JP2003108646A - 建替投資判断システム - Google Patents

建替投資判断システム

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JP2003108646A
JP2003108646A JP2001304325A JP2001304325A JP2003108646A JP 2003108646 A JP2003108646 A JP 2003108646A JP 2001304325 A JP2001304325 A JP 2001304325A JP 2001304325 A JP2001304325 A JP 2001304325A JP 2003108646 A JP2003108646 A JP 2003108646A
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JP
Japan
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building
rebuilding
calculated
income
investment
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Pending
Application number
JP2001304325A
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English (en)
Inventor
Yusuke Imai
祐輔 今井
Susumu Washio
進 鷲尾
Keiichi Ushikubo
敬一 牛久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SOGO JUTAKU KK
Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
SOGO JUTAKU KK
Takenaka Komuten Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易かつ速やかに建替え又は継続利用に関す
る判断を支援する情報を提供することが可能な建替投資
判断システムを提供する。 【解決手段】 既存建物の健全性を示す要健全化指数を
算出し(ステップ200)、既存建物を継続利用する場
合の検討年数分の収支を過去の実績に基づいてモデル化
されたテーブルデータを用いて算出する(ステップ20
2)。既存建物の検討期間における各年度のCFを算出
し、これらの合計である既存建物ΣCFを算出し、内部
利益率を算出する(ステップ204)。既存建物を建替
える場合の収支を算出する(ステップ206)。建替建
物の検討期間における各年度のCFを算出し、これらの
合計である建替建物ΣCFを算出し、内部利益率を算出
する(ステップ208)。物件規模係数を算出し(ステ
ップ210)、収益力指数を算出し(ステップ21
2)、総合評価算定指数を算出する(ステップ21
4)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建替投資判断シス
テムに係り、特に、賃貸住宅等の既存施設の建替え又は
継続利用の判断を支援する建替投資判断システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】賃貸住宅等の所有者や事業主は、所有物
件を他人に貸し、その賃料により収入を得るが、建物の
老朽化等により修繕費用等の様々な経費も必要となるた
め、収支の面から建替えすべきか継続利用すべきか、ま
た建替える場合には、建替え時期はいつ頃にすればよい
か等について検討する必要がある。
【0003】従来では、建替え建設費の算出や、建替え
た場合及び継続利用の場合の賃料収支の予測や比較、建
替え難易度等の判断はそれぞれ個別に行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の検討にはそれぞれの専門的知識が必要になり、総合的
な判断に高度の経験と知識が必要となる。また、検討に
は建替計画図に基づく見積、賃料予測、周辺相場、立退
き、近隣対策費などの検討要件の整理及び各々の要件に
対する細かな設定や算定が必要となり、非常に検討に時
間がかかる。
【0005】本発明は、上記問題を解決すべく成された
ものであり、簡易かつ速やかに建替え又は継続利用に関
する判断を支援する情報を提供することが可能な建替投
資判断システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、建替投資判断対象の建物の
収支に関連する収支関連データを入力するための入力手
段と、予め定めた期間における類似した複数の建物の過
去の収支実績に基づいて建築経年に対する基準収支デー
タを記憶した記憶手段と、前記入力手段で入力された前
記収支関連データ及び前記基準収支データに基づいて、
前記建替投資判断対象の建物の建替収支と継続収支との
比率を表す収益性を算出する算出手段と、を備えたこと
を特徴とする。
【0007】入力手段は、建替投資判断対象の建物の収
支に関連する収支関連データを入力するためのものであ
り、収支関連データは、例えば収入に関するデータ及び
支出に関するデータがある。収入に関するデータには、
例えば建物の規模に関するデータや家賃、駐車台数等の
データがある。支出に関するデータには、公租公課、損
害保険料等のデータがある。
【0008】記憶手段には、予め定めた期間における類
似した複数の建物の過去の収支実績に基づいて建築経年
に対する基準収支データが記憶されている。例えば、基
準収支データは、建物の経過年数と修繕更新費との対応
関係を示す修繕更新費テーブルデータ、建物の工事グレ
ードと建設費との対応関係を示す建替建設費テーブルデ
ータ、建物のグレードと空室整備費との対応関係を示す
空室整備費テーブルデータ、立退料に関するデータ、近
隣対策費に関するデータ等を含むことができる。建物の
支出には、建物の質を維持するための修繕更新費や、建
替える場合の建設費、空室がある場合の空室整備費、建
替える場合の立退料や近隣対策費等が含まれる。これら
は、過去の実績に基づいてモデル化されたデータとして
記憶手段に記憶される。
【0009】算出手段は、入力手段で入力された収支関
連データ及び基準収支データに基づいて、建替投資判断
対象の建物の建替収支と継続収支との比率を表す収益性
を算出する。このとき、基準収支データとして、過去の
実績に基づいてモデル化されたデータを使用するため、
簡易かつ初期の費用算定比較に足る程度の正確さをもっ
て収益性を算出することができる。
【0010】算出手段は、例えば請求項2に記載したよ
うに、前記収支関連データ及び前記基準収支データに基
づいて、前記建替投資判断対象の建物を継続利用する場
合の予め定めた検討期間における第1のキャッシュフロ
ーと、前記建替投資判断対象の建物を建替える場合の前
記検討期間における第2のキャッシュフローと、を算出
するキャッシュフロー算出手段と、前記第1のキャッシ
ュフローに対する第1の内部利益率と、前記第2のキャ
ッシュフローに対する第2の内部利益率と、を算出する
内部利益率算出手段と、前記第1のキャッシュフロー、
前記第2のキャッシュフロー、前記第1の内部利益率、
及び前記第2の内部利益率に基づいて収益性を示す収益
力指数を算出する収益力指数算出手段と、で構成するこ
とができる。
【0011】キャッシュフロー算出手段は、前記収支関
連データ及び前記基準収支データに基づいて、前記建替
投資判断対象の建物を継続利用する場合の予め定めた検
討期間における第1のキャッシュフローを算出する。す
なわち、収支関連データ及び基準収支データに基づいて
建替投資判断対象の建物を継続利用する場合の各年の収
入及び支出をそれぞれ算出し、これから利益、すなわち
キャッシュフローを算出する。同様に、キャッシュフロ
ー算出手段は、建替投資判断対象の建物を建替える場合
の検討期間における第2のキャッシュフローを算出す
る。
【0012】内部利益率算出手段は、第1のキャッシュ
フローに対する第1の内部利益率と、第2のキャッシュ
フローに対する第2の内部利益率と、を算出する。
【0013】そして、収益力指数算出手段は、第1のキ
ャッシュフロー、第2のキャッシュフロー、第1の内部
利益率、及び第2の内部利益率に基づいて収益性を示す
収益力指数を算出する。具体的には、検討期間における
第1のキャッシュフローの合計値と検討期間における第
2のキャッシュフローの合計値との比率と、第1の内部
利益率と第2の内部利益率との比率とを乗算した値を収
益力指数とする。この収益力指数により、建替えた場合
と継続利用した場合との収益力の比率を把握することが
できる。
【0014】請求項3に記載した発明は、前記入力手段
により入力された前記建替投資判断対象の建物の耐震性
に関する耐震性データに基づいて前記建替投資判断対象
の建物の健全性を示す要健全化指数を算出する要健全化
指数算出手段と、前記要健全性指数と前記収益力指数と
に基づいて建替えの必要性を示す総合評価算定指数を算
出する総合評価算定指数算出手段と、を建替・継続利用
の判断指数の算出の為に備えている。
【0015】要健全化指数算出手段は、入力手段により
入力された建替投資判断対象の建物の耐震性に関する耐
震性データに基づいて建替投資判断対象の建物の健全性
を示す要健全化指数を算出する。要健全性は、例えば耐
震性データや築年数等により算出される。
【0016】総合評価算定指数算出手段は、要健全性指
数と収益力指数とに基づいて建替えの必要性を示す総合
評価算定指数を算出する。すなわち、総合評価算定指数
は、建物の健全性及び収益性の両方が考慮されており、
これにより、より総合的に建替投資判断を行うことが可
能となる。
【0017】また、建替投資判断対象の建物の規模によ
り収益性が同じであっても収益額が異なる為、収益性に
加えて各建物の規模で総合評価を補正した修正後の総合
評価算定指数を算定するようにしてもよい。具体的に
は、建物を建替える場合のキャッシュフローの合計額と
他の多数の建替建物について各々算出したキャッシュフ
ローの合計額の平均値との比率を求め、この係数により
総合評価算定指数を修正し、精度を高めることができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0019】図1には、本発明に係る建替投資判断シス
テムが搭載されたコンピュータ装置10が示されてい
る。コンピュータ装置10は、CPU12、ROM1
4、RAM16、入出力ポート(I/O)18を備え、
これらはアドレスバス、データバス、制御バス等のバス
20を介して互いに接続されている。
【0020】入出力ポート18には、各種の入出力機器
として、ポインティング・デバイスであるマウス22、
キーボード24、CRTやLCDから成るディスプレイ
26、記憶媒体に対してデータやコマンドの読み出し及
び書き出しの少なくとも一方を行う記録装置(R/W)
28、後述する各種データやデータベースを記憶するハ
ードディスク装置等の記憶装置30が各々接続されてい
る。
【0021】記憶装置30には、後述する処理ルーチン
等の処理プログラムを記憶したファイル32、及び各種
データを格納した基準収支データとしてのテーブルデー
タ34(後述)が格納されている。
【0022】上記記録装置28には、記録媒体としての
フレキシブルディスクが挿抜可能なフレキシブルディス
クユニット(FDU)がある。なお、後述する処理ルー
チン等は、FDUを用いてフレキシブルディスクに対し
て読み書き可能である。従って、後述する処理ルーチン
は、ROM14に記憶することなく、予めフレキシブル
ディスクに記録しておき、FDUを介してフレキシブル
ディスクに記録された処理プログラムを実行してもよ
い。
【0023】本実施の形態では、コンピュータ装置10
に装備したハードディスク装置等の大容量記憶装置30
に、フレキシブルディスク等の記憶媒体に記録された処
理プログラムを格納(インストール)して該当する処理
を実行する。なお、記録媒体としては、CD−ROM,
MD,MO,DVD等があり、これらを用いるときに
は、上記FDUに代えてまたはさらにCD−ROM装
置、MD装置、MO装置、DVD装置、DAT装置等を
用いればよい。
【0024】図2には、建替投資判断システムを機能的
なブロック図で示した。図2に示すように、建替投資判
断システムは、入力部36、テーブルデータ34、算出
部38、及び出力部39で構成されており、算出部38
は、キャッシュフロー(CF)・内部利益率(IRR)
算出部38A、修繕更新費算出部38B、総収入推移算
出部38C、建設費算出部38Dで構成される。
【0025】テーブルデータ34は、図3に示すよう
に、建築物価係数テーブル34A、空室整備費テーブル
34B、修繕更新費テーブル34C、建設費テーブル3
4D、立退料テーブル34E、近隣対策費テーブル34
Fを含んで構成されている。
【0026】各部は、入力部36により入力されたデー
タやテーブルデータ34に基づいて後述する各種の演算
を行い、結果を例えばディスプレイ26に表示する。
【0027】図4〜7には、入力データを入力したり、
算出結果を出力する画面40〜43をそれぞれ示した。
【0028】図4に示す画面40は、建物を建替えすべ
きか否かの判断にあたって必要な判定条件を入力した
り、各種算出結果を表示するための画面である。
【0029】画面40は、建替えの検討を行う年を入力
するための入力欄44が設けられており、画面40の左
側には、建物名称、建替検討対象建物、すなわち既存建
物の竣工年度、既存建物に対する耐震診断結果に基づく
耐震性能値を示すIs値、既存建物の現在の収入単価、
建替えた場合の建替建物の期待賃料、検討年数、既存建
物を継続利用する場合のキャップレート、既存建物を建
替える場合のキャップレートの各々を入力するための入
力欄45〜52を備えている。
【0030】なお、築年数(検討年−竣工年)が60年
以上の建物は、正確な算定ができない場合があるため、
築年数が60年以上となる場合には、警告メッセージを
表示するようにしてもよい。
【0031】現収入単価は、家賃、駐車場料金、管理費
などの収入額をすべて合算して、月当たりの坪単価に換
算した数値を入力(設定)する。また、入居率、駐車場
契約率が含まれた計算値であり、坪当たり賃貸単価とは
異なる。
【0032】検討期間での収支累計を算出する際には、
検討期間の最終年度に施設売却を仮定する。キャップレ
ートは、その売却価格(=売却年度収支額/キャップレ
ート)の計算に使用するためのものであり、このキャッ
プレートを既存(継続利用)、建替えの各ケースについ
て入力する。
【0033】また、画面40の右側には、既存建物IR
R、すなわち既存建物を継続利用した場合のIRR、建
替建物IRR、すなわち既存建物を建替えた場合のIR
R、資本コスト分岐点、既存建物を継続利用した場合の
キャッシュフロー(CF)合計値である既存建物ΣC
F、既存建物を建替えた場合のキャッシュフロー合計値
である建替建物ΣCF、収益力指数、要健全化指数、総
合評価算定指数を各々表示するための出力欄53〜60
が設けられている。
【0034】ここで、IRR(Internal Ra
te of Return)とは、内部利益率のことで
あり、一定の期間ごとに発生する支払と収益からなる投
資効率を表す利率のことである。IRRは、NPV(N
et Present Value:正味現在価値)と
関連し、NPVが‘0’のときの割引率である。この内
部利益率が大きいほど投資が有利であるといえる。ま
た、キャッシュフローとは、収入から支出を差し引いた
ものである。既存建物ΣCF及び建替建物ΣCFは、各
年度のキャッシュフローに対して現在価値変換などを施
さない単純合計値である。また、収益力指数は、次式で
表される。
【0035】 収益力指数=(建替建物ΣCF/既存建物ΣCF)×(建替建物IRR/既存 建物IRR) …(1) この収益力指数が高い場合には、建替えた方がよいこと
を示す。また、要健全化指数は、次式で表される。
【0036】 要健全化指数={築年数/(60−築年数)}+0.6/最低Is値 …(2) この要健全化指数が高い場合は、建替えた方が良いこと
を示す。また、総合評価算定指数は次式で示される。
【0037】 総合評価算定指数=要健全化指数×(物件規模係数+収益力指数) …(3) ここで、物件規模係数は、次式で表される。
【0038】 物件規模係数=建替ΣCF/平均建替ΣCF …(4) ここで、平均建替ΣCFは、他の多数の建替建物につい
て算出した建替ΣCFの平均値である。これにより、物
件規模係数は、平均的な建替建物に対する規模を表して
いるといえる。
【0039】総合評価算定係数が高い場合は、建替えた
方が良いことを示す。また、画面40の右側には、収益
力指数をX軸(0〜5)に、要健全化指数をY軸(0〜
3)に表示したグラフ61が表示される。
【0040】図5に示す画面41は、既存建物に関する
データを入力したり、各種算出結果を表示するための画
面である。
【0041】画面41の左側には、既存建物の基本情報
に関するデータ、既存建物の収入に関するデータ、既存
建物の支出に関するデータの入力欄が設けられている。
【0042】基本情報に関するデータの入力欄には、既
存建物の現在のグレード、既存建物の敷地面積、既存建
物の竣工時の建設費、既存建物の地上階数、地下階数、
延床面積、専有面積、駐車台数、住戸数、平均的住戸面
積の各々を入力するための入力欄62〜71が設けられ
ている。
【0043】なお、グレードには、例えばファミリータ
イプ、上級タイプ、特別上級タイプ等がある。
【0044】既存建物の収入に関するデータの入力欄に
は、既存建物の収入を一括入力するための入力欄72、
既存建物の老朽化による総収入低減率を入力するための
入力欄73が設けられている。
【0045】なお、既存建物の収入を一括入力するため
の入力欄72には、別途収入を算出した場合にその収入
の額を入力するためのものであり、空白にした場合に
は、画面40で入力された現収入単価から収入額が算出
される。
【0046】老朽化による総収入低減率を入力するため
の入力欄73には、老朽化等に伴う入居率低下、設定家
賃減額により、現収入単価に比して総収入がどのように
低減(複利)するかを選択設定する。「自動」を選択し
た場合には、例えば既存建物の経過年数(築年数)30
年以上で年1%、経過年数35年以上で年2%の低減率
が採用される。また、例えば0〜3%などの数値を選択
した場合には、経過年数に関係なく定率となる。
【0047】既存建物の支出に関するデータの入力欄に
は、既存建物の支出を一括入力するための入力欄74、
既存建物の管理費、人件費、損害保険料、建物公租公
課、土地公租公課を入力するための入力欄75〜79、
初期投資額を一括入力するための入力欄80、耐震対策
費、その他改修予定費を入力するための入力欄81、8
2が設けられている。
【0048】なお、既存建物の支出を一括入力するため
の入力欄74には、別途支出を算出した場合にその支出
の額を入力するためのものであり、空白にした場合に
は、入力欄75〜79に入力された管理費、人件費、損
害保険料、建物公租公課、土地公租公課の合計額が算出
される。
【0049】初期投資額を一括入力するための入力欄8
0には、大規模改修工事計画などにより別途算出した場
合にその額を指定する。空白時には、耐震対策費、その
他改修予定費の合計額が算出される。
【0050】画面41の右側には、既存建物の経過年
数、検討期間の最終経過年数、現在価格、坪単価、地上
解体費、地下解体費、解体費合計、現時点での年間収入
合計、年間支出合計、経費合計、空室整備係数、空室整
備費、損害保険料、土地建物公租公課、初期投資相当
額、修繕更新費期間累計額、耐震等の大規模改修費の各
々を出力するための出力欄83〜99が設けられてい
る。また、総収入低減予想グラフ100が表示される。
【0051】現在価格を表示するための出力欄85に
は、建築物価係数テーブル34Aから現在の価値に換算
した価格が表示される。
【0052】年間収入合計を表示するためのの出力欄9
0には、入力欄48、67に入力された現収入単価、延
床面積から次式により算出された年間収入合計額が表示
される。
【0053】 年間収入合計=現収入単価×延床坪数×12 …(5) 経費合計額を表示するための出力欄92には、入力欄7
5、76に入力された管理費及び人件費の合計額が表示
される。空室整備費係数を表示するための出力欄93に
は、入力欄62に入力されたグレードに対応する係数が
表示される。損害保険料を表示するための出力欄95に
は、入力欄77に入力された額がそのまま表示される。
土地建物公租公課の額を表示するための出力欄96に
は、入力欄78、79に入力された土地公租公課及び建
物公租公課の合計額が表示される。年間支出合計額を表
示するための出力欄91には、出力欄92、94〜96
の合計額が表示される。
【0054】空室整備費を表示するための出力欄94に
は、例えば以下の式で求められた空室整備費が表示され
る。
【0055】 空室整備費=専有面積×3.3058×既存空室整備単価/5×空室整備費係 数 …(6) 既存空室整備単価は、空室整備費テーブル34Bにより
求められる。この空室整備費テーブルは、建物のグレー
ド、すなわち空室整備費係数と空室整備単価との対応関
係を示すテーブルである。
【0056】修繕更新費期間累計額は、修繕更新費テー
ブル34Cにより算出される。この修繕更新費テーブル
データは、例えば様々な建物の過去数十年の修繕更新費
の履歴から求めた修繕更新費の累計モデルのテーブルデ
ータである。図8には、この累計モデルの一例を示し
た。図8に示す累計モデルは、横軸が建物の経過年数、
縦軸は、建設費に対する修繕更新費の割合である。すな
わち、経過年数から建設費に対する修繕更新費の割合を
求め、この割合から修繕更新費を求める。これを検討期
間全てについて行うことにより修繕更新費期間累計額を
算出することができる。このように、過去の修繕更新費
の履歴から求めたテーブルデータから簡易に、かつある
程度の正確さをもって修繕更新費を求めることができ
る。
【0057】図6に示す画面42は、建替建物に関する
データを入力したり、各種算出結果を表示するための画
面である。
【0058】画面42の左側には、建替建物の基本情報
に関するデータ、建替建物の建替費用に関するデータ、
建替建物の収入に関するデータ、建替建物の支出に関す
るデータの入力欄が設けられている。
【0059】基本情報に関するデータの入力欄には、建
替建物の現在のグレードを入力するための入力欄101
が設けられている。
【0060】なお、グレードには、例えばファミリータ
イプ、上級タイプ、特別上級タイプ等がある。
【0061】建替建物の建替費用に関するデータの入力
欄には、延床面積、建築面積、専有面積、地上階数、地
下階数、支持地盤深さ、駐車台数、住戸数、平均的住戸
面積を入力するための入力欄102〜110、各工事別
グレードを入力するための入力欄111〜121が設け
られている。この各工事別グレードには、仮設、土工、
地業、躯体、仕上、電気、衛生、空調、昇降機、機械駐
車機、諸経費がある。
【0062】また、概算坪単価、算定坪単価査定率を入
力するための入力欄122、123が設けられている。
【0063】建替建物の収入に関するデータの入力欄に
は、建替建物の収入を一括入力するための入力欄12
4、建替建物の入居率、駐車場単価、その他収入額を入
力するための入力欄125〜127が設けられている。
【0064】なお、建替建物の収入を一括入力するため
の入力欄124には、別途収入を算出した場合にその収
入額を入力するためのものであり、空白にした場合に
は、収入の額は、建替建物の入居率、駐車場単価、その
他収入額から算出される。
【0065】建替建物の支出に関するデータの入力欄に
は、建替建物の支出を一括入力するための入力欄12
8、建替建物の管理者人数、損害保険料、建物公租公
課、土地公租公課を入力するための入力欄129〜13
2が設けられている。
【0066】なお、建替建物の支出を一括入力するため
の入力欄128には、別途支出を算出した場合にその支
出の額を入力するためのものであり、空白にした場合に
は、入力欄129〜132に入力されたデータに基づい
て支出額が算出される。
【0067】画面42の右側には、建替建物の建設費、
自動算定坪単価、決定坪単価、年間収入合計、家賃収
入、駐車場収入、その他収入、更新費を除く年間支出
額、年平均修繕更新費、年間管理費、管理者人件費、空
室整備費係数、空室整備費、損害保険料、土地建物公租
公課の各々を出力するための出力欄133〜147が設
けられている。
【0068】自動算定坪単価は、建設費テーブル34D
から求められる。建設費テーブル34Dは、各工事別グ
レードと坪単価との対応関係を示すテーブルであり、過
去の実績から割出したテーブルデータである。これによ
り、簡易かつある程度の正確さをもって建設費算出に必
要な坪単価を求めることができる。
【0069】空室整備費係数を表示するための出力欄1
44には、入力欄101に入力されたグレードに対応す
る係数が表示される。空室整備費を表示するための出力
欄145には、例えば以下の式で求められた空室整備費
が表示される。
【0070】 空室整備費=専有面積×3.3058×建替空室整備単価/5×空室整備費係 数 …(7) 建替空室整備単価は、前述した建替空室整備単価と同様
に求めることができる。すなわち、空室整備費テーブル
34Bにより求めることができる。また、年平均修繕更
新費は、次式で求められる。
【0071】 年平均修繕更新費=検討年数間の修繕更新費/(検討年数−2) …(8) 検討年数間の修繕更新費は、前述した既存建物について
算出した修繕更新費期間累計額と同様に求めることがで
きる。すなわち、修繕更新費テーブルデータ34Cによ
り算出することができる。
【0072】図7に示す画面43は、立退料、近隣対策
費の計算に関するデータを入力したり、各種算出結果を
表示するための画面である。
【0073】画面43の左側には、立退料の計算に関す
るデータ、近隣対策費の計算に関するデータの入力欄が
設けられている。
【0074】立退料に関するデータの入力欄には、周辺
賃料との乖離を示すデータ、商業テナント数、商業平均
賃料、事務所数、事務所平均賃料、60歳以上の戸数、
30年以上の入居者の戸数、企業所有の戸数、補正企業
所有の戸数を入力するための入力欄148〜156が設
けられている。
【0075】近隣対策費に関するデータの入力欄には、
地域地区、周辺条件、建物高さ、電波障害のデータを入
力するための入力欄157〜160が設けられている。
【0076】画面43の右側には、周辺賃料乖離係数、
従前建物規模係数、入居者属性、従前用途(住宅)、従
前用途(商業、事業所)、立退料、地域地区係数、周辺
条件係数、建物高さ係数、電波障害係数、近隣対策費、
予備費の各々を表示するための出力欄161〜172が
設けられている。
【0077】立退料は、立退料テーブル34Eから求め
る。立退料テーブル34Eは、過去の実績データから求
められた入力欄148〜156に示す事項と立退料との
対応関係を示したテーブルである。これにより、立退料
を簡易に求めることができる。
【0078】近隣対策費は、近隣対策費テーブルから求
める。近隣対策費テーブル34Fは、過去の実績データ
から求められた入力欄158〜160に示す事項と近隣
対策費との対応関係を示したテーブルである。これによ
り、近隣対策費を簡易に求めることができる。
【0079】なお、既存建物及び建替建物のCF,IR
Rの算出はCF・IRR算出部38Aにより行われ、既
存建物及び建替建物の修繕更新費の算出は修繕更新費算
出部38Bにより行われ、既存建物及び建替建物の総収
入推移は、総収入推移算出部により行われ、建替建物の
建設費は建設費算出部38Dにより行われる。
【0080】次に、本実施形態の作用として、CPU1
2で実行される処理ルーチンについて、図9に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0081】ユーザがマウス22又はキーボード24を
操作して建替投資判断システムの起動を支持すると、デ
ィスプレイ26に画面40〜43が表示される。ユーザ
が書く入力欄に必要なデータを入力したり選択したりす
ると、図9に示す処理ルーチンが実行される。この処理
ルーチンは、入力欄に新しいデータが入力される毎に実
行される。
【0082】まず、ステップ200では、検討対象の既
存建物の要健全化指数を算出する。すなわち、入力欄5
0に入力された検討年と入力欄46に入力された竣工年
度とから築年数を算出し、これと入力欄47に入力され
た最低Is値とから上記(2)式により要健全化指数を
算出する。なお、築年数が60年以上の建物は、警告メ
ッセージを表示して処理ルーチンを終了するようにして
もよい。算出された要健全化指数は、出力欄59に表示
される。
【0083】次のステップ202では、既存建物を継続
利用する場合における、入力欄50に入力された検討年
数分の収支額を算出する。まず、既存建物を継続利用し
た場合の収入額を算出する。具体的には、入力欄48、
67に入力された現収入単価、延床坪数から上記(5)
式により現時点での年間収入合計額が算出される。この
額は、出力欄90に表示される。なお、家賃、駐車場料
金、管理費、入居率、駐車場契約率等を入力させ、これ
らから自動的に現収入単価を算出するようにしてもよ
い。
【0084】そして、この現時点での年間収入合計額か
ら入力欄73に入力された老朽化総収入低減率に基づい
て検討年数分の予想収入額が算出される。例えば、「自
動」が選択された場合には、既存建物の築年数が30年
以上で年1%、築年数が35年以上で年2%予想収入が
低減される。
【0085】この検討年数分の予想収入額に基づいて総
収入低減予想グラフ100を表示させる。なお、横軸が
築年数、縦軸が総収入比率である。また、入力欄51に
入力されたキャップレートから、売却価格を計算する。
【0086】次に、既存建物を継続利用した場合の支出
額を算出する。具体的には、入力欄75、76に入力さ
れた管理費、人件費から経費合計額を算出し、入力欄7
8、79に入力された建物公租公課、土地公租公課から
公租公課の合計額を算出する。そして、入力欄62に入
力されたグレードに対応する空室整備費係数を求め、上
記(6)式から空室整備費を算出し、これと経費合計
額、公租公課の合計額、損害保険料を合計して年間支出
合計額を算出する。この年間支出合計額は、出力欄91
に表示される。
【0087】次に、初期投資相当額を算出する。具体的
には、入力欄81、82に入力された耐震対策費及びそ
の他改修予定費を合計して耐震等大規模改修費を算出す
る。これは出力欄99に表示される。
【0088】また、修繕更新費期間累計額を算出する。
これと耐震等改修費を合計して初期投資額相当額を算出
し、出力欄98に表示する。
【0089】修繕更新費期間累計額は、前述したよう
に、修繕更新費テーブル34Cから各年の修繕更新費を
求め、これらを累計することにより求めることができ
る。
【0090】次のステップ204では、既存建物の検討
期間における各年度のCFを算出し、これらを合計して
既存建物のCFの合計値である既存建物ΣCFを算出す
る。また、各CFから既存建物の内部利益率である既存
建物IRRを算出する。
【0091】次のステップ206では、既存建物を建替
える場合における収支額を算出する。まず、既存建物を
継続利用した場合の収入額を算出する。具体的には、ま
ず入力欄102〜121に入力されたデータに基づいて
坪当たりの建設費用、すなわち坪単価(自動算定坪単
価)を算出し、入力欄123に算定坪単価査定率が入力
されている場合には、算出した坪単価に算定坪単価査定
率を乗じた額を坪単価(決定坪単価)として決定する。
そして、決定した坪単価に坪数を乗じて建設費用の総額
を算出する。自動算定坪単価は出力欄134に、決定坪
単価は出力欄135に、建設費用は出力欄133にそれ
ぞれ表示される。
【0092】次に、建替えた場合の収入を算出する。具
体的には、入力欄49、109、110に入力された期
待賃料、住戸数、平均的住戸面積等から1年当たりの家
賃収入を算出し、入力欄108、126に入力された駐
車台数、駐車場単価から1年当たりの駐車場収入を算出
する。そして、入力欄127に入力された1月当たりの
その他収入から1年当たりのその他収入を算出し、これ
と家賃収入、駐車場収入と合計して年間収入合計額を算
出する。年間収入合計額、家賃収入、駐車場収入、その
他収入は、出力欄136〜139にそれぞれ表示され
る。
【0093】次に、建替えた場合の支出額を算出する。
具体的には、入力欄129に入力された管理者人数から
年間管理費、管理者人件費を算出し、入力欄131、1
32に入力された建物公租公課、土地公租公課を合計し
て土地建物の公租公課の合計額を算出する。次に、入力
欄101に入力されたグレードに対応する空室整備費係
数を求め、上記(7)式から空室整備費を算出する。そ
して、年間管理費、管理者人件費、空室整備費、損害保
険料、公租公課の合計額を合算して年間支出合計額を算
出する。この年間支出合計額は、出力欄140に表示さ
れる。
【0094】次に、年平均修繕更新費を上記(8)式に
より算出する。(8)式の修繕更新費は、既存建物の場
合と同様に修繕更新費テーブル34Cから各年の修繕更
新費を求め、これらの平均をとることにより求めること
ができる。
【0095】次に、立退料の算出を行う。すなわち、入
力欄148〜156に入力されたデータから立退料テー
ブル34Eを用いて対応する立退料を求める。この立退
料は、出力欄166に表示される。
【0096】次に、近隣対策費を算出する。すなわち、
入力欄157〜160に入力されたデータから近隣対策
費テーブル34Fを用いて対応する近隣対策費を求め
る。この近隣対策費は、出力欄171に表示される。
【0097】ステップ208では、建替建物の検討期間
における各年度のCFを算出し、これらを合計して建替
建物のCFの合計値である建替建物ΣCFを算出する。
また、各CFから建替建物の内部利益率である建替建物
IRRを算出する。
【0098】このように、既存建物、建替建物のそれぞ
れについて各年度のCFを求めることにより、例えば図
10に示すような建替・継続CF,累積収支経年変化グ
ラフを表示させることも可能となる。図10に示すよう
に、最初の年は初期投資によりCFがマイナスとなる
が、経過年数が増える毎に累積CFが増え、検討の最終
年では、売却益によりCFが多くなる。また、最初は既
存建物を継続利用した場合の累積収支が建替えた場合の
累積収支よりも多いが、途中(図10では16年目)か
ら逆転することがわかる。このように、継続利用した場
合、建替た場合の累積収支の比較を容易に行うことがで
きる。
【0099】次のステップ210では、物件規模係数を
上記(4)式により算出し、次のステップ212で収益
力指数を上記(1)式により算出し、次のステップ21
4で総合評価算定指数を上記(3)式により算出する。
【0100】この総合評価算定指数が高ければ建替えた
方がよいのに対し、低ければ継続利用した方がよいこと
を示す。なお、要健全化指数及び収益力指数は、画面4
0のグラフ61に表示される。これにより、容易に要健
全化指数及び収益力指数がどの程度高いか、すなわち総
合評価算定指数がどの程度高いかを把握することができ
る。
【0101】なお、ステップ212の処理は、本発明の
収益力指数算出手段に相当し、ステップ214の処理
は、本発明の総合評価算定指数算出手段に相当する。
【0102】このように、ユーザが入力したデータと、
既存建物や建替建物の収支等を算出するに当たって必要
な過去の実績に基づいた各種テーブルデータとから既存
建物を継続利用した場合、建替えた場合の収支を求める
ため、簡易かつある程度の正確さを以って収支計算する
ことができる。また、総合評価算定指数によりユーザに
よる既存建物の建替えの検討を支援することができ、ユ
ーザにとって建替え検討が容易となる。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡易かつ速やかに建替え又は継続利用に関する判断を支
援する情報を提供することが可能になる、という効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 建替投資判断システムを搭載したコンピュー
タ装置のブロック図である。
【図2】 建替投資判断システムの機能ブロック図であ
る。
【図3】 テーブルデータの詳細を示す図である。
【図4】 データ入力及び出力の画面例を示す図であ
る。
【図5】 データ入力及び出力の画面例を示す図であ
る。
【図6】 データ入力及び出力の画面例を示す図であ
る。
【図7】 データ入力及び出力の画面例を示す図であ
る。
【図8】 修繕更新費の推移を示す線図である。
【図9】 コンピュータ装置で実行される処理ルーチン
のフローチャートである。
【図10】 キャッシュフローの推移を示す図である。
【符号の説明】
10 コンピュータ装置 18 入出力ポート 20 バス 22 マウス 24 キーボード 26 ディスプレイ 28 記録装置 30 記憶装置 32 ファイル 34 テーブルデータ(記憶手段) 36 入力部(入力手段) 38A CF・IRR算出部(キャッシュフロー算出手
段、内部利益率算出手段) 38B 修繕更新費算出部 38C 総収入推移算出部 38D 建設費算出部 39 出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鷲尾 進 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式会 社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 牛久保 敬一 東京都品川区西五反田2丁目8番1号 相 互住宅株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建替投資判断対象の建物の収支に関連す
    る収支関連データを入力するための入力手段と、 予め定めた期間における類似した複数の建物の過去の収
    支実績に基づいて建築経年に対する基準収支データを記
    憶した記憶手段と、 前記入力手段で入力された前記収支関連データ及び前記
    基準収支データに基づいて、前記建替投資判断対象の建
    物の建替収支と継続収支との比率を表す収益性を算出す
    る算出手段と、 を備えた建替投資判断システム。
  2. 【請求項2】 前記算出手段は、前記収支関連データ及
    び前記基準収支データに基づいて、前記建替投資判断対
    象の建物を継続利用する場合の予め定めた検討期間にお
    ける第1のキャッシュフローと、前記建替投資判断対象
    の建物を建替える場合の前記検討期間における第2のキ
    ャッシュフローと、を算出するキャッシュフロー算出手
    段と、 前記第1のキャッシュフローに対する第1の内部利益率
    と、前記第2のキャッシュフローに対する第2の内部利
    益率と、を算出する内部利益率算出手段と、 前記第1のキャッシュフロー、前記第2のキャッシュフ
    ロー、前記第1の内部利益率、及び前記第2の内部利益
    率に基づいて収益性を示す収益力指数を算出する収益力
    指数算出手段と、で構成されたことを特徴とする請求項
    1記載の建替投資判断システム。
  3. 【請求項3】 前記入力手段により入力された前記建替
    投資判断対象の建物の耐震性に関する耐震性データに基
    づいて前記建替投資判断対象の建物の健全性を示す要健
    全化指数を算出する要健全化指数算出手段と、 前記要健全性指数と前記収益力指数とに基づいて建替え
    の必要性を示す総合評価算定指数を算出する総合評価算
    定指数算出手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載の建替投資判断システム。
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