JP2003108299A - 無線式タブレット型メニューパネル装置及び接客注文システム - Google Patents
無線式タブレット型メニューパネル装置及び接客注文システムInfo
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- JP2003108299A JP2003108299A JP2002148139A JP2002148139A JP2003108299A JP 2003108299 A JP2003108299 A JP 2003108299A JP 2002148139 A JP2002148139 A JP 2002148139A JP 2002148139 A JP2002148139 A JP 2002148139A JP 2003108299 A JP2003108299 A JP 2003108299A
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Abstract
し、パネル上に貼付された料理写真や献立表を指でタッ
チすることによって、顧客の注文が直接厨房への指示器
として使用できる器具を提供すること。 【解決手段】 マトリクス状に接点部を構成するタッチ
センサと、タッチセンサ上に重ね合わせて用いるシート
と、タッチセンサの押圧された接点部分を検知する検知
手段と、検知手段で検知した信号を送信する通信手段
と、通信手段等を作動させるための二次電池とを備えた
無線式タブレット型メニューパネル装置であって、シー
トにはイメージや文字等によってメニュー項目を表示
し、それぞれのメニュー項目とタッチセンサのそれぞれ
の接点部との対応関係をあらかじめ決定し、メニュー項
目を押圧することで、対応する接点部の信号を検知手段
で検知して前記通信手段によって送信する。
Description
食産業における接客注文において、顧客が直接指定注文
することで省力可能な電子化されたタブレット型メニュ
ー装置と、当該タブレット型メニュー装置に設置された
通信手段を用いて、インターネット通信網を利用した接
客サービス業におけるビジネスモデルに関するものであ
る。
スにおいて、ハンディーターミナルを用いて注文情報を
ウェートレス等が入力する方法が多く見られる。即ち、
店舗経営者が雇用する人員により入力作業を行ってお
り、しかも顧客に注文決定までの時問待たされることが
多く、作業者の作業効率が芳しくない。又はンディータ
一ミナルを用いていない店舗では、全くの人手のみでこ
れら作業を行っている。出前の注文や弁当の注文は電話
による事が多く、注文をまとめた後電話連絡する方法が
一般的である。従って、注文から支払いに到る過程を電
子化し自動化されることが望まれている。
接客サービス業ではメニュー変更が度々行なわれるのが
通常である。従って、例えハンデイーターミナルを用い
ても、メニューの変更に伴う押下部位と料理名称の対応
づけが重要となり、メニュー変更のたびに装置を回収又
は修理要員を派遣してこの変更作業を行うのは大変な労
働を強いることになるので、これら変更がユーザ側にお
いて簡単に変更できるようになっていなければならな
い。また、注文主に確実に注文指定された料理が配膳さ
れるためにはテーブル番号が特定できなければならな
い。このように、レストラン等の店舗内での運用のみな
らず、店舗外からの注文による出前や弁当注文等で、料
理の注文、製作、支払いにおいて電子式自動化が図られ
ねばならない。
した無線送受信器(例えば無線携帯電話、PHS、無線
LAN又はこれらを組合わせたもの)を装着し、パネル
上に貼付された料理写真や献立表を指でタッチすること
によって、顧客の注文が直接厨房への指示器として使用
できる器具を提供することを目的とする。また本発明
は、無線通信網を使用し、顧客が直接注文入力を行って
料理の製作指示、配膳指示及び請求伝票の作成を自動化
することにより、レストラン等接客サービス業における
料理注文工程における省力化を実現することを目的とす
る。
無線式タブレット型メニューパネル装置は、接触部分を
検知するタッチセンサシートと、前記タッチセンサシー
ト上に重ね合わせて用いるメニューを表示するメニュー
表示シートと、前記タッチセンサシートの接触部分を検
知する検知手段と、前記検知手段で検知した信号を送信
する無線通信手段と、前記通信手段及びタッチセンサシ
ートを作動させるための電源とを備えたことを特徴とす
る。
線式タブレット型メニューパネル装置において、前記メ
ニュー表示シートは、イメージや文字で表示したメニュ
ー項目を印刷した印刷シートであることを特徴とする。
線式タブレット型メニューパネル装置において、前記メ
ニュー表示シートは、メニュー項目を外部からの入力信
号により表示できることを特徴とする。
の無線式タブレット型メニューパネル装置において、前
記タッチセンサを2枚備え、前記シートの表裏にそれぞ
れ異なるメニュー項目を表示し、前記シートの一方の面
を一方の前記タッチセンサに重ね合わせ、前記シートの
他方の面を他方の前記タツチセンサに重ね合わせて用い
ることを特徴とする。
に記載の無線式タブレット型メニューパネル装置におい
て、前記メニュー表示シートを複数枚備え、それぞれの
前記シートにはそれぞれ異なるメニュー項目を表示し、
複数枚の前記シートの中から、前記タッチセンサに重ね
合わせて用いる前記シートを判別するシート判別手段を
設けたことを特徴とする。
のいずれかに記載の無線式タブレット型メニューパネル
装置において、ICカードソケットと、前記1Cカード
ソケットに挿入されるICカードに記録された情報を読
み取る手段と、前記1Cカードに書き込みを行う更新手
段とを設けたことを特徴とする。
は、顧客によってメニュー項目の注文ができる無線式タ
ブレット型メニューパネル装置をそれぞれの店舗に配置
し、前記無線式タブレット型メニューパネル装置から送
信される信号を受信して、前記店舗別に顧客が注文した
メニュー項目を閲覧可能に提供するサーバを備え、それ
ぞれの前記店舗において前記サーバが提供する自己の店
舗に関する注文情報を閲覧することで前記顧客に対する
サービス提供を行う接客注文システムであって、無線式
タブレット型メニューパネル装置から送信される信号を
受信する受信段階と、前記受信段階で受信した前記信号
から、注文がなされた前記店舗と、注文がなされた前記
メニュー項目とを特定する判断段階と、前記判断段階で
判断した前記店舗別に、注文がなされた前記メニュー項
目を閲覧可能に提供する段階とを有することを特徴とす
る。
は、無線式タブレット型メニューパネル装置を使用して
料理の注文を行う段階と、無線式タプレット型メニュー
パネル装置に搭載している通信手段によって注文情報を
送信する段階と、サーバによって前記注文情報を受信し
て、店舗毎に作成されたホームページに掲載する前記注
文情報の内容を更新する段階と、前記店舗に設置する端
末装置から当該店舗に関するホームページを閲覧するこ
とで前記注文情報を取得するとともに、前記注文情報を
もとに請求伝票の印字を行って支払い明細書を作成する
段階とを有し、前記店舗では、当該店舗に関するホーム
ページの注文情報から料理の製作と配膳指示を行うこと
を特徴とする。
に記載の接客注文システムにおいて、前記無線式タブレ
ット型メニュー装置に、ICカードソケットと、前記1
Cカードソケットに挿入されるICカードに記録された
情報を読み取る手段と、前記1Cカードに書き込みを行
う更新手段とを備え、前記1Cカードに予め付与されて
いる固有のID番号からユーザIDを識別する段階と、
前記1Cカードに記録されている残度数を読み取り、支
払い金額の度数を減算更新する段階と、前記店舗ごとに
度数の減算数を積算集計する段階とを有することを特徴
とする。
載の接客注文システムにおいて、前記無線式タブレット
型メニュー装置に搭載設置されている無線携帯電話器の
機能を用いて、個人の預金口座からタブレット制御部の
ROM又は追加して記録されたFROMに格納されたプ
リペイドカード運営主体の預金口座番号への振込みを行
い、入力した振りこみ金額及び振りこみ手続き完了の応
答情報からICプリペイドカードに暫定度数記憶領域に
度数加算を行って、プリペイドカード運営主体の口座に
振込まれたことを確認した後再度顧客がICカードをタ
ブレット型メニューパネルに挿入されたとき暫定度数を
実残度数へ移動加算を行ってカードヘの自動入金を実現
する機能を付加し、精算ボタンの押下で精算画面を表示
して銀行名と本支店名を選択指定後個人預金口座番号を
入力して実行ボタン押下で残度数があればその残度数相
当の金額をプリペイドカード運営主体が入力された口座
に電子振込みを行う事を可能としたことを特徴とする。
記載の接客注文システムにおいて、顧客が店舗で用いて
消費した度数をプリペイドカード運営主体が店舗別に積
算集計し、店舗別売上集計から1注文あたりの固定手数
料に注文数を掛けた金額を差し引いてサーバ側計算機が
支払い額を計算し、計算機を用いて店舗の預金口座へ支
払い金額の自動振込みを行うことを特徴とする。
記載の接客注文システムにおいて、インターネット網で
接続された時差の異なる複数の店舗を対象とし、顧客に
よる直接注文、厨房への料理製作指示、ICカードの度
数減算、及び店舗に対する電子決済を行うことを特徴と
する。
性ゴムをはさんで行(又は列)出力線と列(又は行)入
力線をマトリクス状に配置して接点部を構成してタッチ
センサとし、このマトリクス領域の上に料理写真や献立
表を印刷したシートを置き注文したい部位を指でタッチ
押下されたことを検知して検知部位のX−Y座標を認識
する手段と、それを制御処理する電子回路を有するタブ
レット上に注文情報を伝達する市販のパケット通信可能
な無線送受信器(無線携帯電話又はPHS、無線LAN
やこれらを組合わせた通信手段)を有し、袋体を1枚又
は複数枚固定して設置した袋体にメニューシートを挿入
することができ、反射型光電スイッチ又は磁気検出セン
サ等をタブレットに設置して開いているページを検出す
る手段を有し、このタブレットの背面に設置される市販
のシート状二次電池又は表面の制御部に設置する角型二
次電池で全体の電子回路を電気的にバックアップし、充
電用の接触子を設置して充電を可能とし、タブレットシ
ート片面のみタッチ指定が可能な単面タブレット型メニ
ューパネル装置を特徴とする。
から無線によってメニュー情報をタブレットシートに送
り、そこにメニュー情報を変更可能に表示することを特
徴とする。
おける単面タブレット型メニューパネルを見開き両面に
タッチセンサを設置し、1枚又は複数枚で構成したタブ
レットシートの両面を見開きでタッチ指定が可能な両面
タブレット型メニューパネル装置を特徴とする。
の形態におけるタブレット型メニューパネル装置を使用
してタブレットで料理の指定をし、その注文情報を当該
装置に搭載している通信手段でインターネット網に接続
伝達し、インターネット網に接続されたサーバの店舗毎
に作成されたホームページを更新し、別途設置するイン
ターネット網に接続されたパソコンがインターネットW
EBを使用して注文情報を取得し、その注文情報から料
理の製作及び配膳指示ができ、注文情報と価格表とから
請求伝票の印字を行って支払い明細書の自動作成が可能
な接客サービス業における電子注文システムを特徴とす
る。
おけるタブレット型メニュー装置にICカードソケット
とその制御電子回路部を追加設置してICカードに記録
された情報を読み取る手段及び書きこみ更新手段を有
し、ICカードに予め付与された固有のID番号からユ
ーザIDを識別でき、ICカードに記録されている残度
数の読み取り後支払い金額の度数を減算更新し、サーバ
側で店舗ごとに度数の減算数を積算集計して課金機能を
付加し、タブレットに搭載設置されている無線携帯電話
器の機能を用いて、個人の預金口座からタブレット制御
部のROM又は追加して記録されたFROMに格納され
たプリペイドカード運営主体の預金口座番号への振込み
を行い、入力した振りこみ金額及び振りこみ手続き完了
の応答情報からICプリペイドカードに暫定度数記憶領
域に度数加算を行って、プリペイドカード運営主体の口
座に振込まれたことを確認した後再度顧客がICカード
をタブレット型メニューパネルに挿入されたとき暫定度
数を実残度数へ移動加算を行ってカードヘの自動入金を
実現する機能を付加し、精算ボタンの押下で精算画面を
表示して銀行名と本支店名を選択指定後個人預金口座番
号を入力して実行ボタン押下で残度数があればその残度
数相当の金額をプリペイドカード運営主体が入力された
口座に電子振込みを行う事を可能とした、タブレット型
メニューパネル装置及びICプリペイドカードを使用し
た減算課金、入金及び精算システムを特徴とする。
おけるICプリペイドカードを搭載したタブレット型メ
ニューパネル装置及びICプリペイドカード度数減算シ
ステムを顧客が店舗で用いて消費した度数をプリペイド
運営主体が店舗別に積算集計し、店舗別売上集計から1
注文あたりの固定手数料に注文数を掛けた金額を差し引
いてサーバ側計算機が支払い額を自動計算し、計算機を
用いて店舗の預金口座へ支払い金額の自動振込みを行う
電子決済システムを特徴とする。
おける顧客が直接注文できる接客注文手段及びICプリ
ペイドカードを用いた電子決済手段を用い、インターネ
ット網で接続された世界中の店舗を対象とし、顧客によ
る直接注文から、厨房への料理製作指示、ICカードの
度数減算、店舗に対する電子決済までをひとつのシステ
ムとしたことを特徴とする。
えば無線携帯電話器のような無線送受信器又はPHSの
通信手段を装着したタッチ指定できるタブレット型メニ
ューパネル装置を準備する。タブレット型メニューパネ
ルは単面又は見開き両面であり、見開き型では両パネル
の間に数枚の袋体がはさみこまれている。見開き型で
は、べ一スとなるパネル側に設置された反射型光電スイ
ッチ又は磁気検出センサによって各袋体が識別される。
テーブルごとに配置されており、装置固有の番号で店舗
及びテーブル番号が識別される。
し、注文ボタンを押下して無線携帯電話又はPHSにア
クセスする。注文料理名とその個数をサーバ側に通知
し、サーバは通知された情報を店舗ごとのホームページ
で更新させる。店舗内に設置されるクライアントPC上
でこれを閲覧して注文内容を知ることが出来る。そのW
EB上から得た注文情報から指定料理及び個数の特定、
テーブル番号の特定、注文時刻の付加を行って、製作料
理の指示を表示又は印字にて行い、同時に請求伝票の印
字を行う。
することによって、そのブロック番号の場所に料理を届
けることが出来る。注文主が店舗外であれば、住所も印
字して指示する。
ット型メニューパネル装置及び接客注文システムについ
て説明する。
例による無線式タブレット型メニューパネル装置を説明
するための構成図である。
を有した市販の送受信器としての無線携帯電話器1を使
用して無線携帯電話器1をタッチセンサが内蔵されたメ
ニュータブレット2に装着した場合、図2は、無線携帯
電話器1を両開きタブレット12に装着した場合、図3
は、PHSを両開きタブレット12に装着した場合を示
している。
る無線式タブレット型メニューパネル装置は、メニュー
タブレット2の裏面に設置された充電可能なシート状二
次電池5又は角型二次電池10と、メニュータブレット
の端部に設置される制御部3と、外部からの給電用接触
端子4と、メニューが表示されたメニューシートのペー
ジを識別するセンサ8とを備えている。また、メニュー
タブレット2の端部であって制御部3に形成されたIC
カードソケット6とを有しており、このICカードソケ
ット6にはICカード7が挿入されるようになってい
る。
ーが印刷されたメニューシートが交換可能に収納された
透明の袋体9、9が備えられ、前記メニューシートに
は、メニューがイメージ及び文字で表示されている。前
記メニュータブレット2の比較的硬いボード面5には、
例えば、図13に示すような注文操作面が形成され、こ
の注文操作面の裏面側にはタッチセンサシートが内蔵さ
れている。顧客が注文するときには、前記注文操作面を
指で操作すると共に、前記袋体9をボード面5に重ね合
わせて所望のメニューを指で押圧し、ボード面5内のタ
ッチセンサシートを作動せしめる。このとき、センサ8
はどの袋体9内のメニューシートが選択されたかを検出
する。その検知手段としては、例えば、図32(a)に
示すように各袋体9のセンサ8に対応する付け根部分に
開口600、601、602が設けられ、例えば袋体9
が2枚の場合には、一枚目の袋体9には2つの開口60
0、601が2枚目の袋体9には開口602が形成さ
れ、センサ8が開口600、601を検出した場合に
は、1枚目の袋体9(メニューシート)が選択されたこ
とを示し、ボード面5に2枚の袋体9が重ねられ1枚目
の袋体9の開口601は閉じられ、センサ8が開口60
0と601の整合を検出した場合には2枚目の袋体が選
択されたことを示すような構成とする。
代わりに磁気部700、701を第1、2の袋体9上の
異なる位置に形成し、袋体9の重なり状態を磁気部の数
により検出するようにしてもよい。なお、前記センサ8
は、ボード面5の図上左側に形成し、これに対応した位
置に開口又は磁気部を各袋体9に形成してもよい。
を示し、このメニュータブレット12は片側のボード面
5に加えて、他方側にボード面13を備え、このボード
面13上にはボード面5と同様にセンサ18を備え、こ
のボード面13上にはメニューシートが付着されてい
る。
刷されたメニューシートが収納され、メニューシートに
は図32に示すものと同様の袋体9の検出手段が設けら
れている。袋体9が左側のボード面5に重ねられた場合
には、センサ8が動作し、袋体9が右側のボード面5に
重ねられたときにはセンサ18が動作することにより、
どのメニューが選択されたかが検出される。
0が設けられ、この入力ボタン500を押した状態でメ
ニューを押圧してタッチセンサを動作せしめないとメニ
ューが選択されないようになっている。これは、レスト
ランのテーブル上ではメニューシートの上に誤ってコッ
プを置いたりするので、このときにはメニューがインプ
ットされないようにするために入力ボタン500を押圧
することをAND条件としたものである。
の代わりに無線LAN15を加えることもでき、携帯電
話1と無線LAN15とが一体になったものを使用する
こともできる。
ブレット型メニューパネル装置の充電器の構成図であ
る。図に示すように、同無線式タブレット型メニューパ
ネル装置は、装置ごと充電アダプタにセットされ、充電
器によって充電することができる。
4は、図4のような充電アダプタを使用するときは、制
御部3と反対のエッジ側に給電用接触部を配置して設置
するようにする。
ル方式であり、タッチセンサシートとしては、加圧導電
ゴムを使用したもの、超音波を使用したもの等種々存在
するが、いかなるタイプのものでもよい。タブレット2
の少なくとも1片には基板上上にタッチパネルセンサシ
ートを重ね合わせられている。
び文字等で表示したメニューは印刷されており、メニュ
ーの変更、価格の変更の際には、印刷をやり直す必要が
あるが、この代わりに、有機EL、液晶等を利用した薄
いディスプレイシートをタッチパネルシートに重ね合わ
すようにすれば、メニュー変更が容易であるとともに、
メニュー表示面は1枚で済み、外部から無線で種々の設
定メニュー表示が可能となる。この場合、ディスプレイ
面は一面のみでよい。
分に折りたためる1枚のメニュー表示シート300(メ
ニューのイメージ、番号、価格が表示されている)の片
側に送受信機301及び種々の操作を行う制御部302
と表示部を備えた簡易なものでもよく、例えばシート3
00の層構成は、基板310、印刷層311、タッチセ
ンサー層312及びカバー層313で構成される。
システムの概略図である。
ライアントPCと、店舗内のテーブル上に設置される無
線式タブレット型メニューパネル装置は、インターネッ
ト網に接続されている。なお、店舗Aは日本国内、店舗
Bは外国であっても良く、国内に置かれるサーバは、国
内に限らず国外の店舗も管理できるホームページを置く
ことができる。
クス配線面と列マトリクス配線面の構成図である。
ゴムシートを図6の行マトリクス配線面と列マトリクス
配線面とで張り合わせた場合の要部構成図である。
線間に接点部材としての加圧導電ゴムシートを挟んで使
用すれば、マトリクスの交叉する場所の接点が得られ
る。本システムで使用する無線式タブレット型メニュー
パネル装置は、料理写真や献立表の項目選択を指でタッ
チ押下して実現するものであるので、マトリクスの目を
細かくする必要性がなく人差し指の先端面積ほどの目と
なる程度でよい。
圧導電ゴムシートを図6の行マトリクス配線面と列マト
リクス配線面とで張り合わせた場合の折り曲げ部位の要
部構成図である。
のタブレットの折れ曲がり部は見開き部となるので耐久
性を向上させる必要があるため、図9に示す対策を講じ
ている。すなわち、図9は、本発明の一実施例によるゴ
ム芯棒に導線をスパイラル状に巻いた場合の構成図であ
る。
ルのゴム心棒に直径0.05ミリメートルの細線導線を
スパイラル状に巻くことにより、可撓性を向上させるこ
とができる。具体的には、図8の見開き折り曲げ部配線
の各渡り信号線として可撓性を増したスパイラル線を設
置し、このスパイラル線がタブレットの開閉につれて折
曲げさせるようにしてタブレット間を導通させる。各信
号線の電気的接続は異方性導電膜を使用して接続する。
タブレット型メニューパネル装置の制御部を示す構成図
である。
PU、TIMER、光電スイッチ、PIO、ROM、R
AM、FRAM、SIO、無線携帯電話器1、及び接点
マトリクスから構成される。なお、ICカードは、顧客
が保有するもので本装置に挿入して用いる。
に示した接点マトリクスの拡大図である。同図に示すよ
うに、指でタッチした接触部分を検知する接点マトリク
スは、複数の入力線と複数の出力線制御信号線とがそれ
ぞれ交差して接点部を構成したもので、それぞれの入力
線には集合抵抗器が接続され、接触部分の抵抗値の変化
によってその位置を検出する。
タブレット型メニューパネル装置の電力系統図であり、
外部充電器で充電される回路が示されている。
と接続して給電する。このとき、無線式タブレット型メ
ニューパネル装置は充電器に置いて充電を行う。外部コ
ネクタは、充電しながら無線式タブレット型メニューパ
ネル装置を使用する場合に用いる。なお、本システムで
使用される無線式タブレット型メニューパネル装置は、
顧客がテーブル上でタッチ操作をするとき以外は外部充
電器に接続されている。また、本無線式タブレット型メ
ニューパネル装置は、タブレット制御部とシート状二次
電池を備えてもよい。
ットの表面に貼付する操作モードを表示する印刷シート
の構成図である。この印刷シートは、例えば図1の開い
た状態の片面に表示される。
〜領域Cの本システムで固有の3つの領域から構成され
る。領域Aは、英数字記号キーが設置される領域であ
る。領域Bは、ICカードリーダライタが搭載される場
合のカード排出キー、カード精算キー、カード入金キ
ー、及び実行キー等の特殊機能キーが設置される領域で
ある。領域Cは、無線携帯電話器1の表示を見ながら操
作するためのキー操作部である。呼び出しキーはウェー
トレス等の呼び出しに使用し、キャンセルキーは携帯電
話表示部に表示された注文内容をキャンセルするための
キーである。注文は、料理注文シートでタブレット入力
した後、注文キーの押下で注文情報が送信されることで
行われる。電源キーは装置をウェークアップさせる際に
使用する。但し、ICカードリーダライタが搭載される
場合はICカードの挿入でウェークアップされ、ICカ
ードが搭載されていない場合、領域Bは他の用途に使用
される。
タブレットシートの構成図である。このシートは、図1
3の印刷シートの次に重ねて設けてもよいし、図2の両
開きの一方に設けてもよい。
トは、英数字記号キー領域、価格等設定キー、座標設定
完キー、座標設定キー、一括受信キー、及びPRG受信
キー等が設置される領域、DELキー、BSキー、キャ
ンセルキー、Enterキー、及び上下左右に移動させ
るための▲キーが設置される領域で構成される。
ッチにより、通常のタブレットシート、インデックスで
1、3、7、15、31、63、127、255の8種
類のコードが得られ、設定用タブレットシートのインデ
ックスの位置は、この8種類以外のコードとなるように
決める。
ーシート変更に伴う座標設定を行う。
図15から図25を用いて説明する。
ネル装置の設定のための操作項目フローである。この設
定は、各店舗ごとにユーザが行うものであり、店舗のコ
ンピュータにより送信機を介してメニューをセットする
ものに適用し、印刷シートには設定できない。
る。初期設定とは、設定用ページを開き、料理名、価
格、テーブル個数、消費税率、及びテーブル番号/無線
式タブレット固有番号対応表を設定するものである(S
1)。
装置の1台目の設定をする。プログラムを自店舗用ホー
ムページURLのサーバからダウンロードし(S2)、
タブレットの料理名/押下領域の対応付け操作と設定を
行い(S3)、価格、消費税率等をメニュータブレット
へサーバからダウンロード設定(S4)を行う。
メニューパネルにサーバからダウンロードする(S
5)。
る。以後、無線式タブレット型メニューパネル装置で料
理をタッチ指定して、料理の注文が可能となる(S
6)。
線式タブレット型メニューパネル装置から、料理名を送
信せずにタッチされたX−Y座標を送信し、サーバ側で
料理名を特定しても同様の機能を達成できる。
ューパネル装置を用いて、料理を注文する際のオンライ
ンによる自動化工程のフローである。
電源キーのONでウェークアップさせる(S11)。I
Cカードがある場合は、カードの挿入でウェークアップ
させる。注文するメニューをタッチして選択し、料理番
号と個数リストを作成表示する(S12)。「注文ON
?」の表示(S13)があれば、注文ボタンを押して注
文情報を送信する(S14)。表示が無ければ、S12
の処理の前に戻る。
ット固有番号からテーブル番号を特定する。また、再送
されてきたデータに注文時刻を付加し、WEB上のデー
タを更新する。WEBのクライアントが表示の更新を行
った後にテーブルの追加注文入力があった場合、その注
文は新規注文扱いとするが、更新前であれば追加注文と
して現在注文内容に加える(S15)。
16)、スリープ状態になる(S18)。再度注文をす
る場合は、一定時間内に再入力する(S17)。
求書の発行までのオンラインによる自動化工程を示すフ
ローである。料理作成指示は表示装置又は印刷物によっ
てもよく、現在はそれら方法が用いられている。
1)。サーバ側から、テーブルの注文状況の更新データ
が送信されるので(S22)、各テーブルの注文状況を
表示更新する(S23)。過去の注文と同一の場合は一
定時間ウェートし(S24)、異なる場合は料理名と員
数を厨房に通知する(S25)。
ル番号、及び注文時刻を印字出力し、請求書を作成する
(S26)。
7)、一定時間ウェートし、別の注文の指示待ち状態と
なる。
の無線式タブレット型メニューパネル装置とサーバ間の
詳細な交信状況を示すフローである。
で、URLを送信する(S31)。サーバ側からWEB
表示情報が送信されると(S32)、メニューパネル装
置にWEBが表示される(S33)。タブレット固有番
号通知を通知すると(S34)、サーバ側ではタブレッ
ト番号から店舗及びテーブル番号を取得し、指定店舗の
ホームページ内のタブレット用テーブルページ表示情報
が送信される(S35)。自店舗のホームページ内のテ
ーブルページ表示情報を表示し(S36)、注文待ち状
態となる。
と、内部で同一料理名ごとに個数を積算して表示する
(S37)。注文ボタンの押下で注文情報を送信し(S
38)、応答を待つ(S39)。サーバ側では、注文情
報を受信し、ホームページ内のタブレット用テーブルペ
ージを更新する(S40)。タブレット用テーブルペー
ジの情報を店舗用テーブルページに情報を移動させ、タ
ブレット用テーブルページの情報をクリアし、その表示
情報を送信する(S41)と、メニューパネル装置に
「注文が完了しました」と表示される(S42)。その
後再び、注文待ち状態となる。
舗専用URLを回線からダウンロードする手続きを示す
フローである。同図で示される操作は、タッチ領域設定
操作を行う前に、各無線式タブレット型メニューパネル
装置にプログラムとURLをダウンロードしておくもの
である。
電源をONし(S51)、所定のURLヘアクセスする
(S52)。サーバ側で、パスワードの入力の要求があ
れば(S53)、パスワードを入力する(S54)。メ
ニュー表示情報が送信されるので(S55)、新規プロ
グラム&店舗専用URLのダウンロードを選択する(S
56)。サーバ側ではプログラム及び店舗用URLの送
信を準備後、プログラム及び店舗用URLの送信を行う
(S57)。ダウンロードを開始し、タブレット側にプ
ログラムと店舗用URLを送信する(S58)。無線式
タブレット型メニューパネル装置の電源をOFFして終
了する(S59)。
ダウンロードする手続きを示すフローである。
電源をONする(S61)。自店舗専用URLを送信
し、ホームページのタブレット設定ページを開き、パス
ワードを入力する(S62)。サーバ側から、タブレッ
ト設定ページの表示情報が送信されるので(S63)、
料理名のダウンロードを選択する(S64)。サーバ側
では、料理名の送信を開始し(S65)、料理番号及び
料理名の送信を実行する(S66)。料理番号、料理名
のダウンロードを行い、タブレット側に送信する(S6
7)。サーバ側には、ダウンロードの完了を通知する
(S68)。サーバ側では、クライアントPCに、タブ
レットシートの1料理ごとのタッチ領域を設定するため
にページ番号と料理番号を送信すると(S69)、指定
タブレットシートページ内の料理名を指定するので(S
70)、各無線式タブレット型メニューパネル装置に料
理番号、料理名が表示される(S71)。表示された料
理名のタッチ領域を押下し、押下個数分の座標を送信す
る(S72)。サーバ側では、指定の料理名に対して受
信した座標を記録し、クライアント側設定ページをグラ
フィックで表現する(S73)。また、パネル上の表示
をACK送信によって消去する。一方、クライアントP
Cでも受信した座標がグラフィックで表示され(S7
4)、更に、次の料理について指定する(S74)。
Enterボタンを押下し指定の料理について完了させ
ると(S75)、サーバ側では指定の料理に対するタッ
チ領域を矩形領域の集合として記憶し(S76)、クラ
イアントPCではタッチ領域が矩形領域で表示され、決
定ボタンで決定する(S77)。
操作の終了(S78)、つまり、タブレットシートの全
頁の入力がまだの場合は、S72の処理の前に戻り、完
了していれば、座標設定完ボタン押下しサーバに送信す
る(S79)。
タブレットヘ全ての情報を送信し、その際、送信中と表
示する(S80)。クライアントPCでも、自動表示更
新し、送信中と表示する(S81)。無線携帯電話はサ
ーバ側からのタッチ領域設定情報を受信し、タブレット
制御部へ送信する(S82)。
3)、タッチ領域設定情報送信完了を表示する(S8
4)。クライアントPCは、表示情報を更新し、タッチ
可能を表示する(S85)。無線式タブレット型メニュ
ーパネル装置の電源をOFFして終了する(S86)。
れるそれぞれの料理名とタッチして認識される領域が対
応付けされる。したがって、この時点で1台分の無線式
タブレット型メニューパネル装置は動作可能となり、試
験的に料理をタッチ指定して確認できる状態となる。
店舗専用URL、料理名センス領域と押下領域座標の対
応表等のダウンロード情報を他の無線式タブレット型メ
ニューパネル装置に一括してダウンロードする手続きを
示すフローである。
の電源をONする(S91)。タブレット型メニューパ
ネル1台ごとに一括受信ボタンを押下してタッチ領域設
定情報をダウンロードする準備をする(S92)。サー
バは、タッチ領域設定情報を送信し、その際、送信中と
表示する(S93)。同時に、クライアントPCも送信
中と表示する(S94)。
に、タッチ領域設定情報を受信してタブレット制御部に
送信する(S95)。
を送信する(S96)。サーバ側では、タッチ領域設定
情報送信完了と表示し(S97)、クライアントPCで
も、完了と表示する(S98)。無線式タブレット型メ
ニューパネル装置の電源をOFFして終了する(S9
9)。
文情報を送信することが可能状態となる。同様に未設定
の無線式タブレット型メニューパネル装置についても実
行して設定を行う。
ネル装置の制御部に価格設定情報及び消費税率設定情報
の設定工程を示すフローである。無線式タブレット型メ
ニューパネル装置の電源をONする(S91)。
ージを開き、クライアントPCに、表示情報を送信する
(S102)。クライアントPCでは、同設定ページを
開き、情報を表示し(S103)、設定情報を入力する
(S104)。
下してサーバ内に反映更新させる(S105、S10
6)。
価格等設定ボタンを押下して設定情報送信要求を発行す
ると(S107)、サーバ側から価格設定情報及び消費
税率設定情報を送信される。この際、サーバには、送信
中と表示する(S108)。同時に、クライアントPC
も送信中と表示する(S109)。
受信した価格設定情報及び消費税率設定情報をタブレッ
ト型メニューパネルの制御部に送信する(S110)。
1)、価格設定情報及び消費税率設定情報送信完了と表
示し(S112)、クライアントPCでも、完了と表示
する(S113)。無線式タブレット型メニューパネル
装置の電源をOFFして終了する(S114)。
ての注文、支払い状況を示すフローである同図に示すフ
ローでは、プリペイド分とポストペイド分の両方で運用
が可能となっている。
装置に、ICカード挿入して(S121)、ウェークア
ップさせる(S122)。ICカードのユーザIDを読
み取った後(S123)、残度数の読み取りを行い、残
度数の表示をする(S124)。サーバに接続し、タブ
レット固有番号を送信する(S125)。
文ボタン押下で残度数から注文代金分を減算しICカー
ドに記録して更新する。注文額が残度数より大きい場合
は不足額を算出し、残度数を0としてICカードに記録
する。注文情報と共に不足額、プリペイド度数減算額及
びユーザIDを付加してサーバ側へ送信する。注文が無
ければ待機する(S126)。このとき、サーバ側では
店舗ごとに度数の引き落とし額を積算する。また、不足
額はレジにて清算できる様に請求明細書に記録される
(明細書と共に配膳される)。
らカードを排出する(S127)と、カード排出信号が
ONされる(S128)。カードを排出しない場合は、
S126の処理の前に戻る。
ネル装置を使用し、カードオーナーが口座振込みを行っ
てICカードに入金する手順を示すフローである。
装置にICカード挿入して(S131)、ウェークアッ
プさせる(S132)。ICカードのユーザIDを読み
取ったら(S133)、残度数の読み取りを行い、残度
数の表示をする(S134)。サーバに接続し、タブレ
ット固有番号を送信する(S135)。
に画面遷移して、振込み操作を行う。振込み先口座番号
は内部に記憶して既登録の同一銀行同一本支店口座番号
を探し出して自動送信する(S136)。このとき、振
込み確認は数日要するので、暫定的にICカードに記録
しておく。
定入金額としてICプリペイドカードの暫定金額に度数
加算を行う(S137)。
金度数は使用可能度数として移動される。また、使用可
能度数領域と暫定度数領域を区別する。また、入金時使
用可能な度数が仮に0円であった場合は現金支払いで対
応する。
する(S138)。
れている残度数の精算方法の手順を示すフローである。
装置に、ICカード挿入して(S141)、ウェークア
ップさせる(S142)。ICカードのユーザIDを読
み取ったら(S143)、残度数の読み取りを行い、残
度数の表示をする(S144)。サーバに接続し、タブ
レット固有番号を送信し、サーバと接続する(S14
5)。
れる(S146)。
精算ボタンを押下すると(S147)、残度数が精算可
能か判定される(S148)。積算可能な場合は、IC
カード精算画面表示要求を送信する(S149)。積算
不可能な場合は、「精算できません」と表示し、注文モ
ードに切り替える(S160)。
送信されるので(S150)、個人預金口座の銀行名を
選択する(S151)。サーバには、選択された銀行名
が記憶される(S152)。次に、本支店名選択画面表
示情報が送信されるので(S153)、本支店名を選択
する(S154)。サーバには、選択された本支店名が
記憶され、預金口座番号入力画面表示情報が送信される
(S155)。預金口座番号を入力し、実行ボタン押下
でICカードから読み出した残度数と共にデータ送信す
る(S156)。サーバには、預金口座番号と精算すべ
き残度数を記憶され、「振込み手続き完了しました」の
表示情報を送信する(S157)。無線式タブレット型
メニューパネル装置に、「振込み手続き完了しました」
と表示し、ICカードの残度数を0に書き換え変更する
(S159)。
らICカードを排出して残度数の積算処理を終了する
(S160)。
装置の制御部のプログラムついて、図26と図27を用
いて説明する。
ネル装置の制御部のプログラム(PowerOn)を示
すフローである。
PowerOnすると、初期化(S171)を行い、O
S処理をする(S172)。
電源をOFFすると(S173)、スリープモードヘ移
行しCPUが停止する(S174)。
せると(S175)、また、S173で電源をOFFし
ない場合は、S171の処理の前に戻る。
ネル装置の制御部のプログラム(イベント処理)を示す
フローである。
イベント番号の処理ヘスイッチングを行うと(S18
1)、以下の4つの処理が行われる。
ス処理とページ認識処理(S183)、携帯電話コマン
ド処理(S184)、及びICカードコマンド処理(S
185)、で、それぞれの処理後、OSへ復帰する(S
186)。
いて図28を用いて説明する。図中の太線の部分が、当
該電子決済に該当する部分であり、電子決済とは、プリ
ペイド運営主体が店舗別に度数の減算数を積算集計し、
1注文毎に固定で決められた手数料に注文数を掛けた金
額を減じて支払い額を計算機が自動計算し、計算機を用
いて店舗の預金口座へ支払い金額の自動振込みを行い、
支払いを数日以内で完了する決済のことである。
してデジタル通信で金額データが転送されることを意味
する。まず、顧客に対して、各店舗が提供した物又はサ
ービスヘの支払いが顧客保有のICプリペイドカードに
よって行われる。
処理を行われて、運営主体サーバ会計に送信される。運
営主体サーバ会計は、各店舗へ請求指示を出すととも
に、支払額を自動計算し、各店舗ヘインターネット振込
手続きをするために、運営主体口座がある運営主体銀行
に支払いデータを送信する。運営主体銀行では、各店舗
ごとに、店舗口座がある銀行にそれぞれ電子振り込みす
る。
型メニューパネル装置に挿入して使用されるまた、IC
プリペイドカード内の初期残度数をQとすると残度数=
Q−AD1−BD1となっている。
ドカード運営主体が所定のフォーマットで書き込みを行
い、初期残度数1,000円を記録しておき店舗内のレ
ジで販売する。ICカードは偽造が困難で何度も再書き
込みができるため、度数の減算課金、加算入金、及び精
算が可能な媒体である。
9と図30を用いて説明する。
の方法がある。
舗内のみのネットワークを利用する。もう一つは、レン
タルによる導入で、プリペイドICカードを使用して異
なる店舗でも支払いが可能であるため、グローバルオー
ダーシステムを実現できる。また、オーダーシステムの
特徴には、以下の6つがある。
ービス店舗において顧客が自由に料理注文ができ、店舗
従業員を待ってオーダーする必要がない。2つ目とし
て、オーダーから厨房への指示、配膳、請求、支払いま
で一貫して自動実現できる。3つ目として店舗運営主体
は人件費の削減ができる。4つ目として、プリペレイド
ICカードを使用して他店舗で支払いが可能である(レ
ンタル)。5つ目として、プリペイドICカードにカー
ド運営会社を通してオーダー装置で自動入金、精算、支
払いが可能。また、店舗への支払いも電子決済で実現で
きる(レンタル)。6つ目として、レンタル会社は世界
戦略の視野でビジネスが展開できる。レンタル会社はレ
ンタル料として1注文あたりの手数料を徴収できる。
ステムを示す概念図である。
る。顧客はこのPADを操作して注文を行うことができ
る。注文された情報は、PADから送信され、中継器を
介して店舗内のコンピュータで受信される。このように
注文情報をインターネット等の通信網を介することなく
店内のコンピュータで受信してもよい。
ンターネット等を介してサーバに送信してもよい。店内
に設置されたコンピュータでは、インターネットを介し
て、又は店舗内の中継器を介して注文情報を受信する。
このようにして受信した注文情報は、コンピュータの表
示装置で閲覧できる他、厨房ディスプレイや、電子レジ
スタ、プリンターなどで出力することができる。このと
き出力できる情報は、注文情報の他、決済情報も含まれ
る。
ダーシステムを示す概念図である。
において、本システムのメニューを使用して顧客が直接
注文し、厨房への指示(印刷物又は表示器)を可能とす
るシステム構成となっている。MODEMは、システム
プログラムのダウンロード時に使用し、ダウンロード完
了後は使用しない。
ロック図である。メニューパネルは、制御部、スイッチ
部、無線LANインターフェース部、LCD表示部、イ
ンデックス認識部、バッテリー部、及び充電器部から構
成される。
れたタッチパネルの機能を果たす。無線LANインター
フェース部は、無線LANカードが実装され、AirS
tationとの間で無線式通信を行う。LCD表示部
は、タッチ入力で指定した注文料理の品名と員数を表示
し、▲、▼、追加、削除、全クリア、及び注文の6個の
キー操作で編集できる。インデックス認識部は、メニュ
ーに差し込まれる印刷物のページ番号を認識するために
設置される。制御部は、全体を制御し、マン、マジンイ
ンターフェースを処理する。制御プログラムとしてJA
VA(登録商標)を使用し、CPU、RAMで構成され
る。バッテリー部は、1日稼働できるに十分な電気量を
蓄積し、電気系統はこのバッテリーで動作する。充電器
部は、使用後バッテリーの充電用として実装する。充電
器部への入力はDC電源から給電する。
ェース部、及びインデックス認識部は制御部に接続され
ており、制御部は無線LANインターフェース部及びL
CD表示部に接続されている。また、充電器部はバッテ
リー部に接続されている。
ニューパネル装置は、顧客自身が指でタッチして注文入
力する装置であり、従業員はこれらの作業を行う必要が
なく、調理、配膳作業及び支払い受付に専念できる。料
理の注文入力を顧客自身が行い、以降の工程で入力した
情報を使っていくことで省力化が図られる。また、メニ
ューの変更はインターネットWEB上で容易にユーザが
変更できるので、タブレットの袋体に差し込む料理写真
や献立表などのメニューシートをユーザ側で自由に変更
構成することができ柔軟性が得られる。大規模チェーン
店から小規模店に至るまで同一のシステムで運用が可能
である。また、当該無線式タブレット型メニューパネル
装置を店舗外の顧客に配布しておくことによって電子式
注文システムによる出前や弁当注文が可能となる。ま
た、当該無線式タブレット型メニューパネル装置にIC
カードリーダを設置することによってプリペイド方式に
よる支払いも可能となり、装置及びシステムの利便性が
ある。
ニューパネル装置を説明するための構成図
ニューパネル装置を説明するための構成図
ニューパネル装置を説明するための構成図
ニューパネル装置の充電器の構成図
略図
列マトリクス配線面の構成図
図6の行マトリクス配線面と列マトリクス配線面とで張
り合わせた場合の要部構成図
ートを図6の行マトリクス配線面と列マトリクス配線面
とで張り合わせた場合の折り曲げ部位の要部構成図
イラル状に巻いた場合の構成図
メニューパネル装置の制御部を示す構成図
マトリクスの拡大図
メニューパネル装置の電力系統図
貼付する印刷シートの構成図
ートの構成図
メニューパネル装置の設定のための操作項目フロー
置を用いて、料理を注文する際のオンラインによる自動
化工程のフロー
でのオンラインによる自動化工程を示すフロー
レット型メニューパネル装置とサーバ間の詳細な交信状
況を示すフロー
を回線からダウンロ一ドする手続きを示すフロー
する手続きを示すフロー
L、料理名センス領域と押下領域座標の対応表等のダウ
ンロード情報を他の無線式タブレット型メニューパネル
装置に一括してダウンロードする手続きを示すフロー
御部に価格設定情報及び消費税率設定情報の設定工程を
示すフロー
払い状況を示すフロー
用し、カードオーナーが口座振込みを行ってICカード
に入金する手順を示すフロー
数の精算方法の手順を示すフロー
御部のプログラム(PowerOn)を示すフロー
御部のプログラム(イベント処理)を示すフロー
概念図
を示す概念図
成を示すブロック図
出手段を示す構成図
型メニューパネル装置を説明するための構成図
Claims (12)
- 【請求項1】 接触部分を検知するタッチセンサシート
と、前記タッチセンサシート上に重ね合わせて用いるメ
ニューを表示するメニュー表示シートと、前記タッチセ
ンサシートの接触部分を検知する検知手段と、前記検知
手段で検知した信号を送信する無線通信手段と、前記通
信手段及びタッチセンサシートを作動させるための電源
とを備えたことを特徴とする無線式タブレット型メニュ
ーパネル装置。 - 【請求項2】 前記メニュー表示シートは、イメージや
文字で表示したメニュー項目を印刷した印刷シートであ
ることを特徴とする請求項1記載の無線式タブレット型
メニューパネル装置。 - 【請求項3】 前記メニュー表示シートは、メニュー項
目を外部からの入力信号により表示できることを特徴と
する請求項1記載の無線式タブレット型メニューパネル
装置。 - 【請求項4】 前記タッチセンサシートを2枚備え、前
記メニュー表示シートの表裏にそれぞれ異なるメニュー
項目を表示し、前記メニュー表示シートの一方の面を一
方の前記タッチセンサシートに重ね合わせ、前記メニュ
ー表示シートの他方の面を他方の前記タッチセンサシー
トに重ね合わせて用いることを特徴とする請求項2に記
載の無線式タブレット型メニューパネル装置。 - 【請求項5】 前記メニュー表示シートを複数枚備え、
それぞれの前記シートにはそれぞれ異なるメニュー項目
を表示し、複数枚の前記シートの中から、前記タッチセ
ンサに重ね合わせて用いる前記シートを判別するシート
判別手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記
載の無線式タブレット型メニューパネル装置。 - 【請求項6】 ICカードソケツトと、前記1Cカード
ソケツトに挿入されるICカードに記録された情報を読
み取る手段と、前記1Cカードに書き込みを行う更新手
段とを設けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれ
かに記載の無線式タブレット型メニューパネル装置。 - 【請求項7】 顧客によってメニュー項目の注文ができ
る無線式タブレット型メニューパネル装置をそれぞれの
店舗に配置し、前記無線式タブレット型メニューパネル
装置から送信される信号を受信して、前記店舗別に顧客
が注文したメニユー項目を閲覧可能に提供するサーバを
備え、それぞれの前記店舗において前記サーバが提供す
る自己の店舗に関する注文情報を閲覧することで前記顧
客に対するサービス提供を行う接客注文システムであっ
て、無線式タブレット型メニューパネル装置から送信さ
れる信号を受信する受信段階と、前記受信段階で受信し
た前記信号から、注文がなされた前記店舗と、注文がな
された前記メニュー項目とを特定する判断段階と、前記
判断段階で判断した前記店舗別に、注文がなされた前記
メニュー項目を閲覧可能に提供する段階と、を有するこ
とを特徴とする接客注文システム。 - 【請求項8】 無線式タブレット型メニューパネル装置
を使用して料理の注文を行う段階と、無線式タブレット
型メニューパネル装置に搭載している通信手段によって
注文情報を送信する段階と、サーバによって前記注文情
報を受信して、店舗毎に作成されたホームページに掲載
する前記注文情報の内容を更新する段階と、前記店舗に
設置する端末装置から当該店舗に関するホームページを
閲覧することで前記注文情報を取得するとともに、前記
注文情報をもとに請求伝票の印字を行って支払い明細書
を作成する段階とを有し、前記店舗では、当該店舗に関
するホームページの注文情報から料理の製作と配膳指示
を行うことを特徴とする接客注文システム。 - 【請求項9】 前記無線式タブレット型メニュー装置
に、ICカードソケットと、前記1Cカードソケットに
挿入されるICカードに記録された情報を読み取る手段
と、前記1Cカードに書き込みを行う更新手段とを備
え、前記1Cカードに予め付与されている固有のID番
号からユーザIDを識別する段階と、前記1Cカードに
記録されている残度数を読み取り、支払い金額の度数を
減算更新する段階と、前記店舗ごとに度数の減算数を積
算集計する段階とを有することを特徴とする請求項7又
は8記載の接客注文システム。 - 【請求項10】 前記無線式タブレット型メニュー装置
に搭載設置されている無線携帯電話器の機能を用いて、
個人の預金口座からタブレット制御部のROM又は追加
して記録されたFROMに格納されたプリペイドカード
運営主体の預金口座番号への振込みを行い、入力した振
りこみ金額及び振りこみ手続き完了の応答情報からIC
プリペイドカードに暫定度数記憶領域に度数加算を行っ
て、プリペイドカード運営主体の口座に振込まれたこと
を確認した後再度顧客がICカードをタブレット型メニ
ューパネルに挿入されたとき暫定度数を実残度数へ移動
加算を行ってカードヘの自動入金を実現する機能を付加
し、精算ボタンの押下で精算画面を表示して銀行名と本
支店名を選択指定後個人預金口座番号を入力して実行ボ
タン押下で残度数があればその残度数相当の金額をプリ
ペイドカード運営主体が入力された口座に電子振込みを
行う事を可能としたことを特徴とする請求項9に記載の
接客注文システム。 - 【請求項11】 顧客が店舗で用いて消費した度数をプ
リペイドカード運営主体が店舗別に積算集計し、店舗別
売上集計から1注文あたりの固定手数料に注文数を掛け
た金額を差し引いてサーバ側計算機が支払い額を計算
し、計算機を用いて店舗の預金口座へ支払い金額の自動
振込みを行うことを特徴とする請求項10に記載の接客
注文システム。 - 【請求項12】 インターネット網で接続された時差の
異なる複数の店舗を対象とし、顧客による直接注文、厨
房への料理製作指示、ICカードの度数減算、及び店舗
に対する電子決済を行うことを特徴とする請求項11に
記載の接客注文システム。
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