JP2003101663A - 画像通信端末装置 - Google Patents

画像通信端末装置

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JP2003101663A
JP2003101663A JP2001289927A JP2001289927A JP2003101663A JP 2003101663 A JP2003101663 A JP 2003101663A JP 2001289927 A JP2001289927 A JP 2001289927A JP 2001289927 A JP2001289927 A JP 2001289927A JP 2003101663 A JP2003101663 A JP 2003101663A
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Takahiro Onishi
崇浩 大西
Shinichi Tsuchiya
慎一 土谷
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 会議、通信先の出席者の退室を正確に判断
し、自動的に通信回線を切断できる画像通信端末装置を
提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明による画像通信端末装置は、画像
情報、音声情報、及び文字情報を符号化する手段と、符
号化されたデータを復号化する手段と、通信回線にデー
タを送信する手段と、通信回線からのデータを受信する
手段と、復号化された情報を適時処理する手段とを備え
た画像通信端末装置において、時間を設定したりカウン
トしたりする手段と、入力される動画像から人物の顔画
像を抽出する手段と、装置を操作するためのキー入力を
検出する手段と、カメラと、カメラを上下左右に動作さ
せる手段と、カメラを広角望遠に動作させる手段と、自
動的に通信が切断される前に警告を発する手段と、特定
の命令により所定の相手先へ自動的に発呼する手段と、
自動的に通信を切断する設定や自動的に発呼する設定を
解除できる手段とを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動発呼/自動切
断機能付き画像通信端末装置に関する。詳しくは時計機
能を備えた画像通信機器、または電話番号の登録や通信
モードの設定ができる電話帳機能や画像の動きや音声の
有無を認識する機能を備えた画像通信機器にかかわり、
例えば携帯型端末、据置き型端末などの画像通信装置、
具体的にはテレビ電話、テレビ会議システムまたはネッ
トワーク会議システムや監視カメラ等の画像通信機器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通信会議端末装置では音声情報の
音圧レベルの設定値により回線を切断復旧する方式が、
特開平8−125781号公報に提案されており、会議
などで参加者がいなくなった場合や会議が行われていな
い時の回線を音声の音圧レベルの設定により判断し回線
を切断/復旧することで通信のコストの無駄を解消する
事ができる。
【0003】また、特開平8−336122号公報にお
いて、所定の設定条件と現在の入力値の比較と動画像符
号化機構の動き検出機構から動きのベクトル値を取り出
す手段と、ベクトル値から利用者の離席を判定する手段
と、利用者が退席し一定時間離席状態にあることを検出
する手段によって、システムの回線及び電源を切断する
手段を有する、自動回線切断機能付き遠隔会議装置など
が報告されている。
【0004】また、入力される動画像からの人物の顔画
像の抽出については、例えば、特開2000−3542
47号公報において、入力される動画像に基づいて動き
物体領域からなる矩形領域を抽出する矩形領域抽出手段
と、前記矩形領域抽出手段によって抽出された矩形領域
内の顔画像の特徴による精密座標を抽出する顔画像特徴
抽出手段と、前記顔画像特徴抽出手段によって抽出され
た精密座標内の色分布標準偏差により肌色領域を抽出す
る肌領域抽出手段とを備え、前記矩形領域抽出手段は、
前フレームと現フレームの画像の差に基づいて矩形領域
を抽出するとき、前フレーム矩形領域外の動き成分を判
定するためのしきい値を矩形領域内の動き成分を判定す
るためのしきい値よりも感度を低く設定したことを特徴
とする画像処理装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の技術には次のような問題点がある。従来の自動
切断を行う画像通信端末装置では、参加者以外の雑音
(部外者等の音声、ラジオ、テレビ、電車の騒音等)が
ある場合、音声の音圧レベルの設定によっては、会議中
または通信中だと誤認識してしまう場合がある。また、
会議中に会話がない思案中の場合や、音声を用いない手
話通信の場合には、音声入力がないため、会議または通
信が終了したとの誤判断を起こし、会議中にも関わらず
回線の切断処理を行ってしまう可能性がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した問題
点を解決するための手段を提供するもので、動画像内の
人物の顔画像の抽出、設定した時間のカウント、キー入
力の有無により自動的に回線を切断したり、顔画像の抽
出により所定の通信先に自動的に回線に発呼したりする
ものである。特許請求の範囲に記載の各請求項の発明
は、以下の技術手段を構成する。
【0007】請求項1に記載の画像通信端末装置は、画
像情報、音声情報、及び文字情報を符号化する手段と、
符号化されたデータを復号化する手段と、通信回線にデ
ータを送信する手段と、通信回線からのデータを受信す
る手段と、復号化された情報を画像通信を行うために適
時処理する手段と、を備えた画像通信端末装置におい
て、時間をカウントする手段と、入力される画像から人
物の顔画像を抽出する手段とを有し、時間カウントと顔
の抽出処理の組み合わせにより会議の出席者又は通信者
の退室を判断した場合に、自動的に通信回線を切断する
機能を有することを特徴とする。入力される画像とは、
カメラ等から入力される画像と通信回線から入力される
画像の両者を含む。画像通信を行うために適時処理する
とは、画像の圧縮解凍、画面表示、画像・音声・文字情
報間のタイミング調整等の通常の画像通信に必要とされ
る処理を行うことをいう。これにより、通信中に人が部
屋に誰もいなくなった場合などに、人物の顔画像の抽出
の有無を判断し、その経過時間の設定によって接続の有
効性を判断するため、テレビ会議などの会議やテレビ電
話などの通信の回線の切断を自動的に行う事を可能にす
るものであり、無駄に接続している時間及び費用の軽減
が図られる。
【0008】また、請求項2の画像通信端末装置は、装
置を操作するためのキー入力を検出する手段を有し、前
記キー入力の有無の判定と、時間カウントと、顔の抽出
処理の組み合わせにより会議の出席者又は通信者の退室
を判断した場合で、且つ設定時間内に前記キー入力を検
出しない場合、自動的に通信回線を切断する機能を有す
ることを特徴とする。キー入力の有無によって判断する
事により画面に人が映っていない場合でも、人物の存在
を判断する事ができる。キー入力とは、例えばカメラの
PAN(左右動)、TILT(上下動)、ZOOM(広
角、望遠)の制御、マイクの音量の切り替えや、リモコ
ンによる操作などの装置の操作に関わる入力をいい、電
源スイッチは除く。
【0009】また、請求項3記載の画像通信端末装置
は、前記設定時間内に顔画像抽出が無い場合に、前記キ
ー入力が有ったことを検出すると、時間のカウント値が
初期値に戻ることを特徴とする。人の存在が判断された
ので、通信を継続するためである。
【0010】また、請求項4記載の画像通信端末装置
は、カメラと、カメラを上下左右に動作させる手段と、
カメラを広角望遠に動作させる手段とを有し、自動的に
通信が切断されると判断された場合、切断が実行される
前にカメラを広範囲に動作させ、人物の顔画像を抽出し
た場合には通信の切断を中止し、人物の顔画像を抽出し
ない場合には通信回線を切断する機能を有することを特
徴とする。通信回線の自動切断を行う前にカメラを上下
左右に動かして確認をすることにより、広範囲に人物の
存在を判断することができる。
【0011】また、請求項5の画像通信端末装置は、自
動的に通信が切断される前に、警告を発することを特徴
とする。切断される前に警告を発することにより、利用
者が自分の判断で自動切断を解除して正常な会議、通信
などの維持が中断されることを防ぐことができる。
【0012】請求項6の画像通信端末装置は、通信の待
ち受け中において入力される画像から人物の顔画像を抽
出する手段と、入力される画像から人物の顔画像の抽出
があった場合に、自動的に所定の通信先に発呼する手段
を有することを特徴とする。テレビ会議などの会議やテ
レビ電話などの通信の部屋に人が入ったことにより、人
物の顔画像の抽出の有無を判断し、通信回線の発呼を自
動的に行う事を可能にするものであり、無駄に接続して
いる時間及び費用の軽減が図られる。また、待ち受け中
に人物の顔画像を抽出することで、自動的に所定の通信
先に警報を発呼することにより倉庫や部屋の監視、通報
として利用する事が可能である。
【0013】請求項7の画像通信端末装置は、自動的に
通信を切断する設定や自動的に発呼する設定を解除でき
る手段を有することを特徴とする。自動発呼又は切断に
対しての設定を変更できる手段を具備していて、ユーザ
ーの設定による自由度を向上させている。
【0014】
【発明実施の形態】以下、本発明にかかわる実施形態
を、テレビ電話システムにおける通信を具体例としてあ
げる。図1は本発明にかかわるテレビ電話端末の構成を
示すブロック図である。テレビ電話端末の機器本体17
は次の要素から構成されている。機器本体17の全体の
制御を司るCPU(中央演算装置)1とCPU1による
制御・演算等のためのプログラムを格納しているROM
(リードオンリーメモリ)および制御・演算等を補助す
るとともに諸データを格納するワーキングメモリとして
のRAM(ランダムアクセスメモリ)とからなるメモリ
A9と、システムを動作させる上で必要な情報を保管し
ておくためのプログラマブルな書換えが可能なメモリB
10と、利用者が通話するための受話器(ハンドセッ
ト)3と、スピーカ4と、マイク5と、受話器、スピー
カおよびマイクとを制御する音声制御部2と、回線とデ
ータの受け渡しを行う通信制御部11と、人物の顔画像
抽出部15と、画像及び音声データの多重化や分離作業
を行う分離多重化部14と、映像を撮影するカメラ7
と、カメラ7の動作を制御するカメラ制御部16と、映
像や情報を表示する表示部8と、カメラ7で撮影された
画像を符号化すること、または表示部8に表示する画像
データや文字情報を符号化することを制御する映像制御
部6と、電話番号の入力や本機の操作を行いその入力を
判定するための操作部12と、時刻を設定したりカウン
トしたりするタイムカウンターを備えた時計部13など
からなり、これらの各要素は図1に示す通りに結線さ
れ、機器本体17が構成されている。
【0015】具体的にメモリB10は、自動切断の設定
のON/OFFを記憶することや顔画像の検出の設定値
や、数秒間顔画像の抽出がない場合、キー入力が無かっ
たら通信を切断するなどの諸設定を記憶するメモリとし
て使用する。また自動発呼の発呼先の番号(アドレス)
も記憶されている。
【0016】機器本体17で画像通信を行っていると
き、カメラ7から取り込まれた画像データは人物の顔画
像抽出部15で顔画像が抽出される。人物の顔画像抽出
部15で顔画像が抽出されない場合、または操作部12
からのキー入力が検出されない場合には時計部13のカ
ウンターがカウントを開始する。カウントする初期値及
び設定値(閾値)はメモリB10に設定されている値に
従う。時間のカウント値が設定値を超えた場合にCPU
1は会議に参加している人は居ないと判断し、通信回線
を自動的に切断する。一方、人物の顔画像抽出部15で
顔画像が抽出された場合は、時間のカウント値が初期値
に戻される。操作部12からキー入力が検出された場合
も同様に時間のカウント値が初期値に戻される。また、
自動的に通信が切断される前にはカメラ制御部16が上
下左右にまたは広角望遠にカメラ7を動かし、広い範囲
での顔抽出を行う。また、自動的に通信が切断される前
に、まもなく通信が切断される旨の警告を表示部8に表
示したり、スピーカ4から音声で利用者に知らせる。
【0017】本実施形態の構成を請求項と対比すると、
画像情報、音声情報、及び文字情報を符号化する手段と
符号化されたデータを復号化する手段は、映像制御部6
(画像関係)、音声制御部2(音声関係)、CPU1
(文字関係)が分担する。通信回線にデータを送信する
手段と通信回線からのデータを受信する手段は通信制御
部が該当する。復号化された情報を画像通信を行うため
に適時処理する手段の役割は、主としてCPU1が、メ
モリA9、メモリB10、映像制御部6、音声制御部
2、通信制御部11を制御することにより遂行する。画
像の圧縮解凍は通信制御部11で行う。時間をカウント
する手段は時計部13が該当し、入力される画像から人
物の顔画像を抽出する手段(通信の待ち受け中を含む)
は人物の顔画像抽出部15が該当する。装置を操作する
ためのキー入力を検出する手段は操作部12が有する。
カメラを上下左右に動作させる手段とカメラを広角望遠
に動作させる手段はカメラ制御部16が有する。自動的
に通信回線を切断する機能、通信の切断を中止する機能
はCPU1の指示に従って通信制御部11が遂行する。
自動的に所定の通信先に発呼する手段、自動的に通信を
切断する設定や自動的に発呼する設定を解除できる手段
は通信制御部11が有する。警告を発する機能は音声制
御部2の指示に従ってスピーカ4が遂行する。
【0018】次に以上の構成における画像通信端末装置
の基本自動切断動作と自動発呼について図2、図3、図
4に沿って説明する。図2は、本発明に関わる自動切断
動作の一実施形態の流れ図である。図2で、通信中にお
いて、メモリB10に記憶されている自動切断の設定の
確認を行う(ステップS01)。人物の顔画像抽出の判
定、キー入力の検出判定で、抽出、検出がともにない場
合は自動切断の設定がOFFと判断され、この画像通信
端末装置は通常どおり通信を継続する(ステップS0
2)。人物の顔画像抽出の判定、キー入力の検出判定
で、抽出、検出のいずれかがあった場合には自動切断の
設定がONと判断され、時計部13のタイマーを動作さ
せ(ステップS03)、設定した通信時間(設定値、す
なわち閾値)と比較し判断する。次に人物の顔画像抽出
部15で入力された画像から人物の顔画像抽出をメモリ
B10で設定した基準値を基に判断を行う。同時に操作
部12でキー入力の検出を判定する(ステップS0
4)。人物の顔画像が検出された場合、またはキーの入
力が検出された場合、タイムカウンターはクリアされて
初期値に戻される。人物の顔画像が検出されなかった場
合、またはキーの入力が検出されなかった場合、タイム
カウンターの値を設定値と比較し(ステップS05)、
設定値を超えていなければ通信を継続、設定値を超えて
いるならば自動切断の処理に移行し、通信を切断する
(ステップS06)。また、タイムカウンターの値が設
定値に近くなった場合(タイムカウンター値 = 設定値
−N(Nは正整数)となった場合)、音声又は画像によ
り自動切断処理される旨の警告を発する(ステップS0
7)。
【0019】図3は、本発明に関わる自動切断動作の他
の実施形態の流れ図である。自動的に通信が切断される
と判断された場合、切断が実行される前にカメラを広範
囲に動作させ、人物の顔画像を抽出した場合には通信の
切断を中止するようにした点が図2で説明した実施形態
と異なる。図3では、通信中において、メモリB10に
記憶されている自動切断の設定の確認を行う(ステップ
S11)。人物の顔画像抽出の判定、キー入力の検出判
定にない場合は自動切断の設定がOFFと判断され、こ
の画像通信端末装置は通常どおり通信を継続する(ステ
ップS12)。人物の顔画像抽出の判定、キー入力の検
出判定で、抽出、検出のいずれかがあった場合には自動
切断の設定がONと判断され、時計部13のタイマーを
動作させ(ステップS13)、設定した通信時間(設定
値、すなわち閾値)と比較し判断する。次に人物の顔画
像抽出部15で入力された画像から人物の顔画像抽出を
メモリB10で設定した基準値を基に判断を行う。同時
に操作部12でキー入力の検出を判定する(ステップS
14)。人物の顔画像が検出された場合、またはキーの
入力が検出された場合、タイムカウンターはクリアされ
て初期値に戻される。人物の顔画像が検出されなかった
場合、またはキーの入力が検出されなかった場合、タイ
ムカウンターの値を設定値と比較し(ステップS1
5)、設定値を超えていなければ通信を継続し、設定値
を超えているならば、カメラを上下左右に、ZOOMを
広角、望遠に動かし(ステップS16)、人物の顔画像
の抽出があるか否かを確認し(ステップS17)、顔画
像の抽出がある場合にはタイムカウンター値を初期値に
戻し、顔画像の抽出がない場合には自動切断の処理に移
行し、通信を切断する(ステップS18)。
【0020】図4は本発明に関わる自動発呼動作の一実
施形態の流れ図である。図4では、画像通信端末装置
が、待ち受け中(ステップS21)にカメラ7より入力
される動画像から、人物の顔画像抽出部15により顔画
像の検出の有無を判定する(ステップS22)。判定し
た結果はCPU1に伝えられ、検出があった場合にはメ
モリBに設定されている自動発呼先の番号を読み出し、
通信制御部11に回線への発呼命令を与える(ステップ
S23)。検出されない場合はこの画像端末装置は待ち
受け中の状態を保つ。ここに、自動発呼先の番号は、会
議や通信の相手先の番号である。
【0021】なお、自動的に通信を切断する設定や自動
的に発呼する設定を解除するには、ステップS06又は
ステップS18の通信切断処理を割り込みにより行うよ
うにすれば良い。
【0022】本発明は上記実施の形態に限定されず、種
々変更して実施することが可能である。上記実施の形態
では、画像通信端末装置が一体構成されている場合を説
明したが、カメラ、スピーカ、表示部等を本体から分離
して構成することも可能である。また、上記実施の形態
では、当該画像通信端末装置のカメラが設置された部屋
に人物の顔画像が写っていたり、いなかった場合に、通
信相手先への通信を切断したり、自動発呼する場合を説
明したが、カメラを通信先の画像通信端末装置のある会
議室に設置し、カメラが設置された部屋に人物の顔画像
が写っていたり、いなかった場合にも、カメラから当該
画像通信端末装置に入力された画像を人物の顔画像抽出
部で抽出・判断して、他の画像通信端末装置と通信を切
断したり、自動発呼することも可能である。また他の画
像通信端末装置(人物の顔画像抽出部を有しない)から
入力された画像を当該画像通信端末装置の人物の顔画像
抽出部で抽出・判断して、他の画像通信端末装置が必要
とする通信相手先への通信を遠隔制御で切断したり、自
動発呼することも可能である。人物の顔画像は動画像だ
けでなく、静止画像であっても本発明を適用可能であ
る。顔画像の抽出についても特開20000−3542
47号公報記載以外の特徴抽出法を用いても良いことは
いうまでもない。
【0023】
【発明の効果】以上説明された本発明に因り、以下の効
果がもたらされる。本発明により、通信中に人が部屋に
誰もいなくなった場合などに、人物の顔画像の抽出の有
無を判断し、その経過時間の設定によって接続の有効性
を判断するため、テレビ会議などの会議やテレビ電話な
どの通信の回線の切断や、発呼を自動的に行う事を可能
にするものであり、無駄に接続している 時間/費用 の
軽減が図られる。また本発明は、倉庫などの、音や動く
もののない場所での監視力メラヘの応用などにも用いる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の画像通信端末装置の回路
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に関わる自動切断動作の一実施形態の流
れ図である。
【図3】本発明に関わる自動切断動作の他の一実施形態
の流れ図である。
【図4】本発明に関わる自動発呼動作の一実施形態の流
れ図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 音声制御部 3 受話器(ハンドセット) 4 スピーカ 5 マイク 6 映像制御部 7 カメラ 8 表示部 9 メモリA(ROM&RAM) 10 メモリB 11 通信制御部 12 操作部 13 時計部 14 分離多重化部 15 人物の顔画像抽出部 16 カメラ制御部 17 機器本体
フロントページの続き Fターム(参考) 5C064 AA02 AC04 AC05 AC06 AC07 AC08 AC12 AC16 AD02 AD07 AD14 5K101 KK04 NN06 RR24

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報、音声情報、及び文字情報を符
    号化する手段と、符号化されたデータを復号化する手段
    と、通信回線にデータを送信する手段と、通信回線から
    のデータを受信する手段と、復号化された情報を画像通
    信を行うために適時処理する手段と、を備えた画像通信
    端末装置において、時間をカウントする手段と、入力さ
    れる画像から人物の顔画像を抽出する手段とを有し、時
    間カウントと顔の抽出処理の組み合わせにより会議の出
    席者又は通信者の退室を判断した場合に、自動的に通信
    回線を切断する機能を有することを特徴とする画像通信
    端末装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像通信端末装置におい
    て、装置を操作するためのキー入力を検出する手段を有
    し、前記キー入力の有無の判定と、時間カウントと、顔
    の抽出処理の組み合わせにより会議の出席者又は通信者
    の退室を判断した場合で、且つ設定時間内に前記キー入
    力を検出しない場合、自動的に通信回線を切断する機能
    を有することを特徴とする画像通信端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の画像通信端末装置におい
    て、前記設定時間内に顔画像抽出が無い場合に、前記キ
    ー入力が有ったことを検出すると、時間のカウント値が
    初期値に戻ることを特徴とする画像通信端末装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3記載の画像通信端末装
    置において、カメラと、カメラを上下左右に動作させる
    手段と、カメラを広角望遠に動作させる手段とを有し、
    自動的に通信が切断されると判断された場合、切断が実
    行される前にカメラを広範囲に動作させ、人物の顔画像
    を抽出した場合には通信の切断を中止し、人物の顔画像
    を抽出しない場合には通信回線を切断する機能を有する
    ことを特徴とする画像通信端末装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4の画像通信端末装置に
    おいて、自動的に通信が切断される前に、警告を発する
    ことを特徴とする画像通信端末装置。
  6. 【請求項6】 請求項1の画像通信端末装置において、
    通信の待ち受け中において入力される画像から人物の顔
    画像を抽出する手段と、入力される画像から人物の顔画
    像の抽出があった場合に、自動的に所定の通信先に発呼
    する手段を有することを特徴とする画像通信端末装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6記載の画像通信端末装
    置において、自動的に通信を切断する設定や自動的に発
    呼する設定を解除できる手段を有することを特徴とする
    画像通信端末装置。
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