JP2005099611A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 記録シートの無駄な使用をすることなく、有色トナー像の画質などに関する制御や表面光沢性などに関する制御を行うための被検出用トナー像を適切な部位に形成し、その被検出用トナー像の適切な検出や、その検出情報に基づいた適切な制御を行うことができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 有色トナー像形成手段2と、透明トナー層形成手段4と、定着手段3と、定着後の記録シートPの不要な部分を裁断して取り除く裁断手段5とを有する画像形成装置1Aにおいて、有色トナー形成手段2および透明トナー層形成手段4のうち少なくとも有色トナー形成手段2により被検出用トナー像MTを記録シートPの裁断される不要な部分に形成した後、その被検出用トナー像MTを定着手段3により定着するように構成し、かつ、その記録シートPの不要な部分に形成した定着後の被検出用トナー像MTを光学的に検出する検出手段6を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子写真方式、静電記録方式等を利用して有色トナーからなる有色トナー像を記録シートに形成するプリンタ、複写機、ファクシミリもしくはこれらの複合機等のような画像形成装置に係り、特に、高い光沢性を有する画像の形成を適切に制御しながら行うことができる画像形成装置に関するものである。
近年、電子写真方式等を採用した複写機、プリンタ等の画像形成装置としては、カラー画像を形成することができるものが急増している。そのカラー画像は、例えば、以下のようにして形成される。
すなわち、電子写真プロセス等により、回転する感光ドラム等の像担持体に対してY(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)等の有色トナーからなる各トナー像を、原稿を読み取った情報や外部接続機器から送信されるプリント情報などに基づいて順次形成した後、その各有色トナー像を記録シートに直接または中間転写体を介して順次重ね合わせるように転写する。しかる後、かかる多重トナー像を担持する記録シートを、定着装置において圧接した状態で回転する加熱ロールと加圧ロール等との間に形成される定着ニップ部に導入して加熱加圧することにより、その記録シート上にカラー画像が定着形成されている。
このような有色トナーからなるカラー画像は、加熱ロールと加圧ロール等によって加熱加圧されることでその表面が平滑化されるため、記録シートの表面と異なった光沢度を有している。また、このようなカラー画像の光沢度は、有色トナーにおける結着樹脂の種類や熱定着の方式等により、定着時の加熱によりトナーの粘度が変化することに伴って変化することが知られている。
ところで、カラー画像の光沢度に対する好みは、画像の種類や使用目的等によって異なり多様であるが、人物や風景などの写真原稿の場合には、鮮明な画像を得る観点から高光沢な画像が好まれている。
このような状況のなかで従来においても、例えば、均一な光沢を付与したカラー画像を得るため、乾式または湿式の有色トナーからなる有色トナー像を転写した記録シートに、無色透明トナーを転移させた後、それを前記有色トナー像とともに加熱して定着させる画像形成装置が提案されている(特許文献1、2、3)。この他にも、例えば、記録シートとして透明な熱可塑性樹脂からなる受像層を形成したものを使用し、その記録シートの受像層上に有色トナー像を転写した後、定着する画像形成装置が提案されている(特許文献4、5)。
この2種の提案による画像形成装置によれば、比較的高い光沢性を有する画像(面)が得られるようになり、特に写真調の画像を得る場合に有効である。
一方、このような光沢を付与する画像形成が可能な画像形成装置にあっても、その有色トナー像の画質などに関する制御を行うことが要求されるものであり、しかも、その付与する光沢の状態などに関する制御を行うことも必要になる。
ちなみに、本出願人も、光沢を付与する画像形成装置ではないが、例えば、有色トナー像の画像濃度や位置ずれ(レジずれ)などを制御するため、その被検出用(測定用)のトナー像を感光体、中間転写体等の像担持体上に形成し、その被検出用トナー像を像担持体上で光学的に検出するようにした画像形成装置の提案を行っている(特許文献6、7)。
特開平5−232840号公報 特開平7−72696号公報 特開2002−341619号公報 特開平5−88400公報 特開2000−98646号公報 特開平10−145598公報 特開平10−148992公報
しかしながら、上記被検出用トナー像を像担持体に形成して検出する従来の画像形成装置にあっては次のような問題がある。
まず、被検出用トナー像は、未定着のものを光学的に検出しているため、精度よく検出することが難しい。特に、単色のトナー像の濃度に関する補正(制御)精度が低くなり、また、フルカラーのトナー像(多重トナー像)のカラーバランスに関する補正精度が、未定着像の検出結果に基づく制御では、著しく低くなる問題がある。
また、表面光沢性についての検出はできないかまたは正確に行うことができない。例えば、受像層を有する記録シートを使用して光沢を付与する画像形成装置では、その受像層上に有色トナー像を形成した状態ではじめてその表面光沢性の実態が判断できるため、その表面光沢性に関する検出情報を得ることができない。一方、透明トナー層を形成して光沢を付与する画像形成装置では、その透明トナーからなる被検出用トナー像を像担持体に単独でまたは有色トナー像上に重ねて形成しても、それを光沢的に正確に検出することは難しく、しかも、その表面光沢性の実態については定着した状態を見ないと正確に検出することができない。
ちなみに、表面光沢性について定着終了後の記録シート上の状態を検出する手法が考えられるが、その場合には、通常の有色トナー像を形成した記録シートについて検出することは有色トナー像の種類が異なるため、常に正確に検出することは困難である。また、記録シートの余白部分に被検出用トナー像を形成した場合には、実際の表面光沢性について検知できるようになるが、かかる対応策では、その被検出用トナー像がそのまま残ってしまうため、実際には採用することができない。さらに、記録シート1枚を被検出用トナー像を形成するために専用に使用することも考えられるが、その場合には、記録シートが無駄になってしまう。
本発明は、上述したような問題点を主に解決するためになされたものであり、記録シートの無駄な使用をすることなく、有色トナー像の画質などに関する制御や表面光沢性などに関する制御を行うための被検出用トナー像を適切な部位に形成し、その被検出用トナー像の適切な検出や、その検出情報に基づいた適切な制御を行うことができる画像形成装置を提供するものである。
本発明者は、上記課題を解決するため鋭意研究した結果、写真調の画像を高光沢の画像で形成する場合、例えば縁なしの写真画像を得るような要請等に対応するため、記録シートの縁部分などを最終的に裁断して除去する裁断手段を設置した画像形成装置を提供する必要性が発生したことにより、特に、その裁断手段を有する画像形成装置を前提とした場合には上記課題の有効な解決手段があり得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
上記課題を解決し得る本発明(第1発明)の画像形成装置は、記録シートに有色トナーからなる有色トナー像を形成する有色トナー像形成手段と、その有色トナー像が形成された記録シートに、透明トナーからなる透明トナー層を形成して転写する透明トナー層形成手段と、記録シートに担持された有色トナー像および透明トナー層を定着する定着手段と、この定着後の記録シートの不要な部分を裁断して取り除く裁断手段とを有する画像形成装置において、前記有色トナー形成手段および透明トナー層形成手段のうち少なくとも有色トナー形成手段により被検出用トナー像を前記記録シートの裁断される不要な部分に形成した後、その被検出用トナー像を前記定着手段により定着するように構成し、かつ、その記録シートの不要な部分に形成した定着後の被検出用トナー像を光学的に検出する検出手段を設けたことを特徴とするものである。
ここで、上記有色トナー像形成手段は、例えば、回転する像担持体に有色トナーからなる像を電子写真方式や静電記録方式により形成し、その有色トナー像を記録シートに直接または中間転写体を介して転写する構成のものであるが、必ずしもこれに限定されない。像担持体とは、一般には、ドラム状または無端ベルト状からなる感光体、誘電体等である。有色トナーは、着色の目的で色材(着色顔料、着色染料、黒色カーボン粒子、黒色磁性粉など)を含めた結着樹脂からなるトナー粒子である。
上記透明トナー層形成手段は、例えば、回転する像担持体に透明トナーからなる像を電子写真方式、静電記録方式、静電付着方式により形成し、その有色トナー像を記録シートに直接または中間転写体(後述する定着ベルトを含む)を介して転写する構成のものであるが、必ずしもこれに限定されない。像担持体は、原則、上記した像担持体と同様の(用途の違いに基づく、サイズなどの条件は異なる)ものである。上記透明トナーは、光吸収や光散乱による着色を目的とした色材を含まない透明性樹脂からなる無色透明のトナー粒子である。この透明トナー層は、記録シートの片面全面に形成するほか、有色トナー像の大きさや形成位置などに相応した大きさや形成位置に形成するように構成してもよい。また、その透明トナー層の厚さは10〜30μmに設定するとよい。
上記定着手段は、記録シート上の有色トナー像および透明トナー層の定着が可能なものであれば特に制約されない。写真調の高光沢な画像を形成するのに有利であるという観点からすると、複数の支持ロールに張架されて回転する無端状の定着ベルトに、記録シートを前記トナー像やトナー層を当接させる状態で導入して加熱加圧し、しかる後、冷却した段階でその定着ベルトから剥離するベルト定着装置を適用するとよい。
記録シートの定着ベルトへの加熱加圧は、特に制約されるものではないが、例えば、定着ベルトを挟んで対向して圧接される定着ロール対(加熱ロールと加圧ロールの組み合わせなど)により構成することができる。ベルト定着手段における上記冷却は、自然冷却のほか、放熱部材、空冷部材、熱循環部材等の強制冷却手段の設置による強制冷却にて構成することができる。前記透明トナー層形成手段は、このベルト定着装置の定着ベルトの外周面に像担持体上に形成した透明トナー層を転写させ、それを前記有色トナー像とともに加圧加圧して記録シート側に転写および定着させるように構成してもよい。
上記裁断手段は、記録シートの不要な部分を切って除去することができるものであれば特に制約されるものではないが、一般に、記録シートの送り方向に沿う片側または両側の縁部とか、その送り方向と直交する方向に沿う前後一方または双方の縁部を裁断できるものであればよい。上記記録シートは、有色トナー像の形成や透明トナー層の転写が可能でかつ定着ベルトによる定着が可能であれば如何なるものであってもよく、例えば、普通紙、コート紙、厚紙、OHPシートなどである。
そして、この第1発明の画像形成装置では、記録シートの裁断される不要な部分に被検出用トナー像を形成する。その被検出用トナー像は、少なくとも有色トナー形成手段により形成されるが、透明トナー層の形成により付与する光沢の度合いなどを検討する観点からは透明トナー層形成手段によっても併せて形成される。この被検出用トナー像は、記録シートの裁断される不要な部分であれば如何なる部位に形成してもよいが、そのトナー像を検出する検出手段の設定数や設置スペースなどを簡略化や簡素化できるという観点からすると、記録シートの送り方向に沿う部位であることが望ましい。また、この被検出用トナー像は、画像形成動作中であって所定の時期にのみ形成される。
上記検出手段は、定着後の被検出用トナー像(の検出すべき情報)を光学的に検出することができるものであれば如何なるものでもよい。この検出手段は、前記裁断手段の内部やその裁断された記録シート部分の廃棄経路上に設置することも可能であるが、定着後の被検出用トナー像の検出が比較的簡易にかつ安定して行うことができる観点からすると、前記定着手段と裁断手段との間に設定するよい。また、この検出手段は、被検出用トナー像の種類によって検出形態が異なる場合には、その異なる種類の被検出用トナー像に適合するものを個々に適用する。この検出手段により検出された情報は、その情報を利用して制御を行う所定の制御手段に送信するように構成される。
上記被検出用トナー像は、有色トナー像の形成条件を検証および調整するための像、透明トナー層の形成条件を検証および調整するための像、並びに、表面光沢性の状態を検証および調整するための像のいずれか1つを少なくとも含むものである。
有色トナー像の形成条件とは、画像濃度、カラーバランス、位置ずれなどである。この有色トナー像の形成条件用の被検出用トナー像は、公知のパターン像を適用することができる。この被検出用トナー像から得る情報は、主にその制御対象となる有色トナー像形成手段の構成部品(露光装置、現像装置など)の動作(潜像形成位置、現像バイアス、トナー補給量など)を制御するために使用される。
また、透明トナー層の形成条件とは、透明トナー層の形成された状態、位置ずれなどである。この透明トナー層の形成条件用の被検出用トナー像は、例えば、透明トナーからなる所定のパターン像のみや、有色トナーからなる被検出用トナー像と適宜組み合わせたようなパターンの像として形成される。この被検出用トナー像から得る情報は、主にその制御対象となる透明トナー層形成手段の構成部品の動作(形成タイミング、層厚など)を制御するために使用される。
さらに、表面光沢性の状態とは、光沢度などである。この表面光沢性の状態用の被検出トナー像は、例えば、検出用の有色トナー像の上に透明トナー層を形成したようなパターンの像として形成される。この被検出用トナー像から得る情報は、主にその制御対象である定着手段の動作(定着温度など)を制御するために使用される。
ちなみに、透明トナーの被検出用トナー像のみであっても、その像部分とその像がない部分(記録シート面の部分)との光沢度が異なる状態が検知されて位置ずれなどの状況を知ることが可能となる。また、その透明トナーの被検出用トナー像が薄く形成されたり或いはずれて形成されることによってその下地(有色トナー像も含む)が露出するような場合があれば、その部分が他の部分と光沢度等が異なることになるため、その違いから位置ずれなどを知ることが可能となる。
また、上記課題を解決し得る本発明(第2発明)の画像形成装置は、熱可塑性樹脂からなる受像層を有する記録シートに有色トナーからなる有色トナー像を形成する有色トナー像形成手段と、記録シートに担持された有色トナー像を定着する定着手段と、この定着後の記録シートの不要な部分を裁断して取り除く裁断手段とを有する画像形成装置において、前記有色トナー形成手段により被検出用トナー像を前記記録シートの裁断される不要な部分に形成した後、その被検出用トナー像を前記定着手段により定着するように構成し、かつ、その記録シートの不要な部分に形成した定着後の被検出用トナー像を光学的に検出する検出手段を設けたことを特徴とするものである。
ここで、上記有色トナー像形成手段、定着手段、裁断手段および検出手段はいずれも、前述した第1発明における有色トナー像形成手段、定着手段、裁断手段および検出手段と同じ構成のものを適用することができる。
そして、この第2発明では、第1発明のような透明トナー層を形成することにより光沢を付与する構成に代えて、記録シートとして熱可塑性樹脂からなる受像層を有する記録シートを使用することにより光沢を付与する構成を適用したものである。
受像層は、有色トナー像を定着によりその層中に埋没させたような状態で受け入れるための層であり、通常、有色トナー像の厚さ(高さ)よりも厚い層になるように形成される。また、この受像層を形成する熱可塑性樹脂は、有色トナーを構成する結着樹脂と同質であり、その融解温度と実質的に同じ融解温度のものであることが好ましい。
また、第2発明において形成する被検出用トナー像は、有色トナー像の形成条件を検証および調整するための像、並びに、表面光沢性の状態を検証および調整するための像のいずれか一方を少なくとも含むものである。有色トナー像の形成条件や表面光沢性の状態は、第1発明における被検出用トナー像の場合と同じである。
本発明の画像形成装置によれば、記録シートの不要な部分に形成した定着後の被検出用トナー像を光学的に検出するようにしているため、記録シートの無駄な使用をすることなく、有色トナー像の画質などに関する制御や表面光沢性などに関する制御を行うための被検出用トナー像を適切に検出したり、その検出情報に基づいた適切な制御を行うことができる。特に定着した後の被検出用トナー像を検出するため、実際の画像形成により得られる現実の画像および光沢に近い高精度な情報を得ることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について実施例などを挙げつつ説明する。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1に係るカラー画像形成装置(カラー複写機またはカラープリンタ)1Aの概要を示す説明図である。
このカラー画像形成装置1Aは、大別すると、図示するように有色トナー像形成装置2と、定着装置3と、透明トナー像形成装置4と、裁断装置5とを備えている。
上記有色トナー像形成装置2は、矢印方向に回転する感光ドラム10の周囲に、帯電装置11、像露光装置12、現像装置13、中間転写体20、第1転写装置14、第2転写装置21、22等をほぼこの順で配置して構成されている。
像露光装置12は、通常、画像読取装置としてのカラースキャナでプラテン16上に載せられるかあるいは搬送させられるカラー原稿の画像を読み取った画像データを画像処理装置17で所定の処理(位置ずれ補正、シェーディング補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、色/移動編集など)をした後に得られる画像信号に基づいて露光を行うものである。像露光装置12は、図示しないパーソナルコンピュータ、情報記憶媒体等の外部接続機器から入力される画像データから生成される画像信号に基づいて露光を行うことも可能になっている。
カラースキャナは、搬送移動するまたはプラテンガラス16上に載置固定されるカラー原稿の画像を光源18によって照明し、そのときの原稿からの反射光を図示しない光学素子を介してCCD等からなるカラー画像読取素子19上に入力させることにより、カラー原稿の画像をRGBの画像信号として読み取るように構成されている。このカラースキャナで読み取られた画像信号は、画像処理装置17において所定の画像処理が施された後、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の色成分の画像信号として像露光装置12に送られる。
像露光装置12は、たとえば、半導体レーザ12aと、f−θレンズやポリゴンミラー等からなる走査光学系12b等を備えたレーザビーム走査式露光装置(ROS)として構成されている。そして、この像露光装置12では、その半導体レーザ12aから画像信号に応じて変調された状態で出射されるレーザビーム光LBを、走査光学系12bを介して感光ドラム10上に走査露光する。
感光ドラム20の表面は、上記画像露光に先立って、帯電装置21としての帯電ロールやスコロトロン等により所定の極性(例えばマイナス極性)および電位に一様に帯電される。その後、感光ドラム20の帯電された表面には、像露光装置22によってイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックに対応する各色の像露光が順次行われ、対応する色成分の静電潜像が形成される。
感光ドラム20は、特に制限はなく公知のものを使用することができる。具体的には、有機感光材料からなる感光層を形成したものが使用されるが、必要に応じて無機感光材料からなる感光層を形成したものを使用してもよい。
感光ドラム10上に順次形成される各色の静電潜像は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各有色トナーを収容した現像器13Y、13M、13C、13Kを回転可能な回転支持体にその周方向に沿って順次配設し、その各現像器のうち現像時期が到来した現像器を感光ドラム10に対向させるように回転支持体を回転させることで移動させる、いわゆるロータリー式現像装置13によってそれぞれ現像される。例えば、現像装置13(の現像ロール)と感光ドラム10との間に図示しない現像バイアス電源から所定の現像バイアスを印加して現像電界を形成したうえで、感光ドラム10の帯電極性と同極性のマイナス極性に帯電させたトナーによって反転現像される。これにより、感光ドラム10上には、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各有色トナーからなる有色トナー像YTが順次形成される。なお、現像装置13には、図示しないトナー補給装置から所定のタイミングでトナーが所定量だけ補給される仕組みになっている。
この現像装置13で使用される有色トナー(シアントナー、マゼンタトナー、イエロートナー、ブラックトナー)はいずれも、少なくとも結着樹脂と所定の着色剤を含有してなる絶縁性の微粒子(粉体)である。有色トナーの粒径は、特に限定されないが、像露光装置12により形成される静電潜像を忠実に現像して再現できる観点からすると、4〜8μmの範囲であることが望ましい。この有色トナーは、現像装置13による現像方式等に応じて、トナーとキャリアからなる二成分現像剤や、トナーのみからなる一成分現像剤として構成される。このような有色トナーとしては、公知の製法によって製造したものを使用するか、あるいは、市販品のものを使用する。
感光ドラム10に順次形成される4色の有色トナー像は、感光ドラム10に接するような状態で矢印方向に回転するドラム状またはベルト状の中間転写体20に、転写ロール、コロトロン等の第一転写装置14によって形成される転写電界により、互いに重ね合わせた状態で静電的に一次転写される。中間転写体20は、ポリイミド等の誘電体に、所望の電位半減時間を示すように調整するため導電性カーボン等の導電性無機粉、ポリアニリン等の導電性有機材料等を分散した材料にて形成される誘電体層を有するものである。
中間転写体20に多重転写された有色トナー像YTは、二次転写装置21によって形成される転写電界により、図示しない給紙装置にてレジロールを経由して二次転写位置に所定のタイミングで搬送される記録シートPに対して静電的に一括して二次転写される。二次転写装置21は、たとえば、中間転写体20を挟む状態に対向して圧接配置される転写ロール対21a、21bにて構成される。この転写ロール対のうち転写ロール21bは、少なくとも二次転写実行時期に中間転写体20に当接し、それ以外の時期は中間転写体20から離間するように変位可能に支持されている。
以上のように未定着の有色トナー像YTが転写された記録シートPは、中間転写体20から剥離された後、ベルト式のシート搬送装置25によって定着装置3に搬送される。
上記定着装置3は、図1や図2に示すように、支持ロール31〜33に張架されて矢印方向に回転する無端状の定着ベルト30と、この定着ベルト30の外周面に、前記有色トナーからなる有色トナー像YTを担持した記録シートPをそのトナー像担持面が当接する状態で導入して加熱加圧する定着ニップ部Nを形成する第1定着ロール35および第2定着ロール36からなる定着ロール対と、定着ニップ部Nを通過した後の定着ベルト30と記録シートP(有色トナー像を含む)を冷却する冷却装置38とで主に構成されている。図中の矢付一点鎖線は記録シートPの搬送経路を示す。
定着ベルト30は、無端状のベルト基材上に、トナー等に対する良好な剥離性を付与する観点等から、シリコーン樹脂、フッ素系樹脂等からなる表面層を形成したものである。この定着ベルト30としては、例えば、厚さ80μm程度のポリイミドフィルム製のベルト基材上に厚さ30μm程度のシリコーンゴム層を形成したものが使用される。また、この定着ベルト30の外周面は、定着するトナー像等の表面を微小な凹凸を無くして平滑にするという高光沢の付与という観点から、好ましくは、75度光沢度計で測定したときの表面の光沢度が60度以上となるように形成される。また、この定着ベルト30は、図示しない駆動モータからの駆動力により回転駆動する第1定着ロール35により回転するようになっている。
第1定着ロール35および第2定着ロール36は、図示しない加圧機構により所定の加圧力で(定着ベルト30を挟んで)圧接されるように設置されているとともに、その各ロールの中空内部には定着ニップ部Nにおける温度が所定の定着温度(例えば120〜130℃)に加熱維持されるようにするために加熱源37が設置されている。第1定着ロール35としては、例えば、アルミニム製の中空ロール基材の周面にシリコーンゴム等からなる弾性体層を形成した構造のものが使用される。第2定着ロール36としては、例えば、アルミニム製の中空ロール基材の周面にシリコーンゴム等からなる弾性体層を形成し、さらにその弾性体層の表面にPFAチューブ等からなる離型層を形成した構造のものが使用される。この定着ロール対35、36による定着ニップNの幅(シート送り方向の長さ)は、例えば1〜8mm程度に設定される。加熱源37としては、例えば300〜350Wの加熱ランプが設置される。
冷却装置38は、放熱部材(ヒートシンクなど)、空冷装置、ヒートパイプ等にて構成されるものであり、第1定着ロール35と支持ロール32との間となる定着ベルト30の内周面に接触した状態で設置される。また、支持ロール32としては、小径のものを使用し、定着ベルト30に密着して搬送される記録シートPを支持ロール32の通過部分(小曲率で曲がって通過する部分)でその自らの腰(剛性)の強さにより剥離させるように構成している。
この定着装置3では、有色トナー像作成装置2で有色トナー像YTが転写された記録シートPを、その像担持面を定着ベルト30に当接させる状態で定着ニップ部Nに導入することにより定着が行われる。すなわち、定着ニップ部Nに導入された記録シートPは、定着ロール対35、36により加熱加圧され、しかる後、定着ベルト30に密着した状態のままで搬送され、冷却装置38を通過する際に冷却されて支持ロール32を通過する部分で定着ベルト30から剥離される。
上記透明トナー層形成装置4は、図1や図2に示すように、その透明トナー層の形成に際して前記定着装置3の定着ベルト30を利用するタイプのものである。
この透明トナー形成装置4は、回転する感光ドラム40の周囲に、帯電装置41、像露光装置42、透明用現像装置43、転写装置44等がこの順で設置されている。この透明トナー層形成装置4は、前記有色トナー像の形成動作に連動させて所定のタイミングで透明トナー層の形成動作を開始する。
上記感光ドラム40は、基本的に前記有色トナー像形成装置11における感光ドラム20と同じ構成からなるものであり、図示しない駆動装置により矢印方向に回転するようになっている。この感光ドラム40は、透明トナー層形成時になると、所定の速度で回転し始め、その感光層が帯電ロール等からなる帯電装置41により所定の極性(例えばマイナス極性)で一定の電位に一様に帯電された後、LEDアレイ(発光ダイオード素子)からなる露光装置52により露光されることにより一定の電位からなる透明トナー層形成用の静電潜像が形成される。
この際、露光装置42は、有色トナー像形成装置2における記録シートPに関する情報(そのサイズ、種類、厚さなど)や画像処理装置17の画像情報を画像処理装置45に入手し、それらの情報に応じて所望の透明トナー層を形成するための静電潜像を形成する露光を行うように構成するとよい。
感光ドラム40に形成された静電潜像は、透明用現像装置42から現像ロール43aを介して供給される透明トナーにより現像される。このときの現像は、感光ドラム40と現像ロール43aの間に図示しない現像バイアス電源から印加される現像バイアスにて形成される現像電界により、現像ロール43a上に静電的に担持された(マイナス極性に帯電した)透明トナーが感光ドラム40の潜像部分に移動して付着することで行われる。この現像により、感光ドラム40上に一定の厚さからなる透明トナー層CTが形成される。この透明トナー層CTは、記録シートPの表面全体と同じ大きさに形成するか、あるいは、その表面の一部となる大きさ(例えば、有色トナー像YTの大きさに相応させた大きさ)に形成される。
上記透明トナーとしては、有色トナーの製造に使用される結着樹脂を用いて形成する微粒子が使用される。その結着樹脂としては、実質的に透明であればよく、目的に応じて適宜選択される。具体的には、例えば、ポリエステル系樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリアクリル樹脂、その他のビニル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリウレア系樹脂などの一般トナー用に用いられる公知の樹脂とその重合体が使用可能である。このなかでも、低温定着性、定着強度、保存性などの特性を同時に満足し得る点でポリエステル系樹脂が好ましい。
また、透明トナーの粒径は、特に限定する必要はないが、有色トナー像を乱さないという観点からは8〜20μmの範囲が望ましい。その粒径が8μm未満の場合には、現像装置53と感光体ドラム50の間に高い電界を印加する必要がある。反対に20μmを越えると、一様な透明トナー像を形成することが困難となる。透明トナーは、二成分現像剤として構成することも可能であるが、その現像剤を構成するキャリアが透明トナー層の形成に際して定着ベルト60に転移してそのベルト表面の平滑性を損なうという不具合を未然に防ぐことができる観点からは、一成分現像剤として構成することが好ましい。
さらに、透明トナーは、高い光沢度をムラなく均一に付与する観点からすると、トナーの流動性と帯電性を適宜制御することが必要になる。その制御のためには、透明トナーの粒子表面に無機微粒子、樹脂微粒子の一方または双方を外添ないし付着させることが好ましい。
その無機微粒子としては、トナーの外添剤として用いられている公知の微粒子の中から目的に応じて適宜選択したものを同様に用いることができるが、例えば、シリカ、二酸化チタン、酸化すず、酸化モリブデンなどが挙げられる。また、帯電性などの安定性を考慮し、これらの無機微粒子に対して、シランカップリング剤、チタンカップリング剤等を用いて疎水化処理を施したものも使用できる。一方、上記有機微粒子としては、トナーの外添剤として用いられている公知の微粒子の中から目的に応じて適宜選択して使用することができるが、例えば、ポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ビニル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリウレア系樹脂、フッ素系樹脂などが挙げられる。上記無機微粒子及び有機微粒子の平均粒径は0.005〜1μmであることが好ましい。これは、前記平均粒子径が0.005μm未満であると、透明トナーの表面に当該無機微粒子及び/又は樹脂微粒子を付着させたときに凝集がおこり所望の効果が得られないことがあり、反対に1μmを越えると、より高光沢な画像を得ることが困難になるためである。
このように感光ドラム40上に形成された透明トナー層CTは、図示しないバイアス電源から転写バイアスが印加される転写ロール等からなる転写装置44により定着ベルト30に転写される。
すなわち、転写装置44により感光ドラム40との間に形成される転写電界により、その感光ドラム40に接して回転する定着ベルト30の外周面に静電的に転写される。この転写された未定着の透明トナー層CTは、定着ベルト30の回転に伴って定着ニップ部Nに搬送される。定着ベルト30は、転写装置(転写ロール)44により感光ドラム40に接した状態で支持されている。
また、透明トナー層形成装置4は、その定着ベルト30に転写された透明トナー層CTが、定着装置3における定着ニップ部Nにおいて前記有色トナー像YTを担持する記録シートPに重ね合わせられて加熱加圧される。これにより、未定着の透明トナー層CTが記録シートP側に転写されると同時に、有色トナー像YTとともに記録シートPに熱定着される。また、定着ニップ部Nを通過した記録シートPは、定着ベルト30に密着した状態のままで搬送され、冷却装置38を通過する際に冷却された後、支持ロール30の通過部分で定着ベルト30から剥離される。
これにより、図7に示すように、未定着の有色トナー像YTおよび透明トナー層CT(同図a)は記録シートPに定着されるとともに、その記録シートPの有色トナー像YTの担持面に透明トナー層CTからなる均一な透明コート層CCが形成された記録シートPが得られる(同図b)。このようにして得られた画像は、透明コート層CCが形成されることと定着ベルト30の平滑表面が転写されることが相俟って高い光沢性が付与されたものとなる。
上記裁断装置5は、図1や図3に示すように、定着装置3の記録シート排出側下流の位置に設置されており、その記録シートPの搬送方向Xに沿う側端部となる不要な部分Pe1,Pe2を裁断して除去するための2つのサイド用裁断部50A,50Bと、その搬送方向Xと直交する方向に沿う前後端部となる不要な部分Pf1,Pf2を裁断して除去するための前後用裁断部51と、シート搬送ガイドを兼ねる裁断台52と、裁断部収容箱53で主に構成されている。
サイド用裁断部50A,50Bはいずれも、円盤状の回転カッター54と、その回転カッター54をその歯部がシート搬送方向Xを向くような状態で回転可能に支持する回転支持ユニット55とで構成されており、記録シートPの搬送方向に沿う両端部にそれぞれ配置されている。この回転カッター54は、例えば回転支持ユニット55内に設置したモータ等の駆動手段により回転するようになっている。このサイド用裁断部50による裁断は、記録シートPが搬送されて回転カッター54の直下を通過する際に自然に実行される。図3中の点線CLは、回転カッター54により裁断された切断線を示す。また、このサイド用裁断部50は、その裁断が不要な場合に退避するためやその裁断位置を調整するために、その全体(又はカッター54のみ)がシート搬送方向Xと直行する方向に移動するように構成することもできる。
一方、前後用裁断部51は、サイド用裁断部50のシート搬送方向Xの下流側に設置されるギロチン式のカッターであり、板カッター56と、その板カッター56を記録シートPの送り幅方向においてシート面と直交する方向に昇降動させる昇降動ユニット57とで主に構成されている。この裁断部51による記録シート前後端部の裁断は、記録シートの前後における裁断部が板カッター56の直下に到達した段階で、記録シートの搬送を一時停止させた状態で行われる。
裁断台52は、裁断する対象となる記録シートPを下方側から支持して裁断作業を行いやすくするための台である。図中の符号59は、裁断後の記録シートを排出するための排出ロール対である。裁断部収容箱53は、記録シートPの裁断された部分を回収して収容する容器であり、例えば記録シートPの裁断されて部分が自然落下するところを回収できるように裁断台52の下方側に設置される。
このような裁断装置5では、図5に示すように、そのシート搬送方向Xに沿う両側端部に不要な部分Pe1,Pe2がある場合(図中の点線J1,J2はその裁断想定線を示す)や、その搬送方向Xと直交する方向に沿う前後端部に不要な部分Pf1,Pf2がある場合(図中の点線K1,K2はその裁断想定線を示す)や、その双方の不要部分がある場合に、その各不要部分を裁断して除去することができる。図中の一点鎖線GEは、有色トナー像YTおよび透明トナー層CTが形成され得る最大の画像形成領域である。
そのうち記録シートPの両側端部における不要な部分Pe1,Pe2は、記録シートPがサイド用裁断部50A,50Bの回転カッター54を通過することにより、その裁断線J1,J2に沿って裁断される。また、記録シートPの前後端部における不要な部分Pf1,Pf2は、その各裁断線K1,K2が前後用裁断部51の板カッター56の直下に到達した段階で記録シートPの搬送がその都度一時的に停止させられ、その停止状態において板カッター56が下降動することより、その裁断線K1,K2に沿って裁断される。
これにより、図6に示すように記録シートPのうち不要な部分(Pe1,Pe2,Pf1,Pf2)が裁断されて除去された後に残った記録シート本体部分(例えば、縁なしプリント物)PPが得られる。この裁断後の記録シート本体部分PPには、前述した定着後の有色トナー像YTおよび透明トナー層CT(透明コート層CC)が「縁なし写真」のようにシート表面全面に形成されている。この記録シート本体部分PPは画像形成装置の外部に排出される。なお、裁断されて除去された記録シートの不要な部分は、すべて裁断部収容箱53に回収される。
そして、この画像形成装置1Aにおいては、各種制御用の被検出用トナー像MTを記録シートPの裁断される不要な部分(Pe1,Pe2,Pf1,Pf2)に形成した後、その被検出用トナー像MTを定着装置3により定着するように構成している。しかも、その記録シートPの不要な部分に形成した定着後の被検出用トナー像MTを光学的に検出する光学センサ6を設けている。
この実施形態では、図5に示すように、被検出用トナー像MTを記録シートPの一方の側端部となる不要な部分Pe1(例えば、サイドレジによるシート搬送方式における当該レジ位置側に位置する端部)に形成するようにしている。また、このときの被検出用トナー像MTとしては、例えば、有色トナー像YTの濃度補正用、その色(カラーバランス)補正用、位置ずれ(色ずれ)補正用、表面光沢性の補正用などに関する6種類の被検出用トナー像MT1〜6を、そのシート搬送方向Xに沿って所定の間隔をあけて1列に並べた状態で形成するように構成している。
このような被検出用トナー像MTのパターンなどについては公知のものを適用することができる。例えば、位置ずれ補正用の被検出用トナー像としては、前掲の特許文献7における段落0013や図2などに示すパターンのトナー像を採用することができる。また、特に表面光沢性の補正用トナー像のパターンとしては、検出用としての有色トナー像の上に透明トナー層を形成したようなものを適用することができる。この各被検出用トナー像MTの形成パターンなどの情報は、前記有色トナー像形成装置2における画像処理装置17や、前記透明トナー層形成装置4における画像処理装置45に記憶保持されている。
この各被検出用トナー像MT1〜6のうち有色トナーで構成すべきものにあっては、前記有色トナー像形成装置2によって記録シートPの裁断する不要部分(Pe1)に相応する部分に、その該当する有色トナーからなる被検出用トナー像MTを前述した通常の有色トナー像YTと同様の作像プロセスにて同時に形成する。また、同じく透明トナーで構成すべき被検出用トナー像MTにあっては、前記透明トナー層形成装置4により上記記録シートPの裁断する不要部分(Pe1)に相応する部分に、その該当する透明トナーからなる被検出用トナー像MTを前述した通常の透明トナー層CTと同様の作像プロセスにて同時に形成する。そして、この被検出用トナー像MTは、通常、予め設定された時期に形成される。
光学センサ6は、図1や図3に示すように、定着装置3と裁断装置5の間における記録シートPの搬送経路の上方側近傍位置であって、被検出用トナー像MTの形成位置(この例では、一方の側端部となる不要な部分Pe1)に相応した位置に設置している。この光学センサ6としては、被検出物(被検出用トナー像MT)に光を照射する発光素子(LEDなど)と、この発光素子から照射して被検出用トナー像MTからの反射光を受光する受光素子(フォトダイオード、CCDなど)とを備え、その反射光の光量などを測定することができる反射型のセンサが使用される。また、光学センサ6では、必要に応じて、定着後のカラー像を3色に分けて検出するため3色分光フィルターなどを併用する。さらに、光学センサ6としては、被検出用トナー像MTの表面光沢度を測定する必要がある場合には、光度計を適用してもよい。
図1中の符号65は、定着装置3から排出される定着後の記録シートPを裁断装置4まで搬送するベルト式の搬送装置を示す。光学センサ6は、この搬送装置65の搬送ベルトにより搬送されている途上の記録シートPに形成されている被検出用トナー像MTを検出する位置関係で設置されているが、このような状態で検出を行う場合には、その搬送中の記録シートPの表面が変動せず安定した状態に保持して正確な検出を可能にする観点から、搬送装置65の搬送ベルトの少なくとも光学センサ6と対向する部分を安定して支持するようなガイド板66をその搬送ベルトの内周面側に設けるとよい。
また、このような被検出用トナー像MTを形成し、その定着した後のものを光学センサ6で検出して得られる情報は、図4に示すように、画像形成装置1Aのシステム制御装置100などに送信されるようになっている。
この制御装置100には、被検出用トナー像MTの検出結果に基づいて補正すべき対象の各種コントローラ、具体的には、有色トナー像YKの濃度、色バランス、位置ずれ等に関する制御を行うための有色トナー像補正用コントローラ110、表面光沢の状態等に関する制御を行うための表面光沢補正用コントローラ120、透明トナー層CTの層厚、位置ずれ等に関する制御を行うための透明トナー層補正用コントローラ130が接続されている。
そして、この各コントローラ110〜130において光学センサ6からの検出情報に基づいて検証および調整すべき情報をサンプリングして抽出する。また、その得られた補正情報に基づいて各コントローラ110〜130に接続された制御対象の動作を適宜制御するようになっている。有色トナー像補正用コントローラ110には、有色トナー像YTの形成状態に直接的に影響をおよぼす、現像装置13に使用する現像バイアス電源111、その有色用のトナー補給装置112、その画像処理装置17(又は露光装置12)等が接続されている。表面光沢補正用コントローラ120には、光沢結果に影響を及ぼす、定着温度に関する定着装置3の加熱源37、透明用の画像処理装置45(又はその露光装置42)等が接続されている。透明トナー層補正用コントローラ130には、透明トナー層CTの形成状態に直接的に影響をおよぼす、透明用の現像装置43に使用する現像バイアス電源131、その透明用の画像処理装置45(又はその露光装置42)等が接続されている。
次に、この被検出用トナーMTの形成や光学センサ6による検出などに関係する動作について説明する。
被検出用トナーMTの形成時期が到来すると、有色トナー像YTや透明トナー層CTの形成タイミングと連動させて有色トナー像形成装置2および透明トナー層形成装置4において、その所定の被検出用トナー像MTを記録シートPの裁断される一側端部の不要部分Pe1に相応する部分に対して形成する。
すなわち、有色トナー像形成装置2では、感光ドラム10のうち記録シートPの不要部分Pe1に相応する領域に被検出用トナー像用の静電潜像が露光装置12の露光により形成され、それが所定の色の有色トナーを有する現像装置13で現像されて有色の被検出用トナー像が形成される。次いで、この有色の被検出用トナー像は、中間転写体20を経て記録シートPの不要部分Pe1に二次転写される。そして、この未定着の有色被検出用トナー像を担持する記録シートPは、搬送装置25によって定着装置3に搬送され、その定着ニップ部Nに導入される。
一方、透明トナー層形成装置4では、有色の被検出トナー像の形成タイミングに連動するように、その感光ドラム40のうち記録シートPの不要部分Pe1に相応する領域に被検出用トナー像用の静電潜像が露光装置42の露光により形成され、それが透明用現像装置43で現像されて透明の被検出用トナー像が形成される。次いで、この透明の被検出用トナー像は、定着装置3の定着ベルト30に転写された後、その定着ニップ部Nに搬送される。
定着ニップ部Nでは、記録シートの不要部分Pe1に担持された有色の被検出用トナー像が加熱加圧されて定着されるとともに、定着ベルト30に形成された透明の被検出用トナー像が記録シートの不要部分Pe1に加熱加圧されて転写および定着される(このときの記録シートは、実際には冷却装置38で冷却された後に定着ベルト30から剥離される)。この際、透明の被検出用トナー像の一部は、有色の被検出用トナー像上に重ねるような状態で転写および定着されることになる。また、この定着装置3による定着は、通常の有色トナー像や透明トナー層CTの場合と同じ条件下で行われる。この結果、被検出用トナー像MTは、未定着のトナー像ではなく(図7a参照)、通常の有色トナー像や透明トナー層CTの場合に正式に定着された状態の像となる(図7b参照)。
次いで、この記録シートの不要部分Pe1に転写および定着された被検出用トナー像MTは、定着装置3を抜け出して搬送装置65により裁断装置5に搬送される途上(裁断される前の段階)で、光学センサ6により光学的に検出される。この際、その被検出用トナー像MTは、通常の画像の形成と同様に、実際に使用する記録シート上に形成されており、しかも定着まで行われているものであるため、実際に得られる画像に近い状態のものとなり、そのようなトナー像MTを検出して得る検出情報は精度の高いものになる。また、その被検出用トナー像NTは、図5に示すように、シート搬送方向Xに沿って1列に並んだ状態で形成されているため、その記録シートPの搬送速度を低減させることなく効率よく光学センサ6によって検出することができる。
このようにして光学センサ6で検出された情報は、図4に示すように、制御装置100に送信された後、その被検出用トナー像MTの種類に応じて所定のコントローラ110〜130に転送される。続いて、その各コントローラ110〜130で補正量が抽出されると、その該当する制御対象の構成部品に必要な制御信号を送って、その後の画像形成動作時の各種条件(図4に例示するような有色トナー像形成に係る条件、透明トナー層形成に係る条件、定着動作に係る条件など)に反映させることになる。特にこのときの制御は、前述したように定着後の被検出用トナー像MTの検知情報が精度の高いものであるため、かかる情報に基づく制御もより適切なものとなる。
一方、光学センサ6による検出が終了した後の記録シートPは、裁断装置5において前述したように不要な部分に対する裁断作業が行われる。このうち被検出用トナー像MTが形成された記録シートの不要部分Pe1も裁断された後、記録シート本体部分PPから除去され、最終的に収容箱53に回収される。このように被検出用トナー像MTは、記録シートPのうち裁断される不要な部分Pe1に形成されて除去されるため、その記録シート本体部分PPに悪影響を及ぼすことはない。つまり、被検出用トナー像MTの形成のためだけに記録シートPを無駄使い(犠牲に)することはない。また、有色トナー等の無駄な使用をすることもない。
[実施の形態2]
図8は、実施の形態2に係るカラー画像形成装置の概要を示す説明図である。この実施の形態2に係るカラー画像形成装置1Bは、透明トナー層形成装置4を取り除くとともに、記録シートとして受像層を有するものP´を使用した以外は実施の形態1の画像形成装置1Aと同じ構成からなるものである。
記録シートP´は、図9に示すように、基材200と、その片面に形成される透明な熱可塑性樹脂からなる受像層210とで構成されたものである。基材200は、通常は紙製のシート材料であるが、その紙製のシート材料の両面(または片面)に受像層以外の樹脂コート層を形成したものであってもよい。受像層210は、有色トナーを構成する前記の結着樹脂と同質の熱可塑性樹脂を使用する。この例では、ポリエステルの熱可塑性樹脂(ガラス転移点温度:Tg=53℃、軟化点温度:Tm=89℃)を用いて厚さ10〜15μm程度の受像層をスリットダイコーティング方法により形成した。
また、この画像形成装置1Bにおいては、定着装置3の定着ベルト30として、実施の形態1と同じものを使用することができるが、厚さが75μm以上の熱硬化性ポリイミドからなるベルト基材に厚さ30μm以上(例えば35μm)のシリコーンゴムからなるゴム層を形成したものを使用してもよい。
さらに、裁断装置5による裁断は、その裁断性の長期にわたって維持し、平滑性の高い美しい縁なし画像を安定して得ることができるという観点からすると、その裁断時における記録シートPおよび各トナーの温度を、有色トナーおよび透明トナーを構成する結着樹脂の軟化温度Tmとガラス転移点Tgとの中間となる温度であって、しかも、記録シートP´の受像層210を構成する熱可塑性樹脂の軟化温度Tmとガラス転移点Tgとの中間となる温度であるように設定するとよい。
そして、このカラー画像形成装置1Bによる有色トナー像YTの記録シートP´への形成は、基本的に実施の形態1の画像形成装置1Aと同様に、有色トナー像形成装置2により有色トナー像YTが感光ドラム10に形成された後に中間転写体20を経て記録シートP´に二次転写される。この際、有色トナー像YTは、図9aに示すように記録シートの受像層210の上に転写される。
また、その有色トナー像YTの定着についても、基本的に実施の形態1の画像形成装置1Aと同様に、定着装置3により行われる。この定着では、定着ニップ部Nで加熱加圧された後に冷却した段階で定着ベルト30から剥離されることになるため、その結果、図9bに示すように有色トナー像YTが受像層210に埋没するような状態となり、しかも、受像層210側の表面が有色トナー像YTの表面も含めて定着ベルト30の平滑表面が転写された平滑な面となる。
このようにして得られた画像は、有色トナー像YTが透明な受像層210に埋没した状態となることと、画像面全体が定着ベルト30の平滑表面が転写されることが相俟って均一で高い光沢性が付与されたものとなる。
さらに、この定着後の記録シートP´は、実施の形態1の場合と同様に、裁断装置5において不要な部分(図5参照:Pe1,Pe2,Pf1,Pf2)が裁断されるようになる。
そしてまた、このカラー画像形成装置1Bにおいても、各種制御用の被検出用トナー像MTを記録シートP´の裁断される不要な部分(Pe1,Pe2,Pf1,Pf2)に形成した後に定着装置3により定着し、その定着後の被検出用トナー像MTを光学センサ6により検出するように構成している。
特に、この画像形成装置1Bでは、その定着後の被検出用トナー像MTは受像層210に埋没し、その表面が受像層210の表面とともに平滑な面になる(図9b参照)。これにより、記録シートP´の受像層210に実際に形成する通常の画像と近似したトナー像となる。
また、このように形成された被検出用トナー像MTは、実施の形態1の場合と同様に、裁断前である光学センサ6の通過時にそのセンサによって光学的に検出される。このときの検出情報は、実施の形態1と同様に、制御装置100を経由して各コントローラ110〜130により必要な制御対象の情報として使用され、実施の形態1の場合と同様の作用効果が得られる。一方、被検出用トナー像MTが形成された記録シートP´の不要部分(この例では実施の形態1と同様に一側端部となる「Pe1」である)は、やはり実施の形態1の場合と同様に裁断装置5により裁断されて除去される。これにより、被検出用トナー像MTの形成のためだけに記録シートP´が無駄使いされることがない。
実施形態1に係るカラー画像形成装置の概要を示す要部説明図である。 図1の定着装置および透明トナー層形成装置を示す要部説明図である。 図1の裁断装置および光学センサの概要を示す平面説明図である。 被検出用トナー像に関係する制御系の構成を示す概略説明図である。 記録シートの裁断される不要な部分と被検出用トナー像との関係を示す平面説明図である。 図5の記録シートが裁断された状態を示す平面説明図である。 図1の画像形成装置による定着前後における記録シート上の有色トナー像および透明トナー層の状態を模式的に示す要部断面図である。 実施形態2に係るカラー画像形成装置の概要を示す要部説明図である。 図8の画像形成装置による定着前後における記録シート上の有色トナー像および透明トナー層の状態を模式的に示す要部断面図である。
符号の説明
1A,1B…カラー画像形成装置、2…透明トナー層形成装置、3…定着装置、4…透明トナー層形成装置、5…裁断装置、6…光学センサ(検出手段)、210…受像層、P,P´…記録シート、YT…有色トナー像、CT…透明トナー層、MT…被検出用トナー像、Pe1,Pe2,Pf1,Pf2…不要な部分。

Claims (4)

  1. 記録シートに有色トナーからなる有色トナー像を形成する有色トナー像形成手段と、
    その有色トナー像が形成された記録シートに、透明トナーからなる透明トナー層を形成して転写する透明トナー層形成手段と、
    記録シートに担持された有色トナー像および透明トナー層を定着する定着手段と、
    この定着後の記録シートの不要な部分を裁断して取り除く裁断手段と
    を有する画像形成装置において、
    前記有色トナー形成手段および透明トナー層形成手段のうち少なくとも有色トナー形成手段により被検出用トナー像を前記記録シートの裁断される不要な部分に形成した後、その被検出用トナー像を前記定着手段により定着するように構成し、
    かつ、その記録シートの不要な部分に形成した定着後の被検出用トナー像を光学的に検出する検出手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記被検出用トナー像が、有色トナー像の形成条件を検証および調整するための像、透明トナー層の形成条件を検証および調整するための像、並びに、表面光沢性の状態を検証および調整するための像のいずれか1つを少なくとも含むものであることを特徴とする画像形成装置。
  3. 熱可塑性樹脂からなる受像層を有する記録シートに有色トナーからなる有色トナー像を形成する有色トナー像形成手段と、
    記録シートに担持された有色トナー像を定着する定着手段と、
    この定着後の記録シートの不要な部分を裁断して取り除く裁断手段と
    を有する画像形成装置において、
    前記有色トナー形成手段により被検出用トナー像を前記記録シートの裁断される不要な部分に形成した後、その被検出用トナー像を前記定着手段により定着するように構成し、
    かつ、その記録シートの不要な部分に形成した定着後の被検出用トナー像を光学的に検出する検出手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置において、
    前記被検出用トナー像が、有色トナー像形成条件を検証および調整するための像、並びに、表面光沢性の状態を検証および調整するための像のいずれか一方を少なくとも含むものであることを特徴とする画像形成装置。
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