JP4281791B2 - 情報通信端末システム - Google Patents
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Description
主な用途はスケジュール管理(Personal Information Management)、Web検索
、電子メール等、多岐に亙る機能の充実が図られている。ところで、PDAはその
携行性を重視しているため、文字、数や形状キャラクタを表示するための液晶表
示パネルを極力大きく、また必要最小限の操作ボタンと送受信機能、およびそれ
らの信号処理回路と容量の少ないバッテリを内蔵して、小型軽量化を行っている
。
機能を有するカードを装着して外出時に携行する。そして使用者は帰宅後あるい
はオフィスで、机上のクレードルにセットし充電あるいはパーソナルコンピュー
ター(以下、PCと略す)とデータ連携して使用する。クレードルは単純な架台と
して、あるいは充電台として使用するものであった。
D(Secure Digital)カードやCF(Compact Flash)カードなどの記憶媒体の
複数使用、また高機能化に伴う消費電力の増大に対応するためバッテリの拡充が
望まれている。
13483号公報がある。この例では携帯型電子機器のバッテリが消耗した緊急
時に補助バッテリを使用するものである。
た傾斜設置が使用上便利である。この公知例としては特開平10−336906
号公報が傾斜設置を開示している。しかし、この傾斜設置の状態で特開2000
−13483号公報の拡張機能としての補助バッテリを情報通信端末装置に装着
することは、特開平10−336906号公報のようにクレードルに設けた案内
体がある為に、その取り付けができない。
考えられる。PDAとしての、その公知例としては特開2000−175365
号公報が挙げられる。この例では携帯型電子機器の背面にプリンタやスキャナー
を装着した状態でクレードルに収め、かつ傾斜設置を示している。
ットのサイズは、最適な大きさがある。すなわち、ユニットの厚さは、その機能
を拡張するために種々有り得る。しかし、特開2000−175365号公報の
例では、厚さの異なる拡張機能ユニットの場合、クレードルの傾斜面がそのユニ
ットと干渉して、やはりクレードルに搭載できない問題が生ずる。
持した状態で、厚さの異なる各種拡張機能ユニットを装着できる構造的な配慮が
されていなかった。
め上方から見た斜視図、図2は裏面下方から見た斜視図、図3は裏面上方から見
た斜視図である。また図4は図1のA−A断面、図5は図1の幅方向断面を示す
ものである。
に、またタブレット2の下部に液晶表示装置(LCDと称す)4からなる表示部
を配置している。使用者はペン3を使用してタブレット2の表面で入力作業をし
、また、文字、数字やキャラクタで表示された情報内容を確認するものである。
前面ケース5、裏面ケース6、制御基板8等を収納配置しているフレーム7と上
側面にアンテナ(図示せず)を内蔵するアンテナケース9を設けている。すなわ
ち情報通信端末装置1は前面ケース5、裏面ケース6、フレーム7、アンテナケ
ース9の4部品構成で筐体を構成している。
の電源をON/OFFする電源スイッチ10、内蔵バッテリ12の充電状態を示
す充電LED11、メール等の着信を示すアラームLED13、そしてヘッドフ
ォンジャック18とペン3の装備部がある。
転動作とプッシュ動作が可能なジョグダイヤル14、キャンセルボタン15を近
傍に設けてある。そこで、このジョグダイヤル14とキャンセルボタン15との
並行操作により、ペン3による文字入力以外の全ての操作が、片手持ちで出来る
ようにソフトウエアも含め構成している。またこの側面にはSDカードスロット
16を設け、メモリーカードの他、GPS(全地球測位システム)機能付カード
、あるいはカメラ付カード等の装着であってもよい。ホールドボタン17は、情
報通信端末装置1の上部に設けたヘッドフォンジャック18により音楽等を聞い
ている時のタブレット2の動作、電源スイッチ10の動作、その他の動作を無効
にするものである。
形成する図5に示す凹溝30aがあり、これは後述する拡張機能ユニットとの装
着に使用するものである。なお凹溝30aと同じ寸法形状で、前述の片側側面5
1aの反対側の片側側面51bにも対称な凹溝30bが配置してある。この凹溝
30a、30bは情報通信端末装置1の下部55の方向から上部54に向かって
伸延している。そして、この凹溝30a、30bは情報通信端末装置1のタブレ
ット2とLCD4で構成する表示部と平行である。これは後述するが、情報通信
端末装置1をクレードルに装填するさい、クレードルの成す傾斜角度と表示部の
傾斜角度を一致させるように装填できるので、使用者はクレードルに容易に装填
できる効果を持たせる為である。さらに、この凹溝30a、30bの情報通信端
末装置1の下部55側は、後述する拡張機能ユニットの一部形成部が挿入可能に
なるように開口部53a、53bを設けてある。なお凹溝30a、30bは裏面
ケース6とフレーム7間で形成してあるが、裏面ケース6あるいはフレーム7等
それぞれに形成することも可能である。
ネクタ19、DCジャック20とUSBコネクタ21および拡張機能ユニット接
続用コネクタ22を配置している。クレードル接続用コネクタ19は、後述する
クレードルと接続し、そしてPCとデータ連携するものである。またDCジャッ
ク20は、ACアダプタ単品使用時のDCジャックに使用する。後述のクレード
ル装着時はクレードルとクレードル接続用コネクタ19とDCジャック20の両
方が共に接続結合できるように構成している。USB(Universal Serial Bus)
コネクタ21はキーボードやマウス等を接続操作できるものである。また拡張機
能ユニット接続用コネクタ22は、後述の各種拡張機能ユニットと接続するもの
であり、各種拡張機能ユニットに共通して接続できるものである。
(LCD)4、情報処理基板8、この情報処理基板8の裏面に配した内蔵バッテ
リ12、そして裏面に裏面ケース6の順番で配置している。さらにこの情報処理
基板8とLCD4の間には、SDカードスロット16を設けている。
。
この拡張機能ユニットとは、情報通信端末装置1がその携行性を重視して小型、
軽量化を図っているため、情報通信端末装置1には基本機能のみを装備している
。そして、使用者は使用シーンに応じて必要な機能を拡張するために、拡張機能
ユニットを選択的に装着して使用するものである。
つて図6〜図8を用いて説明する。
から見た斜視図、図7はその長手断面図、図8は幅方向断面図を示すものである
。
ス25を筐体として、その両ケース間にはCFコネクタ基板26を設け、CFカ
ードコネクタ27と補助バッテリ28を実装配置している。この補助バッテリ2
8は各種の機能を持つCFカード使用時の駆動時間を確保するためにCFカード
コネクタ27の実装スペース以外の部分を利用して配置している。このCFコネ
クタ基板26の下端部には、情報通信端末装置1の拡張機能ユニット接続用コネ
クタ22と結合するための拡張機能ユニットコネクタ29が設けてある。この拡
張機能ユニットコネクタ29は、情報通信端末装置1とこの拡張機能ユニットを
一体型の状態で使用できるようにデータ伝送用のものである。
ついて図6〜図8及び図9で説明する。
的に形成する。この凸部31a、31bは情報通信端末装置1の側面51a、5
1bの凹溝30a、30bと嵌合する位置関係にある。そしてこのCFカード拡
張機能ユニット23の凸部31a、31bは、情報通信端末装置1の下部55側
に設けた開口部53a、53bから凹溝30a、30bに挿入する。さらに凸部
31a、31bは凹溝30a、30bをスライドさせ、情報通信端末装置1とC
Fカード拡張機能ユニット23を結合させる。このとき、凸部31a、31bの
情報通信端末装置1の長手方向位置は、概ね情報通信端末装置1の長さに対しほ
ぼ中央部に位置している。そして拡張機能ユニットコネクタ29と情報通信端末
装置1の拡張機能ユニット接続用コネクタ22がそのスライド係合に伴い同時結
合できる。
のQ方向)において、CFユニット上ケース24の略中央付近に設けてある。そ
の凸部31a、31bの長さは情報通信端末装置1とCFカード拡張機能ユニッ
ト23を結合した後の操作取扱時の強度を確保するように設計できる。
)の長さ約100mm、厚さ約20mm、幅が約80mm、凹溝30a、30b
の長さ約70mmで重さ約1.6N(重量グラムで約160gf)であるが、C
Fカード拡張機能ユニット23の厚さ(上ケース24から拡張機能ユニット背面
ケース25を含む厚さ、図7のT)は約10mm、重さ約0.7N(重量グラム
で約70gf)なので、凸部31a、31b長さは約25〜30mmで実用上許
容できる強度になる。
着した状態で情報通信端末装置1の下側55に残る未使用の凹溝30a、30b
を、後述するクレードルとの勘合用凹溝32a、32bとして使用できる。本発
明の第一の実施例は、この残る凹溝32a、32b(長さ約35mm)を、後述
のクレードルと結合するように構成したものである。
PCカード拡張機能ユニット33の情報通信端末装置1に装着する面側から見た
斜視図、図11はその断面図を示すものである。このPCカード拡張機能ユニッ
ト33の構造の要点は、上述のCFカード拡張機能ユニット23と同一思想にて
拡張できるようにしたものである。
ユニット23と同じ拡張機能ユニットの背面ケース25を筐体とし、その両ケー
ス間にPCカードコネクタ基板34を設け、その基板にPCカードコネクタ35
を実装配置したものである。さらに、PCカードコネクタ基板34の下端部には
、情報通信端末装置1の拡張機能ユニット接続用コネクタ22と結合するための
拡張機能ユニットコネクタ29を設けてある。これらの拡張機能ユニット接続用
コネクタ22と拡張機能ユニットコネクタ29を結合することで、この情報通信
端末装置1が機能を付加した状態で使用できる。
Fカード拡張機能ユニット23の凸部31a、31bと同様に凸部61a、61
bを設けてある。この凸部61a、61bは先のCFカード拡張機能ユニット2
3と情報通信端末装置1の装着と同様に行うものである。すなわち、情報通信端
末装置1の側面51a、51bの凹溝30a、30bに、この凸部61a、61
bを嵌合させ、凹溝30a、30bに沿ってスライドさせる。このとき、凸部3
1a、31bの情報通信端末装置1の長手方向位置は、概ね情報通信端末装置1
の長さに対しほぼ中央部に位置している。そして、PCカード拡張機能ユニット
33は、情報通信端末装置1に装着できる。
品の形状あるいはサイズに応じて厚さ方向の寸法対応で最適サイズに設計してい
るものである。このPCカード拡張機能ユニット33は厚さ(上ケース36から
拡張機能ユニット背面ケース25を含む厚さ、図11のU)は約9mm、重さ約
0.6N(重量グラムで約60gf)なので、第一実施例のCFカード拡張機能
ユニット23の凸部31a、31b長さ同様に約25〜30mmで実用上許容で
きる強度である。
着した状態で情報通信端末装置1の下側55に残る未使用の凹溝30a、30b
を、後述するクレードルとの勘合用凹溝32a、32bとして使用できる。本発
明の第二の実施例は、この残る凹溝32a、32b(長さ約35mm)を、後述
のクレードルと結合するように構成したものである。
バッテリ拡張機能ユニット37を情報通信端末装置1に装着する面側から見た斜
視図であり、図13はその断面図を示すものである。このバッテリ拡張機能ユニ
ット37の構造の要点は、前述のCFカード拡張機能ユニット23と同一思想に
て拡張できるようにしたものである。
ニット23と同じ拡張機能ユニットの背面ケース25を筐体とし、その両ケース
間にバッテリ拡張基板38を設け、そのバッテリ拡張基板38にバッテリ39を
実装したものである。さらに、バッテリ拡張基板38の下端部には、情報通信端
末装置1の拡張機能ユニットコネクタ22と結合するための拡張機能ユニットコ
ネクタ29を設けてある。これらの拡張機能ユニットコネクタ22と拡張機能ユ
ニットコネクタ29を結合することで、この情報通信端末装置1のバッテリ機能
を増加した状態で使用できる。
ド拡張機能ユニット23の凸部31a、31bと同様に凸部71a、71bを設
けてある。この凸部71a、71bは先のCFカード拡張機能ユニット23と情
報通信端末装置1の装着と同様に行うものである。すなわち、情報通信端末装置
1の側面51a、51bの凹溝30a、30bに、この凸部71a、71bを嵌
合させ、凹溝30a、30bに沿ってスライドさせる。このとき、凸部31a、
31bの情報通信端末装置1の長手方向位置は、概ね情報通信端末装置1の長さ
に対しほぼ中央部に位置している。そして、バッテリ拡張機能ユニット37は、
情報通信端末装置1に装着できる。
の形状あるいはサイズに応じて厚さ方向の寸法対応で最適サイズに設計している
ものである。このバッテリ拡張機能ユニット37は厚さ(上ケース40から拡張
機能ユニット背面ケース25を含む厚さ、図13のV)は約11mm、重さ約1
.2N(重量グラムで約120gf)であるが、第一実施例のCFカード拡張機
能ユニット23の凸部31a、31bの長さ同様に約25〜30mmで十分に実
用上許容できる強度である。
した状態で情報通信端末装置1の下側55に残る未使用の凹溝30a、30bを
、後述するクレードルとの勘合用凹溝32a、32bとして使用できる。本発明
の第三の実施例は、この残る凹溝32a、32b(長さ約35mm)を、後述の
クレードルと結合するように構成したものである。
ット23、33、37との装着保持について説明する。図14はクレードル41
の単体であり、上方からの斜視図、図15はクレードル41で情報通信端末装置
1を保持した斜視図、図16はさらに拡張機能ユニット23を装着した状態の斜
視図、図17は図16の長手方向断面図、図18は図16の幅方向断面図(図1
6のC−C断面)を示す。
ルカバー43で筐体にしている。このクレードルケース42内にはクレードルコ
ネクタ45を搭載したクレードル基板44、USBコネクタ48、USBケーブ
ル47とDCジャック49を配置している。そしてクレードルケース42には情
報通信端末装置1の側面に形成された凹溝30a,30bの一部を成すクレード
ル勘合用凹溝32a,32bに嵌合うように、CFカード拡張機能ユニット23
の凸部31a、31bと形状が同じクレードル勘合リブの凸部46a、46bを
設けてある。このクレードル勘合リブの凸部46a、46bの伸延方向とクレー
ドル41の底面73(クレードルカバー43の底面)の成す平面の仰ぎ角は75
°にしてある。これは後述するクレードル41と情報通信端末装置1を装填して
保持したさいに、情報通信端末装置1の表示部を使用者の使い易い角度である7
5°にする目的の為である。また、このクレードル41はその底面73において
、クレードル41を机上に接置したさいの前縁80から後端部81までの長さを
凡そ70mmにしている。なおこのクレードル41の形成材料は、成形のし易さ
からプラスチックモールドが好適であり、本発明の機能を損なうものではない。
。
の側面に形成したクレードル勘合用凹溝32a,32bに嵌合わせながら、凹溝
30a,30bに沿ってスライドさせる。そして、凸部46a、46bの一部を
成す係止部50a、50bに情報通信端末装置1の凹溝30a、30bの開口部
53a、53bを停止させる。この装着でクレードルコネクタ45と情報通信端
末装置1のクレードル接続用コネクタ19は接続できる。このさい、情報通信端
末装置1のタブレット2とLCD4で構成する表示部の傾斜角度とクレードル勘
合リブの凸部46a、46bの傾斜角度が平行になるように嵌合わせればよいの
で、使用者は容易に装填できる。
能ユニット23との装着方法について説明する。
示す装着後、前記クレードル41と情報通信端末装置1の装着方法と同様に、ク
レードル勘合リブの凸部46a、46bを情報通信端末装置1の側面に形成した
クレードル勘合用凹溝32a,32bに嵌合わせながら、スライドさせ、係止部
50a、50bにて停止させる。図18はクレードル41とCFカード拡張機能
ユニット23を装着した情報通信端末装置1との装着状態を示す断面図で、クレ
ードル41の凸部46a、46bがクレードル勘合用凹溝32a,32bに嵌合
った状態を示している。なおこのさい、前記クレードル41と情報通信端末装置
1の装着の説明と同じく、CFカード拡張機能ユニット23を取り付けた情報通
信端末装置1の表示部の傾斜角度とクレードル勘合リブの凸部46a、46bの
傾斜角度が平行になるように嵌合わせればよいので、やはり使用者は容易に装填
可能である。
通信端末装置1及びCFカード拡張機能ユニット23とが装着される。この状態
でクレードル41を机上に設置することで、情報通信端末装置1のタブレット2
とLCD4で構成する表示部の傾斜設置が可能になり、情報通信端末装置1の機
能に加えCFカード拡張機能ユニット23の機能まで含め動作可能となる。
したが、第二の実施例のPCカード拡張機能ユニット33、第三の実施例のバッ
テリ拡張機能ユニット37においても同様にできる。
ケーブル47をPCに接続して、情報通信端末装置1を子機としてPC間でデー
タ連携できるよう構成できる。さらにまた、USBコネクタ48で図示しないU
SBキーボードやUSBマウス等に接続すれば、情報通信端末装置1を親機とし
てより利便性の高い操作が机上でできるようになる。従って、本発明によれば外
出先においてもキーボード等を接続して使用できるものである。
つその成形材料は重量の軽いプラスチックモールドである。そこで情報通信端末
装置1と拡張機能ユニットとクレードル41を組合せた重量は、ほほ情報通信端
末装置1と拡張機能ユニットの重量になる。たとえば、CFカード拡張機能ユニ
ット23の厚さ約10mm、重さは約約0.7N(重量グラムで約70gf)の
場合、情報通信端末装置1の重さと合せ2.3Nになる。このときこのCFカー
ド拡張機能ユニット23を装着した情報通信端末装置1をクレードル41に配置
した状態で、クレードル41はこの重さで転倒しないようにする必要がある。
装置1の重心からクレードル41の底面73に向け、図17に示すように垂線を
下ろすと、底面73と交点74で交差する。そして、CFカード拡張機能ユニッ
ト23を装着したときは、CFカード拡張機能ユニット23の重量による重心移
動により、その移動した重心の垂線は図17に示すR方向に移動する。本実施例
の情報通信端末装置1とCFカード拡張機能ユニット23は、その重心がそれぞ
れの形状の略中心にあるので、
拡張機能ユニットの重さをW1(=0.7N)、厚さL(=10mm)
情報通信端末装置1の重さをW2(=1.6N)、厚さM(=20mm)
情報通信端末装置1の表示部の成す平面と、クレードル41の底面73の成す
平面の仰ぎ角Φ(=75°)とすると、
図17に示すR方向の重心移動量Nは数2で示され、N≒4.4mmである。
とすると
通信端末装置1の重心垂線の交点74から、CFカード拡張機能ユニット23を
装着すると、その重心の垂線とクレードル41の底面73の交点は交点74から
R方向に約4〜5mm移動する。ところで、本実施例の図17の場合は交点74
からクレードル41の後端部81までの長さが約28mmに設計してあるので、
このクレードル41に、情報通信端末装置1とCFカード拡張機能ユニット23
を配置しても転倒することなく、安定に保持できる。なお、図17の底面73に
滑り止め用足83が下に伸びているが、この突起高さは約0.5mm以下である
ので、転倒防止に寄与する位置はこの後端部81になる。しかし底面73がクレ
ードルカバー43の底面にならない滑り止め用足83の高いものを使用した場合
は、後端部81が実質滑り止め用足83の部分になる。すなわち後端部81は情
報通信端末装置1やCFカード拡張機能ユニット23をクレードル41に搭載し
た状態で、後ろに転倒するさいの支点を意味する。
レードル41の後端部のみ他の実施例として、図19はクレードルケース42の
後部を延ばし、後端部82を交点74からR方向に離れる点にして、より転倒に
対する安定性を増したものである。
ル41に組立て装填した場合についても検討してみる。
(約200gf)で厚さは約10mmである。この場合N≒8mmであるが、前
述したように交点74からクレードル41の後端部81までの長さが約28mm
に設計してあるので、情報通信端末装置1とバッテリ拡張機能ユニット37を配
置しても転倒することなく、やはり安定に保持できる。
する必要がある。使用者は携行時にその必要とする機能のみを搭載した情報通信
端末装置1を持ち、使用時に必要とする拡張機能ユニットをクレードル41に装
填して使用すると、より利便性が向上する。
寿命のものにして、厚さ10mm、重さ1N(約100gf)とすると共に、そ
の分拡張機能ユニットの機能を増やし厚さ30mm、重さ3N(約300gf)
のものを、本発明を適用した場合について、上記同様に検討する。
この場合数2によるNはN≒15mmとなるので、前述のバッテリ拡張機能ユニ
ット37を装着した場合と同じく、転倒することなく、やはり安定に保持できる
。
ら後端部81までの長さを50mmにすると、前述したように交点74からクレ
ードル41の後端部81までの長さが約8mm程度になる。このようなクレード
ルに前述のような、情報通信端末装置の厚さ10mm、重さ1N(約100gf
)と機能を増やした拡張機能ユニットの厚さ30mm、重さ3N(約300gf
)を搭載すると、N≒15mmに対し、交点74からクレードル41の後端部8
1までの長さが約8mmしかないので、この場合はクレードルが転倒して使用不
能になる。すなわち、交点74からクレードル41の後端部81までの長さをS
とすると、
S>N (数4)
数4の関係を有するクレードルと情報通信端末装置と拡張機能ユニットでなけ
ればならない。このような関係で寸法と重量関係の仕様は設計可能であるから、
本発明は情報通信端末装置とその拡張機能ユニットをクレードルで保持するに好
適であることは明らかであろう。
能ユニット例以外の拡張機能ユニットにおいても当然のことではあるが、拡張す
るその機能によって部品の構造、形状、厚さ等が異なっても、本発明を有効に適
用できる。
なる拡張機能ユニットにおいても、拡張機能ユニット背面ケース25を共用化し
、各々、部品の構造、形状の相違による厚さを各々の拡張ユニット上ケースの最
適構造で対応し、機能拡張を図れるように構成できるものである。また、クレー
ドル41への装着時も情報通信端末装置1の凹溝30a、30bとクレードル勘
合リブの凸部46a、46bをガイドにして結合保持する構成よりなり、各種機
能拡張ユニットの厚さや重量が異なっても、前記の数3の条件を満足すれば厚さ
方向の制約が無く、機能に応じた最適サイズの拡張機能ユニットの設計が為し得
るものである。
・・・情報通信端末装置1の側面の凹溝、31a、31b・・・CFカード拡張機能ユ
ニット上ケースの凸部、32a,32b・・・情報通信端末装置1の側面の凹溝で
クレードル勘合用凹溝、33・・・PCカード拡張機能ユニット、34・・・PCカー
ドコネクタ基板、35・・・PCカードコネクタ、36・・・PCカード拡張機能ユニ
ット33の上ケース、37・・・バッテリ拡張機能ユニット、38・・・バッテリ拡張
基板、39・・・バッテリ、40・・・バッテリ拡張機能ユニットの上ケース、41・・
・クレードル、42・・・クレードルケース、43・・・クレードルカバー、44・・・クレードル基板、45・・・クレードルコネクタ、46a、46b・・・クレードル勘合
リブの凸部、47・・・クレードルケース42のUSBケーブル、48・・・USBコ
ネクタ、49・・・DCジャック、50a、50b・・・係止部、51a、51b・・・
情報通信端末装置1の側面、53a、53b・・・凹溝30a、30bの開口部、
54・・・情報通信端末装置の上部、55・・・情報通信端末装置の下部、61a、6
1b・・・PCカード拡張機能ユニット上ケースの凸部、71a、71b・・・バッテ
リ拡張機能ユニット上ケースの凸部、73・・・クレードル41の底面、74・・・情
報通信端末装置1の重心垂線とクレードル41の底面73の交点、 80・・・クレードル41を机上に接置した時の底面73の使用者側の前縁、81・・・クレードル41を机上に接置した時の底面73の前縁に対向した後端部、82・・・クレードルケース42の後部を延ばした例の後端部、83・・・滑り止め用足
Claims (5)
- 情報通信端末装置と、前記情報通信端末装置の機能を拡張する拡張機能ユニットと、前記情報通信端末装置を保持するクレードルと、を備えてなる情報通信端末システムであって、
前記情報通信端末装置は、表示画面を有する前面と、前記前面の反対側に設けられた背面と、前記前面と前記背面の間に設けられた上面と底面と第1の側面と第2の側面と、を有するケースにより構成され、
前記第1の側面および前記第2の側面に、前記第1の側面および前記第2の側面の長手方向に沿って第1の長さを有する第1の結合部を備え、
前記クレードルは、前記第1の長さよりも短い第2の長さを有し、前記第1の結合部の中で前記底面側に位置する第1の部分と結合する第2の結合部を備え、
前記拡張機能ユニットは、前記第1の長さよりも短い第3の長さを有し、前記第1の結合部の中で前記第1の部分と異なる部分であって、前記第1の部分よりも前記上面側に位置する第2の部分と結合する第3の結合部を備え、
前記第1の結合部に前記第2の結合部とともに前記第3の結合部を結合させ、前記情報通信端末装置に前記拡張機能ユニットを装着した上で、前記情報通信端末装置を前記クレードルに保持可能にすることを特徴とする情報通信端末システム。 - 前記底面に、前記クレードルを接続するためのクレードル接続用コネクタと、前記拡張機能ユニットを接続するユニット接続用コネクタを有し、
前記クレードル接続用コネクタは、前記ユニット接続用コネクタが設けられている位置よりも前記前面側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の情報通信端末システム。 - 前記第1の結合部は凹溝を有し、前記第2の結合部および前記第3の結合部は凸部形状を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報通信端末システム。
- 前記第1の結合部は前記表示画面に平行に備えられ、前記第2の結合部は前記クレードルの底面に対して傾斜するように備えられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の情報通信端末システム。
- 前記第2の部分は、前記第1の側面および前記第2の側面の長手方向の中央部に位置することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の情報通信端末システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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