JP2003102117A - コルゲートチューブ - Google Patents

コルゲートチューブ

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JP2003102117A
JP2003102117A JP2001289734A JP2001289734A JP2003102117A JP 2003102117 A JP2003102117 A JP 2003102117A JP 2001289734 A JP2001289734 A JP 2001289734A JP 2001289734 A JP2001289734 A JP 2001289734A JP 2003102117 A JP2003102117 A JP 2003102117A
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JP
Japan
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electric wire
corrugated tube
system circuit
restraint portion
electric
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Abandoned
Application number
JP2001289734A
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English (en)
Inventor
Masanori Kunugi
正則 功刀
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高電圧系回路の電線による低電圧系回路への
電磁ノイズによる悪影響を防止する。 【解決手段】 14V系回路の電線W1を挿通する第1
電線拘束部2と、42V系回路の電線W2を挿通する第
2電線拘束部3と、第1電線拘束部2と第2電線拘束部
3との間を所定の間隔Lで連結する連結部4とを一体に
備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コルゲートチュー
ブに関する。
【0002】
【従来の技術】現行の自動車の車両電源は、14Vの低
電圧であるが、近年、自動車の燃費に有利なモータ・ジ
ェネレータを搭載した42Vの高電圧自動車の開発が進
んでいる。このような車両電装部品の42V化に伴い、
42V系負荷と14V系負荷との混在が予想され、42
V系回路の電線と14V系回路の電線とを引き回す必要
がある。そして、このような2系統の電線が同じルート
で配索される箇所にコルゲートチューブを使用する場合
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単一の
コルゲートチューブ内に42V系回路の電線と14V系
回路の電線とが配置されると、14V系回路が42V系
回路の電線で発生する電磁ノイズの影響を受けるおそれ
が十分にあり、その対策が必要である。
【0004】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、低電圧系回路の電線と高電圧
系回路の電線とを配索するものにあって、高電圧系回路
の電線から発生する電磁ノイズによる低電圧系回路への
悪影響を防止できるコルゲートチューブを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、低電
圧系回路の電線を内部に挿通し、且つ、可撓性を有する
第1電線拘束部と、高電圧系回路の電線を内部に挿通
し、且つ、可撓性を有する第2電線拘束部と、前記第1
電線拘束部と前記第2電線拘束部との間を互いの回路に
電磁ノイズによる悪影響が殆ど出ない程度の間隔を開け
て連結する連結部とを一体に備えたことを特徴とする。
【0006】このコルゲートチューブでは、高電圧系回
路の電線と低電圧系回路の電線とはそれぞれ別の拘束部
内で、且つ、所定の間隔を置いて配索される。
【0007】請求項2の発明は、請求項1記載のコルゲ
ートチューブであって、前記連結部は、薄肉な板形状で
あることを特徴とする。
【0008】このコルゲートチューブでは、請求項1の
発明の作用に加え、連結部も撓み易い。
【0009】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
記載のコルゲートチューブであって、前記第1電線拘束
部及び前記第2電線拘束部には、電線の挿通方向の全域
にスリットを設けたことを特徴とする。
【0010】このコルゲートチューブでは、請求項1又
は請求項2の発明の作用に加え、各電線を第1電線拘束
部及び第2電線拘束部の内部にスリットより挿入でき
る。
【0011】請求項4の発明は、請求項1〜請求項3記
載のコルゲートチューブであって、前記第1電線拘束部
及び前記第2電線拘束部は、電磁シールド部材にて形成
されたことを特徴とする。
【0012】このコルゲートチューブでは、請求項1〜
請求項3の発明の作用に加え、高電圧系回路の電線から
発生する電磁ノイズによる低電圧系回路への悪影響を確
実に防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0014】図1及び図2は本発明の一実施形態を示
し、図1はコルゲートチューブの斜視図、図2はコルゲ
ートチューブの横断面図である。
【0015】図1及び図2に示すように、コルゲートチ
ューブ1は、第1電線拘束部2と第2電線拘束部3とこ
れらを連結する連結部4とから構成されている。第1電
線拘束部2及び第2電線拘束部3は、それぞれ蛇腹状の
円筒形状であり、蛇腹部分の伸縮によって可撓性を有し
ている。第1電線拘束部2及び第2電線拘束部3の各内
部には、電線挿通孔2a,3aが設けられており、第1
電線拘束部1の電線挿通孔2aには低電圧系回路である
14V系回路の複数の電線W1が、第2電線拘束部3の
電線挿通孔3aには高電圧系回路である42V系回路の
複数の電線W2がそれぞれ挿通されている。連結部4
は、薄肉な板形状を有し、14V系回路の電線W1と4
2V系回路の電線W2とが互いに電磁ノイズによる悪影
響の殆ど出ない程度の間隔Lで第1電線拘束部2と第2
電線拘束部3との間を連結している。
【0016】そして、このように構成されたコルゲート
チューブ1は、車体のドアー取り付け部分からドアーの
内部に引き回されるワイヤーハーネスW1,W2の境界
箇所に装着される。
【0017】上記構成のコルゲートチューブ1では、1
4V系回路の複数の電線W1と42V系回路の複数の電
線W2とはそれぞれ別の拘束部2,3内に配置され、且
つ、双方の電線W1,W2が所定の間隔Lを置いて配索
されるため、42V系回路の電線W2による14V系回
路への電磁ノイズによる悪影響を防止できる。
【0018】又、この実施形態では、連結部4は薄肉な
板形状であるので、連結部4も撓み易いため、コルゲー
トチューブ1が配索し易い。
【0019】又、第1電線拘束部2及び第2電線拘束部
3には、図1及び図2にて仮想線で示すように、電線W
1,W2の挿通方向の全域にスリット10を設けても良
い。このようなスリット10を設ければ、各電線W1,
W2を第1電線拘束部2及び第2電線拘束部3の内部に
スリット10を広げることで挿入できるため、電線W
1,W2が取り付け易くなる。
【0020】又、第1電線拘束部2及記第2電線拘束部
3を電磁シールド部材にて形成しても良い。このように
構成すれば、42V系回路の電線W2から発生する電磁
ノイズによる14V系回路への悪影響を確実に防止でき
る。
【0021】尚、前記実施形態によれば、高電圧系回路
が42Vであり、低電圧系回路が14Vであるが、各電
源電圧値(42V,14V)はこれに限定されるもので
はない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、低電圧系回路の電線を挿通する第1電線拘束部
と、高電圧系回路の電線を挿通する第2電線拘束部と、
これらの間を所定の間隔で連結する連結部とを一体に備
えたので、高電圧系回路の電線と低電圧系回路の電線と
はそれぞれ別の拘束部内で、且つ、所定の間隔を置いて
配索されるため、高電圧系回路の電線による低電圧系回
路への電磁ノイズによる悪影響を防止できる。
【0023】請求項2の発明によれば、請求項1記載の
コルゲートチューブであって、連結部は薄肉な板形状で
あるので、請求項1の発明の効果に加え、連結部も撓み
易いため、コルゲートチューブを配索し易い。
【0024】請求項3の発明によれば、請求項1又は請
求項2記載のコルゲートチューブであって、第1電線拘
束部及び第2電線拘束部にはスリットを設けたので、請
求項1又は請求項2の発明の効果に加え、各電線を第1
電線拘束部及び第2電線拘束部の内部にスリットより挿
入できるため、電線を取り付け易い。
【0025】請求項4の発明によれば、請求項1〜請求
項3記載のコルゲートチューブであって、第1電線拘束
部及び第2電線拘束部を電磁シールド部材にて形成した
ので、請求項1〜請求項3の発明の効果に加え、高電圧
系回路の電線から発生する電磁ノイズによる低電圧系回
路への悪影響を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、コルゲートチュー
ブの斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態を示し、コルゲートチュー
ブの横断面図である。
【符号の説明】
1 コルゲートチューブ 2 第1電線拘束部 3 第2電線拘束部 4 連結部 10 スリット W1 14V系回路の電線(低電圧系回路の電線) W2 42V系回路の電線(高電圧系回路の電線)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低電圧系回路の電線を内部に挿通し、且
    つ、可撓性を有する第1電線拘束部と、高電圧系回路の
    電線を内部に挿通し、且つ、可撓性を有する第2電線拘
    束部と、前記第1電線拘束部と前記第2電線拘束部との
    間を互いの回路に電磁ノイズによる悪影響が殆ど出ない
    程度の間隔を開けて連結する連結部とを一体に備えたこ
    とを特徴とするコルゲートチューブ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコルゲートチューブであ
    って、 前記連結部は、薄肉な板形状であることを特徴とするコ
    ルゲートチューブ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のコルゲート
    チューブであって、 前記第1電線拘束部及び前記第2電線拘束部には、電線
    の挿通方向の全域にスリットを設けたことを特徴とする
    コルゲートチューブ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3記載のコルゲートチ
    ューブであって、 前記第1電線拘束部及び前記第2電線拘束部は、電磁シ
    ールド部材にて形成されたことを特徴とするコルゲート
    チューブ。
JP2001289734A 2001-09-21 2001-09-21 コルゲートチューブ Abandoned JP2003102117A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007259654A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Yazaki Corp ワイヤハーネス

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