JP6714360B2 - 資産予測システム、プログラム及び資産予測方法 - Google Patents

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Description

本発明は、資産予測システム、プログラム及び資産予測方法に関する。
オーナが居住するためのオーナ居住スペースと、賃貸用の賃貸スペースとを含む賃貸併用住宅を販売するための住宅販売支援システムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1 特開2005−44286号公報
現在居住に用いている不動産の将来の利用形態に応じて、将来の資産を適切に予測することができないという課題があった。
第1の態様においては、資産予測システムは、顧客の現在の居住地の不動産の将来の利用形態及び顧客の将来の居住形態の組み合わせを示す情報と、顧客が有する現在の資産を示す情報とを取得する情報取得部と、現在の資産と、不動産の将来の利用形態から予測される将来の収入及び将来の支出と、顧客の将来の居住形態から予測される将来の支出とに基づいて、将来の複数の時点における顧客の資産を予測する予測部と、予測部によって予測された顧客の将来の資産を示す情報を、不動産の将来の利用形態及び顧客の将来の居住形態を示す情報に対応づけて出力する出力部とを備える。
第2の態様においては、プログラムは、コンピュータを上記資産予測システムとして機能させる。
第3の態様においては、資産予測方法は、顧客の現在の居住地の不動産の将来の利用形態及び顧客の将来の居住形態の組み合わせを示す情報と、顧客が有する現在の資産を示す情報とを取得する段階と、現在の資産と、不動産の将来の利用形態から予測される将来の収入及び将来の支出と、顧客の将来の居住形態から予測される将来の支出とに基づいて、将来の複数の時点における顧客の資産を予測する段階と、予測された顧客の将来の資産を示す情報を、不動産の将来の利用形態及び顧客の将来の居住形態を示す情報に対応づけて出力する段階とを備える。
なお、上記の発明の概要は、本発明の特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
一実施形態における資産予測システム10の機器構成及び利用環境を概略的に示す。 プランナー端末100及びデータベース120の機能構成の一例を示す。 不動産の将来の利用形態と、将来の居住形態との対応関係を示す。 賃貸情報格納部282、地域情報格納部284、介護費情報格納部286、医療費情報格納部288が格納するデータ項目を示す。 表示部102が表示する初期情報入力メニュー500を示す。 表示部102が表示する資産情報入力メニュー600を示す。 表示部102が表示する不動産収入入力メニュー700を示す。 表示部102が表示する一般収入関連入力メニュー800を示す。 表示部102が表示する一般支出関連入力メニュー900を示す。 表示部102が表示する医療・介護支出入力メニュー1000を示す。 第1プランのキャッシュフローの出力例を示す。 第2プランのキャッシュフローの出力例を示す。 資産予測システム10に係るコンピュータ1900のハードウェア構成の一例を示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、一実施形態における資産予測システム10の機器構成及び利用環境を概略的に示す。プランナー190は、顧客180から、顧客180が所有する不動産の取り扱いを含むライフプランに関する相談を受ける。資産予測システム10は、顧客180が所有する不動産の取り扱いを含めたライフプランに関する情報を、プランナー190に提供する。具体的には、資産予測システム10は、顧客180が所有する不動産の取り扱いを含めたキャッシュフローに関する情報を、プランナー190に提供する。
本実施形態において、顧客180は夫婦であるとする。また、顧客180は、土地及び戸建住宅を不動産として所有しているとする。資産予測システム10に関する説明において、顧客180が現在所有する戸建住宅を「自宅」と呼ぶ場合がある。
顧客180は、将来の住居についての希望をプランナー190に提供する。例えば、現在の自宅をリフォームして住み続けるか、賃貸住宅に住み替えることを検討している旨をプランナー190に伝える。また、顧客180は、年齢、居住地、金融資産及び不動産情報等を、顧客情報としてプランナー190に提供する。プランナー190は、顧客情報に基づいて、1以上のプランを選択して、選択したプランを示す情報と、顧客情報とを資産予測システム10に入力する。
具体的には、プランナー端末100は、自宅の利用形態と居住形態との組み合わせが異なる複数のプランから、1以上のプランをプランナー190に選択させる。図1に示すプラン1は、自宅の利用形態として自宅をリフォームするという形態と、居住形態として現在の自宅にそのまま住み続けるという形態との組み合わせのプランである。プラン2は、自宅の利用形態として賃貸住宅に建て替えるという形態と、居住形態として他の賃貸住宅に住み替えるという形態との組み合わせのプランである。
資産予測システム10は、プランナー端末100と、データベース120と、プリンタ140とを備える。プランナー端末100は、例えば、パーソナルコンピュータ等のコンピュータである。プランナー端末100は、入力部101及び表示部102を有する。入力部101は例えばキーボード、タッチパッド等である。表示部102は、例えば、ディスプレイである。プランナー端末100は、入力部101から入力された顧客情報及びプラン情報と、データベース120に格納されている情報とを用いて、将来のキャッシュフローの時間的推移をプラン毎に計算する。
例えば、プランナー端末100は、プラン1についてのキャッシュフローの時間的推移を計算する場合、一定年数毎に必要となるリフォームにかかる費用を考慮して、キャッシュフローを計算する。また、プランナー端末100は、プラン2についてのキャッシュフローの時間的推移を計算する場合、賃貸住宅の建設及び維持管理等に関する費用と、賃貸収入とを考慮して、キャッシュフローを計算する。
表示部102は、計算されたキャッシュフローの時間的推移を示すグラフを表示する。また、プリンタ140は、プランナー端末100から出力された予測されたキャッシュフローの時間的推移を示すグラフを印刷する。プランナー190は、例えば、キャッシュフローの時間的推移を示すグラフが印刷されたレポートを、顧客180に提示して、ライフプランを提案する。
資産予測システム10によれば、所有している不動産の価値を考慮した最適なライフプランを提供できる場合がある。例えば、子供が独立し、かつ、自らは退職したシニア世代の顧客に対して、所有している不動産を有効利用したライフプランを提案できる場合がある。
図2は、プランナー端末100及びデータベース120の機能構成の一例を示す。プランナー端末100は、入力部101及び表示部102の他に、情報取得部200と、予測部220と、出力部240とを備える。データベース120は、プラン選択肢格納部280と、賃貸情報格納部282と、地域情報格納部284と、介護費情報格納部286と、医療費情報格納部288とを備える。
情報取得部200は、入力部101からプランナー190が入力する情報及びデータベース120に格納されている情報を取得する。情報取得部200が取得した情報は、予測部220又は表示部102に供給される。
情報取得部200は、顧客180の現在の居住地の不動産の将来の利用形態及び顧客180の将来の居住形態の組み合わせを示す情報と、顧客180が有する現在の資産を示す情報とを取得する。不動産とは、土地及び建物であってよい。不動産とは、土地及び建物の少なくとも一方であってよい。予測部220は、顧客180の現在の資産と、不動産の将来の利用形態から予測される将来の収入及び将来の支出と、顧客180の将来の居住形態から予測される将来の支出とに基づいて、将来の複数の時点における顧客180の資産を予測する。不動産の将来の利用形態から予測される将来の収入とは、例えば、自宅に建設した賃貸住宅から得れる賃貸収入を含む。不動産の将来の利用形態から予測される将来の支出とは、例えば、当該賃貸住宅の維持費、管理費、修繕積み立て金、ローン弁済金等を含む。出力部240は、予測部220によって予測された顧客180の将来の資産を示す情報を、不動産の将来の利用形態及び顧客180の将来の居住形態を示す情報に対応づけて出力する。出力部240は、表示用のデータを生成して、表示部102に表示させる。また、出力部240は、印刷用のデータを生成して、用紙に印刷させる。
顧客180の不動産の将来の利用形態及び顧客180の将来の居住形態の組み合わせは、顧客180が現在居住している自宅又は顧客180の現在の居住地に建築した賃貸住宅を他人に貸し出して、顧客180が他の住宅に住み替えることを示す第1の組み合わせを含む。予測部220は、顧客180の現在の資産と、貸し出す自宅又は建築した賃貸住宅から得られることが予測される将来の収入及び当該貸し出す自宅又は当該賃貸住宅にかかる将来の支出と、他の住宅に居住するための将来の支出とに基づいて、顧客180の将来の資産を予測する。
また、顧客180の不動産の将来の利用形態及び顧客180の将来の居住形態の組み合わせは、顧客180が現在居住している自宅に住み続けること又は顧客180の現在の居住地に建て替えた新築住宅に住むことを示す第2の組み合わせをさらに含む。予測部220は、第1の組み合わせが指定された場合に、顧客180の現在の資産と、貸し出す自宅又は建築した賃貸住宅から得られることが予測される将来の収入及び当該貸し出す自宅又は当該賃貸住宅にかかる将来の支出と、他の住宅に居住するための将来の支出とに基づいて、顧客180の将来の資産を予測する。一方、予測部220は、第2の組み合わせが指定された場合に、顧客の現在の資産と、自宅のリフォーム又は新築住宅への建て替えにかかる将来の支出とに基づいて、顧客180の将来の資産を予測する。なお、リフォームとは、いわゆるリノベーションのことをいい、修理、修復、修繕、改修及び改築の少なくとも1つを含む概念である。
賃貸情報格納部282は、地域を識別する情報に対応づけて、対応づけられた地域の賃貸住宅から期待される賃貸収入を示す情報を格納する。例えば、賃貸情報格納部282は、各地域毎の地価を反映した賃貸収入を示す情報を格納してよい。予測部220は、顧客180の現在の居住地と賃貸情報格納部282に格納されている情報とに基づく収入を、貸し出す自宅又は現在の居住地に建築した賃貸住宅から得られることが予測される将来の収入として用いて、顧客の将来の資産を計算する。
なお、予測部220は、貸し出す自宅又は賃貸住宅から得られることが予測される将来の賃貸収入を、予め定められた経時的な賃貸収入の変動率に基づいて時間毎に変動させて計算し、当該計算により得られた賃貸収入に基づいて、貸し出す自宅又は賃貸住宅から得られることが予測される将来の収入を計算してよい。例えば、築年数に対応づけて賃料収入の減少率が予め定められており、予測部220は、当該予め定められた築年数毎の賃料収入の減少率と、各年における貸し出す自宅又は賃料住宅の築年数とに基づいて、貸し出す自宅又は賃貸住宅から得られることが予測される将来の賃料収入を、年毎に減少させて計算してよい。なお、賃貸収入の変動率とは、賃貸収入の減少率だけでなく賃貸収入の増加率を包含する概念である。例えば、賃料収入は、築年数に応じて減少するとしてよいが、物価や地価が上昇する場合には賃料収入は増加し得るためである。なお、貸し出す自宅又は賃貸住宅から得られることが予測される将来の収入は、上述した賃料収入及び駐車場の賃料収入等を含む賃貸収入や、太陽光発電設備で得られた電力の売電収入等を包含する。
また、予測部220は、貸し出す自宅又は賃貸住宅の維持にかかる将来の支出を、予め定められた経時的な維持費の変動率に基づいて時間毎に増加させて計算し、当該計算により得られた貸し出す自宅又は賃貸住宅の維持にかかる将来の支出に基づいて、貸し出す自宅又は賃貸住宅にかかる将来の支出を計算してよい。例えば、築年数に対応づけて維持費の増加率が予め定められており、予測部220は、当該予め定められた築年数に対応する維持費の増加率と、各年度における貸し出す自宅又は賃貸住宅の築年数とに基づいて、将来の年度毎の維持費を増加させて計算してよい。なお、維持費の変動率とは、維持費の増加率だけでなく維持費の減少率を包含する概念である。例えば、維持費は、築年数に応じて増加するとしてよいが、物価が下落する場合には維持費は減少し得るためである。なお、維持費は、貸し出す自宅又は賃貸住宅の修繕費、当該建物の付属設備の修繕費、建物や駐車場の設備に係る部品交換費等を包含する。また、貸し出す自宅又は賃貸住宅にかかる将来の支出は、上述した維持費、賃貸住宅の管理手数料や、建物又は土地の保有にかかる固定資産税及び都市計画税等の税金等を包含する。
賃貸情報格納部282は、地域を識別する情報に対応づけて、対応づけられた地域の賃貸住宅から期待される敷地面積に応じた賃貸収入を示す情報を格納する。例えば、賃貸情報格納部282は、単位面積あたりの賃貸収入を示す情報を格納する。賃貸情報格納部282が格納する情報については、図4に関連してより詳しく説明する。予測部220は、顧客180の現在の居住地の土地の面積と、賃貸情報格納部282に格納されている敷地面積に応じた賃貸収入を示す情報とに基づく収入を、貸し出す自宅又は現在の居住地に建築した賃貸住宅から得られることが予測される将来の収入として用いて、賃貸収入を計算する。これにより、将来の資産の予測に、顧客180が所有する不動産の市場価値を適切に反映することができる。
情報取得部200は、将来の1以上の期間において予測される顧客180の介護費を特定するための介護費予測情報をさらに取得する。予測部220は、情報取得部200が取得した介護費予測情報に基づいて特定される介護費にさらに基づいて、顧客180の将来の資産を予測する。具体的には、介護費予測情報は、将来の1以上の期間において予測される顧客180に要する介護の度合いを示す要介護予測情報を含む。介護費情報格納部286は、介護の度合いに対応づけて介護費を格納する。なお、介護の度合いとしては、要介護区分を適用できる。予測部220は、要介護予測情報が示す顧客180に要する介護の度合いと、介護費情報格納部に介護の度合いに対応づけて格納されている介護費とに基づいて、将来の複数の時点を含む期間において必要となる介護費を特定する。これにより、将来の資産の予測に介護費を適切に反映することができる。
情報取得部200は、将来の1以上の期間において予測される顧客180の医療費を特定するための医療費予測情報をさらに取得する。予測部220は、情報取得部200が取得した医療費予測情報に基づいて特定される医療費にさらに基づいて、顧客180の将来の資産を予測する。具体的には、医療費情報格納部288は、年齢に対応づけて、対応する年齢において必要となる標準的な医療費を示す情報を格納する。医療費予測情報は、顧客180の年齢を示す情報と、医療費情報格納部288に格納されている情報とを含む。予測部220は、当該医療費予測情報に基づいて、将来の複数の時点を含む期間において顧客180に必要となる医療費を特定する。これにより、将来の資産の予測に医療費を適切に反映することができる。
プラン選択肢格納部280については、図3に関連して説明する。
図3は、不動産の将来の利用形態と、将来の居住形態との対応関係を示す。将来の居住形態としては、「現在の自宅」、「他の賃貸住宅」、「分譲マンション」、「新築住宅」及び「施設」の形態が選択肢として含まれる。「新築住宅」には、「戸建住宅」及び「賃貸併用住宅」の形態が選択肢として含まれる。「現在の自宅」及び「新築住宅」は、現在の居住地を居住先とする形態であり、「賃貸住宅」、「分譲マンション」及び「施設」は、現在の居住地以外の場所に居住先を移すことを示す。例えば、「現在の自宅」とは現在の自宅に居住することを示す。なお、「施設」とは、介護老人福祉施設又はサービス付き高齢者向け住宅等の、シニア向けの施設を示す。
不動産の将来の利用形態には、「リフォーム」、「売却」、「建て替え」及び「戸建賃貸」の形態が選択肢として含まれる。「リフォーム」は、自宅をリフォームすることを示す。「売却」は、現在の不動産を売却することを示す。「売却」の形態には、「全部売却」及び「一部売却」の形態が選択肢として含まれる。「建て替え」は、現在の居住地に建物を建て替えることを示す。「建て替え」の形態には、「戸建住宅」、「賃貸併用住宅」及び「賃貸住宅」の形態が選択肢として含まれる。これらの選択肢は、それぞれ戸建住宅、賃貸併用住宅及び賃貸住宅に自宅を建て替えることを示す。「戸建賃貸」は、現在の自宅をそのまま賃貸住宅として利用することを示す。
図3の○印は、利用形態と居住形態との組み合わせが可能であることを示す。例えば、「将来の居住形態」として「賃貸住宅」を選択した場合、不動産を「全部売却」、「賃貸住宅」又は「戸建賃貸」を選択可能であることを示す。プラン選択肢格納部280は、選択可能な利用形態と居住形態との組み合わせを格納する。例えば、プラン選択肢格納部280は、利用形態としての「賃貸住宅」に対応づけて、居住形態としての「賃貸住宅」、「分譲マンション」及び「施設」を格納する。情報取得部200は、プランナー190が将来の利用形態として「賃貸住宅」を選択した場合に、居住形態として選択可能な選択肢を、プラン選択肢格納部280において対応づけられた「賃貸住宅」、「分譲マンション」及び「施設」に限定する。これにより、プランナー190は、組み合わせ可能な選択肢を容易に選択することができる。
図4は、賃貸情報格納部282、地域情報格納部284、介護費情報格納部286、医療費情報格納部288が格納するデータ項目を示す。賃貸情報格納部282は、「地域」の識別情報に対応付けて、賃貸住宅から得られることが期待される「収入」及び「支出」を格納する。「地域」の識別情報としては、都道府県、市区町村及び丁目・番地の組み合わせを例示できる。「収入」及び「支出」は、それぞれ単位敷地面積あたりに期待される収入及び支出を格納する。敷地面積の指標としては、坪又は平方メートル等を適用できる。「収入」に格納される値は、対応する地域の地価情報を反映した値であってよい。「支出」に格納される値は、対応する地域の物価情報等を反映した値であってよい。なお、「支出」に格納される値は、賃貸住宅の維持費、管理費、修繕積立金等を含む値であってよい。なお、賃貸情報格納部282は、「地域」の識別情報に対応付けて、上述した賃貸収入の変動率及び維持費の変動率に基づいて格納してよい。予測部220は、顧客180が居住している地域に対応付けて賃貸情報格納部282に格納されている賃貸収入の変動率に基づいて、上述した賃貸収入を計算してよい。また、予測部220は、顧客180が居住している地域に対応付けて賃貸情報格納部282に格納されている維持費の変動率に基づいて、上述した維持費を計算してよい。
地域情報格納部284は、「地域」の識別情報に対応付けて、対応する地域の「用途地域」、「建ぺい率」、「容積率」、「地価」、「周辺家賃」及び「建築にかかる条例」を格納する。「用途地域」には、対応する地域に定められた用途地域が格納される。用途地域は、建築基準法で定められた区分であり、第一種低層住居専用地域、第一種中高層住居専用地域等が含まれる。「建ぺい率」及び「容積率」は、対応する地域に建築できる建物の規模を示す情報の一例である。「地価」には、対応する地域の地価情報が格納される。例えば、「地価」には、路線価が格納されてよい。「周辺家賃」には、対応する地域における家賃を示す情報が格納される。「建築にかかる条例」には、対応する地域の建築にかかる条例が格納される。顧客180が居住している地域に対応付けて地域情報格納部284に格納されている情報は、プランナー端末100を通じてプランナー190に提供されてよい。プランナー190は、提供された情報を、キャッシュフローの計算に用いる情報を決定するために利用してよい。また、顧客180が居住している地域に対応付けて地域情報格納部284に格納されている情報は、予測部220がキャッシュフローの計算に利用してよい。
介護費情報格納部286は、「介護区分」、「負担額」及び「条件」が格納される。「介護区分」は、要支援状態又は要介護状態の状態区分を示す。「介護区分」は、介護を要する度合いを示す情報の一例である。「負担額」は、対応する介護区分の状態において負担することが必要な標準的な金額を示す。「条件」は、対応する「介護区分」及び「負担額」の組み合わせに当てはまるための条件を示す。例えば、「条件」には、所得に関する条件や、特定施設入居者生活介護のサービスを利用するか否か等の条件が格納される。予測部220は、顧客180の年齢及び顧客180が適合する条件に対応づけて介護費情報格納部286に格納されている負担額に基づいて、顧客180の各年齢における介護費を算出する。これにより、将来の資産の予測に介護費を適切に反映することができる。
医療費情報格納部288は、負担情報格納部400と、標準医療費情報格納部420とを含む。負担情報格納部400は、「年齢」に対応づけて「負担割合」及び「条件」を格納する。負担情報格納部400における「負担割合」には、医療費の負担割合を示す情報が格納される。具体的には、「負担割合」には、1割負担、2割負担及び3割負担のいずれであるかを示す情報が格納される。「条件」は、対応する「年齢」及び「負担割合」の組み合わせに当てはまるための条件を示す。例えば、「条件」には、所得に関する条件が格納される。
標準医療費情報格納部420は、「年齢」に対応づけて「標準医療費」を格納する。「標準医療費」には、対応する年齢における標準的な医療費が格納される。標準的な医療費は、公的機関の医療費の統計情報に基づく値が格納されてよい。予測部220は、顧客180の年齢に対応づけて標準医療費情報格納部420に格納されている標準医療費と、顧客180の年齢及び顧客180が適合する条件に対応づけて負担情報格納部400に格納されている負担割合とに基づいて、顧客180の各年齢における医療費を算出する。これにより、将来の資産の予測に医療費を適切に反映することができる。
図5は、表示部102が表示する初期情報入力メニュー500を示す。初期情報入力メニュー500は、居住地の入力メニュー510と、プラン設定の入力メニュー520と、家族情報の入力メニュー530と、及び逝去時期の入力メニュー540と、シミュレーション期間の入力メニュー550と、デフォルト値設定ボタン560と、キャッシュフロー作成ボタン570とを含む。
居住地の入力メニュー510には、居住地の場所を示す都道府県、市区町村、町名及び丁目・番地のそれぞれの入力枠と、居住地の敷地面積の入力枠とを含む。
プラン設定の入力メニュー520には、不動産の将来の利用形態の選択メニュー521と、将来の居住形態の選択メニュー522と、住み替え先の選択メニュー523とを含む。図3に関連して説明したように、情報取得部200は、選択メニュー521の中から1つの利用形態が選択されると、選択された利用形態と組み合わせることが可能な1以上の居住形態をプラン選択肢格納部280から取得する。そして、表示部102は、情報取得部200が取得した1以上の居住形態の選択項目を、選択メニュー522から選択できように表示する。住み替え先の選択メニュー523は、住み替え先の物件を選択するための選択メニューである。
家族情報の入力メニュー530は、各家族の名前、年齢及び生年月日の入力枠を含む。逝去時期の入力メニュー540は、各家族のそれぞれが逝去する想定年齢の入力枠を含む。
シミュレーション期間の入力メニュー550は、キャッシュフローの計算の対象となる期間の開始時期及び年数の入力枠を含む。デフォルト値設定ボタン560は、初期情報入力メニュー500で入力された情報に基づいて、キャッシュフローを計算するための各種のパラメータのデフォルト値を算出して、対応する入力枠に表示するためのボタンである。デフォルト値については、各図面に関連して説明する。キャッシュフロー作成ボタン570は、キャッシュフローの計算の実行をプランナー端末100に指示するボタンである。キャッシュフロー作成ボタン570は、後述する入力メニューに情報を入力された場合に、有効となる。
図6は、表示部102が表示する資産情報入力メニュー600を示す。資産情報入力メニュー600は、前述したデフォルト値設定ボタン560が押し込まれた場合に表示される。資産情報入力メニュー600は、金融資産の入力メニュー610と、不動産資産の入力メニュー620と、次画面表示ボタン630とを含む。
金融資産の入力メニュー610は、複数の金融資産の金額の入力枠を含む。金融資産の入力メニュー610には、現金資産だけでなく、有価証券の金融資産を入力してもよい。不動産資産の入力メニュー620は、複数の金融資産の金額の入力枠と、売却する売却金額の入力枠と、売却時の諸費用の入力枠とを含む。
なお、予測部220は、地域情報格納部284に格納されている「地価」の情報と、初期情報入力メニュー500の居住地の入力メニュー510に入力された情報とに基づいて、顧客180の自宅の土地の金額を算出してよい。表示部102は、予測部220によって算出された土地の金額を、不動産資産の入力メニュー620における自宅の金額の入力枠にデフォルト値として表示させてよい。デフォルト値は、プランナー190によって変更可能である。
なお、不動産資産の入力メニュー620において、自宅の売却金額の入力枠は、不動産の将来の利用形態として「全部売却」及び「一部売却」が選択された場合に、有効化される。次画面表示ボタン630が押し込まれると、図7に示す入力メニュー又は図8に示す入力メニューが表示される。
図7は、表示部102が表示する不動産収入入力メニュー700を示す。不動産収入入力メニュー700は、不動産の利用形態として「賃貸専用住宅」、「賃貸住宅」又は「戸建賃貸」が選択された場合に表示される。不動産収入入力メニュー700は、不動産収入の入力メニュー710と、次画面表示ボタン720とを含む。入力メニュー710は、不動産収入が入り始める時期を示す開始年月、1月あたりの収入、1月あたりの支出、1月あたりのローン支出、1月あたりの収支を示す手取り金額のそれぞれの入力枠を含む。
なお、予測部220は、賃貸情報格納部282に格納されている「収入」の情報と、初期情報入力メニュー500の居住地の入力メニュー510に入力された情報とに基づいて、賃貸収入の金額を算出してよい。表示部102は、予測部220によって算出された賃貸収入の金額を、入力メニュー710における収入の入力枠にデフォルト値として表示させてよい。同様に、予測部220は、賃貸情報格納部282に格納されている「支出」の情報と、初期情報入力メニュー500の居住地の入力メニュー510に入力された情報とに基づいて、賃貸住宅にかかる支出金額を算出してよい。表示部102は、予測部220によって算出された支出金額を、入力メニュー710における支出の入力枠にデフォルト値として表示させてよい。デフォルト値は、プランナー190によって変更可能である。
なお、収入の入力枠及び支出の入力枠には、賃貸により得られる収入の基準額及び賃貸にかかる支出の基準額が入力されてよい。例えば、収入の入力枠及び支出の入力枠には、シミュレーション期間の初年度における、賃貸収入額及び賃貸にかかる支出額がそれぞれ入力されてよい。この場合、予測部220は、上述した賃貸収入の変動率及び維持費の変動率に基づいて、初年度より後の各年における賃貸収入額及び賃貸にかかる支出額を計算してよい。
次画面表示ボタン720が押し込まれると、図8に示す入力メニューが表示される。
図8は、表示部102が表示する一般収入関連入力メニュー800を示す。一般収入関連入力メニュー800は、継続的収入の入力メニュー810と、金融資産関連の入力メニュー820と、一時収入の入力メニュー830と、その他の継続的収入の入力メニュー840と、次画面表示ボタン850とを含む。
継続的収入の入力メニュー810は、各家族の年金等の継続的収入の金額の入力枠と、収入が得られる期間の入力枠とを含む。なお、公的年金収入1が得られる期間の終了年齢の入力枠には、初期情報入力メニュー500の逝去時期の入力メニュー540で入力された値がデフォルト値として反映されてよい。公的年金収入1の金額の入力枠は、別途、職業、勤続年数、会社規模から算出された額が反映されてよい。
金融資産関連の入力メニュー820は、金融資産の運用率の入力枠と、物価上昇率の入力枠と、可処分所得に対する経常的支出割合の入力枠とを含む。予測部220は、可処分所得に対する経常的支出割合を各年の所得に乗じた金額を、各年の支出として算出する。
一時収入の入力メニュー830は、一時収入の金額の入力枠と、収入が得られる時点の入力枠とを含む。その他の継続的収入の入力メニュー840は、各継続的収入の金額の入力枠と、収入が得られる期間の入力枠とを含む。なお、将来の支出の計算に用いる家賃収入の金額は、賃貸収入の変動率を乗じた額とすることが好ましい。例えば、家賃収入の入力枠には初年度における賃貸収入の金額が入力され、予測部220は、初年度より後の各年の家賃収入を、上述した賃貸収入の変動率に基づいて計算してよい。次画面表示ボタン850が押し込まれると、図9に示す入力メニューが表示される。
図9は、表示部102が表示する一般支出関連入力メニュー900を示す。一般支出関連入力メニュー900は、一時的支出の入力メニュー910と、継続的支出の入力メニュー920と、ローン支出の入力メニュー930と、次画面表示ボタン940とを含む。
一時的支出の入力メニュー910は、一時支出に係るイベントの内容の入力枠と、一時支出の金額の入力枠と、支出が生じる時点の入力枠とを含む。
継続的支出の入力メニュー920は、生活費、税金等の継続的支出の金額の入力枠を含む。基本生活費は食費、光熱費等を含む。なお、将来の支出の計算に用いる基本生活費の金額は、入力メニュー820の物価上昇率を考慮して算出した額とすることが好ましい。例えば、基本生活費の入力枠には初年度における基本生活費の金額が入力され、予測部220は、初年度より後の各年の基本生活費を、入力メニュー820の物価上昇率の入力枠に入力された物価上昇率に基づいて計算してよい。継続的支出の入力メニュー920は、一人が逝去した場合における支出の減少率の入力枠を含む。賃貸住宅の更新料のように定期的に生じる支出項目については、支出が生じる周期を示す入力枠が設けられる。
ローン支出の入力メニュー930は、ローンの開始年月、返済金額の総額、金利、返済年数、月あたりの返済額、年あたりの返済額のそれぞれの入力枠を含む。次画面表示ボタン940が押し込まれると、図10に示す入力メニューが表示される。
図10は、表示部102が表示する医療・介護支出入力メニュー1000を示す。医療・介護支出入力メニュー1000は、各家族の保健医療費の入力メニュー1010と、介護費の入力メニュー1020と、次画面表示ボタン1030とを含む。
保健医療費の入力メニュー1010は、支出する期間の入力枠と、医療費の負担割合の入力枠と、医療費の負担金額の入力枠とを含む。予測部220は、各年における顧客180の年齢及び収入と、負担情報格納部400が格納している情報とに基づいて、負担割合を決定する。また、予測部220は、各年における顧客180の年齢と、標準医療費情報格納部420が格納している標準医療費に基づいて、標準的な医療費を特定し、特定した医療費と、決定した負担割合に基づいて、負担金額を算出してよい。表示部102は、予測部220が算出した負担金額値を、医療費の負担金額の入力枠にデフォルト値として表示してよい。
介護費の入力メニュー1020は、在宅介護の入力メニュー1021と、施設介護の入力メニュー1022とを含む。在宅介護の入力メニュー1021は、介護費を支出する期間の入力枠と、要介護区分の入力枠と、介護費の負担金額の入力枠とを含む。予測部220は、各年における顧客180の年齢及び収入と、介護区分の入力枠に入力された介護区分と、介護費情報格納部286が格納している情報とに基づいて、介護費の標準の負担額を決定してよい。表示部102は、予測部220が決定した負担額を、介護費の負担金額の入力枠にデフォルト値として表示してよい。
施設介護の入力メニュー1022は、介護費を支出する期間の入力枠と、施設介護サービス内容又は施設種別の入力枠と、施設介護費の負担金額又は施設の利用料金の入力枠とを含む。ここで、介護費とは、保険適用外の生活支援サービス費を包含する。例えば、介護費とは、介護保険適用サービスの費用の他に、高齢者向け賃貸住宅等において提供される生活支援サービスの費用を包含する。
次画面表示ボタン1030が押し込まれると、図5に示す初期情報入力メニュー500に戻る。この場合、キャッシュフロー作成ボタン570が有効化される。有効化されたキャッシュフロー作成ボタン570が押し込まれると、予測部220は、初期情報入力メニュー500、資産情報入力メニュー600、不動産収入入力メニュー700、一般収入関連入力メニュー800、一般支出関連入力メニュー900、及び医療・介護支出入力メニュー1000に入力された情報に基づいて、各年の収入及び支出を算出する。予測部220は、算出した各年の収入及び支出に基づいて、各年のキャッシュフローを計算する。出力部240は、計算したキャッシュフローの表示データを表示部102に出力して、表示部102に表示させる。また、出力部240は、プランナー190の指示に応じて、キャッシュフローの印刷データをプリンタ140に出力して、プリンタ140に印刷させる。
図11は、第1プランのキャッシュフローの出力例を示す。図11は、将来の居住形態として現在の自宅に住み続けることが選択され、不動産の利用形態として自宅をリフォームしていくことが選択された場合のキャッシュフローの出力例である。
図12は、第2プランのキャッシュフローの出力例を示す。図12は、将来の居住形態として「賃貸住宅」が選択され、不動産の利用形態として自宅を賃貸住宅に建て替えることが選択された場合のキャッシュフローの出力例である。資産予測システム10によれば、顧客180は図11及び図12に例示されるキャッシュフロー出力を比較することができるので、現在所有している不動産を賃貸住宅として利用することで得られる効果を容易に理解できる。
以上に説明したように、資産予測システム10によれば、顧客180が現在所有している不動産の利用形態を、将来のキャッシュフローの計算に適切に反映することができる。
なお、資産予測システム10の変形例として、プランナー190がプランナー端末100に情報を入力することに代えて、顧客180が顧客端末を通じて情報を入力する形態を採用できる。例えば、プランナー端末100の機能をネットワーク上のサーバに実装して、顧客180が顧客端末を用いて当該サーバにアクセスして、上述した各種の情報を入力し、当該サーバによるキャッシュフローの計算結果を顧客端末に表示するシステムを採用できる。
図13は、資産予測システム10に係るコンピュータ1900のハードウェア構成の一例を示す。本実施形態に係るコンピュータ1900は、ホスト・コントローラ2082により相互に接続されるCPU2000、RAM2020、グラフィック・コントローラ2075、及び表示装置2080を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ2084によりホスト・コントローラ2082に接続される通信インターフェイス2030、ハードディスクドライブ2040、及びCD−ROMドライブ2060を有する入出力部と、入出力コントローラ2084に接続されるROM2010、フレキシブルディスク・ドライブ2050、及び入出力チップ2070を有するレガシー入出力部とを備える。
ホスト・コントローラ2082は、RAM2020と、高い転送レートでRAM2020をアクセスするCPU2000及びグラフィック・コントローラ2075とを接続する。CPU2000は、ROM2010及びRAM2020に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。グラフィック・コントローラ2075は、CPU2000等がRAM2020内に設けたフレーム・バッファ上に生成する画像データを取得し、表示装置2080上に表示させる。これに代えて、グラフィック・コントローラ2075は、CPU2000等が生成する画像データを格納するフレーム・バッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ2084は、ホスト・コントローラ2082と、比較的高速な入出力装置である通信インターフェイス2030、ハードディスクドライブ2040、CD−ROMドライブ2060を接続する。通信インターフェイス2030は、ネットワークを介して他の装置と通信する。ハードディスクドライブ2040は、コンピュータ1900内のCPU2000が使用するプログラム及びデータを格納する。CD−ROMドライブ2060は、CD−ROM2095からプログラム又はデータを読み取り、RAM2020を介してハードディスクドライブ2040に提供する。
また、入出力コントローラ2084には、ROM2010と、フレキシブルディスク・ドライブ2050、及び入出力チップ2070の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM2010は、コンピュータ1900が起動時に実行するブート・プログラム、及び/又は、コンピュータ1900のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスク・ドライブ2050は、フレキシブルディスク2090からプログラム又はデータを読み取り、RAM2020を介してハードディスクドライブ2040に提供する。入出力チップ2070は、フレキシブルディスク・ドライブ2050を入出力コントローラ2084へと接続すると共に、例えばパラレル・ポート、シリアル・ポート、キーボード・ポート、マウス・ポート等を介して各種の入出力装置を入出力コントローラ2084へと接続する。
RAM2020を介してハードディスクドライブ2040に提供されるプログラムは、フレキシブルディスク2090、CD−ROM2095、又はICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。プログラムは、記録媒体から読み出され、RAM2020を介してコンピュータ1900内のハードディスクドライブ2040にインストールされ、CPU2000において実行される。
コンピュータ1900にインストールされ、コンピュータ1900をプランナー端末100の一部として機能させるプログラムは、情報取得モジュール、予測モジュール及び出力モジュールとを備える。これらのプログラム又はモジュールは、CPU2000等に働きかけて、コンピュータ1900を、プランナー端末100の一部としてそれぞれ機能させる。
これらのプログラムに記述された情報処理は、コンピュータ1900に読込まれることにより、ソフトウェアと上述した各種のハードウェア資源とが協働した具体的手段である情報取得部200、予測部220及び出力部240として機能する。そして、これらの具体的手段によって、本実施形態におけるコンピュータ1900の使用目的に応じた情報の演算又は加工を実現することにより、入力部101と合わせて、使用目的に応じた特有の心疾患診断装置が構築される。
一例として、コンピュータ1900と外部の装置等との間で通信を行う場合には、CPU2000は、RAM2020上にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理内容に基づいて、通信インターフェイス2030に対して通信処理を指示する。通信インターフェイス2030は、CPU2000の制御を受けて、RAM2020、ハードディスクドライブ2040、フレキシブルディスク2090、又はCD−ROM2095等の記憶装置上に設けた送信バッファ領域等に記憶された送信データを読み出してネットワークへと送信し、もしくは、ネットワークから受信した受信データを記憶装置上に設けた受信バッファ領域等へと書き込む。このように、通信インターフェイス2030は、DMA(ダイレクト・メモリ・アクセス)方式により記憶装置との間で送受信データを転送してもよく、これに代えて、CPU2000が転送元の記憶装置又は通信インターフェイス2030からデータを読み出し、転送先の通信インターフェイス2030又は記憶装置へとデータを書き込むことにより送受信データを転送してもよい。
また、CPU2000は、ハードディスクドライブ2040、CD−ROMドライブ2060(CD−ROM2095)、フレキシブルディスク・ドライブ2050(フレキシブルディスク2090)等の外部記憶装置に格納されたファイルまたはデータベース等の中から、全部または必要な部分をDMA転送等によりRAM2020へと読み込ませ、RAM2020上のデータに対して各種の処理を行う。そして、CPU2000は、処理を終えたデータを、DMA転送等により外部記憶装置へと書き戻す。このような処理において、RAM2020は、外部記憶装置の内容を一時的に保持するものとみなせるから、本実施形態においてはRAM2020及び外部記憶装置等をメモリ、記憶部、または記憶装置等と総称する。本実施形態における各種のプログラム、データ、テーブル、データベース等の各種の情報は、このような記憶装置上に格納されて、情報処理の対象となる。なお、CPU2000は、RAM2020の一部をキャッシュメモリに保持し、キャッシュメモリ上で読み書きを行うこともできる。このような形態においても、キャッシュメモリはRAM2020の機能の一部を担うから、本実施形態においては、区別して示す場合を除き、キャッシュメモリもRAM2020、メモリ、及び/又は記憶装置に含まれるものとする。
また、CPU2000は、RAM2020から読み出したデータに対して、プログラムの命令列により指定された、本実施形態中に記載した各種の演算、情報の加工、条件判断、情報の検索・置換等を含む各種の処理を行い、RAM2020へと書き戻す。例えば、CPU2000は、条件判断を行う場合においては、本実施形態において示した各種情報に対応する変数が、他の変数または定数と比較して、大きい、小さい、以上、以下、等しい等の条件を満たすかどうかを判断し、条件が成立した場合(又は不成立であった場合)に、異なる命令列へと分岐し、またはサブルーチンを呼び出す。
以上に示したプログラム又はモジュールは、外部の記録媒体に格納されてもよい。記録媒体としては、フレキシブルディスク2090、CD−ROM2095の他に、DVD又はCD等の光学記録媒体、MO等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワーク又はインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク又はRAM等の記憶装置を記録媒体として使用し、ネットワークを介してプログラムをコンピュータ1900に提供してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、及び図面中において示した装置、システム、プログラム、及び方法における動作、手順、ステップ、及び段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、及び図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 資産予測システム
100 プランナー端末、101 入力部、102 表示部
120 データベース
140 プリンタ
180 顧客、190 プランナー
200 情報取得部、220 予測部、240 出力部
280 プラン選択肢格納部、282 賃貸情報格納部、284 地域情報格納部、286 介護費情報格納部、288 医療費情報格納部
400 負担情報格納部、420 標準医療費情報格納部
500 初期情報入力メニュー
510 入力メニュー、520 入力メニュー
521 選択メニュー、522 選択メニュー、523 選択メニュー
530 入力メニュー、540 入力メニュー、550 入力メニュー
560 デフォルト値設定ボタン
570 キャッシュフロー作成ボタン
600 資産情報入力メニュー
610 入力メニュー、620 入力メニュー
630 次画面表示ボタン
700 不動産収入入力メニュー
710 入力メニュー
720 次画面表示ボタン
800 一般収入関連入力メニュー
810 入力メニュー、820 入力メニュー、830 入力メニュー、840 入力メニュー
850 次画面表示ボタン
900 一般支出関連入力メニュー
910 入力メニュー、920 入力メニュー、930 入力メニュー
940 次画面表示ボタン
1000 医療・介護支出入力メニュー
1010 入力メニュー、1020 入力メニュー、1021 入力メニュー、1022 入力メニュー
1030 次画面表示ボタン
1900 コンピュータ、2000 CPU、2010 ROM、2020 RAM、2030 通信インターフェイス、2040 ハードディスクドライブ、2050 フレキシブルディスク・ドライブ、2060 CD−ROMドライブ、2070 入出力チップ
2075 グラフィック・コントローラ、2080 表示装置、2082 ホスト・コントローラ、2084 入出力コントローラ、2090 フレキシブルディスク、2095 CD−ROM

Claims (13)

  1. 顧客の現在の居住地の不動産の将来の利用形態及び前記顧客の将来の居住形態の組み合わせを示す情報と、前記顧客が有する現在の資産を示す情報とを取得する情報取得部と、
    前記現在の資産と、前記不動産の将来の利用形態から予測される将来の収入及び将来の支出と、前記顧客の将来の居住形態から予測される将来の支出とに基づいて、将来の複数の時点における前記顧客の資産を予測する予測部と、
    前記予測部によって予測された前記顧客の将来の資産を示す情報を、前記不動産の将来の利用形態及び前記顧客の将来の居住形態を示す情報に対応づけて出力する出力部と
    を備える資産予測システム。
  2. 前記不動産の将来の利用形態及び前記顧客の将来の居住形態の組み合わせは、前記顧客が現在居住している自宅又は前記顧客の現在の居住地に建築した賃貸住宅を他人に貸し出して、前記顧客が他の住宅に住み替えることを示す第1の組み合わせを含み、
    前記予測部は、前記顧客の現在の資産と、前記貸し出す前記自宅又は前記賃貸住宅から得られることが予測される将来の収入及び前記貸し出す前記自宅又は前記賃貸住宅にかかる将来の支出と、前記他の住宅に居住するための将来の支出とに基づいて、前記顧客の将来の資産を予測する
    請求項1に記載の資産予測システム。
  3. 前記不動産の将来の利用形態及び前記顧客の将来の居住形態の組み合わせは、前記顧客が現在居住している自宅に住み続けること又は前記顧客の現在の居住地に建て替えた新築住宅に住むことを示す第2の組み合わせをさらに含み、
    前記予測部は、
    前記第1の組み合わせが指定された場合に、前記顧客の現在の資産と、前記貸し出す前記自宅又は前記賃貸住宅から得られることが予測される将来の収入及び前記貸し出す前記自宅又は前記賃貸住宅にかかる将来の支出と、前記他の住宅に居住するための将来の支出とに基づいて、前記顧客の将来の資産を予測し、
    前記第2の組み合わせが指定された場合に、前記顧客の現在の資産と、前記自宅のリフォーム又は前記新築住宅への建て替えにかかる将来の支出とに基づいて、前記顧客の将来の資産を予測する
    請求項2に記載の資産予測システム。
  4. 地域を識別する情報に対応づけて、対応づけられた地域の賃貸住宅から期待される賃貸収入を示す情報を格納する賃貸情報格納部
    をさらに備え、
    前記予測部は、前記顧客の現在の居住地と前記賃貸情報格納部に格納されている前記情報とに基づく収入を、前記貸し出す前記自宅又は前記現在の居住地に建築した前記賃貸住宅から得られることが予測される将来の収入として用いて、前記顧客の将来の資産を計算する
    請求項2又は3に記載の資産予測システム。
  5. 前記賃貸情報格納部は、地域を識別する情報に対応づけて、対応づけられた地域の賃貸住宅から期待される敷地面積に応じた賃貸収入を示す情報を格納し、
    前記予測部は、前記顧客の現在の居住地の土地の面積と、前記賃貸情報格納部に格納されている前記敷地面積に応じた賃貸収入を示す情報とに基づく収入を、前記貸し出す前記自宅又は前記現在の居住地に建築した前記賃貸住宅から得られることが予測される将来の収入として用いて、前記賃貸収入を計算する
    請求項4に記載の資産予測システム。
  6. 前記予測部は、前記貸し出す前記自宅又は前記賃貸住宅から得られることが予測される将来の賃貸収入を、予め定められた経時的な賃貸収入の変動率に基づいて時間毎に変動させて計算し、当該計算により得られた賃貸収入に基づいて、前記貸し出す前記自宅又は前記賃貸住宅から得られることが予測される将来の収入を計算する
    請求項2から5のいずれか一項に記載の資産予測システム。
  7. 前記予測部は、前記貸し出す前記自宅又は前記賃貸住宅の維持にかかる将来の支出を、予め定められた経時的な維持費の変動率に基づいて時間毎に変動させて計算し、当該計算により得られた前記維持にかかる将来の支出に基づいて、前記貸し出す前記自宅又は前記賃貸住宅にかかる将来の支出を計算する
    請求項2から6のいずれか一項に記載の資産予測システム。
  8. 前記情報取得部は、将来の1以上の期間において予測される前記顧客の介護費を特定するための介護費予測情報をさらに取得し、
    前記予測部は、前記情報取得部が取得した前記介護費予測情報に基づいて特定される介護費にさらに基づいて、前記顧客の将来の資産を予測する
    請求項1から7のいずれか一項に記載の資産予測システム。
  9. 前記介護費予測情報は、将来の1以上の期間において予測される前記顧客に要する介護の度合いを示す要介護予測情報を含み、
    前記資産予測システムは、
    介護の度合いに対応づけて介護費を格納する介護費情報格納部
    をさらに備え、
    前記予測部は、前記要介護予測情報が示す前記顧客に要する介護の度合いと、前記介護費情報格納部に介護の度合いに対応づけて格納されている介護費とに基づいて、前記将来の複数の時点を含む期間において必要となる前記介護費を特定する
    請求項8に記載の資産予測システム。
  10. 前記情報取得部は、将来の1以上の期間において予測される前記顧客の医療費を特定するための医療費予測情報をさらに取得し、
    前記予測部は、前記情報取得部が取得した前記医療費予測情報に基づいて特定される医療費にさらに基づいて、前記顧客の将来の資産を予測する
    請求項1から9のいずれか一項に記載の資産予測システム。
  11. 年齢に対応づけて、必要となる標準的な医療費を示す情報を格納する医療費情報格納部
    をさらに備え、
    前記医療費予測情報は、前記顧客の年齢を示す情報と、前記医療費情報格納部に格納されている前記情報とを含み、
    前記予測部は、前記医療費予測情報に基づいて、前記将来の複数の時点を含む期間において前記顧客に必要となる前記医療費を特定する
    請求項10に記載の資産予測システム。
  12. コンピュータを、請求項1から11のいずれか一項に記載の資産予測システムとして機能させるためのプログラム。
  13. コンピュータが、顧客の現在の居住地の不動産の将来の利用形態及び前記顧客の将来の居住形態の組み合わせを示す情報と、前記顧客が有する現在の資産を示す情報とを取得する段階と、
    前記コンピュータが、前記現在の資産と、前記不動産の将来の利用形態から予測される将来の収入及び将来の支出と、前記顧客の将来の居住形態から予測される将来の支出とに基づいて、将来の複数の時点における前記顧客の資産を予測する段階と、
    前記コンピュータが、前記予測された前記顧客の将来の資産を示す情報を、前記不動産の将来の利用形態及び前記顧客の将来の居住形態を示す情報に対応づけて出力する段階と
    を備える資産予測方法。
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