JP2003106627A - 空気調和機の風量制御方法 - Google Patents
空気調和機の風量制御方法Info
- Publication number
- JP2003106627A JP2003106627A JP2001300601A JP2001300601A JP2003106627A JP 2003106627 A JP2003106627 A JP 2003106627A JP 2001300601 A JP2001300601 A JP 2001300601A JP 2001300601 A JP2001300601 A JP 2001300601A JP 2003106627 A JP2003106627 A JP 2003106627A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan motor
- rotation speed
- air conditioner
- temperature
- driving time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インバータ駆動方式の空気調和機で室温が設
定温度に近づき運転周波数を低下した場合、除湿量の減
少、吹出し温度の上昇により、揺らぎ制御を行なっても
快適性を損なう。 【解決手段】 運転時間記憶装置でカウントされた運転
時間に応じ、ファンモータ回転数低下装置によりファン
モータの回転数を一定の割合で低下させ、運転周波数の
低下による除湿量の減少、吹出し温度の上昇を抑制す
る。
定温度に近づき運転周波数を低下した場合、除湿量の減
少、吹出し温度の上昇により、揺らぎ制御を行なっても
快適性を損なう。 【解決手段】 運転時間記憶装置でカウントされた運転
時間に応じ、ファンモータ回転数低下装置によりファン
モータの回転数を一定の割合で低下させ、運転周波数の
低下による除湿量の減少、吹出し温度の上昇を抑制す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に用い
られる風量制御方法に関するものである。
られる風量制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】住環境の快適性向上を目的とし、冷房運
転時に上下風向調整羽根をカオス理論に基づき上下にス
イングさせ、またファンモータ回転数を一定の割合で上
下に変化させ風量を揺らがせる制御を行ない、自然に近
い気流を造る揺らぎ制御を行なっている。
転時に上下風向調整羽根をカオス理論に基づき上下にス
イングさせ、またファンモータ回転数を一定の割合で上
下に変化させ風量を揺らがせる制御を行ない、自然に近
い気流を造る揺らぎ制御を行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらインバー
タ駆動方式を用いた空気調和機では、室温が空気調和機
の設定温度に近づけば運転周波数を低下させる制御を行
なうため、除湿量の減少、吹出し温度の急激な上昇が起
こり、自然に近い気流を造る揺らぎ制御を行なっても快
適性を損なうことがあった。
タ駆動方式を用いた空気調和機では、室温が空気調和機
の設定温度に近づけば運転周波数を低下させる制御を行
なうため、除湿量の減少、吹出し温度の急激な上昇が起
こり、自然に近い気流を造る揺らぎ制御を行なっても快
適性を損なうことがあった。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、除湿
量の減少、吹出し温度の上昇を抑制しつつ住環境の快適
性を損なわない空気調和機を提供することを目的とした
ものである。
量の減少、吹出し温度の上昇を抑制しつつ住環境の快適
性を損なわない空気調和機を提供することを目的とした
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、前出の揺らぎ制御中に運転時間に応じて風
量を一定の割合で低下させることにより、運転周波数が
低下した場合においても除湿量の減少、吹出し温度の上
昇を抑制し住環境の快適性を損なわなくさせるものであ
る。
に本発明は、前出の揺らぎ制御中に運転時間に応じて風
量を一定の割合で低下させることにより、運転周波数が
低下した場合においても除湿量の減少、吹出し温度の上
昇を抑制し住環境の快適性を損なわなくさせるものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、運転時
間記憶装置でカウントされた時間が運転時間判定手段
で、ある運転時間に達したと判断された場合、上下に変
化しているファンモータの回転数を一定の割合で低下さ
せることにより運転周波数が低下した場合においても、
除湿量の低下、吹出し温度の上昇を抑制することができ
る。
間記憶装置でカウントされた時間が運転時間判定手段
で、ある運転時間に達したと判断された場合、上下に変
化しているファンモータの回転数を一定の割合で低下さ
せることにより運転周波数が低下した場合においても、
除湿量の低下、吹出し温度の上昇を抑制することができ
る。
【0007】請求項2に記載の発明は、蒸発器温度検出
手段で検出された蒸発器温度が蒸発器温度判定手段で、
ある温度を上回ったと判断された場合、上下に変化して
いるファンモータの回転数を一定の割合で低下させるこ
とにより運転周波数が低下した場合においても、除湿量
の低下、吹出し温度の上昇を抑制することができる。
手段で検出された蒸発器温度が蒸発器温度判定手段で、
ある温度を上回ったと判断された場合、上下に変化して
いるファンモータの回転数を一定の割合で低下させるこ
とにより運転周波数が低下した場合においても、除湿量
の低下、吹出し温度の上昇を抑制することができる。
【0008】請求項3に記載の発明は、吹き出し温度検
出手段で検出された吹き出し温度が吹き出し温度判定手
段で、ある吹き出し温度に達したと判断された場合、上
下に変化しているファンモータの回転数を一定の割合で
低下させることにより運転周波数が低下した場合におい
ても、除湿量の低下、吹出し温度の上昇を抑制すること
ができる。
出手段で検出された吹き出し温度が吹き出し温度判定手
段で、ある吹き出し温度に達したと判断された場合、上
下に変化しているファンモータの回転数を一定の割合で
低下させることにより運転周波数が低下した場合におい
ても、除湿量の低下、吹出し温度の上昇を抑制すること
ができる。
【0009】以下本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。 (実施の形態1)まず図1により、本発明の実施の形態
1について説明する。
て説明する。 (実施の形態1)まず図1により、本発明の実施の形態
1について説明する。
【0010】空気調和機の揺らぎ制御が始まり、運転時
間を記憶する運転時間記憶装置1により運転時間Tがカ
ウントされる。運転時間判定手段2により、定められた
時間T2に達した場合、ファンモータ回転数低下装置3
より定められた回転数rを現在のファンモータ回転数よ
り低下させる。 (実施の形態2)次に図2により、本発明の第2の実施
例について説明する。
間を記憶する運転時間記憶装置1により運転時間Tがカ
ウントされる。運転時間判定手段2により、定められた
時間T2に達した場合、ファンモータ回転数低下装置3
より定められた回転数rを現在のファンモータ回転数よ
り低下させる。 (実施の形態2)次に図2により、本発明の第2の実施
例について説明する。
【0011】空気調和機の揺らぎ制御が始まり、蒸発器
温度検出手段4により蒸発器温度teが検知される。
温度検出手段4により蒸発器温度teが検知される。
【0012】蒸発器温度判定手段5により、定められた
吹き出し温度te2を上回った場合、ファンモータ回転
数低下装置6より定められた回転数rを現在のファンモ
ータ回転数より低下させる。 (実施の形態3)次に図3により、本発明の第3の実施
例について説明する。
吹き出し温度te2を上回った場合、ファンモータ回転
数低下装置6より定められた回転数rを現在のファンモ
ータ回転数より低下させる。 (実施の形態3)次に図3により、本発明の第3の実施
例について説明する。
【0013】空気調和機の揺らぎ制御が始まり、吹き出
し温度検出手段7により吹き出し温度tが検知される。
吹き出し温度判定手段8により、定められた吹き出し温
度t2を上回った場合、ファンモータ回転数低下装置9
より定められた回転数rを現在のファンモータ回転数よ
り低下させる。
し温度検出手段7により吹き出し温度tが検知される。
吹き出し温度判定手段8により、定められた吹き出し温
度t2を上回った場合、ファンモータ回転数低下装置9
より定められた回転数rを現在のファンモータ回転数よ
り低下させる。
【0014】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、請求項
1に記載の本発明は、揺らぎ制御中に運転時間に応じて
ファンモータの回転数を一定の割合で低下させ、運転周
波数の低下による除湿量の減少、吹出し温度の上昇を抑
制し住環境の快適性を損なわなくさせることができる。
1に記載の本発明は、揺らぎ制御中に運転時間に応じて
ファンモータの回転数を一定の割合で低下させ、運転周
波数の低下による除湿量の減少、吹出し温度の上昇を抑
制し住環境の快適性を損なわなくさせることができる。
【0015】請求項2に記載の本発明は、揺らぎ制御中
に蒸発器温度を検知し、蒸発器温度が上昇した場合、フ
ァンモータの回転数を一定の割合で低下させ、運転周波
数の低下による除湿量の減少、吹出し温度の上昇を更に
精度良く抑制し住環境の快適性を損なわなくさせること
ができる。
に蒸発器温度を検知し、蒸発器温度が上昇した場合、フ
ァンモータの回転数を一定の割合で低下させ、運転周波
数の低下による除湿量の減少、吹出し温度の上昇を更に
精度良く抑制し住環境の快適性を損なわなくさせること
ができる。
【0016】請求項3に記載の本発明は、揺らぎ制御中
に吹き出し温度を直接に検知し、吹き出し温度が上昇し
た場合、ファンモータの回転数を一定の割合で低下さ
せ、運転周波数の低下による除湿量の減少、吹出し温度
の上昇をより精度良く迅速にかつ確実に抑制し住環境の
快適性を損なわなくさせることができる。
に吹き出し温度を直接に検知し、吹き出し温度が上昇し
た場合、ファンモータの回転数を一定の割合で低下さ
せ、運転周波数の低下による除湿量の減少、吹出し温度
の上昇をより精度良く迅速にかつ確実に抑制し住環境の
快適性を損なわなくさせることができる。
【図1】本発明の実施の形態1を示す制御のフローチャ
ート
ート
【図2】本発明の実施の形態2を示す制御のフローチャ
ート
ート
【図3】本発明の実施の形態3を示す制御のフローチャ
ート
ート
1 運転時間記憶装置
2 運転時間判定手段
3 ファンモータ回転数低下装置
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 平谷 壽士
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
Fターム(参考) 3L061 BE02 BF03 BF04 BF06
Claims (3)
- 【請求項1】 スイング機構により上下にスイング可能
な上下風向調整羽根と、ファンモータの回転数を任意に
調整できるファンモータ回転数制御装置を具備し、前記
上下風向調整羽根をスイングさせる空気調和機に対し、
運転時間を記憶する運転時間記憶装置と、その運転時間
記憶装置でカウントされた運転時間を判定する運転時間
判定手段を有し、その運転時間判定手段により判定され
た運転時間によりファンモータの回転数を一定の割合で
低下させる空気調和機の風量制御方法。 - 【請求項2】 スイング機構により上下にスイング可能
な上下風向調整羽根と、ファンモータの回転数を任意に
調整できるファンモータ回転数制御装置を具備し上下風
向調整羽根をスイングさせる空気調和機に対し、蒸発器
温度を検知する蒸発器温度検知手段と、前出の蒸発器温
度検知手段で検知された蒸発器温度を判定する蒸発器温
度判定手段を有し、その蒸発器温度判定手段により判定
された蒸発器温度によりファンモータの回転数を一定の
割合で低下させる空気調和機の風量制御方法。 - 【請求項3】 スイング機構により上下にスイング可能
な上下風向調整羽根と、ファンモータの回転数を任意に
調整できるファンモータ回転数制御装置を具備し上下風
向調整羽根をスイングさせる空気調和機に対し、吹き出
し温度を検知する吹き出し温度検知手段と、前出の吹き
出し温度検知手段で検知された吹き出し温度を判定する
吹き出し温度判定手段を有し、その吹き出し温度判定手
段により判定された吹き出し温度によりファンモータの
回転数を一定の割合で低下させる空気調和機の風量制御
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001300601A JP2003106627A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 空気調和機の風量制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001300601A JP2003106627A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 空気調和機の風量制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003106627A true JP2003106627A (ja) | 2003-04-09 |
Family
ID=19121146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001300601A Pending JP2003106627A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 空気調和機の風量制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003106627A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009537779A (ja) * | 2006-05-19 | 2009-10-29 | ルブラン−ニミ アン アブレジェ ルブラン ソシエテ アノニム | 空調ユニットと空調方法 |
-
2001
- 2001-09-28 JP JP2001300601A patent/JP2003106627A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009537779A (ja) * | 2006-05-19 | 2009-10-29 | ルブラン−ニミ アン アブレジェ ルブラン ソシエテ アノニム | 空調ユニットと空調方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN109323441B (zh) | 用于空调器的防凝露控制方法 | |
CN107477774B (zh) | 空调器、空调器的控制方法及存储介质 | |
CN112178889B (zh) | 一种空调的温度和湿度控制方法及空调 | |
CN112797577A (zh) | 一种空调防凝露控制方法 | |
JPH0674536A (ja) | 空気調和機の制御方法 | |
CN111207488A (zh) | 一种新风空调控制方法、装置、存储介质及新风空调 | |
JP2001116329A (ja) | 空気調和装置の制御 | |
JP2003106627A (ja) | 空気調和機の風量制御方法 | |
JP2005147614A (ja) | 空気調和機 | |
JPH05118630A (ja) | 空気調和装置及び空気調和機の風量制御装置 | |
CN110878989B (zh) | 用于空调器的防凝露控制方法 | |
JP2012237482A (ja) | 空気調和機 | |
JP2953457B2 (ja) | 空気調和機 | |
CN112283910B (zh) | 导风板控制方法及空调器 | |
JPH109647A (ja) | 空気調和機の制御方法 | |
JP3562064B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP2004177063A (ja) | 空気調和機 | |
KR100758105B1 (ko) | 송풍기 제어시스템 및 방법 | |
JP3288578B2 (ja) | 自動換気扇 | |
JP3158889B2 (ja) | ヒートポンプ式空気調和機 | |
JP3528369B2 (ja) | 空気調和機 | |
JPH07310959A (ja) | 空気調和装置 | |
JPS6298141A (ja) | 空気調和機の運転周波数制御装置 | |
JP3101505B2 (ja) | 空気調和機の制御装置 | |
JP3424466B2 (ja) | 空気調和機の風向制御装置 |