JP2003107836A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003107836A
JP2003107836A JP2001297381A JP2001297381A JP2003107836A JP 2003107836 A JP2003107836 A JP 2003107836A JP 2001297381 A JP2001297381 A JP 2001297381A JP 2001297381 A JP2001297381 A JP 2001297381A JP 2003107836 A JP2003107836 A JP 2003107836A
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Akihiro Ozaki
彰洋 尾崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナーの塗布に高い精度が要求されることな
く、簡易な構成でもって、光沢度等の特殊効果を付与す
ることができる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 カラー画像形成用の複数色の画像形成ユ
ニット3B,3C,3M,3Yよりも記録紙搬送方向上
流側に、透明トナー塗布用の画像形成ユニット3Tを配
設する。記録紙の画像形成可能領域の全域に、画像形成
ユニット3Tによって透明トナーを塗布し、この透明ト
ナー層の上に、画像形成ユニット3B,3C,3M,3
Yによって各色トナー画像を形成するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像担持体上のトナ
ー画像を転写して記録紙に画像を形成する画像形成装置
に関し、特に、記録紙に形成されるトナー画像に光沢度
等の特殊効果を付与する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、コピー機、プリンタ等の画像
形成装置では、次のように画像形成が行われる。帯電装
置により一様に帯電された感光体ドラムの表面に、画像
データに応じてLED光が照射され、感光体ドラム表面
に静電潜像が形成される。この静電潜像に対して現像装
置からトナーが供給され、感光体ドラム表面にトナー画
像が形成された後、このトナー画像が転写装置の転写バ
イアスによって記録紙上に転写される。記録紙に転写さ
れた未定着状態のトナー画像は定着装置による加熱及び
加圧で定着され、記録紙上に電子写真画像が形成され
る。このとき、記録紙にトナー画像が熱定着されること
によって、記録紙上のトナー画像表面が平滑化され、平
滑化されたトナー画像の表面での光の反射によって、記
録紙上のトナー画像は光沢を有する。
【0003】上記光沢は、電子写真画像に銀塩写真プロ
セスによるカラー写真のような高品位な印象を与えるも
のであるため、電子写真画像に光沢を付与するために様
々な技術が提案されており、今日では、記録紙上でトナ
ー画像が形成されない領域でも光沢度の制御を可能とす
べく、透明な熱可塑性樹脂やワックスを成分とする透明
トナーを記録紙に塗布する技術が提案されている。例え
ば、特開平9-200551号公報では、イエロー、マゼンタ、
シアン、ブラックの各色用の画像形成ユニットを備える
と共に、これらの画像形成ユニットよりも記録紙搬送方
向において下流側に、透明色のトナーを塗布するための
画像形成ユニットが配設されたデジタルカラー複写装置
が提案されている。このデジタルカラー複写装置によれ
ば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のト
ナー画像が形成された記録紙に対して、トナー濃度が薄
い部分又はトナーが存在しない部分に、透明トナー用の
画像形成ユニットから透明トナーを塗布することによっ
て、記録紙上の表面の平滑性を向上させ、記録紙上に均
一な光沢をもった画像を形成するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記デ
ジタルカラー複写装置によって、トナー濃度が薄い部分
又は各色トナーが塗布されていない部分に透明色トナー
を塗布する場合は、トナー濃度が濃い部分又は各色トナ
ーが塗布されている部分を外して、それら以外の部分に
透明トナーを正確に塗布する必要があるので、透明トナ
ーを塗布する時の位置決めに高い精度が要求される。ま
た、各色トナーの上に透明トナーを塗布する場合は、各
色トナー画像が透明トナーを透して視認されることにな
るので、各色トナー画像が透明トナーの影響を受けて、
予定された色を正確に発現できないことがある。さら
に、透明トナー用の現像装置を各色トナー用の現像装置
の下流側に配置すると、各色トナー層が形成された記録
紙が透明色トナー用の画像形成ユニットを通過するとき
に、記録紙上の各色トナーが透明トナー用の画像形成ユ
ニットに付着するため、付着した各色トナーを除去する
ためのクリーニング機構を透明トナー用の画像形成ユニ
ットに設けておく必要が生じる。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、トナーの塗布に高い精度が要求
されず、かつ、各色トナー画像の色に悪影響を与えるこ
とがなく、簡易な構成でもって光沢度等の特殊効果を付
与することができる画像形成装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、像担持体上のトナー画像を
転写して記録紙に画像を形成する画像形成装置であっ
て、カラー画像形成用の複数色の各画像形成手段と、前
記各色の画像形成手段に対して記録紙を順次搬送する搬
送手段と、前記搬送手段による記録紙の搬送方向におい
て、前記各色の画像形成手段よりも上流側に配置された
加工剤塗布手段とを備えたものである。
【0007】この構成によれば、前記各色の画像形成手
段よりも上流側において、加工剤塗布手段によってトナ
ーが塗布されるため、加工剤塗布手段によって塗布され
たトナーの上に、各色の画像形成手段によるトナー層が
形成されることになる。よって、加工剤塗布手段による
トナー塗布に精度が要求されることなく、各色の画像形
成手段によるトナー画像の上への、加工剤塗布手段によ
るトナー塗布を避けることができる。また、各色トナー
画像は透明トナーの上に形成されることから、各色トナ
ー画像が視認されるときは透明トナーの影響を受けるこ
とがないので、予定された色を正確に発現することがで
きる。さらに、加工剤塗布手段が各色の画像形成手段よ
りも上流側にあるため、各色トナー画像が形成された記
録紙が加工剤塗布手段を通過することがないので、記録
紙に転写された各色のトナーが加工剤塗布手段に付着す
ることがなく、付着した各色トナーを除去するためのク
リーニング機構を加工剤塗布手段に設ける必要がない。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の画像形成装置であって、前記加工剤塗布手段に
よって塗布される加工剤を透明トナーとしたものであ
る。
【0009】この構成によれば、各色の画像形成手段に
よって形成されたトナー画像の上に透明トナーが塗布さ
れることを避けて、記録紙に形成されるトナー画像の光
沢のムラを減少させることができ、記録紙に形成される
画像の品質が向上する。
【0010】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の画像形成装置であって、前記加工剤塗布手段に
よって、記録紙において少なくとも画像形成が可能な領
域の全域に前記透明トナーが塗布されるものである。
【0011】この構成によれば、記録紙においてトナー
画像が形成されている部分とトナー画像が形成されてい
ない部分とに拘わらず、画像形成が可能な領域の全域に
おける光沢のムラを減少させることができる。
【0012】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置であっ
て、前記搬送手段は、並列して配置された前記各色の画
像形成手段に対して記録紙を順次搬送する搬送ベルトを
有しており、前記加工剤塗布手段は、前記搬送ベルトに
よる記録紙搬送時に記録紙を前記搬送ベルトに吸着させ
る吸着手段として機能するものである。
【0013】この構成によれば、記録紙を搬送ベルトに
吸着させる吸着手段を加工剤塗布手段とは別個に設ける
必要がないので、画像形成装置の構成を簡素化すること
ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
画像形成装置について図面を参照して説明する。図1は
本発明に係る画像形成装置の概略構成を示す模式図であ
る。図1に示すように、プリンタ(画像形成装置の一
例)1では、プリンタ本体2内にブラック,シアン,マ
ゼンタ,イエローの各色用にそれぞれ画像形成ユニット
3B,3C,3M,3Yが備えられ、更に、本発明の特
徴である透明トナー塗布用の画像形成ユニット(加工剤
塗布手段)3Tが備えられている。各画像形成ユニット
3B,3C,3M,3Yには現像装置3及び感光体ドラ
ム4が備えられ、感光体ドラム4は現像装置3からトナ
ーの供給を受けて、図中の矢印方向に回転するようにな
っている。この感光体ドラム4が帯電部5によって一様
に帯電され、外部PC等から入力された画像データに基
づくLED光が、露光部(LEDプリントヘッドユニッ
ト)6からドラム表面上に照射されて静電潜像が形成さ
れ、この静電潜像にトナーが供給されてトナー像が形成
される。このトナーの供給は各色毎に備えられたトナー
供給容器7から現像装置3を介してそれぞれ行われる。
【0015】透明トナー塗布用の画像形成ユニット3T
は、上記各画像形成ユニット3B,3C,3M,3Yに
対して、記録紙搬送方向の上流側に設けられている。こ
の画像形成ユニット3Tは、透明トナーを記録紙に塗布
するための回転ローラ41と、透明トナーが保存された
トナー供給器71と、トナー供給器71に保存されてい
る透明トナーを回転ローラ41に供給する現像装置31
とを備えている。現像装置31から回転ローラ41に供
給される透明トナーは、記録紙に画像を形成可能な領域
の全域に亘るようにして回転ローラ41に付着するよう
になっている。この透明トナーは、艶出し用の透明な熱
可塑性樹脂やワックスの成分を有するものであり、記録
紙に転写されたトナーの低融点でのグロスアップ(光沢
度向上)を図るために塗布されるものである。なお、回
転ローラ41も、他の画像形成ユニット3B,3C,3
M,3Yの感光体ドラム4と同様に、図中の矢印方向に
回転する。この回転ローラ41は、画像を形成する必要
がないため、必ずしも他の画像形成ユニットに備えられ
る感光体ドラム4のように、その周表面上に静電潜像の
形成が可能な構成である必要はない。但し、感光体ドラ
ム4と同様の機能を有し、帯電部5及び露光部6を備え
るものとして、画像形成可能な構成とすることも可能で
ある。
【0016】上記4つの感光体ドラム4、及び回転ロー
ラ41が並設されている下方には記録紙搬送ベルト8が
配設されている。記録紙搬送ベルト8は、転写バイアス
部として機能する転写ローラ(圧ローラ)9によって、
各感光体ドラム4に押し付けられた状態とされ、ローラ
10,11によって感光体ドラム4の回転方向の順方向
に回転されるようになっている。そして回転ローラ41
及び感光体ドラム4と記録紙搬送ベルト8との間に、給
紙機構12から記録紙搬送路13を経由して記録紙が搬
送され、記録紙が回転ローラ41及び各色の感光体ドラ
ム4と記録紙搬送ベルト8との間を搬送されていく間
に、回転ローラ41及び各感光体ドラム4表面の各色の
トナー像が、転写ローラ9による転写バイアスによって
次々に記録紙に転写される。回転ローラ41及び全ての
感光体ドラム4からトナー像が転写された記録紙は、定
着ローラ対を有する定着装置14に搬送され、ここでト
ナー像が定着ローラ対によるニップで熱定着されてカラ
ー画像が形成される。定着装置14を通過した記録紙は
記録紙搬送路15に送られ、排出部16から排出され
る。
【0017】なお、画像形成ユニット3B,3C,3
M,3Yによる各色のトナー転写は、上記画像形成ユニ
ット3Tによるトナー転写よりも下流側で行われるた
め、画像形成ユニット3B,3C,3M,3Yによる各
色のトナー画像は、画像形成ユニット3Tによって形成
されたトナー層の上に形成されることになる。従って、
本プリンタ1による画像形成では、各色トナー画像の上
に透明トナー層が形成されることはない。
【0018】また、画像形成ユニット3B,3C,3
M,3Yの感光体ドラム4には、感光体ドラム4上の残
留トナー等を除去するためにクリーニング機構20が備
えられている。このクリーニング機構20は、感光体ド
ラム4の表面を清掃するためのクリーニングローラ21
及びクリーニングブレード22、これらクリーニングロ
ーラ21及びクリーニングブレード22によってドラム
表面から除去されたトナーを一箇所に集めるためのスパ
イラル23を有している。これに対し、画像形成ユニッ
ト3Tは、このようなクリーニング機構20を有してお
らず、またトナー画像を形成する必要もないために帯電
部5及び露光部6を備えていない。但し、回転ローラ4
1から記録紙に透明トナーを転写するための転写バイア
スは備えている。
【0019】図2は本発明に係るプリンタ1の概略構成
を示すブロック図である。プリンタ1には、プリンタ1
全体の制御を司る制御部101が備えられ、この制御部
101には、装置全体の動作プログラム等を記憶したR
OM102が接続され、記録に用いる画像データ等を格
納しておくためのRAM103が接続されている。
【0020】制御部101は、各画像形成ユニット3
T,3B,3C,3M,3Yを制御している。各画像形
成ユニット3B,3C,3M,3Yでは、帯電部5、露
光部6、及び現像部3と、感光体ドラム4上のトナー像
を記録紙に転写するための転写バイアス部(転写ローラ
(圧ローラ)9に転写バイアスを印加する)104と、
感光体ドラム4の駆動源であるドラムモータ105とが
制御部101によって制御されている。これに対して、
透明トナー用の画像形成ユニット3Tでは、現像装置3
1と、転写バイアス部(転写ローラ(圧ローラ)91に
転写バイアスを印加する)104と、回転ローラ41の
駆動源であるローラ駆動モータ106とが制御部101
によって制御されている。
【0021】また、制御部101は、定着装置14の制
御を行い、定着ローラ対の一方を構成する熱ローラ内の
ヒータのオン・オフを制御するとともに、定着ローラ対
を所定時間駆動して、熱ローラの周面を一様に所定温度
とする。転写ベルト8を走行させる駆動ローラ10のベ
ルト駆動モータ107も制御部101が制御している。
制御部101には、ユーザからの印刷指示等が入力され
る操作パネル108が接続されている。
【0022】以上の構成でなるプリンタ1によって、透
明トナー塗布を含む画像形成は次のようにして行われ
る。まず、記録紙搬送ベルト8によって搬送されてきた
記録紙に対して、画像形成ユニット3Tが記録紙の画像
形成可能領域の全域に透明トナーを塗布する。透明トナ
ー層が形成された状態の記録紙は各画像形成ユニット3
Bに搬送され、透明トナー層の上に黒色のトナー画像が
転写される。以降、記録紙は画像形成ユニット3C、画
像形成ユニット3M、画像形成ユニット3Yの順に搬送
され、シアン色のトナー画像、マゼンタ色のトナー画
像、イエロー色のトナー画像が順に重ねて転写される。
透明トナー層及び各色トナー画像が形成された記録紙は
定着装置14に送られ、未定着の透明トナー層及び各色
トナー画像が記録紙に熱定着される。
【0023】このように、本実施形態のプリンタ1によ
れば、画像形成ユニット3Tによって形成された透明ト
ナー層の上に、画像形成ユニット3B,3C,3M,3
Yによって各色のトナー画像が形成される。よって、各
色トナー画像による光の反射がない部分でも光を反射さ
せて光沢を生じさせることができ、更には、各色トナー
画像が形成された部分を避けるように正確な位置決めを
行って透明トナーを塗布する必要がないので、各色トナ
ー像と透明トナー層の形成部分にずれを生じることがな
い。また、各色トナー画像は透明トナーの上に形成され
ることから、各色トナー画像が視認されるときは透明ト
ナーの影響を受けることがないので、予定された色を正
確に発現することができる。
【0024】さらに、透明トナー用の画像形成ユニット
3Tは、各色トナー用の画像形成ユニット3B,3C,
3M,3Yの上流側に配置されており、各色トナー画像
の転写された記録紙が画像形成ユニット3Tを通過する
ことがないので、記録紙上の各色トナーが画像形成ユニ
ット3Tの回転ローラ41に付着することがなく、回転
ローラ41を清掃するためのクリーニング機構を画像形
成ユニット3Tに設ける必要がない。
【0025】なお、本発明は上記実施の形態の構成に限
られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形
態では、画像形成ユニット3Tは記録紙に透明トナーを
塗布するものとされているが、これに代えてセピア色等
の他色のトナーを塗布するようにしてもよい。これによ
り、用紙表面を好みの色にすることができる。また、上
記実施形態では、画像形成ユニット3Tは回転ローラ4
1を備え、この回転ローラ41によって透明トナーを記
録紙に塗布するものとしているが、回転ローラ41に限
らず、回転ブラシや刷毛のようなものによって透明トナ
ーを塗布することも可能である。
【0026】また、上記実施形態では、画像形成ユニッ
ト3Tは透明トナーを記録紙に塗布する機能のみを備え
たものとされているが、記録紙搬送ベルト8に記録紙を
吸着させるために記録紙を帯電させる吸着装置としての
機能をも兼ね備えた構成としてもよい。この場合には、
画像形成ユニット3Tと別個に吸着装置を備える必要が
ないので、プリンタ1の構成を簡素化することができ
る。
【0027】さらには、画像形成ユニット3Tによって
形成された透明トナー層から、その上に形成される各色
トナー画像に透明な熱可塑性樹脂やワックス等の艶出成
分が入り込んで作用し、この艶出成分によって各色トナ
ー画像に光沢が表れるようにすることも可能である。こ
の場合、各色トナーとして艶出し成分を有しないものを
用い、各色トナー画像のみによっては艶が出ないように
すれば、画像形成ユニット3Tからの透明トナーの塗布
又は塗布停止を切り換えることによって、艶無し又は艶
出しの画像を記録紙に自在に形成することができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、加工剤塗
布手段によって塗布されるトナーの上に、各色の画像形
成手段によるトナー層が形成されることになるため、加
工剤塗布手段によるトナー塗布に精度が要求されること
なく、各色の画像形成手段によるトナー画像の上への、
加工剤塗布手段によるトナー塗布を避けることができ
る。また、各色トナー画像は透明トナーの上に形成され
ることから、各色トナー画像が視認されるときは透明ト
ナーの影響を受けることがないので、予定された色を正
確に発現することができる。さらに、加工剤塗布手段が
各色の画像形成手段よりも上流側にあるため、各色トナ
ー画像が形成された記録紙が加工剤塗布手段を通過する
ことがないので、記録紙に転写された各色のトナーが加
工剤塗布手段に付着することがなく、付着した各色トナ
ーを除去するためのクリーニング機構を加工剤塗布手段
に設ける必要がない。
【0029】また、加工剤塗布手段によって塗布される
トナーを透明トナーとすれば、各色の画像形成手段によ
って形成されたトナー画像の上に透明トナーが塗布され
ることを避けて、記録紙に形成されるトナー画像の光沢
のムラを減少させることができ、記録紙に形成される画
像の品質が向上する。
【0030】また、加工剤塗布手段によって、記録紙に
おいて画像形成が可能な領域の全域に透明トナーが塗布
されるようにすれば、記録紙においてトナー画像が形成
されている部分とトナー画像が形成されていない部分と
に拘わらず、画像形成が可能な領域の全域における光沢
のムラを減少させることができる。
【0031】また、加工剤塗布手段が、記録紙を搬送ベ
ルトに吸着させる吸着手段としても機能するようにすれ
ば、加工剤吸着手段とは別個に吸着手段を設ける必要が
なくなるので、画像形成装置の構成を簡素化することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリンタの概略構成を示す模式図
である。
【図2】上記プリンタの概略構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 プリンタ 3T,3B,3C,3M,3Y 画像形成ユニット 4 感光体ドラム 41 回転ローラ 8 記録紙搬送ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H005 AA21 2H030 AB02 AD01 BB02 BB22 BB43 2H200 GA02 GA03 GA12 GA23 GA33 GA44 GA47 GB12 GB15 GB41 HA02 HB12 HB22 JA02 JB06 JB25 LA12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上のトナー画像を転写して記録
    紙に画像を形成する画像形成装置であって、 カラー画像形成用の複数色の各画像形成手段と、 前記各色の画像形成手段に対して記録紙を順次搬送する
    搬送手段と、 前記搬送手段による記録紙の搬送方向において、前記各
    色の画像形成手段よりも上流側に配置された加工剤塗布
    手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記加工剤塗布手段によって塗布される
    加工剤は、透明トナーであることを特徴とする請求項1
    に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記加工剤塗布手段によって、記録紙に
    おいて少なくとも画像形成が可能な領域の全域に前記透
    明トナーが塗布されることを特徴とする請求項2に記載
    の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送手段は、並列して配置された前
    記各色の画像形成手段に対して記録紙を順次搬送する搬
    送ベルトを有しており、 前記加工剤塗布手段は、前記搬送ベルトによる記録紙搬
    送時に記録紙を前記搬送ベルトに吸着させる吸着手段と
    して機能することを特徴とする請求項1乃至請求項3の
    いずれかに記載の画像形成装置。
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