域5Eと第2の領域5Fとが重ね合わされることで、第1の貫通穴5Hと第2の貫通穴5Iとが互いに重なるので、本発明のタブレット型携帯端末用カバー1を使用する者は、第1の貫通穴5Hと第2の貫通穴5Iに指を通して、フラップ5の第1の貫通穴5Hと第2の貫通穴5Iとの間の部分を握ることができる。
すなわちフラップ5は、把持されることが可能である。
なお、第1の帯領域5Cが折り曲げられなくても、本発明のタブレット型携帯端末用カバー1を使用する者は、第2の貫通穴5Iのみに指を通して、フラップ5の自由縁部5Bと第2の貫通穴5Iとの間の部分を握ることもできる。
このとき、第2の帯領域5Dが折り曲げられて、第3の領域5Gは、第2の帯領域5Dと第2の貫通穴5Iとの間の領域に重ねられ、本発明のタブレット型携帯端末用カバー1を使用する者は、違和感なくフラップ5の自由縁部5Bと第2の貫通穴5Iとの間の部分を握ることができる。
また、基体部の、突出部が取付けられた表面とは反対側の表面には、フラップすなわち把持部を着脱可能に取付可能な複数の箇所が設けられていてもよい。
例えば、面ファスナー、磁石、または固定用ボタンが、基体部の、突出部が取付けられた表面とは反対側の表面の複数の箇所に取付けられており、これら面ファスナー、磁石、または固定用ボタンと解除可能に連結可能な部材が把持部にも取付けられている構成とすることができる。
このように把持部を着脱可能に基体部の複数の箇所に取付けることができるようにすることで、把持部の位置を自由に変えることができ、例えば図示した形態とは異なり長方形である基体部の短い方の縁部に把持部を取付けて、基体部の短い方の縁部が水平方向に延びた姿勢で本発明のタブレット型携帯端末用カバーすなわち保護具を持ち運ぶことができる。
また、本発明のタブレット型携帯端末用カバー1は、連結部8を備える。
ここで、連結部8は、第4のフレーム4Dの外側縁部4Jから突出しており、その表面には連結用オス型面ファスナー8Aが取付けられている。
また、連結部8の突出長さは、第4のフレーム4Dと基体部2の表面との間の距離よりも長い。
また、基体部2のフラップ5が取付けられた箇所に対応する、基体部2の表面の領域である出し入れ領域には、連結用メス型面ファスナー8Bが取付けられている。
従って、連結部8の連結用オス型面ファスナー8Aと基体部2の出し入れ領域の連結用メス型面ファスナー8Bが互いに、解除可能にしっかりと連結できる。
すなわち、連結部8は、基体部2の出し入れ領域と、出し入れ領域に対向する第4のフレーム4Dすなわち抑え部4の部分とを解除可能に連結可能である。
また、連結部8の連結用オス型面ファスナー8Aと基体部2の出し入れ領域の連結用メス型面ファスナー8Bとの連結を解除すると、第4のフレーム4Dと基体部2の出し入れ領域との間の空間は、出し入れ口4Nとして機能する。
すなわち、出し入れ口4Nを通して、基体部2と抑え部4との間の第1〜3の突出部(3A〜3C)に囲まれた空間である収容空間に、タブレット型携帯端末を収容したり、収容空間からタブレット型携帯端末を取出したりすることができる。
また、連結部8の連結用オス型面ファスナー8Aと基体部2の出し入れ領域の連結用メス型面ファスナー8Bとを連結しておくことで、収容空間に収容されたタブレット型携帯端末は、第4のフレーム4Dを鉛直方向下向きにしても、連結部8によって支持されるので、収容されたタブレット型携帯端末が出し入れ口4Nからはみ出ることを抑制できる。
また、本発明のタブレット型携帯端末用カバー1は、ペンホルダ9を備える。
ここで、ペンホルダ9は、平板状で外形が略四角形であると共に伸縮可能な素材例えばゴム素材から成る部材が基体部2に立体的に取付けられて形成されている。
すなわち、ペンホルダ9を構成する部材の一方の縁部が、第2のフレーム4Bが延びた方向と同じ方向に延びた基体部2の長い方の一方の縁部に取付けられている。
また、ペンホルダ9を構成する部材の、基体部2の縁部に取付けられた一方の縁部とは反対側の他方の縁部が、第2の突出部3Bに取付けられている。
従って、ペンホルダ9は、図示していないがペンなど断面が略円形である棒状体を挿通可能な空間を形成する。
また、この空間は、ペンなど棒状体が挿通されるときにペンホルダ9が必ず伸びて棒状体に密着する程度の大きさであり、その結果、ペンホルダ9は、この空間に挿通されたペンなどの棒状体を保持できる。
なお、本発明のタブレット型携帯端末用カバーは必ずしもペンホルダを備えていなくてもよく、また、ペンホルダの素材としてレザー素材を使用することも可能である。
また、ペンホルダは必ずしも基体部の長い方の一方の縁部に取付けられていなくてもよく、例えば基体部の短い方の一方の縁部に取付けられていてもよい。
図3は、フラップが折り曲げられて持ち運びに適した形態になった、本発明を適用したタブレット型携帯端末用カバーの背面側の形態の一例を示す概略斜視図である。
本発明のタブレット型携帯端末用カバー1の収容空間にタブレット型携帯端末が収容された状態の本発明のタブレット型携帯端末用カバー1を持ち運ぶ場合、図3に示すようにフラップ5の第1の帯領域5Cが折り曲げられて、フラップ5の第1の領域5Eと第2の領域5Fとが重ね合わされる。
また、このとき、フラップ5の第3の領域5Gが、基体部2の第1のS極磁石群7Aの領域と重ね合わされる。
そして、第3の領域5Gの内部に取付けられたN極磁石6と、基体部2の第1のS極磁石群7Aの複数のS極磁石7とが引き合い、フラップ5の第3の領域5Gが基体部2に対して解除可能に固定される。
図4は、フラップが折り曲げられてスタンドとして機能する形態となった、本発明を適用したタブレット型携帯端末用カバーの背面側の形態の一例を示す概略斜視図である。
本発明のタブレット型携帯端末用カバー1の収容空間にタブレット型携帯端末が収容された状態の本発明のタブレット型携帯端末用カバー1を起立させ、その状態を机などの上において維持させる場合、図4に示すようにフラップ5の第1の帯領域5Cが折り曲げられて、第1の帯領域5Cが延びた方向と同じ方向からフラップ5を見たときのフラップ5の形を、第1の帯領域5Cを頂点とした略三角形と成す。
また、このとき、フラップ5の第3の領域5Gが、基体部2の第2のS極磁石群7Bの領域と重ね合わされる。
そして、第3の領域5Gの内部に取付けられたN極磁石6と、基体部2の第2のS極磁石群7Bの複数のS極磁石7とが引き合い、フラップ5の第3の領域5Gが基体部2に対して解除可能に固定される。
図5は、フラップが把持されないときの本発明を適用したタブレット型携帯端末用カバーの背面側の形態の一例を示す概略斜視図である。
本発明のタブレット型携帯端末用カバー1の収容空間にタブレット型携帯端末が収容された状態の本発明のタブレット型携帯端末用カバー1を持ち運ばず机などの上に置いておくか、あるいは本発明のタブレット型携帯端末用カバー1の収容空間にタブレット型携帯端末が収容されていない本発明のタブレット型携帯端末用カバー1を机などの上に置いておく場合、図5に示すように、フラップ5の取付縁部5Aは折り曲げられるが、フラップ5の第1の帯領域5Cは折り曲げられず、フラップ5全体が、内部にS極磁石7が取付けられた基体部2の表面と重ね合わされる。
また、このとき、フラップ5の第3の領域5Gが、基体部2の第3のS極磁石群7Cの領域と重ね合わされる。
そして、第3の領域5Gの内部に取付けられたN極磁石6と、基体部2の第3のS極磁石群7Cの複数のS極磁石7とが引き合い、フラップ5の第3の領域5Gが基体部2に対して解除可能に固定される。
本発明のタブレット型携帯端末用カバーすなわち保護具が備えるフラップすなわち把持部は、必ずしもその外形が略四角形でなくてもよく、また、必ずしも平板状でなくてもよく、また、必ずしも第1の領域と、第2の領域と、第3の領域を有していなくてもよく、また、必ずしも第3の領域が基体部に対して解除可能に固定できなくてもよい。
しかし、把持部がこのような構成であれば、第1〜3の領域が並んだ方向に対して略直交する方向から把持部を見たときの把持部の形が、第1の帯領域すなわち第1の領域と第2の領域の接続部分を頂点とした略三角形に成すことができ、基体部を支持して基体部の起立した状態を維持するスタンドとしての機能を把持部が発揮することができ、好ましい。
また、本発明の保護具の把持部には、必ずしも第1の貫通穴及び第2の貫通穴が形成されていなくてもよく、また、必ずしも第1の貫通穴の形状と第2の貫通穴の形状は第1の帯領域すなわち第1の領域と第2の領域の接続部分を挟んで線対称の形状でなくてもよい。
しかし、このような構成であれば、第1の貫通穴と第2の貫通穴に指を通して把持部を把持でき、把持部が略三角形を成してスタンドとしての機能を発揮できる上に、把持され易くなるので好ましい。
また、把持部が、把持されることが可能な構成であれば、把持部の外形は例えば略L字形状であったり、あるいは略T字形状であったりすることができる。
把持部の外形がこのような形状の場合、基体部と略同一平面において、すなわち貫通開口部の貫通方向から見た場合に、把持部は基体部の縁部よりも外方へ突出しており、基体部の縁部が延びた方向と同じ方向に延びた把持部の部分が、この縁部から離れて配置されているものとする。
また、本発明の保護具の把持部は、必ずしも貫通開口部の貫通方向から見た場合にフラップのように基体部の縁部よりも外方に突出していなくてもよく、把持されることができるのであれば例えば一方向に延びた平坦で帯状の部材の両端だけが基体部の背面すなわち、基体部の、突出部が取付けられた表面とは反対側の表面に取付けられた構成とすることもできる。
また、本発明の保護具において、必ずしも基体部の外形及び抑え部の外形は略四角形でなくてもよく、また、必ずしも貫通開口部の貫通方向から見た場合に、抑え部は基体部の四隅に対応する位置に設けられた張出部を有していなくてもよく、また、必ずしも貫通開口部の貫通方向から見た場合に、基体部の縁部は、少なくとも張出部を除く抑え部の外側縁部よりも外方に位置していなくてもよい。
しかし、このような構成であれば、基体部と抑え部との間の、複数の突出部に囲まれた空間に収容されたタブレット型携帯端末すなわち平板状の物体の縁部や角部は、外部の物体に直接当たり難いので衝撃を受け難い。よって好ましい。
また、本発明の保護具は、必ずしも連結部を備えなくてもよい。
しかし、本発明の保護具が連結部を備えていれば、連結部によって連結しておくことで、収容空間に収容された平板状の物体は、連結部によって連結された抑え部の部分を鉛直方向下向きにしても、連結部によって支持されるので、収容された物体が出し入れ口からはみ出ることを抑制でき、好ましい。
次に、タブレット型携帯端末に本発明のタブレット型携帯端末用カバーを装着して使用する態様について説明する。
図6は、タブレット型携帯端末に装着された本発明を適用したタブレット型携帯端末用カバーのフラップがスタンドとして機能している状態の一例を示す概略斜視図である。また、図7は、タブレット型携帯端末に装着された本発明を適用したタブレット型携帯端末用カバーが持ち運ばれている状態の一例を示す概略図である。
タブレット型携帯端末10に本発明のタブレット型携帯端末用カバー1を装着する場合、連結部8の連結用オス型面ファスナー8Aと基体部2の出し入れ領域の連結用メス型面ファスナー8Bとの連結を解除し、出し入れ口4Nを通して、基体部2と抑え部4との間の第1〜3の突出部(3A〜3C)に囲まれた空間である収容空間にタブレット型携帯端末10を収容する。
このとき、タブレット型携帯端末10の画面領域が、本発明のタブレット型携帯端末用カバー1の抑え部4の貫通開口部4Eと面するようにタブレット型携帯端末10を収容する。
そして、再び連結部8の連結用オス型面ファスナー8Aと基体部2の出し入れ領域の連結用メス型面ファスナー8Bとを連結する。
その後は、本発明のタブレット型携帯端末用カバー1の使用態様に応じてフラップ5の形態を変化させる。
すなわち、タブレット型携帯端末10が収容された状態の本発明のタブレット型携帯端末用カバー1を起立させ、その状態を机などの上において維持して使用する場合には、図4に示すように、フラップ5の第1の帯領域5Cを折り曲げて、第1の帯領域5Cが延びた方向と同じ方向からフラップ5を見たときのフラップ5の形を、第1の帯領域5Cを頂点とした略三角形と成す。
そして、フラップ5の第1の領域5Eを机などに接触させることで、図6に示す状態となる。
また、図6に示す状態から基体部2を倒した状態、すなわちペンホルダ9が取付けられた基体部2の縁部を机などに接触させた状態の場合には、フラップ5の第1の帯領域5Cが主に机などに接触する。
また、タブレット型携帯端末10が収容された状態の本発明のタブレット型携帯端末用カバー1を持ち運ぶ場合には、図3に示すように、フラップ5の第1の帯領域5Cを折り曲げて、フラップ5の第1の領域5Eと第2の領域5Fとを重ね合わせる。
こうすることで、図3に示すように第1の貫通穴5Hと第2の貫通穴5Iとが互いに重なるので、本発明のタブレット型携帯端末用カバー1を持ち運ぼうとする者は、図7に示すように第1の貫通穴5Hと第2の貫通穴5Iに手11の指を通して、フラップ5の第1の貫通穴5Hと第2の貫通穴5Iとの間の部分を握ることができる。
以上のように、本発明のタブレット型携帯端末用カバーすなわち保護具は、基体部と、第1〜3の突出部すなわち突出部と、第1〜4のフレームすなわち抑え部とを備えているので、基体部と抑え部との間に、突出部に囲まれた空間を形成して、タブレット型携帯端末すなわち対角線上に角部を有する平板状の物体をこの空間に収容することができ、その結果、物体の大部分を保護でき、また、抑え部の貫通開口部を通して物体に触れることができる。
また、本発明の保護具は、フラップすなわち把持部を備えているので、一般的な平板状の物体の持ち方で本発明の保護具を持たなくても、本発明の保護具を持ち運ぶことができる。
従って、本発明の保護具は、把持部の第1の貫通穴または第2の貫通穴、あるいは把持部の第1の貫通穴と第2の貫通穴に、例えば指一本を通して持ち運ぶことができるほど持ち運びが容易である。
また、本発明の保護具の把持部は、その形態を変化させてスタンドとしての機能を発揮することもできる。
さらに、貫通開口部の貫通方向から見た場合に、本発明の保護具の抑え部は、基体部の四隅に対応する位置に設けられた第1〜4の張出部を有し、基体部の縁部は、少なくとも張出部を除く第1〜4のフレームの外側縁部すなわち抑え部の外側縁部よりも外方に位置しているので、収容された平板状の物体の縁部や角部は外部の物体に直接当たり難く、その結果、収容された物体は衝撃を受け難い。
また、本発明の保護具は、タブレット型携帯端末と同じく対角線上に角部を有する平板状の物体である、例えば小さいサイズの絵画を収容して、さらに把持部をスタンドとして機能させ、絵画を収容した本発明の保護具を卓上に載置しておくという利用方法も考えられる。
また、本発明の保護具は、合成樹脂部材例えば、EVA(エチレン酢酸ビニルコポリマー)シートを備える構成とすることもできる。
ここで、合成樹脂部材は、基体部に向けられた抑え部の面に設けられている。
このような合成樹脂部材によって、本発明の保護具に収容されたタブレット型携帯端末は、さらに衝撃を受け難くなり、また、タブレット型携帯端末の液晶面の保護力をより高めることができる。
1 タブレット型携帯端末用カバー
2 基体部
3A 第1の突出部
3B 第2の突出部
3C 第3の突出部
4 抑え部
4A 第1のフレーム
4B 第2のフレーム
4C 第3のフレーム
4D 第4のフレーム
4E 貫通開口部
4F 第1の張出部
4G 第2の張出部
4H 第3の張出部
4I 第4の張出部
4J 外側縁部
4K 内側縁部
4L カメラレンズ用穴
4M スピーカー用穴
4N 出し入れ口
5 フラップ
5A 取付縁部
5B 自由縁部
5C 第1の帯領域
5D 第2の帯領域
5E 第1の領域
5F 第2の領域
5G 第3の領域
5H 第1の貫通穴
5I 第2の貫通穴
6 N極磁石
7 S極磁石
7A 第1のS極磁石群
7B 第2のS極磁石群
7C 第3のS極磁石群
8 連結部
8A 連結用オス型面ファスナー
8B 連結用メス型面ファスナー
9 ペンホルダ
10 タブレット型携帯端末
11 手

Claims (6)

  1. 平板状の基体部と、
    該基体部の表面の、略四角形の少なくとも三辺に対応する領域に同じ方向へ突出して設けられた突出部と、
    該突出部の前記基体部とは反対側の部分に接続されており、かつ、一方の表面と該一方の表面とは反対側の他方の表面との間を貫通した貫通開口部が形成された抑え部と、
    前記基体部に設けられており、かつ、把持されることが可能な把持部とを備える
    保護具。
  2. 前記把持部は、
    前記基体部に折り曲げ可能に接続された第1の領域と、
    該第1の領域の前記基体部とは反対側に折り曲げ可能に接続された第2の領域と、
    該第2の領域の前記第1の領域とは反対側に折り曲げ可能に接続され、前記基体部に対して解除可能に固定できる第3の領域を有する
    請求項1に記載の保護具。
  3. 前記第1の領域は、一方の表面と該一方の表面とは反対側の他方の表面との間を貫通した第1の貫通穴が形成されており、
    前記第2の領域は、一方の表面と該一方の表面とは反対側の他方の表面との間を貫通する第2の貫通穴が形成されており、
    前記第1の貫通穴の形状と前記第2の貫通穴の形状は、前記第1の領域と前記第2の領域の接続部分を挟んで線対称である
    請求項2に記載の保護具。
  4. 前記基体部の外形及び前記抑え部の外形は略四角形であると共に、
    前記貫通開口部の貫通方向から見た場合に、
    前記抑え部は、前記基体部の四隅に対応する位置に設けられた張出部を有し、
    前記基体部の縁部は、少なくとも前記張出部を除く前記抑え部の外側縁部よりも外方に位置している
    請求項1、請求項2または請求項3に記載の保護具。
  5. 前記把持部が設けられた箇所に対応する、前記基体部の表面の領域である出し入れ領域と、同基体部の同出し入れ領域に対向する前記抑え部の部分とを解除可能に連結可能な連結部を備える
    請求項1、請求項2、請求項3または請求項4に記載の保護具。
  6. 前記基体部には、前記把持部を着脱可能に取付可能な複数の箇所が設けられた
    請求項1、請求項2、請求項3または請求項4に記載の保護具。
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