JP2003109343A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JP2003109343A
JP2003109343A JP2001303549A JP2001303549A JP2003109343A JP 2003109343 A JP2003109343 A JP 2003109343A JP 2001303549 A JP2001303549 A JP 2001303549A JP 2001303549 A JP2001303549 A JP 2001303549A JP 2003109343 A JP2003109343 A JP 2003109343A
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/041Details
    • G11B23/045Covers

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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カートリッジ本体の内部に塵埃等が侵入する
のを防止すると共に、中シェルとピックアップとの干渉
を防止する。 【解決手段】 上シェル6と下シェル7とにより構成さ
れるカートリッジ本体2の内部に、光ディスク3、イン
ナーロータ4、一対のシャッタ部材5が収納されたディ
スクカートリッジ1において、インナーロータ4の連結
部43aは、光ディスク3の下表面Rに対して下シェル
7側に突出しない高さに設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクや光磁
気ディスク、磁気ディスク等のディスク状記録媒体がカ
ートリッジ本体の内部に回転可能に収納されたディスク
カートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光ディスクや光磁気ディス
ク、磁気ディスク等のディスク状記録媒体がカートリッ
ジ本体の内部に回転可能に収納されたディスクカートリ
ッジがある。一般に、ディスクカートリッジは、音楽信
号や映像信号、プログラム等の情報信号を記録及び/又
は再生することが可能であり、このような情報信号を記
録することが可能なディスク状記録媒体として、例えば
書き込み可能な追記型ディスクや、書き換え可能な書換
型ディスクを備えたものが知られている。
【0003】例えば図27に示すディスクカートリッジ
100は、上シェル101aと下シェル101bとによ
り構成されるカートリッジ本体101の内部に、光ディ
スク102が回転可能に収納されており、上シェル10
1a及び下シェル101bには、それぞれ光ディスク1
02の一部を外部に臨ませる開口部103が形成されて
いる。また、このカートリッジ本体101には、開口部
103を開閉するシャッタ部材104がスライド可能に
取り付けられている。また、光ディスク102の中心部
には、ディスクドライブ装置のターンテーブル上にチャ
ッキングされるチャッキングプレート105が取り付け
られている。
【0004】このディスクカートリッジ100では、チ
ャッキングプレート105がターンテーブル上にチャッ
キングされると、このターンテーブルにより光ディスク
102が所定の速度(例えば、ゾーン毎に角速度一定)
で回転駆動される。そして、カートリッジ本体101の
開口部103を通して、ディスクドライブ装置の光ピッ
クアップが光ディスク102の径方向に移動操作される
ことによって、情報信号の記録及び/又は再生が行われ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したデ
ィスクカートリッジ100では、光ディスク102の大
容量化、高記録密度化が進むに従って、カートリッジ本
体101の内部に侵入する塵埃等の影響度合が益々大き
くなっている。すなわち、カートリッジ本体101の内
部に塵埃等が侵入した場合には、光ディスク102の信
号読み取り面に塵埃等が付着することによって、光ピッ
クアップからの光ビームが遮蔽されたり、或いは光ディ
スク102の信号読み取り面が傷付けられることによっ
て、情報信号の記録及び/又は再生が適切に行われなく
なってしまう。
【0006】しかしながら、上述した従来のディスクカ
ートリッジ100では、カートリッジ本体101の外側
に断面略コ字状のシャッタ部材104を嵌め込むことに
よって、シャッタ部材104がスライド可能に取り付け
られていることから、カートリッジ本体101とシャッ
タ部材104との間に隙間が生じやすく、塵埃等の侵入
防止が不十分であるといった問題があった。
【0007】また、このようなディスクカートリッジ1
00では、シャッタ部材104がカートリッジ本体10
1から剥き出しの状態で取り付けられていることから、
ユーザーが誤ってシャッタ部材104をスライドさせ
て、開口部103を開放してしまう虞れがあった。
【0008】さらに、このようなディスクカートリッジ
100では、シャッタ部材104がカートリッジ本体1
01の端面に沿って直線的にスライドするために、カー
トリッジ本体101に占めるシャッタ部材104の割合
が大きくなってしまい、カートリッジ本体101を小型
化することが非常に困難であった。
【0009】そこで、これらの問題を解決するために、
上シェルと下シェルとにより構成されるカートリッジ本
体の内部に、光ディスクと、インナーロータ(中シェ
ル)と、シャッタ部材とを収納し、インナーロータが回
転することによって、シャッタ部材がカートリッジ本体
の開口部を閉塞する位置と当該開口部を開放する位置と
の間で移動するディスクカートリッジが提案されてい
る。この場合、カートリッジ本体の内部にシャッタ部材
が収納されていることから、ユーザーが誤ってシャッタ
部材をスライドさせてしまうことを防止することができ
る。
【0010】しかしながら、このようなディスクカート
リッジでは、カートリッジ本体の開口部を通して、カー
トリッジ本体の内部に光ピックアップの一部を進入させ
ながら、情報信号の記録及び/又は再生を行う場合に、
光ピックアップとインナーロータとが干渉してしまう虞
れがあり、光ピックアップを光ディスクの径方向に適切
に移動操作させることができなくなるといった問題があ
った。
【0011】そこで、本発明はこのような従来の事情に
鑑みて提案されたものであり、カートリッジ本体の内部
に塵埃等が侵入するのを防止すると共に、記録再生時に
ピックアップがカートリッジ本体の内部に収納されたデ
ィスク状記録媒体の径方向に適切に移動操作されること
を可能としたディスクカートリッジを提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本発
明に係るディスクカートリッジは、ディスク状記録媒体
と、互いの周壁が突き合わされた上シェルと下シェルと
を有し、内部にディスク状記録媒体が回転可能に収納さ
れると共に、少なくとも下シェルの周壁の一部が開放さ
れ、当該開放端からディスク状記録媒体の一部が内外周
に亘って外方へと臨む開口部が形成されたカートリッジ
本体と、上シェルの外周側の周壁と内周側の周壁との間
に形成されたガイド溝に係合されることによって回動可
能に支持されると共に、ガイド溝に係合される連結部を
有してカートリッジ本体の開口部に対応した開口部が形
成された中シェルと、中シェルが回動することによっ
て、カートリッジ本体の開口部を閉塞する位置とカート
リッジ本体の開口部を開放する位置との間で移動するシ
ャッタ部材とを備え、中シェルの連結部は、ディスク状
記録媒体の下表面に対して下シェル側に突出しない高さ
に設定されていることを特徴としている。
【0013】以上のように、本発明に係るディスクカー
トリッジでは、中シェルの連結部がディスク状記録媒体
の下表面に対して下シェル側に突出しない高さに設定さ
れていることから、ディスク状記録媒体に対して信号の
記録及び/又は再生を行うピックアップの少なくとも一
部を、カートリッジ本体の外周部よりも外側からカート
リッジ本体の開口部及び中シェルの開口部を通してカー
トリッジ本体の内部へと適切に進入させることができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したディスク
カートリッジについて図面を参照して詳細に説明する。
【0015】図1乃至図4に示すように、本発明を適用
したディスクカートリッジ1は、カートリッジ本体2の
内部に、ディスク状記録媒体である光ディスク3と、中
シェルであるインナーロータ4と、一対のシャッタ部材
5a,5bとを備えている。
【0016】カートリッジ本体2は、互いに組み合わさ
れる一組の上シェル6と下シェル7とを有している。
【0017】上シェル6は、図1、図4及び図5に示す
ように、例えばアクリロニトリル・ブタジエン・スチレ
ン(ABS)等の熱可塑性を有する樹脂材料を射出成形
することにより形成されている。この上シェル6は、全
体略矩形状の主面のうち、後述するディスクドライブ装
置70に挿入される前面側の端縁部が略円弧形状とされ
ている。また、この上シェル6には、カートリッジ本体
2の側面部をなす外周壁8が主面の外周縁部に沿って立
設されている。
【0018】外周壁8には、前面側の中央部に位置し
て、後述するディスクドライブ装置70の光ピックアッ
プ79を進入させるための第1のピックアップ進入用凹
部9と、背面側の中央部に位置して、下シェル8との位
置決めを行うための位置決め用凹部10とが、それぞれ
所定の幅で切り欠き形成されている。
【0019】また、外周壁8の内周側には、ディスク収
納部を形成する略円環状の内周壁11が立設されてい
る。この内周壁11には、前面側の中央部に位置して、
後述するディスクドライブ装置70の光ピックアップ7
9を進入させるための第2のピックアップ進入用凹部1
2が所定の幅で切り欠き形成されている。
【0020】また、内周壁11の外周側には、この内周
壁11を囲むようにして略円環状のガイド溝13が形成
されている。このガイド溝13には、インナーロータ4
が回動可能に係合される。また、ガイド溝13の底面部
には、前面側の中央部及び背面側の中央部に位置して、
インナーロータ4を上シェル6から離間する方向に移動
させるための一対のリフトアップ用凸部14が突出形成
されている。
【0021】また、上シェル6には、各コーナー部6
a,6b,6c,6dのうち、ロック収納部を形成する
前面側の一方コーナー部6aを除く、残りのコーナー部
6b,6c,6dに位置して、塵埃等の侵入を防止する
ための上側コーナー周壁15がそれぞれ立設されてい
る。この上側コーナー周壁15は、外周壁8とガイド溝
13との間で周囲を囲むようにして形成されている。ま
た、この上側コーナー周壁15と外周壁8との間には、
第1の溝部16が形成されており、この上側コーナー周
壁15とガイド溝13との間には、第2の溝部17が形
成されている。
【0022】また、上シェル6には、前面側の一方コー
ナー部6aと対極する背面側の一方コーナー部6cに位
置して、タブ収納部を形成する上側タブ周壁18が立設
されている。この上側タブ周壁18は、外周壁8と上側
コーナー周壁15との間で、背面側の一方コーナー部6
cを外周壁8と共に囲むようにして形成されている。ま
た、この上側タブ周壁18と上側コーナー周壁15との
間には、第3の溝部19が形成されている。
【0023】また、上シェル6には、各コーナー部6
a,6b,6c,6d近傍に位置して、略円柱状の位置
決めピン20が突出形成されており、これら位置決めピ
ン20の中心部には、螺合孔が形成されている。
【0024】一方、下シェル7は、図2,図3及び図6
に示すように、上述した上シェル6と同様に、例えばア
クリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)等の
熱可塑性を有する樹脂材料を射出成形することにより形
成されている。この下シェル7は、全体略矩形状の主面
のうち、後述するディスクドライブ装置に挿入される前
面側の端縁部が略円弧形状とされている。また、この下
シェル7には、カートリッジ本体の側面部をなす外周壁
21が主面の外周縁部に沿って立設されている。
【0025】また、外周壁21の先端面には、上述した
上シェル6側の位置決め用凹部10に係合されることに
よって、上シェル6と下シェル7との位置決めを行う位
置決め周壁22と、上述した上シェル6側の第1の溝部
16に係合されることによって、上シェル6と下シェル
7との間から塵埃等が侵入するのを防止する防塵周壁2
3とがそれぞれ立設されている。
【0026】この下シェル7には、外周壁21の前面側
の中央部が所定の幅で開放されて、この開放端から光デ
ィスク3の一部が内外周に亘って外方へと臨む略矩形状
の開口部24aと、光ディスク3の中心孔3aが外部に
臨む略円形状の開口部24bとが連続して形成されてい
る。すなわち、この下シェル7には、後述するディスク
ドライブ装置の光ピックアップをカートリッジ本体2の
内部に進入させるのに足る大きさの記録再生用の開口部
24aと、後述するディスクドライブ装置70のターン
テーブル78をカートリッジ本体2の内部へと進入させ
るのに足る大きさの駆動用の開口部24bとが、外周壁
21の前面側の中央部が開放された1つの開口部24と
して形成されている。なお、上述した上シェル6の第1
及び第2のピックアップ進入用凹部9,12は、開口部
24と略一致した幅を有している。
【0027】また、下シェル7には、各コーナー部7
a,7b,7c,7dのうち、ロック収納部を形成する
前面側の一方コーナー部7aに位置して、後述するロッ
ク部材29を回動可能に支持する支軸25が突出形成さ
れている。また、この前面側の一方コーナー部7aを除
く、残りの各コーナー部7b,7c,7dには、上述し
た上シェル6の第2の溝部17に係合される略円弧状の
下側コーナー周壁26が立設されている。さらに、前面
側の一方コーナー部7aと対極する背面側の一方コーナ
ー部7cには、上述した上シェル6の第3の溝部19に
係合される下側タブ周壁27が立設されている。
【0028】また、下シェル7には、上述した上シェル
6の位置決めピン20と嵌合される略円筒状の位置決め
キャップ28が突出形成されており、この位置決めキャ
ップ28の底面部には、貫通孔が穿設されている。
【0029】カートリッジ本体2は、上述した上シェル
6と下シェル7とが互いの外周壁8,21を突き合わせ
た状態で重ね合わされることにより構成される。
【0030】このとき、上シェル6側の位置決め用凹部
10と下シェル7側の位置決め周壁22とが係合され
る。また、上シェル6側の位置決めピン20と下シェル
7側の位置決めキャップ28とが嵌合され、この位置決
めピン20の螺合孔に位置決めキャップ28の貫通孔を
通して固定ネジ(図示せず。)が螺合される。また、上
シェル6側の第1の溝部16、第2の溝部17及び第3
の溝部19には、下シェル7側の防塵周壁23、下側コ
ーナー周壁26及び下側タブ周壁27がそれぞれ係合さ
れる。
【0031】ここで、図7に示すように、上シェル6側
の外周壁8の高さをH1とし、下シェル7側の外周壁2
1の高さをH2とし、このカートリッジ本体2の内部高
さをH3(H3=H1+H2)としたときに、上側コー
ナー周壁15及び下側コーナー周壁26、並びに上側タ
ブ周壁18及び下側タブ周壁27は、それぞれ高さH3
で形成されている。また、防塵周壁23は、高さH1で
形成されており、この防塵周壁23と第1の溝部16と
の内周側のクリアランスCは、0.1mm以上、0.5
mm以下となっている。これにより、上シェル6と下シ
ェル7との組付性を損なうことなく、塵埃等の侵入を防
止することができる。
【0032】このように、カートリッジ本体2では、上
シェル6と下シェル7との突合せ面Sをクランク形状と
することによって、上シェル6側の外周壁8と下シェル
7側の外周壁21との間から塵埃等が侵入することを確
実に防止することができる。
【0033】また、カートリッジ本体2には、図1乃至
図4に示すように、上シェル6と下シェル7とが重ね合
わされることによって、中央部に、光ディスク3が回転
可能に収納されるディスク収納部と、前面側の一方コー
ナー部に、ロック部材29が回動可能に収納されるロッ
ク収納部と、背面側の一方コーナー部に、タブ部材30
がスライド可能に収納されるタブ収納部とが形成され
る。
【0034】ロック部材29は、インナーロータ4がカ
ートリッジ本体2の開口部24を閉塞する閉塞位置にあ
るときに、このインナーロータ4の回転を係止するため
のものである。
【0035】具体的に、このロック部材29は、下シェ
ル7の支軸25に回動可能に係合される係合孔31と、
この係合孔31からカートリッジ本体2の一方側面部に
向かって延長された操作片部32と、この係合孔31か
らディスク収納部に向かって延長されたストッパー片部
33と、この係合孔31からカートリッジ本体2の前面
側の内側面に向かって延長されたバネ片部34を有して
いる。
【0036】操作片部32の先端部には、カートリッジ
本体2の一方側面部に形成されたロック用開口部35a
から外部に臨む操作凸部32aが設けられている。ま
た、ストッパー片部33の先端部には、後述するインナ
ーロータ4のリング部43と摺接されるストッパー凸部
33aが設けられている。バネ片部34は、弾性変位し
た状態でカートリッジ本体2の前面側の内側面と当接さ
れている。
【0037】したがって、このロック部材29は、バネ
片部34の弾性力により操作片部32の操作凸部32a
がロック用開口部35aから突出する方向、並びにスト
ッパー片部33のストッパー凸部33aがインナーロー
タ4のリング部43に当接される方向に付勢されてい
る。そして、このロック部材29は、操作片部32の操
作凸部32aが押圧されることによって、バネ片部34
の付勢力に抗してストッパー片部33がインナーロータ
4のリング部43から離間する方向に揺動される。
【0038】タブ部材30は、光ディスク3に記録され
た情報信号の誤消去等を防止するためのものである。具
体的に、このタブ部材30は、カートリッジ本体2の背
面側の側面部に形成されたタブ開口部から外部に臨む操
作凸部と、上側タブ周壁に形成された一対の切換凹部に
係合される切換凸部とを有している。そして、このタブ
部材30は、操作凸部が操作されることによりスライド
されて、切換凸部が一対の切換凹部の何れか一方と係合
されることによって、光ディスク3に対して情報信号を
記録することが可能か否かの切り替えを行うことができ
る。
【0039】また、カートリッジ本体2の一方側面部に
は、ディスクカートリッジ1を後述するディスクドライ
ブ装置70に装着する際の誤挿入防止を目的とした案内
溝36が前後方向に亘って形成されている。また、この
案内溝36の底面部には、前面側から順に、上述したロ
ック部材29の操作凸部32aが外部に臨むロック用開
口部35aと、インナーロータ4の外周部の一部が外部
に臨むロータ用開口部35bとが形成されている。
【0040】また、カートリッジ本体2の上面には、内
部に収納された光ディスク3を視認することが可能な透
過窓37が設けられている。また、このカートリッジ本
体2の下面には、後述するディスクドライブ装置70に
装着した際の位置決めを行う複数の位置決め用凹部38
が設けられている。さらに、カートリッジ本体2の両側
面部には、ディスクカートリッジ1を後述するディスク
ドライブ装置に装着した際の位置決めや、ディスクカー
トリッジの種類の判別等を行う複数の切欠部39が設け
られている。
【0041】光ディスク3は、図2及び図4に示すよう
に、中心部に中心孔3aが穿設された略円盤形状を有し
ており、上述したカートリッジ本体2の内部に回転可能
に収納されている。また、この光ディスク3の中心部
は、後述するディスクドライブ装置70のターンテーブ
ル78上にチャッキングされたときに、チャッキングプ
レート40によって押圧される。
【0042】このチャッキングプレート40は、マグネ
ットにより吸着される金属材料が全体略円盤状に形成さ
れてなり、その中央部分が膨出されることによって、光
ディスク3の中心部を押圧するディスク押圧部40aが
形成されている。
【0043】一方、上シェル6の中央部には、このチャ
ックプレート40を回転可能に収納するためのプレート
収納凹部41が形成されている。また、このプレート収
納凹部41には、チャッキングプレート40を内部に保
持するためのプレート押え42が嵌合した状態で取り付
けられる。このプレート押え42には、中心部にチャッ
キングプレート40のディスク押圧部40aが嵌合され
る嵌合孔42aと、この嵌合孔42aの周囲を囲むよう
にしてチャッキングプレート40の外周部と係合される
係合凹部42bとが形成されている。
【0044】したがって、チャッキングプレート40
は、図8に示すように、プレート押え42の嵌合孔42
aからディスク押圧部40aが突出され、プレート収納
凹部41及びプレート押え42により形成される内部空
間に回転可能に収納されている。
【0045】なお、上記光ディスク3としては、オーデ
ィオ情報としての音楽信号やビデオ情報としての映像信
号及び音楽信号等の各種の情報信号が予め記録された再
生専用の光ディスクや、これらの情報信号を1度だけ書
き込むことが可能な追記型の光ディスク、これらの情報
を繰り返し書き換えることが可能な書換型の光ディスク
等のディスク状記録媒体を挙げることができる。また、
ディスク状記録媒体としては、上述した光ディスク3の
他に、光磁気ディスクや磁気ディスク等を挙げることが
できる。
【0046】インナーロータ4は、図2及び図4に示す
ように、例えばポリオキシメチレン(POM)等の熱可
塑性を有する樹脂材料を射出成形することにより形成さ
れている。このインナーロータ4は、略円盤状に形成さ
れており、その外周縁部には、上述した上シェル6のガ
イド溝13に係合される略円環状のリング部43が立設
されている。そして、このインナーロータ4は、上シェ
ル6のガイド溝13にリング部43が係合されることに
よって、カートリッジ本体2に対して回動可能に支持さ
れている。
【0047】また、インナーロータ4には、上シェル6
のガイド溝13に係合される連結部43aを有してリン
グ部43の一部が開放され、この連結部43aにより連
結された開放端からカートリッジ本体2の開口部24と
略一致した形状を有する開口部44が形成されている。
換言すると、リング部43の開口部44の間は、連結部
43aにより連結されている。
【0048】また、リング部43の外周面には、インナ
ーロータ4を回動させるためのギヤ部45が形成されて
いる。このギヤ部45は、図9に示すインナーロータ4
が閉塞位置にあるときに、上述したロータ用開口部35
bの前面側から外部に臨む位置と、図10に示すインナ
ーロータ4が開放位置にあるときに、上述したロータ用
開口部35bの背面側から外部に臨む位置との間の領域
に亘って形成されている。
【0049】また、リング部43の外周面には、インナ
ーロータ4の回動量を規制するための一対のストッパー
凸部46a,46bが互いに所定の間隔を有して突出形
成されている。一方、上シェル6には、ガイド溝13と
上側コーナー周壁15との間に位置して、一対のストッ
パー凸部46a,46bと当接される一対のストッパー
受部47a,47bが形成されている。そして、図10
に示すように、インナーロータ4が一の方向(紙面時計
回り)に回転することによって、一方のストッパー凸部
46aが一方のストッパー受部47aと当接し、インナ
ーロータ4の更なる回転が阻止される。このとき、イン
ナーロータ4は、開放位置にあり、インナーロータ4の
開口部44とカートリッジ本体2の開口部24とが略一
致した状態となる。一方、図9に示すように、インナー
ロータ4が他の方向(紙面反時計回り)に回転すること
によって、他のストッパー凸部46bが他のストッパー
受部47bと当接し、インナーロータ4の更なる回転が
阻止される。このとき、インナーロータ4は、閉塞位置
にあり、インナーロータ4の開口部44がカートリッジ
本体2の開口部24に対して最も傾けられた状態とな
る。
【0050】また、リング部43の先端面には、図9及
び図10に示すように、上述したガイド溝13の一対の
リフトアップ用凸部14と摺接される一対のリフトアッ
プ用凸部48が突出形成されている。そして、インナー
ロータ4が閉塞位置の直近に位置するときには、このリ
フトアップ用凸部48がガイド溝13のリフトアップ用
凸部14と摺接しながら乗り上げることによって、イン
ナーロータ4が上シェル6から離間する方向に持ち上げ
られる。
【0051】また、インナーロータ4には、図4に示す
ように、リング部43が突出する側とは反対側の主面に
位置して、一対のシャッタ部材5a,5bをそれぞれ回
動可能に支持する一対の支軸49a,49bが突出形成
されている。この一対の支軸は、インナーロータの中心
部に対して点対称な位置、すなわち互いに180゜の位
相差を有して配置されている。
【0052】一方、一対のシャッタ部材5a,5bは、
図11及び図12に示すように、互いに点対称な形状を
有しており、インナーロータ4の一対の支軸49a,4
9bを中心に、180゜を位相差を有して回動可能に取
り付けられている。なお、一対のシャッタ部材5a,5
bにおける同等な部位については、シャッタ部材5とし
てまとめて説明すると共に、図面において同じ符号を付
すものとする。
【0053】このシャッタ部材5は、上述したインナー
ロータ4と同様に、例えばポリオキシメチレン(PO
M)等の熱可塑性を有する樹脂材料を射出成形すること
により形成されている。
【0054】このシャッタ部材5は、略半円平板状に形
成されており、基端部には、上述したインナーロータ4
の支軸49a,49bに回動可能に係合される係合孔5
0a,50bが形成されている。
【0055】また、一対のシャッタ部材5の突合せ面と
なる弦線部分には、中央部から基端部に向かって第1の
当接面部51と、中心部から先端部に向かって第2の当
接面部52とが形成されている。このうち、第1の当接
面部51は、下シェル7側が傾斜面とされており、第2
の当接面部52は、上シェル6側が傾斜面とされてい
る。そして、一対のシャッタ部材5a,5bは、図13
及び図14に示すように、インナーロータ4の支軸49
a,49bを中心として、互いに近接離間する方向に回
動されることによって、一方のシャッタ部材5aの第1
の当接面部51と他方のシャッタ部材5bの第2の当接
面部52とが係合されると共に、他方のシャッタ部材5
bの第1の当接面部51と一方のシャッタ部材5aの第
2の当接面部52とが係合される。
【0056】また、シャッタ部材5には、図6に示す下
シェル7の内面に突出形成された一対のガイドピン53
とそれぞれ係合される長孔54が形成されている。この
長孔54は、シャッタ部材5が閉塞位置と開放位置との
間で回動されるように、弧線部分の中途部から係合孔5
0a,50bに向かって所定の長さで形成されている。
また、長孔54の外周側の端部には、シャッタ部材5が
閉塞位置にあるときに、下シェル7のガイドピン53が
係合される係合部55と、この係合部55に係合された
ガイドピン53を押圧する弾性片部56とが形成されて
いる。
【0057】ところで、このディスクカートリッジ1に
は、カートリッジ本体2の開口部24と一対のシャッタ
部材5a,5bとの間から塵埃等が侵入するのを防止す
るための塵埃侵入阻止部が設けられている。
【0058】具体的に、この塵埃侵入阻止部は、図6に
示す下シェル7側に開口部24の周囲を囲むリブ状凸部
57と、図12に示すシャッタ部材5側にリブ状凸部5
7と係合される溝状凹部58とを有している。
【0059】リブ状凸部57は、下シェル7の内面にて
開口部24を囲むようにして略平面H字状に突出形成さ
れている。また、リブ状凸部57は、前面側及び背面側
の外周壁21とそれぞれ接続される部分が高く形成され
た4つの背高部57a,57b,57c,57dを有し
ている。なお、リブ状凸部57は、例えば0.5mm程
度の高さで形成されており、4つの背高部57a,57
b,57c,57dは、その高さよりも数倍程度高く形
成されている。
【0060】一方、溝状凹部58は、シャッタ部材5の
下シェル7側の主面にてリブ状凸部57に対応した形状
及び深さを有して形成されている。この溝状凹部58に
は、シャッタ部材5が閉塞位置にあるときに、リブ状凸
部57が嵌合される。
【0061】また、インナーロータ4には、図4,図9
及び図10に示すように、一対の支軸49a,49bの
近傍に位置して、略台形状の解除用凸部59が突出形成
されている。この解除用凸部59は、リブ状凸部57と
略同等の高さで形成されており、シャッタ部材5が閉塞
位置から開放位置へと移動する際に、このリブ状凸部5
7と溝状凹部58との嵌合を解除する。
【0062】ここで、互いに係合されるリブ状凸部57
及び溝状凹部58の幅方向の端部は、図15に示すよう
に、傾斜面とされており、シャッタ部材5が閉塞位置か
ら開放位置へと移動する際に、リブ状凸部57が溝状凹
部58から抜け出しやすくなっている。
【0063】また、シャッタ部材5には、図11及び図
12に示すように、この一対のシャッタ部材5a,5b
が閉塞位置にあるときに、リブ状凸部57のうち、背高
部57a,57cとそれぞれ当接される第1の閉塞片部
60aと、背高部57b,57dとそれぞれ当接される
第2の閉塞片部60bとが突出形成されている。さら
に、シャッタ部材5には、第2の当接面部52の先端部
側に位置して、リブ状凸部57の背高部57b及び背高
部57dを導入するための切欠部61が形成されてい
る。また、シャッタ部材5には、図13乃至図15に示
すように、下シェル7側の主面にラビリンス状の凹凸パ
ターン62が形成されている。
【0064】この塵埃侵入阻止部では、シャッタ部材5
側の溝状凹部58に、下シェル7側のリブ状凸部57が
嵌合されることによって、カートリッジ本体2の開口部
24と一対のシャッタ部材5a,5bとの間から塵埃等
が侵入するのを確実に防止することができる。
【0065】以上のように構成されるディスクカートリ
ッジ1の組立方法について説明する。
【0066】このディスクカートリッジ1を組み立てる
際は、先ず、上シェル6の内面側を上方に向けた状態で
配置する。そして、この上シェル6のプレート収納凹部
41に、ディスク押圧部40aを上方に向けた状態でチ
ャッキングプレート40を収納した後、嵌合孔42aか
らディスク押圧部40aを嵌合させた状態でプレート押
え42を接着剤等によりプレート収納部41に取り付け
る。これにより、チャッキングプレート40は、プレー
ト押え42の嵌合孔42aからディスク押圧部40aが
突出されると共に、プレート収納凹部41及びプレート
押え42により形成される内部空間に回転可能に収納さ
れる。
【0067】次に、この上シェル6のディスク収納部を
形成する内周壁11の内側に光ディスク3を収納する。
【0068】次に、この光ディスク3を覆うように、イ
ンナーロータ4のリング部43を上シェル6のガイド溝
13に係合させる。これにより、光ディスク3は、上シ
ェル6とインナーロータ4との間に形成されたディスク
収納部に回転可能に収納される。また、インナーロータ
4の開口部44と上シェル6の第1及び第2のピックア
ップ進入用凹部9,12とが一致するように、上シェル
6に対するインナーロータ4の位置合わせを予め行って
おく。
【0069】次に、このインナーロータ4に一対のシャ
ッタ部材5a,5bを取り付ける。具体的には、一対の
シャッタ部材5a,5bの突合せ面を互いに対向させた
状態で、係合孔50a,50bをインナーロータ4の支
軸49a,49bに係合させる。これにより、一対のシ
ャッタ部材5a,5bがインナーロータ4の支軸49
a,49bを中心に回動可能に取り付けられる。また、
インナーロータ4の開口部44の端縁部に一対のシャッ
タ部材5a,5bの突合せ面が沿うように、インナーロ
ータ4に対する一対のシャッタ部材5a,5bの位置合
わせを予め行っておく。さらに、これと同時或いは前後
して、ロック収納部の支軸25にロック部材29を取り
付けると共に、タブ収納部の内部にタブ部材30を収納
しておく。
【0070】次に、この上シェル6に下シェル7を重ね
合わせる。このとき、上シェル6と下シェル7とが互い
の外周壁8,21を突き合わせた状態で、上シェル6側
の位置決め用凹部10と下シェル7側の位置決め周壁2
2とが係合される。また、上シェル6側の位置決めピン
20と下シェル7側の位置決めキャップ28とが嵌合さ
れる。また、上シェル6側の第1の溝部16、第2の溝
部17及び第3の溝部19には、下シェル7側の防塵周
壁23、下側コーナー周壁26及び下側タブ周壁27が
それぞれ係合される。
【0071】また、シャッタ部材5の長孔54には、下
シェル7側のガイドピン53が係合される。この場合、
上述したインナーロータ4に対する一対のシャッタ部材
5a,5bの位置合わせを予め行っておくことによっ
て、下シェル7と一対のシャッタ部材5a,5bとの位
置合わせを容易に行うことができる。そして、位置決め
ピン20の螺合孔に位置決めキャップ28の貫通孔を通
して固定ネジ(図示せず。)を螺合する。これにより、
上シェル6に下シェル7が固定され、カートリッジ本体
2が構成される。このとき、インナーロータ4及び一対
のシャッタ部材5a,5bは、開放位置にあり、カート
リッジ本体2の開口部24から光ディスク3の一部が外
部に臨む状態となっている。
【0072】次に、この状態からギヤ部45を操作し
て、インナーロータ4を他の方向に回転させることによ
って、一対のシャッタ部材5a,5bがカートリッジ本
体2の開口部24を閉塞した状態とする。以上により、
ディスクカートリッジ1が組み立て作業が完了する。こ
のように、本発明を適用したディスクカートリッジ1で
は、使用される構成部品の数が少なく、しかも極めて簡
単に組立作業を行うことができる。
【0073】なお、上シェル6に対する下シェル7の固
定方法としては、上述した固定ネジ等の固着手段に限ら
ず、接着剤等を用いて上シェル6と下シェル7とを接合
一体化することも可能である。
【0074】以上のように構成されるディスクカートリ
ッジ1では、図16に示すようなディスクドライブ装置
70を用いて、光ディスク3に対する情報信号の記録及
び/又は再生が行われる。
【0075】このディスクドライブ装置70は、中空の
筐体からなる外装ケース71と、この外装ケース17の
内部に収納された本体部(図示せず。)とを備えてお
り、この外装ケース71は、上面及び前面に開口された
ケース本体72と、このケース本体72の上面を閉じる
ように上部に着脱可能に取り付けられたケース蓋体73
と、ケース本体72及びケース蓋体72の前面を閉じる
ように前面部に着脱可能に取り付けられた前面パネル7
4等を有している。
【0076】また、ケース本体の4箇所には、下方に突
出する脚体72aが設けられており、これらの脚体72
aによってディスクドライブ装置70が支持されてい
る。前面パネル74は、横長とされた平板部材からな
り、その上部には、横長のカートリッジ挿脱口75が設
けられている。このカートリッジ挿脱口75は、ディス
クカートリッジ1の正面側の大きさと略同程度の大きさ
に形成されている。また、このカートリッジ挿脱口75
は、その内側に配置された開閉扉76によって閉塞され
た状態となっている。
【0077】このディスクドライブ装置70にディスク
カートリッジ1を挿入する際は、開閉扉をディスクカー
トリッジ1の前面部で押圧しながら、所定の位置まで差
し込むことよって、図示しないローディング機構により
ディスクカートリッジ1が自動的に取り込まれる。そし
て、このディスクカートリッジ1は、図示しないディス
クドライブ装置70内のシャーシ上に突設された複数の
位置決めピンに、複数の位置決め用凹部38が嵌合され
た状態で、シャーシ上に載置される。
【0078】これと同時又は前後して、ディスクドライ
ブ装置70の内部に設けられた図示しないシャッタ開閉
機構によって、インナーロータ4が一の方向に回転し、
一対のシャッタ部材5a,5bがカートリッジ本体2の
開口部24を開放する。
【0079】具体的に、ディスクカートリッジ1がディ
スク挿脱口75から所定の位置まで挿入されると、先
ず、図17に示すように、シャッタ開閉機構のラック棒
77がカートリッジ本体2の一方側面部に設けられた案
内溝36に案内されて、ロック用開口部35aから突出
するロック部材29の操作凸部32aを押圧する。これ
により、インナーロータ4に対するロック部材29のロ
ック状態が解除される。そして、ラック棒77が更に進
入することによって、ロータ用開口部35bの内部へと
挿入され、このラック棒77に設けられたギヤ部77a
とインナーロータ4のギヤ部45とが噛合される。
【0080】このとき、インナーロータ4の開口部44
は、カートリッジ本体2の開口部24に対して最も傾け
られた状態にあるため、互いの開口部24,44が重な
り合った重複部分が開放されるが、この重複部分は一対
のシャッタ部材5a,5bにより閉塞されている。
【0081】次に、図18に示すように、ディスクカー
トリッジの挿入動作に応じて、ラック棒77進入する
と、ラック棒77のギヤ部77aとインナーロータ4の
ギヤ部45との噛合により、インナーロータ4が一の方
向に回転される。
【0082】ところで、インナーロータ4が回転動作を
開始する初期状態では、図18に示すように、インナー
ロータ4側のリフトアップ用凸部48がガイド溝13側
のリフトアップ用凸部14に乗り上げて、インナーロー
タ4と下シェル7との間でシャッタ部材5が挟持された
状態となる。このため、インナーロータ4の回転動作に
は、比較的大きな力が必要とされる。
【0083】そして、図19に示すように、これらリフ
トアップ用凸部14,48の相互の乗り上げによる摩擦
力に抗して、インナーロータ4を一の方向に回転させ
る。これにより、これらリフトアップ用凸部14,48
の相互の係合が解除されて、摩擦力が低減することによ
り、インナーロータ4をスムーズ且つ弱い力で回転させ
ることができる。
【0084】また、このインナーロータ4が一の方向に
回転することによって、解除用凸部59がリブ状凸部5
7の背高部57a,57cに乗り上げて、下シェル7に
対してインナーロータ4が持ち上げられた状態となる。
これにより、シャッタ部材5が上シェル6側に上昇し、
リブ状凸部57と溝状凹部58との係合状態が解除され
る。
【0085】このとき、一対のシャッタ部材5a,5b
の係合孔50a,50bは、それぞれ支軸49a,49
bと係合されていることから、インナーロータ4と同様
に一の方向に回転される。一方、一対のシャッタ部材5
a,5bの長孔54には、下シェル7側のガイドピン5
3が摺動可能に係合されていることから、このインナー
ロータ4の回転に伴って、ガイドピン53が長孔54の
内部を内周側の端部に向かって相対的に移動する。
【0086】したがって、一対のシャッタ部材5a,5
bは、図20に示す少し開いた状態から、図21,図2
2及び図23に示す状態を経て、徐々にインナーロータ
4の開口部44を開放する位置まで移動する。そして、
図24に示すように、インナーロータ4の開口部44と
カートリッジ本体2の開口部24とが略一致した状態ま
でインナーロータが回転すると、カートリッジ本体2の
開口部24が完全に開放された状態となる。
【0087】これにより、ディスクドライブ装置70で
は、図8に示すように、ディスクカートリッジ1の内部
に、光ディスク3を回転駆動するターンテーブル78及
び光ディスク3に対して情報信号の記録及び/又は再生
を行う光ピックアップ79の進入が可能となる。
【0088】具体的に、このディスクドライブ装置70
では、ターンテーブル78がディスクカートリッジ1側
に移動する、或いはディスクカートリッジ1がターンテ
ーブル78側に移動することによって、光ディスク3の
中心孔3aを通して、ターンテーブル78のチャッキン
グマグネット78aがチャッキングプレート40に吸着
され、光ディスク3の中心部がターンテーブル78とチ
ャッキングプレート40との間で挟み込まれた状態な
る。これにより、光ディスク3は、ターンテーブル78
上にチャッキングされた状態となり、スピンドルモータ
80の駆動力により回転駆動される。また、この光ディ
スク3は、ターンテーブル78上にチャッキングされる
ことによって、カートリッジ本体2の内部における高さ
位置が設定される。
【0089】一方、光ピックアップ79は、光ディスク
3の径方向に移動操作されることによって、この光ピッ
クアップ79の少なくとも一部がディスクカートリッジ
1の外周部よりも外側から、開口部24,44を通し
て、ディスクカートリッジ1の内部へと進入される。ま
た、この光ピックアップ79は、ディスクカートリッジ
1の内部で光ディスク3の下表面である信号読み取り面
Rと所定の間隔をもって対面される。
【0090】ここで、ディスクカートリッジ1では、図
25及ぶ図26に示すように、インナーロータ4の連結
部43aが、光ディスク3の信号読み取り面Rに対し
て、下シェル7側に突出しない高さに設定されている。
【0091】詳述すると、このディスクカートリッジ1
において、インナーロータ4の連結部43aは、カート
リッジ本体2の開口部24から外部に臨む上シェル6の
外周壁8a対して同一面となる、若しくは外周壁8より
も低くなるように設定されている。また、カートリッジ
本体2の開口部24から外部に臨む上シェル6の内周壁
11aは、インナーロータ4の連結部43aに対して同
一面となる、若しくは連結部8よりも低くなるように設
定されている。
【0092】ここでは、カートリッジ本体2の開口部2
4から外部に臨む上シェル6の外周壁8aの高さをh
とし、インナーロータ4の連結部43aの高さをh
し、カートリッジ本体2の開口部24から外部に臨む上
シェル6の内周壁11aの高さをhとしたときに、h
>h>hの関係を満足している。
【0093】この場合、インナーロータ4のリング部4
3と上シェル6のガイド溝13との間で回動による若干
のズレ等が生じたとしても、光ピックアップ79がイン
ナーロータ4の連結部43aと干渉することなく、カー
トリッジ本体2の内部へと適切に進入される。すなわ
ち、このディスクカートリッジ1では、略水平に移動操
作される光ピックアップ79を、ディスクカートリッジ
1の外周部よりも外側から、開口部24,44を通し
て、ディスクカートリッジ1の内部へと適切に進入させ
ることが可能である。
【0094】したがって、このディスクカートリッジ1
では、光ディスク3と光ピックアップ79との位置関係
を適切に保つことが可能であり、光ピックアップ79の
損傷等を生じさせない信頼性の高い構造となっている。
【0095】ディスクドライブ装置70では、ターンテ
ーブル78に装着された光ディスク3がスピンドルモー
タ80により回転駆動されると、光ピックアップ79が
光ディスク3の径方向に移動しながらレーザー光を照射
し、この光ディスク3に対して情報信号の記録及び/又
は再生を行う。
【0096】一方、このディスクドライブ装置70から
ディスクカートリッジ1を排出する際は、例えば前面パ
ネル74に設けられた排出ボタン(図示せず。)を操作
する。これにより、ローディング機構が排出動作を行
い、ディスクカートリッジ1がカートリッジ挿脱口75
側に移動されて、上述したラック棒77が相対的に後退
することになる。そして、このラック棒77が後退する
ことによって、インナーロータ4及び一対のシャッタ部
材5a,5bが上述したディスク挿入時とは逆の動作、
すなわちインナーロータ4が他の方向に回転し、一対の
シャッタ部材5a,5bがカートリッジ本体2の開口部
24を閉塞する。
【0097】具体的に、一対のシャッタ部材5a,5b
は、先ず、図24に示す完全に開いた状態から、図23
乃至図20に示す状態を経て、徐々にインナーロータ4
の開口部44を閉塞する位置まで移動する。このとき、
インナーロータ4側のリフトアップ用凸部48は、下シ
ェル7側のリフトアップ用凸部14とは係合されておら
ず、スムーズ且つ弱い力で回転させることができる。
【0098】次に、図17に示すように、インナーロー
タ4の開口部44がカートリッジ本体2の開口部24に
対して最も傾けられた状態までインナーロータ4が回転
すると、カートリッジ本体2の開口部24が完全に閉塞
された状態となる。
【0099】このとき、インナーロータ4側のリフトア
ップ用凸部48は、下シェル7側のリフトアップ用凸部
14に乗り上げるため、以後のインナーロータ4の回転
動作には、上述した摩擦力により比較的大きな力が必要
となる。
【0100】また、このインナーロータ4の回転に伴っ
て、ガイドピン53が長孔54の内部を外周側の端部に
向かって相対的に移動する。そして、ガイドピン53が
弾性片部56に接触し、この弾性片部56を押圧するこ
とによって、弾性片部56に弾性力が発生する。一対の
シャッタ部材5a,5bは、この弾性力により互いの突
合せ面が圧接された状態となり、密閉性が向上する。
【0101】また、このディスクカートリッジ1では、
一方のシャッタ部材5aの第1の当接面部51と他方の
シャッタ部材5bの第2の当接面部52とが係合される
と共に、他方のシャッタ部材5bの第1の当接面部51
と一方のシャッタ部材5aの第2の当接面部52とが係
合される。
【0102】この場合、一対のシャッタ部材5a,5b
の突合せ面に適度に重ね合わされることから、いわゆる
ラビリンス効果を生じさせて、一対のシャッタ部材5
a,5bの間から塵埃等が侵入するのを防止した構造と
なっている。さらには、一対のシャッタ部材5a,5b
の変形を防止した構造となっている。
【0103】次に、ラック棒77が更に後退することに
よって、このラック棒77のギヤ部77aとインナーロ
ータ4のギヤ部45との噛合が解除された後に、ロック
用開口部35aからロック部材29の操作凸部32aが
突出することによって、インナーロータ4のギヤ部45
にストッパー片部33のストッパー凸部33aが係合さ
れる。これにより、ディスクカートリッジ1では、イン
ナーロータ4の回動が係止されて、いわゆるロック状態
となるから、シャッタ部材5による開口部24,44の
閉塞状態を確実に保持することができ、ユーザー等によ
り誤ってシャッタ部材5が開放動作されるのを確実に防
止することができる。
【0104】また、このディスクカートリッジ1では、
インナーロータ4側のリフトアップ用凸部48が、下シ
ェル7側のリフトアップ用凸部14に乗り上げた状態と
なることから、シャッタ部材5の自重及びインナーロー
タ4と下シェル7との間に生じる摩擦力等によって、開
口部24,44が完全に閉塞された状態に維持される。
【0105】次に、このディスクドライブ装置70で
は、開閉扉76がカートリッジ挿脱口75を開放させ
て、この開放されたカートリッジ挿脱口75からローデ
ィング機構によりディスクカートリッジ1が自動的に排
出されることになる。
【0106】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るディスクカートリッジによれば、カートリッジ本体の
内部に塵埃等が侵入するのを確実に防止することが可能
であると共に、中シェルの連結部がディスク状記録媒体
の下表面に対して下シェル側に突出しない高さに設定さ
れていることから、ピックアップを中シェルの連結部に
干渉させることなく、カートリッジ本体の内部へと適切
に進入させることが可能である。したがって、品質の大
幅な向上が可能であると共に、ピックアップに対する信
頼性を大幅に向上させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したディスクカートリッジを上シ
ェル側から見た斜視図である。
【図2】上記ディスクカートリッジを上シェル側から見
た分解斜視図である。
【図3】上記ディスクカートリッジを下シェル側から見
た斜視図である。
【図4】上記ディスクカートリッジを下シェル側から見
た分解斜視図である。
【図5】上記ディスクカートリッジを構成する上シェル
の内面側の平面図である。
【図6】上記ディスクカートリッジを構成する下シェル
の内面側の平面図である。
【図7】上記ディスクカートリッジを構成する上シェル
と下シェル7との突合せ部分を拡大して示す要部断面図
である。
【図8】図1中線分A−A’による断面図である。
【図9】上記ディスクカートリッジにおいて、カートリ
ッジ本体に対するインナーロータの開放位置を示す透視
平面図である。
【図10】上記ディスクカートリッジにおいて、カート
リッジ本体に対するインナーロータの閉塞位置を示す透
視平面図である。
【図11】上記ディスクカートリッジを構成するシャッ
タ部材を上シェル側から見た斜視図である。
【図12】上記ディスクカートリッジを構成するシャッ
タ部材を下シェル側から見た斜視図である。
【図13】上記ディスクカートリッジにおいて、インナ
ーロータに対するシャッタ部材の開放位置を示す斜視図
である。
【図14】上記ディスクカートリッジにおいて、インナ
ーロータに対するシャッタ部材の閉塞位置を示す斜視図
である。
【図15】上記ディスクカートリッジを構成するインナ
ーロータとシャッタ部材との係合部分を拡大して示す要
部断面図である。
【図16】上記ディスクカートリッジに用いられるディ
スクドライブ装置の外観斜視図である。
【図17】上記ディスクカートリッジの開閉動作を説明
するための図であり、開口部が完全に閉塞された状態を
示す透視平面図である。
【図18】上記ディスクカートリッジの開閉動作を説明
するための図であり、インナーロータ側のリフトアップ
用凸部が上シェル側のリフトアップ用凸部に乗り上げた
状態を示す要部断面図である。
【図19】上記ディスクカートリッジの開閉動作を説明
するための図であり、インナーロータ側のリフトアップ
用凸部と上シェル側のリフトアップ用凸部との係合状態
が解除された状態を示す要部断面図である。
【図20】上記ディスクカートリッジの開閉動作を説明
するための図であり、開口部が少し開放された状態を示
す透視平面図である。
【図21】上記ディスクカートリッジの開閉動作を説明
するための図であり、開口部が更に少し開放された状態
を示す透視平面図である。
【図22】上記ディスクカートリッジの開閉動作を説明
するための図であり、開口部が更に少し開放された状態
を示す透視平面図である。
【図23】上記ディスクカートリッジの開閉動作を説明
するための図であり、開口部が更に少し開放された状態
を示す透視平面図である。
【図24】上記ディスクカートリッジの開閉動作を説明
するための図であり、開口部が完全に開放された状態を
示す透視平面図である。
【図25】上記ディスクカートリッジにおいて、上シェ
ルに対するインナーロータの開放位置を示す要部斜視図
である。
【図26】図25中線分B−B’による断面図である。
【図27】従来のディスクカートリッジの一構成例を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 ディスクカートリッジ 2 カートリッジ本体、3
光ディスク、4 インナーロータ、5 シャッタ部
材、6 上シェル、7 下シェル、8 上シェルの外周
壁、9 第1のピックアップ進入用凹部、11 内周
壁、12 第2のピックアップ進入用凹部、13 ガイ
ド溝 21 下シェルの外周壁、24 カートリッジ本
体の開口部、29 ロック部材、30 タブ部材、40
チャッキングプレート、42 プレート押え、43
リング部、43a 連結部、44 インナーロータの開
口部、70 ディスクドライブ装置、78 ターンテー
ブル、79 光ピックアップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小畑 学 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 井上 直樹 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状記録媒体と、 互いの周壁が突き合わされた上シェルと下シェルとを有
    し、内部に上記ディスク状記録媒体が回転可能に収納さ
    れると共に、少なくとも下シェルの周壁の一部が開放さ
    れ、当該開放端から上記ディスク状記録媒体の一部が内
    外周に亘って外方へと臨む開口部が形成されたカートリ
    ッジ本体と、 上記上シェルの外周側の周壁と内周側の周壁との間に形
    成されたガイド溝に係合されることによって回動可能に
    支持されると共に、上記ガイド溝に係合される連結部を
    有して上記カートリッジ本体の開口部に対応した開口部
    が形成された中シェルと、 上記中シェルが回動することによって、上記カートリッ
    ジ本体の開口部を閉塞する位置と上記カートリッジ本体
    の開口部を開放する位置との間で移動するシャッタ部材
    とを備え、 上記中シェルの連結部は、上記ディスク状記録媒体の下
    表面に対して上記下シェル側に突出しない高さに設定さ
    れていることを特徴とするディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 上記中シェルの連結部は、上記カートリ
    ッジ本体の開口部から外部に臨む上記上シェルの外周側
    の周壁に対して同一面となる、若しくは上記上シェルの
    外周側の周壁よりも低くなるように設定されていること
    を特徴とする請求項1記載のディスクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 上記カートリッジ本体の開口部から外部
    に臨む上記上シェルの内周側の周壁は、上記中シェルの
    連結部に対して同一面となる、若しくは上記連結部より
    も低くなるように設定されていることを特徴とする請求
    項1記載のディスクカートリッジ。
  4. 【請求項4】 上記カートリッジ本体の開口部から外部
    に臨む上記上シェルの外周側の周壁の高さをhとし、
    上記中シェルの連結部の高さをhとし、上記カートリ
    ッジ本体の開口部から外部に臨む上記上シェルの内周側
    の周壁の高さをhとしたときに、h>h>h
    関係を満足することを特徴とする請求項1記載のディス
    クカートリッジ。
  5. 【請求項5】 上記ディスク状記録媒体に対して信号の
    記録及び/又は再生を行うピックアップの少なくとも一
    部が、上記カートリッジ本体の外周部よりも外側から上
    記カートリッジ本体の開口部及び上記中シェルの開口部
    を通して上記カートリッジ本体の内部へと進入すること
    を特徴とする請求項1記載のディスクカートリッジ。
  6. 【請求項6】 上記カートリッジ本体は、位置決めピン
    で位置決めされた状態でシャーシ上に載置されることに
    よって、その高さ位置が設定されており、上記ディスク
    状記録媒体は、ターンテーブル上に載置されることによ
    って、上記カートリッジ本体の内部における高さ位置が
    設定されていることを特徴とする請求項1記載のディス
    クカートリッジ。
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