JP2003108928A - 卓上型カード処理装置 - Google Patents

卓上型カード処理装置

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JP2003108928A
JP2003108928A JP2001298426A JP2001298426A JP2003108928A JP 2003108928 A JP2003108928 A JP 2003108928A JP 2001298426 A JP2001298426 A JP 2001298426A JP 2001298426 A JP2001298426 A JP 2001298426A JP 2003108928 A JP2003108928 A JP 2003108928A
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pressing roller
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Yuzuru Inoue
譲 井上
Nobutaka Ishikawa
宣高 石川
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Nippon Signal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定した搬送力を得られる構造を提供するこ
とにより、データの読み取りや書き込みのエラーを低減
する。 【解決手段】 押さえローラ27,28,29,30,
31を保持する保持具として、複数の加圧バー25,2
6を設けたので、押さえローラ29がカードCの進入に
よって上昇しても、その上昇が押さえローラ28の位置
に影響せず、押さえローラ28が上昇しない。したがっ
て、押さえローラ28による安定した加圧力が得られ、
ひいては常に高い搬送力を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データを記憶する
カードを読み取り位置や書き込み位置に搬送する搬送機
能を備えた卓上型カード処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカード読取装置は、図5に示すよ
うに、カードCに直線方向の送り運動を与える駆動ロー
ラ61,62,63,64を備えており、駆動ローラ6
1,62,63,64には、歯付きベルトからなる駆動
ベルト65が巻き掛けられている。他方、複数の押さえ
ローラ66,67,68,69が、単一の保持具70に
それぞれ回転自在に保持されており、この保持具70が
バネ71により、駆動ローラ61,62,63,64に
対し対向方向に下向きに付勢されている。駆動ローラ6
1,62,63,64は図示しないモータの動力により
駆動され、これによりカードCに直線方向(図5中左右
方向)の送り運動が与えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、カードCの搬
送中においては、保持具70の姿勢が刻々変化し、カー
ドCが保持具70の一端にある押さえローラ(例えば押
さえローラ69)の下に進入して当該押さえローラがカ
ードCの厚みの分だけ上昇すると、他端にある押さえロ
ーラ(例えば押さえローラ66)を支点にして、中間に
ある押さえローラ67,68の保持点(軸心)も上昇す
ることになる。したがって、3個以上の押さえローラを
一体的に保持した従来の構造では、保持具70の寸法精
度によっては、両端にある押さえローラ66,69で十
分な保持圧力が得られても、中間にある押さえローラ6
7,68では十分な保持圧力が得られない場合が生じて
しまう。押さえローラや駆動ローラとカードCとの静摩
擦力は静摩擦係数と保持圧力との積で表されるから、保
持圧力の不足は搬送力の不足を生じさせる。
【0004】この搬送力の不足は、特に2個以上の摺動
式のヘッドを搬送方向に沿って直列に配置した構造のカ
ード読取装置において、大きな問題となる。例えば図5
の装置は、符号化された磁気データの読み取り・書き込
みのための磁気ヘッド75と、砂鉄などの磁性粉体を利
用した視覚情報カード(表面の透明の樹脂フィルムから
なる窓部と、裏面の磁性体層との間の平坦な空間に磁性
粉体を封入してなり、磁性体層の磁化のパターンに従っ
て吸着された磁性粉体のパターンを文字などの視覚情報
として認識できるもの)に、文字などの視覚情報を書き
込むために用いられる磁気ヘッド76とを用いており、
磁気ヘッド75,76のそれぞれにつき、これらに対向
するように付勢された押さえローラ85,86(図6参
照)が設けられている。しかし、このような構成におい
て、磁気ヘッド75による書き込み中にカードCの前縁
部が磁気ヘッド76の直上、とくに磁気ヘッド76と押
さえローラ86との間の狭窄部に到達すると、その際に
カードCに作用する反発力により搬送速度が急変し、磁
気ヘッド75による書き込みのエラーが生じるおそれが
あった。
【0005】このため従来の装置では、磁気ヘッド75
によるデータの読み書きは、常に磁気ヘッド76側から
磁気ヘッド75側への(つまり、図中右向きの)カード
Cの搬送中に行うこととしているが、磁気ヘッド75に
よるデータの読み取りと書き込みとを連続して行う場合
には、まずカードCを図中右向きに搬送してデータを読
み取り、カードCを一度左向きに搬送して元の位置に戻
し、次にカードCを再び右向きに搬送してデータを書き
込む、というように、データ処理を伴わず搬送のみを行
う無駄な行程が生じていた(図7におけるS2・S
5)。
【0006】そこで本発明の目的は、安定した搬送力を
得られる構造を提供することにより、データの読み取り
や書き込みのエラーを低減することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、カード
に直線方向の送り運動を与える駆動ローラを備えた卓上
型カード処理装置であって、前記駆動ローラに圧接すべ
き押さえローラを複数個保持し前記駆動ローラに対し対
向方向に付勢された保持具を、前記送り運動の方向に位
相を異にして複数個配置したことを特徴とする卓上型カ
ード処理装置である。
【0008】第1の本発明では、押さえローラを保持す
る保持具を、カードの送り運動の方向に位相を異にして
(つまり、カードの送り方向に関して押さえローラとカ
ードとの接点が異なる位置となるように)複数個配置し
たので、互いに別個の保持具に保持され互いに隣接する
2個の押さえローラのうち一方がカードの進入によって
上昇しても、その上昇が他方の押さえローラの位置に影
響せず、当該他方の押さえローラは上昇しない。したが
って第1の本発明では、当該他方の押さえローラによる
安定した加圧力が得られ、ひいては搬送力を安定させる
ことができる。
【0009】第2の本発明は、第1の本発明の卓上型カ
ード処理装置であって、前記複数の保持具のうち少なく
とも一の保持具が、2個の前記押さえローラを保持して
いることを特徴とする卓上型カード処理装置である。
【0010】第2の本発明では、少なくとも一の保持具
が2個の押さえローラを保持していることとしたので、
当該一の保持具においては、他の押さえローラへのカー
ドの進入により上昇してしまうような押さえローラが存
在しないこととなり、安定した搬送力を得ることができ
る。
【0011】第3の本発明は、カードに直線方向の送り
運動を与える駆動ローラを備えた卓上型カード処理装置
であって、前記駆動ローラに対し対向方向に付勢された
押さえローラと、前記押さえローラを駆動すべき駆動源
と、を備えたことを特徴とする卓上型カード処理装置で
ある。
【0012】第3の本発明では、押さえローラを駆動す
べき駆動源を備えたので、駆動ローラと押さえローラと
の両者により搬送が行われ、これにより、駆動ローラの
みに駆動力を与え押さえローラは従動させるにすぎない
従来の構成に比して、大きな搬送力を得ることができ
る。なお第3の本発明の構成を第1の本発明の構成と組
み合わせて用いることにより、下手側となる押さえロー
ラがカードを巻き込む際の衝撃を抑制でき好適である。
【0013】第4の本発明は、第3の本発明の卓上型カ
ード処理装置であって、単一の前記駆動源が、前記駆動
ローラと前記押さえローラの両者をそれらの軸側から駆
動することを特徴とする卓上型カード処理装置である。
【0014】第4の本発明では、駆動ローラを駆動する
駆動源が、駆動ローラと押さえローラの両者をそれらの
軸側から駆動することとしたので、単一の駆動源により
装置全体を駆動できる。
【0015】第5の本発明は、第4の本発明の卓上型カ
ード処理装置であって、前記押さえローラの回転軸が、
当該押さえローラが対向すべき駆動ローラの回転軸と歯
車により結合されることを特徴とする卓上型カード処理
装置である。
【0016】第5の本発明では、押さえローラの回転軸
が、当該押さえローラが対向すべき駆動ローラの回転軸
と歯車により結合されることとしたので、簡易な手段に
よりこれら押さえローラと駆動ローラとの回転速度比を
設定できる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態につい
て、以下に図面を参照しながら説明する。図1におい
て、本発明の実施形態に係る卓上型カード処理装置の機
構ユニット1は、本体ユニット2、および本体ユニット
2に対して開閉自在に軸支された加圧ユニット3を含ん
で構成されている。
【0018】本体ユニット2の入力軸5に固定されたプ
ーリ6(図2参照)と、図示しないモータに設けられた
駆動プーリとの間に、歯付きベルトである伝動ベルト7
が巻き掛けられている。本体ユニット2には、いずれも
歯付きベルト用である大径の駆動ローラ8,9および小
径の駆動ローラ10,11,12が回転自在に軸支さ
れ、これら駆動ローラ8,9,10,11,12には、
歯付きベルトである駆動ベルト13が巻き掛けられてい
る。
【0019】本体ユニット2の上面には、カードCに対
する磁気情報の読み取り・書き込みのための磁気ヘッド
15,16,17が設置されている。磁気ヘッド15
は、符号化された磁気データの読み取りおよび書き込み
に用いられる。磁気ヘッド16は、砂鉄などの磁性粉体
を利用した視覚情報カード(表面の透明の樹脂フィルム
からなる窓部と、裏面の磁性体層との間の平坦な空間に
磁性粉体を封入してなり、磁性体層の磁化のパターンに
従って吸着された磁性粉体のパターンを文字などの視覚
情報として認識できるもの)に、文字などの視覚情報を
書き込むために用いられる。磁気ヘッド17は、視覚情
報に係るデータの消去と、符号化された所定のセキュリ
ティデータの読み取り・書き込みに用いられる。
【0020】図1に示されるように、加圧ユニット3に
は、押さえローラ27,28,29,30,31を保持
する保持具としての加圧バー25,26が設けられてい
る。この加圧バー25,26はいずれも樹脂により形成
されており、加圧バー25には駆動ローラ8,10にそ
れぞれ対向すべき押さえローラ27,28が、また加圧
バー26には、駆動ローラ9,11,12にそれぞれ対
向すべき押さえローラ29,30,31が、それぞれ回
転自在に保持されている。加圧バー25に固定されてい
る押さえローラ27,28には、押さえローラ27,2
8の外径より小径のプーリ35(図3参照)がそれぞれ
固定されている。これらプーリ35には歯付きベルト3
6が巻き掛けられ、これにより押さえローラ28の回転
が押さえローラ27に伝達される。
【0021】加圧バー25,26は、駆動ローラ8ない
し12によるカードCの送り方向に沿って整列した位置
に設けられている。加圧バー25,26の底面に設けら
れた孔を通じて、ネジ32が加圧ユニットのケーシング
33にネジ留めされており、ネジ32の頭部と加圧バー
25,26との間にはコイルバネ34が介装され、これ
により加圧バー25,26が、互いに別個に加圧ユニッ
ト3に対し相対的に上昇可能とされ、かついずれも下向
きに常時付勢されている。
【0022】図3に示されるように、駆動ローラ10に
固定された軸41には、ギヤ42が固定されている。他
方、加圧ローラ28に固定された軸43にはギヤ44が
固定されている。加圧ユニット3を本体ユニット2の上
方にセットした場合に、ギヤ42とギヤ44とが動力伝
達可能に噛み合う。ギヤ42,44の歯数が互いに等し
く、かつ加圧ローラ28と駆動ローラ10とが互いに等
しい外径をもつため、駆動ベルト13の走行と加圧ロー
ラ27,28の外周面の運動とは、互いに逆方向かつ等
速度となる。
【0023】加圧ユニット3は、適宜のヒンジ手段によ
り本体ユニット2に対して開閉自在に軸支され、かつ閉
じた状態においては、適宜のラッチ手段により、加圧ユ
ニット3を本体ユニット2の上面に対向する図3のとお
りの姿勢に保持できるように構成されている。加圧ユニ
ット3が閉じた状態で形成されるスリット50を挟む上
下には、カードを検出するための光センサ51が設けら
れている。
【0024】なお、加圧ユニット3の下面において、磁
気ヘッド15,16,17に対向する位置には、それぞ
れ磁気ヘッド15,16,17に向けて常時付勢された
押さえローラ(図示せず)が設けられている。
【0025】以上の構成において、モータの動力は、伝
動ベルト7を経由して駆動ベルト13に伝達され、これ
により、スリット50に差し込まれたカードCに、送り
運動が与えられる。搬送されたカードCには、磁気ヘッ
ド15,16,17により所定の磁気情報の読み取り・
書き込みが行われる。
【0026】ここで本実施形態では、押さえローラ2
7,28,29,30,31を保持する保持具としての
加圧バー25,26を、カードCの送り運動の方向に位
相を異にして複数個配置したので、加圧バー25,26
間の境界を挟んで互いに隣接する2個の押さえローラ2
8,29のうち一方(例えば押さえローラ29)がカー
ドCの進入によって上昇しても、その上昇が他方の押さ
えローラ(例えば押さえローラ28)の位置に影響せ
ず、当該他方の押さえローラ(例えば押さえローラ2
8)は上昇しない。したがって本実施形態では、当該他
方の押さえローラ(例えば押さえローラ28)による安
定した加圧力が得られ、ひいては常に高い搬送力を得る
ことができる。
【0027】このように常に高い搬送力を得ることがで
きるため、本実施形態の構成は、特に2以上の摺動式の
ヘッドを搬送方向に関して位相を異にして配置した構造
のカード読取装置において特に好適である。すなわち、
本実施形態では常に高い搬送力を得ることができるた
め、例えばカードCを磁気ヘッド15から磁気ヘッド1
6に向かう方向(つまり、図1・図2における左向き)
に搬送する場合であっても、カードCの前縁部が磁気ヘ
ッド16に触れる際の反発力による搬送速度の急変を抑
制でき、これにより、磁気ヘッド15による書き込みの
エラーのおそれを低減できる。
【0028】このため本実施形態の装置では、磁気ヘッ
ド15によるデータの読み書きは、常に磁気ヘッド16
側から磁気ヘッド15側へ(つまり、図1・図2におけ
る右向き)のカードCの搬送中に行うこととする必要は
なく、磁気ヘッド15によるデータの読み取りと書き込
みを連続して行う場合には、まずカードCを図中右向き
に搬送しながらデータを読み取り、次にカードを左向き
に搬送しながらデータを書き込む、という連続的な運転
が可能であって、上記従来例におけるような、データ処
理を伴わず搬送のみを行う無駄な行程を解消することが
できる。
【0029】例えば上記従来例の装置においては、図7
に示すように、左向きの搬送中における符号化データの
読み書きを避けるために、カードの挿入後、符号化デー
タの読み取り(S1)と書き込み(S3)との間に無駄
な送り動作(S2)を行い、また符号化データのベリフ
ァイ(S4)と文字情報書き込み・カードの排出(S
6)との間にも無駄な送り動作(S5)を行っており、
全行程でカードが装置内を3往復していた。これに対
し、本実施形態の装置では、カードCを左向きに搬送し
ながらデータの読み書きができるため、図4に示すよう
に、符号化データの読み取り(S11)、同書き込み
(S12)、同ベリファイ(S13)、文字情報書き込
み・カードの排出(S13)を連続的に行うことで、全
行程でカードCが装置内を2往復すれば足り、処理時間
を大幅に低減できる。
【0030】また、本実施形態では、加圧バー25が2
個の押さえローラ27,28を保持していることとした
ので、この加圧バー25においては、他の押さえローラ
へのカードの進入により上昇してしまうような押さえロ
ーラが存在しないこととなり、安定した搬送力を得るこ
とができる。なお、本発明では少なくとも一個の加圧バ
ー(ないし保持具)が2個の押さえローラを備えること
とすれば、その範囲で同様の効果を得ることができるも
のであって、全ての加圧バー(ないし保持具)が2個の
押さえローラを備えていることは必須でない。
【0031】また、本実施形態では、押さえローラ2
7,28に対しモータによる駆動力を付与することとし
たので、駆動ローラ8,10と押さえローラ27,28
との両者により搬送が行われ、これにより、駆動ローラ
8,10のみに駆動力を与え押さえローラは従動させる
にすぎない従来の構成に比して、大きな搬送力を得るこ
とができる。なお、この押さえローラ27、28に対す
る駆動力の付与により、搬送方向下手側となる押さえロ
ーラがカードCを巻き込む際の衝撃を抑制でき好適であ
る。
【0032】また本実施形態では、駆動ローラ8,9,
10,11,12を駆動する駆動源としてのモータが、
駆動ローラ8,9,10,11,12と押さえローラ2
7,28との両者をそれらの軸側から駆動することとし
たので、単一の駆動源により装置全体を駆動できる。
【0033】また本実施形態では、押さえローラ28の
回転軸43が、当該押さえローラ28が対向すべき駆動
ローラ10の回転軸41と歯車42,44により結合さ
れることとしたので、簡易な手段によってこれら押さえ
ローラ28と駆動ローラ10との回転速度を互いに同期
させることができる。なお、本実施形態では押さえロー
ラ28と駆動ローラ10とが等しい周速度となるように
構成したが、両者は異なる周速度とすることもでき、こ
の回転速度比の設定は歯車42、44の歯数や押さえロ
ーラ28・駆動ローラ10の半径を調整することで容易
に実現できる。
【0034】なお、本実施形態では、2以上の摺動式の
ヘッドを搬送方向に関して位相を異にして配置した構造
のカード読取装置に本発明を適用した例について説明し
たが、本発明は単一の処理ヘッドのみを備えたカード処
理装置に適用することも可能であり、また処理ヘッドは
摺動式でなくてもよい。また処理ヘッドは磁気式に限ら
ず他の方式のもの、例えばレーザヘッドや穿孔ヘッドと
してもよい。
【0035】また、本実施形態では、駆動ローラ8,
9,10,11,12と押さえローラ27,28との両
者を共通の駆動源である単一のモータにより駆動するこ
ととしたが、駆動ローラの駆動源は押さえローラの駆動
源とは別個に設けてもよい。また、本実施形態では、駆
動ローラ10の搬送力を押さえローラ28に伝達するた
めに歯車42,44を利用することとしたが、この動力
伝達手段は他の手段、例えば歯付きベルトによってもよ
く、かかる構成も本発明の範疇に属するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の卓上型カード処理装置に
おける機構ユニットを概略的に示す正面図である。
【図2】 機構ユニットの平面図である。
【図3】 機構ユニットのA−A線断面図である。
【図4】 実施形態の動作例を示す説明図である。
【図5】 本発明による改良前の機構ユニットを概略的
に示す正面図である。
【図6】 改良前の機構ユニットにおけるエラー発生の
様子を示す説明図である。
【図7】 改良前の機構ユニットにおける動作例を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 機構ユニット、2 本体ユニット、3 加圧ユニッ
ト、5 入力軸、8,9,10,11,12,61,6
2,63,64 駆動ローラ、13,65 駆動ベル
ト、15,16,17,75,76 磁気ヘッド、2
5,26 加圧バー、27,28,29,30,31,
66,67,68,69 押さえローラ、34 コイル
バネ、36 歯付きベルト、42,44 ギヤ、C カ
ード。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードに直線方向の送り運動を与える駆
    動ローラを備えた卓上型カード処理装置であって、 前記駆動ローラに圧接すべき押さえローラを複数個保持
    し前記駆動ローラに対し対向方向に付勢された保持具
    を、前記送り運動の方向に位相を異にして複数個配置し
    たことを特徴とする卓上型カード処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の卓上型カード処理装置
    であって、 前記複数の保持具のうち少なくとも一の保持具が、2個
    の前記押さえローラを保持していることを特徴とする卓
    上型カード処理装置。
  3. 【請求項3】 カードに直線方向の送り運動を与える駆
    動ローラを備えた卓上型カード処理装置であって、 前記駆動ローラに対し対向方向に付勢された押さえロー
    ラと、 前記押さえローラを駆動すべき駆動源と、 を備えたことを特徴とする卓上型カード処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の卓上型カード処理装置
    であって、 単一の前記駆動源が、前記駆動ローラと前記押さえロー
    ラの両者をそれらの軸側から駆動することを特徴とする
    卓上型カード処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の卓上型カード処理装置
    であって、 前記押さえローラの回転軸が、当該押さえローラが対向
    すべき駆動ローラの回転軸と歯車により結合されること
    を特徴とする卓上型カード処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007233897A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Nippon Signal Co Ltd:The カード処理装置
JP2009151762A (ja) * 2007-12-20 2009-07-09 Ncr Corp カード・リーダ装置及び現金自動預け払い機

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