JP2008281766A - 画像形成装置及び画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像形成装置は、入力された画像データに基づいたトナー像を有色トナー及び透明トナーを用いて用紙に形成するとともに、用紙において画像データに基づいたトナー像が形成されない領域であって、裁断装置によって裁断される領域として予め決められた裁断領域Cに、トナー像を有色トナー又は透明トナーを用いて形成する。そして、用紙に形成されたトナー像を溶融させ、溶融したトナー像を周回させられる定着ベルトの表面に接触させて冷却することによって、トナー像を用紙に定着させる。これにより、定着ベルトと用紙との接触に起因して起こる、定着ベルトの磨耗を防ぐことができる。
【選択図】図4
Description
本発明は、このような背景に鑑みてなされたものであり、その目的は、トナー像が形成された用紙などの記録媒体を裁断する場合であっても、定着手段の耐久性を向上させることにある。
図1は、画像形成装置1の構成を示す図である。この画像形成装置1は、制御部10と、入力部20と、画像処理部30と、トナー像形成部40と、定着部50とを備えている。制御部10は、CPU(Central Processing Unit)とメモリとを備えており、CPUがメモリに記憶されている制御ソフトウェアを実行することにより、画像形成装置1の各部を制御する。入力部20は、図示せぬ端末装置から送信される画像データ、又は、図示せぬ画像読取装置によって読み取られた画像データなどが入力される。画像処理部30は、入力部20に入力された画像データに各種の画像処理が施す。そして、画像処理部30は、画像処理を施した画像データをトナー像形成部40に供給する。
以上が実施形態の説明であるが、この実施形態の内容は以下のように変形し得る。また、以下の変形例を適宜組み合わせてもよい。
具体的に説明すると、制御部10は、入力部20に画像データが入力されると、入力された画像データに基づいて用紙に形成されるトナー像の面積率が所定の閾値よりも小さいか否かを判断する。また用紙種類の入力あるいはセンサによる用紙種の判別により薄紙か否か判断する。例えば、この閾値を7%とすると、入力された画像データに基づいて用紙に形成されるトナー像の面積率が5%である場合、制御部10は、そのトナー像の面積率が閾値よりも小さいと判断することになる。制御部10が、入力された画像データに基づいて用紙に形成されるトナー像の面積率が閾値よりも小さいと判断した場合、又は、薄紙(たとえば80g/m2以下)と判断された場合、画像処理部30は、裁断領域に所定の面積率よりも多い面積率のトナー像を形成するための画像データを生成する。一方、トナー像の面積率が閾値以上と判断された場合には、画像処理部30は、裁断領域において上記の所定の面積率のトナー像を形成するための画像データを生成することになる。例えば、所定の面積率よりも25%多い面積率のトナー像を形成するための画像データや、裁断領域の4隅だけ所定の面積率よりも25%多い面積率のトナー像を形成するための画像データが生成される。
このようにして生成された画像データに基づいたトナー像が用紙に形成され、その用紙が加熱されて定着ベルト521に押し当てられると、トナー像が定着ベルト521にしっかりと付着するため、用紙の脱落が発生しない。
本願発明者らは、この変形例にかかる発明の効果を具体的に検証するために、有色トナーの量が少ないトナー像を形成するための画像データを入力して、裁断領域に異なるトナー量のトナー像を形成させた印刷物を出力させて、用紙の脱落が発生するかを調べる実験を行った。この実験では、裁断領域に形成するトナー像の面積率を、所定の面積率にした場合と、所定の面積率よりも25%多くした場合と、裁断領域の4隅だけ所定の面積率よりも25%多くした場合について調べた。また、用紙の脱落は、用紙の厚さが薄いほど発生しやすくなるため、この実験では、厚さが異なる、ミラーコートプラチナ(王子製紙株式会社製、以下MCPと略す)256g/m2の用紙と、MCP157g/m2の用紙と、MCP105g/m2の用紙とを用いて画像形成を行った。
図11は、この実験の結果を表す図である。図中の「○」は、用紙の脱落が発生しなかったことを表し、「×」は、用紙の脱落が発生したことを表している。図に示すように、裁断領域に形成するトナー像の面積率を所定の面積率にした場合、最も薄いMCP105g/m2の用紙と、2番目に薄いMCP157g/m2の用紙を用いて画像形成を行うと、用紙の脱落が発生した。これに対し、裁断領域に形成するトナー像の面積率を所定の面積率よりも25%多くした場合と、裁断領域の4隅だけ所定の面積率よりも25%多くした場合には、いずれの用紙を用いて画像形成を行っても、用紙の脱落は発生しなかった。
これにより、有色トナーの量が少ないトナー像を形成するための画像データが入力された場合には、裁断領域に形成されるトナー像のトナーの量を増やすことによって、用紙の脱落が発生しにくくなることが確認できた。これにより、用紙の脱落に起因する印刷物の光沢不足や光沢にムラを防ぐことができる。
また、画像形成装置1は、入力された画像データに基づいて形成されるトナー像の有色トナー量が少ない場合、上述と同様にして、その画像データに基づいて形成されるトナー像のうち、透明のトナー像のトナー量を増やしてもよい。この方法でも、上述と同様の効果が得られる。
Claims (6)
- 画像データが入力される入力手段と、
前記入力手段に入力された画像データに基づいたトナー像を有色トナー及び透明トナーを用いて記録媒体に形成するとともに、前記記録媒体において前記画像データに基づいたトナー像が形成されない領域であって、裁断装置によって裁断される領域として予め決められた裁断領域に、有色トナー又は透明トナーを用いてトナー像を形成するトナー像形成手段と、
前記トナー像形成手段によって形成されたトナー像を溶融させ、溶融した前記トナー像を周回させられるベルト部材の表面に接触させて冷却することによって、前記トナー像を前記記録媒体に定着させる定着手段と
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記トナー像形成手段は、所定の閾値以上の面積率で前記裁断領域にトナー像を形成する
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記入力された画像データに基づいて前記記録媒体に形成されるトナー像の面積率が所定の閾値よりも小さいか否かを判断する判断手段を備え、
前記判断手段によって前記トナー像の面積率が所定の閾値よりも小さいと判断された場合、前記トナー像形成手段は、前記入力された画像データに基づいて前記記録媒体にトナー像を形成する際に用いる透明トナーの量を増加させる、又は、前記裁断領域にトナー像を形成する際に用いる有色トナー又は透明トナーの量を増加させる
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記記録媒体は矩形の記録シートであり、
前記トナー像形成手段は、前記記録媒体の4隅に相当する前記裁断領域にトナー像を形成する際に用いる有色トナー又は透明トナーの量を、その4隅以外の裁断領域にトナー像を形成する際に用いる有色トナー又は透明トナーの量よりも増加させる
ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。 - 画像データが入力される入力手段と、
前記入力手段に入力された画像データに基づいたトナー像を、有色トナーを用いて記録媒体に形成する有色トナー像形成手段と、
前記有色トナー像形成手段によってトナー像が形成された記録媒体に対し、当該トナー像が形成された領域と、当該トナー像が形成されない領域であって且つ裁断装置によって裁断される領域として予め決められた裁断領域とを覆うように、透明トナーを用いたトナー像を形成する透明トナー像形成手段と、
前記記録媒体に形成されたトナー像を溶融させ、溶融した前記トナー像を周回させられるベルト部材の表面に接触させて冷却することによって、前記トナー像を前記記録媒体に定着させる定着手段と
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 画像データが入力される入力手段と、
前記記録媒体において前記入力手段に入力された画像データに基づいたトナー像が形成されない領域であって、裁断装置によって裁断される領域として予め決められた裁断領域に、所定の面積率のトナー像を形成するための画像データを生成し、生成した画像データと前記入力された画像データとを合成した合成画像データを、トナー像を形成するトナー像形成手段に出力する画像処理手段と
を備えることを特徴とする画像処理装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009115880A (ja) * | 2007-11-02 | 2009-05-28 | Canon Inc | 画像形成システム |
JP2010032913A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Canon Inc | 画像形成装置及びその制御方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005099611A (ja) * | 2003-09-26 | 2005-04-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
-
2007
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