JP2003107892A - トナー供給容器及び電子写真画像形成装置 - Google Patents

トナー供給容器及び電子写真画像形成装置

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JP2003107892A
JP2003107892A JP2002256486A JP2002256486A JP2003107892A JP 2003107892 A JP2003107892 A JP 2003107892A JP 2002256486 A JP2002256486 A JP 2002256486A JP 2002256486 A JP2002256486 A JP 2002256486A JP 2003107892 A JP2003107892 A JP 2003107892A
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shutter
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昭人 金森
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和幸 宮野
Hideki Goto
英樹 後藤
Tatsuya Goto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナーカートリッジのスペース効率を向上さ
せ、また設計の自由度も高め、さらにシャッタ開閉操作
時の操作トルクや操作距離について最適化設計を可能に
しうるトナーカートリッジを提供すること。 【解決手段】 トナーを収納するためのコンテナ11部
と、該コンテナ部に設けられたトナー開口11aと、該
トナー開口を開閉可能に設置されたシャッタ16と、前
記コンテナ部の一端に作動可能に結合され、かつその作
動により駆動力を伝達する係合部を有するハンドル15
aと、を設けたトナーカートリッジ1は、電子写真画像
形成装置に装着されると、装置に設けた駆動伝達部材2
1と係合して、ハンドル15からシャッタ16への駆動
伝達経路が構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トナーを用いて、
記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置にトナ
ーを供給するためのトナー供給容器及び電子写真画像形
成装置に関する。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは、電子
写真画像形成方式を用いて、記録媒体に画像を形成する
ものである。そして、電子写真画像形成装置の例として
は、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例え
ばレーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)ファク
シミリ装置及びワードプロセッサー等が含まれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は後述の従来の
技術を更に発展させたものである。
【0004】本発明の目的は、電子写真画像形成装置本
体にトナーを確実に供給することの出来るトナー供給容
器、及び、前記トナー供給容器を用いる電子写真画像形
成装置を提供することにある。
【0005】本発明の他の目的は、電子写真画像形成装
置本体に着脱可能なトナー供給容器、及び、前記トナー
供給容器を着脱可能な電子写真画像形成装置を提供する
ことにある。
【0006】本発明の他の目的は、電子写真画像形成装
置本体に据え置かれた状態でトナーを徐々に供給可能な
トナー供給容器、及び、前記トナー供給容器を着脱可能
な電子写真画像形成装置を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、電子写真画像形成装
置本体に据え置かれた状態で、トナーの消費に応じてト
ナーを徐々に供給可能なトナー供給容器、及び、前記ト
ナー供給容器を着脱可能な電子写真画像形成装置を提供
することにある。
【0008】本発明の他の目的は、電子写真画像形成装
置本体に装着されることによって、トナー排出開口を開
封することの出来るトナー供給容器、及び、前記トナー
供給容器を着脱可能な電子写真画像形成装置を提供する
ことにある。
【0009】本発明の他の目的は、電子写真画像形成装
置本体に装着された際に、トナー収納部に対して回転部
材を回転させることによって、トナー排出開口を開封す
ることの出来るトナー供給容器、及び、前記トナー供給
容器を着脱可能な電子写真画像形成装置を提供すること
にある。
【0010】本発明の他の目的は、電子写真画像形成装
置本体に装着された際に、前記装置本体に設けられた部
材を介在させることによって、トナー排出開口を開封す
ることの出来るトナー供給容器、及び、前記トナー供給
容器を着脱可能な電子写真画像形成装置を提供すること
にある。
【0011】本発明の他の目的は、電子写真画像形成装
置本体に装着された際に、トナー収納部に設けられたト
ナー排出開口と、装置本体に設けられたトナー受入開口
とを連動させて開封することの出来るトナー供給容器、
及び、前記トナー供給容器を着脱可能な電子写真画像形
成装置を提供することにある。
【0012】本発明の他の目的は、電子写真画像形成装
置本体にトナーを供給するための操作性を向上させたト
ナー供給容器、及び、前記トナー供給容器を用いる電子
写真画像形成装置を提供することにある。
【0013】本発明の他の目的は、電子写真画像形成装
置本体に装着された際に、回転部材が回転することによ
ってトナー排出開口を開封するために、前記回転部材が
回転することによって生じる駆動力を前記装置本体に設
けられた駆動力伝達部材を介して受けるための駆動力受
け部を有するトナー供給容器、及び、前記トナー供給容
器を用いる電子写真画像形成装置を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】主要な本発明は請求項と
対応する番号を付して示せば以下のとおりである。
【0015】本出願に係る第1の発明はトナーを収納す
るトナー収納部と、前記トナー収納部の周面に設けられ
トナーを排出する開口と、前記開口を開閉するシャッタ
ー部材と、を有し、電子写真画像形成装置に着脱可能な
トナー供給容器において、前記シャッター部材は前記開
口を開封する位置へ移動するための駆動力を受けるギア
部を備え、前記トナー供給容器が前記電子写真画像形成
装置に装着されると、前記ギア部は前記電子写真画像形
成装置に且つ前記トナー供給容器の装着方向手前側に設
けられたギア部材との間で駆動伝達経路が形成されて前
記ギア部材から駆動力を受けることが可能な状態となる
ことを特徴とするトナー供給容器である。
【0016】本出願に係る第2の発明はトナーを収納す
るトナー収納部と、前記トナー収納部の周面に設けられ
トナーを排出する開口と、前記開口を開封する位置へ移
動するための駆動力を受けるギア部が設けられ前記開口
を開閉するシャッター部材と、を有するトナー供給容器
からトナーの供給を受ける電子写真画像形成装置におい
て、前記トナー供給容器を着脱可能に装着する装着手段
と、前記トナー供給容器の装着方向手前側に設けられた
ギア部材と、を有し、前記トナー供給容器が前記装着手
段に装着されると、前記ギア部は前記ギア部材との間で
駆動伝達経路が形成されて前記ギア部材から駆動力を受
けることが可能な状態となることを特徴とする電子写真
画像形成装置である。
【0017】本出願に係る第3の発明はトナーを収納す
るトナー収納部と、前記トナー収納部に設けられトナー
を排出する開口と、前記開口を開閉するシャッター部材
と、前記トナー収納部に対して回転可能な回転部材と、
を有し、電子写真画像形成装置に着脱可能なトナー供給
容器において、前記シャッター部材は前記開口を開封す
る位置へ移動するために前記回転部材の回転による駆動
力を受ける駆動力受け部を備え、前記回転部材と前記駆
動力受け部との間の駆動連結は前記トナー供給容器を前
記電子写真画像形成装置に装着することによって為され
ることを特徴とするトナー供給容器である。
【0018】本出願に係る第4の発明は前記回転部材と
前記駆動力受け部との間の駆動連結は前記電子写真画像
形成装置に設けられた駆動力伝達部材を介して為される
ことを特徴とする第3の発明に記載のトナー供給容器で
ある。
【0019】
【従来の技術】電子写真複写機や、レーザービームプリ
ンター等の電子写真画像形成装置は、一様に帯電させた
感光体ドラムに選択的な露光を行う。そして静電潜像を
形成する。そして、その静電潜像をトナーで現像してト
ナー像を形成する。その後該トナー像を記録媒体に転写
して画像記録を行なう。このような装置にあっては、ト
ナーがなくなる都度トナーを供給しなければならない。
ここで画像形成装置にトナーを供給するためのトナー供
給容器は、収納したトナーを画像形成装置本体のトナー
受け入れ容器に一度に全量補給する、所謂供給型容器
と、画像形成装置本体に容器を装着後、そのまま該容器
を据え置く、所謂据え置き型容器とに大別される。ここ
で据え置き型容器はトナーを使い切るまで徐々に現像装
置にトナーを供給する。
【0020】近年、画像形成装置のコンパクト化を図る
ため、トナー供給容器は据え置き型が使用される傾向に
ある。さらに、トナー供給容器を交換する際に、容器内
に残留するトナーが排出開口から飛散するのを防止する
ため、該排出開口を封止するための開閉部材を設けてい
る。
【0021】例えば特公平7−82268号公報に記載
された、本体に装着された後に、容器が回動することに
より、排出開口が開閉可能となる機構が知られている。
【0022】また、特開平7−306578号公報に記
載された、排出開口を開閉するためのハンドルを備えた
機構が知られている。
【0023】
【発明の実施の形態】次に本発明の好適な実施の形態の
説明として、まず実施の形態1について説明する。次
に、他の実施の形態について夫々説明する。
【0024】尚、本発明を適用した以下説明する各実施
の形態は、電子写真画像形成装置本体にトナーを供給す
るためのトナー供給容器であって、トナーを収納するト
ナー収納部と、前記トナー収納部に設けられた、収納し
ているトナーを排出するためのトナー排出開口と、前記
トナー排出開口を開封可能に封止するための開閉部材
と、前記電子写真画像形成装置本体に装着された際に、
前記トナー排出開口を開放するために、前記開閉部材を
移動させるための駆動力を受ける駆動力受け部と、を有
するトナー供給容器である。
【0025】〔実施の形態1〕 (電子写真画像形成装置)図20は、本発明のー実施の
形態であるトナー供給容器を装着した電子写真画像形成
装置(以下、画像形成装置という)の縦断面図である。
【0026】操作者によって、原稿101は原稿台ガラ
ス102の上に置かれる。そして、光学部の103の有
する複数のミラーとレンズにより感光体ドラム104上
に原稿の光像が結像する。ー方給送カセット105〜1
08に積載された記録媒体P(例えば用紙、OHPシー
ト等以下、用紙という)のうち、操作部(不図示)から
操作者が入力した情報に基づいたサイズの記録媒体を選
択する。そして、送り出しローラ105A〜108Aの
内、選択された給送カセットに応じたローラが回転す
る。そしてカセットから送り出された1枚の用紙Pを搬
送部109を経由してレジストローラ110まで搬送す
る。レジストローラ110は、感光体ドラム104の回
転と光学部103のスキャンのタイミングとを同期させ
て、用紙Pを感光体ドラム104へ搬送する。そして、
用紙Pは、転写手段111によって、感光体ドラム10
4上の、トナー像を転写される。その後、用紙Pは分離
手段112によって感光体ドラム104から分離され
る。そして、用紙Pは搬送部113により、搬送されて
定着部114に到る。そして、定着部114で熱と圧力
により、用紙P上のトナー像を定着させる。その後、 1)片面コピーの場合、用紙Pは、反転部115を通過
して、排出ローラ116によりトレー117へ排出され
る。 2)多重コピーの場合、用紙Pは反転部115のフラッ
パー118により、搬送路119,120へ搬送され
る。そして、レジストローラ110まで達する。その
後、前記と同様に画像形成部、搬送部、定着部を通り、
トレー117へ排出される。 3)両面コピーの場合、用紙Pは、反転部115を通
り、一度、排出ローラ116により、その一部を機外へ
排出する。その後、用紙Pの終端がフラッパー118を
通過した後、前記排出ローラ116を逆回転させる。そ
して、用紙Pを再度機内へ搬送する。この用紙Pは、搬
送部119,120へ搬送されて、レジストローラ11
0まで至る。そして、前記と同様に画像形成部、搬送
部、定着部を通りトレー117へ排出される。
【0027】上記構成の電子写真画像形成装置におい
て、感光体ドラム104の回りには、現像装置201、
クリーニング手段202及び、一次帯電手段203が配
置されている。現像装置201はトナーを用いて、感光
体ドラム104に形成された静電潜像を現像する。そし
て、前記現像装置201にトナーを供給するためのトナ
ー供給容器1が装置本体124に取り外し可能に装着さ
れている。
【0028】ここで、前記現像装置201は感光体ドラ
ム104と微小隙間(約300μm)をおいて現像ロー
ラ201aを有する。そして、現像に際しては、現像ブ
レード201bによって、現像ローラ201a周面に薄
層のトナー層を形成する。そして、現像ローラ201a
に現像バイアスを加えることにより、感光体ドラム10
4に形成された静電潜像を現像する。
【0029】また、帯電手段203は、感光体ドラム1
04を帯電するものである。また、クリーニング手段2
02は感光体ドラム104に残留するトナーを除去する
ものである。現像によって減少するトナーは、トナー供
給装置100から順次補給される。
【0030】ここで、トナー供給容器1の交換について
説明する。
【0031】まず、トナー供給装置100内のトナーが
無くなったことが報知部124aに報知される。そこ
で、操作者は、図21に示すように、装置本体124に
設けた開口部122を覆う開閉部材121を開ける。開
口部122の奥には、トナー供給容器1を取り外し可能
に装着するホルダー31(装着手段)が設けられてい
る。このホルダー31に、トナー供給容器1をその長手
方向に沿って挿入する。この際、容器1は、ホルダー3
1の長手方向に沿って設けたガイドに導かれて、所定位
置まで挿入される。挿入後、操作者がトナー供給容器1
のハンドル15を回転するとトナー供給容器1内のトナ
ーが現像装置201に供給される。そして、操作者が、
上記開閉部材121を閉めると、電源スイッチが入り画
像形成装置は駆動可能となる。
【0032】即ち、センサ(図示せず)が現像装置20
1内のトナーtが減少した信号を発すると、図19に示
すトナー搬送部材29が回転する。そしてコンテナ11
内のトナーが除々に現像装置201に供給される。そし
て、トナーの量が所定量に達すると、搬送部材29は停
止する。この動作を繰り返す。そして、センサーが前記
信号を発しても、トナーが供給されない場合には、報知
部124aにトナー供給容器1を交換する旨の表示を行
う。尚、201c,201dは現像位置トナー搬送部材
である。
【0033】(トナー供給容器)本実施形態のトナー供
給容器1(図1参照)は、画像形成装置内のトナー供給
装置100に装着される。そして、そのまま据え置かれ
て、収納しているトナーを使い切るまで徐々に現像部へ
トナー供給する。所謂据え置き型(ビルトイン)であ
る。しかしながら、本発明のトナー供給容器は、所謂据
え置き型に限定されずに、例えば、所謂供給型等にも適
用される。
【0034】前記トナー供給容器1は、図2の部品分解
図に示すように、トナー収納部であるトナーコンテナ1
1、トナーコンテナ11の長手方向の両端側に夫々取り
付けられる第1フランジ12、第2フランジ13、を有
する。また前記第1フランジ12に嵌入するキャップ1
4、第1フランジ12に回動可能に嵌合するハンドル1
5を有する。そして、トナーコンテナ11のトナー排出
開口11aを開閉するシャッタ16を有する。なお、ト
ナー搬送手段として、トナー撹拌部材をトナーコンテナ
11内部に設けてもよい(図19参照)。
【0035】(トナー収納部の構成)トナー収納部とし
てのトナーコンテナ11は、中空円筒状部材である。そ
して、その円周上には、トナー排出開口11aが設けら
れている。また前記トナー排出開口11aの短手両端部
には、係合部11bが設けられている。この係合部11
bは,シャッタ16と係合して、シャッタ16を円周方
向(矢示a方向)に開閉可能とする。
【0036】なお、本実施の形態では、形状を一体品の
円筒状としたが、円筒形状に限られたものではない。例
えば、長手方向と交差する断面が、楕円形、角を有する
形状等であっても良い。かつ該トナーコンテナ11の構
成、及び、部品点数についても特に限は有さない。トナ
ーコンテナ11には粉体トナーが充填されている(以下
同じ)。トナーは例えば、黒色トナー,色トナー,ー成
分磁性トナーあるいはー成分非磁性トナー等が適宜選択
される。
【0037】(第1、第2フランジ12,13の構成)
第1、フランジ12及び、第2フランジ13は、夫々中
空円筒形である。そして、トナーコンテナ11の長手方
向の両端に嵌合して接着固定される。そして、トナーコ
ンテナ11を封止する。また、第1フランジ12にはト
ナー充填用の開口12aが設けられている。該開口12
aは、コンテナ11にトナーを充填後、キャップ14を
嵌合して密閉される。また第2フランジ13は端板13
bを有する。また第2フランジ13の外周面に母線方向
に沿って突起13aが設けられている。この突起13a
は容器1を画像形成装置本体へ挿入する際の円周方向の
位置決めを行う。また、コンテナ11が装置本体内で回
転することを防止する。尚、容器1内に収納しているト
ナー色に対応して突起13aの位置を異にすることによ
り、誤装着の防止を行うこともできる。また前記突起1
3aはトナーコンテナ11、または、第1フランジ12
に設置しても構わない。しかしながら、操作性の観点か
ら第2フランジ13への設置が好ましい。突起13aを
第2フランジ13へ設置することによって、例えば操作
者が挿入時の位置決めを認識し易い。また、異種トナー
を充填されたトナー供給容器の誤装着の認識をいち早く
行なうことができる。
【0038】なお、第1、フランジ12,第2フランジ
13は、トナーコンテナ11、または、該トナーコンテ
ナ11の一部と一体化した構成でも良い。また第2フラ
ンジ13が特有の非円筒形状ならば、突起13aは、特
に設けなくても構わない。
【0039】(回転部材の構成)回転部材であるハンド
ル15は、円筒形である。そしてその一端には、矩形状
の把手15eを有している。また、他端は、中空で円筒
形に開放されている。ハンドル15は第1フランジ12
に回動可能に結合される。そしてハンドル15には駆動
力を伝達するための係合部15aが外周のー部に沿って
設けられている。前記係合部15aは、ギア15a1を
有する。ここで、ハンドル15はギアを有する部材、即
ちギア部材である。そして、係合部15aはトナー供給
容器1を画像形成装置本体124に装着した際に、装置
本体124に設けた駆動力伝達部材21(回転力伝達部
材)に設けられた駆動力受側係合部21aとしてのギア
と係合する(図3、図5)。ここで、前記係合部15a
はトナー供給容器1を装置本体124に装着するという
一連の動作でもって、駆動力受側係合部21aと係合可
能である。そのために、係合部15aはハンドル15の
外周面に設置されることが好ましい。なお、駆動力伝達
部材21は、装置本体124に回転自在に支持される軸
21sの両端に、夫々ギアである駆動力受側係合部21
aと駆動力伝達側係合部21bを有するギア部材であ
る。尚、この軸21sは、装置本体124に(図示せ
ず)によって取り付けられている。
【0040】駆動力達部材21のー端に設けた係合部2
1aと係合部15a、及び、駆動力伝達部材21の他端
に設けた係合部21bとシャッタ16の駆動力受側係合
部22aは互いに噛合うことのできるギアである。この
ギアは容器の円周方向に沿って複数個の歯を有す。尚、
ギアに限定されることはなく、例えば、摩擦車、ピンホ
イル車、シャッタ16の開閉に要する回転角が小さい場
合には1歯のギア(突起)であっても良い(以下の実施
の形態においても同じ)。
【0041】またトナー供給容器1を画像形成装置本体
124に装着する前、そして、取り外し後、前記ハンド
ル15がトナーコンテナ11側に係止されるように、ロ
ック部材15bを設けている(図7、図8)。前記ロッ
ク部材15bはハンドル15の円筒外周に設けた長溝1
5cに長手方向に移動自在に嵌合している。そして、溝
15cの端部とロック部材15bの間には圧縮コイルば
ね15dが設けてある。そこで、トナー供給容器1が装
置本体124から取り外されているときには、ロック部
材15bはばね15dのばね力によってトナーコンテナ
11の穴部12bに嵌合している(図8(a))。した
がって、ハンドル15は回動できない。尚、ハンドル1
5をトナーコンテナ11に係止可能で、かつ装着時に解
除可能ならば、ロック機構の構成については限定されな
い。尚,ロック機構は、必要に応じて設ければ良い。
【0042】一方、装置本体124のトナー補給装置1
00には本体突起23が固設してある。この本体突起2
3は、トナー供給容器1をトナー補給装置100へ装着
する過程でロック部材15bの進行を阻止する。したが
ってロック部材15bは後退して、穴部12bから外れ
る。そこでハンドル15は回転可能となる。
【0043】(トナー搬送部材)図19に示すようにト
ナー供給容器1内にスクリュー25を備える。このスク
リュー25は、互いにねじれ方向の異なるねじ羽根25
R,25Lを備えている。そして、図示矢印a,bで示
すようにトナーコンテナ11中のトナーをトナー排出開
口11aに向って送る。このスクリュー25は、第2フ
ランジ13の端板13bに回転自在に支持されている。
そして、この端板13b外部においてギア26がスクリ
ュー25の軸に固定されている。このギア26は、トナ
ー供給容器1を装置本体124へ装着した際に、装置本
体124の駆動源につらなるギア(不図示)と噛み合
う。
【0044】また図19(b)に示すように、トナー搬
送部材として搬送翼28を用いても良い。この搬送翼2
8は第2フランジ13の端板13bに回転自在に支持さ
れ、かつ、この端板13b外部において上記ギア26に
固定されている搬送軸27に固定されている。そして、
プラスチック等の可撓性部材からなるこの搬送翼28
は、トナー排出開口11aに向って図の上から見て傾斜
する爪部28aを有する複数の翼を備えている。そのた
め、図示矢印a,bで示すのように、トナーコンテナ1
1中のトナーをトナー排出開口11aに向って送ること
ができる。
【0045】(シャッタ16の構成)開閉部材であるシ
ャッタ16は、トナー排出開口11aの周囲に設けられ
た係合部11bと係合している。そして、該トナー排出
開口11aを開閉可能に円周方向に沿ってスライド移動
する。即ち、シャッタ16のトナー供給容器1の長手方
向と直角な断面は円弧形状であってトナーコンテナ11
の外周面に沿う形状である。
【0046】また該シャッタ16は、トナー供給容器1
を装置本体124に装着した際、装置本体124に設け
た、係合部21bと連動するシャッタ係合部材22と係
合する。即ち、係合部21bと係合部材22は、装置本
体124に設けられている。そして、容器1が長手方向
に沿って装置本体124に装着された際に係合部材22
とシャッタ16とが係合する。
【0047】シャッタ係合部材22は、図4(b)に示
すように、装置本体124に設けられた軸受部2に回転
自在であって軸方向に移動しないように支持されてい
る。そして、外周の一部に、ハンドル15からの回転力
を受ける回転力受け部として駆動力受側係合部22aを
有する。また、係合部材22には、シャッタ16の容器
挿入方向両側縁(駆動力受け部)16cと嵌合する嵌合
部22bが設けられている。尚、係合部22aは複数個
の歯を有する。そして、シャッタ16は、嵌合部22b
と接触する接触部16nで、回転力を受ける。即ち、1
6nは回転力受け部である。
【0048】また図4(c)に他の実施の形態を示す。
本実施の形態では、係合部材22は、トナー補給装置1
00内に設けられたレール部(図示せず)と係合して周
方向に移動するよう、軸方向の両端にスライド部22c
を設けている。そして、トナー補給装置100から現像
装置201へと通ずるトナー補給開口部を開閉するシャ
ッタ機構を兼ねている。
【0049】(トナー補給操作)次に、本実施の形態の
トナー供給容器1を用いたトナー補給操作について説明
する。
【0050】(1)トナー供給容器1の装着 上記の如く構成されたトナー供給容器1を、装置本体1
24のトナー補給装置100内へ矢印c方向(図21)
から装着する。この際に、トナー供給容器1の突起13
aを装置本体124の係合部24に係合させながら挿入
する(図5,図6)。先ず、係合部材22の嵌合部22
bがシャッタ16と嵌合する。そしてシャッタ16は該
嵌合部22bを摺動して進む。そして、装置本体124
に設けられた係合部21aとハンドル15に設けられた
係合部15a、そして、本体に設けられた係合部材22
とシャッタ16が、各々係合する(図3,図5)。さら
に図8(a)→図8(b)に示すように、ロック部材1
5bが突起23により進行を阻止される。したがって、
ロック部材15bは圧縮コイルばね15dを圧縮し乍ら
溝15cへ進入し、ロック部材15bは穴部12bから
外れる。これによって、該ハンドル15とトナーコンテ
ナ11側の係止が解除される。そして、該ハンドル15
は、トナーコンテナ11に対して手動で回動自在とな
る。即ち、回転部材であるハンドルと駆動力受け部を有
するシャッター部材との間の駆動連結はトナー供給容器
1を電子写真画像形成装置に装着されることによって為
される。
【0051】(2)トナー補給 図4(a)、及び、図6に示す。トナー供給容器1が装
置本体124内に装着された状態で、操作者がハンドル
15を手動で反時計方向へ回動させる。すると、回動に
よる駆動力が、該ハンドル15の係合部15aから、係
合部21aを介して装置本体124に設けられた伝達部
材21に伝達される。さらに、駆動力は、係合部21b
に連動する係合部22aを介して係合部材22まで伝達
される。このように伝達された駆動力によって、シャッ
タ16はコンテナ11の円周方向にスライドする。そし
て、トナー排出開口11a(幅W)が開口し、トナー補
給が可能となる。尚その際、容器1の突起13aが装置
本体124に設けられた係合部24により係合されてい
る。そのため、コンテナ11はハンドル15の回動に連
動しない。
【0052】(3)トナー供給容器1の取り外し 操作者がハンドル15を時計方向へ回動することによ
り、シャッタ16に(2)と同様の順序で逆向きの駆動
力が伝わる。そして、シャッタ16は、トナー排出開口
11a(幅W)を閉じる。さらに、操作者が容器1をト
ナー補給装置100から引き出す。これにより、ロック
部材15bは第1フランジの穴部12bと嵌合する。そ
してハンドル15はコンテナ11側に係止される。これ
によって、一連のトナー補給操作が完了する。このよう
な構成とすることにより、一連のトナー補給動作におい
て、コンテナ11は動かない。そのため、コンテナ11
の形状の制約はなくなる(円筒形状でなくても構わな
い)。また、シャッタ16をハンドル15とは別部材と
することにより、トナー排出開口11aの位置をハンド
ル近傍とする制約もなくなり、トナー供給容器1の設計
の自由度を高くできる。また、容器1を装置本体124
の装着位置に装着することによって、シャッタ16を開
くことができる。したがって、容器1が装置本体から取
り外されている状態ではシャッタ16は不用意に開くこ
とを防止できる。
【0053】次に、トナー補給操作について説明する。
【0054】本実施の形態の容器1は、係合部15a、
係合部21a、係合部21b、そして、係合部22aと
いう複数の係合部を通じて、ハンドル15の回転力をシ
ャッタ16に伝えている。そのため、これら係合部の係
合比(ギア比)を自由に設計することが可能となる。
【0055】このことにより、シャッタ16のスライド
移動距離が長い場合には、ハンドル15の係合比(ギア
比)を高くして、ハンドル15の操作(回動)距離を短
くする。また、シャッタ16の開閉トルクが高い場合に
は、ハンドル15の係合比(ギア比)を低くしてハンド
ル15の操作(回動)トルクを低くすることもできる。
【0056】このような構成とすることにより、ハンド
ル15の回転角度や操作トルクを適宜選択をすることが
できる。
【0057】尚、駆動伝達部材21、係合部材22、各
々ハンドル15、及び、シャッタ16の形状や構成、そ
して部品点数については適宜選択できる。またハンドル
15の回転方向も、特に、制限は有されない(他の実施
の形態においても同じである)。
【0058】〔実施の形態2〕次に実施の形態2とし
て、シャッタ16の他例を図9〜図15に示す。なお、
前述した実施の形態1と同一機能を有する部分は同一符
合を付けて説明を援用する。
【0059】図9に示す実施の形態2は、実施の形態1
において、装置本体124に設けられている駆動力受側
係合部22aをトナー供給容器1に設けたものである。
即ち、トナー供給容器1のシャッタ16に駆動力受側係
合部16aを設けたものである。前記シャッタ16に設
けられた係合部(駆動力受け部)16aは、装置本体1
24へ容器1を挿入する一連の動作で、係合部21bと
係合する。ここで、係合部16aはシャッタ16の外表
面上に設置されている。そして、係合部16aは、係合
部21bのギアと噛合する複数個の歯を有する。尚、歯
の設置数は限定されない。
【0060】また前記係合部16aは、容器1の突起1
3aを装置本体124の係合部24に係合させながら、
装置本体124のトナー補給装置100へ挿入する。こ
れによって係合部16aは装置本体124に設けられた
駆動伝達部材21の有する駆動力伝達側係合部21bと
係合する(図10,図12)。
【0061】そして、操作者がハンドル15を回転させ
ると、その回転による駆動力が、該ハンドル15に設け
られた係合部15aから、係合部21aを介して伝達部
材21に伝達される。さらに係合部21bからシャッタ
16に設けられた係合部(駆動力受け部)16aまで伝
達される。このように伝達された駆動力によってシャッ
タ16はトナーコンテナ11の係合部11bを円周方向
へスライド移動する。これによって、トナー排出開口1
1a(幅W)が開口する(図11,図13)。そして、
トナー補給が可能となる。またトナー排出開口11a
(幅W)の閉じ動作は、前述したのとは反対向きの駆動
力伝達により行なわれる。
【0062】このような一連のトナー補給動作におい
て、実施の形態1と同様に、容器1の突起13aが装置
本体124の係合部24により係止されている。そのた
め、トナーコンテナ11はハンドル15の回転に連動せ
ず、装置本体124で固定されている。
【0063】なお、容器1の装置本体124に設けられ
たトナー補給装置201への装着は、図14に示すよう
に、第2フランジ13側からの矢示X方向の挿入により
行なわれる。そのため、係合部16aは、伝達部材21
の係合部21aを通り抜けて、奥側の係合部21bと係
合する(図10、図12)。したがって、図15(a)
に示すように、係合部16aの外形は、係合部15aの
外形よりも小さい。もしくは、図15(b)に示すよう
に、装置本体124に装着前の係合部16aと係合部1
5aの角度が、周方向で相対的にずれていて重ならない
ことが、容器1の装置本体124への装着操作性の点か
ら好ましい。
【0064】本実施の形態によれば、係合部材22を不
要とし、かつ装置本体側の構造も簡略化できる。
【0065】さらに図16に示すように、係合部16a
をシャッタ16の両端に二箇所設置することで、シャッ
タ16はスライド移動をより円滑に行なうことが可能と
なる。尚、係合部16aは勿論一箇所であっても良い
し、あるいは、3箇所以上であっても良く、適宜選択で
きる。また図17に示すように、シャッタ16のスライ
ド移動方向をコンテナ11の軸方向とする。そして、係
合部16aはコンテナ11の軸方向に沿って設置したラ
ック構成でも構わない。この場合には、装置本体には、
係合部15aと噛み合う係合部21aと、傘歯車21c
を端部に備えた第1駆動伝達部材21Aを設ける。ま
た、ピニオン21eを軸21fで回転自在に支持された
第2駆動伝達部材21Bを設ける。尚、ピニオン21e
は、歯車21Cと噛み合う傘歯車21dとー体である。
これによって、第2駆動伝達部材21Bのピニオン21
eは係合部16aの奥側端部と噛合う。したがって、操
作者がハンドル15を回転することにより、ピニオン2
1eが回転し、シャッタ16を奥側へ送る。
【0066】〔実施の形態3〕次に実施の形態3とし
て、トナーコンテナ11部の他例を図18に示す。な
お、実施の形態2と同様に、前述した実施の形態1と同
一機能を有する部分は同一符合を付けて説明を援用す
る。
【0067】図18に示す実施の形態3は、実施の形態
2と同様に、係合部材22の係合部22aを、容器1の
シャッタ16に係合部(駆動力受け部)16aとして設
ける。そして、コンテナ11の形状を非円筒状として構
成したものである。即ち、コンテナ11の長手方向と直
交する断面が半円に近い円弧部11dに台形部11cを
接続したものである。その内部は1つの空間となってい
る。シャッタ16は台形部11cの側面に沿って短手方
向(容器1の着脱方向と直交する方向)に、移動する
(矢示Y方向)。そして、トナー開口11aを開閉す
る。伝達部材21(図18nは図示せず)は、実施の形
態1と同様であって、係合部21aが係合部15aと噛
合い、係合部21bが係合部(駆動力受け部)16aと
噛合う。ここで、係合部16aはシャッタ16にその移
動方向に沿って設けたラックである。本実施の形態3
は、実施の形態1、及び実施の形態2と同様に、コンテ
ナ11の回転操作無しでトナー補給を行なうことができ
る。したがって、コンテナの形状に制限がない。そこ
で、図13に示すような、従来デッドスペースとなって
いたトナーコンテナ装着部の上方の空間をコンテナ11
として使用することが可能となる。
【0068】このような形状とすることで、トナーコン
テナ内の容積の増大が可能となり、トナー供給容器とし
てスペース効率の高い設計が実現できる。なお、トナー
の排出性、及び、トナー残量の削減の点から、コンテナ
11の内部に、トナー搬送手段を設けることがより好ま
しい。
【0069】尚、上述の実施の形態1〜3において、ハ
ンドル15の回転角は60度から120度が操作上好適
である。
【0070】〔実施の形態4〕次に、実施の形態4を具
体的に説明する。ここでは、説明の順序として、トナ
ー供給容器を装着する画像形成装置本体の全体構成、
トナー供給容器の構成、トナー補給操作方法、の順に
説明する。 〈トナー供給容器を装着する画像形成装置本体の全体構
成〉図22は、本実施の形態のトナー供給容器を装着す
る、フルカラー画像形成装置本体124Aの縦断面図で
ある。
【0071】マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの
各色のトナー画像を形成するための感光体ドラム104
a・104b・104c・104d、及び、これら感光
体ドラム104a〜104dの下部に配置された転写ベ
ルト125を備える。超音波モータ(不図示)の駆動力
により回転される感光体ドラム104a・104b・1
04c・104dの周囲には、それぞれ一次帯電器20
3a・203b・203c・203d、現像器204a
・204b・204c・204d,および転写帯電器1
11a・111b・111c・111dが配置されてい
る。また感光体ドラム104a〜104dの上方にはL
ED等で構成される露光装置103a・103b・10
3c・103dが配置されている。
【0072】感光体ドラム104a・104b・104
c・104dをそれぞれ帯電器203a・203b・2
03c・203dにより帯電する。そして、色分解した
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の光像を
露光装置103a・103b・103c・103dによ
り露光する。これによって、感光体ドラム104a・1
04b・104c・104dにイエロー色、マゼンタ
色、シアン色、ブラック色の各色のトナー画像のための
静電潜像を形成する。次いで、それぞれの潜像を現像器
204a・204b・204c・204dにより現像す
る。そして、感光体ドラム104a・104b・104
c・104dにイエロー色、マゼンタ色、シアン色、ブ
ラック色のトナー画像を順次、形成する。
【0073】用紙Pは、カセット105または106か
らピックアツプローラ105Aまたは106Aにより一
枚ずつ送り出される。そして、搬送ローラと紙ガイドか
らなる搬送部109を経て、レジストローラ110に送
る。そして、ローラ110でタイミングを合わされた
後、転写ベルト125に静電吸着されて矢印A方向に搬
送される。転写ベルト125に吸着された用紙Pは、転
写ベルト125の回転により各感光体ドラム104a・
104b・104c・104dと対向した転写部に順次
搬送される。そして、感光体ドラム104a・104b
・104c・104dに形成された各色のトナー画像が
用紙P上に、転写帯電器(転写ブレード)111a・1
11b・111c・111dの作用により重ね合わせて
転写される。これによって、用紙Pに、フルカラートナ
ー画像が形成される。
【0074】4色のトナー画像が転写された用紙Pは、
転写ベルト125から定着部114へ搬送される。ここ
で、熱および圧力を受けてトナー画像が用紙Pに定着さ
れる。これにより用紙Pにフルカラーのプリント画像が
形成される。その後、定着部114の下流に設けられた
排紙搬送手段126によって装置本体124Aの機外に
排出される。
【0075】尚、ベルト搬送部127は、転写ベルト1
25を、パルスモータ128から駆動力を受ける駆動ロ
ーラ129、及び、複数の支持ローラ131,132,
133に懸回したものである。
【0076】転写ベルトクリーナ134は転写ベルト1
25上に付着したトナーを、除去するものである。そし
て、必要に応じて、接離機構(不図示)により、転写ベ
ルト125に対して接触する。そして、クリーナ用のブ
ラシが回転して、転写ベルト125上のトナーを掻き取
る。
【0077】トナーはトナー補給装置100a,100
b,100c,100dから現像器204a・204b
・204c・204dへ補給される。
【0078】トナーが無くなった時は、操作者が装置本
体124Aの前扉(不図示)を手前方向に開く。そし
て、トナー補給装置100a,100b,100c,1
00d内に収納されているトナー供給容器を交換する。
そして前扉を閉じると電源スイッチが入る。これによっ
て、交換した新しいトナー供給容器1a,1b,1c,
1d内のトナー搬送部材が装置本体124Aからの駆動
力を受けて回転を始め、トナー補給装置100a,10
0b,100c,100d内にトナーが補給される。
【0079】〈トナー供給容器の構成〉本実施の形態の
トナー供給容器1a,1b,1c,1dは、図22に示
すカラー複写機本体124Aに設けられたトナー補給装
置100a,100b,100c,100dに装着され
る。そしてそのまま据え置いてトナーを使い切るまで徐
々にトナー補給装置100a,100b,100c,1
00d内へトナーを補給する。所謂据え置型のトナー供
給容器である。
【0080】前記トナー供給容器100a,100b,
100c,100dは夫々同じ構成である。図23に示
すように、第1フランジ12及び、第2フランジ13を
溶着して一体化されるトナーコンテナ11を有する。そ
して前記トナーコンテナ11の一端に嵌入するキャップ
14を有する。また、トナーコンテナ11の一端に回動
可能に嵌合するハンドル15を有する。そして、トナー
コンテナ11の内部に設けられたトナー搬送部材(不図
示)、及び、トナー搬送部材を軸支し、かつ駆動を伝達
するカップリング(不図示)を有する。また、トナーコ
ンテナ11のトナー排出開口11aを開閉するシャッタ
16、及び、シャッタ16とトナー排出開口11aをシ
ールするシール部材35を有する。
【0081】(トナーコンテナ)トナーコンテナ11
は、図27に示すように、長手方向と直交する断面が半
円に近い円弧部11gに長方形部11hを接続した形状
である。そして内部は一つの空間からなる中空筒状部材
であって、トナーが収納される。そして、その円弧部1
1gの外周面にはトナー排出開口11aが設けられてい
る。また、該トナー排出開口11aの長手方向両側の周
囲にはシヤッタ支持部材11eが設けられている。シャ
ッタ16は支持部材11eに支持されて、トナー排出開
口11aを閉鎖する閉鎖位置(図27(a))と、該閉
鎖位置から退避して前記トナー排出開口11aを開放す
る開放位置(図27(b))とを取り得る。尚、コンテ
ナ11の長手方向と交差するトナー排出開口11aの大
きさによっては、シャッタ16のスライド距離を長くす
る必要がある。そのため、図24に示すように、円弧部
を延長させて中心角θがほぼ270度の円弧形状として
もよい。
【0082】そして突起32が第2フランジ13に設け
られている。この突起32は、容器1aを装置本体12
4Aに設けられたトナー補給装置100a,100b,
100c,100dに装着した際の位置決めに用いられ
ている。また、この突起32は、コンテナ内に収納して
いるトナーの色に対応して位置を異にすることにより、
異種トナーを充填したトナー供給容器を別の装着部に装
着できないようにしている。即ち、突起32は色識別機
能を有する。突起32は、異なった色のトナーを収納し
ているコンテナ11の外周面上に、好ましくは、トナー
供給容器のトナー補給装置への挿入方向の先端部(下流
側)の外周面上に、夫々の位置を異にして設けられてい
る。これによって、ユーザーが挿入時の位置決めと、そ
して異種トナーを充填されたトナー供給容器を誤まって
装着しようとした際の認識をいち早く行なえる。
【0083】さらに、容器挿入方向後端部(上流側)に
は、トナーを充填するためのトナー充填口として開口1
2aが設けられている。該充填口12aの内部には、十
字状のリブ12cが設けられている。そしてその中心に
は、後述するトナー搬送部材を軸支するための軸孔12
dが設けられている。そして該充填口12aの周囲に
は、後述するハンドルと嵌合するための円形状壁部12
eが設けられている。該充填口12aはトナー充填後、
キャップ14を嵌入して密閉される。そして第1フラン
ジ12はトナーコンテナ11に接合され一体化される。
【0084】また第2フランジ13の端面には、トナー
搬送部材をコンテナ11の外部から軸支し、かつ、駆動
力を伝達する駆動力受け部(例えば、カップリング)を
挿入するための孔13cが設けてある。また、該孔13
cの周囲には、前記カップリングの外周面を支持するた
めの壁部13d(図23、図31参照)が設けられてい
る。
【0085】尚、コンテナの形状は、例えば、四角柱、
六角柱や円筒状等適宣選択できる。 (ハンドル)ハンドル15は円筒形である。そしてその
一端は一文字形の把手15eを有する。またその他端
は、内部が空胴で円筒形に開放されている。ハンドル1
5は、コンテナ11の一端に設けられた壁部12eに対
して、手動作により回動可能に嵌合される。そして、駆
動力を伝達する係合部15aが設けられている。この係
合部15aは、ハンドル15の外周面に設けられてい
る。そして、複数個の歯を有している。
【0086】該係合部15aは、各容器1a,1b,1
c,1d補給装置100a,100b,100c,10
0dのいずれかに挿入した際に、該補給装置に設けられ
た駆動力伝達部材21の係合部21aと係合可能なセグ
メントギア形状を有している。そして容器1を挿入する
一連の動作によって、係合部21aと係合可能である。
【0087】図25に示すように駆動力伝達部材21
は、各補給装置に回転自在に支持される軸21sの両端
に、係合部21aと係合部21bを有する。ここで、係
合部21a,21bはギアであって複数個の歯を有す
る。なお本実施の形態において、係合部21aは、ギア
一枚から構成されている。しかしながら、駆動力受け機
構を有していれば、前述した通り、その構成やギアの枚
数については特に制限は無い。また、本実施の形態にお
いて、係合部21bは、駆動力伝達側係合部21gとし
てのアイドラギアを介して、セグメントギアであるギア
16dと噛合している。尚、本実施の形態では、伝達部
材21、係合部21a,21b、及び、係合部21gが
装置本体に設けられている。
【0088】(トナー搬送部材)トナー搬送部材29を
支持する搬送軸27は、その一端が軸孔12d(図2
3)に回転自在に軸支されている。そして他端がカップ
リング26a(図26)によって回転力を伝達されるよ
うに軸支されている。そして、搬送部材29は軸27に
固定された可撓性部材からなる搬送翼28を有する。
尚、カップリング26aはコンテナ11に回転自在に支
持されている。
【0089】この搬送翼28は、円弧形部分11g(図
23、図27)の内周面と摺擦する。そして、翼28
は、トナー排出開口11aに対し先端側が、回転方向に
対して傾斜した爪部28aを有する複数の翼を備えてい
る。そのため、コンテナ11内のトナーを開口11aへ
向かって送ることができる。この開口11aは、容器1
aの装置本体124Aに対する挿入方向から見て手前側
(上流側)に配設されている。よって、爪部28aは、
総て同方向を向いている。また前記カップリング26a
は、各容器1aを各補給装置100aに装着した際に、
補給装置に設けられた駆動側カップリング(不図示)と
噛み合い、駆動力を得て搬送部材29を回転する。
【0090】尚、コンテナ11内のトナーをトナー排出
開口まで搬送可能ならば、トナー搬送部材は必ずしも必
要ではない。しかしながら、トナー搬送部材を設けるこ
とによって、トナーを確実に供給することができる。
【0091】次に図31に、トナー供給容器の駆動力を
受ける側の端部を示す。コンテナ11の端面には、駆動
力受け部材としてのカップリング26aが回転自在に支
持されている。このカップリング26aの軸方向両端は
軸継ぎ手となっている。そして、コンテナ11内におい
ては、搬送部材29の搬送軸27の一端と連結されてい
る。コンテナ11の外部には、回転力受け部が設けられ
ている。この回転力受け部は、装置本体124Aに容器
1aを装着した際に、各補給装置に設けられた回転力を
伝えるための駆動部材と連結される。この回転力受け部
は、図31に示すように、半径方向の突起26a1であ
る。そして、突起26a1間の凹部26a2に前記駆動
部材の凸部(不図示)が係合して連結される。
【0092】(シャッタ)図23に示すシャッタ16
は、シャッタ16の長手方向の両端にスライド部16f
が設けられている。このスライド部16fは、開口11
aの長手方向の両端に設けられたガイド部材としてのシ
ャッタ支持部材11eと係合する。そして、シャッタ1
6は、開口11aを開閉可能にコンテナ11の円周方向
にスライド移動する。すなわち、シャッタ16の、各容
器1a,1b,1c,1dの長手方向と直角な断面は、
円弧形状であってコンテナ11の外周面に沿う形状であ
る。尚、スライド部16f、及び、支持部材11eは、
長手方向と直角な断面が鉤形である。
【0093】そして該シャッタ16は、各容器1a,1
b,1c,1dを各補給装置100a,100b,10
0c,100dのいずれかに装着する際に、図25に示
すように、係合部21gとしてのギアと係合可能な駆動
力受け部としての駆動力受側係合部16dを有する。こ
の係合部16dは複数個の歯を有する。そして、係合部
16dは各容器各補給装置への挿入の一連の動作で、係
合部21gと係合可能とする。そのために、係合部16
dはシャッタ16の外側表面に設置されることが好まし
い。さらに好ましくは、係合部16dの有するセグメン
トギア形状の歯先円直径と、係合部16d以外のシャッ
タ16の外径を略同一とする。そして、高さ方向のスペ
ースを節約する。そのために、前記係合部16dは、カ
ップリング26aに近い側のシャッタ16の縁近くの外
側表面に設けている。これによって、シャッタ16が閉
鎖位置に位置する際に、係合部21gと係合離脱する。
また、各容器の各補給装置への挿入の一連の動作で、補
給装置100aに設けられた係合部21gと係合部16
dを係合させる。そのため、前記シャッタ16のカップ
リング26aが設けられている側のスライド部16f
(16f1)を係合部16dよりも短くしてある(図2
3、図25のA部)。即ち、スライド部16f1は、各
容器を各補給装置へ挿入する際に、前記係合部21gと
直面するシャッタ16側の端面16hが、係合部16d
となるよう配置することが好ましい。したがって本実施
の形態においては、上記スライド部16f1を短くする
ために、切り欠き16gを設けている。これによって、
係合部21gとシャッタ16が干渉しない。
【0094】なお、シャッタ16の肉厚が大きいとき
は、スライド部16f1はシャッタ16の円弧に沿う全
長にわたって設ける。そして、上述の切り欠き16gに
相当する部分は、係合部21gが通過可能な凹部として
もよい。
【0095】またシャッタ16は、図28に示すよう
に、補給装置100aに設けられたトナー補給開口33
を開閉する本体シャッタ34と係合する。そして、容器
1aに設けられたシャッタ16のスライド移動に連動し
て、本体シャッタ34をスライド移動させることができ
る。
【0096】なお本実施の形態における係合部21b,
21gは、2枚のギアによって構成されている。しかし
ながら、駆動伝達機構を有していれば、その構成やギア
の枚数については特に制限は無い。
【0097】トナー補給装置100aは、夫々図28、
図29に示すように、長手方向の断面がコンテナ11に
倣って半円筒形の下部54aと矩形の上部54bとを有
するカートリッジ受け入れ部、及び、下部に設けた現像
器204aの枠体を一体とした補給装置本体54を有す
る。そして下部54aの内周には周方向にガイドレール
55が設けられている。そしてこのガイドレール55に
本体シャッタ34のガイド34aが係合している。この
ガイドレール55、及び、ガイド34aはその長手方向
の断面が鉤形であって、互いに抱き合っている。そし
て、レール55、及び、ガイド34は、平行して夫々二
条ある。したがって、本体シャッタ34は、補給装置本
体54に保持されている。本体シャッタ34の内周の半
径は、シャッタ16の外周の半径と等しい。本体シャッ
タ34は、移動方向と直交する両側に突縁34bが長手
方向に沿って設けられている。本体シャッタ34の内周
に沿う突縁34b間の長さは、シャッタ16の外周の円
弧の長さに等しい。従って、容器1aが補給装置100
aに挿入されると、シャッタ16の長手方向の両側の縁
は、本体シャッタ34の突縁34bの半径方向へ突出し
た面34b1間に嵌合される。従って、シャッタ16を
開閉すると本体シャッタ34は連動する。そこで、トナ
ー排出開口11aとトナー補給開口33を対向するよう
にしておけば、シャッタ16を開くことによりトナーは
現像器204aに補給される。
【0098】(シール部材)封止部材としてのシール部
材35は、弾性体(図23)である。そして、前記シャ
ッタ16と前記排出開口11a間のシール性を維持して
いる。また、落下衝撃等によるコンテナ11内のトナー
の洩れを防止する。そのため、シール部材35は、前記
排出開口11aを囲むようにコンテナ11の外側表面に
貼付されている。具体的には、シール部材35の材質と
して、シリコン、ウレタン、発泡ポリエチレン等のゴム
やスポンジ、好ましくは硬度20゜〜70゜、圧縮永久
歪み10%以下、セルサイズ60〜300μm、密度が
0.15〜0.50g/である低発泡ポリウレタンを5
〜50%圧縮して用いる。
【0099】なおシール部材35は、排出開口11aの
周囲ではなく、シャッタ16の排出開口11aに対向す
る面に貼り付けても構わない。
【0100】ここで、図30を用いて、トナー排出開口
を封止するために、シール部材を用いた他の実施の形態
を説明する。
【0101】本実施の形態は、装置本体に設けられた本
体シャッタを開閉する機能と、トナー排出開口を封止す
る機能とを分離したものである。
【0102】本実施の形態ではコンテナ11の長手方向
に沿って本体開口33と対向可能な開口11aを設け
る。また、開口11aを封止する封止部材をシャッタ1
6とは別に設ける。封止部材としてのシール部材135
として、可撓性の熱溶着フィルム135aを用いる。そ
してこのシール部材135を排出開口11aを囲繞する
座面11iに熱溶着する。そして該開口11aを密封す
る。そしてシール部材135を開口11aの一端側13
5a1で折り返す。そして、容器1aを装置本体に装着
する際に、操作者がシール部材135の他端側135a
2を引くことによって、開口11aを開封する。尚、ト
ナー補給時に、該フィルム135aをトナー排出開口1
1aの回りから引き剥す方式に限定されずに引き裂く方
式でもよい。そして、シヤッタ16は、排出開口11a
の封止機能を有していない。シャッタ16は開閉部材と
して、装置本体に設けられた本体シャッタ34を開閉す
る。その機構は前述実施の形態と同じである。
【0103】即ち、本実施の形態は電子写真画像形成装
置本体にトナーを供給するためのトナー供給容器であっ
て、前記電子写真画像形成装置本体(124A,124
B)に供給するためのトナーを収納するトナー収納部
(トナーコンテナ11)と、前記トナー収納部に収納さ
れているトナーを排出するためのトナー排出開口(11
a)と、ここで、前記トナー排出開口は前記トナー収納
部に設けられている、前記トナー排出開口(11a)を
開封可能に封止するための封止部材(シール部材35)
と、前記トナー収納部に対して回転可能な回転部材(ハ
ンドル15)と、前記トナー供給容器(1)が前記電子
写真画像形成装置本体に装着された際に、前記回転部材
が回転することによって、前記電子写真画像形成装置本
体に設けられたトナー受け入れ開口(トナー補給開口3
3)を封止している本体開閉部材(本体シャッタ34)
を開封するために、前記回転部材が回転することによっ
て生じる駆動力を前記電子写真画像形成装置本体に設け
られた駆動力伝達部材21を介して受けるための駆動力
受け部(駆動力受側係合部16d)と、を有するトナー
供給容器である。
【0104】〈トナー補給操作方法〉次に、本実施の形
態のトナー供給容器1aを用いたトナー補給操作につい
て説明する。
【0105】(1)トナー供給容器1aの装着 装置本体124Aに設けられた前扉(不図示)を手前9
0゜方向に開く。次に、容器1aの突起32aを補給装
置100aの溝部24a(図28参照)に係合させる。
そして、カップリング26aの設けられた側を先頭にし
て、容器1aを補給装置100a内へ挿入する。すると
まず容器1aのシャッタ16と、補給装置100a内の
本体シャッタ34とが係合する(図28)。そして、係
合部21gとシャッタ16の係合部16dとが係合す
る。そして最後に、前記係合部21aとハンドル15の
係合部15aとが係合する。
【0106】(2)トナー供給容器の設置/トナー補給 容器1aが補給装置100aに装着された状態で、操作
者がハンドル15を手動にて時計周りに90゜回動させ
る。すると、回転による駆動力が、係合部15aから、
係合部21aを介して伝達部材21に伝達される。さら
に、係合部21gからシャッタ16の係合部16dへ伝
達される。このように伝達された駆動力によって、シャ
ッタ16はコンテナ11の支持部材11eに係合しなが
ら円周方向にスライド移動する。その時、本体シャッタ
34はシャッタ16のスライド移動に連動する。そのた
め、容器1aの排出開口11aと補給装置100a内の
補給開口33は同時に開放される。そして、装置本体1
24Aからの駆動力を受けたカップリング26aによっ
て、トナー搬送部材29を回転することで、トナー補給
が開始される。
【0107】なおこれら操作中、コンテナ11は回転し
ない。そのため、容器1aはハンドル15の回転には連
動せず、補給装置100a内で固定されている。
【0108】(3)トナー供給容器の取り外し 操作者がハンドル15を反時計方向へ90゜回転する。
これによって、(2)と同様の順序で逆向きの駆動力が
伝わる。そして、シャッタ16は排出開口11aを、ま
た、本体シャッタ34は補給開口33を各々閉じる。そ
して、一連のトナー補給操作が完了する。
【0109】尚、容器1aの補給装置100aへの装着
は、カップリング26a側を先頭にして行なわれる。そ
のため、係合部16dは係合部21aを通過して、奥側
の係合部21gと係合する。したがって、セグメントギ
ア状係合部16dの歯先円直径は、セグメントギア状係
合部15aの歯元円直径より小さいことがより好まし
い。
【0110】このような構成とすることにより、一連の
トナー補給動作内において、コンテナは不動となる。そ
のために、コンテナの形状の制約はなくなる。よってよ
りスペース効率の高いコンテナ形状を採用することがで
きる。さらに、シャッタをハンドルと別部材とすること
から、トナー排出開口の位置をハンドル近傍とする制約
もなくなる。したがって、トナー供給容器の設計の自由
度を高くできる。
【0111】また、本実施の形態のトナー供給容器は、
ハンドルの係合部、駆動伝達部材の係合部、そしてシャ
ッタの係合部という複数の係合部を介して、ハンドルの
回転駆動をシャッタの駆動力受け部に伝えている。その
ため、これら係合部の係合比(ギア比)を自由に設計す
ることが可能となる。
【0112】このことにより、シャッタの開閉のための
スライド移動距離が長い場合には、ハンドルの係合比
(ギア比)を高くしてハンドルの操作(回動)距離を短
くする。また、シャッタの開閉トルクが高い場合には、
ハンドルの係合比(ギア比)を低くしてハンドルの操作
(回転)トルクを低くすることもできる。
【0113】例えば、シャッタを開閉するためのハンド
ルの回転角度を90度とする。そして、トナー供給容器
を補給装置に挿入する際には、把手15eを垂直方向に
位置させる。また、ハンドルを90度時計方向へ回転さ
せて、トナーを排出した状態では、把手15eが水平方
向に位置するようにしておく。こうすれば、操作者が操
作し易く、操作者が容器1aの状態を認識しやすい。な
お、ハンドル15eのシャッタ開閉のための回転角度
は、操作上60度〜120度の範囲が好適である。
【0114】〔実施の形態5〕次に、実施の形態5を具
体的に説明する。本実施の形態はトナー供給容器を装置
本体へ装着する際に、容器の長手方向と交差する方向か
ら装着するものである。また、装置本体の扉の開閉に連
動して、シャッターをスライド移動するものである。
【0115】図32はトナー補給装置100A及び現像
装置201を示す斜視図である。補給装置100Aは、
トナー供給容器1A、カートリッジ受け部41を有す
る。そして、カートリッジ受け部41には、容器1Aか
ら供給されたトナーを一旦ためるバッファ部42、バッ
ファ部42のトナーを現像装置201に搬送する搬送ス
クリュー43、バッファ部42のトナー受け取り開口を
覆うバッファシャッタ(不図示)等を有している。
【0116】補給装置100A内のトナーが無くなった
際には、装置本体124Aに設けた前扉44(図39参
照)を開けると、トナー供給容器1Aとカートリッジ受
け部41が露出する。
【0117】このカートリッジ受け部41に容器1Aを
長手方向と直角となる方向(図32、図39に示す矢印
A)に挿入する。
【0118】〈トナー供給容器の構成〉この実施の形態
のトナー供給容器1Aは、所謂据え置き型のトナー供給
容器である。
【0119】前記容器1Aは、図33に示すように、開
口11gにフランジ45を嵌合したトナーコンテナ11
を有する。また、トナーコンテナ11の一端に嵌入する
キャップ14、トナーコンテナ11の一端に回動可能に
嵌合するハンドル15A、及びトナーコンテナ11内部
に設けられたトナー搬送部材29を有する。そして、ト
ナー搬送部材29の一端をコンテナ11外部から軸支す
る。そして、さらに、容器1Aは、動力受け部材として
のカップリング46、トナー排出開口11aを開閉する
シャッタ16、シール部材35を有する。
【0120】(トナーコンテナ)トナーコンテナ11
は、中空筒状部材で構成されている。そしてコンテナ1
1のトナー排出開口11aの部分の長手方向に直角な断
面は、図34、及び図35に示すように、中心角θを2
70度とした円弧部11iと、矩形部11jを有する。
その円弧部11iにはトナー排出開口11aが設けられ
ている。また該トナー排出開口11aの周囲には、トナ
ー排出開口11aを閉鎖する閉鎖位置と、該閉鎖位置か
ら退避して前記トナー排出開口を開放する開放位置とを
取り得るシャッタ16を支持するシャッタ支持部材11
eが設けられている。上記構成によって、トナー排出開
口11aの大きさをトナーコンテナ11の周方向へ拡大
でき、シャッタ16のスライド距離を長くすることがで
きる。なお、トナーコンテナ11の形状を実施の形態1
〜4のようにしてもよい。
【0121】そして、装置本体124Bに設けられたト
ナー補給装置100Aへ容器1Aを挿入する際に、異種
トナーを充填したトナー供給容器を装着できないよう
に、リブ11fが、コンテナ11の円弧部11iの外周
面上に、容器1Aの挿入方向に沿って設けられている
(図32)。該識別リブ11fは、前扉44の裏面の溝
部151と係合する関係にある。このリブ11fは、コ
ンテナ11の長手方向の位置を異にすることにより、ト
ナー種が適合しているかどうかを判別する。なお、さら
に、受け部41にリブ11fが嵌合する溝部152を設
けてもよい(図32)。
【0122】さらに一方の端面には、トナーを充填する
ための充填口として開口12aが設けられている。そし
て、該充填口内部には、十字状のリブ12cが設けられ
ている。その中心には、トナー搬送部材29を軸支する
ための軸孔12dが設けられている。該充填口12a
は、トナー充填後、キャップ14を嵌入して密閉され
る。
【0123】また他方の端面に設けられた開口11gに
は、フランジ45の嵌合部45bが嵌合固定されてい
る。そしてこのフランジ45には、トナー搬送部材29
をコンテナに軸支し、かつ、駆動力を伝達するカップリ
ング46を回転自在に支持するための孔45aを有す
る。また、該孔45aの周囲には、前記カップリング4
6の外周面46aを支持するための孔45aの壁部45
a1、及び後述するハンドル15Aと嵌合するための壁
部45dが設けられている。尚、本実施の形態では、ハ
ンドル15Aはカップリング46側に嵌合させている
が、開口12aを設けた側に嵌合させても構わない。
【0124】(ハンドル)ハンドル15Aは円筒形であ
る。そして、一端は中央にカップリング46と対向する
開口15fを有する壁面15gを有する。そして、他端
は空胴の円筒形である。そして該ハンドル15Aの外周
面15kに把手15eを有している。前記ハンドル15
Aは、コンテナ11の一端に設けられた壁部45dに、
手動により回動可能に嵌合される。また、ハンドル15
Aは、駆動力を伝達する係合部15a(ギア)が設けら
れている。なお把手15eの代わりに、後述するように
壁面15gに、前扉44の開閉に連動する突起部を有す
ることで、ハンドルの回動を前扉の開閉に連動させるこ
とが可能となる。
【0125】前記係合部15aは、容器1Aを補給装置
100Aに挿入する際に、該補給装置100Aに設けら
れた駆動力伝達部材21の駆動力受側係合部21aと係
合可能なセグメントギア形状を有する。また挿入の一連
の動作で、係合部21aと係合可能とするために、ハン
ドル15Aの外周面15kに設置される。
【0126】図36、図37に示すように、一部見えな
い部分を二点鎖線で示す伝達部材21は、補給装置10
0Aに回転自在に支持される軸21sの一端に、駆動力
受側係合部21a,他端に駆動力係合部21b,21i
を有する。
【0127】次に、開閉部材であるシャッタ16、本体
シャッタ34との係合部についてのべる。図38に示す
ように、軸21sの他端に固定されたギアである係合部
21b,21iは、夫々ギアである係合部21g,21
jに噛み合っている。係合部21gはセグメントギアで
ある係合部16aと半径方向から噛み合い可能である。
係合部21iはカートリッジ受部41に回転自在に支持
された回転軸21uに固定されている。回転軸21uに
固定されたギアである係合部21kは、本体シャッタ3
4の外周に設けたセグメントギアである係合部34cに
常時噛み合っている(図42)。
【0128】本体シャッタ34は、カートリッジ受け部
41のシャッタ設置部41eに設けたトナー補給開口3
3を開閉する。そのために、該シャッタ設置部41eの
外周に、矢印Yの方向へ開くように設けられている(図
42)。このシャッタ34のガイド部材は、シャッタ1
6と同様にレールである(図示されない)。
【0129】伝達部材21は受け部41の外側に配設さ
れている。そして、係合部21a、係合部21g等の容
器1Aと半径方向から噛み合う係合部は、受け部41に
歯部を位置させている。そのため、受け部41に開口を
設けている。本例では、係合部21b,21g,21
i,21jが受け部41に位置するように開口41dを
設けている。また、係合部21aを受け部41内に位置
させるため開口41cを設けてある(図38)。
【0130】(トナー搬送部材)搬送軸27は、その一
端をコンテナ11の開口12aに設けられた十字状リブ
12cの有する軸孔12dに回転自在に軸支されてい
る。また、他端は、カップリング46の有する凸軸46
aに嵌合している。そして、トナー搬送部材29は、搬
送軸27に固定された可撓性部材からなる搬送翼28を
有する。
【0131】この搬送翼28は、コンテナ11の内周面
と摺擦する。そして、長手方向において、傾斜している
複数の爪部28aを有する。そのため、コンテナ11内
のトナーを排出開口11aへ向かって搬送することがで
きる。
【0132】また前記カップリング46は、カートリッ
ジ1Aを補給装置100Aへ装着する際に、補給装置1
00Aに設けられたカップリングと噛み合い、駆動力を
得ることができる。
【0133】(シャッタ)開閉部材としてのシャッタ1
6は、排出開口11aの周囲に設けられた支持部材11
eと係合している。そして排出開口11aを開閉するた
めに円周方向にスライド移動する。
【0134】そして該シャッタ16は、容器1Aを補給
装置100Aに装着した際に、補給装置100Aに設け
られた係合部21gと係合可能なセグメントギア状の係
合部(駆動力受け部)16d(図36参照)を有する。
さらに、該係合部16dは、容器1Aを補給装置100
Aへ装着する一連の動作で係合部21gと係合可能であ
る。そのために、該係合部16dは、シャッタ16の外
側表面に設置されることが好ましい。
【0135】(トナー補給操作方法)次に、本発明のト
ナー供給容器1Aを用いたトナー補給操作について説明
する。
【0136】(1)トナー供給容器の装着 図39に示すように、前扉44を手前へ開く。そして、
コンテナ11のリブ11fを前記前扉44の裏面に設け
られた溝部15lに沿わせながら、容器1Aを矢印Aの
向きに挿入する。そして、係合部21gと係合部16
d、及び、係合部21aと係合部15aが各々係合す
る。
【0137】(2)トナー補給 容器1Aが補給装置100A内に装着された状態で操作
者が把手15eを奥側方向へ手動にて回転させる。そし
て回転による駆動力が、係合部15aから、係合部21
aを介して伝達部材21に伝達される。さらに係合部2
1gから係合部16dまで伝達される。このように伝達
された駆動力により、シャッタ16は支持部材11eに
沿ってスライド移動する。その際、補給本体シャッタ3
4の係合部34cは、係合部21bに連動する係合部2
1kより駆動力を受ける。そのため排出開口11aと補
給開口33は同時に開放される(図42)。そして、装
置本体124Bからの駆動力を受けたカップリング46
を介して、トナー搬送部材29が回転する。これによっ
て、トナーの補給が開始される。尚、本体シャッタ34
は、容器1Aのシャッタ16の移動に連動して開放する
構成でも構わない。尚、このシャッタ16の開閉に要す
るハンドル15Aの回転角は60度〜120度が好適で
ある。
【0138】尚、受け部41の壁面41aに、前扉44
の開閉に連動するハンドル保持部47(図32、図4
0、図41参照)を有する。そして、容器1Aを補給装
置100Aに装着すると、保持部47に突起部15h
(図40)の二面幅部15h1が嵌合する。これによっ
て、ハンドル15Aの回動を前扉44の開閉に連動させ
ることができる。即ち、補給装置100A内に容器1A
を装着後、前扉44を閉じることによって、ハンドル1
5Aが回転する。そして、上記で述べたのと同様の順序
でシャッタ16,34に駆動が伝わる。そのため、排出
開口11aと補給開口33は同時に開放することが可能
となる。即ち、把手15eが不要となる。
【0139】尚、これら操作中、トナーコンテナ11
は、補給装置100A内で固定されている。
【0140】(3)トナー供給容器の取り外し ハンドル15Aの手前側方向への回動、もしくは、装置
本体124Bの前扉44を開けることにより、(2)と
同様の順序で逆向きの駆動が伝わる。そして、シャッタ
16は排出開口11aを、本体シャッタ34は補給開口
33を各々閉塞し、一連のトナー補給操作が完了する。
【0141】このような構成とすることにより、一連の
トナー補給動作内においてトナーコンテナは不動とな
る。そのため、トナーコンテナの形状の制約はなくな
る。よって、よりスペース効率の高いトナーコンテナ形
状を採ることができる。さらにシャッタをハンドルと別
部材とすることから、トナー排出開口の位置をハンドル
近傍とする制約もなくなる。さらには、前扉の開閉にハ
ンドルを連動させることで、トナー補給時の操作工程の
低減が可能となる。
【0142】尚、前述した各係合部15a,16a,1
6d,21a,21b,21g,22aは各々複数個歯
15a1,16a1,16d1,21a1,21b1,
21g1,22a1を有している。
【0143】[他の実施の形態]前述した実施の形態5
は、トナー供給容器の長手方向と交叉する方向からトナ
ー供給容器を画像形成装置本体に着脱する。また、扉の
開閉と連動して、トナー供給容器のシャッタを開閉す
る。更に、本体シャッタを開閉する。ここで他の実施の
形態を示す。
【0144】まず、図43に示すように、実施の形態1
〜4と同様に、トナー供給容器を長手方向から装置本体
124,124Aへ着脱する場合に、扉124fとトナ
ー供給容器1のシャッタの開閉を連動する。更に、図4
4に他の実施の形態を示す。まず、本実施の形態の装置
本体は、ヒンジ124eを中心にして下部フレーム12
4dに対して上部フレーム124cを開閉する。そし
て、上部フレーム124c(下部フレーム124dでも
よい)に対して、トナー供給容器1a,1b,1c,1
dを長手方向から、又は、長手方向と交叉する方向から
着脱する場合に、上部フレーム124cの開閉とトナー
供給容器1a〜1dのシャッタの開閉を連動するように
してもよい。
【0145】また、前述した実施の形態1で説明したハ
ンドルをロックする機構を他の実施の形態で適用しても
良いことは勿論である。また、本実施の形態で説明した
トナー供給容器は本実施の形態で説明した装置本体に適
宜用いることができる。
【0146】さて、前述した各実施の形態2〜5は、ト
ナーを収納するトナー収納部(トナーコンテナ11)
と、前記トナー収納部の周面に設けられトナーを排出す
る開口11aと、前記開口11aを開閉するシャッター
部材(シャッタ16)と、を有し、電子写真画像形成装
置に着脱可能なトナー供給容器(1,1A,1a〜1
d)において、前記シャッター部材は前記開口を開封す
る位置へ移動するための駆動力を受けるギア部(駆動力
受側係合部16a)を備え、前記トナー供給容器が前記
電子写真画像形成装置に装着されると、前記ギア部は前
記電子写真画像形成装置に且つ前記トナー供給容器の装
着方向手前側に設けられたギア部材(駆動力伝達部材2
1(ギア21a))との間で駆動伝達経路が形成されて
前記ギア部材から駆動力を受けることが可能な状態とな
るトナー供給容器である。
【0147】また、トナーを収納するトナー収納部と、
前記トナー収納部の周面に設けられトナーを排出する開
口と、前記開口を開封する位置へ移動するための駆動力
を受けるギア部が設けられ前記開口を開閉するシャッタ
ー部材と、を有するトナー供給容器からトナーの供給を
受ける電子写真画像形成装置において、前記トナー供給
容器を着脱可能に装着する装着手段(ホルダー31、補
給装置100a〜100d)と、前記トナー供給容器の
装着方向手前側に設けられたギア部材(駆動力伝達部材
21)と、を有し、前記トナー供給容器が前記装着手段
に装着されると、前記ギア部は前記ギア部材との間で駆
動伝達経路が形成されて前記ギア部材から駆動力を受け
ることが可能な状態となる電子写真画像形成装置であ
る。
【0148】また、各実施の形態において、トナーを収
納するトナー収納部と、前記トナー収納部に設けられト
ナーを排出する開口と、前記開口を開閉するシャッター
部材と、前記トナー収納部に対して回転可能な回転部材
(ハンドル15)と、を有し、電子写真画像形成装置に
着脱可能なトナー供給容器において、前記シャッター部
材は前記開口を開封する位置へ移動するために前記回転
部材の回転による駆動力を受ける駆動力受け部(シャッ
タ16の容器挿入方向両側縁16c、駆動力受け側係合
部16a,16d)を備え、前記回転部材と前記駆動力
受け部との間の駆動連結は前記トナー供給容器を前記電
子写真画像形成装置に装着することによって為されるト
ナー供給容器である。
【0149】また、前記回転部材と前記駆動力受け部と
の間の駆動連結は前記電子写真画像形成装置に設けられ
た駆動力伝達部材21を介して為される。
【0150】
【発明の効果】本発明は前述したように、トナー供給操
作性を向上させることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に示すトナー供給容器の
斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態1に示すトナー供給容器の
分解斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態1に示すトナー供給容器と
装置本体との係合関係を示す斜視図である。
【図4】(a)は本発明の実施の形態1に示すトナー供
給容器のトナー補給操作時の斜視図、(b)は(a)に
おける係合部材の断面図、(c)は係合部材のその他の
例の斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態1に示すトナー供給容器と
装置本体との係合関係を示す縦断面図である。
【図6】本発明の実施の形態1に示すトナー供給容器の
トナー補給操作時における装置本体との係合関係を示す
縦断面図である。
【図7】本発明の実施の形態1に示すハンドルとトナー
コンテナのロック機構を示す斜視図である。
【図8】(a)、(b)は本発明の実施の形態1に示す
ハンドルとトナーコンテナのロック機構を示す断面図で
ある。
【図9】本発明の実施の形態2に示すトナー供給容器の
斜視図である。
【図10】本発明の実施の形態2に示すトナー供給容器
と装置本体との係合関係を示す斜視図である。
【図11】本発明の実施の形態2に示すトナー供給容器
のトナー補給操作時における装置本体との係合関係を示
す斜視図である。
【図12】本発明の実施の形態2に示すトナー供給容器
と装置本体との係合関係を示す縦断面図である。
【図13】本発明の形態2に示すトナー供給容器のトナ
ー補給操作時における装置本体との係合関係を示す縦断
面図である。
【図14】本発明の実施の形態2に示すトナー供給容器
の装置本体への装置方向を示す斜視図である。
【図15】(a)、(b)はそれぞれハンドルとシャッ
タの係合部を示す説明図である。
【図16】本発明の実施の形態2に示すシャッタの他例
の斜視図である。
【図17】(a)はシャッタ係合部の他例を示す斜視
図、(b)は駆動系統図である。
【図18】本発明の実施の形態3に示すトナー供給容器
の斜視図である。
【図19】トナー送り装置を模式的に示す縦断面図であ
り、(a)はスクリュー方式(b)は可撓性翼方式であ
る。
【図20】本発明が適用される画像形成装置の縦断面図
である。
【図21】図20の外観斜視図である。
【図22】本発明の実施の形態4が適用される画像形成
装置の縦断面図である。
【図23】本発明の実施の形態4のトナー供給容器の分
解斜視図である。
【図24】発明の形態4のトナー供給容器の変形例を示
す斜視図である。
【図25】本発明の実施の形態4のトナー供給容器と装
置本体との係合関係を示す斜視図である。
【図26】可撓性翼方式のトナー送り装置を模式的に示
す縦断面図である。
【図27】(a)、(b)はトナー供給容器の縦断面図
である。
【図28】本発明の実施の形態4のトナー供給容器と装
置本体との係合関係を示す縦断面図である。
【図29】本発明の実施の形態4のトナー供給容器のト
ナー補給操作時における装置本体との係合関係を示す縦
断面図である。
【図30】トナー排出開口を封止するためにシール部材
を用いた他の実施の形態を示す斜視図である。
【図31】本発明の実施の形態4のトナー供給容器の長
手方向の後端の正面図である。
【図32】本発明の実施の形態5のトナー補給装置及び
現像装置の斜視図である。
【図33】本発明の実施の形態5のトナー供給容器の分
解斜視図である。
【図34】本発明の実施の形態5のトナー供給容器の縦
断面図である。
【図35】本発明の実施の形態5のトナー供給容器の縦
断面図である。
【図36】本発明の実施の形態5のトナー供給容器と装
置本体との係合関係を示す斜視図である。
【図37】本発明の実施の形態5のトナー供給容器と装
置本体との係合関係を示す斜視図である。
【図38】本発明の実施の形態5のトナー補給装置の斜
視図である。
【図39】本発明の実施の形態5の画像形成装置の斜視
図である。
【図40】本発明の実施の形態5のトナー補給装置の駆
動側を示す斜視図である。
【図41】本発明の実施の形態5のトナー補給装置の駆
動側を示す斜視図である。
【図42】本発明の実施の形態5のトナー補給装置の反
駆動側を示す斜視図である。
【図43】トナー供給容器のシャッタと前扉の連動を説
明するための画像形成装置の斜視図である。
【図44】クラムシエル形画像形成装置本体を有する画
像形成装置の側面図である。
【符号の説明】
1…トナー供給容器 1A…トナー供給容器(横型)
1a,1b,1c,1d…トナー供給容器 2…軸受部 11…トナーコンテナ 11a…トナー排出開口 11
b…係合部 11c…台形部 11d…円弧部 11e
…支持部材 11f…識別リブ 11g…開口 11i…円弧部 11j…矩形部 12…第1フランジ 12a…開口 12b…穴部 1
2c…リブ 12d…軸孔 12e…円形状周壁部 13…第2フランジ 13a…突起 13b…端板 1
3c…孔 13d…円形状周壁部 14…キャップ 15…ハンドル 15a…駆動伝達側係合部 15a1
…歯 15b…ロック部材 15c…溝 15d…圧縮
コイルばね 15e…把手 15f…開口 15g…壁
面 15h…突起部 15h1…2面幅部 15i…突起
15j…端面カム 15k…外周面 15A…ハンドル 16…シャッタ 16a…駆動力受側係合部(駆動力受
け部) 16a1…歯 16c…容器挿入方向両縁(駆動力受け部) 16d1
…歯 16d…駆動力受側係合部 (駆動力受け部)1
6f,16f1…スライド部 16g…切り欠き 16
n…接触部(駆動力受け部) 21…駆動力伝達部材 21a…駆動力受側係合部 2
1a1,21b1,21g1…歯 21b,21g,2
1h,21i,21j,21k…駆動力伝達側係合部
21c,21d…傘歯車 21e…ピニオン 21f…
軸 21s…軸 21u…回転軸 21A…第1駆動伝達部材 21B…
第2駆動伝達部材 22…カートリッジシャッタ係合部材 22a…駆動力
受側係合部 22a1…歯 22b…嵌合部 21b1
…歯 23…本体側突起 24…係合部 24a…溝部 25…スクリュー 25R,25L…ねじれ羽根 26…ギア 26a…カップリング 26a1…突起
26a2…凹部 27…搬送軸 28…搬送翼 28a…爪部 29…トナー搬送部材 31…ホルダー 32…突起 32a…突起 33…トナー補給開口 34…本体シャッタ 34a…ガイド 34b…突縁
34b1…面 34c…駆動力受側係合部 41…カートリッジ受け部 41a…駆動側の壁面 4
1b…反駆動側の壁面 41b1…壁面の穴 41c,41d…開口 41e…
シャッタ設置部 42…バファ部 43…搬送スクリュー 44…前扉 44a…ピン軸 45…フランジ 45a…孔 45a1…周壁部 45
b…嵌合部 45d…壁部 46…カップリング 46a…突軸 46b…凹部 4
6c…位置決め穴 46d…円筒部 46e…大径部 47…ハンドル保持部 135…シール部材(封止部材)
フロントページの続き (72)発明者 後藤 英樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 後藤 達也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H077 AA03 AA06 AA09 AA18 AA26 AA35 AB02 AC02 AD06 AD13 AD35 BA01 CA12 DA15 DA42 DB01 EA14 EA16 GA13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーを収納するトナー収納部と、前記
    トナー収納部の周面に設けられトナーを排出する開口
    と、前記開口を開閉するシャッター部材と、を有し、電
    子写真画像形成装置に着脱可能なトナー供給容器におい
    て、 前記シャッター部材は前記開口を開封する位置へ移動す
    るための駆動力を受けるギア部を備え、 前記トナー供給容器が前記電子写真画像形成装置に装着
    されると、前記ギア部は前記電子写真画像形成装置に且
    つ前記トナー供給容器の装着方向手前側に設けられたギ
    ア部材との間で駆動伝達経路が形成されて前記ギア部材
    から駆動力を受けることが可能な状態となることを特徴
    とするトナー供給容器。
  2. 【請求項2】 トナーを収納するトナー収納部と、前記
    トナー収納部の周面に設けられトナーを排出する開口
    と、前記開口を開封する位置へ移動するための駆動力を
    受けるギア部が設けられ前記開口を開閉するシャッター
    部材と、を有するトナー供給容器からトナーの供給を受
    ける電子写真画像形成装置において、 前記トナー供給容器を着脱可能に装着する装着手段と、
    前記トナー供給容器の装着方向手前側に設けられたギア
    部材と、を有し、 前記トナー供給容器が前記装着手段に装着されると、前
    記ギア部は前記ギア部材との間で駆動伝達経路が形成さ
    れて前記ギア部材から駆動力を受けることが可能な状態
    となることを特徴とする電子写真画像形成装置。
  3. 【請求項3】 トナーを収納するトナー収納部と、前記
    トナー収納部に設けられトナーを排出する開口と、前記
    開口を開閉するシャッター部材と、前記トナー収納部に
    対して回転可能な回転部材と、を有し、電子写真画像形
    成装置に着脱可能なトナー供給容器において、 前記シャッター部材は前記開口を開封する位置へ移動す
    るために前記回転部材の回転による駆動力を受ける駆動
    力受け部を備え、 前記回転部材と前記駆動力受け部との間の駆動連結は前
    記トナー供給容器を前記電子写真画像形成装置に装着す
    ることによって為されることを特徴とするトナー供給容
    器。
  4. 【請求項4】 前記回転部材と前記駆動力受け部との間
    の駆動連結は前記電子写真画像形成装置に設けられた駆
    動力伝達部材を介して為されることを特徴とする請求項
    3に記載のトナー供給容器。
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