JP7485572B2 - スティック型製品の帯状保護部材および帯状保護部材付きスティック型製品。 - Google Patents
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Description
特許文献3に記載のUSBフラッシュメモリ用携帯ケースは、開閉自在な蓋を設けてなるケース本体内に、USBフラッシュメモリを着脱自在に取り付けるための取付部を設けてなるものである。
特許文献4記載の小型記憶装置を収容した腕時計は、U S B コネクタ、タイミング制御回路、電源部及びメモリモジュールを有する携帯用小型記憶装置を、両端に設けた引通し部に時計バンドを装着した本体部の一端に形成した開口部に挿入するとともに他端に軸着した蓋により着脱自由に装着し、且つ、前記携帯用小型記憶装置または本体部の何れかに少なくとも一つの時刻表示部を設けたものである。
容させるUSBメモリ装置について開示されている。
特許文献5記載のUSBメモリ装置は、( a ) 本体部と、該本体部に対して移動可能な可動部とを有するUSBメモリ装置であって、( b ) 前記可動部は、USBコネクタを備え、該USBコネクタが前記本体部から突出する位置と前記USBコネクタが前記本体部内に収容される位置との間で移動可能である。
また、特許文献2記載の記憶装置は、端子帯状保護部材によってUSB端子部分を覆い隠すことはできる。しかしながら、スティック型製品の大きさの違いを柔軟に吸収することができないという問題が生じる。
また、特許文献3記載のUSBフラッシュメモリ用携帯ケースは、USBフラッシュメモリ自体と分離可能なため、紛失のおそれがあるという問題が生じる。
また、特許文献4記載の小型記憶装置を収容した腕時計は、腕につける必要があるとともに、コネクタ部に隙間が必要となり、粉塵混入のおそれと、USBメモリの筐体に傷がつくおそれがある。
最後に、特許文献5記載のUSBメモリ装置は、スライドタイプであるため、コネクタ部に粉塵混入のおそれがある。
しかしながら、USBメモリのコネクタ端子部が露出しているため、埃塵の混入問題が生じる。さらに、ユーザがUSBメモリを誤って落下させた場合、筐体部分に傷がつく場合もあった。
さらに、近年においては、テレビなどの録画用ストレージとしてスティック型製品を用いる場合、非接続時にテレビ画面の側面または背面へ取付けできないという問題が生じている。
一局面に従うスティック型製品の帯状保護部材は、スティック型製品に取り付け可能な係止部と、係止部に取り付けられ、スティック型製品を内包可能な長さの帯状保護シートと、帯状保護シートの少なくとも一部に設けられた係合部と、を含むものである。
また、スティック型製品を使用する場合においても、帯状保護部材を取り付けた状態で使用できる。
また、帯状保護部材は、幅がスティック型製品の幅以上であることが好ましく、長さが、コネクタ部を覆って保護することが可能な長さであることが好ましい。
第2の発明にかかるスティック型製品の帯状保護部材は、一局面にかかるスティック型製品の帯状保護部材において、スティック型製品は、スティック型USBメモリ、スティック型パーソナルコンピュータ(PC)、スティック型ストレージまたはスティック型無線ドングルの少なくとも1つを含んでもよい。
第3の発明にかかるスティック型製品の帯状保護部材は、一局面または第2の発明にかかるスティック型製品の帯状保護部材において、係合部は、面ファスナー部、磁石、ボタンおよびボタンホール、凹凸嵌合部材の少なくとも1つから形成されてもよい。
また、スティック型製品を落下させた場合であっても、帯状保護部材がスティック型製品から離間することを防止することができる。
第4の発明にかかるスティック型製品の帯状保護部材は、一局面または第2の発明にかかるスティック型製品の帯状保護部材において、係合部は、第1の面ファスナー部および第2の面ファスナー部からなり、帯状保護シートの一面側の少なくとも一部に第1の面ファスナー部が配置され、一面側の裏面側に、第1の面ファスナー部と係合可能な第2の面ファスナー部が配置されてもよい。
第5の発明にかかるスティック型製品の帯状保護部材は、一局面から第4の発明にかかるスティック型製品の帯状保護部材において、帯状保護シートには、少なくとも一面側に、意匠が施されてもよい。
第6の発明にかかるスティック型製品の帯状保護部材は、一局面から第5の発明にかかるスティック型製品の帯状保護部材において、帯状保護シートには、スティック型製品の端子カバーが取り付けられてもよい。
他の局面に係る帯状保護部材付きスティック型製品は、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のスティック型製品の帯状保護部材と、スティック型製品と、を含み、帯状保護シートの端部には、被係止部が形成され、スティック型製品の端部には、被係止部と係合可能な係止部が固定されるものである。
第8の発明にかかる帯状保護部材付きスティック型製品は、他の局面に係る帯状保護部材付きスティック型製品において、係止部には、穴部または孔部が形成され、被係止部には、穴部または孔部に嵌合する突起部が形成されてもよい。
第9の発明にかかる帯状保護部材付きスティック型製品は、他の局面または第8の発明に係る帯状保護部材付きスティック型製品において、帯状保護部材付きスティック型製品が接続される機器に取り付けられた第2の係合部と係合部が係合されてもよい。
図1は、本実施形態にかかるスティック型製品500および帯状保護部材100の一例を示す模式図であり、図1(a)および図1(b)は、スティック型製品500の大きさが異なる例をそれぞれ示したものである。
図2は、図1のスティック型製品500を帯状保護部材100で内包した状態を示す模式図であり、図2(a)は図1の帯状保護部材100を示し、図2(b)は、図1の帯状保護部材100の他の例を示し、図2(c)は、図1の帯状保護部材100のさらに他の例を示す。
図1または図2に示したスティック型製品500は、スティック型USB、スティック型パーソナルコンピュータ(PC)、スティック型ストレージまたはスティック型無線ドングル等のスティック型製品500であり、コネクタ部を少なくとも1つ有する製品である。すなわち、コネクタ部が、2個、3個、または任意の数あってもよい。
なお、本実施の形態においては、図1および図2に示すように、スティック型製品500の本体部の長さが、一方向に延在するタイプの物を図示しているが、これに限定されず、スティック型製品500は、立方体または直方体であってもよく、その製品タイプごとに種々の任意の幅、任意の長さ、任意の高さを有していてもよく、任意に選択されるものである。
図1および図2に示すように、スティック型製品500の帯状保護部材100は、スティック型製品500の一端側の係止部520に取り付けられる。図1および図2において、帯状保護部材100は、スティック型製品500のコネクタ部510の逆側の端部に取り付けられる。
図1および図2に示すように、スティック型製品の帯状保護部材100の帯状保護シート105は、面ファスナー部(マジックテープ(登録商標))110と、面ファスナー部110に係合可能な面ファスナー部120と、を有する。
また、例えば、図2(a)の矢印の位置にて面ファスナー部110の係合部115と面ファスナー部120の係合部125とが係合する。すなわち、係止部520の上側に接続される面ファスナー部120の上の面に係合部125があり、当該面ファスナー部120の係合部125が面ファスナー部110の内側の係合部115と接合される。なお、本実施の形態においては、係止部520は、面ファスナー部110と同様の素材または任意の接着部材などであってもよい。
ここで、面ファスナー部110および面ファスナー部120の各係合部は、面ファスナー部110および面ファスナー部120の一方が、フック状に起毛されたものであり、面ファスナー部110および面ファスナー部120の一方と逆側が、ループ状に密集して起毛されたものであってもよい。
また、図2(c)に示すように、面ファスナー部110および面ファスナー部120の一方または両方が、フック状およびループ状に起毛された両方の性能を有する面ファスナー部101から形成されたものであってもよい。
特に面ファスナー部110および面ファスナー部120を用いることで起毛の効果で耐衝撃性を向上させることができる。
そして、スティック型製品500に帯状保護部材100を取り付けるが、この場合、帯状保護部材100をスティック型製品500の外周を巻回させるのではなく、スティック型製品500の外側で巻回させることで、帯状保護部材100の面ファスナー部120が、テレビ画面またはパソコンモニター等の壁面または背面に、設けられた面ファスナー部610と係合する。その結果、スティック型製品500の紛失を防止することができる。
さらに、第1被係止部131には、凸部135が設けられており、第2被係止部132には、穴部136が設けられている。穴部136は、凸部135に嵌合可能な形状からなる。
次に図7に示すように、スティック型製品500には、一対の係止部520が形成されている。一対の係止部520は、図6で示した被係止部130を内包可能な形状である。なお、一対の係止部520は、弾性を有する素材からなることが好ましい。
また、一対の係止部520の一部には、被係止部130に設けられた突起部133に相当する位置に穴部523が設けられている。
なお、被係止部130をスティック型製品500の一対の係止部520を使用して充分に固定可能な場合は、穴部523と突起部133とは必須ではない。
図8に示すように、スティック型製品500は、複数のコネクタ部510を有していてもよい。また、図8に示すように、帯状保護部材100にコネクタ部510の端子カバー550を接着部160により接着してもよい。
また、図8に示すように、帯状保護部材100は、面ファスナー部ではなく、磁力(磁石)を有するシート素材121および磁力(磁石)を有するシート素材111、または磁力に引き付けられるシート素材111からなってもよい。また、スティック型製品500に係止部521を設ける。係止部521は、磁力(磁石)を有するシート素材111と同様の素材または接着部材からなる。
なお、図示していないが、シート素材111およびシート素材121の代わりに、または加えて、凹凸形状、ボタン形状、レゴ形状等の、任意の嵌合形状をシート素材111およびシート素材121の各係合部として設けても良い。
図9、図10および図11は、帯状保護シート105の一部に面ファスナー部110および面ファスナー部120を設けた例である。
図9に示すように、帯状保護部材100をスティック型製品500の外周を巻回するように使用することもできる。また、図10および図11に示すように、帯状保護部材100をスティック型製品500の外側でリング状を形成することで、壁等に設けられたフック等に引っ掛けて収納等することができる。
105 帯状保護シート
110 面ファスナー部
101 面ファスナー部
111 磁力(磁石)を有する帯状保護シート
115 係合部
120 面ファスナー部
121 磁力(磁石)を有する帯状保護シート
125 係合部
130 被係止部
133 突起部
500 スティック型製品
510 コネクタ部
520 係止部
521 係止部
550 端子カバー
523 穴部
610 面ファスナー部
Claims (6)
- スティック型製品に取り付け可能な係止部と、
前記係止部に取り付けられ、前記スティック型製品を内包可能な長さの帯状保護シートと、
前記帯状保護シートの少なくとも一部に設けられた係合部と、を含み、
前記係合部は、前記帯状保護シートの一面側の全体に設けられた第1の面ファスナー部と、前記帯状保護シートの前記一面側の裏面側に設けられた第2の面ファスナー部と、からなり、
前記第1の面ファスナー部は、前記スティック型製品を巻回して前記第2の面ファスナー部と係合した場合に、前記第1の面ファスナー部の起毛が前記スティック型製品のコネクタ部を封止可能であり、かつ、
前記第1の面ファスナー部の起毛により前記スティック型製品の落下時の保護が可能である、スティック型製品の帯状保護部材。 - 前記スティック型製品は、スティック型USBメモリ、スティック型パーソナルコンピュータ(PC)、スティック型ストレージまたはスティック型無線ドングルの少なくとも1つを含む、請求項1記載のスティック型製品の帯状保護部材。
- 前記帯状保護シートには、少なくとも一面側に、意匠が施された、請求項1または2に記載のスティック型製品の帯状保護部材。
- 前記帯状保護シートには、前記スティック型製品の端子カバーが取り付けられた、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のスティック型製品の帯状保護部材。
- 前記第1の面ファスナー部は、
前記スティック型製品を内包しないよう、前記第2の面ファスナー部と係合した場合に、
壁面に設けられた第2の係合部と係合可能である、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のスティック型製品の帯状保護部材。 - 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の前記スティック型製品の帯状保護部材と、
前記スティック型製品と、を含む、帯状保護部材付きスティック型製品。
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