JP2003100535A - 接触検出装置 - Google Patents

接触検出装置

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JP2003100535A
JP2003100535A JP2001289695A JP2001289695A JP2003100535A JP 2003100535 A JP2003100535 A JP 2003100535A JP 2001289695 A JP2001289695 A JP 2001289695A JP 2001289695 A JP2001289695 A JP 2001289695A JP 2003100535 A JP2003100535 A JP 2003100535A
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JP
Japan
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transformer
conductor pattern
terminal
detection device
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Application number
JP2001289695A
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English (en)
Inventor
Yasumi Nakahira
靖美 中平
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Hitachi Media Electronics Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Media Electronics Co Ltd
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Publication date
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 検査員の熟練度に頼らず電気的にトランスの
基板取り付け端子の浮きを検出でき、検出に費やす時間
と費用を最小限に抑えることが可能な接触検出装置を提
供する。 【解決手段】 トランス11の端子12が導体パターン
に接触していることを検出する接触検出装置において、
表面が均一に平坦である基板1上のトランス11の端子
12と対向する位置にコの字形導体パターン2を形成
し、かつトランス11の端子12のそれぞれの中心線上
の導体パターン位置に、トランス11の端子12の基板
接触部幅より狭い幅の切れ目5を導体パターン2を横切
るように設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、面付け基板取り付
け端子を複数有するトランスの基板取り付け端子の基板
取り付け面に対する平坦度を電気的に検出する接触検出
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数の基板取り付け端子を有する面実装
用トランスの基板取り付け端子の平坦度を確認する場
合、従来は、トランスを平坦な板または台上に置き、ト
ランスの基板取り付け端子が板面または台面から浮いて
いるかどうかを目視で検出するのが一般的な方法であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法では、トラ
ンスの基板取り付け端子の浮きを見極めるための熟練し
た検査員が必要であり、検出のための時間と費用がかか
ると共に、見逃したまま次工程へ流出する恐れもある。
【0004】また電気的な手段を用いて検出する場合
も、トランスのコイルが接続されていない空き端子の浮
きの検出が困難であることと、検出治具とトランスの基
板取り付け端子の位置ずれ等により接触が不完全な場合
もあり、正確な検出が困難であった。さらに、トランス
の基板取り付け端子の数が増加することにより、これら
多数の端子の浮き、平坦度の確認が困難であった。
【0005】本発明は、このような従来技術の欠点を解
消して、検査員の熟練度に頼らず、電気的にトランスの
基板取り付け端子の浮きを検出でき、検出に費やす時間
と費用を最小限に抑えることが可能な接触検出装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】トランスの基板取り付け
端子が、トランスコイルに接続された活電端子である
か、トランスコイルに接続されていない空き端子である
かに関係なく、これらの基板取り付け端子を全て電気回
路における接点と見做し、電気回路中のスイッチとして
機能させることで、全てのトランスの基板取り付け端子
が接点となり、電気回路中のスイッチが閉じた状態にな
らないと、電気回路の両端が電気的に繋がらない状態に
すると共に、治具の導体パターンの切れ目とトランスの
基板取り付け端子の位置が許容寸法範囲内でずれても、
これらの端子が接点として機能できる導体パターンの切
れ目形状にすることで従来の問題を解決した。
【0007】即ち、本発明の第1の手段は、トランスの
端子が導体パターンに接触していることを検出する接触
検出装置において、表面が均一に平坦である基板上のト
ランスの端子と対向する位置にコの字形導体パターンを
形成し、かつトランスの端子のそれぞれの中心線上の導
体パターン位置に、トランスの端子の基板接触部幅より
狭い幅の切れ目を導体パターンを横切るように設けたこ
とを特徴とするものである。
【0008】本発明の第2の手段は前記第1の手段にお
いて、前記導体パターンの両端に、電源と、電源の電圧
または電流を検出する測定器とを直列接続したことを特
徴とするものである。
【0009】本発明の第3の手段は前記第1の手段にお
いて、前記導体パターンの切れ目の形状を、その中心線
に沿って波形、櫛形またはジグザグ状に屈曲させたこと
を特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は実施形態に係る接触検出装置
の外観斜視図、図2はトランスの外観斜視図である。
【0011】本接触検出装置は、表面が均一に平坦であ
るプラスチック、ガラスまたはセラミックなどからなる
の基板1の表面にコの字形の導体パターン2を有してい
る。導体パターン2の両端部には電源・検出装置に接続
するリード線3が設けてある。また、基板1の表面には
トランス位置決め用の一対のリブ4が設けてある。導体
パターン2には切れ目5が形成されている。
【0012】図2に示すように面実装用のトランス11
は多数の端子12を有しており、図1に示すようにこの
端子12が導体パターン2の上に乗るようにしてトラン
ス11を基板1の表面に載置する。そして導体パターン
2に全ての端子12が接触した場合に、コの字形の導体
パターン2の両端が電気的に接続されることで端子12
の接触が検出されるようになっている。
【0013】図3はトランス11を外した接触検出装置
の平面図、図4は図3に示す装置の状態の等価回路図で
ある。図3に示すようにリード線3、3間には電源6
と、電流または電圧を検出する測定器7とが直列に接続
されている。導体パターン2は切れ目5を有しているの
で、等価回路的には図3に示すように、等価スイッチ8
が開放された形となる。
【0014】図5はトランスの回路図、図6はトランス
11を搭載した接触検出装置の平面図、図7は図6に示
す装置の状態の等価回路図である。図5において、12
aは空き端子である。図6に示すように、トランス11
の各端子12を導体パターン2の切れ目5を跨ぐように
して導体パターン2上に乗せる。
【0015】ここで全ての端子12(空き端子12aも
含めて)が導体パターン2に接触すれば、即ち全ての端
子12の導体パターン接触面に凹凸がなければ(浮いて
いる端子12がなければ)図7に示すように、全ての等
価スイッチ8が閉じた状態になり、電源6の回路は閉ル
ープとなる。この状態は測定器7で検出される。即ち、
測定器7の針の振れにより電源6が閉じられた状態、言
い換えるとトランス11の端子12の全てが導体パター
ン2に接触したことが検出される。
【0016】図8は直線状の切れ目5を有する導体パタ
ーン2と端子12の関係を示す図、図9は櫛形の切れ目
5を有する導体パターン2と端子12の関係を示す図で
ある。図8に示すように、導体パターン2の切れ目5が
直線状の場合、A点にある端子12は切れ目5を跨ぐ形
になるが、B点にある端子12のように位置がずれてい
た場合、切れ目5を跨ぐ形にはならない。
【0017】そこで図9に示すように、切れ目5を櫛形
状にすれば、B点の端子12のように位置がずれていて
も、切れ目5部分を導通することができる。切れ目5は
平面形状が連続した波形、ジグザグ状であってもよい。
【0018】何れにしても切れ目5の幅は端子12の幅
(基板接触部幅)より狭くなっているため、端子12の
位置がずれていなければ、図8に示すように直線状の切
れ目5であっても、端子12により確実に導体パターン
2を導通することができるし、端子12の位置がずれて
も、図9の櫛形状あるいは連続した波形、ジグザグ状の
切れ目5を跨ぐことができる。
【0019】端子12に浮きがあると、図7に示すよう
な電源6の回路は閉ループとはならず、それが測定器7
で検出される。即ち、測定器7の針が動かず、電源6の
回路はどこかで開いた状態となり、言い換えるとトラン
ス11のどこかの端子12が導体パターン2から浮いて
いることが電気的に検出される。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、トランスの基板取り付
け端子の浮きを、目視で確認するのではなく接触検出装
置にトランスを装着するだけで電気的に判定できるた
め、製造工程内でも十分に検出でき、その結果として、
作業工数を少なくでき、また検出見逃しによるトランス
の次工程への流出も防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る接触検出装置の外観斜
視図である。
【図2】検査するトランスの外観斜視図である。
【図3】トランスを外した接触検出装置の平面図であ
る。
【図4】図3に示す装置の状態の等価回路図である。
【図5】トランスの回路図である。
【図6】トランスを搭載した接触検出装置の平面図であ
る。
【図7】図6に示す装置の状態の等価回路図である。
【図8】直線状の切れ目を有する導体パターンと端子の
関係を示す図である。
【図9】櫛形状の切れ目を有する導体パターンと端子の
関係を示す図である。
【符号の説明】
1 基板 2 導体パターン 3 リード線 4 リブ 5 切れ目 6 電源 7 測定器 11 トランス 12 端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスの端子が導体パターンに接触し
    ていることを検出する接触検出装置において、表面が均
    一に平坦である基板上のトランスの端子と対向する位置
    にコの字形導体パターンを形成し、かつトランスの端子
    のそれぞれの中心線上の導体パターン位置に、トランス
    の端子の基板接触部幅より狭い幅の切れ目を導体パター
    ンを横切るように設けたことを特徴とする接触検出装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の接触検出装置において、
    前記導体パターンの両端に、電源と、その電源の電圧ま
    たは電流を検出する測定器とを直列に接続したことを特
    徴とする接触検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の接触検出装置において、
    前記導体パターンの切れ目の形状を、その中心線に沿っ
    て波形、櫛形またはジグザグ状に屈曲させたことを特徴
    とする接触検出装置。
JP2001289695A 2001-09-21 2001-09-21 接触検出装置 Pending JP2003100535A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111572992A (zh) * 2020-05-28 2020-08-25 中国工商银行股份有限公司 容置设备、控制方法和用于运输物品的系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111572992A (zh) * 2020-05-28 2020-08-25 中国工商银行股份有限公司 容置设备、控制方法和用于运输物品的系统
CN111572992B (zh) * 2020-05-28 2024-02-02 中国工商银行股份有限公司 容置设备、控制方法和用于运输物品的系统

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