JP2003104984A - 置換アミノピリミジニルアセトアミド誘導体の製造法 - Google Patents

置換アミノピリミジニルアセトアミド誘導体の製造法

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JP2003104984A
JP2003104984A JP2001302990A JP2001302990A JP2003104984A JP 2003104984 A JP2003104984 A JP 2003104984A JP 2001302990 A JP2001302990 A JP 2001302990A JP 2001302990 A JP2001302990 A JP 2001302990A JP 2003104984 A JP2003104984 A JP 2003104984A
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Ryoichi Suzuki
良一 鈴木
Keiichi Shimada
慶一 島田
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Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】キマーゼ阻害剤となり得る置換アミノピリミジ
ニルアセトアミド誘導体の短工程、高収率な製造法の開
発。 【解決手段】一般式(2) で表される化合物またはその塩を、例えば蟻酸と反応さ
せることによる一般式(2)の化合物のN−ホルミル誘
導体の製造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は置換複素環式基及び
連続したジカルボニル構造を有するアセトアミド化合
物、具体的にはアミノピリミジニルアセトアミド誘導体
の製造法に関するものであり、キモトリプシンタイプ・
プロテアーゼの阻害剤、特にキマーゼ阻害剤の製造法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】国際公開WO98/09949号公報に
は、連続したジカルボニル構造を有するアミノピリミジ
ニルアセトアミド誘導体がキモトリプシンタイプ・プロ
テアーゼの阻害剤、特にキマーゼ阻害剤として有用であ
る事が記載されている。その実施例には、置換アミノピ
リミジニルアセトアミド誘導体の製法が開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、下記ス
キーム(I)に示すように、一般式(1)の誘導体を得
るのに多段階の工程を必要とすること、各工程において
大量のシリカゲル及び溶離液(有機溶媒)を必要とする
精製を行う必要があること等、製造効率が悪く工業化可
能な実用的な製造法とはいえなかった。また、連続した
ジカルボニル構造を有する化合物は、塩基性条件下では
不安定であることを示す例もあった。
【0004】スキーム(I) P'は水酸基の保護基を表す。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明者らは上記問題点を
解決する置換アミノピリミジニルアセトアミド誘導体の
製造法を見出すべく鋭意検討した結果、誘導体製造につ
いて簡便な、より実用的な製造法として本発明をするに
至った。即ち本発明は次の1)〜5)に関する。
【0006】1)一般式(2)
【0007】
【化3】
【0008】[式中、Mは置換基を有していてもよい芳
香族複素環基または芳香族炭化水素基を示す。]で表さ
れる化合物またはその塩を、一般式(3)
【0009】G−(D)m−E−L (3)
【0010】[式中、Gは水素原子、置換基を有してい
てもよい直鎖、分岐鎖または環状の低級アルキル基、置
換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していて
もよい芳香族炭化水素基、置換基を有していてもよいア
ラルキル基、置換基を有していてもよいヘテロアリール
アルキル基を示し、Dは酸素原子またはNHを示し、m
は0または1を示し、EはCOまたはSOを示し、L
は脱離基を示す。]で表される化合物と反応させる事を
特徴とする一般式(1)
【0011】
【化4】
【0012】[式中、M、G、D、m及びEは上記と同
じ意味を示す。]で表される置換アミノピリミジニルア
セトアミド誘導体の製造法。 2)上記1)の一般式(2)で表される化合物またはそ
の塩を、一般式(4)
【0013】L'−E−L (4)
【0014】[式中、EはCOまたはSOを示し、
L、L'は同一または異なる脱離基を示す。]で表され
る化合物と反応させ、続いて一般式(5)
【0015】G−(D)m’−H (5)
【0016】[式中、Gは水素原子、置換基を有してい
てもよい直鎖、分岐鎖または環状の低級アルキル基、置
換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していて
もよい芳香族炭化水素基、置換基を有していてもよいア
ラルキル基、置換基を有していてもよいヘテロアリール
アルキル基を示し、Dは酸素原子またはNHを示し、
m’は1を示す。]で表される化合物を反応させる事を
特徴とするmが1である上記1)の一般式(1)で表さ
れる置換アミノピリミジニルアセトアミド誘導体の製造
法。
【0017】3)Gが水素原子、置換基を有していても
よい直鎖または分岐鎖のC1〜C6のアルキル基、置換
基を有していてもよい環状のC3〜C6のアルキル基、
置換基を有していてもよい3〜6員環の複素環基、置換
基を有していてもよい単環式芳香族炭化水素基、置換基
を有していてもよいアラルキル基、置換基を有していて
もよいヘテロアリール(C1〜C6)アルキル基である
上記1)または2)記載の置換アミノピリミジニルアセ
トアミド誘導体の製造法。
【0018】4)Mが置換基を有していてもよいピリジ
ル基、置換基を有していてもよいピリミジル基、置換基
を有していてもよいピリダジル基または置換基を有して
いてもよいピラジル基である上記1)乃至3)のいずれ
か1項に記載の置換アミノピリミジニルアセトアミド誘
導体の製造法。 5)Mが無置換のピリジル基である上記1)乃至4)の
いずれか1項に記載の置換アミノピリミジニルアセトア
ミド誘導体の製造法。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明は上記一般式(2)のMが
置換基を有していてもよい芳香族複素環基または芳香族
炭化水素基である化合物またはその塩と、上記一般式
(3)のGが水素原子、置換基を有していてもよい直
鎖、分岐鎖または環状の低級アルキル基、置換基を有し
ていてもよい複素環基、置換基を有していてもよい芳香
族炭化水素基、置換基を有していてもよいアラルキル
基、置換基を有していてもよいヘテロアリールアルキル
基であり、Dが酸素原子またはNH、mが0または1、
EがCOまたはSO、Lが脱離基である化合物との反
応により得られる上記一般式(1)(M、G、D、m及
びEはそれぞれ同じ意味を示す)で表される置換アミノ
ピリミジニルアセトアミド誘導体の製造法である。
【0020】本発明に使用される一般式(2)の化合物
においてMで表される基における芳香族複素環基として
は、同一または異なるヘテロ原子を1乃至3個含む5乃
至7員環芳香族複素環基、及びその芳香族複素環基に炭
素数3乃至7の環状炭化水素が縮環した芳香族複素環基
が挙げられる。ヘテロ原子としては、酸素原子、窒素原
子、硫黄原子等が挙げられるが、窒素原子が好ましい。
具体的には、例えばピリジル基、ピリミジル基、ピリダ
ジル基、ピラジル基等が好ましく、特にピリジル基が好
ましい。また、Mで表される基における芳香族炭化水素
基としては、炭素数6乃至14の1乃至3環式芳香族炭
化水素基が挙げられる。具体的には、例えばフェニル
基、ナフチル基、アントラニル基等である。
【0021】また、Mで表される基における芳香族複素
環基及び芳香族炭化水素基は置換基を有していてもよ
く、その置換基としては炭素数1乃至4の鎖状アルキル
基、炭素数3乃至7の環状アルキル基、炭素数1乃至4
のアルコキシル基、ハロゲン原子で置換されていてもよ
い炭素数1乃至4のアシル基、ハロゲン原子で置換され
ていてもよい炭素数1乃至4のアシルオキシ基、トリア
ルキルシリルオキシ基、炭素数1乃至4のアルコキシル
カルボニル基、炭素数1乃至4のアルコキシルカルボニ
ルオキシ基、(C1〜C4)アルコキシル(C1〜C
4)アルコキシル基、ハロゲン原子、炭素数1乃至4の
ジアルキルアミノ基、ニトロ基、シアノ基等が挙げられ
る。具体的には、炭素数1乃至4の鎖状アルキル基とし
ては例えばメチル基、エチル基、イソプロピル基、te
rt−ブチル基、炭素数3乃至7の環状アルキル基とし
ては例えばシクロブチル基、シクロヘキシル基、炭素数
1乃至4のアルコキシル基としては例えばメトキシ基、
エトキシ基、プロポキシ基、sec−ブトキシ基、ハロ
ゲン原子で置換されていてもよい炭素数1乃至4のアシ
ル基としては例えばホルミル基、アセチル基、ブチリル
基、フルオロアセチル基、クロロアセチル基、ホルミル
オキシ基、アセトキシ基、フルオロアセトキシ基、ブロ
モアセトキシ基、トリアルキルシリルオキシ基としては
例えばtert−ブチルジメチルシリルオキシ基、炭素
数1乃至4のアルコキシルカルボニル基としては例えば
メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、ter
t−ブトキシカルボニル基、炭素数1乃至4のアルコキ
シルカルボニルオキシ基としては例えばメトキシカルボ
ニルオキシ基、エトキシカルボニルオキシ基、tert
−ブトキシカルボニルオキシ基、(C1〜C4)アルコ
キシル(C1〜C4)アルコキシル基としては例えばメ
トキシエトキシ基、エトキシプロポキシ基、ハロゲン原
子としては例えばフルオロ基、クロロ基、ブロモ基、炭
素数1乃至4のジアルキルアミノ基としては例えばジメ
チルアミノ基、ジエチルアミノ基等が挙げられる。更
に、1,3−ジオキソラン−4−イル基、2−オキソ−
1,3−ジオキソラン−4−イル基も置換基として含ま
れる。
【0022】本発明に使用される化合物のMで表される
基においては、上記の置換基を有していてもよいピリジ
ル基、上記の置換基を有していてもよいピリミジル基、
上記の置換基を有していてもよいピリダジル基または上
記の置換基を有していてもよいピラジル基が好ましく、
特に無置換のピリジル基が好ましい。
【0023】本発明に使用される一般式(3)の化合物
においてGで表される基における直鎖、分岐鎖または環
状の低級アルキル基としては、炭素数1乃至6の鎖状ア
ルキル基、炭素数3乃至6の環状アルキル基が挙げら
れ、具体的には炭素数1乃至6の鎖状アルキル基として
は例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピ
ル基、ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、
ペンチル基、イソアミル基、tert−アミル基、ヘキ
シル基、炭素数3乃至6の環状アルキル基としては例え
ばシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル
基、シクロヘキシル基等である。また、これら低級アル
キル基は置換基を有していてもよく、その置換基として
は上記Mで表される基における置換基と同様な基が挙げ
られ、具体例も上記と同様である。
【0024】本発明に使用される一般式(3)の化合物
においてGで表される基における複素環基としては、同
一または異なるヘテロ原子を1乃至3個含む3乃至7員
環の環状基が挙げられる。ヘテロ原子としては、酸素原
子、窒素原子、硫黄原子等が好ましい。また、上記Mで
表される基における芳香族複素環基も本複素環基に含ま
れる。とくに、ヘテロ原子として、1個の酸素原子また
は窒素原子を含む3乃至6員環の環状基が好ましい。具
体的には例えば、フリル基、テトラヒドロフリル基、テ
トラヒドロピラニル基、ピペリジル基、ピロリジル基、
ピリジル基等が挙げられる。また、これら複素環基は置
換基を有していてもよく、その置換基としては上記Mで
表される基における置換基と同様な基が挙げられ、具体
例も上記と同様である。
【0025】本発明に使用される一般式(3)の化合物
においてGで表される基における置換基を有していても
よい芳香族炭化水素基としては、上記Mで表される基に
おける置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基と同
様な基が挙げられる。特に、置換基を有していてもよい
単環式芳香族炭化水素基が好ましい。また、これら置換
基としては、上記Mで表される基における置換基と同様
な基が挙げられ、具体例も上記と同様である。本発明に
使用される一般式(3)の化合物においてGで表される
基におけるアラルキル基としては、芳香族炭化水素基の
置換した炭素数1乃至6の鎖状アルキル基が挙げられ
る。芳香族炭化水素基としては上記Mで表される基にお
ける芳香族炭化水素基と同様な基が挙げられる。具体的
には、例えばベンジル基、フェネチル基、フェニルプロ
ピル基、フェニルブチル基、フェニルヘキシル基、ナフ
チルメチル基、ナフチルエチル基等である。また、これ
らアラルキル基は置換基を有していてもよく、その置換
基としては上記Mで表される基における置換基と同様な
基が挙げられ、具体例も上記と同様である。
【0026】本発明に使用される一般式(3)の化合物
においてGで表される基におけるヘテロアリールアルキ
ル基としては、芳香族複素環基の置換した炭素数1乃至
6の鎖状アルキル基が挙げられる。芳香族複素環基とし
ては、上記Mで表される基における芳香族複素環基と同
様な基が挙げられる。具体的には、例えばピリジルメチ
ル基、ピリジルエチル基、ピリミジルエチル基、ピリミ
ジルプロピル基、ピリミジルブチル基、ピリダジルエチ
ル基、ピリダジルペンチル基、ピラジルエチル基、ピラ
ジルヘキシル基等でが挙げられる。また、これらヘテロ
アリールアルキル基は置換基を有していてもよく、その
置換基としては上記Mで表される基における置換基と同
様な基が挙げられ、具体例も上記と同様である。
【0027】本発明に使用される一般式(3)の化合物
においてLで表される脱離基としては、求核置換反応に
おける脱離基として知られている基ならば特に限定され
ないが、例えばハロゲン原子、水酸基、低級アルコキシ
ル基、低級アルキルスルホニル基、アリールスルホニル
基等が挙げられる。具体的には、例えばクロロ基、ブロ
モ基、メトキシ基、エトキシ基、メタンスルホニルオキ
シ基、ベンゼンスルホニルオキシ基、p−ブロモベンゼ
ンスルホニルオキシ基等である。一般式(3)の化合物
の具体例としては、例えば蟻酸、塩化アセチル、ベンジ
ルアミノスルホニルクロリド、ベンジルスルホニルクロ
リド等が挙げられる。
【0028】本発明に使用される一般式(2)の化合物
の塩とは、置換反応を阻害しなければ酸との塩、塩基と
の塩について特に限定されないが、オキソジヒドロピリ
ミジン環上に存在するアミノ基、該オキソジヒドロピリ
ミジン環の構成原子である窒素原子、及びMで表される
基が塩基性を示す場合には、それらとの酸付加塩であ
り、無機酸あるいは有機酸と形成される塩である。無機
酸としては例えば塩酸、硫酸、硝酸、硼酸等が、有機酸
としては例えばp−トルエンスルホン酸、酢酸等が挙げ
られる。
【0029】本発明における上記一般式(2)の化合物
またはその塩と、上記一般式(3)の化合物との置換反
応は、無溶媒または溶媒中、必要に応じて塩基の存在下
で行われる。溶媒としては、反応に影響がなければ特に
限定されないが、非プロトン性溶媒が好ましい。より好
ましくはテトラヒドロフラン、エチレングリコールジメ
チルエーテルの様な環状あるいは非環状のエーテル類、
もしくはジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド
等アミド類が挙げられる。上記溶媒は単独でも、または
混合溶媒としても使用する事ができる。
【0030】塩基を使用する場合の塩基としては、無機
塩基でも有機塩基でも構わないが、有機塩基が好まし
い。より好ましくは3級の非環状あるいは環状アミンが
挙げられ、例えばトリエチルアミン、ジイソプロピルエ
チルアミン、ピリジン、2,6−ルチジン等が挙げられ
る。反応温度に関する制限は特に無いが、0℃から50
℃の範囲で行う事が好ましい。
【0031】一般式(3)の化合物のモル数は、一般式
(2)の化合物のモル数と同等もしくは過剰に用いる。
好ましくは一般式(3)の化合物を1から10モル当
量、より好ましくは1から3モル当量用いる。操作手順
に関する制限も特には無いが、塩基を使用する場合、一
般式(2)の化合物と一般式(3)の化合物を予め反応
溶媒中に溶解もしくは懸濁して攪拌した後、攪拌下に塩
基を反応系内に添加してもよい。反応により得られる上
記一般式(1)の化合物は、溶媒または過剰の反応試薬
を留去するか、反応液に蒸留水を加え、水と混和せず一
般式(1)の化合物を溶解する有機溶媒で抽出/乾燥・
溶媒留去により得られる。
【0032】また、本発明は上記一般式(2)の化合物
またはその塩と、上記一般式(4)のEがCOまたはS
であり、L、L'が同一または異なる脱離基である
化合物と反応させ、続いて上記一般式(5)のGが水素
原子、置換基を有していてもよい直鎖、分岐鎖または環
状の低級アルキル基、置換基を有していてもよい複素環
基、置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基、置換
基を有していてもよいアラルキル基、置換基を有してい
てもよいヘテロアリールアルキル基であり、Dが酸素原
子またはNH、m’が1である化合物との反応により,
mが1である上記一般式(1)の置換アミノピリミジニ
ルアセトアミド誘導体の製造法である。
【0033】この製造法において使用される一般式
(4)の化合物におけるL、L'で表される同一または
異なる脱離基としては、上記一般式(3)の化合物にお
いてLで表される脱離基と同様な基が挙げられ、脱離基
の具体例も上記と同様である。一般式(4)の化合物と
しては例えば、ホスゲン、トリホスゲン、カルボニルジ
イミダゾール、塩化チオニル等が挙げられる。
【0034】この製造法において使用される一般式
(5)の化合物においてGで表される基における置換基
を有していてもよい直鎖、分岐鎖または環状の低級アル
キル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を
有していてもよい芳香族炭化水素基、置換基を有してい
てもよいアラルキル基、置換基を有していてもよいヘテ
ロアリールアルキル基としては、上記一般式(3)の化
合物においてGで表される基と同様な基が挙げられ、具
体例も上記と同様である。一般式(5)の化合物として
は例えば、4−ピリジンメタノール、4−ピリジルメチ
ルアミン、2−ピリジンメタノール、2−ピリジルメチ
ルアミン等が挙げられる。
【0035】この製造法における上記一般式(2)の化
合物またはその塩と、上記一般式(4)の化合物との反
応、及び引き続く上記一般式(5)との反応は、各工程
で後処理をしてもよいが、好ましくはワンポットで行
う。反応は無溶媒または溶媒中、必要に応じて塩基の存
在下で行われる。溶媒としては、反応に影響がなければ
特に限定されないが、非プロトン性溶媒が好ましい。よ
り好ましくはテトラヒドロフラン、エチレングリコール
ジメチルエーテルの様な環状あるいは非環状のエーテル
類、もしくはジメチルホルムアミド、ジメチルアセトア
ミド等アミド類が挙げられる。上記溶媒は単独でも、ま
たは混合溶媒としても使用する事ができる。
【0036】塩基を使用する場合の塩基としては、無機
塩基でも有機塩基でも構わないが、有機塩基が好まし
い。より好ましくは3級の非環状あるいは環状アミンが
挙げられ、例えばトリエチルアミン、ジイソプロピルエ
チルアミン、ピリジン、2,6−ルチジン等が挙げられ
る。反応温度に関する制限は特に無いが、0℃から50
℃の範囲で行う事が好ましい。
【0037】一般式(4)の化合物のモル数は、一般式
(2)の化合物のモル数と同等もしくは少過剰に用い
る。好ましくは一般式(4)の化合物を1から2モル当
量、より好ましくは1から1.5モル当量用いる。一般
式(5)の化合物のモル数は、一般式(4)の化合物の
モル数と同等もしくは少過剰に用いる。好ましくは一般
式(5)の化合物を1から2モル当量、より好ましくは
1から1.5モル当量用いる。反応により得られる上記
一般式(1)の化合物は、溶媒または過剰の反応試薬を
留去するか、反応液に蒸留水を加え、水と混和せず一般
式(1)の化合物を溶解する有機溶媒で抽出/乾燥・溶
媒留去により得られる。
【0038】ジカルボニル構造は溶媒和物、特に水和物
として存在する場合がある。従って溶媒和物も本発明に
使用される化合物及び本発明により製造される化合物に
包含される。また、ラセミ体、光学活性体も本発明に使
用される化合物及び本発明により製造される化合物に包
含される。
【0039】本発明により製造される化合物の例を表1
に示す。 表1
【0040】本発明に使用される一般式(2)の化合物
は通常の化学合成法によって製造可能であるが、例えば
Mが2−ピリジル基の化合物の塩酸塩の製造法は国際公
開WO98/09949号公報に記載がある。即ち、t
ert−ブトキシカルボニル誘導体を塩酸で加水分解す
る事により得られる。
【0041】
【実施例】以下に実施例を記述するが、本発明はこれら
の実施例に限定されるものではない。特に断りの無い限
り次の操作法を用いた。 (1)溶媒の溜去は、ロータリーエバポレーターを用
い、生成物及び溶媒により40℃から80℃の湯浴上で
5〜50mmHgの減圧下に行った; (2)核磁気共鳴(NMR)スペクトルの測定はVar
ian社製Gemini−200(200MHz)を用
い、化学シフト値は内部標準物質としてのテトラメチル
シラン(TMS)を基準としたppm値で記載した。検
出されたシグナルの形に関しては慣用的な略称を用い
た; (3)質量(Mass)スペクトルの測定はVG社製V
G AutoSpecを用い,EI法あるいはFAB法
で行なった;
【0042】実施例1 2−(5−ホルミルアミノ−6
−オキソ−2−フェニル−1,6−ジヒドロピリミジン
−1−イル)−N−{[3,4−ジオキソ−1−フェニ
ル−7−(2−ピリジルオキシ)]−2−ヘプチル}ア
セトアミド(化合物No.1)の合成 2−(5−アミノ−6−オキソ−2−フェニル−1,6
−ジヒドロピリミジン−1−イル)−N−{[3,4−
ジオキソ−1−フェニル−7−(2−ピリジルオキ
シ)]−2−ヘプチル}アセトアミドの粗精製体(59
3mg)に蟻酸(4.8mL)を加え、室温にて19時
間攪拌した。反応液をエバポレートした後、アセトン
(3mL)を加え更にエバポレートする操作を3度繰り
返し、ほとんどの蟻酸を除去した。得られた残渣にアセ
トン(5mL)を加え、摂氏50度で2時間攪拌した
後、水(5mL)を加え摂氏50度で更に4時間攪拌し
た。攪拌しながら室温まで冷却した後、析出固体を濾取
し、減圧乾燥することにより標題化合物(505mg)
を得た。 H−NMR(CDCl);2.00−2.16(2
H,m),2.76−3.09(3H,comple
x),3.23(1H,dd,5.4,14.1H
z),4.32(2H,t,J=6.4Hz),4.5
0(2H,d,J=1.3Hz)5.21−5.33
(1H,m),6.50(1H,d,J=6.6H
z),6.70(1H,d,J=8.3Hz),6.8
5(1H,ddd,J=0.9,5.1,7.1H
z),7.00−7.11(2H,m),7.14−
7.65(9H,complex),8.10(1H,
ddd,J=0.7,2.0,5.0Hz),8.24
(1H,br,s),9.10(1H,s):MS;m
/z=568(M+1)
【0043】実施例2 2−(5−アセチルアミノ−6
−オキソ−2−フェニル−1,6−ジヒドロピリミジン
−1−イル)−N−{[3,4−ジオキソ−1−フェニ
ル−7−(2−ピリジルオキシ)]−2−ヘプチル}ア
セトアミド(化合物No.2)の合成 2−(5−アミノ−6−オキソ−2−フェニル−1,6
−ジヒドロピリミジン−1−イル)−N−{[3,4−
ジオキソ−1−フェニル−7−(2−ピリジルオキ
シ)]−2−ヘプチル}アセトアミド2塩酸塩(50m
g)をテトラヒドロフラン(0.5ml)に懸濁し、氷
水冷下にトリエチルアミン(0.037ml、3.2等
量)及び塩化アセチル(0.007ml、1.2等量)
を加え、室温で3時間攪拌した。トリエチルアミン
(0.012ml)及び塩化アセチル(0.007m
l)を加えて終夜攪拌した。反応系に蒸留水を加えて酢
酸エチルで抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、有機
層をエバポレートした。得られた残差に酢酸エチル及び
ジイソプロピルエーテルを加え懸濁精製を行い標題化合
物(48.1mg)を白色結晶として得た。 H−NMR(CDCl);2.00−2.18(2
H,m),2.21(3H,s),2.75−3.28
(4H,complex),4.31(2H,t,J=
6.2Hz),4.50(2H,s),5.27−5.
39(1H,m),6.57(1H,d,J=6.5H
z),6.69(1H,d,J=8.4Hz),6.8
5(1H,ddd,J=0.93,4.0,7.1H
z),7.01−7.09(2H,complex),
7.15−7.30(3H,complex),7.3
5〜7.61(6H,complex),7.98(1
H,br.s),8.10(1H,ddd,J=0.7
7,2.0,6.0Hz),9.08(1H,s):M
S;m/z=582(M+1)
【0044】実施例3 2−[5−(4−ピリジルメチ
ルオキシカルボニルアミノ)−6−オキソ−2−フェニ
ル−1,6−ジヒドロピリミジン−1−イル)]−N−
{[3,4−ジオキソ−1−フェニル−7−(2−ピリ
ジルオキシ)]−2−ヘプチル}アセトアミド(化合物
No.3)の合成 2−(5−アミノ−6−オキソ−2−フェニル−1,6
−ジヒドロピリミジン−1−イル)−N−{[3,4−
ジオキソ−1−フェニル−7−(2−ピリジルオキ
シ)]−2−ヘプチル}アセトアミド2塩酸塩(65
6.5mg)のテトラヒドロフラン(10ml)懸濁液
に窒素雰囲気下、トリホスゲン(445mg)の塩化メ
チレン溶液(1ml)を氷水冷下に滴下し、45分間撹
拌した。更に、4−ピリジンメタノール(349mg)
を加え、摂氏3度で1時間、室温で終夜撹拌した。反応
液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルで抽出し、飽和食塩
水で洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、有機層を
エバポレートする事により標題化合物(544mg)を
得た。 H−NMR(CDCl);2.01−2.16(2
H,m),2.74−3.09(3H,comple
x),3.22(1H,dd,J=5.5,14.0H
z),4.31(2H,t,J=6.2Hz),4.5
0(2H,s),5.24(2H,s),5.26−
5.38(1H,m),6.59(1H,d,J=6.
8Hz),6.64−6.74(1H,m),6.84
(1H,ddd,J=0.9,6.0,7.2Hz),
7.00−7.69(14H,complex),8.
06〜8.14(1H,m),8.62(1H,dd,
J=1.6,4.5Hz),8.75(1H,s):M
S;m/z=675(M+H)
【0045】実施例4 2−(5−ベンジルアミノスル
ホニルアミノ−6−オキソ−2−フェニル−1,6−ジ
ヒドロピリミジン−1−イル)−N−{[3,4−ジオ
キソ−1−フェニル−7−(2−ピリジルオキシ)]−
2−ヘプチル}アセトアミド(化合物No.4)の合成 2−(5−アミノ−6−オキソ−2−フェニル−1,6
−ジヒドロピリミジン−1−イル)−N−{[3,4−
ジオキソ−1−フェニル−7−(2−ピリジルオキ
シ)]−2−ヘプチル}アセトアミド2塩酸塩(1.0
g)のテトラヒドロフラン(50ml)懸濁液に氷冷
下、2,6−ルチジン(0.62ml)、1モル濃度の
ベンジルアミノスルホニルクロリド/テトラヒドロフラ
ン溶液(1.52ml)を加え、0℃で1時間、室温で
1時間撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え酢酸エチル
で抽出し、飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸ナトリウム
で乾燥後、有機層をエバポレートする事により標題化合
物(602mg)を得た。 H−NMR(CDCl);1.95−2.10(2
H,m),2.68−2.92(2H,m),2.99
(1H,dd,J=7.7,14.0Hz),3.18
(1H,dd,J=5.6,14.1Hz),4.21
−4.29(4H,complex),4.46(2
h,s),5.24−5.34(1H,m),5.47
(1H,t,J=6.1Hz),6.64−6.72
(2H,complex),6.83(1H,ddd,
J=0.9,5.1,7.2Hz),7.02−7.0
9(1H,m),7.14−7.66(16H,com
plex),8.06−8.11(1H,m),8.1
5(1H,s):MS;m/z=709(M+1)。
【0046】実施例5 2−(5−ベンジルスルホニル
アミノ−6−オキソ−2−フェニル−1,6−ジヒドロ
ピリミジン−1−イル)−N−{[3,4−ジオキソ−
1−フェニル−7−(2−ピリジルオキシ)]−2−ヘ
プチル}アセトアミド(化合物No.5)の合成 2−(5−アミノ−6−オキソ−2−フェニル−1,6
−ジヒドロピリミジン−1−イル)−N−{[3,4−
ジオキソ−1−フェニル−7−(2−ピリジルオキ
シ)]−2−ヘプチル}アセトアミド2塩酸塩(760
mg)をピリジン(1.2ml)に溶解し、氷冷下、ベ
ンジルスルホニルクロリド(221mg)を加え摂氏0
度で1時間、室温で1時間撹拌した。反応溶液に飽和重
層水を加え酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で
洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、有機層をエバ
ポレートする事により、標題化合物(590mg)を黄
色固体として得た。 H−NMR(CDCl);1.92−2.09
(m,2H),2.66−3.26(4H,compl
ex),4.05−4.42(6H,comple
x),5.30−5.45(1H,m),6.63(1
H,d,J=6.6Hz),6.77−6.90(1
H,m),6.96(1H,d,J=7.0Hz),
7.08−7.63(16H,complex),8.
01−8.13(2H,complex),8.18
(1H,s):MS;m/z=694(M+1)
【0047】参考例 実施例に用いた2−(5−アミノ−6−オキソ−2−フ
ェニル−1,6−ジヒドロピリミジン−1−イル)−N
−{[3,4−ジオキソ−1−フェニル−7−(2−ピ
リジルオキシ)]−2−ヘプチル}アセトアミドの合成 2−(5−t−ブチルオキシカルボニルアミノ−6−オ
キソ−2−フェニル−1,6−ジヒドロピリミジン−1
−イル)−N−{[3,4−ジオキソ−1−フェニル−
7−(2−ピリジルオキシ)]−2−ヘプチル}アセト
アミド(640mg)をテトラヒドロフラン(5mL)
に溶解し、氷水冷却下攪拌した。濃塩酸(1.65m
L)を滴下し、室温にて7.5時間攪拌した。反応液を
冷却した後、3規定水酸化ナトリウム水溶液(6mL)
及び1規定炭酸水素ナトリウム水溶液(3mL)を順次
滴下した。酢酸エチル(10mL)を加え、水層を分離
した後、有機層を水(10mL)にて洗浄した。有機層
を無水硫酸ナトリウムで乾燥した後エバポレートするこ
とにより標題化合物(593mg)を得た。また、2−
(5−アミノ−6−オキソ−2−フェニル−1,6−ジ
ヒドロピリミジン−1−イル)−N−{[3,4−ジオ
キソ−1−フェニル−7−(2−ピリジルオキシ)]−
2−ヘプチル}アセトアミド2塩酸塩の合成は、2−
(5−t−ブチルオキシカルボニルアミノ−6−オキソ
−2−フェニル−1,6−ジヒドロピリミジン−1−イ
ル)−N−[3,4−ジオキソ−1−フェニル−7−
(2−ピリジルオキシ)−2−ヘプチル]アセトアミド
(371mg)を1.4−ジオキサン(5ml)に溶解
し、氷水冷下に4規定塩酸/1.4−ジオキサン(2.
9ml)を加えて室温で30分攪拌した。蒸留水(2m
l)を加えて更に一晩撹拌を続けた。反応液をエバポレ
ートして得られた残渣に塩化メチレン(2ml)を加え
て懸濁撹拌した後、析出固体を濾取する事により粗精製
標題化合物(352mg)を黄色固体として得た。 H−NMR(DMSO−d):1.94(2H,q
uint,J=6.7Hz)、2.58−3.20(4
H,complex)、4.27(2H,t,J=6.
7Hz)、4.44(1H,br.s)、4.45(1
H,br.s)、4.88−5.01(1H,m)、
6.78−6.94(1H,m)、6.96−7.08
(1H,m)、7.08−7.70(11H,comp
lex)、7.70−7.86(1H,m)、8.10
−8.20(1H,m)、8.90−9.05(1H,
m);MS:m/z=540(M+1)
【0048】
【発明の効果】上記の通り、塩基性条件下では不安定で
あると考えられたジカルボニル化合物を、本製造法を用
いる事により工程短く収率良くキマーゼ阻害作用を有す
る置換アミノピリミジニルアセトアミド誘導体に変換が
可能となり、該化合物の工業的製造が可能となった。こ
れによりキマーゼ阻害によって疾病の治療または予防を
する薬剤を、該疾患を有する患者もしくは医療提供者に
広く供給し得る事が期待される。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(2) 【化1】 [式中、Mは置換基を有していてもよい芳香族複素環基
    または芳香族炭化水素基を示す。]で表される化合物ま
    たはその塩を、一般式(3) G−(D)m−E−L (3) [式中、Gは水素原子、置換基を有していてもよい直
    鎖、分岐鎖または環状の低級アルキル基、置換基を有し
    ていてもよい複素環基、置換基を有していてもよい芳香
    族炭化水素基、置換基を有していてもよいアラルキル
    基、置換基を有していてもよいヘテロアリールアルキル
    基を示し、Dは酸素原子またはNHを示し、mは0また
    は1を示し、EはCOまたはSOを示し、Lは脱離基
    を示す。]で表される化合物と反応させる事を特徴とす
    る一般式(1) 【化2】 [式中、M、G、D、m及びEは上記と同じ意味を示
    す。]で表される置換アミノピリミジニルアセトアミド
    誘導体の製造法。
  2. 【請求項2】請求項1の一般式(2)で表される化合物
    またはその塩を、一般式(4) L'−E−L (4) [式中、EはCOまたはSOを示し、L、L'は同一
    または異なる脱離基を示す。]で表される化合物と反応
    させ、続いて一般式(5) G−(D)m’−H (5) [式中、Gは水素原子、置換基を有していてもよい直
    鎖、分岐鎖または環状の低級アルキル基、置換基を有し
    ていてもよい複素環基、置換基を有していてもよい芳香
    族炭化水素基、置換基を有していてもよいアラルキル
    基、置換基を有していてもよいヘテロアリールアルキル
    基を示し、Dは酸素原子またはNHを示し、m’は1を
    示す。]で表される化合物を反応させる事を特徴とする
    mが1である請求項1の一般式(1)で表される置換ア
    ミノピリミジニルアセトアミド誘導体の製造法。
  3. 【請求項3】Gが水素原子、置換基を有していてもよい
    直鎖または分岐鎖のC1〜C6のアルキル基、置換基を
    有していてもよい環状のC3〜C6のアルキル基、置換
    基を有していてもよい3〜6員環の複素環基、置換基を
    有していてもよい単環式芳香族炭化水素基、置換基を有
    していてもよいアラルキル基、置換基を有していてもよ
    いヘテロアリール(C1〜C6)アルキル基である請求
    項1または2記載の置換アミノピリミジニルアセトアミ
    ド誘導体の製造法。
  4. 【請求項4】Mが置換基を有していてもよいピリジル
    基、置換基を有していてもよいピリミジル基、置換基を
    有していてもよいピリダジル基または置換基を有してい
    てもよいピラジル基である請求項1乃至3のいずれか1
    項に記載の置換アミノピリミジニルアセトアミド誘導体
    の製造法。
  5. 【請求項5】Mが無置換のピリジル基である請求項1乃
    至4のいずれか1項に記載の置換アミノピリミジニルア
    セトアミド誘導体の製造法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005042499A1 (ja) * 2003-11-04 2005-05-12 Ajinomoto Co., Inc. ピリミジン誘導体および中間体の製造方法
US7358368B2 (en) 2003-11-04 2008-04-15 Ajinomoto Co., Inc. Azlactone compound and method for preparation thereof

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WO2005042499A1 (ja) * 2003-11-04 2005-05-12 Ajinomoto Co., Inc. ピリミジン誘導体および中間体の製造方法
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