JP2003104859A - 日焼け止め化粧料 - Google Patents

日焼け止め化粧料

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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用感が良好で安定性に優れたO/W型日焼け
止め化粧料を提供する。 【解決手段】(A)ポリアクリル酸アミド、(B)酸化
亜鉛及び/又は酸化チタン、(C)シリコーンオイル、
並びに(D)エタノールを含有し、更には(E)エデト
酸及び/又はその塩、(F)キサンタンガム、ポリビニ
ルアルコール、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸
・メタクリル酸アルキル共重合体等の水溶性高分子を含
有することを特徴とするO/W型日焼け止め化粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、日焼け止め化粧料
に関し、更に詳しくは、使用感が良好で安定性に優れた
O/W型日焼け止め化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
日焼け止め化粧料としては、酸化亜鉛及び酸化チタン等
の顔料、並びに油分を主成分とするW/O型日焼け止め
化粧料が用いられてきた。
【0003】W/O型日焼け止め化粧料は顔料分散性に
優れ、高い日焼け止め効果を有する反面、顔料の白浮
き、ヨレ、油分によるべたつき感を生じ、高使用感を得
るのが困難であるという欠点を有していた。
【0004】そこで高使用感を得ることを目的として、
O/W系での処方が検討されてきたが、O/Wの系では
顔料が経時で凝集・沈殿してしまう等、顔料の分散安定
性が悪いという欠点を有していた。したがって、顔料の
分散安定性が良く、高使用感のO/W型日焼け止め化粧
料の開発が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記事情に鑑み、本発明
者は鋭意研究を重ねた結果、酸化亜鉛及び/又は酸化チ
タン、並びにシリコーンオイルを含有する油性成分を、
ポリアクリル酸アミドを含有するジェル組成物で乳化
し、更にエタノールを含有させることで、安定性の高
い、高使用感のO/W型日焼け止め化粧料が得られるこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち本発明の請求項1は、(A)ポリ
アクリル酸アミド、(B)酸化亜鉛及び/又は酸化チタ
ン、(C)シリコーンオイル、並びに(D)エタノール
を含有することを特徴とするO/W型日焼け止め化粧料
である。
【0007】また本発明の請求項2は、更に(E)エデ
ト酸及び/又はその塩を含有することを特徴とする請求
項1記載のO/W型日焼け止め化粧料である。
【0008】また本発明の請求項3は、更に(F)水溶
性高分子を含有することを特徴とする請求項1又は2に
記載のO/W型日焼け止め化粧料である。
【0009】また本発明の請求項4は、(F)水溶性高
分子が、キサンタンガムであることを特徴とする請求項
3記載のO/W型日焼け止め化粧料である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について説明
する。
【0011】本発明で用いられる(A)ポリアクリル酸
アミドは、分子量1000〜5000000のものが好
ましく、軽質流動イソパラフィン、流動パラフィン、揮
発性イソパラフィン等の炭化水素、及びPOEアルキル
エーテル、POEソルビタン脂肪酸エステル等の非イオ
ン性界面活性剤と共に、水中に分散されたジェル組成物
としても使用可能である。
【0012】ジェル組成物中のポリアクリル酸アミドの
配合量は、ジェル組成物の総量を基準として、1〜80
質量%(以下、%と略す)が好ましく、特に好ましくは
10〜50%である。
【0013】このようなジェル組成物としては、具体的
には、商品名:セピゲル305、501(SEPPIC
社製)が挙げられる。またジェル組成物の配合量は、O
/W型日焼け止め化粧料の総量を基準として、1〜10
%が好ましく、特に好ましくは1〜5%である。配合量
が1%未満では顔料の分散安定性が悪くなる場合があ
り、また10%を越える配合量では、ヨレが生じ易く、
使用感が悪くなる場合がある。
【0014】本発明で用いられる酸化亜鉛は、通常化粧
料原料として使用されているものであれば特に制限され
ず、平均粒子径、及び球状、棒状、紡錘状、針状、不定
形状等の形状にも制限されるものではない。更にそれら
に表面処理を施したものでも良く、表面処理の方法とし
ては、メチルハイドロジェンポリシロキサン、メチルポ
リシロキサン等によるシリコーン処理、トリエトキシシ
ラン等によるシラン処理、パーフルオロアルキルリン酸
エステル、パーフルオロアルコール等によるフッ素処
理、N−アシルグルタミン酸等によるアミノ酸処理、レ
シチン処理、金属石鹸処理、脂肪酸処理、アルキルリン
酸エステル処理等が挙げられ、これらを1種単独又は2
種以上を組み合わせて用いることができる。
【0015】本発明で用いられる酸化チタンは、通常化
粧料原料として使用されているものであれば特に制限さ
れず、平均粒子径、球状、棒状、紡錘状、針状、不定形
状等の形状、アナターゼ型、ルチル型、ブルッカイト型
等の結晶型にも制限されるものではない。更にそれらに
表面処理を施したものでも良く、表面処理の方法として
は、メチルハイドロジェンポリシロキサン、メチルポリ
シロキサン等によるシリコーン処理、トリエトキシシラ
ン等によるシラン処理、パーフルオロアルキルリン酸エ
ステル、パーフルオロアルコール等によるフッ素処理、
N−アシルグルタミン酸等によるアミノ酸処理、レシチ
ン処理、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸亜鉛
等による金属石鹸処理、脂肪酸処理、アルキルリン酸エ
ステル処理等が挙げられ、これらを1種単独又は2種以
上を組み合わせて用いることができる。
【0016】本発明で用いられる(B)酸化亜鉛及び/
又は酸化チタンの配合量は、O/W型日焼け止め化粧料
の総量を基準として、0.1〜30%が好ましく、特に
好ましくは1〜15%である。配合量が0.1%未満で
は十分な紫外線防御効果が得られない場合があり、また
30%を越える配合量では、安定性が悪くなる場合があ
る。
【0017】本発明で用いられる(C)シリコーンオイ
ルは、通常化粧料原料として使用されているものであれ
ば特に制限されず、例えば、ジメチルポリシロキサン、
メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェン
ポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、
オクタメチルシクロテトラシロキサン、ドデカメチルシ
クロヘキサシロキサン、テトラメチルテトラハイドロジ
ェンシクロテトラシロキサン等の鎖状又は環状のシリコ
ーンオイルが挙げられるが、デカメチルシクロペンタシ
ロキサンは、使用感に優れ、特に好ましい。
【0018】本発明で用いられる(C)シリコーンオイ
ルの配合量は、O/W型日焼け止め化粧料の総量を基準
として、0.1〜20%が好ましく、特に好ましくは1
〜10%である。配合量が0.1%未満ではさっぱりと
した感触が得られず、使用感が悪くなる場合があり、ま
た20%を越える配合量では、安定性が悪くなる場合が
ある。
【0019】本発明で用いられる(D)エタノールの配
合量は、O/W型日焼け止め化粧料の総量を基準とし
て、0.1〜50%が好ましく、特に好ましくは1〜2
0%である。配合量が0.1%未満ではさっぱりとした
感触が得られず、使用感が悪くなる場合があり、また5
0%を越える配合量では、安定性が悪くなる場合があ
る。
【0020】本発明のO/W型日焼け止め化粧料は、更
に(E)エデト酸及び/又はその塩を配合することによ
り、安定性が向上する。本発明で用いられるエデト酸及
びその塩としては、例えば、エデト酸、エデト酸二ナト
リウム、エデト酸二ナトリウムカルシウム、エデト酸三
ナトリウム、エデト酸四ナトリウム、エデト酸カリウ
ム、エデト酸トリエタノールアミン等が挙げられ、特に
エデト酸二ナトリウムが好ましい。その配合量はO/W
型日焼け止め化粧料の総量を基準として、0.001〜
0.1%が好ましく、特に好ましくは0.01〜0.0
5%である。
【0021】本発明のO/W型日焼け止め化粧料は、更
に(F)水溶性高分子を配合することにより、使用感及
び安定性が向上する。本発明で用いられる水溶性高分子
は、本発明の(A)成分であるポリアクリル酸アミド以
外のものであり、例えば、キサンタンガム、ポリビニル
アルコール、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・
メタクリル酸アルキル共重合体等が挙げられ、特にキサ
ンタンガムが使用感及び安定性に優れ、好ましい。その
配合量はO/W型日焼け止め化粧料の総量を基準とし
て、0.01〜5%が好ましく、特に好ましくは0.0
5〜1%である。
【0022】本発明のO/W型日焼止め化粧料は、上記
必須成分に加え、有機系紫外線吸収剤を配合することに
より、より高い紫外線防御効果を得ることができる。本
発明で用いられる有機系紫外線吸収剤としては、例え
ば、パラメトキシケイ皮酸ベンジル、パラメトキシケイ
皮酸2−エチルヘキシル、パラメトキシケイ皮酸2−エ
トキシエチル、ジパラメトキシケイ皮酸モノ−2−エチ
ルヘキサン酸グリセリル、パラメトキシケイ皮酸イソプ
ロピル・ジイソプロピルケイ皮酸エステル混合物等のケ
イ皮酸系紫外線吸収剤、ヒドロキメトキシベンゾフェノ
ン、ヒドロキメトキシベンゾフェノンスルホン酸、ヒド
ロキメトキシベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム、ジ
ヒドロキメトキシベンゾフェノン、ジヒドロキメトキシ
ベンゾフェノンジスルホン酸ナトリウム、ジヒドロキシ
ベンゾフェノン、テトラヒドロキシベンジフェノン等の
ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、パラアミノ安息香酸、
パラアミノ安息香酸エチル、パラアミノ安息香酸グリセ
リル、パラジメチルアミノ安息香酸アミル、パラジメチ
ルアミノ安息香酸オクチル、4−[N,N−ジ(2−ヒ
ドロキシプロピル)アミノ]安息香酸エチル等の安息香
酸エステル系紫外線吸収剤、サリチル酸エチレングリコ
ール、サリチル酸フェニル、サリチル酸オクチル、サリ
チル酸ベンジル、サリチル酸p−tert−ブチルフェ
ニル、サリチル酸ホモメンチル等のサリチル酸系紫外線
吸収剤、2,4,6−トリアニリノ−p−(カルボ−
2’−エチルヘキシル−1’−オキシ)−1,3,5−
トリアジン等のトリアジン系紫外線吸収剤、4−ter
t−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、オキ
シベンゾン、アントラニル酸メンチル、2−(2−ヒド
ロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、ジ
メトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオ
ン酸2−エチルヘキシル、2−フェニルベンズイミダゾ
ール−5−スルホン酸等が挙げられ、これらを1種単独
又は2種以上を組み合わせて配合することができる。好
ましい配合量は、O/W型日焼け止め化粧料の総量を基
準として、0.1〜10%である。
【0023】本発明のO/W型日焼け止め化粧料には上
記成分の他に、目的に応じて本発明の効果を損なわない
量的質的範囲内で、セタノール、ベヘニルアルコール、
ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、ラ
ウリルアルコール、ヘキサデシルアルコール、オクチル
ドデカノール等の高級アルコール類、ステアリン酸、ミ
リスチン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、ウンデシ
レン酸等の脂肪酸類、ミリスチン酸オクチルドデシル、
パルミチン酸セチル、ミリスチン酸ミリスチル、ラウリ
ン酸ヘキシル、オレイン酸デシル、ミリスチン酸イソプ
ロピル、ジメチルオクタン酸へキシルデシル、モノステ
アリン酸グリセリン、トリオクタン酸グリセリン、フタ
ル酸ジエチル、モノステアリン酸エチレングリコール、
オキシステアリン酸オクチル等のエステル類、コレステ
ロール、フィトステロール等のステロール類、分岐脂肪
酸コレステロールエステル、マカデミアナッツ油脂肪酸
フィトステロールエステル、ステアリン酸コレステリ
ル、オレイン酸コレステロールエステル等のステロール
脂肪酸エステル類、流動パラフィン、ワセリン、スクワ
ラン等の炭化水素類、ミツロウ、モクロウ、カルナバロ
ウ等のロウ類、米糠油、オリーブ油、大豆油、米胚芽
油、ホホバ油、ヒマシ油、紅花油、ヒマワリ油、オリー
ブ油、マカデミアナッツ油等の油脂類、ジプロピレング
リコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、
プロピレングリコール、ソルビトール、マルチトール、
ジグリセリン等の保湿剤、セチル硫酸ナトリウム、N−
ステアロイル−L−グルタミン酸塩等の陰イオン界面活
性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキ
シエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン多価ア
ルコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマ
シ油、多価アルコール脂肪酸エステル、ポリグリセリン
脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル等の非イオン界面
活性剤、テトラアルキルアンモニウム塩等の陽イオン界
面活性剤、ベタイン型、スルホベタイン型、スルホアミ
ノ酸型等の両性界面活性剤、レシチン、水素添加レシチ
ン、リゾフォスファチジルコリン、セラミド、セレブロ
シド等の天然系界面活性剤、ポリエーテル変性シリコー
ン、アミノ変性シリコーン等のシリコーン系界面活性
剤、カミツレ、センブリ、アロエ、モモ、カロット、ス
ギナ、クワ、桃の葉、セージ、ビワ葉、キュウカンバ
ー、セイヨウキズタ、ハイビスカス、ウコン、ローズマ
リー、オウゴン、チョウジ、フェンネル、プルーン、甘
草等の植物エキス、ビタミンA類、B類、C類、E類等
のビタミン類、酸化防止剤、防腐剤、消炎剤、香料等の
通常化粧料に配合される他の成分を適宜配合することが
可能である。
【0024】
【実施例】次に、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明は以下の実施例にのみ限定されるものでは
ないことは言うまでもない。配合量は、全て質量%であ
る。
【0025】実施例に記載の試験方法は下記の通りであ
る。
【0026】<安定性試験>試料を0℃、30℃、45
℃の恒温槽に保管し、下記基準により安定性を評価し
た。 [評価] ◎:分離・離しょう、又は粘度変化することなく安定で
あるのが、6ヶ月以上であった。 ○:分離・離しょう、又は粘度変化することなく安定で
あるのが、1ヶ月以上、6ヶ月未満であった。 △:分離・離しょう、又は粘度変化することなく安定で
あるのが、2週間以上、1ヶ月未満であった。 ×:分離・離しょう、又は粘度変化することなく安定で
あるのが、2週間未満であった。
【0027】<使用性評価試験>試料について、女性パ
ネラー20名により官能試験を行い、「のび」、「肌な
じみ」、「さっぱり感」、「塗布後の白浮き」の各項目
について下記基準により評価し、その平均点にて判定し
た。 [評価] 5点:非常に良好 4点:良好 3点:普通 2点:やや不良 1点:不良 [判定] ◎:平均点4.5点以上 ○:平均点3.5点以上、4.5点未満 △:平均点2.5点以上、3.5点未満 ×:平均点2.5点未満
【0028】実施例1〜2、比較例1〜2 表1に示す成分及び下記の製造方法により、O/W型日
焼け止め化粧料を調製し、上記安定性試験及び使用性評
価試験を行った。その結果を表1に併せて示す。
【0029】
【表1】
【0030】・セピゲル501(*1):SEPPIC
社製
【0031】<製造方法> A:成分7〜11を室温にて高速ミキサーにて均一に混
合する。 B:成分1〜6を室温にて高速ミキサーにて均一に混合
する。 成分Bを成分Aに添加し室温にて高速ミキサーにて均一
に混合する。
【0032】表1からも明らかなように、本発明に係る
実施例のO/W型日焼け止め化粧料は、比較例のO/W
型日焼け止め化粧料と比較して、安定性及び使用感にお
いて優れたものであった。
【0033】実施例3 下記に示す成分及び常法に従い、O/W型日焼け止め乳
液を調製した。該O/W型日焼け止め乳液は、安定性及
び使用感に優れたものであった。 (成分) (質量%) ・パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 7.5 ・4−tert−ブチル−4’− メトキシジベンゾイルメタン 1.0 ・ミリスチン酸イソセチル 3.0 ・シリコーン処理酸化亜鉛 5.0 ・シラン処理酸化チタン 3.0 ・スクワラン 5.0 ・デカメチルシクロペンタシロキサン 3.0 ・ジメチルポリシロキサン 2.0 ・セピゲル501 3.5 (SEPPIC社製) ・エタノール 15.0 ・エデト酸二ナトリウム 0.01 ・キサンタンガム 0.1 ・ニコチン酸アミド 0.01 ・精製水 残 量
【0034】実施例4 下記に示す配合処方及び常法に従い、O/W型日焼け止
め乳液を調製した。該O/W型日焼け止め乳液は、安定
性及び使用感に優れたものであった。 (成分) (質量%) ・パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 5.0 ・4−tert−ブチル−4’− メトキシジベンゾイルメタン 1.0 ・球状シリコン粉体 3.0 [商品名:トスパール(東芝シリコーン社製)] ・ミリスチン酸イソセチル 3.0 ・シリコーン処理酸化亜鉛 5.0 ・シラン処理酸化チタン 3.0 ・デカメチルシクロペンタシロキサン 2.0 ・ジメチルポリシロキサン 2.0 ・セピゲル501 3.5 (SEPPIC社製) ・エタノール 15.0 ・エデト酸二ナトリウム 0.01 ・アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.1 ・ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.1 ・精製水 残 量
【0035】尚、いずれの実施例の組成物を使用した場
合にも、皮膚に炎症、その他副作用と考えられる症状は
発現せず、本発明に係るO/W型日焼け止め化粧料は安
全性にも優れることが明らかであった。
【0036】
【発明の効果】上述したように、本発明のO/W型日焼
け止め化粧料が、使用感が良好で、安定性に優れること
は明らかである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)ポリアクリル酸アミド、(B)酸
    化亜鉛及び/又は酸化チタン、(C)シリコーンオイ
    ル、並びに(D)エタノールを含有することを特徴とす
    るO/W型日焼け止め化粧料。
  2. 【請求項2】 更に(E)エデト酸及び/又はその塩を
    含有することを特徴とする請求項1記載のO/W型日焼
    け止め化粧料。
  3. 【請求項3】 更に(F)水溶性高分子を含有すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のO/W型日焼け止
    め化粧料。
  4. 【請求項4】 (F)水溶性高分子が、キサンタンガム
    であることを特徴とする請求項3記載のO/W型日焼け
    止め化粧料。
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