JPS6298141A - 空気調和機の運転周波数制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は空気調和機の運転周波数制御装置に関するもの
である。

従来の技術 近年、運転周波数制御は、最大能力を確保するため室内
最大風はにて電流値を定め、より高周波数にて運転する
制御と吹出し温度及び室内配管センサー又は圧力スイッ
チにて運転周波数を決定する制御とがある。

以下図面を参照しながら、上述した従来の圧力スイッチ
にて運転周波数を制御する一例について説明する。

第６図は従来の圧力スイッチを使用した暖房過負荷制御
装置のブロック図で、第７図は従来の負荷時の同暖房過
負荷制御による回転周波数の変化を示すものである。

第６図において、１０１は、圧力スイツチ（過負荷検知
器）で、１０２は、過負荷検知器で検出された信号を取
込み室外側Ａへ信号線１０４を通して圧縮機１０３の回
転数を指示する室内制御部で、１０５は、室内機Ｂから
送られてきた信号を受は圧縮機を駆動させる室外側制御
部である。上記ブロック図および第７図より動作につい
て説明する。

暖房過負荷検知の過負荷検知器１０１を室内側に設け、
この過負荷検知器が暖房過負荷を検知した時に室内制御
部１０２が圧縮機１０３の回転数を規定の最低回転数３
０−に低下させ、過負荷検知器１０１が通常状態への復
帰を検知した時は過負荷検知が行なオ）れる以前の回転
数より一段低い回転数７５１ｔにもどし、さらに一定時
間過負荷検知器が動作しなければ、圧縮機回転数を一段
上げて、元の回転数９０田に房すようにしたももである
。（例えば実公昭５７−２３１５５２号公報）。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の運転制御では、室内側風量を最大風量
から最小風量に切換えた場合、室内側温度は、過負荷状
態になっていないにもかかわらず、圧力が高くなるため
、運転周波数の変動幅が極端で頻繁に起り、室内の温度
も変動し、快適性に欠けたり、振動及び騒音の変動によ
り不快感を感じることもある。又この制御では室内に過
負荷検知機が付くことにより室内側の構造が複雑になる
と本発明は上記問題点に鑑み、室内機にある荷負荷検知
機を除去し、かつ運転周波数の変動を段階状に変化させ
運転周波数の変動を少なくして、より暖房能力を室内に
与えることを目的としている。

問題点を解決するための手段 上記問題を解決するため、室内風量を変更することので
きる室内風量設定手段と、その設定室内風量によって制
御電流値を切換える電流設定手段と、運転されている電
流を検出する運転電流検出手段と、電流設定手段によっ
て設定された電流値と運転電流検出手段によって検出さ
れた電流値を比較する比較手段と、比較のタイミングを
与える計時手段と、前記比較手段の比較結果に対応する
周波数を記憶する記憶手段を設け、運転周波数を変更さ
せるように構成したものである。

作　　用 本発明は上記構成によって暖房運転を行なっている状態
にて、室内風量を変更した時に運転周波数を１段階低下
させる電流設定値及び運転周波数を１段階上昇させる電
流設定値を変更させることにより、運転周波数の変動を
極端に押える。したがって暖房能力の変動が少なくなる
ことにより、室内温度の変化も少なくなりかつ常に最大
の暖房能力が確保でき、又運転周波数の変動による振動
及び騒音も小さくなる。

実施例 以下本発明の運転制御装置の一実施例について図面を参
照しながら説明する。

第２図は本発明の一実施例における運転制御装置の回路
図である。第２図において、リモコン１にて室内機Ａへ
風情切換の信号線にて信号を送り、室内制御部２から出
力３にて室内送風機を運転させ、室外機Ｂへ信号線４に
て室外制御部５へ信号を送り、その時の電流を電流検知
部６にて検知して室外制御部５の中のマイクロコンピュ
ータ７にて設定された電流と電流検知部６で検知した電
流の信号と比較して出力８から圧縮機へ周波数変更信号
を送る構成となっている。

次に上記構成からなる制御回路の動作を第２図および第
５図を参考にして説明する。

暖房運転後、室内風量設定を最大風量ｑ１にするか最小
風ｆｆ１ｑ２にするかリモコン１にて選択し、最大風量
ｑ１を選択すると設定電流の高い値である運転周波数を
１段階低下させる電流Ａ１と運転周波数を１段階上昇さ
せる電流Ａ２に設定される。

又最小風量ｑ２を選択すると設定電流の低い値である運
転周波数を１段階低下させる電流Ａ３と運転周波数を１
段階上昇させる電流Ａ４に設定される。このリモコン１
にて室内風量変更によって設定された電流の値と運転さ
れている電流を電流検出部６より検出して、マイクロコ
ンピュータ７へ信号を送り、タイマにより一定時間に１
をカウントして電流検出部６より検出されたＡＱと設定
された電流Ａ１とＡ２又はＡ３とＡ４にて比較のタイミ
ングをとり、比較を行う。このときにＡ□＜Ａでなけれ
ば運転周波数を１段階低下させ、Ａ□くＡでありかつＡ
　ｏ＜　Ａ’でなければ運転周波数はそのままとし、Ａ
　□　＜　ＡでありかつＡ□（／＜であれば運転周波数
を１段階上昇させることにより室内の風量変更において
も常に最大の暖房能力を出すような制御となり周波数変
動幅も少ない。

なお第２図及び説明にて室内風量を切換えを２箇所とし
ているが運転風量の切換え量は特定しないものとする。

これより電流設定もそれに合う分だけ増すことになる。

発明の効果 上記実施例より明らかなように本発明は、暖房運転時、
室内風量設定を切換えたときや最小風量で運転している
時でも、運転周波数の変動が少なく効率よく運転される
ため、常に室内に与える暖房能力は、空調機運転可能な
範囲の最大能力であり、かつ振動及び騒音も低く、電流
にて運転制御されるためコストも低いという優れた効果
を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の空気調和機の運転周波数制御装置を機
能実現手段で表わしたブロック図、第２図は本発明の一
実施例における制御回路図、第３図は同制御回路のフロ
ーチャート図、第４図は同制御装置の動作説明図、第５
図は設定電流値の特性図、第６図は従来の制御回路図、
第７図は従来の制御装置の説明図である。 １・・・・・・リモコン、２・・・・・室内制御部、４
・旧・・信号線、５・・・・・・室外制御部、６・・・
・・・電流検出部、７・・・・・・マイクロコンピュー
タ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　はが１６第　
１　図 三力 第　３　図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 室内風量を変更することのできる室内風量設定手段と、
   その設定室内風量によって制御電流値を切換える電流設
   定手段と、運転されている電流を検出する運転電流検出
   手段と、電流設定手段によって設定された電流値と運転
   電流検出手段によって検出された電流値を比較する比較
   手段と、比較のタイミングを与える計時手段と、前記比
   較手段の比較結果に対応する周波数を記憶する記憶手段
   を設けた空気調和機の運転周波数制御装置。