JP2003102820A - 二酸化塩素式殺菌消臭装置 - Google Patents
二酸化塩素式殺菌消臭装置Info
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Abstract
ペース的な二酸化塩素式殺菌消臭装置を提供する。 【解決手段】 二酸化塩素式殺菌消臭装置は、固形また
はゲル状の二酸化塩素5を収納する容器6と、この二酸
化塩素5を容器6の外側から直接的に加熱するヒータ7
と、二酸化塩素5の加熱によって蒸発した二酸化塩素ガ
スを運び去る空気流を発生するためのファン2とを備え
ている。
Description
対象物に接触させることによって殺菌、消臭および消毒
するための二酸化塩素式殺菌消臭装置に関する。
れていること以前から認められていたが、取り扱いの難
しさから使用が限定されていた。そこで誰でも安心して
使用できるように開発されたのが安定化二酸化塩素(Cl
O2)(以下、単に二酸化塩素という) である。
素酸ソーダに代わってプール用殺菌剤として0.1 〜0.4p
pmでの使用、小麦粉の殺菌・漂白に許可している。近年
二酸化塩素は、次亜塩素酸に代わるものとして、全市場
に採用拡大傾向にある。
おり、水道水、航空機内飲料水、食品の殺菌、鮮度維
持、各種工場・事業所の排水処理、クリーニング等幅広
い用途で使用されている。
開平11−285525号公報によって知られている。
この装置は、ゲル状の二酸化塩素を収納する容器と、空
気を加熱する温度調節器付ヒータと、このヒータによっ
て暖められた空気をゲル状二酸化塩素収納容器に吹き込
むファンとを備えている。
吹きつけ、この空気の熱によって二酸化塩素ガスを蒸発
させる。そのため、空気を加熱するのに大型のヒータ(
例えば300 〜500W) を使用する必要があり、電力消費が
多く、冷暖房の空調に影響を与えるという欠点がある。
化塩素ガスを蒸発させる構造のため、空気の案内通路が
複雑で、大きなスペースを必要とする。
は、電力消費が少なくて済み、構造が簡単で省スペース
的な二酸化塩素式殺菌消臭装置を提供することである。
は、固形またはゲル状の二酸化塩素を収納する容器と、
この二酸化塩素を容器の外側から直接的に加熱するヒー
タと、二酸化塩素の加熱によって蒸発した二酸化塩素ガ
スを運び去る空気流を発生するためのファンとを備えた
二酸化塩素式殺菌消臭装置によって解決される。
は、二酸化塩素をその収納容器の外側からヒータによっ
て直接的に加熱するようにしたので、ヒータの電力消費
が少なくて済み、従ってヒータを例えば12Wとするこ
とができる。
運び去るために、コンパクトな二酸化塩素ガス発生装置
をこの空気流内に配置するだけでよいので、本装置は構
造が簡単で省スペース的である。
場合、容器が金網または多数の穴を有し、この金網また
は穴を経て空気流が容器内を通過するようにすることが
望ましい。
る場合、容器の上側が開放しているかまたは容器の上側
部分が多数の穴を有し、この開口または穴を経て空気流
が二酸化塩素ガスを運び去るようにすることが望まし
い。
の形態による二酸化塩素式殺菌消臭装置を詳しく説明す
る。
視図、図2は水平断面図である。本装置は左側に空気入
口1を備えている。この空気入口1からファン2によっ
て装置内に吸い込まれた空気は、二酸化塩素ガス発生器
3の周りとその中を通過し、二酸化塩素ガスと共に、装
置右側の出口4から排出される。この場合、空気入口1
にフィルタを設けてもよい。
図4は縦断面図である。この二酸化塩素ガス発生器3は
錠剤のような固形の二酸化塩素5を収納する容器6と、
二酸化塩素を加熱するためのヒータ7と、断熱材8とを
備えている。
て二酸化塩素ガスが蒸発する。この二酸化塩素ガスの、
温度に対する濃度変化を図5に示す。この図5から判る
ように、約30°Cで濃度が最も高い。
ねじ込み装着可能なキャップ10と、筒状金網11とか
らなっている。筒9の上部とキャップ10の上面には穴
12,13が形成されている。それによって、空気は筒
状金網11と穴12,13を経て容器6を通過可能であ
る。
ワットの)リボンヒータとして形成されている。ヒータ
7は更に、或る温度以上に温度が上がらないようにする
ための自己温度調節機能を有する。ヒータ7は金属製の
筒9の周りに巻付けられ、この筒9を介しての熱伝導に
よって二酸化塩素5を加熱する。図4にはヒータ7用の
プラグコード14が示してある。
ている。この断熱材8と、同様に断熱材によって形成さ
れた台15との間に、上記の筒状金網11が装着されて
いる。
殺菌消臭すべき空間内に配置されるかまたはその出口4
を殺菌消臭すべき対象に向けて配置される。装置のスイ
ッチを入れることにより、ヒータ7が二酸化塩素5を加
熱し、ファン2が空気流を発生する。二酸化塩素5の加
熱により、二酸化塩素ガスが蒸発する。空気入口1から
吸い込まれた空気は、この二酸化塩素ガス発生器3の周
りとその中を通過することにより、二酸化塩素ガスを一
緒に運んで出口4から排出する。この二酸化塩素ガスは
上記の空間または対象を殺菌する。
に、食品工場、例えば精肉工場、病院、例えば寝たきり
老人の居住、乗り物の室内を殺菌消臭するために適して
いるが、その他の殺菌消臭にも勿論使用可能である。
て固形のものを使用したが、ゲル状の二酸化塩素を用い
てもよい。このゲル状の二酸化塩素も本発明に従ってヒ
ータで直接的に加熱される。そのために、ゲル状の二酸
化塩素を収納する容器6は、収納のために下側が閉鎖さ
れ、そして蒸発した二酸化塩素ガスを空気によって運び
去ることができるようにするために、上側が開放してい
るかまたは上側部分に多数の穴を有する。
る。
である。
る。
グラフである。
Claims (3)
- 【請求項1】 固形またはゲル状の二酸化塩素を収納す
る容器と、この二酸化塩素を容器の外側から直接的に加
熱するヒータと、二酸化塩素の加熱によって蒸発した二
酸化塩素ガスを運び去る空気流を発生するためのファン
とを備えた二酸化塩素式殺菌消臭装置。 - 【請求項2】 容器が金網または多数の穴を有し、この
金網または穴を経て空気流が容器内を通過することを特
徴とする請求項1記載の二酸化塩素式殺菌消臭装置。 - 【請求項3】 容器の上側が開放しているかまたは容器
の上側部分が多数の穴を有し、この開口または穴を経て
空気流が二酸化塩素ガスを運び去ることを特徴とする請
求項1記載の二酸化塩素式殺菌消臭装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001301065A JP4850373B2 (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 二酸化塩素式殺菌消臭装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP4850373B2 JP4850373B2 (ja) | 2012-01-11 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004321789A (ja) * | 2003-04-10 | 2004-11-18 | Yoshihiro Mitsui | 芳香剤およびこれを用いた芳香装置 |
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-
2001
- 2001-09-28 JP JP2001301065A patent/JP4850373B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR102285411B1 (ko) | 2019-08-12 | 2021-08-03 | 이준식 | 공간 살균 탈취 장치 |
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JP4850373B2 (ja) | 2012-01-11 |
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