JP2003109052A - 道路課金システム - Google Patents

道路課金システム

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JP2003109052A
JP2003109052A JP2001294859A JP2001294859A JP2003109052A JP 2003109052 A JP2003109052 A JP 2003109052A JP 2001294859 A JP2001294859 A JP 2001294859A JP 2001294859 A JP2001294859 A JP 2001294859A JP 2003109052 A JP2003109052 A JP 2003109052A
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Japan
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vehicle
license plate
road
registered
charging system
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JP2001294859A
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English (en)
Inventor
Masaki Kato
聖樹 加藤
Masayuki Yasui
真之 泰井
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 道路課金システムへの登録が促進される道路
課金システムを提供する。 【解決手段】 道路課金システムの課金エリア(E)内
の駐車場に対して進入する前または後の車両(S)のナ
ンバープレートを撮像するカメラ(301)と、前記道
路課金システムに登録された車両(S)のナンバープレ
ートデータを格納し、前記格納されたナンバープレート
データと、前記撮像されたナンバープレートを示す撮像
ナンバープレートデータとを照合し、前記撮像されたナ
ンバープレートの前記車両(S)が前記道路課金システ
ムに登録されているか否かを判定する管理センタ(10
0)とを備え、前記判定の結果、前記車両(S)が前記
道路課金システムに登録されていないと判定された場合
には、前記駐車場に対して進入する前または後の当該車
両(S)に対し、警告がなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路課金システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】都市部の渋滞緩和を図る道路課金システ
ム(ERP)が東京都などで計画されている。道路課金
システムは、都市部に乗り入れる車両から一定料金を取
ることで都市部の渋滞緩和を図るものである。
【0003】道路課金システムでは、車両を特定する方
法として、カメラ方式と無線方式の2種類がある。無線
方式の道路課金システムは、日本国特許第280851
3号公報に記載されている。
【0004】無線方式の道路課金システムでは、各車両
に搭載された車載器がガントリに設置された無線装置と
無線通信することにより、その車両が特定される。した
がって、無線方式の道路課金システムの運用にあたって
は、全車両に車載器が搭載されていなければならず、車
両台数が非常に多い地域において、車載器の普及に時間
がかかると、その運用に支障が生じる。
【0005】一方、上記カメラ方式の道路課金システム
では、車載器の搭載が不要であり、各車両のナンバープ
レートをカメラで撮像することにより、その車両を特定
する。
【0006】図10および図11を参照して、カメラ方
式の道路課金システムの概要について説明する。
【0007】1)利用者(ドライバ)は、事前にナンバ
ープレート番号、銀行口座番号、住所等のデータを管理
センタ100に登録する(符号101および102参
照)。
【0008】2)ドライバが課金エリア(図中コードン
線Lで囲まれたエリア)Eに進入すると、ガントリGに
設置されたカメラ201でナンバプレートが撮像され
る。
【0009】3)ナンバプレート画像は、ナンバプレー
ト認識処理器202でナンバプレートデータに加工さ
れ、制御装置203から通信インタフェース204を介
して管理センタ100に送られる。
【0010】4)管理センタ100は、通信インタフェ
ース103を介してナンバプレートデータを受信する
と、センタコンピュータ104は、登録されたナンバー
プレートデータ101と照合し、登録された車両であれ
ば、登録された銀行口座番号102を参照して、該当す
る銀行口座から料金を引き落とす。一方、管理センタ1
00は、上記照合の結果、非登録車両であれば、不正進
入として、陸運局等に登録されているナンバープレート
情報および住所情報等を用いて、警告し、罰金等を請求
する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】カメラ方式の道路課金
システムの導入に際しては、上記のように、各車両のユ
ーザが、ナンバープレートと、料金引き落とし用の銀行
口座とを登録しておく必要があるが、導入初期には、未
登録車両が多発する可能性が高い。
【0012】また、ガントリG(カメラ201)が設置
される道路は、主要幹線道路から導入される可能性が高
いため、カメラ201による撮像を回避すべく、カメラ
201の設置されていない生活道路などの一般道から課
金エリアEに乗り入れる車両が多い可能性がある。
【0013】またさらに、ナンバープレートの位置、角
度によって、ナンバープレートがカメラ201で撮像さ
れない車両や、撮像されてもナンバープレート認識処理
器202にて、そのナンバープレートの情報が認識でき
ない車両が発生する可能性がある。
【0014】道路課金システムへの登録が促進されるこ
とが望ましい。課金エリア内に滞留していた車両の検知
が行えることが望ましい。生活道路の安全歩行、生活者
保護が行われることが望ましい。ナンバープレートの位
置、角度等により撮像できない場合やデータとして認識
できない場合がなくなることが望ましい。
【0015】本発明の目的は、道路課金システムへの登
録が促進される道路課金システムを提供することであ
る。本発明の他の目的は、課金エリア内に滞留していた
車両の検知が行える道路課金システムを提供することで
ある。本発明の更に目的は、生活道路の安全歩行、生活
者保護が行われる道路課金システムを提供することであ
る。本発明の更に目的は、ナンバープレートの位置、角
度等により撮像できない場合やデータとして認識できな
い場合がなくなる道路課金システムを提供することであ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】以下に、[発明の実施の
形態]で使用する番号・符号を用いて、[課題を解決す
るための手段]を説明する。これらの番号・符号は、
[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記
載との対応関係を明らかにするために付加されたもので
あるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技
術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0017】本発明の道路課金システムは、道路課金シ
ステムの課金エリア(E)内の駐車場に対して進入する
前または後の車両(S)のナンバープレートを撮像する
カメラ(301)と、前記道路課金システムに登録され
た車両(S)のナンバープレートデータを格納し、前記
格納されたナンバープレートデータと、前記撮像された
ナンバープレートを示す撮像ナンバープレートデータと
を照合し、前記撮像されたナンバープレートの前記車両
(S)が前記道路課金システムに登録されているか否か
を判定する管理センタ(100)とを備え、前記判定の
結果、前記車両(S)が前記道路課金システムに登録さ
れていないと判定された場合には、前記駐車場に対して
進入する前または後の当該車両(S)に対し、警告がな
される。
【0018】本発明の道路課金システムは、道路課金シ
ステムの課金エリア(E)内の駐車場に進入しようとす
る車両(S)のナンバープレートを撮像するカメラ(3
01)と、前記車両(S)の前記駐車場への進入路を開
閉するゲート(303)と、前記道路課金システムに登
録された車両(S)のナンバープレートデータを格納
し、前記格納されたナンバープレートデータと、前記撮
像されたナンバープレートを示す撮像ナンバープレート
データとを照合し、前記撮像されたナンバープレートの
前記車両(S)が前記道路課金システムに登録されてい
るか否かを判定する管理センタ(100)とを備え、前
記判定の結果、前記車両(S)が前記道路課金システム
に登録されていると判定された場合には前記ゲート(3
03)が開放され、前記車両(S)が前記道路課金シス
テムに登録されていないと判定された場合には当該車両
(S)に対し、警告がなされる。
【0019】本発明の道路課金システムは、道路課金シ
ステムの課金エリア(E)内の居住地に隣接する生活道
路(LR)以外から前記生活道路(LR)に対して進入
する前または後の車両(S)のナンバープレートを撮像
するカメラ(501)と、前記道路課金システムに登録
され前記生活道路(LR)を利用する生活者の車両
(S)のナンバープレートとして登録されたナンバープ
レートを示す生活者ナンバープレートデータを格納し、
前記格納された生活者ナンバープレートデータと、前記
撮像されたナンバープレートを示す撮像ナンバープレー
トデータとを照合し、前記撮像されたナンバープレート
の前記車両(S)が前記生活道路(LR)を利用する車
両(S)として登録されているか否かを判定する管理セ
ンタ(100A)とを備え、前記判定の結果、前記車両
(S)が前記生活道路(LR)を利用する車両(S)と
して登録されていないと判定された場合には、前記生活
道路(LR)に対して進入する前または後の当該車両
(S)に対し、警告または課金がなされる。
【0020】本発明の道路課金システムは、道路課金シ
ステムの課金エリア(E)外から前記課金エリア(E)
内の居住地に隣接する生活道路(LR)に対して進入す
る前または後の車両(S)のナンバープレートを撮像す
るカメラ(401)と、前記道路課金システムに登録さ
れ前記生活道路(LR)を利用する生活者の車両(S)
のナンバープレートとして登録されたナンバープレート
を示す生活者ナンバープレートデータを格納し、前記格
納された生活者ナンバープレートデータと、前記撮像さ
れたナンバープレートを示す撮像ナンバープレートデー
タとを照合し、前記撮像されたナンバープレートの前記
車両(S)が前記生活道路(LR)を利用する車両
(S)として登録されているか否かを判定する管理セン
タ(100A)とを備え、前記判定の結果、前記車両
(S)が前記生活道路(LR)を利用する車両(S)と
して登録されていると判定された場合には、前記生活道
路(LR)に対して進入する前または後の当該車両
(S)に対し、前記道路課金システムにおいて前記生活
道路(LR)を利用する車両(S)として登録されてい
ない車両(S)に対して課金される課金額よりも低額が
課金される。
【0021】本発明の道路課金システムにおいて、前記
判定の結果、前記車両(S)が前記生活道路(LR)を
利用する車両(S)として登録されていないと判定され
た場合には、前記生活道路(LR)に対して進入する前
または後の当該車両(S)に対し、警告、進入拒否、ま
たは、前記道路課金システムにおいて前記生活道路(L
R)を利用する車両(S)として登録されている車両
(S)に対して課金される課金額よりも高額の課金がな
される。
【0022】本発明の道路課金システムは、道路課金シ
ステムの課金エリア(E)内の第1エリアに対して進入
する前または後の車両(S)のナンバープレートを撮像
する第1カメラ(601)と、前記道路課金システムの
前記課金エリア(E)内の第2エリアに対して進入する
前または後の車両(S)のナンバープレートを撮像する
第2カメラ(601)と、前記道路課金システムに登録
された車両(S)のナンバープレートデータを格納し、
前記格納されたナンバープレートデータと、前記第1カ
メラ(601)によって撮像されたナンバープレートを
示す第1撮像ナンバープレートデータおよび前記第2カ
メラ(601)によって撮像されたナンバープレートを
示す第2撮像ナンバープレートデータのそれぞれとを照
合し、前記第1撮像ナンバープレートおよび前記第2撮
像ナンバープレートのそれぞれの前記車両(S)が前記
道路課金システムに登録されているか否かを判定する管
理センタ(100)とを備え、前記判定の結果、前記第
1撮像ナンバープレートの車両(S)が前記道路課金シ
ステムに登録されていると判定された場合に当該車両に
課金される課金額と、前記第2撮像ナンバープレートの
車両(S)が前記道路課金システムに登録されていると
判定された場合に当該車両に課金される課金額とは、異
なるように設定されている。
【0023】本発明の道路課金システムは、道路課金シ
ステムの課金エリア(E)に対して進入する前または後
の車両(S)のナンバープレートを撮像するカメラ(6
01)と、前記道路課金システムに登録された車両
(S)のナンバープレートデータを格納し、前記格納さ
れたナンバープレートデータと、前記カメラ(601)
によって撮像されたナンバープレートを示す撮像ナンバ
ープレートデータとを照合し、前記撮像ナンバープレー
トの前記車両(S)が前記道路課金システムに登録され
ているか否かを判定する管理センタ(100)とを備
え、前記判定の結果、前記撮像ナンバープレートの車両
(S)が前記道路課金システムに登録されていると判定
された場合に当該車両に課金される課金額は、時間、ま
たは道路混雑度に応じて可変に設定される。
【0024】本発明の道路課金システムは、道路課金シ
ステムにおいて課金のために車両(S)のナンバープレ
ートを撮像する課金用カメラ(201)と撮影条件が概
ね同じになるように構成された認識確認用カメラ(80
1)と、前記認識確認用カメラ(801)で撮像された
車両(S)のナンバープレートデータが課金時に認証可
能か否かを確認する制御装置(803)とを備え、前記
確認の結果が認証可能であるときに、当該車両(S)の
前記道路課金システムへの登録が許可される。
【0025】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して、本発明によ
る道路課金システムの実施の形態を以下に説明する。上
述した構成要素と同一の構成要素については、同一の符
号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0026】(第1の実施形態)図1および図2を参照
して、第1実施形態を説明する。
【0027】図2に示すように、課金エリアE内の駐車
場の入口にカメラシステム300を設置する。図1に示
すように、カメラシステム300は、ナンバープレート
撮像カメラ301と、ナンバープレート認識処理器30
2と、ゲートおよびゲート駆動装置303と、制御装置
304と、通信インターフェース305とを備えてい
る。
【0028】次に、第1実施形態の動作を説明する。
【0029】1) 車両Sが課金エリアE内の駐車場に
進入しようとすると、カメラ301でナンバープレート
を撮像する。
【0030】2) ナンバープレート認識処理器302
は、撮像したナンバープレート画像をナンバープレート
データとして認識し、制御装置304が通信インターフ
ェース305を介して、管理センタ100に送信する。
【0031】3) 管理センタ100のセンタコンピュ
ータ104は、登録済のナンバプレートデータ101と
照合し、登録車両であれば、通信インターフェース10
3を介してゲート開放許可信号S1をカメラシステム3
00に送信する。制御装置304は、ゲート開放許可信
号S1を受信すると、上記ゲート駆動装置303を介し
て駐車場の上記ゲート303をオープンにする。
【0032】4) 上記照合の結果、未登録車両であれ
ば、センタコンピュータ104は、ゲート警告付開放信
号(図示せず)をカメラシステム300に送信する。制
御装置304は、ゲート警告付開放信号を受信すると、
課金エリアEへの不正進入として、その車両Sに警告
し、罰金を請求する。車両Sに警告がなされた後に、ゲ
ート駆動装置303を介してゲート303がオープンと
される。ここでの罰金は、ゲート303の場所で請求さ
れ、その支払いがゲート303のオープンの条件とする
ことができる。さらに、ここで警告を受けたドライバが
その駐車場への入場を取り止めたとしても、その時点で
一旦停止中の車両のドライバからその場で罰金支払いを
求めることができる。
【0033】従来より、カメラが設置されるコードン線
Lの場所(主として主要幹線道路上)は、車両の速度が
速く、また、交通量も多いため、非登録車両であっても
そのまま通行を黙認せざるを得ず、また、事後的に郵便
等による通知により罰金等が請求されるに過ぎない。よ
って、非登録車両への警告およびペナルティ効果が少な
い。これに対し、第1実施形態では、駐車場入口という
車両が一時停止する場所にカメラ及び警告通知手段が設
けられるため、一時停止している車両Sのドライバに対
して、即座に警告を告知することができる。さらに、罰
金の支払いを駐車場への入場の条件としたり、入場の有
無に関わらずその場で罰金の支払いを義務付けることで
ペナルティ効果を向上させることができる。
【0034】本実施形態によれば、道路課金システムへ
の登録が促進される。また、道路課金システムの運用開
始前から課金エリアE内に滞留していた車両Sの検知が
行える。
【0035】なお、本実施形態において、カメラシステ
ム300の設置場所は、駐車場に限定されること無く、
都営駐車場や区役所や図書館などの都営、市営の施設が
考えられる。また、カメラシステム300の設置場所
は、駐車場の入口に限らず出口に設けられることができ
る。
【0036】また、本実施形態において、ナンバープレ
ート撮像カメラ301は、作業者が持ち運び可能なハン
ディタイプのものにすることができ、その場合、駐車場
に入場して駐車中の車両(無人)のナンバープレート
を、その作業者が持ち運んでいるカメラで撮像してその
撮像画像を無線でナンバープレート認識処理器302に
送信することができる。その場合の警告及び罰金支払い
は、駐車場の出口で行うことができる。その罰金は、駐
車場出口で駐車場料金と同時に徴収されることができ
る。
【0037】また、本実施形態において、ナンバープレ
ートカメラ301および画像認識装置(ナンバープレー
ト認識処理器302)の利用に代えて、作業者が、駐車
中の車両(無人)のナンバープレート番号をパソコンの
キーボードから入力したり、音声で読み上げたりする方
法を取ることができる。その場合の警告及び罰金支払い
は、駐車場の出口で行うことができる。その罰金は、駐
車場出口で駐車場料金と同時に徴収されることができ
る。
【0038】(第2の実施形態)図3および図4を参照
して、第2実施形態について説明する。
【0039】第2実施形態では、車両が生活道路などの
一般道に流入することによる不正進入や渋滞増大を防ぐ
と共に、生活道路の安全走行および生活者保護を行うこ
とを主目的としている。
【0040】第2実施形態では、生活道路(主要幹線道
路以外の一般道を含む)LR上の課金エリアEの境界部
(コードン線L)に、カメラシステム400が設置され
る。さらに、課金エリアEの内部の生活道路LRには、
カメラシステム500が設置される。カメラシステム4
00およびカメラシステム500は、それぞれ管理セン
タ100Aと通信する。
【0041】カメラシステム400は、ナンバープレー
ト撮像カメラ401と、ナンバープレート認識処理器4
02と、ゲートおよびゲート駆動装置403と、制御装
置404と、通信インターフェイス405とを備えてい
る。ゲート403は、車両による生活道路LRの通行を
許可または禁止するために開閉される。
【0042】カメラシステム500は、ナンバープレー
ト撮像カメラ501と、ナンバープレート認識処理器5
02と、ゲートおよびゲート駆動装置503と、制御装
置504と、通信インターフェイス505とを備えてい
る。ゲート503は、車両による生活道路LRの通行を
許可または禁止するために開閉される。
【0043】管理センタ100Aは、道路課金システム
用に登録されたナンバープレートデータ101と、銀行
口座番号102Aと、通信インタフェース103と、セ
ンタコンピュータ104と、第1の生活道路LRを利用
する生活者(居住者と勤務者と通学者を含む)の車両の
ナンバープレートデータ105と、第2の生活道路(図
示せず)を利用する生活者の車両のナンバープレートデ
ータ106とを有している。
【0044】銀行口座番号102Aには、道路課金シス
テム用に登録された者(その課金エリアE内の第1の生
活道路LR、第2の生活道路をそれぞれ利用する生活者
を含む)の銀行口座番号が格納されている。
【0045】次に、第2実施形態の動作について説明す
る。
【0046】まず、車両Sが課金エリアE内の生活道路
LR以外の場所から生活道路LRに進入する場合につい
て説明する。
【0047】1) 車両Sが課金エリアE内の第1の生
活道路LR以外から第1の生活道路LRに進入しようと
すると、カメラ501でナンバープレートを撮像する。
【0048】2) ナンバープレート認識処理器502
は、撮像したナンバープレート画像をナンバープレート
データとして認識し、制御装置504が通信インターフ
ェース505を介して、管理センタ100Aに送信す
る。
【0049】3) 管理センタ100Aのセンタコンピ
ュータ104は、登録済のナンバプレートデータ101
と照合し、登録車両であるか否かを判定する。その判定
の結果、登録車両である場合には、第1の生活道路LR
の利用者のナンバープレートデータ105と照合し、一
致すれば通信インターフェース103を介して第1のゲ
ート開放許可信号をカメラシステム500に送信する。
制御装置504は、第1のゲート開放許可信号を受信す
ると、上記ゲート駆動装置503を介して第1の生活道
路LRの上記ゲート503をオープンにする。このと
き、車両Sへの課金額は、無償とする。その車両Sは、
それ以前に課金エリアE内に進入するときに所定額の課
金が済になされており、自らの生活のために生活道路L
Rを利用するに過ぎないため、ここでは無償とされる。
【0050】4) 一方、カメラシステム500から受
信したナンバープレートデータが登録車両ではあるが、
第1の生活道路LRの利用者のナンバープレートデータ
105と照合した結果、不一致であれば、第1のゲート
開放禁止信号がカメラシステム500に送信される。制
御装置504は、第1のゲート開放禁止信号を受信する
と、第1の生活道路LRの利用者ではないから通行不可
であることを表示器(図示せず)を介して警告した上で
上記ゲート駆動装置503を介して第1の生活道路LR
の上記ゲート503をクローズにする。
【0051】また、このとき、第1のゲート開放禁止信
号に代えて、第2のゲート開放許可信号がカメラシステ
ム500に送信されることができる。制御装置504
は、第2のゲート開放許可信号を受信すると、第1の生
活道路LRの利用者ではないから有償であることを表示
器を介してドライバに警告して所定額課金すると共に、
ゲート503をオープンにする。その車両Sは、それ以
前に課金エリアE内に進入するときに所定額の課金が済
になされているが、自らの生活のためにではなく生活道
路LRを利用して渋滞等の要因となるため、ここでは有
償とされる。
【0052】5) また一方、カメラシステム500か
ら受信したナンバープレートデータが非登録車両である
場合には、第2のゲート開放禁止信号がカメラシステム
500に送信される。制御装置504は、第2のゲート
開放禁止信号を受信すると、未登録であることを表示器
を介してドライバに警告すると共に、ゲート503をク
ローズにする。
【0053】次に、車両Sが課金エリアE外から課金エ
リア内に進入するときに生活道路LRから進入する場合
について説明する。
【0054】1) 車両Sが課金エリアE外から課金エ
リア内に進入するときに生活道路LRから進入しようと
すると、カメラ401でナンバープレートを撮像する。
【0055】2) ナンバープレート認識処理器402
は、撮像したナンバープレート画像をナンバープレート
データとして認識し、制御装置404が通信インターフ
ェース405を介して、管理センタ100Aに送信す
る。
【0056】3) 管理センタ100Aのセンタコンピ
ュータ104は、登録済のナンバプレートデータ101
と照合し、登録車両であるか否かを判定する。その判定
の結果、登録車両である場合には、第1の生活道路LR
の利用者のナンバープレートデータ105と照合し、一
致すれば通信インターフェース103を介して第3のゲ
ート開放許可信号をカメラシステム400に送信する。
制御装置404は、第3のゲート開放許可信号を受信す
ると、上記ゲート駆動装置403を介して第1の生活道
路LRの上記ゲート403をオープンにする。このと
き、車両Sへの課金額は、通常一般のケースにおいて課
金エリアE内に進入するときに課せられる所定額と同一
またはそれよりも低額とする。その車両Sに低額の課金
でよいとする理由は、自らの生活のために生活道路LR
を利用することから、その生活道路LRの利用を避けら
れないためである。
【0057】4) 一方、カメラシステム400から受
信したナンバープレートデータが登録車両ではあるが、
第1の生活道路LRの利用者のナンバープレートデータ
105と照合した結果、不一致であれば、第3のゲート
開放禁止信号がカメラシステム500に送信される。制
御装置404は、第3のゲート開放禁止信号を受信する
と、第1の生活道路LRの利用者ではないから通行不可
であることを表示器(図示せず)を介して警告した上で
上記ゲート駆動装置403を介して第1の生活道路LR
の上記ゲート403をクローズにする。
【0058】また、このとき、第3のゲート開放禁止信
号に代えて、第4のゲート開放許可信号がカメラシステ
ム500に送信されることができる。制御装置504
は、第4のゲート開放許可信号を受信すると、第1の生
活道路LRの利用者ではないから通常よりも高額である
ことを表示器を介してドライバに警告してその高い額を
課金すると共に、ゲート503をオープンにする。その
車両Sは、課金エリアE内に進入するときに、自らの生
活のためにではなく生活道路LRを利用して渋滞等の要
因となるため、ここでは通常よりも高額とされる。
【0059】5) また一方、カメラシステム400か
ら受信したナンバープレートデータが非登録車両である
場合には、第5のゲート開放禁止信号がカメラシステム
400に送信される。制御装置404は、第5のゲート
開放禁止信号を受信すると、未登録であることを表示器
を介してドライバに警告すると共に、ゲート403をク
ローズにする。
【0060】次に、第2実施形態の第1変形例について
説明する。第2実施形態の第1変形例は、その構成が第
2実施形態と同じで、その動作が第2実施形態と異な
る。
【0061】ここでは、カメラシステム400とカメラ
システム500の動作は同じとする(カメラシステム4
00を例にとり説明する)。
【0062】管理センタ100Aは、カメラシステム4
00から受信したナンバープレートデータと第1の生活
道路LRの利用者のナンバープレートデータ105とを
照合し、その結果、一致すればゲート403をオープン
にし、不一致であればゲートをクローズにする。一致し
た場合と不一致の場合のいずれとも課金は行わない。
【0063】次に、第2実施形態の第2変形例について
説明する。
【0064】本変形例の構成は、第2実施形態のカメラ
システム400および500から、ゲートおよびゲート
駆動装置403および503をそれぞれ削除したもので
ある。本変形例において、ナンバープレート撮像カメラ
401および501は、それぞれガントリーに設置され
ている(図10と同様に)。
【0065】次に、本変形例の動作について説明する。
【0066】まず、車両Sが課金エリアE内の生活道路
LR以外の場所から生活道路LRに進入する場合につい
て説明する。
【0067】1) 車両Sが課金エリアE内の第1の生
活道路LR以外から第1の生活道路LRに進入しようと
すると、カメラ501でナンバープレートを撮像する。
【0068】2) ナンバープレート認識処理器502
は、撮像したナンバープレート画像をナンバープレート
データとして認識し、制御装置504が通信インターフ
ェース505を介して、管理センタ100Aに送信す
る。
【0069】3) 管理センタ100Aのセンタコンピ
ュータ104は、登録済のナンバプレートデータ101
と照合し、登録車両であるか否かを判定する。その判定
の結果、登録車両である場合には、第1の生活道路LR
の利用者のナンバープレートデータ105と照合し、一
致すれば課金しない。または、これに代えて、低料金を
課金することができる。
【0070】4) 一方、カメラシステム500から受
信したナンバープレートデータが登録車両ではあるが、
第1の生活道路LRの利用者のナンバープレートデータ
105と照合した結果、不一致であれば、課金を行う。
上記3)において課金をした場合には、課金額は、その
額よりも高額とされる。
【0071】5) また一方、カメラシステム500か
ら受信したナンバープレートデータが非登録車両である
場合には、カメラシステム500は、罰金を請求する。
【0072】次に、車両Sが課金エリアE外から課金エ
リア内に進入するときに生活道路LRから進入する場合
について説明する。
【0073】1) 車両Sが課金エリアE外から課金エ
リア内に進入するときに生活道路LRから進入しようと
すると、カメラ401でナンバープレートを撮像する。
【0074】2) ナンバープレート認識処理器402
は、撮像したナンバープレート画像をナンバープレート
データとして認識し、制御装置404が通信インターフ
ェース405を介して、管理センタ100Aに送信す
る。
【0075】3) 管理センタ100Aのセンタコンピ
ュータ104は、登録済のナンバプレートデータ101
と照合し、登録車両であるか否かを判定する。その判定
の結果、登録車両である場合には、第1の生活道路LR
の利用者のナンバープレートデータ105と照合し、一
致すれば、課金を行う。その車両Sへの課金額は、その
道路課金システムの通常一般のケースにおいて課金エリ
アE内に進入するときに課せられる所定額と同一または
それよりも低額とする。
【0076】4) 一方、カメラシステム400から受
信したナンバープレートデータが登録車両ではあるが、
第1の生活道路LRの利用者のナンバープレートデータ
105と照合した結果、不一致であれば、その道路課金
システムの通常一般のケースよりも高額を課金する。
【0077】5) また一方、カメラシステム400か
ら受信したナンバープレートデータが非登録車両である
場合には、カメラシステム400は、罰金を請求する。
【0078】(第3の実施形態)次に、図5および図6
を参照して、第3実施形態について説明する。
【0079】第3実施形態では、同じ課金エリアE内で
も場所や時間によって課金額を変えることによって、渋
滞緩和を効果的に行うものである。
【0080】第3実施形態では、課金エリアEの境界部
(コードン線L)に、カメラシステム701〜703が
設置されるとともに、課金エリアEの内部にも、カメラ
システム704〜706が設置されている。これらのカ
メラシステム701〜706は、いずれもガントリに設
置されており、それぞれ管理センタ100Bと通信す
る。
【0081】カメラシステム701〜706の構成は同
一であるので、ここでは、カメラシステム701につい
て説明する。
【0082】カメラシステム701は、ナンバープレー
ト撮像カメラ601と、ナンバープレート認識処理器6
02と、制御装置603と、通信インターフェイス60
4と、表示器605とを備えている。
【0083】管理センタ100Bは、道路課金システム
用に登録されたナンバープレートデータ101と、銀行
口座番号102と、通信インタフェース103と、セン
タコンピュータ104とを有している。
【0084】従来は、課金額は、同一課金エリアEであ
れば同一額であったのに対し、第3実施形態では、同一
課金エリアE内であっても、その場所によって課金額が
異なるように設定されている。その課金額は、それぞれ
のカメラシステム701〜706の表示器605に表示
され、ドライバが視認できるようにされている。同一課
金エリアE内であっても、特に渋滞が起き易い場所の課
金額を高く設定することで、渋滞緩和を効果的に行うこ
とができる。
【0085】また従来は、課金エリアEの境界部のみに
カメラシステムを設置していたが、第3実施形態では、
課金エリアEの内部の特に渋滞が起き易い場所にも、カ
メラシステム704〜706を設置する。これにより、
課金エリアE内での局所的に発生する渋滞を効果的に緩
和することができる。
【0086】(第4の実施形態)次に、図7を参照し
て、第4実施形態について説明する。
【0087】第4実施形態では、第3実施形態と比べ
て、管理センタ100Bの構成が変更される。第4実施
形態では、カメラシステム701〜706が、図6と同
様に、課金エリアEの境界部および内部のそれぞれに配
置される。
【0088】管理センタ100Bは、道路課金システム
用に登録されたナンバープレートデータ101と、銀行
口座番号102と、通信インタフェース103と、セン
タコンピュータ104と、課金額決定部108とを有し
ている。
【0089】課金額決定部108は、カメラシステム7
01〜706のそれぞれを、通行する車両に対して課金
すべき額を個別に決定する。課金額決定部108によっ
て決定された各課金額を示すデータは、通信インターフ
ェース103を介して当該カメラシステム701〜70
6に送信される。各カメラシステム701〜706は、
受信した課金額を示すデータを表示器605に表示し、
通行する車両に対して課金額を通知する。
【0090】課金額決定部108による各カメラシステ
ム701〜706の課金額の決定方法について説明す
る。
【0091】1) 時間、月日または曜日によって課金
額を変える。時間、月日または曜日によって特に混雑し
た状況が予想される場合には、課金額を高くすることで
対応する。例えば、課金エリアEの或る場所においてイ
ベント(例えば花火大会など)が行われ、特に渋滞が予
想される時間には、その場所への車両の流入を抑えるべ
く、その場所への道路に設置されたカメラシステム70
1に、高額の課金額を設定する。
【0092】2) 時々刻々と変化する混雑度によって
課金額を変える。道路の交通量をリアルタイムで検出
し、交通量が多い場合には課金額を高く設定する。より
具体的には、各カメラシステム701〜706は、ナン
バープレート撮像カメラ601でナンバープレートを撮
像することにより、そのガントリを通過する車両台数を
検出可能である。制御装置603は、その車両台数を示
すデータを管理センタ100Bに送信する。課金額決定
部108は、その車両台数を示すデータに基づいて、そ
のカメラシステムに設定すべき課金額を決定する。
【0093】3) 課金エリアEの内部にその車両が滞
留していた時間に応じて、その車両に課すべき課金額を
変える。または、課金エリアEの内部全体ではなく、課
金エリアEの内部のうちの特定の局所的エリアに、その
車両が滞留していた時間に応じて、その車両に課すべき
課金額を変える。車両の滞留時間を検出するには、その
エリアに入ったことのみならず、そのエリアから出たこ
とを検出する必要があるため、道路の入口側にナンバー
プレート撮像カメラ701を設置するのみならず、道路
の出口側にもナンバープレート撮像カメラ701を設置
する必要がある。
【0094】(第5の実施形態)次に、図8および図9
を参照して、第5実施形態について説明する。
【0095】本実施形態は、ナンバープレート認識確認
用ガントリ800に関するものである。ナンバープレー
ト認識確認用ガントリ800は、道路課金システムにお
いて車両の通行を検知して課金を行うための一般のカメ
ラシステム(ガントリ)とは異なり、その課金を行うた
めの一般のカメラシステム(図11の符号G参照)にお
いて、ナンバープレートを撮像ができなかったりナンバ
ープレートデータとして認識できない場合を未然に回避
するために用いられる。
【0096】すなわち、ナンバープレートの位置、角度
により、ナンバープレートが撮影できなかったり、ナン
バープレートデータとして認識できない事態が発生しな
いように、ナンバープレート認識確認用ガントリ800
は、課金を行うための一般のカメラシステム(図11の
符号G参照)と同じ撮影条件(角度や視野)でナンバー
プレートを撮影するように構成される。
【0097】図9に示すように、ナンバープレート認識
確認用ガントリ800は、ナンバープレート認識カメラ
801と、ナンバープレート認識処理器802と、処理
装置803と、通信インタフェース804と、表示器8
05とを有している。
【0098】管理センタ900は、ナンバープレートデ
ータ901と、銀行口座番号902と、通信インターフ
ェース903と、センタコンピュタ904を備えてい
る。
【0099】次に、ナンバープレート認識確認用ガント
リ800の使用方法について説明する。ナンバープレー
ト認識確認用ガントリ800は、道路課金システムの運
用前に、各車両のナンバープレートの登録時に事前にナ
ンバープレートの認証確認を行うために用いられること
ができる。
【0100】1) ナンバープレートが課金を行うため
の一般のカメラシステムによる撮像に適しているか否か
が検出される車両Sが、ナンバープレート認識確認用ガ
ントリ800を通過する。
【0101】2)すると、ナンバープレート認識確認用
ガントリ800のカメラ801でその車両Sのナンバプ
レートが撮像される。
【0102】3)ナンバプレート画像は、ナンバプレー
ト認識処理器802でナンバプレートデータに加工さ
れ、制御装置803にてそのナンバープレートデータが
認証可能か否かが判定される。その判定結果が表示器8
05に表示される。
【0103】4)上記判定の結果が認証OKであれば、
そのナンバープレートデータは、その車両Sの課金時の
引き落とし用の銀行口座番号のデータとともに制御装置
803から通信インタフェース804を介して管理セン
タ900に送られる。
【0104】5)管理センタ900は、通信インタフェ
ース903を介してナンバプレートデータと銀行口座番
号のデータを受信すると、センタコンピュータ904
は、それらの受信データをそれぞれナンバプレートデー
タ901と銀行口座番号データ902として格納し、登
録が完了する。
【0105】6)上記判定の結果、認証がNGであれ
ば、その車両のナンバープレートの位置、角度を変え
て、再度、1)〜5)を行う。必要に応じて、ナンバー
プレートの付け替えを行う。7)上記判定の結果が認証
OKで登録済あれば、確認済シールなどを車両Sのナン
バープレートに貼る。その後、道路課金システムの運用
開始後は、車両の取締り等で、確認済シールが貼られて
いない車両に対しては、警告と罰金の請求を行うことが
できる。
【0106】本実施形態によれば、ナンバープレートの
位置、角度によりナンバープレートが撮像できない場合
やナンバープレートデータとして認識できない場合が無
くなり、事業の円滑運用が行われる。
【0107】なお、上記では、上記判定の結果が認証O
Kであれば、そのナンバープレートデータが、その車両
Sの課金時の引き落とし用の銀行口座番号のデータとと
もに制御装置803から管理センタ900に送られ、登
録が完了するとして説明した。これに代えて、認証OK
であれば、その場で認証OKの旨の証明書(シール形式
であることができる)が発行され、その後、その証明書
を添付して郵送等で登録が行われてもよい。
【0108】ナンバープレート認識確認用ガントリ80
0を用いてのナンバープレートの認証作業は、一旦登録
後であっても、車検時の必須項目として義務付けられる
ことができる。
【0109】
【発明の効果】本発明の道路課金システムによれば、道
路課金システムへの登録が促進される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の道路課金システムの第1実施
形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、本発明の道路課金システムの第1実施
形態の概要を説明するための図である。
【図3】図3は、本発明の道路課金システムの第2実施
形態の概要を説明するための図である。
【図4】図4は、本発明の道路課金システムの第2実施
形態の構成を示すブロック図である。
【図5】図5は、本発明の道路課金システムの第3実施
形態の構成を示すブロック図である。
【図6】図6は、本発明の道路課金システムの第3実施
形態の概要を説明するための図である。
【図7】図7は、本発明の道路課金システムの第4実施
形態の構成を示すブロック図である。
【図8】図8は、本発明の道路課金システムの第5実施
形態の概要を説明するための図である。
【図9】図9は、本発明の道路課金システムの第5実施
形態の構成を示すブロック図である。
【図10】図10は、道路課金システムの概要を説明す
るための図である。
【図11】図11は、従来の道路課金システムの構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
100 管理センタ 100A 管理センタ 100B 管理センタ 101 ナンバープレートデータ 102 銀行口座番号 102A 銀行口座番号 103 通信インターフェース 104 センタコンピュータ 105 第1の生活道路を利用する生活者の車両のナン
バープレートデータ 106 第2の生活道路を利用する生活者の車両のナン
バープレートデータ 108 課金額決定部 201 ナンバープレート撮像カメラ 202 ナンバープレート認識処理器 203 制御装置 204 通信インターフェース 300 カメラシステム 301 ナンバープレート撮像カメラ 302 ナンバープレート認識処理器 303 ゲートおよびゲート駆動装置 304 制御装置 305 通信インターフェース 400 カメラシステム 401 ナンバープレート撮像カメラ 402 ナンバープレート認識処理器 403 ゲートおよびゲート駆動装置 404 制御装置 405 通信インターフェース 500 カメラシステム 501 ナンバープレート撮像カメラ 502 ナンバープレート認識処理器 503 ゲートおよびゲート駆動装置 504 制御装置 505 通信インターフェース 601 ナンバープレート撮像カメラ 602 ナンバープレート認識処理器 603 制御装置 604 通信インターフェース 605 表示器 701 カメラシステム 702 カメラシステム 703 カメラシステム 704 カメラシステム 705 カメラシステム 706 カメラシステム 800 ナンバープレート認識確認用ガントリ 801 ナンバープレート撮像カメラ 802 ナンバープレート認識処理器 803 処理装置 804 通信インターフェース 805 表示器 900 管理センタ 901 ナンバープレートデータ 902 銀行口座番号 903 通信インタフェース 904 センタコンピュータ E 課金エリア G ガントリ L コードン線 LR 生活道路 S 車両 S1 ゲート開放許可信号
フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 AA16 BA11 CC03 CE09 CH01 CH12 CH14 DA11 5H180 AA01 BB01 CC04 DD10 EE10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路課金システムの課金エリア内の駐車
    場に対して進入する前または後の車両のナンバープレー
    トを撮像するカメラと、 前記道路課金システムに登録された車両のナンバープレ
    ートデータを格納し、前記格納されたナンバープレート
    データと、前記撮像されたナンバープレートを示す撮像
    ナンバープレートデータとを照合し、前記撮像されたナ
    ンバープレートの前記車両が前記道路課金システムに登
    録されているか否かを判定する管理センタとを備え、 前記判定の結果、前記車両が前記道路課金システムに登
    録されていないと判定された場合には、前記駐車場に対
    して進入する前または後の当該車両に対し、警告がなさ
    れる道路課金システム。
  2. 【請求項2】 道路課金システムの課金エリア内の駐車
    場に進入しようとする車両のナンバープレートを撮像す
    るカメラと、 前記車両の前記駐車場への進入路を開閉するゲートと、 前記道路課金システムに登録された車両のナンバープレ
    ートデータを格納し、前記格納されたナンバープレート
    データと、前記撮像されたナンバープレートを示す撮像
    ナンバープレートデータとを照合し、前記撮像されたナ
    ンバープレートの前記車両が前記道路課金システムに登
    録されているか否かを判定する管理センタとを備え、 前記判定の結果、前記車両が前記道路課金システムに登
    録されていると判定された場合には前記ゲートが開放さ
    れ、前記車両が前記道路課金システムに登録されていな
    いと判定された場合には当該車両に対し、警告がなされ
    る道路課金システム。
  3. 【請求項3】 道路課金システムの課金エリア内の居住
    地に隣接する生活道路以外から前記生活道路に対して進
    入する前または後の車両のナンバープレートを撮像する
    カメラと、 前記道路課金システムに登録され前記生活道路を利用す
    る生活者の車両のナンバープレートとして登録されたナ
    ンバープレートを示す生活者ナンバープレートデータを
    格納し、前記格納された生活者ナンバープレートデータ
    と、前記撮像されたナンバープレートを示す撮像ナンバ
    ープレートデータとを照合し、前記撮像されたナンバー
    プレートの前記車両が前記生活道路を利用する車両とし
    て登録されているか否かを判定する管理センタとを備
    え、 前記判定の結果、前記車両が前記生活道路を利用する車
    両として登録されていないと判定された場合には、前記
    生活道路に対して進入する前または後の当該車両に対
    し、警告または課金がなされる道路課金システム。
  4. 【請求項4】 道路課金システムの課金エリア外から前
    記課金エリア内の居住地に隣接する生活道路に対して進
    入する前または後の車両のナンバープレートを撮像する
    カメラと、 前記道路課金システムに登録され前記生活道路を利用す
    る生活者の車両のナンバープレートとして登録されたナ
    ンバープレートを示す生活者ナンバープレートデータを
    格納し、前記格納された生活者ナンバープレートデータ
    と、前記撮像されたナンバープレートを示す撮像ナンバ
    ープレートデータとを照合し、前記撮像されたナンバー
    プレートの前記車両が前記生活道路を利用する車両とし
    て登録されているか否かを判定する管理センタとを備
    え、 前記判定の結果、前記車両が前記生活道路を利用する車
    両として登録されていると判定された場合には、前記生
    活道路に対して進入する前または後の当該車両に対し、
    前記道路課金システムにおいて前記生活道路を利用する
    車両として登録されていない車両に対して課金される課
    金額よりも低額が課金される道路課金システム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の道路課金システムにおい
    て、 前記判定の結果、前記車両が前記生活道路を利用する車
    両として登録されていないと判定された場合には、前記
    生活道路に対して進入する前または後の当該車両に対
    し、警告、進入拒否、または、前記道路課金システムに
    おいて前記生活道路を利用する車両として登録されてい
    る車両に対して課金される課金額よりも高額の課金がな
    される道路課金システム。
  6. 【請求項6】 道路課金システムの課金エリア内の第1
    エリアに対して進入する前または後の車両のナンバープ
    レートを撮像する第1カメラと、 前記道路課金システムの前記課金エリア内の第2エリア
    に対して進入する前または後の車両のナンバープレート
    を撮像する第2カメラと、 前記道路課金システムに登録された車両のナンバープレ
    ートデータを格納し、前記格納されたナンバープレート
    データと、前記第1カメラによって撮像されたナンバー
    プレートを示す第1撮像ナンバープレートデータおよび
    前記第2カメラによって撮像されたナンバープレートを
    示す第2撮像ナンバープレートデータのそれぞれとを照
    合し、前記第1撮像ナンバープレートおよび前記第2撮
    像ナンバープレートのそれぞれの前記車両が前記道路課
    金システムに登録されているか否かを判定する管理セン
    タとを備え、 前記判定の結果、前記第1撮像ナンバープレートの車両
    が前記道路課金システムに登録されていると判定された
    場合に当該車両に課金される課金額と、前記第2撮像ナ
    ンバープレートの車両が前記道路課金システムに登録さ
    れていると判定された場合に当該車両に課金される課金
    額とは、異なるように設定されている道路課金システ
    ム。
  7. 【請求項7】 道路課金システムの課金エリアに対して
    進入する前または後の車両のナンバープレートを撮像す
    るカメラと、 前記道路課金システムに登録された車両のナンバープレ
    ートデータを格納し、前記格納されたナンバープレート
    データと、前記カメラによって撮像されたナンバープレ
    ートを示す撮像ナンバープレートデータとを照合し、前
    記撮像ナンバープレートの前記車両が前記道路課金シス
    テムに登録されているか否かを判定する管理センタとを
    備え、 前記判定の結果、前記撮像ナンバープレートの車両が前
    記道路課金システムに登録されていると判定された場合
    に当該車両に課金される課金額は、時間、または道路混
    雑度に応じて可変に設定される道路課金システム。
  8. 【請求項8】 道路課金システムにおいて課金のために
    車両のナンバープレートを撮像する課金用カメラと撮影
    条件が概ね同じになるように構成された認識確認用カメ
    ラと、 前記認識確認用カメラで撮像された車両のナンバープレ
    ートデータが課金時に認証可能か否かを確認する制御装
    置とを備え、 前記確認の結果が認証可能であるときに、当該車両の前
    記道路課金システムへの登録が許可される道路課金シス
    テム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009104654A (ja) * 2003-06-05 2009-05-14 Mitsubishi Electric Corp 無線通信システム、および路車間通信方法
JP2014071624A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Ohbayashi Corp 交通システム、及び、交通システムの改造方法

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