JP2003110483A - 船舶の管理装置、船舶の管理システム - Google Patents
船舶の管理装置、船舶の管理システムInfo
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B23/00—Testing or monitoring of control systems or parts thereof
- G05B23/02—Electric testing or monitoring
- G05B23/0205—Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults
- G05B23/0218—Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults characterised by the fault detection method dealing with either existing or incipient faults
- G05B23/0224—Process history based detection method, e.g. whereby history implies the availability of large amounts of data
- G05B23/0227—Qualitative history assessment, whereby the type of data acted upon, e.g. waveforms, images or patterns, is not relevant, e.g. rule based assessment; if-then decisions
- G05B23/0235—Qualitative history assessment, whereby the type of data acted upon, e.g. waveforms, images or patterns, is not relevant, e.g. rule based assessment; if-then decisions based on a comparison with predetermined threshold or range, e.g. "classical methods", carried out during normal operation; threshold adaptation or choice; when or how to compare with the threshold
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 陸上に船舶を保管する場合に効率的に保守点
検することが可能な船舶の管理装置および管理システム
を提供すること。 【解決手段】 集中的に、船外機の状態およびぎ装部品
の状態を収集して、これを表示部に表示させるようにす
る。その収集は、管理装置のチェック開始指令が船外機
の状態およびぎ装部品の状態を検出するセンサ群に出力
されることにより、センサ群が応答し、そのセンシング
出力が送られることによりなされる。保守点検者は、点
検すべき項目ごとにいちいち場所を移動して確認する必
要がない。
検することが可能な船舶の管理装置および管理システム
を提供すること。 【解決手段】 集中的に、船外機の状態およびぎ装部品
の状態を収集して、これを表示部に表示させるようにす
る。その収集は、管理装置のチェック開始指令が船外機
の状態およびぎ装部品の状態を検出するセンサ群に出力
されることにより、センサ群が応答し、そのセンシング
出力が送られることによりなされる。保守点検者は、点
検すべき項目ごとにいちいち場所を移動して確認する必
要がない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船舶の保守点検を
行うための船舶の管理装置および管理システムに係り、
特に、陸上に船舶を保管する場合に効率的に保守点検す
るのに適する船舶の管理装置および管理システムに関す
る。
行うための船舶の管理装置および管理システムに係り、
特に、陸上に船舶を保管する場合に効率的に保守点検す
るのに適する船舶の管理装置および管理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】船舶は、通常、マリーナのような船舶係
留設備に係留保管されるが、特に小型船舶では、トレー
ラのような牽引車両により牽引されて運搬され所有者の
自宅や陸上保管設備に保管される場合がある。船舶係留
設備に係留される場合には、船舶の保守点検をその設備
の管理主体に依存することもできるが、陸上で保管され
る場合は、このような依存が不可能である場合が多い。
留設備に係留保管されるが、特に小型船舶では、トレー
ラのような牽引車両により牽引されて運搬され所有者の
自宅や陸上保管設備に保管される場合がある。船舶係留
設備に係留される場合には、船舶の保守点検をその設備
の管理主体に依存することもできるが、陸上で保管され
る場合は、このような依存が不可能である場合が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような陸上で保管
される場合は、したがって、所有者が保守点検すること
になる。しかも、その保守点検は、少なくとも、船舶の
使用前に行うことを要するので、通常は陸上で行う必要
がある。陸上で保守点検を行うには、トレーラに積載さ
れた船舶によじ登って行う必要があり、海上にあるとき
よりも保守点検を効率的に済ますことにニーズがあると
考えられる。
される場合は、したがって、所有者が保守点検すること
になる。しかも、その保守点検は、少なくとも、船舶の
使用前に行うことを要するので、通常は陸上で行う必要
がある。陸上で保守点検を行うには、トレーラに積載さ
れた船舶によじ登って行う必要があり、海上にあるとき
よりも保守点検を効率的に済ますことにニーズがあると
考えられる。
【0004】本発明は、上記の事情を考慮してなされた
もので、船舶の保守点検を行うための船舶の管理装置お
よび管理システムにおいて、陸上に船舶を保管する場合
に効率的に保守点検することが可能な船舶の管理装置お
よび管理システムを提供することを目的とする。
もので、船舶の保守点検を行うための船舶の管理装置お
よび管理システムにおいて、陸上に船舶を保管する場合
に効率的に保守点検することが可能な船舶の管理装置お
よび管理システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明に係る船舶の管理装置は、通信インターフェ
ースと、前記通信インターフェースに接続された処理部
と、前記処理部に接続された表示部とを有し、前記処理
部は、船外機の状態およびぎ装(艤装)部品の状態を検
出するセンサ群に前記通信インターフェースを介してチ
ェック開始指令を出力する手段と、前記出力に係るセン
サ群に対し前記船外機および前記ぎ装部品の状態を検出
し送信するよう前記通信インターフェースを介して要求
する手段と、前記要求に対して前記通信インターフェー
スを介して応答された前記船外機および前記ぎ装部品の
状態を前記表示部に表示させるため制御する手段とを具
備することを特徴とする。
め、本発明に係る船舶の管理装置は、通信インターフェ
ースと、前記通信インターフェースに接続された処理部
と、前記処理部に接続された表示部とを有し、前記処理
部は、船外機の状態およびぎ装(艤装)部品の状態を検
出するセンサ群に前記通信インターフェースを介してチ
ェック開始指令を出力する手段と、前記出力に係るセン
サ群に対し前記船外機および前記ぎ装部品の状態を検出
し送信するよう前記通信インターフェースを介して要求
する手段と、前記要求に対して前記通信インターフェー
スを介して応答された前記船外機および前記ぎ装部品の
状態を前記表示部に表示させるため制御する手段とを具
備することを特徴とする。
【0006】すなわち、この管理装置は、集中的に、船
外機の状態およびぎ装部品の状態を収集して、これを表
示部に表示させるようにしたものである。その収集は、
管理装置のチェック開始指令が船外機の状態およびぎ装
部品の状態を検出するセンサ群に出力されることによ
り、センサ群が応答し、そのセンシング出力が送られる
ことによりなされる。保守点検者は、点検すべき項目ご
とにいちいち場所を移動して確認する必要がなく、効率
的に保守点検することが可能である。
外機の状態およびぎ装部品の状態を収集して、これを表
示部に表示させるようにしたものである。その収集は、
管理装置のチェック開始指令が船外機の状態およびぎ装
部品の状態を検出するセンサ群に出力されることによ
り、センサ群が応答し、そのセンシング出力が送られる
ことによりなされる。保守点検者は、点検すべき項目ご
とにいちいち場所を移動して確認する必要がなく、効率
的に保守点検することが可能である。
【0007】なお、センサには、燃料残量を検出する燃
料タンク残量センサ、潤滑オイル量を検出する潤滑オイ
ルレベルセンサ、バッテリ電圧を検出するバッテリセン
サなどの他、各ぎ装部品の使用時間累算センサ、電気の
導通を検出する導通センサ、各オイルの劣化を検出する
オイル品質センサ、バッテリの液面レベルを検出するバ
ッテリ液面センサなどを例示することができる。ちなみ
に、ここでセンサという文言の意味は、部品、機器など
に付属してそれらの何らかの状態を検出する場合のみな
らず、部品、機器がそれら内部の何らかの状態を自ら出
力する場合も含み得る。例えば、部品・機器としてのエ
ンジン制御ユニットが、エンジンに対して出力している
制御状態を、検査装置の側に出力する場合も含まれる。
料タンク残量センサ、潤滑オイル量を検出する潤滑オイ
ルレベルセンサ、バッテリ電圧を検出するバッテリセン
サなどの他、各ぎ装部品の使用時間累算センサ、電気の
導通を検出する導通センサ、各オイルの劣化を検出する
オイル品質センサ、バッテリの液面レベルを検出するバ
ッテリ液面センサなどを例示することができる。ちなみ
に、ここでセンサという文言の意味は、部品、機器など
に付属してそれらの何らかの状態を検出する場合のみな
らず、部品、機器がそれら内部の何らかの状態を自ら出
力する場合も含み得る。例えば、部品・機器としてのエ
ンジン制御ユニットが、エンジンに対して出力している
制御状態を、検査装置の側に出力する場合も含まれる。
【0008】また、上記の各「処理部」は、例えばマイ
クロプロセサやメモリなどのハードウエアとこれらのハ
ードウエア上で動作するソフトウエアにより構成するこ
とができる。管理装置とセンサ群との接続は、例えば、
LAN(local area network)により行うことができ、
それに必要なプロトコルには周知の適当なプロトコルを
使用することができる。また、上記の「表示部」には、
液晶表示装置やCRT(cathode ray tube)などを用い
ることができる。
クロプロセサやメモリなどのハードウエアとこれらのハ
ードウエア上で動作するソフトウエアにより構成するこ
とができる。管理装置とセンサ群との接続は、例えば、
LAN(local area network)により行うことができ、
それに必要なプロトコルには周知の適当なプロトコルを
使用することができる。また、上記の「表示部」には、
液晶表示装置やCRT(cathode ray tube)などを用い
ることができる。
【0009】また、上記の管理装置において、前記処理
部は、前記要求に対して前記通信インターフェースを介
して応答された前記船外機および前記ぎ装部品の状態を
一覧表ファイルとして作成する手段と、前記作成された
一覧表ファイルを前記表示部に表示させるため制御する
手段とをさらに具備するようにしてもよい。船外機およ
びぎ装部品の各状態を一覧表として表示することで、保
守点検者に見やすさの便宜を提供するものである。
部は、前記要求に対して前記通信インターフェースを介
して応答された前記船外機および前記ぎ装部品の状態を
一覧表ファイルとして作成する手段と、前記作成された
一覧表ファイルを前記表示部に表示させるため制御する
手段とをさらに具備するようにしてもよい。船外機およ
びぎ装部品の各状態を一覧表として表示することで、保
守点検者に見やすさの便宜を提供するものである。
【0010】また、上記の管理装置において、前記処理
部は、前記要求に対して前記通信インターフェースを介
して応答された前記船外機および前記ぎ装部品の状態に
異常があるか否かを判断する手段と、前記判断された結
果を前記一覧表ファイルに付加する手段と、前記結果が
付加された一覧表ファイルを前記表示部に表示させるた
め制御する手段とをさらに具備するようにしてもよい。
単に一覧表を提示するだけでなく異常である項目が含ま
れている場合には、これを判断しその旨を表示に含める
ことでさらに保守点検者に便宜を図るものである。異常
の判断は、処理部があらかじめ正常の範囲を記憶してお
いてこの範囲から外れているか否かをみることにより可
能である。
部は、前記要求に対して前記通信インターフェースを介
して応答された前記船外機および前記ぎ装部品の状態に
異常があるか否かを判断する手段と、前記判断された結
果を前記一覧表ファイルに付加する手段と、前記結果が
付加された一覧表ファイルを前記表示部に表示させるた
め制御する手段とをさらに具備するようにしてもよい。
単に一覧表を提示するだけでなく異常である項目が含ま
れている場合には、これを判断しその旨を表示に含める
ことでさらに保守点検者に便宜を図るものである。異常
の判断は、処理部があらかじめ正常の範囲を記憶してお
いてこの範囲から外れているか否かをみることにより可
能である。
【0011】また、本発明に係る船舶の管理システム
は、第1の通信インターフェースと、前記第1の通信イ
ンターフェースに接続された第1の処理部とを具備する
船内設置コンピュータと、前記船内設置コンピュータに
通信ネットワークで接続され得、第2の通信インターフ
ェースと、前記第2の通信インターフェースに接続され
た第2の処理部と、前記第2の処理部に接続された表示
部とを具備する船外設置コンピュータと、前記通信ネッ
トワークとを有し、前記船外設置コンピュータの前記第
2の処理部は、前記通信ネットワークを介して前記船内
設置コンピュータへ舟艇検査指令を出力する手段を備
え、前記船内設置コンピュータの前記第1の処理部は、
前記出力された舟艇検査指令に応じて、船外機の状態お
よびぎ装部品の状態を検出するセンサ群に前記第1の通
信インターフェースを介してチェック開始指令を出力す
る手段と、前記出力に係るセンサ群に対し前記船外機お
よび前記ぎ装部品の状態を検出し送信するよう前記第1
の通信インターフェースを介して要求する手段と、前記
要求に対して前記第1の通信インターフェースを介して
応答された前記船外機および前記ぎ装部品の状態を一覧
表ファイルとしてまとめる手段と、前記まとめられた一
覧表ファイルを前記舟艇検査指令の発信元の前記船外設
置コンピュータに前記通信ネットワークを介して送信す
る手段とを備え、前記船外設置コンピュータの前記第2
の処理部は、前記送信された一覧表ファイルを前記表示
部に表示させるため制御する手段をさらに備えることを
特徴とする。
は、第1の通信インターフェースと、前記第1の通信イ
ンターフェースに接続された第1の処理部とを具備する
船内設置コンピュータと、前記船内設置コンピュータに
通信ネットワークで接続され得、第2の通信インターフ
ェースと、前記第2の通信インターフェースに接続され
た第2の処理部と、前記第2の処理部に接続された表示
部とを具備する船外設置コンピュータと、前記通信ネッ
トワークとを有し、前記船外設置コンピュータの前記第
2の処理部は、前記通信ネットワークを介して前記船内
設置コンピュータへ舟艇検査指令を出力する手段を備
え、前記船内設置コンピュータの前記第1の処理部は、
前記出力された舟艇検査指令に応じて、船外機の状態お
よびぎ装部品の状態を検出するセンサ群に前記第1の通
信インターフェースを介してチェック開始指令を出力す
る手段と、前記出力に係るセンサ群に対し前記船外機お
よび前記ぎ装部品の状態を検出し送信するよう前記第1
の通信インターフェースを介して要求する手段と、前記
要求に対して前記第1の通信インターフェースを介して
応答された前記船外機および前記ぎ装部品の状態を一覧
表ファイルとしてまとめる手段と、前記まとめられた一
覧表ファイルを前記舟艇検査指令の発信元の前記船外設
置コンピュータに前記通信ネットワークを介して送信す
る手段とを備え、前記船外設置コンピュータの前記第2
の処理部は、前記送信された一覧表ファイルを前記表示
部に表示させるため制御する手段をさらに備えることを
特徴とする。
【0012】すなわち、この管理システムは、集中的
に、船外機の状態およびぎ装部品の状態を収集して、こ
れを表示部に表示させるようにしたものであって、船内
設置コンピュータと船外設置コンピュータとが通信ネッ
トワークで接続されるものである。したがって、検査指
令を船外設置コンピュータから出力し、船内設置コンピ
ュータが実際の情報収集を行ない、船外設置コンピュー
タの表示部でその結果を見ることができる。よって、保
守点検者は、点検のため船内に移動して確認する必要が
なく、一層効率的に保守点検することが可能である。
に、船外機の状態およびぎ装部品の状態を収集して、こ
れを表示部に表示させるようにしたものであって、船内
設置コンピュータと船外設置コンピュータとが通信ネッ
トワークで接続されるものである。したがって、検査指
令を船外設置コンピュータから出力し、船内設置コンピ
ュータが実際の情報収集を行ない、船外設置コンピュー
タの表示部でその結果を見ることができる。よって、保
守点検者は、点検のため船内に移動して確認する必要が
なく、一層効率的に保守点検することが可能である。
【0013】また、本発明に係る船舶の管理システム
は、第1の通信インターフェースと、前記第1の通信イ
ンターフェースに接続された第1の処理部と、舟艇検査
指令を検知する検知部と、前記検知によってオンとされ
る電源とを具備する船内設置コンピュータと、前記船内
設置コンピュータに通信ネットワークで接続され得、第
2の通信インターフェースと、前記第2の通信インター
フェースに接続された第2の処理部と、前記第2の処理
部に接続された表示部とを具備する船外設置コンピュー
タと、前記通信ネットワークとを有し、前記船外設置コ
ンピュータの前記第2の処理部は、前記船内設置コンピ
ュータへ前記舟艇検査指令を出力する手段を備え、前記
船内設置コンピュータの前記第1の処理部は、前記出力
された舟艇検査指令に応じて、船外機の状態およびぎ装
部品の状態を検出するセンサ群に前記第1の通信インタ
ーフェースを介してチェック開始指令を出力する手段
と、前記出力に係るセンサ群に対し前記船外機および前
記ぎ装部品の状態を検出し送信するよう前記第1の通信
インターフェースを介して要求する手段と、前記要求に
対して前記第1の通信インターフェースを介して応答さ
れた前記船外機および前記ぎ装部品の状態を一覧表ファ
イルとしてまとめる手段と、前記まとめられた一覧表フ
ァイルを前記舟艇検査指令の発信元の前記船外設置コン
ピュータに前記通信ネットワークを介して送信する手段
とを備え、前記船外設置コンピュータの前記第2の処理
部は、前記送信された一覧表ファイルを前記表示部に表
示させるため制御する手段をさらに備えることを特徴と
する。
は、第1の通信インターフェースと、前記第1の通信イ
ンターフェースに接続された第1の処理部と、舟艇検査
指令を検知する検知部と、前記検知によってオンとされ
る電源とを具備する船内設置コンピュータと、前記船内
設置コンピュータに通信ネットワークで接続され得、第
2の通信インターフェースと、前記第2の通信インター
フェースに接続された第2の処理部と、前記第2の処理
部に接続された表示部とを具備する船外設置コンピュー
タと、前記通信ネットワークとを有し、前記船外設置コ
ンピュータの前記第2の処理部は、前記船内設置コンピ
ュータへ前記舟艇検査指令を出力する手段を備え、前記
船内設置コンピュータの前記第1の処理部は、前記出力
された舟艇検査指令に応じて、船外機の状態およびぎ装
部品の状態を検出するセンサ群に前記第1の通信インタ
ーフェースを介してチェック開始指令を出力する手段
と、前記出力に係るセンサ群に対し前記船外機および前
記ぎ装部品の状態を検出し送信するよう前記第1の通信
インターフェースを介して要求する手段と、前記要求に
対して前記第1の通信インターフェースを介して応答さ
れた前記船外機および前記ぎ装部品の状態を一覧表ファ
イルとしてまとめる手段と、前記まとめられた一覧表フ
ァイルを前記舟艇検査指令の発信元の前記船外設置コン
ピュータに前記通信ネットワークを介して送信する手段
とを備え、前記船外設置コンピュータの前記第2の処理
部は、前記送信された一覧表ファイルを前記表示部に表
示させるため制御する手段をさらに備えることを特徴と
する。
【0014】この管理システムは、船内設置コンピュー
タの検査動作開始を船外設置コンピュータからコントロ
ールするため、船内設置コンピュータに舟艇検査指令を
検知する検知部とこの検知によってオンとされる電源と
を設けたものである。これにより、船内に一切立ち入る
ことなく、効率的に保守点検することが可能である。
タの検査動作開始を船外設置コンピュータからコントロ
ールするため、船内設置コンピュータに舟艇検査指令を
検知する検知部とこの検知によってオンとされる電源と
を設けたものである。これにより、船内に一切立ち入る
ことなく、効率的に保守点検することが可能である。
【0015】また、上記の管理システムにおいて、前記
船内設置コンピュータの前記第1の処理部は、前記要求
に対して前記第1の通信インターフェースを介して応答
された前記船外機および前記ぎ装部品の状態に異常があ
るか否かを判断する手段と、前記判断された結果を前記
一覧表ファイルに付加する手段と、前記結果が付加され
た一覧表ファイルを前記舟艇検査指令の発信元の前記船
外設置コンピュータに前記通信ネットワークを介して送
信する手段とをさらに備え、前記船外設置コンピュータ
の前記第2の処理部は、前記結果が付加された一覧表フ
ァイルを前記表示部に表示させるため制御する手段をさ
らに備えるようにしてもよい。これも、単に一覧表を提
示するだけでなく異常である項目が含まれている場合に
は、これを判断しその旨を表示に含めることでさらに保
守点検者に便宜を図るものである。
船内設置コンピュータの前記第1の処理部は、前記要求
に対して前記第1の通信インターフェースを介して応答
された前記船外機および前記ぎ装部品の状態に異常があ
るか否かを判断する手段と、前記判断された結果を前記
一覧表ファイルに付加する手段と、前記結果が付加され
た一覧表ファイルを前記舟艇検査指令の発信元の前記船
外設置コンピュータに前記通信ネットワークを介して送
信する手段とをさらに備え、前記船外設置コンピュータ
の前記第2の処理部は、前記結果が付加された一覧表フ
ァイルを前記表示部に表示させるため制御する手段をさ
らに備えるようにしてもよい。これも、単に一覧表を提
示するだけでなく異常である項目が含まれている場合に
は、これを判断しその旨を表示に含めることでさらに保
守点検者に便宜を図るものである。
【0016】また、上記の管理システムは、牽引車両を
さらに有し、前記船外設置コンピュータは前記牽引車両
に設置されるようにすることができる。陸上に船舶が保
管される場合には牽引車両への積載状態でなされる場合
が多い。そこで、船外設置コンピュータを牽引車両に設
けるようにしたものであり、保守点検者は、船舶と一体
的状態にある牽引車両において、コンピュータにより船
舶の保守点検を行なうことができる。なお、ここで、
「牽引車両」は、動力を有しないトレーラのみ、トレー
ラとトレーラを牽引することができる動力車、のどちら
の場合も含まれる。
さらに有し、前記船外設置コンピュータは前記牽引車両
に設置されるようにすることができる。陸上に船舶が保
管される場合には牽引車両への積載状態でなされる場合
が多い。そこで、船外設置コンピュータを牽引車両に設
けるようにしたものであり、保守点検者は、船舶と一体
的状態にある牽引車両において、コンピュータにより船
舶の保守点検を行なうことができる。なお、ここで、
「牽引車両」は、動力を有しないトレーラのみ、トレー
ラとトレーラを牽引することができる動力車、のどちら
の場合も含まれる。
【0017】また、上記の管理システムにおて、前記通
信ネットワークは、無線により情報が伝送される通信路
を含むようにしてもよい。これにより、特に、船内設置
コンピュータと船内設置コンピュータとのネットワーク
接続を有線で行なう必要がなくなり、保守点検者にとっ
てはさらに手間を減らし効率的な船舶の保守点検を行な
うことができる。このような無線を用いる通信には例え
ばBluetooth(商標)を利用することができ
る。
信ネットワークは、無線により情報が伝送される通信路
を含むようにしてもよい。これにより、特に、船内設置
コンピュータと船内設置コンピュータとのネットワーク
接続を有線で行なう必要がなくなり、保守点検者にとっ
てはさらに手間を減らし効率的な船舶の保守点検を行な
うことができる。このような無線を用いる通信には例え
ばBluetooth(商標)を利用することができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に
係る船舶の管理システムの構成図である。同図に示すよ
うに、この管理システムは、船外機4を備えたボート1
を積載したボートトレーラー2と、ボートトレーラー2
を牽引可能な動力車3の組み合わせをベースに供用され
る。
参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に
係る船舶の管理システムの構成図である。同図に示すよ
うに、この管理システムは、船外機4を備えたボート1
を積載したボートトレーラー2と、ボートトレーラー2
を牽引可能な動力車3の組み合わせをベースに供用され
る。
【0019】ボート1の船内には、通信用のLAN7が
装備され、LAN7には、LAN7に接続可能なすべて
の部品・機器(それらの状態を検出するセンサも含む)
が接続される。例えば、船外機4に備えられたエンジン
5を電子制御するエンジン制御ユニット6、バッテリセ
ンサ10、エンジンへの操作を遠隔で電子的に行うリモ
コン操作部8、エンジンの回転速度などを表示する表示
メータ9、無線インターフェース13、船内設置コンピ
ュータ11などである。これらは例示であり、ボート1
としてのぎ装状態により、すでに説明したように種々の
部品・機器が接続され得る。なお、LAN7には、周知
の適当なプロトコルを用いることができる。
装備され、LAN7には、LAN7に接続可能なすべて
の部品・機器(それらの状態を検出するセンサも含む)
が接続される。例えば、船外機4に備えられたエンジン
5を電子制御するエンジン制御ユニット6、バッテリセ
ンサ10、エンジンへの操作を遠隔で電子的に行うリモ
コン操作部8、エンジンの回転速度などを表示する表示
メータ9、無線インターフェース13、船内設置コンピ
ュータ11などである。これらは例示であり、ボート1
としてのぎ装状態により、すでに説明したように種々の
部品・機器が接続され得る。なお、LAN7には、周知
の適当なプロトコルを用いることができる。
【0020】船内設置コンピュータ11としては、ここ
では、汎用の端末を用い、LAN7に接続用コネクタ1
2により接続される。この船内設置コンピュータ11
は、マイクロプロセサやメモリなどのハードウエアとこ
のハードウエア上で動作するソフトウエハにより情報処
理を行なうものであり、本発明に係る船舶の管理装置の
一実施形態として位置付けられる。
では、汎用の端末を用い、LAN7に接続用コネクタ1
2により接続される。この船内設置コンピュータ11
は、マイクロプロセサやメモリなどのハードウエアとこ
のハードウエア上で動作するソフトウエハにより情報処
理を行なうものであり、本発明に係る船舶の管理装置の
一実施形態として位置付けられる。
【0021】無線インターフェース13には、例えば、
Bluetooth(商標)準拠のものを用いることが
でき、動力車3内の無線インターフェース15と無線で
通信可能である。
Bluetooth(商標)準拠のものを用いることが
でき、動力車3内の無線インターフェース15と無線で
通信可能である。
【0022】動力車3内には、船外設置コンピュータ1
4(この実施形態では汎用の端末)が装備される。な
お、船外設置コンピュータ14は、その名の通り、動力
車3内に設置することに限らず船外(ボート1外)であ
れば、無線インターフェースが機能する限りどこに設置
されても実施形態としての効果は得られる。例えば、ボ
ートトレーラー2上やボートトレーラー2が通常保管さ
れる車庫、あるいは車庫に隣接する住宅や事務所などで
ある。また、船外設置コンピュータ14は、無線インタ
ーフェース15と接続され、無線により船内の無線イン
ターフェース13と通信可能とされているが、船内のL
AN7に有線で接続されてもよい。船外設置コンピュー
タ14もマイクロプロセサやメモリなどのハードウエハ
とこのハードウエア上で動作するソフトウエアにより情
報処理を行なうものである。
4(この実施形態では汎用の端末)が装備される。な
お、船外設置コンピュータ14は、その名の通り、動力
車3内に設置することに限らず船外(ボート1外)であ
れば、無線インターフェースが機能する限りどこに設置
されても実施形態としての効果は得られる。例えば、ボ
ートトレーラー2上やボートトレーラー2が通常保管さ
れる車庫、あるいは車庫に隣接する住宅や事務所などで
ある。また、船外設置コンピュータ14は、無線インタ
ーフェース15と接続され、無線により船内の無線イン
ターフェース13と通信可能とされているが、船内のL
AN7に有線で接続されてもよい。船外設置コンピュー
タ14もマイクロプロセサやメモリなどのハードウエハ
とこのハードウエア上で動作するソフトウエアにより情
報処理を行なうものである。
【0023】図2は、図1に示した構成図のうち、船内
のLAN7に接続された構成と船外設置コンピュータ1
4およびその無線インターフェース15とを抜き出して
ブロック図として示したものである。したがって、同一
の要素には同一の符号を付している。なお、図2では、
「その他のセンサ10a」により種々のセンサが接続さ
れ得ることを示した。
のLAN7に接続された構成と船外設置コンピュータ1
4およびその無線インターフェース15とを抜き出して
ブロック図として示したものである。したがって、同一
の要素には同一の符号を付している。なお、図2では、
「その他のセンサ10a」により種々のセンサが接続さ
れ得ることを示した。
【0024】図3は、図1、図2に示した船内設置コン
ピュータ11、船外設置コンピュータ14の内部構成を
示す図である。図3に示すように、上記ですでに述べた
ハードウエアおよびソフトウエアは処理部11a(14
a)に相当し、さらに処理部11a(14a)と外部と
の間で情報をやり取りするための通信インターフェース
11c(14c)と、処理部11a(14a)に制御さ
れその処理された結果が表示される表示部11b(14
b)とを有する。通信インターフェース11cは、接続
用コネクタ12を介しLAN7と接続され、通信インタ
ーフェース14cは、無線インターフェース15と接続
される。
ピュータ11、船外設置コンピュータ14の内部構成を
示す図である。図3に示すように、上記ですでに述べた
ハードウエアおよびソフトウエアは処理部11a(14
a)に相当し、さらに処理部11a(14a)と外部と
の間で情報をやり取りするための通信インターフェース
11c(14c)と、処理部11a(14a)に制御さ
れその処理された結果が表示される表示部11b(14
b)とを有する。通信インターフェース11cは、接続
用コネクタ12を介しLAN7と接続され、通信インタ
ーフェース14cは、無線インターフェース15と接続
される。
【0025】次に、図1ないし図3により構成を説明し
た船舶の管理システムにおける動作を図4をも参照して
説明する。図4は、本発明の一実施形態の動作フローを
示す流れ図であり、左側に記載した流れが船外設置コン
ピュータ14のフローであり、右側が船内設置コンピュ
ータ11のフローである。両者の間に存在する破線矢印
は他者による動作のきっかけを示すものである。
た船舶の管理システムにおける動作を図4をも参照して
説明する。図4は、本発明の一実施形態の動作フローを
示す流れ図であり、左側に記載した流れが船外設置コン
ピュータ14のフローであり、右側が船内設置コンピュ
ータ11のフローである。両者の間に存在する破線矢印
は他者による動作のきっかけを示すものである。
【0026】まず、船外設置コンピュータ14が船内設
置コンピュータ11に舟艇検査指令を送信する(ステッ
プ41)。すなわち、保守点検者は基本的に船外設置コ
ンピュータ14の設置場所にいて保守点検を行なう。舟
艇検査指令は、無線インターフェース15、13、LA
N7を介して船内設置コンピュータ11に達し、これに
より船内設置コンピュータ11は、LAN7に接続され
た船内の部品・機器、船外機4のセンサ群にチェック開
始指令を出力する(ステップ43)。これにより、船内
の部品・機器、船外機4は、船内設置コンピュータ11
の制御下に入り検査モードになる。
置コンピュータ11に舟艇検査指令を送信する(ステッ
プ41)。すなわち、保守点検者は基本的に船外設置コ
ンピュータ14の設置場所にいて保守点検を行なう。舟
艇検査指令は、無線インターフェース15、13、LA
N7を介して船内設置コンピュータ11に達し、これに
より船内設置コンピュータ11は、LAN7に接続され
た船内の部品・機器、船外機4のセンサ群にチェック開
始指令を出力する(ステップ43)。これにより、船内
の部品・機器、船外機4は、船内設置コンピュータ11
の制御下に入り検査モードになる。
【0027】なお、このとき船内のLAN7に接続され
た船内の部品・機器などについては少なくとも検査のた
め電源が立ち上がっている必要がある。これについて
は、あらかじめ、保守点検者が船内の電源をオンにして
おくことにより対処することができる。
た船内の部品・機器などについては少なくとも検査のた
め電源が立ち上がっている必要がある。これについて
は、あらかじめ、保守点検者が船内の電源をオンにして
おくことにより対処することができる。
【0028】チェック開始指令の次に、船内設置コンピ
ュータ11は、船内の部品・機器、船外機4のセンサ群
にセンシングの結果を送信するように要求する(ステッ
プ44)。これにより、検査モードとされた船内の部品
・機器、船外機4からセンサによるセンシング結果が応
答される。応答された結果は船内設置コンピュータ11
により一覧表にまとめられる(ステップ45)。なお、
一覧表にせずに応答された結果を羅列してもよいが、保
守点検者が閲覧する便宜上一覧表ファイルの形式にす
る。
ュータ11は、船内の部品・機器、船外機4のセンサ群
にセンシングの結果を送信するように要求する(ステッ
プ44)。これにより、検査モードとされた船内の部品
・機器、船外機4からセンサによるセンシング結果が応
答される。応答された結果は船内設置コンピュータ11
により一覧表にまとめられる(ステップ45)。なお、
一覧表にせずに応答された結果を羅列してもよいが、保
守点検者が閲覧する便宜上一覧表ファイルの形式にす
る。
【0029】次に、センシングの結果を正常な範囲と比
較する(ステップ46)。ここで、正常な範囲は、あら
かじめ、船内設置コンピュータ11の処理部11aに設
けられたメモリに蓄えておくことができる。そして、セ
ンシングの結果に異常があるとき、すなわち、何らかの
対処を要するか要するに近いと判断される場合には作成
された一覧表の該当箇所にその旨を付加する(ステップ
47)。なお、このステップ46および47の動作は、
管理装置としてより高機能を実現するための動作であ
り、必須のものではない。
較する(ステップ46)。ここで、正常な範囲は、あら
かじめ、船内設置コンピュータ11の処理部11aに設
けられたメモリに蓄えておくことができる。そして、セ
ンシングの結果に異常があるとき、すなわち、何らかの
対処を要するか要するに近いと判断される場合には作成
された一覧表の該当箇所にその旨を付加する(ステップ
47)。なお、このステップ46および47の動作は、
管理装置としてより高機能を実現するための動作であ
り、必須のものではない。
【0030】以上のように作成された一覧表は、船内設
置コンピュータ11からLAN7、無線インターフェー
ス13、15を介して、船外設置コンピュータ14に送
信される(ステップ48)。なお、この時点で、船内設
置コンピュータ11は、自身の表示部11bに一覧表を
表示するようにしてもよい。ここで説明している実施形
態では、一応、船外設置コンピュータ14の設置位置に
保守点検者がいるとしているが、自身の表示部11bに
も表示すれば、船外から舟艇検査指令を発して船内に移
動してもその結果を閲覧できる。
置コンピュータ11からLAN7、無線インターフェー
ス13、15を介して、船外設置コンピュータ14に送
信される(ステップ48)。なお、この時点で、船内設
置コンピュータ11は、自身の表示部11bに一覧表を
表示するようにしてもよい。ここで説明している実施形
態では、一応、船外設置コンピュータ14の設置位置に
保守点検者がいるとしているが、自身の表示部11bに
も表示すれば、船外から舟艇検査指令を発して船内に移
動してもその結果を閲覧できる。
【0031】一覧表が船外設置コンピュータ14に送信
されると、船外設置コンピュータ14は、これを表示部
14bに表示する。これにより、保守点検者は、船外に
居ながらにして効率的に船舶の保守点検の結果を知るこ
とができ、もし異常があればその箇所の補修をすること
ができる。
されると、船外設置コンピュータ14は、これを表示部
14bに表示する。これにより、保守点検者は、船外に
居ながらにして効率的に船舶の保守点検の結果を知るこ
とができ、もし異常があればその箇所の補修をすること
ができる。
【0032】図5は、上記で述べた、保守点検結果の一
覧表の例を示す図である。同図に示すように、この一覧
表は、項目番号欄91、点検項目欄92、点検結果欄9
3、正常範囲欄94、警告欄95からなっており、例え
ば、警告欄95には、異常である旨として*(アスタリ
スク)の表示を行う。このような警告は、目立つように
点滅させたり、警告のレベルに応じて*の数を増加させ
るようにしてもよい。
覧表の例を示す図である。同図に示すように、この一覧
表は、項目番号欄91、点検項目欄92、点検結果欄9
3、正常範囲欄94、警告欄95からなっており、例え
ば、警告欄95には、異常である旨として*(アスタリ
スク)の表示を行う。このような警告は、目立つように
点滅させたり、警告のレベルに応じて*の数を増加させ
るようにしてもよい。
【0033】以上説明のように、この実施形態により、
保守点検者は、点検すべき項目ごとにいちいち場所を移
動して確認する必要がなく、効率的に保守点検すること
が可能である。なお、以上の説明では、船外設置コンピ
ュータ15を用いることを前提として説明したが、無
論、船内設置コンピュータ11から舟艇検査指令を行な
い同コンピュータ11で一覧表を表示するようにして
も、効率的な保守点検であるということに変わりない。
保守点検者は、点検すべき項目ごとにいちいち場所を移
動して確認する必要がなく、効率的に保守点検すること
が可能である。なお、以上の説明では、船外設置コンピ
ュータ15を用いることを前提として説明したが、無
論、船内設置コンピュータ11から舟艇検査指令を行な
い同コンピュータ11で一覧表を表示するようにして
も、効率的な保守点検であるということに変わりない。
【0034】次に、図1ないし図3に示した実施形態と
は異なる実施形態について図6を参照して説明する。図
6は、本発明の他の一実施形態に係る船舶の管理システ
ムの構成図であって、船内のLAN7に接続された構成
と船外設置コンピュータ14およびその無線インターフ
ェース15とをブロック図として示したものである。こ
の管理システムの実際の設置は図1とほぼ同様に考える
ことができる。図6において、すでに説明した要素には
同一符号を付しその説明を省略する。
は異なる実施形態について図6を参照して説明する。図
6は、本発明の他の一実施形態に係る船舶の管理システ
ムの構成図であって、船内のLAN7に接続された構成
と船外設置コンピュータ14およびその無線インターフ
ェース15とをブロック図として示したものである。こ
の管理システムの実際の設置は図1とほぼ同様に考える
ことができる。図6において、すでに説明した要素には
同一符号を付しその説明を省略する。
【0035】この実施の形態では、船内設置コンピュー
タ11に加わる構成としてさらに信号検知部11dと検
査用電源11eとが設けられている。信号検知部11d
は、舟艇検査指令の信号を検知するものであり、例え
ば、微弱な電力で常に上記信号を待ち受けし、信号を検
知すると船内設置コンピュータ11をオンさせるようは
たらく。船内設置コンピュータ11は、この電源オンに
より検査用電源11eを立ち上げることができる。
タ11に加わる構成としてさらに信号検知部11dと検
査用電源11eとが設けられている。信号検知部11d
は、舟艇検査指令の信号を検知するものであり、例え
ば、微弱な電力で常に上記信号を待ち受けし、信号を検
知すると船内設置コンピュータ11をオンさせるようは
たらく。船内設置コンピュータ11は、この電源オンに
より検査用電源11eを立ち上げることができる。
【0036】すなわち、船内については、電源のオンオ
フを含めて一切船内から操作することなく、船外から保
守点検を行うことができるようにしたものである。検査
用電源11eが立ち上がると、少なくとも、保守点検の
動作のため、LAN7およびLAN7に接続された部品
・機器の動作が可能な状態となる。なお、信号検知部1
1dは、無線インターフェース15からの、舟艇検査指
令信号に相当するある特定の無線信号にのみ反応して動
作するように構成される。
フを含めて一切船内から操作することなく、船外から保
守点検を行うことができるようにしたものである。検査
用電源11eが立ち上がると、少なくとも、保守点検の
動作のため、LAN7およびLAN7に接続された部品
・機器の動作が可能な状態となる。なお、信号検知部1
1dは、無線インターフェース15からの、舟艇検査指
令信号に相当するある特定の無線信号にのみ反応して動
作するように構成される。
【0037】図7は、図6に示した実施形態の動作フロ
ーを示す流れ図である。図7において、すでに図4にお
いて説明したステップには同一の符号が付されている。
図7に示すように、図4に示すものとの違いは、船内設
置コンピュータ11の動作開始が検査用電源11eを立
ち上げるところから始まることである(ステップ6
1)。この動作は、すでに上記で述べた通りである。な
お、ステップ48のあとの「終了」には、この場合、検
査用電源11eのオフと船内設置コンピュータ11の電
源オフとが含まれる。
ーを示す流れ図である。図7において、すでに図4にお
いて説明したステップには同一の符号が付されている。
図7に示すように、図4に示すものとの違いは、船内設
置コンピュータ11の動作開始が検査用電源11eを立
ち上げるところから始まることである(ステップ6
1)。この動作は、すでに上記で述べた通りである。な
お、ステップ48のあとの「終了」には、この場合、検
査用電源11eのオフと船内設置コンピュータ11の電
源オフとが含まれる。
【0038】この実施形態においても、効率的に船舶の
保守点検を行なうことができ、さらにその際、船内での
操作を一切必要としないので効率性は一層増す。
保守点検を行なうことができ、さらにその際、船内での
操作を一切必要としないので効率性は一層増す。
【0039】図8は、ボート1が積載されたボートトレ
ーラー2の保管状態を示す図であり、すでに説明した要
素には同一番号を付してある。図8に示すように、ボー
トトレーラー2は、動力車から切り離されて保管される
得るものであり、切り離されるとマリンジャッキ2aに
より船体をほぼ水平に維持することができる。上記でも
説明したように、このような保管状態において、ボート
トレーラー2が通常保管される車庫、あるいは車庫に隣
接する住宅や事務所に設置される船外設置コンピュータ
14により船舶の保守点検が実現できる。
ーラー2の保管状態を示す図であり、すでに説明した要
素には同一番号を付してある。図8に示すように、ボー
トトレーラー2は、動力車から切り離されて保管される
得るものであり、切り離されるとマリンジャッキ2aに
より船体をほぼ水平に維持することができる。上記でも
説明したように、このような保管状態において、ボート
トレーラー2が通常保管される車庫、あるいは車庫に隣
接する住宅や事務所に設置される船外設置コンピュータ
14により船舶の保守点検が実現できる。
【0040】なお、以上の実施形態では、船内設置コン
ピュータ11、船外設置コンピュータ14として汎用の
端末を用いるとして説明したが、ある種の専用コンピュ
ータを用いるようにしてもよい。例えば、船内設置コン
ピュータ11であれば、船舶に専用の航行機器(無線通
信装置、魚群探知機、GPS(global positioning sys
tem)機器など)にその機能を付属させるようにしても
よい。また、船外設置コンピュータ14であれば、例え
ば、動力車3に専用の走行のための機器(ナビゲーショ
ン装置など)にその機能を付属させるようにしてもよ
い。
ピュータ11、船外設置コンピュータ14として汎用の
端末を用いるとして説明したが、ある種の専用コンピュ
ータを用いるようにしてもよい。例えば、船内設置コン
ピュータ11であれば、船舶に専用の航行機器(無線通
信装置、魚群探知機、GPS(global positioning sys
tem)機器など)にその機能を付属させるようにしても
よい。また、船外設置コンピュータ14であれば、例え
ば、動力車3に専用の走行のための機器(ナビゲーショ
ン装置など)にその機能を付属させるようにしてもよ
い。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
集中的に、船外機の状態およびぎ装部品の状態を収集し
て、これを表示部に表示させるようにしたので、保守点
検者は、点検すべき項目ごとにいちいち場所を移動して
確認する必要がなく、効率的に保守点検することができ
る。
集中的に、船外機の状態およびぎ装部品の状態を収集し
て、これを表示部に表示させるようにしたので、保守点
検者は、点検すべき項目ごとにいちいち場所を移動して
確認する必要がなく、効率的に保守点検することができ
る。
【図1】本発明の一実施形態に係る船舶の管理システム
の構成図。
の構成図。
【図2】図1に示した構成図のうち、船内のLAN7に
接続された構成と船外設置コンピュータ14およびその
無線インターフェース15とを抜き出してブロックとし
て示した図。
接続された構成と船外設置コンピュータ14およびその
無線インターフェース15とを抜き出してブロックとし
て示した図。
【図3】図1、図2中に示した船内設置コンピュータ1
1、船外設置コンピュータ14の内部構成を示す図。
1、船外設置コンピュータ14の内部構成を示す図。
【図4】図1、図2に示す実施形態の動作フローを示す
流れ図。
流れ図。
【図5】保守点検結果の一覧表の例を示す図。
【図6】本発明の他の一実施形態に係る船舶の管理シス
テムの構成図であって、船内のLAN7に接続された構
成と船外設置コンピュータ14およびその無線インター
フェース15とをブロックとして示した図。
テムの構成図であって、船内のLAN7に接続された構
成と船外設置コンピュータ14およびその無線インター
フェース15とをブロックとして示した図。
【図7】図6に示した実施形態の動作フローを示す流れ
図。
図。
【図8】ボート1が積載されたボートトレーラー2の保
管状態を示す図。
管状態を示す図。
1…ボート、2…ボートトレーラー、2a…マリンジャ
ッキ、3…動力車、4…船外機、5…エンジン、6…エ
ンジン制御ユニット、7…LAN、8…リモコン操作
部、9…表示メータ、10…バッテリセンサ、10a…
その他のセンサ、11…船内設置コンピュータ、11a
…処理部、11b…表示部、11c…通信インターフェ
ース、11d…信号検知部、11e…検査用電源、12
…接続用コネクタ、13…無線インターフェース、14
…船外設置コンピュータ、14a…処理部、14b…表
示部、14c…通信インターフェース、15…無線イン
ターフェース
ッキ、3…動力車、4…船外機、5…エンジン、6…エ
ンジン制御ユニット、7…LAN、8…リモコン操作
部、9…表示メータ、10…バッテリセンサ、10a…
その他のセンサ、11…船内設置コンピュータ、11a
…処理部、11b…表示部、11c…通信インターフェ
ース、11d…信号検知部、11e…検査用電源、12
…接続用コネクタ、13…無線インターフェース、14
…船外設置コンピュータ、14a…処理部、14b…表
示部、14c…通信インターフェース、15…無線イン
ターフェース
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
H04Q 7/38 H04B 7/26 109T
Claims (8)
- 【請求項1】 通信インターフェースと、前記通信イン
ターフェースに接続された処理部と、前記処理部に接続
された表示部とを有し、 前記処理部は、 船外機の状態およびぎ装部品の状態を検出するセンサ群
に前記通信インターフェースを介してチェック開始指令
を出力する手段と、 前記出力に係るセンサ群に対し前記船外機および前記ぎ
装部品の状態を検出し送信するよう前記通信インターフ
ェースを介して要求する手段と、 前記要求に対して前記通信インターフェースを介して応
答された前記船外機および前記ぎ装部品の状態を前記表
示部に表示させるため制御する手段とを具備することを
特徴とする船舶の管理装置。 - 【請求項2】 前記処理部は、 前記要求に対して前記通信インターフェースを介して応
答された前記船外機および前記ぎ装部品の状態を一覧表
ファイルとして作成する手段と、 前記作成された一覧表ファイルを前記表示部に表示させ
るため制御する手段とをさらに具備することを特徴とす
る請求項1記載の船舶の管理装置。 - 【請求項3】 前記処理部は、 前記要求に対して前記通信インターフェースを介して応
答された前記船外機および前記ぎ装部品の状態に異常が
あるか否かを判断する手段と、 前記判断された結果を前記一覧表ファイルに付加する手
段と、 前記結果が付加された一覧表ファイルを前記表示部に表
示させるため制御する手段とをさらに具備することを特
徴とする請求項2記載の船舶の管理装置。 - 【請求項4】 第1の通信インターフェースと、前記第
1の通信インターフェースに接続された第1の処理部と
を具備する船内設置コンピュータと、 前記船内設置コンピュータに通信ネットワークで接続さ
れ得、第2の通信インターフェースと、前記第2の通信
インターフェースに接続された第2の処理部と、前記第
2の処理部に接続された表示部とを具備する船外設置コ
ンピュータと、 前記通信ネットワークとを有し、 前記船外設置コンピュータの前記第2の処理部は、 前記通信ネットワークを介して前記船内設置コンピュー
タへ舟艇検査指令を出力する手段を備え、 前記船内設置コンピュータの前記第1の処理部は、 前記出力された舟艇検査指令に応じて、船外機の状態お
よびぎ装部品の状態を検出するセンサ群に前記第1の通
信インターフェースを介してチェック開始指令を出力す
る手段と、 前記出力に係るセンサ群に対し前記船外機および前記ぎ
装部品の状態を検出し送信するよう前記第1の通信イン
ターフェースを介して要求する手段と、 前記要求に対して前記第1の通信インターフェースを介
して応答された前記船外機および前記ぎ装部品の状態を
一覧表ファイルとしてまとめる手段と、 前記まとめられた一覧表ファイルを前記舟艇検査指令の
発信元の前記船外設置コンピュータに前記通信ネットワ
ークを介して送信する手段とを備え、 前記船外設置コンピュータの前記第2の処理部は、 前記送信された一覧表ファイルを前記表示部に表示させ
るため制御する手段をさらに備えることを特徴とする船
舶の管理システム。 - 【請求項5】 第1の通信インターフェースと、前記第
1の通信インターフェースに接続された第1の処理部
と、舟艇検査指令を検知する検知部と、前記検知によっ
てオンとされる電源とを具備する船内設置コンピュータ
と、 前記船内設置コンピュータに通信ネットワークで接続さ
れ得、第2の通信インターフェースと、前記第2の通信
インターフェースに接続された第2の処理部と、前記第
2の処理部に接続された表示部とを具備する船外設置コ
ンピュータと、 前記通信ネットワークとを有し、 前記船外設置コンピュータの前記第2の処理部は、 前記船内設置コンピュータへ前記舟艇検査指令を出力す
る手段を備え、 前記船内設置コンピュータの前記第1の処理部は、 前記出力された舟艇検査指令に応じて、船外機の状態お
よびぎ装部品の状態を検出するセンサ群に前記第1の通
信インターフェースを介してチェック開始指令を出力す
る手段と、 前記出力に係るセンサ群に対し前記船外機および前記ぎ
装部品の状態を検出し送信するよう前記第1の通信イン
ターフェースを介して要求する手段と、 前記要求に対して前記第1の通信インターフェースを介
して応答された前記船外機および前記ぎ装部品の状態を
一覧表ファイルとしてまとめる手段と、 前記まとめられた一覧表ファイルを前記舟艇検査指令の
発信元の前記船外設置コンピュータに前記通信ネットワ
ークを介して送信する手段とを備え、 前記船外設置コンピュータの前記第2の処理部は、 前記送信された一覧表ファイルを前記表示部に表示させ
るため制御する手段をさらに備えることを特徴とする船
舶の管理システム。 - 【請求項6】 前記船内設置コンピュータの前記第1の
処理部は、 前記要求に対して前記第1の通信インターフェースを介
して応答された前記船外機および前記ぎ装部品の状態に
異常があるか否かを判断する手段と、 前記判断された結果を前記一覧表ファイルに付加する手
段と、 前記結果が付加された一覧表ファイルを前記舟艇検査指
令の発信元の前記船外設置コンピュータに前記通信ネッ
トワークを介して送信する手段とをさらに備え、 前記船外設置コンピュータの前記第2の処理部は、 前記結果が付加された一覧表ファイルを前記表示部に表
示させるため制御する手段をさらに備えることを特徴と
する請求項4または5記載の船舶の管理システム。 - 【請求項7】 牽引車両をさらに有し、 前記船外設置コンピュータは前記牽引車両に設置される
ことを特徴とする請求項4または5記載の船舶の管理シ
ステム。 - 【請求項8】 前記通信ネットワークは、無線により情
報が伝送される通信路を含むことを特徴とする請求項4
または5記載の船舶の管理システム。
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