JP2003105787A - 縦管への流入管接続構造 - Google Patents

縦管への流入管接続構造

Info

Publication number
JP2003105787A
JP2003105787A JP2001298080A JP2001298080A JP2003105787A JP 2003105787 A JP2003105787 A JP 2003105787A JP 2001298080 A JP2001298080 A JP 2001298080A JP 2001298080 A JP2001298080 A JP 2001298080A JP 2003105787 A JP2003105787 A JP 2003105787A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inflow
pipe
vertical pipe
inflow pipe
basin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001298080A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihide Nonaka
俊秀 野中
Takaiku Yoshii
孝育 吉井
Manabu Okubo
学 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Sekisui Kanzai Technics KK
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Sekisui Kanzai Technics KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd, Sekisui Kanzai Technics KK filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP2001298080A priority Critical patent/JP2003105787A/ja
Publication of JP2003105787A publication Critical patent/JP2003105787A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewage (AREA)
  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】管路内に固形物が詰まったときの修復を簡単に
行うことができ、かつ、縦管への流入管の接続作業を施
工性よく行うことができる縦管への流入管接続構造を提
供する。 【解決手段】流入枡20が、その開孔22内にマンホー
ル50内に突出する流入管60の端部を挿通するととも
に、縦管接続部23を縦管本体11の上端の受口111
に受挿方式にて接続した状態にて、固定具にてマンホー
ル50の壁内面に固定され、止水板30が、その流入管
挿通孔321内に流入管60の端部を挿通するようにし
て、ゴム輪32にて流入管60の端部の表面間の隙間を
シールした状態にて、流入枡20の開孔22の周囲壁に
固定されている縦管への流入管接続構造である。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、マンホール内に設
置された自然流下式の垂直下水管路に使用して好適な縦
管への流入管接続構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、例えば、実開平4−53842号
公報に記載されているように、マンホールの側壁からマ
ンホール内に突出された流入管の一端に曲り管を介して
縦管の上端に接続し、縦管の下端をマンホール内の底部
に設置して、流入管によりマンホール内に流入された下
水を縦管によりマンホール内の底部に導入する方法が知
られている。 【0003】しかしながら、マンホール内に設けられた
縦管が長い場合には、縦管下端から流出される下水の落
下衝撃が大きいためにマンホールの底部を損傷するおそ
れがある。 【0004】そこで、例えば、特開平8−41915号
公報に記載され、図8に示すように、縦管本体a内面に
沿って上端から下端まで螺旋状に形成された屈曲流下路
が設けられた下水道用縦管が提案されている。この下水
道用縦管は、上端に十字型継手bが接続され、その十字
型継手bを介してマンホールc内に導入された流入管d
の一端が接続されて、流入管d内の下水は十字型継手b
を経由して下水道用縦管内に導入されるようになってい
る。 【0005】しかしながら、この下水道用縦管では、管
路内に下水中の固形物が詰まった場合の対応が難しいと
いう問題点がある。 【0006】この問題を解決するため、十字型継手bの
代わりに、縦管への流入管の接続箇所で縦管よりも内空
を広くした流入枡を使用することが考えられるが、従来
の流入枡は、側方にゴム輪付き流入管挿通孔が設けら
れ、下方に挿口が設けられたものであるために、側方の
ゴム輪付き流入管挿通孔内にマンホール内に突出する流
入管の端部を挿通する作業と、下方の挿口を縦管の上端
に設けられた受口に挿入する作業とを同時に行うことが
できないので、流入枡を介して縦管に流入管を接続する
ことができないという問題点がある。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の様な
従来の問題点を解消し、管路内に固形物が詰まったとき
の修復を簡単に行うことができ、かつ、縦管への流入管
の接続作業を施工性よく行うことができる縦管への流入
管接続構造を提供することを目的としてなされたもので
ある。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は、マンホール内
に設置された直管状の縦管本体内に螺旋案内路が設けら
れた縦管の上端の流入枡接続部に、流入枡と止水板とを
介して流入管が接続された縦管への流入管接続構造であ
って、前記流入枡として、流入枡本体の一側方に、前記
流入管をその外表面との間に大きな隙間が有する状態に
て挿通できる開孔が設けられ、該流入枡本体の下方に縦
管接続部が設けられたものを用いて、該流入枡が、その
開孔内にマンホール内に突出する流入管の端部を挿通す
るとともに、前記縦管接続部を前記縦管本体の上端の接
続部に受挿方式にて接続した状態にて、固定具にてマン
ホールの壁内面に固定され、前記止水板として、輪状の
止水板本体の内縁に流入管挿通孔が設けられゴム輪が装
着されたものを用いて、該止水板が、その流入管挿通孔
内に前記流入管の端部を挿通するようにして、前記ゴム
輪にて流入管の端部の表面間の隙間をシールした状態に
て、前記流入枡の開孔の周囲壁に固定されている縦管へ
の流入管接続構造である。 【0009】本発明において、流入枡の開孔の周囲壁へ
の止水板の固定手段としては、接着剤による接着や機械
的な固定が可能である。接着剤により接着する場合に
は、接着剤として弾性接着剤を用いるのが好ましく、機
械的な固定の場合には、流入枡の開孔の周囲壁と止水板
との間に止水ゴムを介在させる必要がある。 【0010】 【作用】本発明の縦管への流入管接続構造は、前記流入
枡として、流入枡本体の一側方に、前記流入管をその外
表面との間に大きな隙間が有する状態にて挿通できる開
孔が設けられ、該流入枡本体の下方に縦管接続部が設け
られたものを用いて、該流入枡が、その開孔内にマンホ
ール内に突出する流入管の端部を挿通するとともに、前
記縦管接続部を前記縦管本体の上端の接続部に受挿方式
にて接続した状態にて、固定具にてマンホールの壁内面
に固定され、前記止水板として、輪状の止水板本体の内
縁に流入管挿通孔が設けられゴム輪が装着されたものを
用いて、該止水板が、その流入管挿通孔内に前記流入管
の端部を挿通するようにして、前記ゴム輪にて流入管の
端部の表面間の隙間をシールした状態にて、前記流入枡
の開孔の周囲壁に固定されていることにより、流入枡の
一側方に設けられた開孔が、流入管をその外表面との間
に大きな隙間が有する状態にて挿通できる大きさとされ
ているので、開孔内に流入管を挿通する作業と、挿口を
縦管の受口に接続する作業を同時に行うことができ、し
かる後に、止水板にて流入管の端部の表面間の隙間をシ
ールすることができるので、接続作業をスムーズに行う
ことができ、又、1つの流入枡で止水板のみ品揃えする
ことにより、多管種、多口径の流入管に適用することが
でき、又、止水板を固定する際に、流入管と流入枡の施
工誤差を止水板の固定位置にて調整することができ、
又、その管路内に固形物が詰まったときに、流入枡を簡
単に取り外して固形物を除去することができるので、そ
の修復を簡単に行うことができる。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。本発明の縦管への流入管接続構造
の一例を図1〜図7を参照して説明する。図1におい
て、10は、本発明に使用される、マンホール内に立設
される縦管の一例であって、縦管本体11と、空気芯筒
13と、螺旋案内路12,12′とからなる。 【0012】縦管本体11の上端には、受口(接続部)
111が設けられている。縦管本体11内の上部には、
略中心部に、内部が中空とされたFRP製の空気芯筒1
3が立設されている。縦管本体11の内周面と、空気芯
筒13の外周面との間(図中L1区間)に、FRP製の
第1の螺旋案内路12が配設されている。螺旋案内路1
2の内周面は、空気芯筒13の外周面に一体的に取り付
けられている。 【0013】縦管本体11の下端には、流出管15が接
続されており、流出管15の管頂のやや上方の縦管本体
11の内部(図中L3区間)には、FRP製の第2の螺
旋案内路12′が配設されている。第2の螺旋案内路1
2′には、空気芯筒は取り付けられていない。縦管本体
11の内部の第1の螺旋案内路12と第2の螺旋案内路
12′間(図中L2区間)には、螺旋案内路は設けられ
ていない。 【0014】図2において、20は本発明に使用される
流入枡の一例であって、流入枡本体21の一側方に、マ
ンホール内に突出する流入管が挿通される開孔22が設
けられ、流入枡本体21の下方に縦管本体の上端の受口
への接続部としての挿口22が設けられているものから
なる。開孔22の大きさは、挿入される流入管が、その
外表面との間に大きな隙間が有する状態にて挿通できる
大きさ、正確には、流入管の外径に、流入枡本体21の
挿口22の挿入代の長さを加えたものよりもやや大きく
されている。 【0015】図3において、30は本発明に使用される
止水板の一例であって、輪状の止水板本体31の内縁に
ゴム輪32が装着されたものからなる。ゴム輪32は、
挿通される流入管の外径と同じかやや小さな内径を有す
る流入管挿通孔321が形成され、かつ、その流入管挿
通孔321が上方に偏芯した状態にて設けられたものか
らなる。 【0016】本発明の縦管への流入管接続構造の一例に
おいては、図4に示すように、流入枡20が、マンホー
ル40内に突出するように設けられた流入管50の端部
の方へ水平移動されていって、その開孔22内に流入管
40の端部を挿通するとともに、流入枡20を下方に移
動されていって、その下方に設けられた挿口23が、縦
管1の上端の受口111にゴム輪を介して受挿方式によ
り接続されている。 【0017】そして、図5に示すように、上記の接続状
態にて流入枡20はバンド(固定具)40にてマンホー
ル40の壁内に固定されている。 【0018】この際、流入枡20の一側方に設けられた
開孔22が、流入管50をその外表面との間に大きな隙
間が有する状態にて挿通できる大きさとされているの
で、開孔22内に流入管50を挿通する作業と、挿口2
3を縦管10の受口に接続する作業を同時に行うことが
できる。 【0019】又、図6に示すように、止水板30が流入
枡20の内側から流入管60の方に移動されていって、
図7に示すように、その流入管挿通孔321内に流入管
60の端部を挿通するようにして、ゴム輪32にて流入
管60の端部の表面間の隙間をシールした状態にて、流
入枡本体21の開孔の周囲壁に接着材にて固定される。 【0020】これにより、図7に示すように、流入枡2
0が、その開孔22内にマンホール50内に突出する流
入管60の端部を挿通するとともに、縦管接続部23を
縦管本体11の上端の受口111に受挿方式にて接続し
た状態にて、固定具にてマンホール50の壁内面に固定
され、止水板30が、その流入管挿通孔321内に流入
管60の端部を挿通するようにして、ゴム輪32にて流
入管60の端部の表面間の隙間をシールした状態にて、
流入枡20の開孔22の周囲壁に固定されている本発明
の縦管への流入管接続構造の一例が形成される。 【0021】 【発明の効果】本発明の縦管への流入管接続構造は、上
記のとおりの構成とされているので、接続作業をスムー
ズに行うことができ、又、1つの流入枡で止水板のみ品
揃えすることにより、多管種、多口径の流入管に適用す
ることができ、又、止水板を固定する際に、流入管と流
入枡の施工誤差を止水板の固定位置にて調整することが
でき、又、その管路内に固形物が詰まったときに、その
修復を簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の縦管への流入管接続構造の一例に使用
される縦管の一例を示す断面図である。 【図2】本発明の縦管への流入管接続構造の一例に使用
される流入枡の一例を示す断面図である。 【図3】本発明の縦管への流入管接続構造の一例に使用
される止水板の一例を示す断面図である。 【図4】本発明の縦管への流入管接続構造の一例を説明
する一部縦断面図である。 【図5】本発明の縦管への流入管接続構造の一例を説明
する一部横断面図である。 【図6】本発明の縦管への流入管接続構造の一例を説明
する一部縦断面図である。 【図7】本発明の縦管への流入管接続構造の一例を説明
する一部縦断面図である。 【図8】従来の縦管の一例を示す一部縦断面図である。 【符号の説明】 10 縦管 11 縦管本体 12,12′ 螺旋案内路 13 空気芯筒 20 流入枡 21 流入枡本体 22 開孔 23 挿口(接続部) 30 止水板 31 止水板本体 32 ゴム輪 50 マンホール 60 流入管 111 受口(接続部) 321 流入管挿通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉井 孝育 滋賀県栗太郡栗東町野尻75 積水化学工業 株式会社内 (72)発明者 大久保 学 京都市南区上鳥羽上調子町2−2 積水化 学工業株式会社内 Fターム(参考) 2D047 BA28 2D063 DA01 DA24

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 マンホール内に設置された直管状の縦管
    本体内に螺旋案内路が設けられた縦管の上端の流入枡接
    続部に、流入枡と止水板とを介して流入管が接続された
    縦管への流入管接続構造であって、前記流入枡として、
    流入枡本体の一側方に、前記流入管をその外表面との間
    に大きな隙間が有する状態にて挿通できる開孔が設けら
    れ、該流入枡本体の下方に縦管接続部が設けられたもの
    を用いて、該流入枡が、その開孔内にマンホール内に突
    出する流入管の端部を挿通するとともに、前記縦管接続
    部を前記縦管本体の上端の接続部に受挿方式にて接続し
    た状態にて、固定具にてマンホールの壁内面に固定さ
    れ、前記止水板として、輪状の止水板本体の内縁に流入
    管挿通孔が設けられゴム輪が装着されたものを用いて、
    該止水板が、その流入管挿通孔内に前記流入管の端部を
    挿通するようにして、前記ゴム輪にて流入管の端部の表
    面間の隙間をシールした状態にて、前記流入枡の開孔の
    周囲壁に固定されていることを特徴とする縦管への流入
    管接続構造。
JP2001298080A 2001-09-27 2001-09-27 縦管への流入管接続構造 Withdrawn JP2003105787A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001298080A JP2003105787A (ja) 2001-09-27 2001-09-27 縦管への流入管接続構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001298080A JP2003105787A (ja) 2001-09-27 2001-09-27 縦管への流入管接続構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003105787A true JP2003105787A (ja) 2003-04-09

Family

ID=19119037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001298080A Withdrawn JP2003105787A (ja) 2001-09-27 2001-09-27 縦管への流入管接続構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003105787A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2542850A (en) * 2015-10-02 2017-04-05 Aqua Fabrications Ltd Catch-pit pipe connection
CN111648409A (zh) * 2020-07-14 2020-09-11 康命源(贵州)科技发展有限公司 组合式工井

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2542850A (en) * 2015-10-02 2017-04-05 Aqua Fabrications Ltd Catch-pit pipe connection
GB2542850B (en) * 2015-10-02 2019-06-12 Aqua Fabrications Ltd Catch-pit pipe connection
CN111648409A (zh) * 2020-07-14 2020-09-11 康命源(贵州)科技发展有限公司 组合式工井

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101263266A (zh) 用于连接导管的挠性法兰装置以及连接所述导管的方法
WO2004074587A2 (en) Flexible sleeve for connection to a plumbing fixture
JP2007056661A (ja) 小型旋回流発生継手及びこれを用いた基礎貫通配管構造
JP2003105787A (ja) 縦管への流入管接続構造
JP2988647B2 (ja) 更生桝および更生下水管路
JP4449020B2 (ja) 排水ますおよび排水ますの埋設位置の調整方法
JP2002294781A (ja) 建物の排水管配管構造
KR200301978Y1 (ko) 분기관 결합구조
JP4378639B2 (ja) 排水ますおよび排水ます用内副管
JP2001173869A (ja) 内副管用管継手およびマンホール構造
TW524913B (en) Installation unit of water meter
JPH07268945A (ja) 管継手をもつトラップます
JP5473013B2 (ja) 基礎貫通配管構造
JP2863345B2 (ja) 分岐継手
JP3050875B1 (ja) 自在管継手
JP2009074650A (ja) 閉塞具およびその取付方法
JP3447775B2 (ja) 汚水桝
JP2002146894A (ja) 溜池付き組立てマンホール
JP2503721Y2 (ja) 小口径ます用管継手
JP2006249813A (ja) 排水ますおよび排水ます用内副管
JPH1163332A (ja) 排水管路の接続部構造
JP2829496B2 (ja) 塩ビ製小口径マンホール等に用いる自在継手
KR200358337Y1 (ko) 하수관용 분기관 연결링
JPH05631Y2 (ja)
JP2003096857A (ja) 住宅用排水システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080610

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090508